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「シコンノボタン」(紫紺野牡丹)は、ノボタン科の常緑低木です。ブラジル原産なので、冬は無加温の納屋に置き、春~秋は屋外です。紫色で5弁の大輪花を咲かせます。冬は落葉しますが、春から屋外の日当たりで新葉を展開し、5月中旬には最初の花を咲かせました。長く飛び出したオシベが独特です。8月上旬から、1日花を次々と咲かせました。挿し木苗をいただいて、6号深鉢植えで樹高80cm近くなりました。異常高温で、花弁が伸び切れない日もありましたが、8月下旬の終い花、咲き始めです。しばらく休んで、秋に再度咲くでしょう。鉢植えの「シコンノボタン」
「ハナキリン」(花麒麟)は、マダガスカル島原産で、トウダイグサ科の低木(多肉植物)です。鋭い棘がたくさんある茎の先に、可愛い花をまとめて咲かせ、冬は居間の出窓に置き、春~秋は玄関外に移して、1年中開花しています。6号深鉢植えで、剪定して樹高は50cm位にしています。6月下旬の花、赤い花弁に見えるのは一対の苞(ほう)で、真ん中の小さな黄色い部分が花です。7月上旬の花、7月下旬の花、8月上旬の花です。苞の色は、赤のほか橙・黄・白などの品種もあります。鉢植えの「ハナキリン」
萩(ハギ)はマメ科の落葉低木です。「江戸絞り萩」は、他種より耐寒性が強く、最も木質化して、枝が枝垂れず、高さ2m以上になるそうです。6号鉢植えで樹高50cm程です。6月下旬から咲き始め、白地に紅絞りの花が、次々と開花して長く楽しめます。7上旬の花、7月10日、7月中旬、7月20日、7月下旬、親鉢は咲き終えましたが、挿し木した小鉢では、8月25日、36℃の酷暑の中でも、咲き続けています。庭植えしている一般的な萩はまだ開花しません。鉢植えの「江戸絞り萩」
「コンロンカ」(崑崙花)はアカネ科の常緑低木で、原産地は熱帯アフリカ・アジア太平洋諸島です。5号深鉢植えで、樹高50~70cm程です。黄色花は小さく目立たないが、白いガク片が目立ち、暑い夏に涼しげな1鉢になりました。6月下旬の蕾から、4日後に、黄色い小花が咲き始めました。7月上旬の花、7月20日の花、緑の葉、白いガク、黄色い花のコントラストが美しい。7月下旬の花、8月初めの花、暑さには強く、玄関前のコンクリートの照り返しで特に熱い中、8月半ばまで咲いていました。寒さには弱いので、無暖房の玄関に置いたら落葉したので、今年は冬の置き場所を変えてみます。鉢植えの「コンロンカ」
「カシワバアジサイ」(柏葉紫陽花)は、北米東部原産で、葉が大きくて深い切れ込みが入り、カシワの葉のように見えます。白い装飾花を円錐形にまとめて咲かせます。八重咲きの園芸種「スノーフレーク」を鉢植えしています。6月上旬の咲き始めです。その4日後、8号深鉢植えで、樹高は60cm余りです。更に4日後、6月19日に満開となりました。花の重さで、枝先が横に曲がって、7月10日、外側の花弁から色付いて、重くなった果房が垂れ下がってきました。7月下旬、白い花弁が黄緑色に変わって来ました。8月中旬、異常な酷暑が続き、8月15日の長岡の最高気温は39、4℃でした。白花のスノーフレークが茶色くドライフラワーに、枝先を剪定し休ませます。鉢植えのカシワバアジサイ「スノーフレーク」
「ラベンダー」はシソ科の花木で、原産地は地中海沿岸、鮮やかな紫色と香りが魅力のハーブです。5月に咲いたのが「フレンチラベンダー」です。紫色の苞(ほう)がリボンのように目立ちます。5月上旬に鉢植えが咲きました。5月下旬には、小型プランターでも開花です。「イングリッシュラベンダー」は、今年開花が遅れました。鉢植えで長年経過し、放任ですがこんな樹形に、6月末から7月に咲いていました。鉢植えの「ラベンダー」2種
