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東北本線野辺地駅からは、下北半島を北上する大湊線と、東北本線の旧線を南下し、七戸へ向う地方鉄道・南部縦貫鉄道が分岐していました。野辺地駅は東北本線の補機の基地としてもたいへんな活気があった駅です。 南部縦貫鉄道と言えばレールバス。地域の方々に愛されたこの車両は、今も七戸町に健在で、年に何回かはイベントとして走っています。地域にとって鉄道開通が悲願であった歴史を、レールバスが小さな車体に背負って走った南部縦貫鉄道です。 自治体が中心になって企画した南部縦貫鉄道の開業までの紆余曲折は資金難との戦いでしたが、開業後も貨物輸送が期待された砂鉄を利用しての製鉄所の計画の頓挫もあり、輸送量不足とのたたかい…
西日本完乗への道-紀伊半島編(32) 紀勢本線 御坊駅 ~7年ぶりの紀州鉄道に乗り換え~
湯浅駅から紀勢本線上りの御坊行きに乗車しました。列車は次の広川ビーチ駅を出るとトンネルで山を貫きます。「由良トンネル」。トンネルを抜けると、紀伊由良駅、紀伊内原駅と古い木造の残る駅に停車しつつ海に面した街に向かって南下。そのまま街に入っていくかと思いきや、くいっと東に向きを変えて終点の御坊駅に到着です。2番線の到着。ここですぐ乗換えです。 御坊駅は和歌山県御坊市湯川町小松原にある御坊市の代表駅。...
西日本完乗への道-紀伊半島編(29) 有田鉄道線 金屋口駅跡 ~有田川沿いにあるかつての終着駅~
藤並駅の西口から有田鉄道バスに乗車しました。かつて藤並駅~金屋口駅を結んでいた有田鉄道線は2002(平成14)年12月31日限りで廃止されました。末期の頃は1日2往復しかなかったそうです・・・。代替していた路線バスの方が本数が多かったようですね。今回乗車したバスはおそらくその代替バスのルートを走っているのかなと思います。バスは現在サイクリングロードとなっているかつての廃線沿いには進まず、金屋口までの最短ルートを走...
こんばんにゃ!TOMIXから南部縦貫鉄道関連の車両に関して製品化が発表されました。キハ104は既製品からの発展形、レールバスについては既製品の作り直しのようです。これに加えて貨車セットも発売されるそうですが、カマが発売にならない中での製品化はちょっと???ですね。最近、20~15年くらい前に購入したままとなっているNゲージを徐々に弄り回しているところですが、レールバスが発売されるという情報を得たところで、先日在庫品を見ていてキハ02・キハ03があったことを思い出しました。これも購入して以来しまい放しになっていたのですが、久し振りに取り出してみてビックリしてしまいました。レールバスが個別に乳白色ビニールに包まれていたのです。このところ報告していたマイクロエースのダイキャスト崩壊製品をチェックしている中で、同...TOMIXでも乳白色には注意!
南武縦貫鉄道:キハ10形レールバス&キハ103 南武縦貫鉄道の続きです。 撮影の記録を見てみると、同線には過去に4度訪れていますが、いずれも北海道へ渡る途中やドライブのついでといった感じで立
廃線鉄道 第95回 柚木線 〔長崎県〕肥前池野~柚木をゆくキハ02型レールバス※『追憶・日鉄池野鉱出水事故の手記』より柚木線(ゆのきせん)は、かつて長崎県佐世保市の左石から同市の柚木までを結んでいた国鉄の鉄道路線である。 佐世保軽便鉄道(1918年創立、1921年に佐世保鉄道と改称)の路線として1920年に開業した路線で、1936年に買収・国有化され、国有化の際に軌間を762mmから1,067mmに改軌されている。途中には肥...
コロナを乗り越えて 車輛の展示が行われたらしい。 今でこそ LE-CarやDMVが有るが あの頃 レールバスと聞いて 不思議な思いをしたものだ。 オラが鉄道 そんな車内。 地元の足となり 走っていた。 廃線の後も 大切にしてくださっている 愛好会の皆様に 頭が下がります。 ...
三連休北東北20冬(16) 南部縦貫鉄道線 七戸駅跡 ~車庫の中に眠るレールバス~
十和田観光電鉄の七百駅跡と十和田市駅跡を訪問した後、野辺地方面のバスに乗車しました。バスは県道を北上すると国道4号に合流します。国道はそのまま七戸バイパスとして七戸の街を迂回するルートをとりますが、バスはその手前で左折して街中に入ります。「笊田」という交差点に差し掛かったところで笊田川久保というバス停に停車。ここで下車します。後払いで540円也。街には結構な雪が降っていました。さて、ここで下車したのはこ...