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「安田錦」(ヤスダニシキ)は東洋錦の枝変わり品種で、白花、赤花、白地に紅絞りを咲き分けます。葉や花が小さく、小盆栽向きです。4月中旬から咲き始め、初め白花が多かったのですが、赤い蕾もありました。3日後には、白地に紅絞りの花が、4月下旬、赤花も咲いてきました。4月末の花です。鉢植えのボケ(6)「安田錦」
肥後椿の「王冠」(オウカン)は、白地に紅覆輪が入る、一重の平開咲、大輪花です。4月下旬の咲き始めです。梅芯(梅の花のようなオシベ)が見事、2日後、4月末の花、1輪だけの開花でしたが、雄大で豪華な花容でした。鉢植えの椿(17)肥後椿の「王冠」
西洋シャクナゲは、ヒマラヤ・中国などの寒冷地の野生種を、欧米で品種改良したものです。「太陽」という品種の小さな苗木を入手し、鉢植えで育て、自宅改築の時、玄関手前で、ハナミズキの隣に植えました。南向きの日当たり良い場所で、夏の猛暑にも耐え、3m程に大きく育ちました。4月下旬、開花し始めました。赤に近い濃いピンクの花です。4月末の開花姿、5月上旬です。5月中旬まで咲き続けました。南の歩道から見ました。まだハナミズキが咲いていた4月末です。庭の西洋シャクナゲ「太陽」
「長寿梅」(チョウジュバイ)は、日本原産のクサボケの1種で、赤花と白花がありますが、今年は赤花だけが咲きました。老木ですが枝は横に伸ばし、樹高は高くなりません。花や葉も小さく、盆栽に利用されます。4月中旬から開花しました。4月下旬の花です。(参考に)花後に着く果実、7月には黄熟します。(昨年7月下旬の画像)鉢植えのボケ(5)「長寿梅」
肥後椿の「満月」(マンゲツ)は、白花一重平開咲きの中~大輪花です。今年は2輪しか咲かず、撮影できたのはこの1輪だけでした。4月中旬の蕾、大きな梅芯は健在でしたが、異常高温に合い、花弁に傷みが出てしまいました。鉢植えの椿(16)肥後椿の「満月」
肥後椿(ヒゴツバキ)は、江戸時代から明治にかけて、熊本藩士とその後裔によって育成されてきた肥後六花の一群です。六花は、椿、芍薬、花菖蒲、朝顔、菊、山茶花で、共通3点は、花芯(オシベ)が見事、花形が一重、花色が純粋です。この赤花の肥後椿は、散歩中に枝をいただいて挿し木したもので、品種名は不明です。4月中旬、緑の蕾から開花へ、開花した花、大きな花芯は、梅芯(バイシン)と呼ばれています。ヤマトシジミが訪れました。4月下旬の花、5月に入っても咲いていました。終盤の花です。鉢植えの椿(15)肥後椿の赤花
「和田ミツバツツジ」はミツバツツジの園芸種で、赤紫に近い濃い花色が鮮やかです。4月下旬の花、4月末の花、5号深鉢植えで樹高は70cm余りです。花後の葉の展開を見ます。花弁を落とし、果実を稔らせ中、脇から伸び出た新葉は3枚ずつ、しばらくは2枚だけ大きく1枚は小さいですが、時間が経つと同じ大きさの3枚葉となり、三つ葉ツツジです。鉢植えのツツジ(3)「和田ミツバツツジ」
「玉の浦」(タマノウラ)は、濃い紅色に白覆輪が入る中輪花です。ヤブ椿の自生が多い長崎県五島列島で、野生のヤブ椿の突然変異種として、昭和22年に発見されました。福江島玉之浦町(現五島市)の地名が品種名となっています。白い覆輪の出方が不安定で、今年は何とか見れましたが、紅花だけの年があります。4月中旬の蕾から、開花へ、4月下旬の花、調子が良ければ、もっと幅広く白い覆輪が出るはず・・・。鉢植えの椿(14)「玉の浦」
