メインカテゴリーを選択しなおす
7月30日 日曜日昨日も今日も綿子さんちはとても暑い。けれど相変わらずエアコンはつけないし、窓も開けない。いくらエアコンをつけろ言っても言う事を聞かないので諦めている。けどやっぱり心配なので時々見守りカメラを見るのだが、ピクリとも動かずに寝ていたらもしかして
7月29日 土曜日朝、8時過ぎ綿子さんがやって来た。か「なんや?おかん」綿「昨日、全然寝られんかったんや。薬も飲んだんやけどのぉ」か「ほうか。それやったら仕方ないのぉ」綿「寝られんかったからしんどうて、しんどうて。だから佐藤さんに連れて行ってくれんかのぉ」か「
7月28日 金曜日今日は残業があったので綿子さん用の食料品の買い物はかつおさんに任せた。7時過ぎ帰宅するとなんだか嬉しそうな様子のかつおさんが夕方の出来事を話してくれた。かつおさんがスーパーで買い物を終え家に戻り、とりあえずニャンズにごはんをあげていたら綿子さ
もひとつ続きますとにかく綿子さんちは暑かった。20分程の滞在だがTシャツは絞れそうなくらい汗でビショビショだ。台所だけでなく廊下も座敷もどこもかしこも暑い。窓は一つも開いていないのだから風も入らない。一応、廊下側の窓は網戸にしているのだがハッキリ言って意味
ひき続き27日のこと夕方、綿子さんがやって来た。お皿を返しに来たそうだ。先日、スイカを持って行った時のだ。ま、それは口実で本当はかつおさんに会いに来たようだ。あいにくかつおさんは田んぼへ行っていて留守だった。綿子さんは明日の盆業のことを話し始めた。綿「明日
7月26日 水曜日このところ全く雨が降らない。なので毎日、花の水やりが大変だ。普段は水やりをしない庭木もさすがに水をあげないと枯れそうだ。今日も仕事から戻るとせっせと庭中の花や木に水やりをしていた。そこへ綿子さんがやって来た。好「毎日、暑いなぁ」綿「ほんまや
7月25日 火曜日日中、綿子さんが通うさくら苑からかつおさんに電話がかかってきたそうだ。さ「綿子さんが、金曜日はお寺さんが来るからデイサービスを休むとおっしゃってるんですが?」か「いえいえ、お寺さんは来ることになってますが、僕が対応するので大丈夫です。本人に
7月24日 月曜日夕方、晩御飯の準備をしていたら綿子さんがやって来た。先日、おかずのお裾分けをしたのだが、そのときのお皿を返しに来たのだった。かつおさんが玄関で受け取った。綿「これありがとのぉ。美味しかったわ」か「わざわざ返しに来んでもええのに。ありがとの」
昨日の続きようやく帰って来た綿子さんにこの間から気になっていたことを聞いてみた。実は綿子さんちの庭に一つだけ不自然に草が生えていた。これは何だろう?1週間ぐらい前には庭の草抜きをしていたようだった。なのにこの草だけは抜いて無かった。わざと抜かずにおいてある
7月23日 日曜日夕方4時過ぎから納屋の隣の倉庫の片付けをしていたら綿子さんがやって来た。そして「玄関の鍵が無いんや。探し回ったんやけど、どこ探しても無いんや」と困り切った顔をして言った。7月の初めから置き鍵をやめて家の中へ持ち込むようになった。今までなんとか
7月22日 土曜日今日はいつもより少し早めに家を出て、実家の両親と産直に買い物に行った。スイカを買うためだ。早く行かないといい物はなくなる。産直は大勢のお客さんで賑わっていた。早速、スイカを物色する。そして2玉買った。スイカは両親も綿子さんもハルちゃん達も大好
7月21日 金曜日今日も会社の帰りに綿子さんに食料品を買ってきて、かつおさんと届けに行った。玄関に入るととても静かだ。リビングを通り抜けようとしたらとても臭かった。加齢臭だ。締め切っているし、気温も高いから仕方ないのだろう。か「うわ~臭いの~。じいさんの臭い
