メインカテゴリーを選択しなおす
ジョルダーノ・ブルーノの正体は、まさかの“オダノブ”だった説
さて、木内鶴彦氏――臨死体験を経てからというもの、ただの空見上げるおじさんじゃありません。イメージするだけで歴史上の人物に“チューニング”できちゃうという、脳内タイムマシンの使い手です。で、ある日彼がつながったのは――あの天下布武の男、織田信長。……もうここでちょっと笑っちゃいますよね。「この人、絶対歴史好きやん」っていうのがバレバレ。笑でも内容は、笑えない。どころか、とんでもない爆弾を投下してきます。木...
おはようございます。今日は七十二候では「鴻雁北」 こうがん かえる5日前は「玄鳥至」 つばめ きたる燕がやってきて、雁は北へ帰る季節こういうことに趣を感じる年頃だろうか。『俺たちの箱根駅伝』上・下を読み終えた。『俺たちの箱根駅伝』 池井戸 ...
三十五歳で、父の会社を継いでからは、正にマスコミでも「軌跡を起こす男」とあだ名もつけられるほどの勢いで、各方面に事業を拡大してきた実業家の男が、交通事故で死んで、幽霊になった。幽霊は、見聞きすることはできるが、触ることができない、物がすり抜けてしまうのだ。
【読書感想】『いい人すぎるよ図鑑』(明円 卓、佐々木 日菜、真子 千絵美)
概要 書名:いい人すぎるよ図鑑 作者:明円 卓、佐々木 日菜、真子 千絵美 出版社:PHP研究所 出版年:2023/12/21 本の長さ:128ページ ジャンル:ユーモア、心理 内容:個性豊かな「いい人すぎる人」の生態が、イラストとともにコンパクトにまとめられている。 特徴 ・手に持ちやすいサイズでどこでも気軽に読める。 ・イラストが多く、文字数が少ないので、読書習慣が無い方でもサクサク読める。 ・どのページを開いても楽しめるので、ちょっとした隙間時間に最適。 ・イラストの上に書かれている「いい人」の説明を手で覆い隠して、絵柄をヒントにして「この人はどんないい人か」を当てるゲームが楽しめる。 …
【読書感想】『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』(山口拓朗)
書名:「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全 作者:山口拓朗 出版社:ダイヤモンド社 出版年:2023年11月15日 本の長さ:344ページ ジャンル:自己啓発、実用書、言語化スキル 内容:感情や思考を言葉にするのが苦手な人に向け、言語化の技術を解説。 特徴 ・ページ、文字数は少し多く感じたものの、軽快な文体、イラストも豊富で読みやすい。 ・日常生活や仕事での具体的なシーンを例に挙げられており、実践的なフレームワークやテンプレートが豊富。 ・章ごとに、その具体例や、ChatGPTを使ったトレーニング方が書かれている。 この本から得られること ・頭の中のモヤモヤを整理し、言葉にする力。 …
「蝸牛登山画帖」やまとけいこ 山と渓谷社何故、人は山に・・・と言うよりも。何故、山に惹かれる人がいるのか?と考えた時。大抵の人は趣味とは偶然の出会いであると思…
2度目の臨死体験から帰ってきた男、木内鶴彦。「ただいま~」のレベルではありません。彼、帰ってきたときには**“歴史のNetflix”**みたいな能力を身につけてました。どういうことかというと――「この人物のこと知りたいな~」ってイメージするだけで、その人の意識にダイレクトアクセスできるらしいんです。しかもその人の記憶が、まるで映画みたいに脳内で再生されるんですよ。タイムトラベルもここまで来たか。で、ある日、木内氏...
娘が高校生の時に読んだ本の話になりその中で紹介してくれたのが 第155回芥川賞受賞作の「コンビに人間」 コンビニ人間Amazon(アマゾン) あらすじ …
【2025年3月】Kindle Unlimitedで読んだ本と感想まとめ
この記事では自分の読書記録と備忘録を兼ねて、2025年3月にKindle Unlimitedで読んだ本をまとめます。簡単に本の紹介と感想を書いているので、Kindle Unlimitedでどんな本が読めるか気になる人は参考にしてみてください。
さて、隕石がドカンと落ちたその後――ただの大惨事で終わったわけではありません。むしろ、ここからがドラマの始まりだったのです。なんと、交野の一帯では、鉱脈がないのに鉄が採れた。「え?鉱山もないのにどうやって?」――その答えが、「隕鉄」。そう、あのとき降ってきた宇宙の鉄ですよ。地球外素材。ロマンしかない。その“空から降ってきたメタル”に惹かれて、全国から刀鍛冶職人たちが大集合。交野はいつしか、静かな平野から...
