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【謎】根室本線:C58牽引 貨物列車or混合列車? ※ 2021/7/17 23:37のリバイバル記事のため、表現が当時のものになっています。 【写真】根室本線 混合列車:混441レ&混444レ このところ
1970年4月30日現在の兵庫県:姫路機関区(国土地理院の空中写真より)姫路駅は画像より左にありますが、機関区周辺は現在は再開発され面影は全くありません扇形車庫のすぐ上にカーブしているのが播但線、画像中央やや下の直線が工事中の山陽新幹線です大きな給炭装置がありました給炭を終え整備中のC11姫新線用のC58は集煙装置を装備していました播但線用のC57は集煙装置を装備している罐と、していない罐がいました姫路近郊用の通...
お早うございます、鉄道写真愛好家のなまでこです。お加減いかがですか。 秩父鉄道の蒸気機関車列車が回送されるところを撮影しました。先頭は電気機関車です。 2…
お早うございます、鉄道写真愛好家のなまでこです。お加減いかがですか。 実は前日に埼玉県の秩父鉄道で蒸気機関車を撮影しました。流石に熊谷市は、日中暑いくらい…
1974年5月18日現在の釧路機関区です(国土地理院の空中写真より)。画像左上に扇形車庫や転車台が見られます。釧路駅は画像右下から約700m先です。かつて11庫あった扇形車庫は既に撤去されていますが、転車台は今も健在です。ここには釧網本線や根室本線で活躍したC58が配属されていました。後藤工デフで人気があった33号機です、デフの「JNR」も貼っときます。もう一枚1973年8月11日撮影にほんブログ村...
1968年5月25日現在の会津若松機関区です(国土地理院の空中写真より)画像の上部中央に扇形車庫、下部が会津若松駅となります。扇形車庫は15庫、無理やり合成した画像(1974年3月撮影)を貼っときます。当区には只見線、会津線、日中線で運行していたC11以外に入換用にC58が配属されてました。仲良く並ぶC11出発準備もこれだけ並ぶと壮観?です。1974年3月30~31日撮影さて、次回からは北海道です。にほんブログ村...
クランクからピストンバルブの駆動装置まで、往復運動を回転運動に変換する機構を全て外気に晒している蒸気機関車にとって、冬の雪はたいへん過酷な環境です、そして環境の厳しさは、吹きさらしのキャブで、機関車を操縦する乗務員をも苦しめました。まさに人馬一体の呼吸で、雪山を乗り越え、雪原を疾駆した雪と蒸気機関車の織り成す物語は、汽車の姿が消えても語り継がれています。 白煙をなびかせ、雪原を疾走する釧網本線のC58牽引の旅客列車。乗客はスチーム暖房の効いた車内で雪景色を眺めるだけですが、乗務員は機関車の状態を各種の計器と運転音で確認しながら、雪の中に現れる信号を確認し、時計を睨みながら、激しい振動のキャブ内…
釧路から根室へ向う中間点に厚岸の町があります。町の西に厚岸湾、東は汽水湖である厚岸湖が広がり、豊かな海産物に恵まれた町です。札幌から離れ、あまり観光地化されていない地域の北海道の方々は、厳しい自然環境の中で自然と向き合う機会が多いからなのか、たいへん優しい方が多いです。そんな町を通り、C58は東に西に、乗客と貨物を運んでいたのでした。 厚岸を出発し、根室方面へ向うC58牽引の客車列車。凍てついた厚岸湖を車窓から眺め乗客は、日本最東端の駅、根室へと向かいます。 たいへん美味しい牡蠣の産地として知られる厚岸湖は外洋の海水の流入が少ないため、冬場には凍結して、降雪があれば一面の雪原となりました。厚岸…
函館本線の滝川駅から分岐し、富良野、新得、帯広、池田を経て釧路に達し、更に根室まで到達した根室本線。函館から釧路までを14時間以上かけて走破した北海道の蒸気鉄道時代の名物列車急行まりもは、午後2時過ぎに函館を発ち、函館本線を経由して札幌で座席車3両を切離し、オロネを含む寝台車を連結して釧路に向かいました。根室本線新得駅で日付が変わり、朝6時過ぎに釧路に到着、釧路で客車2両と荷物車、郵便荷物車を切り離し、釧路からは普通列車として根室に向かいました。 根室を出発し、疾走するC58。 牽引機は変形デフレクターにJNRの切文字を貼り付けた33号機です。また、C58に連なる客車は、急行まりもを構成する編…
名車に出会う⑦ 郷愁を誘う貴婦人「C57」(鉄道博物館・てっぱく)
(山口線を走る「SLやまぐち号」) 「てっぱく」の愛称で知られる日本最大級の埼玉県にある鉄道博物館。東京都の旧鉄道博物館に展示されていた主な鉄道遺産が移され、2007年10月14日(鉄道の日)にオープンしました。日本初の鉄道が新橋・横浜間で開業したのは1872(明治5)年。実物車両や貴重な鉄道資料等を通して150余年の鉄道の歴史を振り返ることができる素晴らしい施設です。2018年には新館のオープンで展示面積が1・3倍に...