「サンシュユ」(山茱萸)はミズキ科の落葉小高木で、中国・朝鮮原産の種子が、江戸時代に日本に入り、薬用植物として栽培され、生薬や果実酒に利用されました。大実サンシュユの「ショリコ」は、ヨーロッパ原産種で、蕾も花も果実も日本のサンシュユよりも大きく、実を食用に改良された品種として通販入手しました。苗木を鉢植し、7号深鉢植えで樹高60cm程になりました。多くの実生りを期待したのですが、熟したのは1個だけでした。葉が芽生える前の3月中旬、大きく膨らんだ蕾から、たくさんの花が開いてきます。その2日後、3月20日、早春の花木として、鮮黄色の小花が球状に集まって咲き、目立ちました。花後の実成りは落果が多く、6月上旬には2個だけになり、7月末、最後の残った完熟果が落ちました。紅色の美しい果実です。口に入れて見ましたが、甘...鉢植えの「大実サンシュユ・ショリコ」
★ご訪問ありがとうございます★クリックしてランキングのポイントと順位を確認していただけるとうれしいです。★身近な植物で作る楽しいリースを随時ご紹介「アナベルのリース(1)基本の形3種」「アナベルのリース2019」「アナベルのリース2020(1)」「アナベルのリース2020(2)」コメントのお返事が遅れていてすみません。もう少しお待ちくださいね。おはようございます!前回記事に載せた正ちゃんとの南九州旅行の旅行記のリンクですが、初めての正ちゃんとの遠くへの旅行で、写真も文章も下手ですが、私のおすすめ記事というか、好きな記事は、美々津(みみつ)の町が出てくる8番目とガーデンニングの話が出てくる22番目です。よかったら見ていただけるとうれしいです。もちろん他も。旅行のカテゴリーに載せていますが、その旅ですっかり南...夏の花木ベスト5★僕のスフィンクス
「梅花甘茶」(バイカアマチャ)は、アジサイ科の落葉低木です。関東以南の太平洋側に自生し、清楚な白花を下向きに吊り下げて咲かせます。6号深鉢植えで、樹高20cm位です。6月下旬、丸い蕾から開花しました。花柄が長く下向きに咲きます。その4日後の花、2本の雌しべと多数の黄色い雄しべです。外側の蕾の1つから分岐しているのが、小さく地味な装飾花で、ガク片が合着して皿状になっています。7月上~中旬の花です。白花は径2cm位で、肉厚な花弁です。下画像の右から、蕾・花弁と雄しべを落とした花ガラ・開花中の花・装飾花です。樹高は低いが、株立ち状にこんもり茂っています。鉢植えの「梅花甘茶」
手毬の様に装飾花が丸く固まって咲く「手まり咲きアジサイ」、以前以前より庭植えされていたもので、名称は不明です。地齋の中では南の塀際に移植し、庭のアジサイの中で一番の大株で、樹高130cm余りです。花色は白から赤へと変わります。上の画像が6月中旬、下が7月上旬です。6月上旬の咲き始めはクリーム色でした。6月中旬には、純白花になりました。その5日後、装飾花のガク片に紅が差し始めました。6月下旬です。植えた場所が、道路に面した南側の塀脇です。1日中が当たる所の花は、頂部が日焼けし、茶色になり、少し日陰になる位置で咲いは、日焼けしない代わりに紅が少しです。その3日後、日陰側の花も紅が広がり、7月上旬、日当たり部は赤が濃くなって、日陰部は、7月下旬、装飾花のガク片が反転し、花の終わりを迎えました。庭植えのアジサイ(5)「手まり咲きアジサイ」
ヒペリカムはオトギリソウ科ヒペリカム属の半常緑低木です。ヨーロッパや中国原産の園芸植物が日本で栽培され、「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」は新品種のようで、通販で入手したポット苗です。5月上旬から開花し始めました。黄色花で、長く伸ばしたオシベが目立ちます。5月中~下旬の花、黄色い蕾から、花弁を開いて、花の終盤、オシベを落とし、花弁を落とすと、黄色からピンクの果実に変わります。6月上旬の花と果実、6月下旬~7月上旬、ピンクの果実が、こげ茶色に変わって来ました。7月中~下旬、殆どの果実が黒く変わって来ました。熟して種子が出来たようです。まだ樹高20cm位、枝先を剪定しました。鉢植えの「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」
