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岬めぐり・・ 北オホーツクの岬北オホーツク道立支線公園内の岬である北見神威岬をめぐる在りし日の国鉄・興浜北線の炭鉱気動車 北オホーツク きたおほーつく (北オホーツク道立自然公園 他)北海道の道北、オホーツク海側の北部地域を指す地域名称である。 主に北から稚内市(オホーツク海側)・猿払村・浜頓別町・枝幸町と、宗谷総合振興局(旧宗谷支庁)管内地域が該当する。枝幸・浜頓別・猿払の各町村に渡っての総面...
2024年3月31日で廃止となる、根室本線 富良野~東鹿越間※ 新得はすでに代行バス運行10月24日 秋晴れに恵まれ、車窓から紅葉を楽しみながら、廃線となる区…
廃線鉄道 第112回 山野線 その2 〔熊本県・鹿児島県〕薩摩大口駅での昼下がり:ローカル線の駅には今の時代は忘れかけられた穏やかな時の流れがあった※『鉄道ピクトリアル '75年9月号』より山野線(やまのせん)は、かつて熊本県水俣市の水俣から鹿児島県姶良郡湧水町(当時は栗野町)の栗野までを結んでいたJR九州の鉄道路線である。 国鉄再建法施行によって1984年に第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化後の1...
廃線鉄道 第111回 山野線 その1 〔熊本県・鹿児島県〕段々畑を見ながらゆく長閑な沿線風景だった山野線※『さよならローカル線33』より山野線(やまのせん)は、かつて熊本県水俣市の水俣から鹿児島県姶良郡湧水町(当時は栗野町)の栗野までを結んでいたJR九州の鉄道路線である。 国鉄再建法施行によって1984年に第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化後の1988年2月1日をもって全線廃止となった。肥後と薩摩の国...
廃線鉄道 第107回 上田交通・真田傍陽線 〔長野県〕真田駅で発車を待つ貨物混合列車:背後には菅平高原の盟主たる峰の白銀の四阿山(あずまやさん)が望める※『mamalog』より真田傍陽線(さなだそえひせん)は、長野県上田市の電鉄上田と真田町(現・上田市)の真田及び、途中の本原から分岐して傍陽までを結んでいた上田電鉄(上田交通の子会社)の鉄道路線である。1927年に電鉄上田~伊勢山が開通したのを始めとして、192...
廃線鉄道 第106回 明神電車 〔兵庫県〕中学にばかりの頃22時前のTVの天気予報で見てからずっと憧れていた明神1円電車※ ウィキペディア画像を拝借明神電車(めいしんでんしゃ)は、かつて兵庫県養父郡大屋町(現在の養父市)から朝来郡朝来町(現在の朝来市)の明延鉱山にあった鉱山用軌道である。 明延(あけのべ)と神子畑(みこばた)を結ぶ事からその名がついた。ホッパーで積まれたスズ鉱石満載の貨車を牽引する電気...
廃線鉄道 第105回 同和鉱業・片上鉄道 その2 〔岡山県〕レトロチックな円形流線形車両だが『しらさぎ』のイメージには合わないようである※『レイルラボ』より同和鉱業・片上鉄道(どうわこうぎょう・かたかみてつどう)は、かつて岡山県備前市の片上から久米郡柵原町(現美咲町)の柵原までを結んでいた同和鉱業(現:DOWAホールディングス)の鉄道路線である。 1991年6月30日まで営業を行っていた。片上~備前矢田まで路...
廃線鉄道 第104回 同和鉱業・片上鉄道 〔岡山県〕吉ヶ原で発車を待つ元国鉄07系気動車のキハ702※ ウィキペディア画像を拝借同和鉱業・片上鉄道(どうわこうぎょう・かたかみてつどう)は、かつて岡山県備前市の片上から久米郡柵原町(現美咲町)の柵原までを結んでいた同和鉱業(現:DOWAホールディングス)の鉄道路線である。 1991年6月30日まで営業を行っていた。岩手県の松尾鉱山と並び我が国屈指の硫化鉄鉱だった棚原...