8620型の支線向きの性能を発展継承したC58型でしたが、意外にもC58型だけの運用線区は少なく、多くの地域で9600型やD51型と混用されていました。山が多い日本で、勾配線区の重貨物ともなれば、支線向けの万能型と言えるC58型には荷が重い路線が多かった、逆に言えば、それだけ地域間の貨物輸送が盛んだったのが、蒸気機関車時代なのです。そんな中で、C58型だけで運用していた陸羽東線はC58型を語る時に欠かせない線区です。 駅構内で加速に入るC58重連。陸羽東線は重連運用で峠越えをしたことで、分水嶺の堺田駅に機関車駐泊所があり、機関車の運用が複雑になっていました。C58型の細いボイラーがよく分かるシ…
東北本線完全電化以降、国鉄の無煙化計画は亜幹線から支線へと及び、ほとんどの旅客列車がキハに置き換わっていた陸羽東線でも、貨物列車のディーゼル化は間近に迫っていました。 余命幾ばくもないC58型は、そんな状況の中でも峠に立ち向かい、力続く限りの活躍を見せたのでした。 峠の駅、堺田駅で解放された前補機のC58が、宮城県側の麓に帰るべく待機しています。 無煙化直前になっても、陸羽東線は地味なC58だけの運用でしたから、訪れるSLファンの姿も少なく、C58は淡々と仕業をこなしていました。のどかな田園地帯、壮大な奥羽山脈、更には渓谷沿いを通っていたのです。 夕暮れが迫ってもC58の活躍は続きました。 や…
D51の爆発的ハイパワーや、C57のような暴力的なハイスピードを出すわけでもない中型万能機C58。陸羽東線の小牛田↔新庄間、約100キロの旅路には、すっかり馴染んで活躍を続けていました。 刈取りの終わった田んぼを行くC58。穏やかな景色の中を惰行運転で軽やかに進みます。 大正の名機と呼ばれた8620型、8620型を区間列車用にタンク機関車としたC11、8620の近代化強化型の決定版、C58型。軸重の重さから、早期に入換用となり、営業線区での活躍が少なかった、8620の後継機種C50を除いても、日本の中型万能機と呼ばれた機関車は、合計1400両あまり、山が多く勾配線に強い言われたD50、D51の…
優れた水管理も評価されて世界農業遺産となった大崎耕土ですが、線状降水帯による1000ミリの集中豪雨には抗しきれしず、江合川の増水により陸羽東線沿線が、また東北本線沿いでも冠水する地域が出ました。温暖化による河川氾濫への対策が急がれます。 江合川の土手に山と積まれた孟宗竹の山を見ながら進むC58。春にはタケノコの他、タラの芽を初めとした山菜、夏には江合川流域の鮎、紅葉の頃には様々なキノコなど、天然の山の幸にも恵まれた地域です。ワフの後位に飼料用のホッパー車が連結されていますが、陸羽東線沿線は、仙台牛の大産地のひとつです。 朝の通勤、通学客を乗せて小牛田駅へと向かう上り列車。陸羽東線の分水嶺付近は…
冬には季節風が吹き荒れる山形県側と、分水嶺の堺田駅から中山平、温泉地鳴子まではスキー場が点在する豪雪地帯でした。C58型は、8620の後継機で万能型でしたが、勾配区間向きではありません。100キロ近い陸羽東線の長さと、勾配が20‰以下だという線区の特性から、陸羽東線はC58型だけで蒸気機関車時代の最後まで運用されたのでしょう。 本務機と前補機が力を合わせ、互いをいたわり合いながら峠を登ります。墨絵の風景となった山々が、C58の力闘を見守った陸羽東線。 昭和初期、亜幹線の主力は8620型でしたが、戦争へと急速に向かって行った大日本帝国の戦時輸送には非力と考えられ、8620の強化型として計画された…