4月に開花したハナイカダ(花筏)、その後です。5月中旬、雌木の雌花のあとには、緑の実が着きました。5月中旬、中には3個の実が着いた葉もあります。6月中旬の緑実、7日後の6月末、緑色の実が茶色から黒へと色変わりしてきました。7月上旬になると、こげ茶色から黒光りする熟果へ、7月中旬、実が熟すとヒヨドリが一部食べ始めたので、防鳥網を掛けました。7月下旬、網を外して、完熟した径8mmほどの黒熟果です。甘みがあって食べられますが、私は1粒だけであとはヒヨドリに、最後に現在の樹姿を、庭の北西、黒松と枝垂れモミジの間の樹下で、樹高・横張りともに140cm程になりました。庭植えの「ハナイカダ」(2)実
「ハナイカダ」(花筏)はミズキ科の落葉低木で、北海道南部~九州の森林や沢筋に自生します。葉の真ん中に花や果実を着ける様子を、筏に見立てた名です。雌雄異株なので、雌木と雄木を一緒に植えました。4月中旬の雌花の蕾、4月下旬、雌花の開花です。緑色の花を葉の中央に1~3個(普通は1個)、花茎が葉の主脈と合着したもので、葉脈の基部から花の着く場所まで、主脈が太く白っぽくなっています。4月中旬、雄花の蕾、葉の中央に数個ずつ着きます。4月下旬、雄花の開花です。花後の実成りは、(2)で、庭植えの「ハナイカダ」(1)花
「ツキヌキニンドウ」(突抜忍冬)は、北米原産の半常緑つる性花木です。オレンジ色の品種を鉢植えし、挿し木した鉢と2鉢あります。1鉢は6月上旬に開花しました。和名は、対生する枝先の葉が基部で合着し、茎が葉を突き抜けているように見える事と、冬でも落葉しないスイカズラを忍冬(ニンドウ)とも呼ぶことから。2鉢目は、6月下旬に咲きました。花後に出来る赤い実も楽しみにしてましたが、今年は暑さのせいか実が着きません。参考に過去画像を、鉢植えの「ツキヌキニンドウ」
「伊那紅てまり」の花、6月上旬~中旬の様子は前回見ました。その後の変化で、こんな紅色に変わりました。6月下旬の花、茶変した装飾花のガク片もありますが、残ったガクは赤味を強めてきました。6月末です。7月中旬の花、装飾花のガク片が全て反転しました。7月下旬の花、裏返った萼片も、光の当たり方では、最後の輝きを見せました。ガクが枯れ落ちた後、両性花が実を結んでいます。以上が2023年に咲いた鉢植えのヤマアジサイの記録です。鉢植えのヤマアジサイ(11)「伊那紅てまり」(後半)
ヤマアジサイの「伊那紅てまり」は長野県伊那谷産で、装飾花が手毬の様に丸く固まって咲きます。初めは白花で、徐々に紅花に移り咲ます。装飾花のガク片に大きな鋸歯が出るのが特徴の1つです。6月上旬の咲き始め、その5日後、6月10日、異常高温もあって、装飾花のガク片が茶変し、ガクが枯れ落ち、中心にある花が青く咲き出した花も出ました。6月中旬の花です。ほんのりと赤みが差してきました。その4日後、徐々に赤みを帯びてきましたが、真っ赤にはならないと書かれています。この株は、折れ枝を食虫植物サラセニアの鉢の水苔に刺したものが、生水苔とともに成長し樹高50cm程になりました。画像枚数が多くなったので、6月下旬~7月下旬の記録は(後半)で、鉢植えのヤマアジサイ(10)「伊那紅てまり」(前半)
ヤマアジサイの「羽衣の舞」(ハゴロモノマイ)は高知県産で、装飾花が八重咲で白地にピンクの覆輪入る小型種です。5号鉢植えで樹高20cm余りです。鉢植えの用土が酸性のようで、覆輪がピンクでなく紫になっています。6月上旬の咲き始め、地色が黄緑色です。その4日後、6月中旬、6月下旬、本日の樹姿です。鉢植えのヤマアジサイは、本日、全ての花茎を剪定し、鉢を移動しました。鉢植えのヤマアジサイ(9)「羽衣の舞」
「隅田の花火」(スミダノハナビ)は、八重咲のガクアジサイで、装飾花は白色から、次第に淡青色に変わります。星形の花が四方に飛び出すように咲き、花火にたとえて名付けられました。6月中旬、装飾花の咲き始めは白~クリーム色ですが、開き切ると、淡青色の八重咲花となります。その4日後です。6月20日の樹姿です。庭の東、オオモミジの樹下に植えて、樹高1m程です。装飾花のアップと、中心部の両性花も八重咲化しています。6月下旬の花、装飾花が垂れ下がって、花の終盤です。今朝の花、まだ残っていた装飾花は淡黄緑色に変わっていました。本日、剪定作業をします。商品名「墨田の花火」と表記されてもいますが、初めに名付けて売り出した坂田種苗では「隅田の花火」です。庭植えのアジサイ(4)「隅田の花火」
