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今回紹介するのは、スズキとゼネラルモーターズとの提携により誕生した車のミニカーです。 シボレースプリント、日本名スズキカルタスです。 この車は1981年…
20240501 本日のレイバーデー(全独祝日)についてのドイツメディアの報道ぶり
本日5月1日レイバーデー(Tag der Arbeit, Maifeiertag, 全独の祝日)についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通り: 宗教的な背景を持つ他の多くの祝日と異なり、この日は政治的意味を持つ。 春の日差しが温かくなる頃なので、多くの人がその日をハイキングや散歩に使うが、メイポール(下図)を立てる人や、デモ(上図)に繰り出す人もいる。 起源は米国。19世紀頃、5月1日は多くの雇用契約の終了/更新期限だったが、1886 年5月1日に、40 万人が1日8時間労働を求めて大規模デモを展開し、死者も出た。 その3年後、世界中の労働組合と労働者政党が国際労働者会議のためにパリに集結し…
Trader Joe's トレーダージョーズ Everything but the Bagel Sesame Seasoning 「エブリシング バット ベーグル セサミ シーズニング 65g」 ※写真! 大根とベーコンを炒めてシーズニングで味付け!
youtu.be ◆StickyなインフレでFED利下げ期待が一段と後退(あっても9月以降、年内なし確率2割まで上昇)。2年金利は5%、10年金利は4.7%まで上昇。◆5/1のFOMCではこれまでよりタカ的トーンになり、6/12の利下げオッズ(現状確率1割)が消えそう。利下げはどんなに早くても9月となり、大統領選前の景気浮揚には遅すぎてバイデンには逆風か。◆引き続き債券の実質金利は魅力的なので、利回りをロックインするニーズのある投資家は積極的にこのチャンスを活かすべき。◆来週は雇用統計がFOMCの後に来る。「次は利上げではなく利下げ」という点についての自信が揺らぎ始めていて、ただでさえ高官コメ…
youtu.be ◆パウエル議長の利下げ前のめり度撤回で「Hiher for Longer」が再びキーワード化。一部には次の一手が利下げではなく利上げなのではないかという声(UBSなど)も上がり始めている。◆もうすぐ利下げ、と期待して積み上がった米債のロングが逃げ遅れており、10年4.75%を上回ってくると、ロスカットの売りで5%をつけにいってもおかしくない状況か。◆本来非常にsmart(賢明)な人たちがこれほど長期にわたって読み違えたことはあまり例がない。◆ウクライナ、イスラエル、台湾支援のための追加財政出動(総額950億ドル)や最近のコモディティ価格上昇は追加的インフレ上昇圧力となっている…
中国、オピオイドの化学薬品メーカーへの減税措置で「米国のフェンタニル危機を煽る」
The Telegraph, 17 April 2024 米下院の調査により、中国当局が麻薬の前駆物質を生産する企業に対し、海外に販売すれば奨励金を与えることが判明 フェンタニルは現在、18歳から45歳のアメリカ人の死因のトップである Credit: Breeden M...