「ミツバツツジ」(三つ葉ツツジ)は、関東から近畿地方の太平洋側に分布します。4~5月に紅紫色の花を咲かせ、花後に枝先に3枚の葉が出てきます。4月中旬、葉が出る前の枝先で、蕾から開花です。7号深鉢植えで、樹高110cm余りです。満開の4月下旬です。鉢植えのツツジ(2)「ミツバツツジ」
小鉢植えのボケ、白花の「銀長寿」(ギンチョウジュ)です。4月中旬に咲いていました。花弁が虫食いに合い、咲き始めは少し黄緑を帯びた白でした。5日後の花、花色が純白になりました。本来は八重咲きなのですが、栄養不足?一重咲きに、鉢植えのボケ(4)「銀長寿」
「吉野」(ヨシノ)は、ツツジとシャクナゲの交配種、半落葉性で、開花時も前年の葉が残っています。鮮やかなピンクの花を、一斉に咲かせます。4月上旬、蕾から開花へ、1つの花は、径5~6cm程、4月中旬、満開状態に、5号鉢植えで、樹高は40cm余りです。枝先に、シャクナゲのようにたくさん集まって咲きます。4月下旬です。花色が薄れてきますが、長く枝先に花が残っていました。鉢植えのツツジ(2)「吉野」
「ファンタジー・レッド」という品種名で、通販購入したボケです。5号鉢植えで、長く我が家に居ます。赤色の濃い花を4月中旬に咲かせました。黄色いシベとの対比が鮮やかです。花後に子房を1つだけ残しておいたところ、果実が出来ていました。昨日撮った画像です。鉢植えのボケ(3)「ファンタジー・レッド」
「ゲンカイツツジ」(玄海ツツジ)は、玄海灘に接する地域に自生する、早咲きのツツジです。4月中旬に咲いた花です。「サクラゲンカイツツジ」(桜玄海ツツジ)は、ピンクの濃い花をたくさん咲かせました。4月下旬に咲いた花、一方、「タンナゲンカイツツジ」(耽羅玄海ツツジ)は、僅か3輪だけの開花でした。朝鮮の済州島(古名が耽羅)原産の極矮性種で、紅紫色の花です。鉢植えのツツジ(1)ゲンカイツツジ2種
「ミツマタ」(三椏、三又)はジンチョウゲ科の落葉低木で、樹皮が和紙の原料に用いられます。新葉が展開する前に黄色い花を咲かせる、春の花木です。(4月15日に、早く咲いた「大輪匂いミツマタ」を投稿し、遅れて開花した2鉢目です。)園芸種の「紅花ミツマタ」は、オレンジ色の花を下向きに咲かせ、香りがあります。昨年枝枯れして開花せず、植え替えして養生し、今年は2輪開花です。1月上旬、玄関前庇下の山草棚で、春を待つ大きな花蕾、3月末、外側の蕾が黄色く膨らんで、開花準備に入りました。4月初め、2個の蕾とも開花し始めです。その3日後、花弁のように見えるのは筒状のガクの先が4裂して反り返ったものです。更に4日経過し、花数が増えました。4月中旬、下向きに咲く花を、下から発光させて撮影、もう1輪は、5日後、ほぼ満開状態です。この後は、...鉢植えのミツマタ(2)「紅花ミツマタ」
「サルト」は、トウツバキとヒメサザンカとの交配でアメリカ生まれの品種です。紅桃色の一重咲き小輪花で、香りがあります。4月中旬~下旬に開花しました。椀咲きの明るい花色ですが、撮影数が少なかったようで・・・鉢植えの椿(13)「サルト」
