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梅はバラ科の落葉小高木です。中国原産で、日本へは弥生時代に渡来したという説もあるが、遣隋使または遣唐使が、漢方薬としてタネを持ち込んだともいわれています。平安中期まで、「花」といえば梅のことを指していました。(桜ではない)花梅は、花を観賞する目的で作られた園芸品種の総称です。今年咲いた鉢植えの花梅は2鉢だけとなりました。「玉牡丹」(タマボタン)は、白花大輪の八重咲種です。年末に無暖房の玄関に取り入れ、正月に居間の出窓に置いて、開花を促しました。1月上旬、蕾が膨らんで、1月10日、開花しました。玄関を飾り、晴天時には外玄関に出しました。1月中旬の花、7号浅鉢植えの古木で、枝枯れが進み開花数は少しになりました。画像数が多いので、続きは(2)で、鉢植えの花梅a「玉牡丹」
9月~4月に開花する西王母椿は、淡い桃色に薄紅のボカシが入る、一重筒咲きの中輪花です。11月中旬に咲いた花、11月下旬、12月中旬、降雪や、野鳥の食害?花弁に傷みが出た花です。大寒の後、一時的に軒下の雪が消え、冬囲いされた椿の樹、咲き残った蕾は、春4月になって開花するでしょう。庭の椿「西王母」(2)11月―12月の花
椿(ツバキ)は、ツバキ科の常緑広葉樹で、日本原産のヤブ椿や雪椿から作出された園芸種が多くあります。「西王母」(セイオウボ)は、幕末に金沢で誕生し、淡い桃色に薄紅のボカシが入る、一重筒咲きの中輪花で、9月~4月に開花します。(西王母は中国の古代神話上の女神で、女神が漢の武帝に与えたという3000年に一度実が生る桃を「西王母が桃」といい、この椿の蕾が桃に似ているところから名付けられた由。)鉢植えで育てた樹を、自宅南東軒下に移植しました。9月下旬の蕾から、10月上旬に開花しました。10月下旬の花、画像数が多くなったので、11~12月の花は(2)で、庭の椿「西王母」(1)9月―10月
「ヒメイチゴノキ」(姫イチゴの木)は南ヨーロッパ原産で、ツツジ科の常緑低木です。秋に壺型の白花を房状に咲かせる花木であり、翌年の春から秋にかけて、黄色→橙→赤へと色付くイチゴに似た果実を稔らせる果樹でもあります。秋10月中旬の蕾、果実は夏から秋の異常な酷暑が原因?、緑果1個しか残っていません。10月下旬、開花した白い壺型の花、11月上旬、この間には、前年の花による果実が生っているはずなので、11月中旬の過去画像をアップしておきます。赤熟した果実は径2cm程で、ジャムや果実酒に利用されますが、生食すると、外皮がザラザラし甘くなく、我が家ではもっぱら観賞用。12月中旬、遅れて咲いた花もあるが(左側)、花が散り落ち(右側)、年明けて1月中旬、小さな実が着いています。この果実が春から秋に生育し、1本の樹で、蕾・花...鉢植えの「ヒメイチゴノキ」
春4月にたくさん開花した庭植えのボケ「東洋錦」(トウヨウニシキ)の樹です。花後には、こんな果実を稔らせました。果実酒が出来ますが、家では利用ナシです。5月中旬、まだ名残り花が咲く中で、咲き終えた花の後には果実が、6月下旬、7月下旬の実成り状態です。9月上旬、9月中旬、9月下旬、10月上旬、10月中旬、晩秋には毎年、返り咲きが見られます。11月上旬、11月中旬、11月下旬、1月中旬、冬囲いされ、降雪の中でも、蕾や残り果が、庭のボケ「東洋錦」―花後の果実と返り咲き
「炉開き」(ロビラキ)は、茶の木と雪椿の自然交雑種、淡桃色の一重平咲きで、花茎4cm程の小輪品種です。原木は長岡市栃尾の民家で発展され、茶道で地炉を開く11月頃に開花することから名付けられました。11月上旬の蕾から、11月中旬に咲き始めました。その3日後、11月20日の花、4号深鉢植えで、樹高は30cm弱です。1月上旬、最後の蕾が開きかけたが、野鳥に突かれたのか花弁も傷み、全開できずに落果しました。鉢植えの椿(1)「炉開き」