20240415 イランのイスラエル攻撃についてのドイツメディアの報道ぶり②
イランによるイスラエル直接攻撃から一夜明けた本日(4/15)朝時点のドイツメディアの報道ぶり(当然ながら引き続きトップニュース)は以下の通りです。 イランはついにその仮面を脱いだ。ヒズボラ、ハマス、フーシなどのテロ組織を利用する代理戦争から、自ら公然とイスラエルを直接攻撃するようになった。 中東は新たな危険レベルに達した。今回この一線を超えたことは中東情勢にとって悪い意味で非常に大きい。 中核的当事者達(イラン、イスラエル、米国など)は誰も事態のエスカレーションを望んでいないが、ヒスボラ、ハマス、フーシなどのイラン代理組織が(制御不能な形で)勢いづき、予測不能な暴挙に出るリスクが高まっている。…
<Japanese> 米国経済の強さとユーロ圏経済の弱さが当初の想定以上であることが判明したため、ECBがFEDより先(今年6月)に利下げを始める可能性が一気に高まってきました。その結果、為替市場でユーロ安が進行し、節目の1ユーロ1.07ドルを大きく割り込んでいます。ドイツの銀行での1年物定期預金金利は、昨年10月のピーク時には3.4%あったのですが、足元2.9%にまで下がってきました(私のメインバンク:コメルツ銀では2.8%ですが、がんばって3.2%くらい出しているところもあります)。ドイツ5大研の春季合同経済予測によると、ドイツのインフレは昨年の5.9%から今年は2.3%、来年は1.8%に…
youtu.be ◆強めのCPIでディスインフレ傾向への自信が揺らぎ、米金利急騰。FED年内利下げ期待は1~2回に後退。10年金利は4.5%強まで上昇。中東リスクの高まりもあり株価も軟調。◆企業収益については弱めの景気をベースに慎重目に置いた以前の予想がまだ残っているため、上方修正方向。◆株にも債券にもリーズナブルなバリューがあるので、地政学リスク(タイミングが計りづらい)を少し金や原油でヘッジしつつ、広く分散して持っておくべき局面か。◆最近のインドの経済成長は、インフレの苦しみをうまく回避できている上、中国経済がヘタっている中でのものだけに、価値がある。来週19日開始(6/4開票)の総選挙で…
https://www.cmegroup.com/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html www.youtube.com ◆強めの製造業PMIと雇用統計でFED利下げ軌道がさらに後倒しされ、年内利下げも3回以下に。◆次に市場センチメントを変えうるのは、この強い景気が賃金/インフレの再加速につながる可能性。これまでは強い景気とインフレ低下が共存していたが、そのバランスが崩れると危うい。◆但し、今のところインフレが再加速するという兆しはないし、大統領選前に「次は利上げ」となるまでのハードルはかなり高い。これまで3回分利下げを吐き出したが、さらに追…
第二次世界大戦で米国で原爆を作った科学者オッペンハイマーの苦悩を描いた映画『オッペンハイマー』が米国アカデミー賞で七冠を取った。米国アカデミー賞は民間の賞だが、結局は国策映画を誉め称えるのかと冷めた。オッペンハイマーの苦悩とはいうが、原爆に焼かれ苦しんで死んだ21万余人に比べればそんなものは屁でもない。まして日本公開日が3月29日という日系米国人を強制収容所に収容した大統領令発令の日にするのだから米国の悪意が籠っている。米国は原爆投下を日本で地上戦を避けるために必要だった。原爆投下により日本人と米国軍人数百万人が救われたと正当化するが反吐が出る。日本は天皇陛下と皇室を残せば降伏すると打診していたからだ。しかし米国は原爆投下の実験をするためにその僅かな条件を呑まず無条件降伏に拘り、大日本帝国が逡巡しているな...米国が原爆投下を正当化する度に米国が嫌いになっていく
20240331 ドイツの気になる世論調査結果5選(政党別支持率など)
①TikTokの個人データに対する懸念~心配する人が半分以下(45.5%)と、危機感はさほど強くない。中国は所詮遠い国であり、近くのロシアほど怖くはないということか。 ②米大統領選~トランプ45.2%、バイデン37.8%、オバマ夫人4.2%。ドイツ/欧州人が恐れる「ほぼトラ」状態が継続。 https://www.realclearpolitics.com/elections/betting-odds/2024/president/ ③政党別支持率~SPD(赤)がやや回復したものの、政権与党3党(SPD、Green、FDP)計34.5%というショルツ首相にとって厳しい状況は継続。FDPとLink…
youtu.be ◆医療テクノロジーの飛躍的進歩(がんや肥満の治療薬など)で長寿リスク(年金生活入りで貧困に陥るなど)が恐ろしく急速に高まっている。◆米国を含む多くの国では、昔の人口動態や平均寿命をべースとする古い年金制度が維持されており、このままでは財政がとても持たない。◆より長く働くようにする、退職後に備えて自分でしっかり投資する、新たな時代に適応するためのインフラ(デジタル化、脱炭素など)を整備する、などについて、今すぐ国民的議論が必要。◆すでに米政府債務は危険なくらいに膨れ上がっており、このまま利払い負担で雪だるま式に増え続ければ、民間資本をクラウドアウトして金利高止まりが定着し、さら…