★ご訪問ありがとうございます★クリックしてランキングのポイントと順位を確認していただけるとうれしいです。★身近な植物で作る楽しいリースを随時ご紹介「アナベルのリース(1)基本の形3種」「アナベルのリース2019」「アナベルのリース2020(1)」「アナベルのリース2020(2)」北部九州、まだ梅雨明けしていません。今日も、ものすごい蒸し暑さでした。とり忘れていたブラックベリーが甘くなっていました。<思い出写真館>うさぎガーデンは菜園から始まりました。だんだんお花が占める面積が広くなって、野菜のブログのかたがご覧になったら、今は笑われそうなささやかな菜園ですが。はじめは「東の庭」のほとんどはポタジェガーデンでした。当時の様子はこちら→「ポタジェジェガーデン」いずれはまた菜園を広げていきたいと思っています。苺...北部九州梅雨明けせず★うさくま家の楽しい収穫
ヤマアジサイの「天の川」(アマノガワ)は四国産で、青色の装飾花は、中心部が白く絣状になる、特徴的な花です。5月下旬から咲き始めました。6月上旬、中心部の両性花も、小さな青い4弁花を開いてきました。6月10日です。6月中旬、装飾花が反転しました。7月初め、両性花は結実し、装飾花は薄墨色に変わりました。鉢植えのヤマアジサイ(8)「天の川」
もう1株のガクアジサイです。6月中旬の咲き始め、6月下旬、装飾花は濃い青紫色です。両性花も咲き始め、白い糸覆輪の青い5弁花です。6月30日です。7月上旬、装飾花が横向きになり、更に反転して垂れ下がりました。昨日の樹姿、樹高は80cm程です。庭植えのアジサイ(3)ガクアジサイb
ガク咲きアジサイは日本に自生し、装飾花が、花の縁取りをするように咲きます。庭に以前よりあったものを2株、東庭に移植しました。6月中旬、蕾の外側に装飾花が開き始めました。花色が徐々に変化して来ます。6月下旬の花、両性花が咲き出し、青色の6弁花です。7月上旬、遅れて開花した花がありますが、両性花は実を結び、装飾花は、色褪せて横向きから下向きに垂れ下ってきました。樹高50cm余り、今朝の樹姿です。長年この庭にあって、幹が枯れこんだ時もあるのですが、株元から新枝を伸ばして復活してきました。庭植えのアジサイ(2)ガクアジサイa
ヤマアジサイの「白妙」(シロタエ)は、山梨県と静岡県の県境で発見されました。白花八重咲で、終盤には紅色がさしてきます。5月下旬に開花してきました。5月末の開花姿、6号鉢植えで樹高は20数cmです。6月上旬です。その3日後、花弁先に少し紅を帯びてきた花があります。6月20日です。両性花は結実せずに落ち、装飾花だけが残りました。7月初め、装飾花が反転し、花の終わりを迎えます。鉢植えのヤマアジサイ(7)「白妙」
「土佐ノ海」は高知県産で、澄んだ青色が印象的です。咲き始めは6月上旬で、装飾花の中心部に白が残ります。6月10日、両性花も咲いてきました。その3日後です。4号深鉢植えで、樹高50cm程ですが、水切れに要注意です。6月下旬、装飾花が横向きになり、反転してきました。その5日後、実を結び、花色の青が退色してきました。鉢植えのヤマアジサイ(6)「土佐ノ海」
以前より庭植えされていた一般的なアジサイ(紫陽花)で、手まり咲きアジサイは、日本原産のガクアジサイが欧米で品種改良されたもので、装飾花が丸く固まって咲くアジサイです。庭を作り変えた時、青い花を移植したつもりですが、新たに作ったブロック塀脇で、用土も新しくなり、桃色の花が咲くようになりました。樹高は80cm程です。6月上旬の咲き始めです。6月中旬の花、(小さな紅花はスイセンノウが、実生で育ったもの)その5日後、装飾花の隙間から見える両性花は青花でした。6月下旬の花です。7月上旬、終盤の花はこんな色になりました。庭植えのアジサイ(1)手まり咲きの桃色花