廃線鉄道 第103回 熊延鉄道 〔熊本県〕湘南顔のデハ200:典型的な地方鉄道路線だった熊延鉄道※『熊本朝日放送』より熊延鉄道(ゆうえんてつどう)は、かつて熊本県熊本市の南熊本から同県下益城郡砥用町(現・美里町)の砥用までを結んでいた鉄道路線およびその運営会社である。 1964年3月31日に路線廃止となった。熊延鉄道という社名は、熊本と宮崎県の延岡を結ぶ鉄道路線を計画していた事に由来するが、実現には至らなか...
廃線鉄道 第102回 花巻電鉄 〔岩手県〕花巻電鉄の名物とも云われた車幅1.6mの『ハーモニカ』電車:『馬面電車』とも言われたが馬づらよりハーモニカでしょう※『朝日新聞デジタル』より花巻電鉄(はなまきでんてつ)は、かつて岩手県花巻市の国鉄東北本線花巻駅を中心に、花巻温泉郷へ向かう鉄道線と、花巻南温泉郷へ向かう軌道線・路線バスを運営していた会社である。 同社は1971年に岩手中央バスへ統合され、1972年に鉄道...
『路線の思い出』 第522回 三江線・田津駅 〔島根県〕狭い土手上にある駅だが待合室・トイレが完備され利用客もゼロでないなど三江線では上位の駅だった田津駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’16) 江津~三次 108.1km 46 / 1109 廃止年月日 転換処置 ’18...
『ネームトレイン』 第37回 大隅国分駅を発車する快速〔大隅〕:停車駅が多くなった事以外は急行時代からの貫禄を魅せていた※『鉄道ホビタス』より 快速〔大隅〕 ・・ 鹿児島と県内の大隅、宮崎県の日南地方を結んだ元急行列車で、1980年10月1日のいわゆる『ゴーゴートウ』のダイヤ改正による急行列車大幅削減の煽りを受けて快速列車に格下げとなった。 この改正では、大隅線の鹿屋と宮崎を結び、かつては博多発のエリ...
『路線の思い出』 第519回 一畑電気鉄道広瀬線・出雲広瀬駅跡
『路線の思い出』 第519回 一畑電気鉄道広瀬線・出雲広瀬駅跡 〔島根県〕旧一畑電鉄・広瀬線の駅を移築したような外観の広瀬バスターミナル待合室《路線データ》路線距離(営業区間):荒島~出雲広瀬 8.3km、軌間:1067mm複線区間:なし(全線単線)、電化区間:全線(直流600V)、駅数:12(始点駅含む)〔荒島〕・仲仙寺・西赤江・西中津・田頼・小原・飯梨・植田・鷺ノ湯・ 鷺湯温泉前・温泉前・...
廃線鉄道 第98回 名鉄・安城支線 〔愛知県〕末期は本線格の西尾線と共に1500Vに昇圧されて1500Vの三河鉄道で使われていた木造車のモ1080が運用に就いていた名鉄・安城支線(めいてつ・あんじょうしせん)は、かつて愛知県安城市の南安城から国鉄(現・JR東海)の安城までを結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線で、西尾線の支線である。安城支線はJR安城駅の南東側から分岐していた:駐車場となっているのがホーム跡で線...
廃線鉄道 第96回 土佐電気鉄道・安芸線 〔高知県〕路線廃止となってからもバスの待合所としてして利用されていた土佐電の終着駅・安芸駅:だが数年前に解体され『カリヨン広場』という公園となっている※ ウィキペディア画像を拝借土佐電気鉄道・安芸線(とさでんきてつどう・あきせん)は、かつて高知県南国市内の後免駅と安芸市内の安芸駅とを結んでいた、土佐電気鉄道(現・とさでん交通)の鉄道路線である。終戦直後に...
もうこの歳になると、正月は休みである喜びの他は「また歳を食ってしまった」という嘆きしかないんだよね~。 でも、取り敢えず、「明けましておめでとうございます」の略して「明けおめ」でございます。 本年もこのブログを見捨てないよう、宜しなにお願い致します。それで、謹賀新年記事は『anniversary 40万アクセス』の続きで、キハ40形気動車の国鉄時代編をお届けしようと思います。 ちなみに、この記事がアップとなる元旦...