7月19日 水曜日やはり綿子さんはずい分元気になったようだ。今日もかつおさんに「✕✕の田んぼ、苗が全然ないやないか!それに水も入ってないぞ」と言いに来たそうだ。✕✕の田んぼは、元々茂造家の田んぼで、昨年はかつおさんの担当だったのだが、今年、営農集団に新たなメ
7月18日 火曜日今朝、見守りカメラを見ると、早速、昨日渡した新しい服を着た綿子さんの姿があった。こうやって喜んですぐ着てくれるので買ってくるかいがある。こっちも嬉しくなる。そして今日はイレギュラーでいぶきの森へ茂造さんの洗濯物を取りに行った。昨日は祝日なの
昨日の続き初っ端からヘビーだったが、気を取り直して洗濯&掃除に取り掛かった。冬物や合い物の服を回収し、全部洗った。そして綿子さんが帰ってくる前に全てタンスに片付けた。綿子さんは下着以外はほとんど洗濯しない。なので一度洗ってからでないと仕舞えないのだ。かつ
7月17日 月曜日今日は祝日。わたしとかつおさんは仕事が休みだがデイサービスはやっている。なので綿子さんはいつも通りデイへ行った。わたし達は綿子さんが出かけるのを待って家に入り、掃除と洗濯をする事にしていた。やはり綿子さんがいない時の方がやりやすい。9時過ぎ
引き続き7月14日のこと綿子さんちで冷蔵庫に食料品をしまっていると桃がないことに気付いた。火曜日に麦さんが届けてくれた桃だ。8個あってそのうち2個をわたし達にくれた。残り6個のうち仏壇に3個、あと3個あったはず。冷蔵庫には一つも無かった。仏壇には2個残っていた。こ
7月14日 金曜日今日も仕事帰りにスーパーに寄って綿子さんち届ける食料品を買った。なんだか毎週金曜日は買い物の日になっている。買って届けると綿子さんは喜んでくれるし、別に連れて行けと言わないのでこれで大丈夫のようだ。なので助かる。一旦家に戻り、かつおさんと届
7月12日 水曜日かつおさんがケーキを買ってきた。かつおさんは気が向いたらこうやってケーキを買ってくることがある。いつもなら二人分を買ってくるのだが、今日は綿子さんの分も買ったそうだ。先日、ケーキを買ってあげたらとても喜んでくれたからだろう。いそいそと届けに
7月11日 火曜日夕方、見守りカメラを見ると綿子さんちの台所のテーブルの上に桃の箱があった。えっ?どういう事?先日、花さんとはお中元のやりとりはやめることにしたし、宅配が届くことはまずないはずだ。しかもデイサービスから戻ってすぐのタイミングで届くとも思えない
7月9日 日曜日今日は綿子さんに夏物のパジャマと下着を買ってきた。今まで入院するたびにパジャマや下着を買っていたので、たくさんあると思っていたが、たいてい秋や冬に入院したので冬物と合い物ばかりだった。夏物はほとんどないし、古くてくたびれたものばかりだった。綿
7月8日 土曜日夕方4時過ぎ、綿子さんがやって来た。綿「ハルちゃんはまだ来んの?」好「そやな。まだやな。今日、来るとは聞いたんやけど、いつ頃来るかまでは聞いて無いんや」そうなのだ。昨日かつおさんと綿子さんに食料品を届けに行った時、かつおさんが綿子さんにお金を
7月7日 金曜日今日も仕事帰りにスーパーに寄って綿子さん用の食料品を買ってきた。それをかつおさんと届けに行った。いつも余っても構わないつもりで、多めに買ってくることにしている。足りないよりは余る方がいい。なので買ってきたものを冷蔵庫や棚にしまいながら残ってい
引き続き7月5日 のこと郵便物はもう一つあった。茂造さんの妹の花さんからだった。花さんは関東在住なのでなかなか会う事はないが、年賀状やお中元、お歳暮のやり取りは続いていた。が、つい先日、綿子さんちに電話がかかってきて「高齢になり買い物等も一人でなかなか行けな
7月3日 月曜日今日も綿子さんはデイサービスから帰宅すると早々に我が家の庭をウロウロしていたそうだ。ハルちゃんがうちの前を車で通りかかった時に見たそうだ。「また花ドロボーしよるようやで」と連絡をくれた。昨日も花を摘んでいったやん。またか~と思ったが、今日は花