20230328 ドイツの気になるデータ5選(5大研予測、インフルエンザなど)
①雇用増分に占める外人の割合~最近の雇用増加分はほぼ全て外人によるもの(水色:移民、灰色:難民、黒:ウクライナ)。 ②アウトプットギャップ~ディスインフレ圧力は当面健在(青棒)。設備稼働率(黒線)も低め。 ④OECDの製造業の対GDPシェア~このような低下傾向はドイツに限ったことではない(経済のサービス化がじわじわと進んでいる)。 ④対米、対中貿易の推移~対米:輸出(黒)も輸入(青)も順調に増加。ドイツの貿易黒字は国別で最大(トランプが問題視する可能性大)。対中:輸出はすでにじり貧、輸入は急増後反落(デリスキングが強く意識されたため)。ドイツの貿易赤字は国別で最大。 上記①~④のソース:htt…
20年後の世界経済の覇者は、どの国になると予想されているのか。【新NISA投資先国家】
新NISAは長期投資。その投資先はどこにすればよいのか。 新NISAで投資すべき投資先は、長期投資が前提であり
20240326 ドイツの気になる世論調査結果5選(政治家人気ランキング、政治不信度合いなど)
①政治家人気ランキングトップ10(Politbarometer)~ショルツ首相が7位から4位に浮上。 ②最大野党CDU/CSUの次期首相(筆頭)候補~ 1位:ゼーダーCSU党首(27%)、2位:ブストNRW州首相(25%)、3位メルツCDU首相(15%)、4位:ギュンターSH州首相(9%)。 ③米国抜きでの欧州防衛~63%が非常に重要、30%が重要と回答。トランプ再選が現実味を帯びる中、欧州の自律的防衛力強化を圧倒的多数が支持。 上記①~③のソース:https://www.forschungsgruppe.de/Aktuelles/Politbarometer/ ④脱炭素/気候変動対策~これ以…
ここでは、英検に限らず、もう少し切り口を拡げ、「ためになる英語」について説明をしていきます。 英会話に関して「せめて日常会話くらいは」という声があります…
youtu.be ◆ややハト的だったパウエル議長発言で、市場は7月までスタートで年内計3.4回の利下げを織り込み。◆株式市場は利下げが2回か3回かにはあまり拘っておらず、AIにサポートされた企業業績改善への期待で堅調を維持している。◆GDPとインフレ予想が上方修正、失業率が下方修正されているが、足元の金利水準がかなり引き締め的であることが確実な中、インフレが遅行指標であること、金融政策が効き始めるのに1〜2年はかかること、さらには大統領選挙年であることを考えると早めに利下げに動くことは十分に正当化されうる。◆株は上昇トレンドの中でしっかり、金利は相応に魅力的(実質金利が2%確保できる)、かつ両…
20240323 ドイツ代表のメインスポンサー、アディダスからナイキに変更
<Japanese> ドイツサッカー連盟(DFB)は、これまで70年以上続いていた独アディダス社とのサプライヤー契約(ドイツ代表チームへのユニフォーム/用具類供給)を解消し、2027年から2034年まで米ナイキ社と契約することを決定しました。今年ドイツが主催する欧州選手権直前のタイミングで、ドイツ代表のサポートをドイツを代表するスポーツメーカーであるアディダス社から同社最大のライバルである米ナイキ社への変更を発表したことは、ドイツ内外に大きな衝撃を与えました。 ドイツ代表の成績不振などが原因でDFBが財政的苦境に陥る中、ナイキが年1億ユーロとアディダス(5千万ユーロ)の2倍のオファーを提示し、…
デスバレー特別聖塩伝授ーー人はすべて火(み言)で塩づけられねばならない
「いつも私の隣に」さんブログ記事「私の家庭にも伝授されました! 「地の塩のごとく、天を敬う義人を探しなさい」 *デスバレー特別聖塩」からは、宋龍天(ソン・ヨンチョン)世界会長が以前に語られた「デスバレー
20240320 ドイツの気になるデータ5選(受注残、PPI、幸福度など)
①製造業受注残(1月)~新規受注の不調が続いているので、じりじり減ってはいるものの、まだ月商の6.9か月分と高水準(資本財メーカーでは9.2か月分)。景気落ち込みを避けるためのクッションになっている。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2024/03/PD24_112_421.html ②生産者物価(2月)~前月比▲0.4%/前年同月比▲4.1%(除くエネルギー/下図赤でも▲0.8%)と、国内景気の低迷を素直に反映して低迷(川上のディスインフレ圧力)継続。 https://www.destatis.de/DE/Presse…
CIAなどの機関は、この謎の病気の原因は敵対勢力ではないと結論付けたが、一部の内部告発者はこの発見に異議を唱えている。 ハバナ症候群は、2016年と2017年にキューバの米国大使館で働く外交官やスパイで初めて確認された。 Credit...Desmond Boylan/Assoc...