ヤマブキ(山吹)はバラ科ヤマブキ属で、一属一種の落葉低木です。北海道~九州に分布して、黄花の一重と八重咲があります。鉢植えで咲いた「吹雪錦」(フブキニシキ)は、白い斑入り葉の園芸種で、一重の花にも黄色に白斑が入ります。4月上旬の蕾から、開花しました。4月下旬の花、白斑入りの黄色い5弁花です。小さなハチも訪れました。初めは濃い黄色で咲き出して、花の終盤には、白花に近くなって散りました。花後に展開した葉には、白斑が入るほかに、全くの白葉も出てきました。本日の葉姿です。鉢植えのヤマブキ「吹雪錦」
「若楓」(ワカカエデ)は、朱紅色で一重筒咲きの小輪花です。4月上旬の蕾、4月中旬から咲き始め、鮮やかな紅色と黄色いオシベとの対比が美しく、野生ヤブツバキからの選別種だそうです。4月下旬の花、5月上旬でも、たくさんの花が咲きました。鉢植えの椿(12)「若楓」
「卜伴」(ボクハン)は、濃紅色一重の小輪花で、オシベの先が花弁化した唐子(カラコ)咲きです。4月下旬から、咲き始めました。花色は黒味を帯びた濃い紅色で、オシベの先が花弁化して白く盛り上がった、唐子咲きです。5月初めの花、紅白の対比も美しく、ヤブ椿系で、江戸時代から人気の品種だそうです。鉢植えの椿(10)「卜伴」
ミズキの仲間で、花が目立つから「ハナミズキ」、そのその紅花品種です。2月下旬、冬の間は竹縛りされた雪囲いです。開花は4月中旬、花弁に見えるのは総苞ですが、4枚の苞の先が、接続したまま面白い形を見せます。苞の先が離れて、開花です。初めは色濃く、4月下旬の開花姿です。4枚の苞の中心に、花蕾が集まっています。小さな蕾が1個ずつ開いて、黄緑色の4弁花は径5mm程、4月末の玄関右手前、紅白のハナミズキに続いて、西洋シャクナゲが咲き、藩ミズキの樹下ではツツジが咲いてきました。今日は、快晴で気温も上がり、これらの花の後片付け作業の1日でした。庭の「ハナミズキ」(2)紅花種
「ハナミズキ」(花水木)は北米原産で、ミズキ科の落葉高木です。自宅改築して、庭を作り変えた時、玄関右手前に紅白のハナミズキを植えました。2月下旬、枝先に丸い蕾を着けて、積雪や吹雪に耐えました。4月中旬、開花した白花種です。咲き始めは、少し緑を帯びています。4月下旬です。4枚の花弁に見えるのは総苞で、中心の塊が花序です。小さな蕾の集合の中から、1つずつ順に開花していきます。1つの花は、径5mm程の目立たない花、苗木を植えたのですが、年々大きくなって、下から見上げるようになりました。5月上旬の花は、緑葉に包まれて、苞は散り落ちましたが、秋には赤い果実と紅葉が楽しめます。庭の「ハナミズキ」(1)白花種
「古都の香り」は濃桃色の小輪花で、ほんのり甘い香りを放ち、樹高1m位で多花性なのですが、今年は花数僅かでした。4月上旬の蕾、4月中旬に開花しました。4月下旬にかけての花、鉢植えの椿(10)「古都の香り」
「祝桜」(イワイザクラ)は一重咲きで、ピンク地に赤絞りが入る品種ですが、この鉢ではピンクの無地だけ咲きました。4月中旬の咲き始めです。4月下旬の花、4月末の花です。無農薬無肥料が基本なので、栄養不足?鉢植えのボケ(2)「祝桜」
「春風」(しゅんぷう)は、一重咲き小輪の淡桃色花で、香りがある花をたくさん咲かせます。4月中旬の蕾から、開花へ、4月下旬の花です。鉢植えの椿(9)「春風」
春咲きの椿「加茂本阿弥」(カモホンナミ)は白花で、一重抱え咲き~椀咲きの大輪花、茶花向きの古典椿です。8号深鉢植えで、樹高は60cm余りです。4月上旬の丸い蕾から、4月中旬に開花しました。鉢植えの椿(8)「加茂本阿弥」
