メインカテゴリーを選択しなおす
ウィリアム メトロポリタンバンカーふかひれ 高橋水産 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)mAngel Babyありのままで生きるトロイ・シヴァン Troye Sivan - Angel Baby / トロイ・シヴァン ゲイのカミングアウト。人気の俳優であり歌手、 「この曲は僕の憧れや溺愛、恋煩い、ポップ・ミュージックを書くこと、ゲイでいることへの自分自身への...
30年も病理医をやっていると大抵の病気は見たような気になるが、そんなことはない、みたことのない病気というのは山ほどあって、それらを生きているうちに全て見ることは絶対にできない。患者さんの立場から見たら不謹慎なのだが、そんな経験のない病気に出くわすと、少し心がワクワクする。典型的な希少疾患であれば診断は簡単だが、そうでないよく訳のわからない病態もある。病変がそこに至るまでの診断を確定させるために、いろいろなストーリーを考えなくてはならず、新しい病気との出会う都度おもうこと
研究班の会議があって午後から東京へ。午前中のうちに、水やりと野鳥たちへの給餌をした。バードフィーダに餌がいっぱいになると、鳥たちがどっとやってくる。鳥たちは、餌が増えるのを一日中待っているのだろうか。たまにはネクタイを締めようと思ったら、ずいぶん下手くそになっていた。ダブルノットはやめてシングルノットにしようとしたらネクタイが長くて、断念。少し手こずったが、予定していた電車に乗り遅れることはなかった。”東京へ”といっても、今日の会議場は東京駅の近くで、勤務先よりも近い。ウェブ参加も可能だったが、久しぶりに研究仲間にも直に会いたかった。鎌倉東京間は55分。昔はちょうど1時間だったので、5分ほど短くなっていて、その分電車内での準備時間も短縮される。そういえば、昨日の大学共通入学テストで、一部の科目で15秒ほど...人それぞれの時間に合わせて生きる
スマホで今日の天気を確認したら、気温が10度と表示されており目を疑った。昨日は夕方からとても強い風が吹いていて寒く感じていたが、そうでもなかったようだ。昨夜、鶴岡八幡宮を通ったら、左義長の準備ができていて、その時に撮った写真を見るとあれは南風だったことがわかる。仕事のためお焚き上げを見ることができないのは残念だが、心の中で今年一年の無病息災を願う。長年、病理医をやっているとこれまでに大抵の病気は見てきたような気になるが、そんなことはない、見たことのない病気というのは山ほどあり、それらを生きているうちに全ての病気を見ることは絶対にできない。そもそも、同じ病気に括られていても、人それぞれで症状が異なるのと同じで、顕微鏡所見も異なる。この人はこの病気だから、この診断名をつけ、程度とかステージをつけ、それに応じた...同じ疾患でも病理所見はそれぞれの人毎少しずつ違う
今朝も気温は1度で、外に出たら頭が痛くなった。能登半島の被災地もますます寒くなり、雪も多くなるということを考えるとこちらの気も沈んでしまう。この辺りだって、いつ被災するとも限らず、十分な備えが必要なのは日本国中変わらない。この間の日曜美術館はレンブラントの特集だった。”夜警”を中心とした話で、登場人物のこと、細かなディテールにはさまざまな伏線が張り巡らされているということを知ることができて興味深かった。先月から読んでいる、村上春樹の”街とその不確かな壁”も、伏線だらけの序盤を乗り越え中盤に差し掛かってきて、読むスピードも少しずつ上がってきた。優れた文章を読んでいると、優れた絵画と、優れた小説というものの共通項が見える。レンブラントにしても村上春樹にしても、とてつもない画力、文章力があり、さらには十分な取材...病理診断とレンブラントと村上春樹
今日も気温は1度、連日寒い日が続く。今年初めてメールのやり取りをする人への挨拶も寒中お見舞い仕様に変えて、寒さが厳しくなってきましたが、という書き出しにするようになった。村上春樹は小説の中に夢を多用する。夢というのはなんでもありの、小説にとっては飛び道具ともいえるようなもので、使うのは簡単だが、それを読者が納得する形で収めるのは難しい。それができるのが村上春樹だが、それを使ってしまうためにノーベル賞文学賞が取れないのではないかとも思う。それでも、夢というのはその人の人格に直結しているし、荒唐無稽な設定の中に放り込まれたとしても、覚醒時の行動パターンが崩れるわけではない。それは、意識下での意識、というようなもので、覚醒時の意識から連続しているのではないだろうか。病理診断の仕事をしているとしばしば難しい症例に...夢と現と病理診断
ある方のブログに冬のバラは長持ちする、ということが写真とともに載っていたが、なるほどわがやの玄関のバラもずいぶん頑張っている。大晦日に、薔薇の好きだった義父のために園芸店で3本1束で売っていたものを買ったもので、1本を妻へのお土産にした。それ以来だからもう3週間近くになるが、2、3日前に連れてきたような姿を保っている。できたら今月いっぱいは楽しませて欲しい。今夜からテレビ朝日で病理医が主人公のドラマがスタートするというのでちょっとワクワクしている。反町隆史が主演というのも話題になりそうで、長瀬智也主演で、視聴率も高く、続編も期待していた、「フラジャイル」が共演女優さんの妊娠でそれが叶わなかったので、こんどこそ日陰の病理医が表舞台に立てたらと期待している。そんなこともあって、アクセス数が激減するのも厭わず、...顕微鏡は見るのではなく覗くもの
昨日のブログで "子宮体がん疑い通院記録" は一段落つきました。 備忘録を兼ねているとはいえ、結構なボリュームになってしまって自分でも驚いてます 6月初めに始…
胃の内視鏡検査で2ヶ所も生検!気分はガーン!!!な、地獄の2週間
胃の内視鏡検査で2ヶ所も生検されて気分はガーン!!!結果、問題なかったんだけど、病理結果が出るまでの2週間は地獄!いま現在、検査結果待ちで地獄を味わってる人に読んで欲しい!そして、これから胃の検査を受ける人にも読んで欲しい検査の重要性と結果を待つ間の「心構え」みたいなことも偉そうに書いてます!