20240317 ドイツの気になる世論調査結果5選(トランプ/バイデン、タウルス関連など)
①バイデンとトランプどちらを望みますか?という質問に対して、ドイツ市民の間では、70.4%対21.4%で圧倒的にバイデンを支持。 ちなみに米国での世論調査では46.5%対34.5%でトランプ優位。 https://www.realclearpolitics.com/elections/betting-odds/2024/president/ ②タウルス(長距離ミサイル)のウクライナ提供の是非については41.9%対49.7%で反対優勢。 ③中国と台湾の軍事衝突が起こると思うか~何も起こらないと信じている人は計13.5%と少数派。上から「どちらかといえばYes」38.6%、「わからない」27.5%…
youtu.be ◆来週(3/20)のFOMCを前にStickyなインフレ指標を見せられて、久々に大きめの金利上昇となった一週間。◆一時は年内6回くらいにまで膨れ上がっていた利下げ期待は、年内3回ピッタリにまで後退。来週ドットが年内2回に減る可能性もある。◆利下げ開始タイミングや利下げ幅への不透明感は増しているが、小売や各種サーベイ類の経済指標軟化は確認できており、来年金利が3%台半ばくらいには下がりそうという市場の期待までは揺らいでいない。◆FEDとてインフレを2%に近づけるためだけに米経済をリセッションにまで追い込もうとはしていないはず。◆インフレ低下で実質金利が上がっている上、低金利時代…
The Telegraph, 9 March 2024 世界中の子供たちがライブビデオストリームを通じて性的虐待を受けているとインターポールが警告 パンデミックを受けて、ライブストリーミングによる児童虐待の「静かな蔓延」が急増しており、英国とその同盟国はこれに取り組むためにさら...
なぜ米マスコミはトランプ前大統領を蛇蝎(だかつ)のごとく嫌うのか?
トランプ前大統領が米国の本音をしゃべってしまうからであろう。 トランプは悪である。 バイデンは偽善である。 どちらも悪には違いないが、偽善な米マスコミにとっては、悪丸出しは困るしかないのである。 ...
20240309 国際関係のニューノーマルにおける日独連携の可能性
<Japanese> 英国メディアがドイツをシャーデンフロイデを伴う形でシニカルに面白おかしく語るのはいつものことですが、英Economistは「ドイツはこれまで、安全保障を米国に、エネルギー確保をロシアに、販売市場を中国にアウトソースしてきた。」と表現しています。今やドイツはそのすべてを失いつつあり、大変苦しい状況に陥っているが、それは所詮自業自得だ、とでも言いたいのでしょう。個人的には、BrexitでEUに大迷惑をかけた上に自らの衰退を加速させている英国からそんな風に言われる筋合いはないように思います。但し、ドイツの政治家人気ランキング(Politbarometer)で、メルケル前首相は常…
アメリカの大統領選挙。 最近(たぶんトランプ初当選あたり以降)になって、選挙の流れがなんとなくわかってきましたが、それでも未だによくわからないところがありつつ…
https://www.ifo.de/en/facts/2024-03-06/ifo-economic-forecast-spring-2024-german-economy-paralyzed ifo研のドイツ経済見通しのアップデートが発表されましたので、そのエッセンスをご紹介します。 景気回復の兆しが見られず、年前半も不調が続きそうなので、今年のGDP見通しは+0.2%と12月予測比▲0.7%下方修正。 冬の悪天候や病欠(インフルエンザ流行)も悪影響。 インフレは来年+1.6%に低下するが、高めの賃金上昇が続くため、コアは+2.2%と高止まり。 リスクは①地政学的背景などによるエネルギー価…
IfW(キール研、ドイツ5大研の一角)から新たなドイツ経済予測(上図の通り今年ははずか+0.1%成長、12月予想比▲0.8%下方修正)が発表されていますので、以下、そのエッセンスをご紹介します。 各種構造問題やECB利上げによるブレーキのため、ドイツ経済の低迷長期化。 実質可処分所得の増加(賃上げ+インフレ低下)に伴う個人消費の回復と海外ビジネスの緩やかな増加の2つが今後の景気回復の原動力として期待される。 しかしこれらの原動力は、以前の予想よりも弱く、かつその起動が遅れている。 2025年のGDPは、コロナ(6年)前の水準を2%上回るにとどまる。 経済低迷にもかかわらず労働市場は引き続き堅調…