宮城県県北部の東北本線の要衝小牛田から、山形県北部の奥羽本線の一大拠点新庄駅までをつなぐ陸羽東線は、太平洋の石巻港女川港と、日本海の酒田港を結ぶ、奥羽山脈を横断する重要路線でした。その開業は仙台と山形を直接結ぶ仙山線よりも20年も古く、明治後半から計画され、大正中期に完成という難工事でした。 中山平を重連で進むC58。C58型は軸重14トン以下の丙線用機関車の決定版となった、牽引力と速度のバランスの取れた傑作蒸気機関車でした。美しい山間を走り抜けていますが、奥羽山脈の分水嶺は、日本有数の温泉湧出地帯で、特にトンネル工事は、湯水の湧出に苦しめられた難工事の連続でした。 陸羽東線の蒸気機関車時代を…
石巻線の東北本線側起点であった小牛田駅は、陸羽東線も分岐する大きな規模の駅でした。津波被害で線路が流失し、今はBRT運行になってしまい、バスが走る気仙沼線も石巻線の前谷地駅から分岐していましたから、旅客列車は気仙沼行も発着していました。 引上げ線の脇を石巻へと向かうC11牽引の貨物列車。前谷地までは気仙沼方面行きの貨車も加わって長編成です。 小牛田駅には、陸羽東線と石巻線を担当する小牛田機関区の転車台と、東北本線の機関車を転向させる転車台があり、多くの待避線と側線を持つ大きな駅でした。 東北本線からの乗り換え客だけでなく、陸羽東線からは山形県からの貨物が、石巻線からは三陸海岸地域からの貨物が小…
昭和46年、全国一の良質炭を掘り続けた大嶺炭鉱が閉山して、輸送量が無くなっても、C58は南大嶺と大嶺の間の大嶺支線を往復していました。 C58が大嶺支線のたった1両の客車を引いて走ります。 大嶺支線は開通当初は厚狭駅から大嶺駅までの大嶺線という線区で、大嶺炭鉱で産出される良質の石炭を日露戦争で軍艦に使用するために、大日本帝国海軍が肝入で開通させた炭鉱鉄道でした。やがて長門市駅から厚狭駅までの南大嶺を通る路線が全通して後は、南大嶺から大嶺までが大嶺支線となったものです。日露戦争の日本海海戦では、黒煙が少ない大嶺炭鉱の石炭を焚いた日本の艦艇は、ロシア艦隊から見つかり難く、更に砲戦ともなれば、煙に邪…
早くから電化されていた中央線ですが、八王子には八高線の蒸気機関車の機関区がありました。 D51のクロスヘッド。シリンダーの押し引きの力を動輪のクランクに伝えるメインロッドとをつなぐ重要な部品がクロスヘッドです。クロスヘッドだけでも2つの油壺が付いています。クロスヘッドの右にはシリンダーへのスチームをコントロールするバルブを駆動する合併テコが縦に付き、これらの関節部分への注油も、蒸気機関車を走らせるには重要なメンテナンス作業でした。 石炭の積込み作業中のD51。八王子機関区には石炭をホッパーで落とす給炭槽や給炭用のクレーン設備は無く、コンベヤーもしくは人力で石炭を積込んでいました。石炭の粉を固め…
釧路から網走へ道東を縦走する釧網本線。今は観光路線化していますが、蒸気機関車時代には、地域の産品を集めていました。 オホーツク沿いにひた走るC58。冬の日没は早い。 釧網本線沿いには国鉄の支線や炭鉱の専用線、森林鉄道、町営軌道などの鉄道網があり、石炭、木材、農産物、海産物など、豊富な北海道の産物を鉄路が集めていました。そして蒸気機関車時代の最終ランナー、C58と9600が、輸送に活躍していたのです。 C58と9600による重連貨物列車。動輪直径が異なる機種での重連は、同形式の重連よりも運転は困難で、機関士は経験は勿論、僚機の状態を察知する気配りが特に必要とされました。信号確認など、運転業務が多…
東神奈川での高島貨物線との連絡が途絶えてからも、八王子から小机駅まで、C58が貨物列車を引いて来ていました。 旅客用のプラットフォームに到着しました。 プラットフォームの左側には貨物扱いの建物と積込用のプラットフォーム、貨物用の側線もあり、やって来たC58は貨車を入れ換えすると、逆向きのまま、八王子へと帰って行くのでした。 トラの妻板越しに、バック運転用のライトが2つ、テンダーに取付けられているのが見えます。 2つ目のライトは補助灯と呼ばれ、メインのヘッドライトが切れた場合の為のバックアップです。 これはライトが切れた際に、高所で作業して感電しない為の安全対策でした。交流電化は2万ボルトの高圧…