7月2日 日曜日今日もかつおさんは営農集団の仕事で出かけて行ったので、わたしは裏庭の草抜きをした。朝の9時ごろから11時頃までせっせと抜いていたのだが、さすがに暑くて中断し、続きは夕方にしようと、そのまま放置していた。そして夕方、再開しようとして気付いた。わざ
引き続き7月1日のこと一方、綿子さんを連れ出したかつおさんはまず佐藤病院へ向かった。先日出してもらった痛み止めの薬がもうなくなるからだ。薬をもらうだけなら本人を連れて行かなくてもいいのだが、連れ出す口実になる。そして時間つぶしになるのでついでに診察もしても
引き続き6月30日のことそういえばこの日も綿子さんちに置き鍵が無かった。仕方なくチャイムを押したが全く出てくる気配がない。なので家にスペアキーを取りに戻らなくてはならなかった。綿子さんちで用事をすませ、帰りがけに好「そういえば今日も置き鍵がなかったで。また
昨日の続きそしてかつおさんが「おかん、じいさんが居らんでええか?寂しないか?」と尋ねる。これで何回目だ。かつおさんはやたら茂造さんの話題を出す。返事は決まっているのに。綿「おお、じいさんが居らんからええわ~。じいさんが居ったらようけ用事言われるし、女中み
6月30日 金曜日綿子さんは、今週は割と調子がいいようで、毎日デイサービスから戻ると早々に、我が家の庭や畑を物色し、花や野菜をこっそり?取っていっていた。そうしてわたし達が帰宅する頃には家に戻っていた。火曜日はケアマネの川上さんが7月のケアプランを持ってきた。
引き続き6月25日のことこの週末、綿子さんは割と元気だったようだ。かつおさんは田んぼへ行っていたし、わたしは実家へ行ったり、買い物に出たりしていたので、なかなか気付かなかったのだが、しょっちゅう我が家へ来ていたらしい。用件は『網戸を入れてくれ』という事だった
引き続き6月23日のこと今日も仕事帰りに買い物に寄り、綿子さんちに食料品を届けた。というのも今朝、綿子ささんがわざわざうちまでやって来て「もう食べる物が無いんや。買うてきてくれ」と言ったからだ。無いことは無いはずだ。米やそうめんはたっぷりあるはずなのに何も無
6月23日 金曜日火曜日、うちの庭から花を摘んで「デイに持って行ってあげるんや」と言っていた綿子さん。翌日は忘れずにちゃんと持って行った。こういうことはちゃんと覚えてられるのね。そして昨日の夕方、そろそろ綿子さんが帰宅する頃だろうと思って見守りカメラを見ると
6月20日 火曜日仕事から戻り、庭の花や木に水やりをしていると綿子さんがやって来た。手にハサミとバケツを持っている。わたしには気付いて無いようだった。好「綿子さん、何しよん?」と声をかけると驚いた顔をした。そして綿「いや、今、行っとるとこ(さくら苑のこと)に
6月16日 金曜日今日も綿子さんに食料品を買ってきた。これで明日も買い物に連れて行かなくて済む。かつおさんと綿子さんに届けに向かった。納屋を抜けようとすると扉は完全に閉まっていた。ヒナはまだ巣立っていないのに。先日、「もうツバメが居らんようになったから扉は閉
6月15日 木曜日今日は夕方、かつおさんとホームセンターへ行った。先日、除草剤を散布するときに使う動噴という機械が故障してしまった。これも農家には必需品だ。壊れた動噴はかなり古いものだったし、エンジン式で重かったので充電式の軽いものに買い替えようかと見に行っ
6月14日の続きそして夜、かつおさんは綿子さんにインスタントコーヒーとアイスクリームを届けに行った。綿子さんは毎朝、コーヒーを欠かさず飲んでいる。先日、コーヒーが残り少ないことに気付いたので買ってきたのだ。もちろん気付いたのも、買ってきたのもわたしだ。ついで