「サザンカ」(山茶花)は、ツバキ科の常緑広葉樹で、日本では山口県、四国南部から九州中南部、南西諸島に自生し、秋の終わりから冬にかけて開花します。多くの園芸品種があり、寒さに強く、花の少ない冬に楽しめます。「朝倉」(アサクラ)は早咲き種で、外弁に淡く桃色が入る、白花八重咲の大輪種です。11月上旬、桃色の蕾から、11月中旬に開花しました。11月下旬の花、12月上旬の花、12月下旬の花、12月末、最後に咲いた花です。葉が椿より小さく、花びらが1枚ずつ散ります。(椿は花ごと散る)鉢植えのサザンカ(1)「朝倉」
「香姫」(カオリヒメ)は、モクセイ科の常緑低木で、姫ヒイラギよりもさらに小さな葉を密生させ、芳香のある白い花をたくさん咲かせます。3号の小鉢植えで、樹高10数cmです。11月中旬の蕾、12月上旬、膨らんだ蕾から、開花へ、12月中旬の花、12月下旬、花の終わりです。開花が遅れ、花数も少しでしたが、たくさん咲いた過去画も参考に、鉢植えのヒイラギ「香姫」
日本原産で、山野に自生するムラサキシキブ、6月に咲いた淡紫色の花は、径3mm程で目立ちませんが、秋の果実は鮮やかな紫色となって美しく、紫式部の名がつけられました。花後、8月下旬の緑の果実、9月中旬、10月上旬、果実に紫色が出始めました。10月下旬、葉が黄葉してきました。11月上旬、11月中旬、11月下旬、7号深鉢植えで、樹高40数cmですが、樹の上部は落葉し、下部には黄葉が残っています。12月上旬、12月中旬、殆ど落葉しても、径3~4mmの紫の果実は着いたままです。今は冬囲いの中に鉢を移動し、休んでいます。鉢植えの「ムラサキシキブ」(2)秋の果実
「ムラサキシキブ」(紫式部)は、クマツヅラ科の落葉低木で、枝が直立し、果実の付き方が疎らです。(よく見られる、弓状に枝をしならせて果実をビッシリ着けているのは、別種のコムラサキです。)6月初め、蕾から開花です。6月中旬、花は長持ちせずに茶変して、花後に小さな丸い緑の果実を着けました。下画像は8月下旬です。晩秋にみのる紫の(2)で、鉢植えの「ムラサキシキブ」(1)初夏の花
庭の南東隅に植えた「ヤマボウシ・紅富士」の紅葉です。春5月に咲いた花は、秋の紅葉の始まりは、10月中旬でした。11月上旬、その5日後、11月中旬、11月下旬、その5日後、12月上旬、青空の下、最後の輝きを見せました。庭の紅黄葉2024(8)「ヤマボウシ・紅富士」
果実は晩秋まで、時間をかけて黒熟します。8月中旬の緑果から、9月末には、一部に黒く熟した果実が見えてきました。11月初め、11月中旬、12月中旬、黒紫色に熟した4~5mm程の球形の熟果が光り輝き、染料にも利用されるようです。雪が降り、冬囲いされた庭の、板囲いされた中で越冬に入りました。鉢植えの「ヒサカキ」(2)秋の果実
「ヒサカキ」は、モッコク科ヒサカキ属の常緑小高木で、岩手、秋田県以西の山地や丘陵に分布します。サカキに比べて小さいことから「姫サカキ」→転訛して「ヒサカキ」に、購入したものでは無く、小鳥が運んだ種から実生で育ちました。春の花は、枝の下側に多数咲きます。3月下旬、蕾が開き始めました。黒い実は前年の果実の残り、4月上旬の花、独特の匂いを放ちます。白っぽいクリーム色で、径3~6mmの壺状5弁花です。花後の果実、8月はまだ緑果です。晩秋に濃く熟する様子は(2)で、鉢植えの「ヒサカキ」(1)春の花