上回りで残っていたフロントまわりを仕上げました。 先ずはフロントまわりに取付ける部品を作ります。標識灯は2ミリパイプと真鍮釘の組合せ、ヘッドライトは5ミリパイプ、ヘッドライトの台は05板から切出しました。 標識灯の足は09真鍮線を叩いて板にしました、鍛造で剛性を出します。 ハンダで組んでから、足の先を08の取り付け穴に合わせてヤスリ整形しました。標識灯のハンドルは02燐青銅線、空気作用管の端材です。 作ってあった煙室扉とパイプを整形したヘッドライト、03燐青銅線、ハンドレールノブ。ハンドレールノブは挽物パーツが入手困難で、どうしたものかと悩んでいます。 ヘッドライトのパイプには06ドリルを貫通…
シリンダーが解決したのでブレーキシューに進みました。あると無いとでは大違いなので 宮沢模型ベースを余り感じさせない雰囲気になって来ました。 軸箱無しフレームなので、取付板を動輪押さえ板から浮かすスペーサーを1・5ミリから切出しました。ブレーキ取付板は08です。これ以下の厚さでは、ネジ山が直ぐに馬鹿になるので スペーサーを動輪押さえ板にハンダ付け。ブレーキ取付板は、第3動輪の車軸付近のスペーサーにネジを切って取付けます。 下回りを仮組みしました。先台車が貧弱で、前から見ると先輪の車軸が見えるのも興ざめですので、先台車もシュパーブライン風味に改造します。 先ずは車軸のカバー?を本体上部に、車軸押え…
モーションプレートが解決したので、シリンダーブロックを再開しました。 カツミ製の古いシリンダーカバーを使用したので、一発でイメージが変わりました。 先ずは手直ししたモーションプレートと、バルブガイドの当たりを確かめるために、シリンダーブロック後板を仮置きしてみました。しめしめ当たらないぞ〜、バルブガイドも全体を05くらいはヤスリ整形して小型化してあります。 バルブ前蓋とシリンダー前蓋を共にドリルレースで整形して、オリジナルのオシャブリ風の外観を整えました。 シリンダー前後板を組み付け、フレームに固定する内部フレームは05を折り曲げて製作。左は試作で、06ミリ前後方向に長かったので、作り直したの…
バルブガイドを作成する前に、怪しげなモーションプレートを見てみました。 本日の作業終了後の画像です。追加は左右のラジアスロッドの釣りリンクのみです。 バルブガイド作成前に点検したモーションプレートです。モーションプレート前方のフレームに取り付ける腕?がバルブガイドに当たるのを避けようと、グニャグニャ曲げて逃げようとした形跡がありました。更に機関士側のラジアスロッドのハンダ付けが外れています。更に、モーションプレートの外枠の前方は、加減リンクの厚さを逃げるため、なんと?!、モーションプレートの内側枠にとめられていませんでした。ビックリ! とりあえず、モーションプレート外枠を内枠にハンダ付け。加減…
網走本線と石北本線の機関車が出入りする北見機関区、蒸気機関車の機関区は不夜城でした。 蒸気機関車は、ボイラーから発生するスチームを使って走りますから、常にボイラーを燃焼させていなくてはなりません。朝の1番列車を動かすにも、セルモーターを回してエンジンをかけるようにはいきませんから、夜通し石炭を燃やしていたのでした。 夜行列車が通ることも無い、静かな地方の機関区でも、朝を待つ蒸気機関車が穏やかに煙を上げていました。まさに蒸気機関車は、体温を持つ機械だったのです。 静かに煙を上げるC58の奥には、発電機からスチームを吐き出す9600が見えます。機関車の発電機は蒸気機関車自体の電装を賄うだけで、客車…