6月14日 水曜日今日は帰宅すると綿子さんが庭で待ち構えていた。何の用かと思ったら、宅配弁当に鶏の唐揚げが入っていたそうで、揚げ物は欲しくないから食べてくれと持ってきたのだった。とりあえず「ありがとう」と頂いた。が、綿子さんは杖もつかずに歩いている。好「杖も
6月12日 月曜日綿子さんは座布団を持ってデイサービスへ行った。かつおさんは今日もさくら苑に電話をして、昨日までの綿子さんとのやりとりを伝え「もう一押しだと思うので、火曜もそちらへ行くよう上手く言ってもらえませんか」とお願いした。結果、綿子さんは「そやな。そ
6月11日 日曜日かつおさんは今日も営農集団の仕事で田んぼへ。わたしは家の片付けをしたり庭の草抜きをしてのんびり過ごしていた。そして鬼門の午後3時過ぎ、嫌な予感は的中した。綿子さんがチャイムを鳴らす。何の用だろう?玄関を開けると綿「あそこで苗代しとるやろ。あそ
昨日の続きそれから15分ぐらい待ってやっと診察室に呼ばれた。綿子さんはまたもよろけて見せる。看護師さんがあわてていた。そして佐藤先生が「みどり整形に入院していたそうですね。今はもう大丈夫なんですか?」とおっしゃった。綿子さんは「まだ腰が痛うて、あまり歩けな
引き続き6月10日のこと佐藤病院に着き、受付で『2月から肋骨骨折でみどり整形に入院していたが5月に退院したこと』、『まだ痛みが強いようなので痛み止めの薬も出してほしい事』を伝えておいた。そして待合室で順番を待った。かつおさんは茂造さんの入所しているいぶきの森と
6月10日 土曜日今日は綿子さんを佐藤病院へ連れて行った。みどり整形を退院してからまだ一度も受診していなかった。先々週は眠剤だけ処方してもらったのだが「一度、本人を連れてきてください」と言われていた。その眠剤がもうなくなるので、また処方してもらうためにも一度
6月8日 木曜日の続き今日はかつおさんの誕生日だ。なので仕事帰りにケーキを買った。ケーキと言ってもショートケーキだが、一応、3つ買った。ひとつは綿子さんにお裾分けだ。じつは今朝、かつおさんが綿子さんにゆで卵を持って行った。しかし、綿子さんは誕生日のことなど忘
6月8日 木曜日火曜日は雨も降っていたので、綿子さんはほぼ家の中でゴロゴロして過ごしたようだ。水曜日には元気に朝早くから起きて、デイサービスに行く用意も早々に出来ていた。そして久しぶりにリンゴやバナナを一口大に切ってお皿に盛っていた。やるじゃん!!そして家中
6月5日 月曜日明日の火曜日から綿子さんのデイサービスを増やそうか?けど、あまり行きたがらないのでどうしたものか。かつおさんはとりあえずさくら苑に電話をかけて相談してみた。デイでは以前とあまり変わらず元気そうにして、よく動いているそうだ。たまに机に突っ伏して
6月4日 日曜日昨日の土曜日は、かつおさんは営農集団のもみまきの仕事が入っていた。好「綿子さんの買い物はどうする?」か「先週もしんどいから行きたくないって言うとったし、向こうから連れて行ってくれって言うまで放っておこうと思っとるんや」好「そうな。そしたらわ
5月31日 水曜日先日の日曜日には、一週間デイサービスを休みたいと言っていた綿子さんだが、月曜日には何も言わずデイサービスへ行った。けれど生活のペースは乱れているようで、8時過ぎまで寝ていた。8時半ごろになってようやく起き出し、デイサービスに行く準備を始めたの
5月28日 日曜日朝、綿子さんにお薬カレンダーを届けに行った。綿子さんは相変わらず「しんどいんや~。来週のデイサービスは一週間、休もうかと思うんや」と言う。一週間も休んだら、暇で暇でしょうがないだろう。好「デイサービスに行って、しんどい時は寝とったたええがな
5月27日 土曜日昨日も綿子さんはちゃんとデイサービスに行った。が、しんどいのも本当のようで、あまり食が進まないようだ。前日の弁当をほとんど食べてないそうで、その日届いた弁当を食べてくれと持ってきた。そしてなんと今日はかつおさんが「買い物に連れて行ってやるぞ