庭の南塀際に植えた「シモクレン」(紫木蓮)の黄葉です。春4月中旬には、たくさんの大きな花を咲かせました。秋11月中旬、緑葉から黄葉へ、11月下旬の黄葉姿、花後の果実は、殆んど稔らずに落果したのですが、1個だけ赤い種子を見せていました。この後の雨風で、一斉に落葉し、12月中旬、枝先に来春用の花蕾を着けて、冬眠に入りました。庭の紅黄葉2024(7)「シモクレン」
庭の「キレンゲツツジ」(黄蓮華躑躅)は、黄葉して散り終えました。春、5月には黄花を咲かせました。11月中旬には緑葉が黄色に変わりました。落葉後の12月中旬、枝先には来春用の花蕾を着けています。庭の紅黄葉2024(6)「キレンゲツツジ」
初夏に淡緑の小花を咲かせたマユミ、花後の緑果は、晩秋には熟して濃い紅色となりました。6月の緑果も、7月には赤く色付いて、8月中旬、9月上旬には紅葉も始まりましたが、美しい紅葉は、撮影する前に落葉してしまい、次の画像に一部だけ、11月中旬、完熟すると果皮が4つに割れて、中からオレンジ色の種子が現れます。12月中旬、実は長く枝についています。鉢植えの「マユミ」(2)晩秋の赤熟果
「マユミ」(真弓)はニシキギ科の落葉低木で、日本と中国の森林に自生し、この樹で弓が作られました。雌雄異株ですが、雌木1本で実が生るので、雌木のみ販売されています。初夏に淡緑色の4弁の小花が咲きます。5月中旬の画像です。花後の果実は角張った4裂の姿で、6月上旬では緑色です。秋には赤く熟します。晩秋の赤熟果は(2)で、鉢植えの「マユミ」(1)初夏の花
庭の東側と南側の塀寄りに植えた、2本の「ナツツバキ」(夏椿)の黄葉姿です。花は6月中旬に咲きました。(再掲)11月初め、緑葉が黄変して来ました。その5日後、上が南側、下が東側の樹です。11月中旬、上が南側、下が東側の樹、青空をバックに1枚、この後の雨風で一斉に散り落ちました。庭の紅黄葉2024(3)「ナツツバキ」
庭では古木の「ドウダンツツジ」が、紅葉で存在をアピールしました。春4月に咲いた花(再掲)、10月下旬、緑葉から紅葉へ、その6日後、11月上旬、その4日後、11月10日、その3日後、背後の大モミジも紅葉してきました。11月20日、紅葉が散り始めています。一昨日の朝は雪景色に、まだブルーベリーは紅葉中、左端にドウダンツツジです。庭の紅黄葉2024(2)「ドウダンツツジ」
庭の「ハナミズキ」、晩秋の紅葉姿です。9月30日、紅花種で、一部の葉がオレンジ色に染まりました。10月中旬、左の紅花種が紅葉してきましたが、右の白花種はまだ緑葉のままです。11月上旬になると、紅花種の紅葉が進み、白花種も紅葉し始めました。その5日後、紅葉の最盛期を迎えました。11月中旬、左の紅花種は毎日落葉してきました。来春用の蕾を着けて、上が紅花種、下が白花種です。11月下旬、紅花は葉の多くを落とし、白花種も落葉してきました。右側に常緑の西洋シャクナゲと、赤松、その背後で、オオモミジの紅葉が進んでいます。玄関先で東を見て、その2日後の雨風の中で、多くが落葉しました。さらに3日後、陽を浴びて最後の輝きを見せ、12月初め、青空の下、白花種の残り葉です。紅葉が散り終えた昨朝(12月7日)は、今年初めての雪が降...庭の「ハナミズキ」(4)紅葉
玄関右手前に紅白のハナミズキを植えています。秋に赤い実を着け、紅葉します。4月下旬に咲いた春の花は、5月にブログアップ済みです。(再掲)以下、花後の秋の実成りです。a紅花種、8月下旬の緑果、9月下旬には赤く色付き、9月30日の赤熟果、b白花種、8月下旬の緑果、9月下旬、9月30日、果実は赤く熟し、来年の花芽も着いてきました。この後の紅葉、落葉の様子は(4)で、庭の「ハナミズキ」(3)秋の果実