時間が取れず進みません、 画像も悪いですが、シリンダー後蓋、バルブガイド、スライドバーだけは付けました。 ここでクロスヘッドとピストン棒の当たりを確認したのですが、なんとモーションプレートとバルブガイドが干渉することが判明しました。 足回りをバラした時に、モーションプレートとフレームの間に厚手の絶縁ワッシャがかましてあり、これじゃあモーションプレートの位置が高すぎるよ~と不思議に思いましたが、オーバースケールのバルブガイドを避ける為に噛ましてあったんですね~。なかなかやるな~。 これはバルブガイドも新たに作りなさい!との啓示なのかもしれないぞ!と気付いたところで時間切れでした。 どうやらシリン…
宮沢模型C58の足回りの問題点のひとつ、シリンダーブロック。今回は新製交換で対応しようと考えました。 当初は、宮沢模型オリジナルのソフトメタルを改造のつもりでいましたが、小顔改造でランボード幅が狭くなり、大幅にはみ出すので、オリジナルをヤスリ整形する計画は中止しました。幸いカツミシュパーブラインのシリンダーカバーがあったので前後板を作れば良いやと切出したのがこの画像です。ボイラーとフレームの欠き取り箇所が細いので08真鍮板から0番の糸鋸でシャリシャリ切り出しました。右のリア側のシリンダー蓋取付穴が長円形なのは、採寸ミスで正規の位置まで穴を広げたからで、ただドジなだけです。 オリジナルと重ねて見…
晩御飯を終えると工作タイム!この時間が待ち遠しいのは嬉しい限りなんですが、なかなか完成しませんね~。 発電機はカツミの挽物パーツに台座を入れて交換。ATS発電機はアメリカ型用ロストパーツひと山ナンボという安売りパーツを使用。砂箱蓋と汽笛はストックのロストパーツです。キャブ前には缶洗浄箱を自作して追加しました。 洗浄箱のパーツを揃えたところです。本体は8☓4の1ミリ厚チャンネルから削り出し、蓋は真鍮釘からドリルレースで整形、コックは虫ピン、ランボード下に付くタンクは3ミリ丸棒から切出しました。これもオーバーフロー管?を割ピンで取付けます。 ハンダ付けでチョイチョイと組み立て。ランボードに穴を開け…
昨日に引き続き、機関助士側を配管しました。キャブ下は何回も実物も見に行ってますが、さっぱり分かりません! 二子三方コックは単なる板にリベットを打っただけ、給水管と暖房の配管をそれらしく付けただけです。エアー配管は05、給水管と暖房管は1ミリです。エンドビームを新製したので楽に作業は出来ました。給水ポンプは古いカツミ製品です。 ランボードに沿って給水ポンプの排気と温め器に向う給水管を走らせました。ハンドレールの下にブロアー?管を07で追加。この配管は個体差があり細かったり太かったり、この機関車では太いタイプとしました。 この角度から見るとデフレクターの点検穴から、バルブ点検蓋が覗けるのでニヤニヤ…
なかなか進みませんが、まったりゆるっと楽しんでいます。 宮沢模型オリジナルの放熱管は取去り、シリンダー直後まで伸びるタイプに付替えました。太さも07から05に落としました。コンプレッサーの吸気、排気は06で取付。 加減弁梃子は途中のクランクを新設、スチームドームから出る作用レバーにはステーを追加してドームから離しました。安全弁には弁の座金を追加。砂撒管元栓、ボイラーステップを追加、サンドボックス前の踏板は交換。逆転棒にはコンプレッサー前に支持金具取付、逆転ネジボックス前にはリベット付きの帯金とバーを追加。逆転棒カバーは角材から整形して追加しました。 逆転棒カバーを削り出しているところです。糸鋸…