私の「好き」を詰めたブログにしよう...!そう思って初めて4年が経ちました。 おかげさまで、たくさんの方に読んでいただき本当に嬉しいです。 しかし...思いついたことを書いてきたので、なんだかごちゃごちゃしてしまったのも否めません。 なので本の感想は、読書ブログとして独立したブログに書いていこうと思います。 つきましては、このブログのUPしていた読書感想文は順次読書ブログに移行させていきます。 今後も読書感想文を読んでくださる方は、ぜひ読書ブログの方もよろしくお願いいたします(*’∀’人)♥*+ happy-books.hateblo.jp
著者: 津村 記久子 ナレーター: 神崎 寿美代再生時間: 16時間1分総合評価 ★★★★☆ナレーション ★★★★★ストーリー ★★★★☆「朽ちない・・」でこけたので、本屋大賞受賞作から探す。24年度の2位か。1位が「成瀬・・」で3位が「存在の・・」で、どちらも既に聴いており面白かったので、これも大丈夫だろうと選択。この作者の本は多分初だろう。普通ならなかなか手に取らない表紙だ。きっとほんわりした話なんだろうな~と聴き...
垣谷美雨さんの 「マンダラチャート」 を読みました。 おもしろかった〜一気読みでした。 主人公は 63歳の雅美(旧姓 北園)。 - カフェでモーニングを食べに行き マンダラチャートを書いていたときに 63歳の雅美は中学生の時代にタイムスリップ。 63歳までの記憶はある。 これは あるドラマの言葉で言えば タイムリープかな。 これまでの経験から 結婚せず自分の人生を生きてみたいと思う雅美。 学生時代まではよかったけれど 就活で男女差別の壁に突き当たる。 まず募集がないのだ。 成績は関係なし。 女性というだけで就職試験さえも受けられない。 自宅通勤できる女性なら少し募集はある。 これまで学んだこと…
今からおよそ1500年前のある夏の夜――涼しい風に虫の声…なんて風情をぶち壊すかのように、空からドカーン!なんと、北斗七星の方角から隕石群が降ってきたらしいんです。しかもその一個一個が3メートル級。「流れ星にお願い♪」なんて言ってる場合じゃない。来たのは**“落ちてくる広島型爆弾”**レベル。この世の終わりかと思うような爆発で、交野平野は一瞬でブチ壊されたとか。でもここからが面白い。その交野平野、ただの田舎(失...
現代に生きる作家、今は取り壊された大仏ホテル、そこを訪れていたかもしれない過去の作家、そこにいたかもしれない二人の女、と幽霊。
さて、みなさん。日本人の赤ちゃんのお尻に、よくあるアレ、見覚えありませんか? そう、あの青いあざ――通称蒙古斑(もうこはん)。「まぁ日本や中国の赤ちゃんにはよくあることよね~」と思っていたあなた、ちょっと聞いてください。実はこれ、木内鶴彦氏によればですね……なんと、倭人(日本人)とオロチョンの混血の証なんだそうです。え、待って。つまりあの青あざ、遺伝子のしるしってこと!? まさか、そんな壮大な由来が……!...
「成瀬は天下を取りにいく」読了レビュー|“わかる”の連続で心をつかまれた一冊
滋賀県に行ったこともないのに、なぜこんなに共感できるの!?と思わせてくれた1冊。成瀬あかりの魅力と、自分なりの読みどころをまとめました。
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 純情可憐な少女タチヤーナの切々たる恋情を無残にも踏みにじったオネーギン。彼は後にタチヤーナへの愛に目覚めるが、時すでに遅く、ついに彼の愛が受け入れられることはなかった……。バイロン的な主人公オネーギンは、ロシア文学に特徴的な〈余計者〉の原型となった。ロシア文学史上に燦然と輝く韻文小説の金字塔。散文訳。 ロシアでは皇帝による専制政治が十六世紀より続き、社会は上流貴族(ブルジョワ)と地主貴族によって農奴制が敷かれ、民衆を支配していました。法によって土地に縛り付けられた民衆は、結婚や生活にさえも束縛を受け、実質的な奴隷のような扱いを受けていました。…
スガ氏vsオロチョン★ヤマタノオロチの正体は青い肌の侵略者だった!?★
さてさて、壮大な宇宙と洪水の旅を終えて――倭人(日本人)たちの一部は、ふたたび故郷である現在の日本列島に帰ってきました。「ただいまー!」と帰ってきた彼らを待っていたのは、懐かしの風景…ではなく、がっつり原始的な生活。そう、それは今から約3500年前――いわゆる縄文時代ど真ん中。エジプトでピラミッドをゴリゴリ建ててたあの科学力も、どこへやら。宇宙船どころか、もう火を起こすのもマッチじゃなくて石と石。人類、や...