「クランベリー」(craneberry)はツツジ科のツル性常緑低木で、北半球寒帯の酸性沼地に分布します。長男がアメリカ留学中、カナダに旅し、クランベリージャムを送ってくれたのがきっかけで、苗を通販購入し、生きたミズゴケで鉢植えしました。植替えせずに水苔とともに増殖し、中に鉢と受け皿が入ったまま、幅高さとも50cm程になりました。今年は特にたくさんの実成りで、ジャムが作れるようになりました。6月初め、開花し始めました。開花前の茎、ガク、花弁が鶴(crane)の首、頭、口ばしに似ていること→cranberryの名に、その5日後、ほぼ満開です。6月中~下旬、花が終えて、実が生り始めました。秋の実成りと収穫は(2)で、水苔マットの「クランベリー」(1)初夏の花
クチナシはアカネ科の常緑低木です。「ヒメクチナシ」(姫梔子)は矮性品種で、樹高低く花や葉も小さめで鉢植え向きです。6月中旬、緑の蕾から白花を開きました。その2日後の花、更に5日後、5号深鉢植えで、樹高は30cm余りです。花径5cmほどの白い5弁花は、時間の経過とともに徐々に黄色がかります。まだ蕾があって、開花数が増えました。実が生らない年もありましたが、今年はかろうじて、1個だけ実が生りました。8月中旬の緑実です。9月20日、まだ緑色の果実です。11月上旬、果実が黄色く色付き始めました。11月中旬の果実、実は黄色からオレンジ色に熟しても、裂開しません。口が開かないから→クチナシ果実は黄色の染色と、漢方薬に用いられます。鉢植えの「姫クチナシ」―花と実
秋の紅葉が「錦」の織物の様に優美であることから「錦木」と呼ばれ、その矮性種である「ニシキギコンパクタ」も、燃えるような鮮濃紅色の紅葉が見事です。緑色の扁平な果実も、時間をかけてオレンジ色になって吊下ります。8月中旬、紅葉の始まりと緑果、9月上旬、9月下旬、10月上旬の紅葉と果実、10月中旬の紅葉と果実、11月上旬、実成り数は少しでしたが、紅葉が散り落ちても、オレンジ色の果実が輝いています。鉢植えの「ニシキギ・コンパクタ」(2)秋の紅葉と果実
「ニシキギ・コンパクタ」はニシキギ科の落葉低木で、矮性種です。ニシキギの枝にはコルク質の翼状のものが出来ますが、このコンパクタにはありません。5号深鉢植えで、樹高50cm余りです。5月上旬、丸い蕾から開花しました。黄緑色の花は、花径7~8mmの4弁花です。両性花のオシベは退化し、雄花には4個のオシベがあります。その6日後、花弁が落ちてきました。花後6月、両性花が結実し、緑の果実が生りました。秋の果実と紅葉は(2)で、鉢植えの「ニシキギ・コンパクタ」(1)春の花
「ツリバナ」(吊り花)はニシキギ科の落葉低木で、北海道~九州の山地や丘陵の、林内・林縁に自生します。花よりも実に観賞価値があります。名は、花や実が長く垂れることから、7号深鉢植えで、樹高70cm余りです。花は5月に咲きました。小枝の先端にある葉腋から吊り下がって、花径1cm弱で、中央に緑色の花盤にオシベ5メシベ1、5枚の花弁は淡紫色です。花後の6月、緑の球果(径1cm弱)が吊下ります。8月までは緑果でした。9月下旬、果実がピンクに色付いてきました。10月上旬、果実が朱色に染まりました。10月中旬、熟すと果皮が5つに裂け、朱色の仮種皮に包まれた5つの種子が顔を出します。開裂した果皮の先端に吊り下がったままになります。今年は実の数も少なかったが、すぐに鳥に食われたようで、種子が消えました。10月下旬、樹の上部...鉢植えの「ツリバナ」~花と実