「雪柳」(ユキヤナギ)はバラ科の落葉低木で、株立ち状になって、4月に小さな白い花をたくさん咲かせ、雪をかぶったように見えます。自宅西側で、マンサクの南にエゾ紫ツツジ、雪柳を植えました。4月上旬、黄色いマンサクの名残り花、紅紫色のツツジを背景に、白い雪柳が咲き始めました。4月中旬には、一気に花数を増やし、満開の4月下旬です。小さな白い5弁花を、アップで見ます。庭の「雪柳」
鉢植えのボケ「黒潮」(クロシオ)は、花色が黒味を帯びた紅花です。4月上旬の咲き始め、4月中旬の開花姿、終盤の花です。鉢植えのボケ(1)「黒潮」
「ボケ」(木瓜)はバラ科の落葉低木で、春を代表する花木の1つ、「東洋錦」(トウヨウニシキ)は大輪の一重咲きで、赤・白・白地に赤絞りと咲き分けるボケの代表種です。4月上旬、たくさんの蕾から、開花し始めました。4月中旬には満開状態に、鉢植えで育て、庭に移植した場所は、ヤマボウシの樹下です。鉢植えの時、長く鉢を置いた場所2か所でも、鉢底から伸び出した根から株が育ちました。東庭の通路脇と塀際です。開花後は徐々に赤が濃くなってきました。花の終盤はこんな色合いに、花後の5月上旬、小さな果実がたくさん着いています。木瓜の名は、この果実の形から、この後、果実は肥大し良い香りがします。下は、昨年7月中旬の画像です。庭のボケ「東洋錦」
鉢植えの椿「越の香り」(コシノカオリ)は、極淡い桃色花です。一重盃状咲きの中輪種で、花に香りがあります。4月上旬の蕾、4月中旬、花弁を開き始め、開花しました。6号深鉢植えで樹高は70cm余りです。4月下旬、最後に咲いた花です。鉢植えの椿(7)「越の香り」
桜は日本人にとって、春や花を象徴する特別の存在ですが、小鉢植えでも楽しめる桜が「旭山桜」(アサヒヤマザクラ)です。花は淡い紅色(桃色)で、八重咲きの矮性種です。咲き始めの4月11日、13X17cm角鉢植えで、樹高30cm程です。翌日には、更に5日後、花の終盤です。花後の現在、緑葉の間に、小さな果実が点在します。秋には紅葉も綺麗です。鉢植えの桜(2)「旭山桜」
春咲きの鉢植え椿、「夕鶴」(ゆうづる)は雪椿系で、トキ色の縦絞りが入る、八重咲中輪種です。まだ樹が充実してないので、僅か3輪の開花でした。4月上旬の蕾、淡いピンク、翌日、開いた花は絞りが入らない花でした。4月中旬、2輪目の花には、縦の絞りが入りました。強い陽射しと高温で、花弁に傷みが出て花の終わりを迎えました。鉢植えの椿(6)「夕鶴」
桜を2種、鉢植えで育てています。「富士しだれ桜」はマメザクラ系で、小型の樹形で花着きが良く、鉢植え向きの品種で、白~淡紅色の一重咲きです。4月上旬に開花しました。7号鉢植えで、樹高は35cm位です。蕾はピンクを帯びていましたが、開花当初は白色の花でした。3日後の4月中旬には、淡紅色を帯びてきました。終盤にはもう少し花色が濃くなって、散り終えました。鉢植えの桜(1)「富士しだれ桜」
イペー(イッペー)が落葉樹から常緑樹になりたがっている証拠写真
落葉樹=秋や乾期の前に葉っぱを落とし、春や雨季に葉っぱを出す樹木。常緑樹=四季を通じて緑色の葉っぱをつけている樹木。 出葉直前のイペー 令和2年(2020年) 4月3日 村内伸弘撮影 「ブラジルの黄色い桜」こと僕が育てているイペー(イッペー)ですが、以前ネットで見かけたよう...