「甘茶」(アマチャ)はヤマアジサイの変種の1つで、葉に甘味があって、葉を煎じて甘茶が作られました。お釈迦様に甘茶を注ぐ灌仏会に使用され、庭に甘茶の樹が植えられ、家庭でも飲んだ子供の頃を思い出します。6月初め、装飾花が開き始めました。4号深鉢植えで、樹高20数cmです。6月中旬の花、両性花も開きました。その6日後、6月下旬、装飾花が反転し始め、7月初め、花色が変わり、種子が稔ってきました。鉢植えのヤマアジサイ(5)「甘茶」
ヤブデマリはスイカズラ科の落葉低木で、関東以南の林中などに自生し、基本種は白花です。「ピンクビューティー」は園芸品種で、花色が白色からピンクに変化し、赤い実を稔らせます。4号鉢植えで、幹が途中で折れて樹高は高さ10cm、横に25cm程枝張りしています。今年は1輪だけの開花でした。5月上旬の咲き始め、ガクアジサイ型の花です。その7日後、中心部の両性花も咲き出しました。5月中旬の花、両性花は小さな白い5弁花で、オシベが目立ちます。5月下旬、ガクのピンク色が、今年は薄い。6月上旬、花の終わりです。6月下旬、花後の果実は2個だけ稔り、赤くなってきました。7月初め、枝先が折れ落ちました。参考に、たくさん咲いた昨年の画像です。鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」の花と実
ヤマアジサイの「日向絞」(ヒュウガシボリ)は宮崎県産で、紺色地に白い絞りが入る品種です。まだ苗木で、4号鉢植えの樹高20cm程、2輪だけ開花しました。6月中旬の咲き始めです。その4日後、中心部の両性花も咲き出しました。7月初めには、装飾花が反転し、両性花は結実してきました。鉢植えのヤマアジサイ(4)「日向絞」
ヤマアジサイの「くれない」(紅)は長野県産で、装飾花が白から濃い赤に変わります。5月下旬の咲き始め、装飾花は白色で両性花は蕾です。その3日後です。6号鉢植えで樹高20~30cmです。6月上旬、赤く色付き始め、中心部の両性花も咲いてきました。6月10日には紅が色濃くなって、6月中旬、装飾花は濃い赤色となって横向きになりました。7月初め、両性花は実を結び、花の終わりを迎えています。鉢植えのヤマアジサイ(3)「くれない」
ヤマアジサイの「七段花」(シチダンカ)は、シーボルトが「日本植物誌」で紹介し、幻の花とされていましたが、1959年に神戸の六甲山で発見されました。5号鉢植えで、樹高20cm余りです。装飾花が星形の八重咲で、青紫色です。6月上旬の開花でした。その3日後、6月下旬、花の終わりです。装飾花が横向きから下向きに反転し、両性花が退化して、すでに落下し結実はしません。鉢植えのヤマアジサイ(2)「七段花」
ノリウツギの白い花が満開になりました。今は白。その白色は、これから日を追うごとにピンクから赤色へと変化していくグラデーションが楽しませてくれます。昨年の初冬、強剪定したおかげなのか、昨年よりたくさんの花をつけてくれた気がします。
クチナシはアカネ科の常緑低木で、東アジアに広く分布し、日本では静岡以西に自生し、樹高1~3mです。「ヒメクチナシ」(姫梔子)は小型で、樹高20~40cm程、葉は細長く花も小さめです。(別名コクチナシ)6月中旬に開花しました。5号鉢植えで、樹高25cm程です。花径4cm程の白い6弁花です。6月下旬です。花色が白から徐々に黄色に変わって、花が終わります。何故か私の鉢植えは、花後に果実が稔ったことがありません。花は香りが良いので、玄関に飾ります。鉢植えの「ヒメクチナシ」
鉢植えのヤマアジサイ、「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県で発見され、濃紺の装飾花が終盤には薄墨色に変わります。5月下旬の咲き始めは、淡青色の装飾花です。その3日後の花、6月上旬の花、6号深鉢植えで、樹高30cm位です。今年は装飾花が揃わず、不完全な花が多く着きました。装飾花が無く、両性花だけで咲いた花もありました。6月中旬、花の終盤には、装飾花が黒紫色に変わって横向きになり、さらに下向きに変わって、色は薄墨色に変わります。6月下旬、装飾花は垂れ下がり、中心部の両性花は種子を結び、花期が終わります。鉢植えのヤマアジサイ(1)「伊予の薄墨」