薄っぺらい印象の火室に少しばかり奥行を付けました。 火室外被に05を貼付け、更に裏から火室前方部分に1ミリ角線を追加して、外被の先端を斜めにヤスって見ました。ペラッペラの火室の印象は薄らいだと思います。 角線は長いまま切込を入れくの字に曲げて位置を決めてハンダ付け。後から余分を切落しました。 宮沢オリジナルの泥溜は、ブロクソンの玩具みたいなヤンキーバイスに挟んで、取付足と吸気管、ドレイン管の穴を開け、差込んだ真鍮線も長いままハンダ付けしました。勿論、ハンダ付けの際はヤンキーバイスからは外します。 火室の角線の裏打が終わりました。泥溜も取付てあります。火室外被はもっとRを付けても良かったのではな…
平板な宮沢模型C58の火室を何とか立体的にと試みたものの、 もとの火室に05から切出した火室下部外被を貼り重ねまし、火格子ダンパー?らしきものをちょいちょいと追加しましたが、あまり変化がありません。火室下部の洗浄栓?を追加しましたが、あまり効果は無いようです。昨夜はここまでで終了。 切出したパーツです。火室下部外被のような複雑?なパーツは、ケガいて切出しても全然合わないので、まず片側を作り、現物合せで修正した段階で、型紙として反対側のパーツのケガきに利用すると言う、ゆるっと工作です。外被の下はダンパーですが、これも様々なパーツを切出した後の真鍮端材から整形して、直角に曲げてからヤスリで寸法を整…
上回りの強度アップを図るためにデフレクターを取付けようと考え、先ずは温め器周りの配管をしました。 前から給水管、シリンダー排気管、シリンダー排気と合流するコンプレッサーと給水ポンプの排気管、逆止め弁へと伸びる給水管です。逆止め弁や配管の継手には真鍮パイプを加工して作りました。 デフレクターの点検窓からの覗き趣味?を満足させるために、火室サイドのカバーとバルブ点検蓋を付けました。 本日スタート前の状態。温め器の真鍮バンドの部分は逆に溝が掘ってあるのでバンドを巻きました。 デフレクターには点検窓を開け、手摺を追加しました。デフレクターはたいへん薄く、歪みが出てしまい修正しきれませんでした。 デフレ…
キャブドアを撤去したばかりに床板の新製に続いてエンドビームまで新製する羽目に陥りました。 新製した床板とエンドビームです。簡単な細工に見えますが、機関車の前後方向の水平に関わるので、何度も高さの確認しました。 床板は05から凹型に切出し、万力に挟んで曲げ、直角に叩きました。万力の錆は何とかしないといけませんね! 叩き過ぎて玄能の跡が付きましたが、床板なので気にしない事にします。ゆるっと加工です。 エンドビームも05から切出しました。床板にはネジ止めにします。配管すると外れなくなるのでハンダ付けでも良いのですが、水平出しが狂った時にスペーサーで調整出来るようにと考えました。 これも曲げ加工しまし…
宮沢製C58の太過ぎるボイラーをどうするか?と言う問題。 今夜作った煙室扉が左、右の宮沢製パーツが直径21ミリに対して19ミリです。シンダー除けのエプロンも一体に切り出しました。 糸鋸細工は一気に、右はキャブ後部妻板の窓枠部材で03、左の煙室扉は05から、惑惑はザックリと丸窓の入る部分をかき取りました。 キャブ後部妻板に真鍮パイプを嵌め込んだところ、キッチリ入るサイズに妻板側の穴を調整しました。この後、厚さ08くらいのリングに切り出しました。 窓枠を切抜き、パイプを嵌め込み完成! なんとなく変ですが、誰も気にしないから良しとします!。 キャブにはピタリと合いました!良かった〜。 本日は時間切れ…
黒光りする迫力満点の国鉄C58形蒸気機関車。「シゴハチ」の愛称で親しまれたC58形の56号機で、福知山市の広小路通りに面した町家のような奥に長い施設に静態展示されています。 幼少時代に見たもくもくと煙を上げて力強く疾走する姿は躍動感があり、牽引される客車に乗ると豪快なドラフト音が体に伝わりました。生き物のようでした。 最初、展示されていたのは少し離れた福知山西駅公園の一角。北丹鉄道の北丹鉄道福知山西...