5月に白花を咲かせた鉢植えのカマツカ、花後の実成りは、異常な暑さの中で、落果したり、萎びたり、・・・今年は僅かな実成となりました。6月の緑実です。8月下旬、10月上旬、暑さと水切れで、樹の上部が落葉して果実も萎びてしまい、下部に数個の緑実が残りました。10月中旬、残った緑実が赤く色付いてきました。10月下旬、萎びた果実も、そのまま着いています。緑葉が残った樹の下部で、赤熟した果実が輝きます。参考に、多くの実成り見せた過去画像を、鉢植えの「カマツカ」(2)秋の果実
「カマツカ」(鎌柄)は、バラ科の落葉小高木で、北海道南部~九州の低山や丘陵に自生します。名は、材が硬くて折れにくいので鎌の柄に使われたことから。27x20cmの角鉢に植えて、樹高50cm程です。春に白い小花を、枝先に半球状に多数咲かせます。5月中旬に咲いた花、花茎1cm程、花弁は円形の椀状で5枚、メシベ3本、オシベ多数です。その3日後、満開になりました。秋に赤熟する花後の果実は(2)で、鉢植えの「カマツカ」(1)春の白花
ムクゲ(木槿)はアオイ科の落葉低木で、夏の代表的花木、2種のムケゲを9月にブログアップしました。3種目の「紫玉」(シギョク)は、青紫色の八重咲き種です。玄関前通路北側に、近年苗木を植え、今年の樹高160cm程に成長しました。7月下旬、蕾が着きましたが、酷暑が続く中、開花出来ずに、全て落ちました。今年の花を諦めていたところ、9月中旬になって、再度蕾を着けて咲きそうです。9月下旬、開花しました。花茎6cm位の小輪で、可愛らしさと豪華さを併せ持つ花です。その3日後、10月上旬の花、その3日後と、5日後、咲き始めは色濃く、徐々に薄れて、10月10日、10月中旬、10月下旬の花、10月末までに咲き終えました。庭のムクゲ(3)「紫玉」
「ギンモクセイ」(銀木犀)は、中国原産でモクセイ科の常緑小高木。本来は、単にモクセイというとギンモクセイを指し、キンモクセイは、このギンモクセイの変種です。庭の南西、歩道に面した塀際に植え、まだキンモクセイほど大株ではありません。秋に白花(淡いアイボリー)を咲かせますが、花数も香りも、キンモクセイより少なめです。10月上旬の蕾、10月中旬、開花です。この北側に植えたキンモクセイとほぼ同時のに開花でした。その2日後、満開の花です。キンモクセイに比べて、花が長持ちせずに、この後一斉に散り落ちました。庭の「ギンモクセイ」
「キンモクセイ」(金木犀)はモクセイ科の常緑小高木です。中国南部原産で、江戸時代に渡来しました。庭の南西に植えた苗木が大きく成長しました。秋に小さいオレンジ糸の花を密に咲かせ、芳香を放ちます。10月10日の小さな蕾、10月中旬に開花し、強い香りを放ちました。その2日後、更に2日後、南側歩道から見て、東側の菜園から見て、満開の花アップ、花はあまり長持ちしないで、一斉に散ってしまいました。雌雄異株ですが、日本には雄株しか入ってないので、結果はしません。庭の「キンモクセイ」
「茶ノ木」はツバキ科の常緑低木で、中国~インドが原産です。新葉が茶に加工され、新潟県北部の村上市は、北限茶の栽培地です。花の観賞用に鉢栽培し、6号深鉢植えで樹高40cm余りです。椿に似た白い5弁花は、径2~3cmで、多くは下向きに咲き、花弁が少し反り返り、多数のオシベが特色です。9月下旬、蕾が膨らんで、開花しました。10月上旬の花、蕾から花弁を開いて、全開します。その2日後の花、10月10日に咲いた花、10月中旬に咲いた花、まだ1個の蕾が残っています。鉢植えの「茶ノ木」