「テリハノイバラ」(照葉野茨)は、バラ科のつる性低木です。普通のノイバラよりも、葉に光沢があり、花数は少ないが大きく、径3~3.5cmの白い5弁花を咲かせます。「濃紅テリハノイバラ」は、濃色桃色タイプで通販入手しました。3号鉢植えで6月中~下旬に2輪だけ開花しました。6月上旬の蕾から、6月中旬に開花しました。6月下旬に咲いた花です。鉢植えの「濃紅テリハノイバラ」
「深山八重紫」(ミヤマヤエムラサキ)は京都府産で、ガク咲きの八重咲きです。花色は青紫~赤紫で土質によって変わります。東庭の北側、エゾムラサキツツジの隣に植えてあり、樹高30cm程で、2輪だけですが開花しました。6月初め、2輪咲き始めました。その6日後です。装飾花のガクが濃い青紫色に変わり、中心部の普通花も開いてきました。6月中旬の2輪です。7月上旬です。装飾花が変色して、横向きになり反転して花が終わります。花画像だけでしたので、今朝、全体像を撮りました。庭植えは2種だけの開花でしたが、鉢植え㋨ヤマアジサイが多く咲きましたので、順次アップします。庭のヤマアジサイ(2)「深山八重紫」
柴犬と毎日散歩していた頃、ある公園で咲くサツキで、剪定作業後の落枝を拾って挿し木したもので、名称不明です。二重咲きの桃色花です。6月中旬、蕾から開花へ、6月下旬、5号平鉢植えで、樹高20cm余りです。玄関前で、現在も咲き続けています。鉢植えのサツキ(2)二重咲き桃色花
小鉢植えのサツキで、「緋梅」(ヒバイ)という品種です。緋赤色・白色などの単色と、玉斑入りの桃色花や、車咲き咲きなどの変化を楽しめます。6月上旬、挿し木した鉢が先に開花しました。元鉢が6月中旬に開花です。その3日後です。鉢植えのサツキ(1)「緋梅」
庭に以前より植えられていた白花のサツキで、品種名は不明です。1株ですが大株で、花も大輪ですが、開花は少し遅れました。6月上旬の咲き始め、6月中旬の花、まだ蕾がありますが、咲き終えた花が茶変して、6月下旬まで咲き続けますが、花ガラ摘みをしないと美しくありません。庭のサツキ(2)白花種
サツキ(皐月)はツツジ科で、山奥の岩肌などに自生し、盆栽に利用されています。他のツツジに比べ1か月ほど遅い開花で、旧暦の5月(皐月)に咲き揃うことから名付けられました。庭を作り変えた時に植えた品種が、「大盃」(オオサカズキ)です。5月下旬玄関前のハナミズキの樹下で咲き出しました。6月初めです。池の東南側岩組の間で、ヤマアジサイ黒姫と一緒に、池の北東、岩の間で、6月初めとその3日後です。池の西で、6月上旬、6月中旬には、咲き終えた花ガラ摘みをしました。庭のサツキ(1)「大盃」
昨日ご紹介した、地植えアジサイを毎年コンパクトに楽しむ剪定方法に関しての番外編というか、雑談というか……なお話です 今回は短いと思いますが、またお付き合いください~ 最近YouTubeを見ると、アジサイの剪定方法を紹介する動画がたくさんあるんですよね。私もよく見ています。 動画の中でよく出てくるフレーズに『お花を早めに切らないと…
こんにちは、花谷です。 ここ数日は真夏のような日射しが照り付けてもう梅雨は終わったのかなと思っていましたが、千葉は今日からまた梅雨空に戻りそうです。 前回予告していました地植えアジサイ(ハイドランジア)の花後剪定が昨日終わりましたので、私の剪定方法を紹介したいと思います! まず剪定道具なんですが、基本は剪定鋏です。ただ、株元の木質化した枝は相当硬いので中々切れません。
「バイカウツギ」(梅花空木)はアジサイ科の落葉低木で、東北南部~四国・九州に分布します。茎が中空で、白い4弁花を咲かせ、5号鉢植えで樹高90cm程です。5月中旬の蕾です。5月下旬に開花しました。5月末の花です。鉢植えの「バイカウツギ」