『路線の思い出』 第512回 白糠線・北進駅跡原野 〔北海道〕かつて必死になって追いかけた路線の終着駅の跡は跡形が全くない雪の原野となっていた北進駅(ほくしんえき)は、かつて北海道白糠郡白糠町上茶路にあった国鉄・白糠線の駅である。白糠線の廃線に伴い、1983年10月23日に廃駅となった。 同線の終着駅であったが、片面ホームと線路一本で駅舎もないという、延伸を目的に持った途中駅然とした構造の駅だった。お別れ...
廃線鉄道 第95回 柚木線 〔長崎県〕肥前池野~柚木をゆくキハ02型レールバス※『追憶・日鉄池野鉱出水事故の手記』より柚木線(ゆのきせん)は、かつて長崎県佐世保市の左石から同市の柚木までを結んでいた国鉄の鉄道路線である。 佐世保軽便鉄道(1918年創立、1921年に佐世保鉄道と改称)の路線として1920年に開業した路線で、1936年に買収・国有化され、国有化の際に軌間を762mmから1,067mmに改軌されている。途中には肥...
廃線鉄道 第93回 磐梯急行電鉄 〔福島県〕酸川鉄橋を通る列車※ 書籍『沼尻鉄道の思い出』より磐梯急行電鉄(ばんだいきゅうこうでんてつ)は、かつて福島県耶麻郡猪苗代町の国鉄(現 JR東日本)磐越西線の川桁と沼尻(路線延長15.6km)とを結んでいた鉄道路線およびその運営会社である。運営会社は東京証券取引所に上場していたが、1969年3月27日に全線が廃止された。 一般には沼尻鉄道(ぬまじりてつどう)と呼ばれ、路...
『路線の思い出』 第508回 名寄本線・幸成仮乗降場 〔北海道〕元祖・物置待合室の幸成仮乗降場《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83) 名寄~遠軽・中湧別~湧別 143.0km 597 / 1246 廃止転換年月日 転換処置 ’89・ 5・ 1 ...
廃線鉄道 第92回 常総筑波鉄道・鬼怒川線 〔茨城県〕砂利運搬の主力機関車だったロッド式のDB11型ディーゼル機関車※『常総産業(元 鬼怒川砂利合資会社)』のウェブサイトより常総筑波鉄道・鬼怒川線(じょうそうつくばてつどう・きぬがわせん)は、かつて茨城県下館市(現・筑西市)の大田郷と同県真壁郡関城町(現・筑西市)の三所を結んでいた常総筑波鉄道(現・関東鉄道)の鉄道路線である。南部縦貫鉄道で唯一動態保存...
『路線の思い出』 第502回 山陽新幹線、山陽本線、姫新線、播但線・姫路駅
『路線の思い出』 第502回 山陽新幹線、山陽本線、姫新線、播但線・姫路駅 〔兵庫県〕改装されて立派な駅商業ビルとなった姫路駅:だがこの駅に想いではない※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》山陽本線 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 神戸~門司・兵庫~和田岬 537.7km 38534 / 95運行本数〔山陽本線・姫路発...
『路線の思い出』 第500回 士幌線・十勝三股駅跡 〔北海道〕夏だけれどこの駅跡での写真は冬に撮ったのしか持ってませんので悪しからず《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度(’79) / 営業係数(’83) 帯広~十勝三股 78.3km 359 / 1743 廃止年月日 転換処置 廃止時運行本数 ’87/ 3/23 &n...
廃線鉄道 第87回 興浜南線 〔北海道〕恐らくつながる事を夢見た興浜北線と共に最も復活して欲しいと思う路線だった興浜南線興浜南線(こうひんなんせん)は、かつて、北海道紋別郡興部町の興部で名寄本線から分岐し、同郡雄武町の雄武までを結んでいた国鉄の路線で、 浜頓別駅を終点とする興浜線の先行部分として開業した路線である。 当線の先行開業後も、興浜線(興部~浜頓別)全線開通を目指して延伸工事が行われたが...