「サルスベリ」(百日紅)は、ミソハギ科の落葉中高木、中国南部原産で、夏を代表する花木の1つです。名は、樹皮のはがれた部分がつるつるしている所から「猿滑り」、また長い間、紅色の花が咲くことから「百日紅」(ヒャクジッコウ)と。大きく育って、枝が隣家に伸びてきたので強剪定したら、幹が枯れ、昨年からは株元から伸び出した若枝が開花しています。8月中旬の蕾から、8月下旬に開花してきました。花弁は6枚で、縁が強く波打ちます。9月上旬の花、9月10日、株元の桔梗が、剪定後再度咲き始めています。9月中旬、9月下旬、10月上旬の花、名残り花を少し残して、花後の実が着いています。代わって、この北側に植えたキンモクセイが満開となっています。庭の「サルスベリ」
春にたくさんの白花を咲かせた鉢植えの姫リンゴ、花後の異常高温の中で、実成りが僅かな年になりました。10月に赤く色付いた果実は、径2cm程です。9月初めまでは、緑の果実でした。9月下旬、色付いてきました。10月中旬、その5日後、昨日の実成り姿です。参考に、一昨年10月上旬の実成り画像です。鉢植えの「姫リンゴ」(2)秋の果実
姫リンゴは園芸種で、バラ科の落葉低木です。春に白い花を咲かせ、秋に赤い実を生らせます。今年は、花がたくさん咲いたのに酷暑で落果し、僅かな実成りでした。20X16cmの角鉢に植えて、高さ20cm程で横張り30cm余りです。4月中旬の開花です。淡いピンクの蕾から、白い5弁花を開きました。4月下旬、満開の花です。秋の果実は(2)で、鉢植えの「姫リンゴ」(1)春の花
「ウメモドキ」(梅擬)は、モチノキ科の落葉低木で、本州・四国・九州の山野に自生します。花や葉が梅に似ていることが名の由来です。雌雄異株ですが、雌株1本で結実します。6号深鉢植えで、樹高50cm程です。6月上旬の花、花径3~4mmで、淡紫色の花です。6月中旬の花、秋には赤い実が稔ります。(2)で、鉢植えの「ウメモドキ」(1)花
6月に淡紫色の花を咲かせたウメモドキ、花後の果実です。9月初めまでは、緑色の実でした。9月中旬に色付き始め、9月下旬、赤く色付きました。10月中旬の緑葉と赤い実です。花後の酷暑が続く中、実成り数は少なくなりましたが、赤い実が目立ちます。径4mm程の赤く丸い果実は、落葉後も残り、長く鑑賞できます。鉢植えの「ウメモドキ」(2)果実
宗旦ムクゲと一緒に挿し木した桃色花のムクゲですが、品種名は不明です。1つの鉢で2種育てて、そのまま庭に移植したので、玄関前通路と菜園コーナーの間で、主に東側で宗旦(ソウタン)、西側でこの桃色花が咲いています。桃色の5弁花で、中心が紅色になり、花径10cm程です。7月中旬の花、7月下旬の花、一緒に植えたので、一部に宗旦ムクゲの白花が混在しています。8月上旬、8月中旬、8月下旬、9月上旬、花の盛りは過ぎましたが、まだ咲き続けます。庭のムクゲ(2)桃色花
「ムクゲ」(木槿)はアオイ科の落葉低木です。中国原産で、平安色には日本に伝わったようです。犬散歩中に、気に入った2種のムクゲの枝をいただき、挿し木し鉢植えで育てた後、作り変えた庭に移植しました、毎年強剪定して冬越しし、春から伸びた枝が3m程に伸び、開花中です。「宗旦ムクゲ」は、白の一重咲きで、花の中心が赤い底紅種で、茶人の千宗旦が好んだといわれます。7月中旬の花、花茎8~10cm程の5弁花です。7月下旬の花、8月下旬、9月中旬、画面下の枯葉はオオヤマレンゲで、暑さで葉枯れして、新葉が芽生えています。9月下旬の今朝、夏を代表するムクゲは暑さも平気で、花期長く、これからも咲き続けます。庭のムクゲ(1)「宗旦ムクゲ」
「シコンノボタン」(紫紺野牡丹)は、ノボタン科の常緑低木です。ブラジル原産で、鮮やかな紫色の花を咲かせます。近くに住んでいた知人から頂いた、挿し木苗でした。5号深鉢植えで樹高80cm余りになりました。8月上旬の花、8月下旬の花、その7日後、8月30日の花、9月中旬に咲いた花、昨年は、無暖房の玄関で11月~2月にかけても咲いたので、この後、また咲いてくるかも知れません。鉢植えの「シコンノボタン」