https://www.iwkoeln.de/presse/pressemitteilungen/juergen-matthes-thomas-obst-samina-sultan-zweite-trump-aera-koennte-die-deutsche-wirtschaft-bis-zu-150-milliarden-euro-kosten.html 経営者団体系シンクタンクIWが「もしトランプが再選されたら」という興味深いレポートを発表していますので、そのエッセンスをご紹介します。 このまま第2次トランプ政権が誕生すれば、ドイツ経済に4年間で最大1,500億ユーロ(24.5兆円相当@1…
youtu.be ◆もしこの生産性向上(ディスインフレ要因)が持続的なら、景気が強くても金融を引き締める必要は乏しくなる。◆在宅勤務普及などで需要が戻らない郊外のオフィス不動産はまだ価格下方修正の途上にあるが、もう少し下がればそれらをうまく拾おうと待ち構えているカネが見えている。米地銀発金融不安が再燃する可能性は低そう。◆①FEDはもう利上げではなく、利下げ方針に転じているという安心感、②マチュリティウォールはまだ先なので多少利下げが遅れてもリファイナンスコストに大した影響はないとの読み、③適度なインフレとリセッション回避のおかげで企業業績堅調、といった要因を背景に、S&P500は高値更新を続…
<Japanese> ドイツの景気は、昨年▲0.3%のマイナス成長で着地した後も全く改善の手応えがなく、経済界が首相に苦情を申し入れるほど芳しくありませんが、ドイツのベンチマーク株価DAXは2月21日から負けなしの8連騰で毎日高値更新を繰り返しています。但し、株主の2/3が海外投資家なので、実はめでたさも中くらいなのかもしれません。 日経平均も負けてはいません。2月22日のバブル後高値更新後も堅調で、シカゴの日経平均先物の週末引け値(40190円)からすると、来週初の4万円の大台突破がほぼ確実な情勢です。年初来上昇率は、DAXの+5.9%に対し、日経平均は+19.3%という好調ぶりです。円株の…
20240301 ドイツCPI、4月分までは低下して見えやすい
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2024/02/PD24_078_611.html 2月のドイツCPI速報は、前年同月比ベースで総合+2.5%(ベーシス低下による低下であり、前月比+0.4%は本質的にはイマイチ)、コア(除く食品・エネルギー)+3.4%、エネルギー(ウェート7.39%)▲2.4%、食品(同10.469%)+0.9%と、ほぼ市場予想通りの着地となっていました。 HICPベースでも、前月比は+0.6%と大幅上昇ながら、(前年の比較対象が高かった)ベーシス効果のおかげで、前年同月比は+2.7%に低下しています。…
20240228 仏マクロン大統領のウクライナ派兵案についてのドイツメディアの報道ぶり
マクロン大統領が、西側の地上部隊をウクライナに派遣する可能性について「合意はない」ものの、「何も排除すべきではない」と発言したことについてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 マクロン氏自身はロシアに勝利させないためには「戦略的曖昧さ」が必要だと主張したが、即座に同盟国から拒絶され、その「曖昧さ」は何ひとつ残らなかった。 そして再びNATOのタブー(脳死発言/台湾有事への不関与など)に触れたフランス大統領だけが記憶に残った。 NATO兵のウクライナ派兵は、どう見てもNATOの直接参戦を意味する。第三次世界大戦の勃発が確実となる。 戦車:レオパルトや巡航ミサイル:タウルスの供給では意見が…
20240225 ウクライナ開戦2周年についてのドイツメディアの報道ぶり
ロシアによるウクライナ攻撃から2月24日で2周年を迎えることについてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 この戦争で数万人が死亡し、ここ数十年で最も地政学的に危険な時代が到来した。イスラエルとハマスの悲惨な紛争を含め、さらなる暴力が勃発している。世界のあちこちで緊張が高まっている。 ドイツはこの過去2年間、実に多くのことを学び、変化してきた。 ドイツは年間70億ユーロを負担し、米国に次ぐウクライナ最大の支援国となっている。 しかしショルツ首相が宣言した転換点(Zeitenwende)は、ドイツ国内においても、ウクライナとの関係においても、まだまだ不十分。 ドイツと欧州は、トランプ氏が大…