こどもの頃、夢中になった本は?宇宙怪獣ゾーン。もしやと思って検索したら、まさかのAmazonに古本としてあった。ネット時代、凄い。(@_@)▼本日限定!ブログ…
オトナの読書:人生の師と仰ぐ森岡毅さん著『苦しかったときの話をしようか』を読破
史上最強のマーケター、森岡毅氏をご存知でしょうか?培われた知識と洞察力で次々と事業を成功させ、数々の名言・予言を放つ氏はわたしの憧れの存在。この年齢のわたしにも自分改革を目指そうと思わせてくれた、氏の格言を共有いたします。
「ファスト&スロー(下)」ダニエル・カーネマン著、村井章子訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、2014年6月ファスト&スロー(下)ダニエルカーネマン早川書房にほんブログ村上巻で解説した「速い思考」と「遅い思考」の特徴を分析し、人がいかに錯覚に陥りやすく不合理な決定を行うかを浮彫りにした本。上巻は心理学、統計学の理論が中心でしたが、下巻では上巻の内容をベースに、行動経済学の理論を解説しています。プロスペクト理論、保有効果、メンタル・アカウンティング、フレーミングと本書で解説されている用語を追ってしまうと、多くの行動経済学の書籍と同じになってしまいますが、友野典男氏が解説で述べている以下の3つの概念の二項対立という観点で読み返すと、他とは一線を画した内容と言えます。・「システム1」と「システム2」・「エコン」...ファスト&スロー(下)
さて、ここからはもう、歴史と宇宙がごっちゃになってる話なんですが――信じるか信じないかは、とりあえず置いといて聞いてください。あの月。ロマンチックな“恋の象徴”とか、“ウサギが餅ついてる”なんてのんきに見上げてるアレですよ。あの月って、実は――地球をメチャクチャにした彗星の“核”だった。……って言われたら、さすがに「え?」ってなりますよね? でもその核が地球の引力に引っかかって、**「まぁ、ちょっと回っとくか」...
【読書感想3冊】『テスカトリポカ』『法廷占拠 爆弾2』『結局、腸が9割 名医が教える「腸」最強の健康法』
今回はこの3冊。 『テスカトリポカ』佐藤 究 『法廷占拠 爆弾2』呉 勝浩 『結局、腸が9割 名医が教える「腸」最強の健康法』川本 徹『テスカトリポカ』佐藤 究✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣...
人類の歴史って、実は思ってるよりずっと“先取り系”だったのかもしれません。なにせ今からおよそ1万5000年前――縄文土器どころかスマホもない時代に、すでに日本人(倭人)は**「ヤバい、彗星くるわ」**と察知していたというんです。しかもそれを「数年前から」。地球滅亡フラグにいち早く気づいてたって、どんな情報網よ。地デジすらない時代ですよ?で、「あ、洪水くるわ」と判断した倭人たち、何をしたかというと…標高3000メート...
来たー!サラリーマンシリーズだ。(勝手にシリーズを作らないでください) サラリーマンを昭和の時代から何十年もやってきた私は、「そうだよね、そうだよね」と頷きながら読む、サラリーマンシリーズが大好きだ。今回は、壁際族の課長の話だ。
臨死体験って、なんかこう…“死にかけてるのに元気すぎるやん”っていう謎の世界ですよね。でもその謎に三度も突っ込んで行った猛者がいます。木内鶴彦さん。『月刊ムー』2025年4月号では、その木内氏の“ちょっと行ってきた”レポートが紹介されています。で、これがまあ、行ってきた先がヤバい。「思い浮かべた人のところに一瞬で行ける」って、完全に瞬間移動ですよ。Wi-Fiより速い。「人の頭の中に入って思考を操れる」って、もは...
前回(2024年12月)以降に読んだ本。あと4冊。過去の記録はこちら↓。【竹内一郎】人は見た目が9割うーん、これはタイトル詐欺まず思ったのが、20年前からタイトル詐欺って存在していたんだな、って。冒頭で宣言されているけど、本書における「見た
自分のやりたいことを継続していくためには「お金」が必要...分かってはいたけれど「お金」のことをあまり考えずに生きてきてしまったから今結構、頭を抱えてしまっている🌀だから、きちんと勉強して「お金」と向き合っていきたいと思う🔥叶えたい夢、やりたいことがある人は
著者:柚月 裕子ナレーター:音代 雪里再生時間: 11時間28分総合評価 ★☆☆☆☆ナレーション ★★★★☆ストーリー ★☆☆☆☆この作者の本、多分聞いた事あるな~Audibleでの評価も4はあるし、映画化もされているようなので、まあ面白いのだろう、と思って聴き始める。ナレーションもまあいい。話もどんなおちなのか?と期待をもって聴きだす。が、聴き進めると、なんとも単純、稚拙、そうなる?のオンパレードになっていく。。そし...