★ご訪問ありがとうございます★ランキングのポイントと順位を確認していただけるとうれしいです。★身近な植物で作る楽しいリースを随時ご紹介ユーカリ・グニーのリース風船カズラのリース2唐辛子リースの作り方2013唐辛子リースの作り方<簡単編>前回の動画もどうぞご覧下さいね★うさぎガーデン「北の外周り」です。今、境界フェンスからデュランタ・タカラヅカが枝垂れるように咲いています。熱帯アメリカ原産の半耐寒性常緑低木。クマツヅラ科デュランタ属。他に白花のデュランタ・アルバや花は咲きにくいが、観葉植物として利用される葉色が明るい黄色のデュランタ・ライムがあるそうです。このタカラヅカの並びにアルバも植えていて、ブログでもたびたびご紹介していますが、今、お花は小休止中です。どちらも、とても丈夫で開花期間が長く(5月~10月...<今日の一枚>名前は美しいタカラジェンヌから
「カシワバアジサイ」(柏葉アジサイ)は北米原産で、円錐形の花房と柏のように深く裂けた葉が特徴です。白花八重咲の園芸種で、「スノーフレーク」という品種を栽培し、6月初めから現在までの変化を記録しました。8号深鉢に植えて、樹高60cm余りです。6月初め、蕾が開き始めました。咲き始めはライムグリーン、6月10日、6月下旬の白花です。7月中旬、外側の花弁が緑を帯びてきました。8月上旬には、花房が先に伸びて、外側の花弁が茶色を帯びてきました。8月下旬、花房が重くなり、枝を曲げて垂れ下がります。9月中旬、現在の花形・花色です。鉢植えの「カシワバアジサイ」
「オトコヨウゾメ」は、レンプクソウ科の落葉低木で、関東以南の本州~九州の雑木林に見られます。ガマズミの仲間で、ヨウゾメはガマズミの地方名、オトコは、食用にならないという意味らしい。春の白花、秋の紅葉と赤い果実が楽しめるのですが、・・・4月下旬に、たくさんの白花が咲きました。花径7~9mm程で、メシベ1オシベ5、先が5つに分かれる合弁花です。6号深鉢植えで、樹高は130cm程です。6月上旬、少しだけ着いた若い果実です。秋までもてば、赤く熟すのですが、この後の異常高温と乾燥で、全て落果してしまいました。鉢植えの「オトコヨウゾメ」
「サンシュユ」(山茱萸)はミズキ科で、中国・朝鮮原産の落葉小高木で、江戸時代に日本に渡来しました。春に黄色の小花、秋に赤い楕円形の果実を稔らせます。鉢植えにしているのは、ヨーロッパ産の大実サンシュユ「ショリコ」で、家庭果樹用に改良された品種です。7号深鉢植えで、樹高60cm程です。栽培数が多いので、ブログへの出番は1品種年1回としています。実が生る花木は、実成りを確認してからですが、異常な猛暑が続く中、実が稔らない鉢があります。ショリコもその例です。3月中旬の花蕾、3月下旬、蕾が開き始め、その6日後の開花でした。4月上旬の花、花はたくさん咲いたのに、その後の猛暑で、水切れの日があって落果し、実成りがありません。過去画像で、8月中旬の赤い果実です。長さ3cm程で、日本のサンシュユに比べて大きく、甘酸っぱい味...鉢植えの大実サンシュユ「ショリコ」
秋の七草に挙げられる萩ですが、マメ科の落葉低木です。「江戸絞り萩」(エドシボリハギ)は園芸種で、白地に紅絞りの珍しいタイプで、最も木質化し、枝が枝垂れず、地植えでは樹高2m以上にもなるそうです。6号深鉢植えの元株が60cm、挿し木した4号鉢植えが40cm程の樹高です。7月上旬の花、7月中旬の花、その4日後、8月初めの花、まだ蕾が着いていて、8月中旬まで咲いたのですが、高温のため早く花弁が傷み、画像はナシです。庭植えの萩もあり、秋に咲きます。鉢植えの萩「江戸絞り萩」