春咲きの鉢植え椿「祝の盃」(イワイノサカズキ)は、鮮紅色に白斑が入る、盃状咲きの花。ユキツバキ系の小輪花ですが、香りがあります。4月上旬の蕾、4月中旬、開花へ、全開しました。鉢植えの椿(5)「祝の盃」
木になる木。育つ育つ夾竹桃(キョウチクトウ)の木!順調に生長中
夾竹桃の挿し木が「木」になる感じです。燃えるような鮮やかな紅(くれない)の花を咲かせる「木」に育っていってます 春が来て再び生長を始める夾竹桃 令和2年(2020年) 3月19日 村内伸弘撮影 今から 2年半ぐらい前に挿し木に成功して、植え替えた夾竹桃(キョウチクトウ)がど...
紫モクレンは白モクレンのように大きくはならず、10年以上経ても樹高2m余りでした。新葉の展開前、4月11日朝、小さな木に、大きな花を開き始め始めました。6枚ある花弁、外側は濃い紫色で、内側は白色です。午後には、このように、翌日には、全開しました。花弁は舌状で長さ10cmを超え、開くと雑然と・・・4日後の花姿、この後、花弁を落とします。昨年、急に2本だけ真上に枝を伸ばし、3mを越えました。剪定しないでいたら、4月下旬になって先端に1個開花しました。すでに緑葉が展開した後で、色の薄い花でした。本日、大きな緑の葉の中に、たまに種子を稔らせますが、殆どがこのまま枯れ落ちてしまいます。自家受粉出来ないのか?庭の「シモクレン」(2)開花
「シモクレン」(紫木蓮)は中国原産で、モクレン科の落葉小高木です。HCで購入した苗を植えました。樹が大きくならずに、毎年たくさんの花を咲かせます。晩秋には枝先に大きな蕾を着けて、2月下旬の雪の中では、雪吊りで耐えています。3月上旬の蕾、毛を密生させた3枚のガクに包まれて、雪解けを待ちます。4月1日、紫の花弁を見せてきました。4月5~8日、4月10日、花弁を開き始めた蕾が見えてきました。庭の南側、歩道から見ました。背後に終盤の紅梅も見えます。画像が多くなったので、開花は(2)で、庭の「シモクレン」(1)蕾から
春に咲いた鉢植えの椿「紅妙蓮寺」(べにみょうれんじ)は、紅色一重の抱え咲き中輪種です。古典椿の1種で、愛知の名花ですが、今年は蕾が2個しか着かず、1輪だけの画像となってしまいました。3月下旬に開花しました。鮮やかな紅色花です。開花翌日です。輪芯という、オシベの付き方に特徴があるようです。鉢植えの椿(4)「紅妙蓮寺」
「コンロンカ」(崑崙花)は、アカネ科の常緑性小低木で、熱帯アジア・熱帯アフリカに分布します。街歩きで、花屋さんの店先で見つけて購入しました。濃い緑に白と黄色が鮮やかで、眼を惹きました。7月中旬の花、白い部分はガク片で、小さな黄色い花よりも目立ちます。7月下旬、各枝先で一斉に開花中です。7月末の花、8月中旬に咲いた花は、白いガク片が小さく細長いものでした。最後に咲いた花は9月上旬でした。9月下旬、新枝・新葉を伸ばしてきた昨日の樹姿です。5号鉢植えで、長く伸びた枝は60cm程です。非耐寒性なので、冬、屋内での越冬がうまくいくかどうか・・・鉢植えの「コンロンカ」
キダチレンギョウの先端部に接ぎ木された枝垂れレンギョウ、元枝は枯れましたが、枝垂れた先端部を剪定し、挿し木した鉢では生存しています。4月上~中旬に咲いた花です。朝鮮レンギョウの系統で、枝が弓なりに伸びて下垂します。花は少し小ぶりで、花色も淡い感じです。枝が垂れ下がるので、庭石の上に鉢を置きます。鉢植えの「レンギョウ」(2)枝垂れレンギョウ