ユキノシタ科のヤマアジサイは、福島県以西の本州~九州に分布する落葉低木です。アジサイに比べて葉は薄く細長く小型で、地域による花色花形の変異が多くあります。「黒姫」(クロヒメ)は、花色が濃い青紫色で、早咲きの品種です。庭のオオモミジの樹下に植えて、樹高は80cm位です。5月下旬から咲きました。咲き始めの装飾花(4枚の花弁状のガク)はこんな色で、やがて濃い青紫色に変わっていきます。中心部にある多数の両性花(オシベ・メシベをもった普通花)はまだ蕾のままです。5月末です。中心部の両性花が咲き始めます。6月上旬です。周りでサツキが咲いてきて、装飾花が色褪せてきました。6月中旬の花です。庭のヤマアジサイ(1)「黒姫」
玄関前通路の南側には、紅花ヤマボウシ「紅富士」を植えました。富士山中で採取した種子で、実生選別を繰り返して作出したそうです。「サトミ」に比べて苞や葉が細長い特徴があり、樹幹を覆うように咲く多花性です。5月上旬、開花してきました。咲き始めの苞の色は、黄緑色が残ります。5月中旬、その4日後、5月下旬の花姿です。花弁に見えるのは4枚の総苞片で、その中心に花蕾があります。本来の花が開いてきます。黄緑色の小さな4弁花です。6月中旬です。苞を散らし、花弁も散らして、小さな集合果が残りました。秋の紅葉も、「サトミ」とは違った趣になります。庭の紅花ヤマボウシ(2)「紅富士」
「ヤマボウシ」(山法師)はミズキ科の落葉高木です。花は淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に総苞片(葉の変形)が4枚あって、花弁のように見えます。中央の花穂を坊主頭に、普通は白い苞片を白頭巾に見立て、比叡山延暦寺の山法師になぞらえた命名です。庭に植えたヤマボウシは紅花種で、玄関前通路の両側に植えました。北側に植えたのが、「サトミ」(里美)という紅花品種です。赤い苞や葉が丸みを帯びていて、着花数が少ないようです。5月初めの開花でした。その5日後、4枚の苞片の中心に花蕾があります。5月中旬の花です。5月下旬です。本来の花が咲きました。小さな淡黄色の4弁花が次々に開きました。6月中旬、花後の若い果実です。庭の「サトミ」の場合、熟す前にほとんど落果してしまい、夏から紅葉してきます。庭の紅花ヤマボウシ(1)「サトミ」
「モッコウバラ」(木香薔薇)は中国原産の常緑低木、一季咲きのツルバラで、病害虫も殆どなく強健です。庭のどこに植えようか思案中で、未だ鉢植えのまま、棘が無く、扱いやすいバラです。黄花の八重咲種です。5月上旬に開花しました。その5日後です。5月中旬の花、白花の八重咲種もあるのですが、今年の花は2輪だけでした。鉢植えの「モッコウバラ」
オオヤマレンゲ(大山蓮華)はモクレン科の落葉低木で、関東~九州の山地の林内に自生します。観賞用に販売されるのは、「オオバオオヤマレンゲ」(大葉大山蓮華)で、中国東北部と朝鮮半島に分布する近縁種です。玄関前西側に苗木を植え、2m程に成長しました。径数cmの白花を下向きに咲かせ、花の中心に紅色のオシベが目立ちます。4月10日、蕾が見えてきました。5月初め、開花前の蕾です。5月中旬の花です。5月20日の花、花弁数には差があり、下画像は多弁花です。5月下旬の花、5月末です。まだ蕾があって、6月上旬まで咲きました。庭の「オオバオオヤマレンゲ」
「深山の満月」(ミヤマノマンゲツ)は交配種で、白地に赤紫の覆輪が入る花です。5月中旬に咲き始めました。その5日後です。5月20日、満開の花です。5月下旬の花です。「白妙」という白花品種もあるのですが、蕾なしでした。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(2)「深山の満月」
ミヤマキリシマツツジの「紅小町」(ベニコマチ)は、濃い紅色の花を咲かせます。5月上旬、蕾から開花へ、その5日後、高山植物なので、丈低く横に張り、枝が細かく密生し、葉も小さい。5月中旬の花です。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(2)「紅小町」