前回(2024年12月)以降に読んだ本のまとめ。読んだ本&短文感想。3月までに読んだ本は、この記事の分を含めずにあと5冊ある。過去の記録はこちら↓。【堀江貴文】最大化の超習慣「堀江式」完全無欠の仕事術Amazon Prime Reading
「酒を飲みたくない一番の理由」酒とは不思議なもので、アルコール分解酵素2つ持ちの者が気分のみに従って飲んでいたら最後、止まらなくなるかと。私もアルコール分解酵…
恩田陸さんの『きのうの世界』を読みました。初の恩田陸さん作品。読みやすさに引っ張られて、一気に読めました。感じたままの読書感想文です。
『ロジ・コミックス: ラッセルとめぐる論理哲学入門 』(Logicomix: An Epic Search for Truth)感想
グラフィックノベル『ロジ・コミックス』感想
「黒部源流 山小屋料理人」やまとけいこ著 山と渓谷社今日は雨で寒かった横浜地方。ジムに行くつもりだったが微妙に腰痛もあり、家でジッとしていた。読書の良いチャ…
『愛とお金と運に効く! ハッピー・バイブレーション』 桑名正典
愛とお金と運に効く!ハッピー・バイブレーション [ 桑名 正典 ] 価格:2,200円(税込、送料無料) (2025/3/30時点) 楽天で購入 ※当ブログはスマートフォンではなくPCでの閲覧を推奨しています ●
苦しくて切ないすべての人たちへ (新潮新書) [ 南 直哉 ] 価格:902円(税込、送料無料) (2025/3/23時点) 楽天で購入 ※当ブログはスマートフォンではなくPCでの閲覧を推奨しています。 ●恐山の
【おすすめ本】『「書くこと」で理想の暮らしを手に入れる』で学ぶ!情報発信の本質とは?
『「書くこと」で理想の暮らしを手に入れる』を一気読みした感想をまとめました。猫下僕ブロガー3年生の私が情報発信の本質や、発信を続けるためのポイントを詳しく解説!
著者:橘 玲ナレーター:橋中 祐治再生時間: 8時間14分総合評価 ★★★★☆ナレーション ★★★★★ストーリー ★★★★☆雑誌の連載記事を纏め直したようなもののようだけど、さすが橘さん面白い。政治やTVでこういう問題正面で議論してくれよ~と思うネタ、なので際どい、で存分に楽しめた。そうだよな~の連呼(声に出さないけど)後半数回出てきた、若者が政治に何を求めるかをSNSで募ったら、自由に死ぬ権利が欲しいとの声ばかりの...
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 フランス第二帝政期におけるイギリス産業革命の影響は、社会を進歩させるとともに、成り上がりの資産家を多く生み出しました。ブルジョワジーと資産家によって生活を圧迫された労働者たちは、厳しい格差社会を生き抜くことを強いられました。エミール・ゾラは、この社会を「時代」「環境」「遺伝」といった要素を通して、人間社会を明確に映し出そうと試みました。そして生まれた「ルーゴン・マッカール叢書」という連作小説は、ブルジョワジー、資産家、労働者、といった立場の人間と社会を後世へと伝え、当時の「人間の真実」を描きだしています。ここで描かれる情景は、作者による感情を…
『幸せへのセンサー』 吉本 ばなな今日はこの本を図書館へ返却しに行ってきた。何ヶ所かに付箋をつけていたので、それらを丁寧に剥がして…。そして、図書館に着いた時にふと気がついたのだ。タカハラこれ、記録書いてない1週間近く前に読み終えた時「まだ...
「怠惰」なんて存在しない – 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論
最近、私は疲れやすくなっていました。仕事から帰ってきても、やりたいことに手が出ない日々が続いてちょっと自己嫌悪におちいっていたんです。 そんな時に出会ったのが、社会心理学者デヴォン・プライスによる『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性
芥川龍之介の「鼻」を読んで — 短編の中に語られる欲望と承認欲求のジレンマ
芥川龍之介の『鼻』は、人間の欲望と承認欲求、そして皮肉に満ちた滑稽さを、たった数ページの短編で見事に描き出して…