「レンギョウ」(連翹)はモクセイ科の落葉低木で、早春に黄色い花を咲かせます。中国原産で、古い時代に日本に渡来したようです。スタンダード仕立ての、枝垂れレンギョウを鉢植えしていましたが、上部に接ぎ木した枝垂れ枝が枯れ、台木が開花しています。台木は枝が直立して上向きに伸びるので、シナレンギョウの「キダチレンギョウ」だと思います。4月上旬、明るい黄色の4弁花を開きました。4月中旬です。1つの花は、花径3cm程です。花弁を落とした後、新葉が展開し始めています。鉢植えの「レンギョウ」(1)キダチレンギョウ
ハギ(萩)はマメ科の落葉低木だが、多くは毎年根元から新しい芽が出る、木本らしくない面があります。「江戸絞り萩」は、白地に紅絞りの珍しいタイプで、花期が長く、耐寒性も多種より強く、萩の中では最も木質化して、樹高2m以上にもなるそうです。私の鉢植えは、7号鉢植えで樹高50cm余り、挿し木した4号鉢植えは40cm程です。咲き始めは6月下旬からでした。7月上旬の花、白地に紅絞りが入る花は、白と赤のコントラストが鮮やかです。7月中旬です。枝先の葉の付け根から花序を出し径1cmほどの花を咲かせます。8月中旬、8月下旬です。9月上旬、花序の下の方から、徐々に上方に咲き上がってきました。多くの萩は枝垂れますが、本種は立ち上がって開花しています。9月中旬には、ほぼ咲き終えました。今朝の枝先には、たくさんの実を着けています。鉢植えの「江戸絞り萩」
「サルスベリ」は中国原産で、ミソハギ科の落葉中高木、夏を代表する花木の1つです。長い間、紅色の花が咲くことから「百日紅」(ヒャクジッコウ)とも呼ばれています。庭の南西隅に苗木を植えました。7月中旬、春から伸びた新枝の先に蕾を着けて、開花してきました。花弁は6枚で、縁が強く波打っています。7月下旬、収穫が終わったエンドウの支柱に、こぼれ種で芽生える朝顔がのび、菜園の西で隣家をバックに、花数を増やします。ブンブンと賑やかに、クマバチも群れてきました。7月末です。8月も咲きましたが、9月には新しい蕾が着かなくなりました。9月下旬、花が無くなったサルスベリの樹、昨年初めて出たのですが、葉の表面が黒くなった「スス病」です。アブラムシやカイガラムシの排泄物を餌にして、カビの一種が繁殖したようです。晩秋には枝をすべて強剪定す...庭の「サルスベリ」2021
20年ほど前、犬散歩中に、気に入ったムクゲ2種の枝をいただいて、挿し木したものです。白の一重咲きで、中心が赤い底紅種は、茶人の千宗旦が好み、宗旦ムクゲと呼ばれています。玄関の南と東庭に植えています。7月初めから咲き出しました。7月中旬です。7月下旬、8月中旬、9月下旬、新しい枝を上に伸ばしながら、蕾を着けて咲き続けます。夏を代表する花木ですが、花数は少ないが10月も咲いています。夏の茶花ですが、俳句では秋の季語になっているようです。庭のムクゲ(2)「宗旦ムクゲ」
「シコンノボタン」(紫紺野牡丹)は、ブラジル原産で、ノボタン科の熱帯性低木です。常緑性ですが日本では冬に落葉します。町内の知人(現在は新潟に移住)からいただいた挿し木苗でした。6号鉢植えで、樹高70cm余りです。思い出と共に、夏~秋に、鮮やかな濃い紫色の花を咲かせます。8月上旬、蕾から開花へ、8月中旬の花、5弁の大輪花です。9月上旬、再度ついた蕾から、咲き始めました。9月中旬の花、深い紫色と、長く飛び出した雄しべが特徴です。9月下旬、花は1日花ですが、次々と開花します。10月上旬、今年の最終花です。冬は無加温の納屋で越冬します。鉢植えの「シコンノボタン」