★ご訪問ありがとうございます★ランキングのポイントと順位を確認していただけるとうれしいです。★身近な植物で作る楽しいリースを随時ご紹介「アナベルのリース2020(1)」「アナベルのリース2020(2)」「アナベルのリース2019」「アナベルのリース(1)基本の形3種」昨日(24日)の写真です。「東南の庭」、「アイちゃんの小道」横のエンジェルストランペット。傷んだ葉を取り除きました。ルリマツリも、もうお花がほとんどなかったので、切り戻しました。暗くなってしまって、片付けが全部終わらなかったので、今日(25日)の庭仕事はその片付けからでした。昨夜ちょっとだけ雨が降りました。降ったと言ってもほんのお湿り程度だったのですが、そのおかげか今日はいくらか気温が下がったようで、ようやく気になっていた庭仕事をすることがで...ルリマツリの剪定★ハイビスカスの値下げ始まる
ようやく猛暑を終えて普通の夏らしく(といっても残暑は厳しめだけど)なってきました。同じ猛暑でも昨年と違うのは、花木の状態です。昨夏は銅葉のベニバナトキワマンサクの葉焼けがひどく、夏は全く生育しなかったのですが、今夏は同じ猛暑でも枝が伸びています。台風が来るまで、さほど雨が降らなかったのに、昨夏との差は何だったのでしょう。庭主が留守にしていたか否か・・・ではないはず。梅雨が短かったのに、雨の量は足りていたのかな嬉しいですが、次の台風までに強剪定が必要になりました昨夏はチリチリに焦げていたノリウツギも、一部チリチリではありますが、今夏は花が残っています。とは言え、綺麗なドライフラワーにはなりそうにないけれど。ようやく戸外活動する気力が湧いてきたので、ナンチャッテ白絹病対策をしました。土壌消毒材(農薬)とpHの...猛暑の夏を越して&白絹病対策
「梅花甘茶」(バイカアマチャ)は、アジサイ科の落葉低木で、関東以南の太平洋側に自生します。清楚な白花を下向きに咲かせます。6月上旬の蕾、長い花柄の先に丸い蕾が、7月上旬、蕾から開花へ、7月中旬の花、花径2cm程で、肉厚な白い花弁、2本のメシベと多数のオシベ、8月11日の花、花後の果実、6号中深鉢植、樹高20cm程の現在の樹姿です。鉢植えの「梅花甘茶」
「ネムノキ」(合歓木)は、ネムノキ科(広い意味でマメ科)で、河原や雑木林に生え、樹高10mにもなる落葉高木です。夜には羽状複葉の葉が閉じて垂れ下がり、樹が眠っているように見えるので、ネムノキの名が。1つの花に見えるものは、小さな花が10~20個集まったもので、紅色の糸のような部分は花びらではなく、長く伸びた雄しべです。ネムノキの枝垂れ品種を鉢植えにしています。7号深鉢植えで、樹高70cmほどあった幹が枯れてしまい、脇枝を横に伸ばして30cm程で、今年の開花数も少しでした。6月下旬に開花、その2日後、7月上旬の花、花後の過去画像ですが、葉が閉じてきた夕方、5つの豆果を吊り下げています。この時の種子を鉢に蒔いて、苗を育ててみました。今年初めての開花です。6号平鉢植えで、樹高40cmです。7月上旬、蕾から開花へ...鉢植えの「ネムノキ」
「コンロンカ」(崑崙花)は、アカネ科の常緑低木で、熱帯アジア原産です。白い花のような苞(ホウ、ガクが変化したもの)に、黄色の星形の花、涼しさを感じさせる熱帯植物です。耐暑性は強いが、耐寒性は弱く、冬季は無暖房の玄関に置いたので、落葉し枯れるかと思いましたが、春に新葉を展開し、開花しました。5号深鉢植えで樹高70cm位です。6月中旬の蕾から、6月下旬、白い苞が開き始め、その2日後、黄色い星形の花を開いてきました。さらに3日後、開花数を増やしてきました。7月上旬、その4日後、7月中旬、昨日の花後姿です。鉢植えの「コンロンカ」