本ブログでは、英検1級1発合格ノウハウ紹介だけでなく、未邦訳の英語の本についてもご案内をしています。 なぜわざわざそんな地味なこと、読者が「得する」わけで…
本ブログでは、英検1級1発合格ノウハウ紹介だけでなく、未邦訳の本についても、紹介をしています。それが、英語上級者の社会的責務と考えるからです。 ここで取…
youtu.be ◆FED高官は軒並み「早すぎる利下げ」に警鐘。「Slower to lower」。◆2年物米国債利回りは今年のボトムから約50bp上昇し、利下げ期待は6月スタート/年内3.4回(ほぼ12月時点でのFED予想)にまで後退。◆6月に実際にFED利下げに踏み切るには、サービスインフレ減速の確信が必要。◆逆に市場が「次は利上げもありうる」と怖れ始めるには、インフレ反転上昇の確信が必要。◆これまでのところ、「(多少遅れるかも知れないが)次は利下げ」という確信があるので、債券の大量発行も根強い投資家の「押し目買い」でうまく消化されているが、その確信が揺らぐと消化が困難になりうる。◆企業業…
本ブログでは、英検1級1発合格ノウハウ紹介だけでなく、未邦訳の本についても、紹介をしています。それが、英語上級者の社会的責務と考えるからです。 ここで取…
www.youtube.com ◆単月データ(特に年初は季調がトリッキー)の過大評価は禁物ながら、CPI・PPI揃っての上ブレは、早期利下げ期待を大きく押し返す(5月3割、年内4回)に十分だった。◆イールドカーブは大きくベアフラット化。債券インデックは昨年12月FOMC(次は利上げから次は利下げというPivotにシフトした会合)以降のゲインを全部吐き出した。◆但しインフレ再加速までにはかなりの距離がある(サービスがサベ渋っているだけな)上、すでに金利水準は十分高いので、多くの投資家にとって時価評価上多少のボラを容認するのは難しくない。◆誰にも最後までなってみないとわからない利下げの回数より、次…
北朝鮮は韓国を敵国と据えるなど融和路線から強硬路線に変更した。ミサイルもバンバン撃っている。これは北朝鮮の体制が追い詰められていることの証左なのではないか。北朝鮮と韓国のGDPは隔絶している。北朝鮮からすれば韓国に吸収統一されることを恐れる状況だ。それに北朝鮮では餓死者が続出しているようだし、支那に派遣された北朝鮮労働者数千人が賃金の未払いにより暴動を起こしたそうだ。北朝鮮の体制に何かあったと考えて良いのではないか。ここで日本としては一手打ちたい。~~引用ここから~~金正恩氏、軍需工場視察韓国は「主敵」国家=KCNA北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は今週、軍需工場を視察した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が10日伝えた。ReutersJapan[ソウル10日ロイター]-北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は今週、...北朝鮮にゆさぶりを掛けてみてはどうか
米国、フォルクスワーゲンが中国人強制労働で作られたとの主張で輸入を阻止
The Telegraph, 14 February 2024 人権侵害の疑いで数千台の高級車が港で押収される ドイツの自動車メーカー、トルファン盆地の試乗コースがウイグル人の強制労働で建設されたと主張し撤退計画 ポルシェ、アウディ、ベントレーなど数千台の高級車が、中国での強制...
20240214 ドイツの貿易相手国トップ、米国が中国に肉薄
<2023年 ドイツ貿易相手国 ランキング> https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2024/02/PD24_056_51.html 今朝ドイツ連邦統計局から発表された2023年国別貿易統計速報(上リンク)を集計したところ、ドイツと中国の間の貿易額(輸出+輸入)は前年比▲15.5%と激減し、米国がほぼ同額(前年比+1.1%)でトップに肉薄していることが判明しました。 中国は8年連続でドイツの貿易相手国トップの座を守りましたが、今年は米国に抜かれる可能性が高くなっています。 トップ10の顔ぶれはほぼ同じですが、昨年11位の英国が…