宮沢模型の動輪は位相だけは正確と信じていたのでショックでした。 どうにも回らず、不安になって走るC58から足回りを借りて組み込んでみると、自作フレームもどきでもクルクル回る! ノギスで 測りながら少しずつ寸法出しをしたんだから、こんなインチキな工作でも回るんです。ところが自信が無いから、どこかに間違いがあるんだろうと疑いまくる悲しさ、この辺が経験の無さですね~、と言うのも、これが自作フレームの2作目なんですから、 今夜の作業は、昨日切り出したフレームもどきの軸穴を仕上げ、内径2ミリパイプを11ミリに切り、2ミリビスを通して仮組みしました。軸穴は3ミリシャフトに対して01の余裕だけに留めました。…
お安く出回っている不動のチャンピオンは宮沢C58、ライバルはカツミダイアモンドシリーズくらい、お安く汽車を楽しむには欠かせない機関車でもあります。 強烈な個性を持った宮沢のC58、逆に宮沢臭を消すのが改造の要点になります。フロントデッキの短縮とパーツの追加で、カトーのトラやワムを引いてもおかしくない程度にまで手を入れました。太過ぎるボイラーはかち割って細くしたいところですが、これはオリジナルボイラーのままです。シゴハチスタイルですね。空気作用管とATSを追加するかと考えましたが、ゴチャゴチャしすぎるのではと保留しています。 C54は製品によってドーム位置がフロントに3ミリ近く寄っていて、実物の…
いやはやなんとも、時間がかかりました。ロストパーツを使わないからなんですが、 今日の細工は、助士席側に暖房配管、機関士側にATS配管を各々台枠に取付け、テンダー台車に端梁を付けただけです。この端梁取付けが難物でした。 端梁の取付は05板からコの字型の取付ビームを切り出して、ピノチオ製品のエッチング抜きの端梁を付けただけなんですが、杜撰な工作がたたって何回もやり直しました。ただ台車端梁は効果はテキメンで、特にシゴハチやデゴイチには付けたくなります。 宮沢C58未塗装完成勢揃い。C58は佐倉機関区のようにC57や8620と配置されていたり、陸羽東線のようにC58ばかり集中配置されていたり、いずれに…
宮沢C58!フレーム砕けちまった!とRCサクセションの替歌を歌ってますが、 事の起こりは、KKCの今野先生のブログに、ウォームギアはそもそも無音、とあったので、騒音の激しい宮沢C58を無音化加工しようと思い立ったんですが、ストックのジャンクを引っ張り出したところ、全く動きません! 動輪はメッキが残り、ほとんど未走行のようです。ここでフレーム前方のカプラー取付け部分が砕けて無くなっている事に気付くべきでした。軽い気持ちでドンドンバラしたところ、嫌な感触があり、 リアフレームがコロリ!やっちまった〜。雨上がりの夜空の替歌を歌ってももとには戻らず、 仕方なく1ミリ厚からフレームを作ることにしました。…
会津若松機関区は只見線の立役者C11を完璧に整備する頼もしい施設でした。 ターンテーブルに乗るC11を見守る構内作業員。会津若松にはD51も乗る大型の下路式ターンテーブルが設置されていました。ただしターンテーブルと周囲のレールとの段差は、通常のレールジョイントの平滑さとは比較にならないほどでしたので、静々と慎重に乗り入れるのでした。只見線のC11は線区が長く、勾配もあったので炭庫を屋根高さまで嵩上げした重々しいリアビューをしています。このターンテーブルは電動式で、中央に櫓が立ち、そのてっぺんに回転式の受電装置が見えます。近くにはトランスを乗せた頑丈な電柱が建って、ターンテーブルを駆動するモータ…
レイアウト配線作業の疲れは汽車いじりです癒やす。やっぱり汽車いじりは楽しい! 粉を吹いてますが、17年前に未塗装完成とした宮沢C58です。温め器周りの配管間違いとATS発電機の取付け、キャブ吊環と空気作用管の追加をしてみます。 給水ポンプとコンプレッサーからの排気管を追加、ATS発電機、キャブ吊環を追加、砂箱の蓋は釘の頭だったので止具を帯金で付けました。キャブはドアを撤去したタイプにしてありました。 空気作用管は02燐青銅線を05幅、03厚の洋銀帯金で押さえただけ、お気軽工作です。砂撒き管元栓は真鍮線のサンドパイプに百均で買った銅線を巻いただけですが、まぁ雰囲気は出てるんじゃないかと思ってます…
中学2年の夏休みに友人二人で初渡道。函館駅から夜行急行「すずらん6号」に乗って最初に下車したのが、なぜか千歳駅。ファーストカットは奥にC58が休んでいる画。しばらくするとC57が給水塔にやってきた(C58は電柱の間から微かに見える)。1973年8月 OLYMPUS 35DC(二枚とも)にほんブログ村↑↑↓↓お気に召したらポチポチっとお願いします。...
往路撮影後、のんびり駅へ向かって歩いていたら、乗ろうとした列車に間に合わず、道路端からパチリ。2006年6月 D200 AF-S DX VR ED 18-200/F3.5-5.6G(IF)にほんブログ村↑↑↓↓お気に召したらポチポチっとお願いします。...
汽車が景色と同化してしまった。2006年6月 D200 AF35/F2Dにほんブログ村↑↑↓↓お気に召したらポチポチっとお願いします。...