春に咲いた、鉢植えの椿「港の曙」(みなとのあけぼの)です。香り椿の1種で、ピンクの小輪、一重の猪口咲きで樹勢強く、小さな花をたくさん咲かせます。4月上旬の蕾から、4月中旬に、次々と開花しました。香りを伴って開花した花、花の終盤は色が少し薄れて、落花します。鉢植えの椿(3)「港の曙」
曇り空の角館武家屋敷の連なる通りの枝垂れ桜はほぼ満開風で時折花びらがヒラヒラ舞うこともありました。桜も他の木も大きくて、家並みは見えませんね^^椿もレンギョウも水仙も一気に開花約5年ぶりの角館→前回はこちら☆また、紅葉の時期に行ってみたいけど、行けるかな~?にほんブログ村ご訪問ありがとうございました<(__)>武家屋敷の枝垂れ桜@角館
庭の「エゾムラサキツツジ」も、春を告げてくれる花木です。北海道の山地に自生するツツジ科の半落葉低木で、一部の葉は越冬し、開花後に新葉が茂ります。紅紫色の花が3月末から4月中旬まで長く咲き、目立ちます。池端で、3月末に咲き出しました。2日後には、花数を増やしてきました。紅紫色の花が、複数個集まって咲くのが多く、枝先の蕾の周りには前年の葉が残っています。4月上旬の花、挿し木苗を植えたのですが、樹高は210cm程に成長しました。4月中旬です。親樹は、自宅西側のマンサクの南に植えてありますが、後に雪柳をその南に植えたので、日当たりが悪くなり、樹が衰弱気味です。終盤のマンサクを背景に、エゾムラサキツツジの花後、庭ではハナミズキが咲いてきました。庭の「エゾムラサキツツジ」
散歩途中で枝をいただき、挿し木したムクゲで、品種名は「青空」ではないかと思います。薄紫色で、中心が赤い、一重咲きの5弁花です。小さな挿し木苗が、大きく成長し、玄関の南で、7月上旬から咲き始めました。7月中旬、春から伸ばした新枝に、たくさんの蕾を着けて、9月末まで咲き続けました。7月下旬です。8月下旬、9月上旬、9月下旬、青空に向かって、枝先で咲き競います。名残り花が10月初めまで咲いてシーズンを終えました。現在の庭では、キンモクセイが咲き香り、樹下にリンドウが花開き、鉢植えのホトトギスとダイモンジソウが、花盛りとなってきました。庭のムクゲ(3)「青空」
庭木の「オオバオオヤマレンゲ」(大葉大山蓮華)は、5月中~下旬に開花し、6月19日にブログアップしました。その後、果実を付け、オレンジ色の種子を稔らせました。花後にできた緑果、6月中旬です。7月下旬には果実を稔らせながら、返り咲きし、高い枝先に開花しました。8月中旬、果実が色付いてきました。8月末の果実、中には、果皮が弾けて、オレンジ色の種子が出てきた果実も、9月上旬、風雨で折れ落ちた果実もありました。9月下旬の果実、オレンジ色の種子は野鳥が食べたようです。この間、異常高温の日が多く、大きな葉は紅黄葉することなく、茶変して枯れ落ちました。昨日の枝先には、黄緑色の新葉が芽生えてきました。来年の開花に影響は?・・・「オオバオオヤマレンゲ」の果実
「キンモクセイ」(金木犀)は、モクセイ科の常緑小高木です。中国原産で雌雄異株ですが、江戸時代に雄株だけ渡来したので、結実はしません。苗木を庭の南西に植えました。樹高は3mを超える程に成長し、たくさんの花を咲かせました。小さなオレンジ色の花を、甘い芳香を放ちながら咲かせる秋を代表する花木です。春に伸びた新芽に、8月上旬頃に花芽が出来、10月初めの、膨らんできた蕾です。10月中旬に咲き始め、強い香りを漂わせます。一斉に開花しました。オレンジ色の花弁が4裂し、雄しべが2本、雌しべは不完全で、結実しない雄木ですが、その分花数が多いのです。10月下旬に入って、最後の輝きを見せ、一斉に散り落ちました。庭の「キンモクセイ」