昨晩は小さな学会の症例検討会がWEBであり、そこでプレゼン&進行をつとめへとへとになった。この秋の大仕事、第1号。診断の取りまとめというのを参加者の意見を聞きながら行うというのはずいぶん大変だ。私よりもっとふさわしい人がいるのに、しばらくこのお役が続く。先が思いやられるが、任せられた以上は責任を果たすように努力する以外に道はない。毎日毎日何例も診断していると、難解な症例、手の掛かる症例があって手を抜きたくなることがある。不思議なのはそんなふうに、時には絶望的な気持ちになりながらも標本と格闘し、診断に辿り着こうとする。診断が無理そうなら誰かに相談(コンサルト)する。ちなみにこれができるか出来ないか(わからないことがわかるかどうか)が、病理専門医かどうかの境目になる。プロなのだから頑張るのは当たり前なのだが、...病理診断をしているとき、急に頭をよぎること
昨日、病理診断科の検査技師さんにFISH法による検査の指示出したら、来週の予定がよくわからないので、(手のかかるFISH法の検査を)お引き受けできるかどうか・・・と応じられた。シフトが厳しいのかと思ってカレンダーを見直したら、なんと来週は4月、私はまだ先週のつもりで話をしていた。3月も今日明日でおしまい。この春の異動で、わが病理診断科はスタッフが2名入れ替わる。たしかに来週の状況はわからないので、手のかかる仕事を頼んだのは良くなかった。日付の勘違いを含め、あれこれを詫びて、来週あらためて予定を組んでもらうことにした。3月ももう終わり。時間は確実に流れている。若い頃には、この歳になればもう少し仕事は楽になっているだろうと、思っていたが、そんなことはない相変わらずの自転車操業。以前いた大学病院よりは全体の量が...仕事は探せばいくらでも出てくるもの
不要不急の119番通報が増加しているとの話題が、ちょいちょいメディアを賑わせている。些細なケガや不調など、体調に関する通報もあれば、「電球を換えてほしい」とか「家の鍵をなくした」など、体の具合とは一切関係ないものもあるとのこと。コロナ禍のため、ただでさえ出動要請が増えている今、ひとりでも多くの命を救うため、安易な通報は控えてほしい、と呼びかけられている。私見では、救急車を病院代わりに使っている人も一定数いるのではないかと思う。救急隊員は、体調を診てくれる。どこまでしてくれるのか、正確なことは知らないが、脈をとったり熱を測ったり、基本的な容態の確認をしてくれるし、応急処置も求められる仕事だから、止血をしたり包帯を巻いたりなどもしてもらえるだろう。だから、ちょっと体調が悪いなと思ったら、救急車を呼べばいい、と...病院の代理としての救急車と、常識を共有できない人たち
昨晩帰った時に東の空からの顔を出し始めていた月が、今朝起き出してみると西の空に沈むところだった。時間というものが流れていることに気がつく。おもわず身構えてしまう様な寒さだったが、明日からの数日は少し暖かくなるということで、今朝だけの辛抱と、せいぜい暖かくして出てきた。昨日のCPC(臨床病理検討会)はプレゼンテーターの先生たちに、(出席者のためになるような)教育的な内容にすることを心がけて下さいとあらかじめハッパをかけておいたおかげか、どの先生もよく練られたスライドを準備してくれた。画像診断、遺伝子診断についてもわかりやすく、私自身にとってもとても勉強になる内容で、こういうレベルを維持できたら、この先も続けることができるだろうと思えた。もともとポテンシャルの高い医師の集まるレベルの高い病院なので、この程度の...よく勉強しよく考えられたものだけが優れたプレゼン
昨晩は夜中じゅう雲にうっすらと覆われて、カーテンを開けて空を見ながら頑張ったのだが、残念ながらオリオン座流星群を観察することは叶わなかった。流れ星は、おととい1個みることができたのでよしとしよう。今日はセッションをひとつを任せてもらった学会が都内であり、朝からお出かけ。臨床系の学会だが、会長が病理診断にとても熱心で、おかげで病理医にとっても興味深いプログラムとなっていた。臨床医も病理学的な研究を熱心に勉強している人は私などよりよほど詳しく、1日よく勉強させてもらった。昨晩、NHKのアナザーストーリー「昭和が終わった日」という番組で、昭和天皇の病理診断についての話があった。主人公である、昭和天皇の病理診断をした当時東大の病理学教室教授だった浦野順文先生は、病理医としての大先輩であることのみならず、病理のその...「昭和が終わった日」に立ち会えなかった病理医の物語をみて
雨続き、今日も肌寒い。気温は平年並み(10月は13度から20度)かそれより少し低い程度のようだが、お日様がないので、感覚的には11月ぐらいの気分で、どうも元気が出ない。インフレ、円安、ウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル、中国共産党の話などで社会は日々刻々目まぐるしく変化している。それぞれの時間を切り取り、あとで詳細に観察するとどう見えるだろうかと思った。これはちょうど、病理組織の標本を顕微鏡で観察することに似ている。患者さんから切除された組織を顕微鏡で観察して診断、すなわち病理診断を行うとき一番大事なのはその肉眼所見だ。(日本病理学会病理コア画像)この写真は胃ガンの写真で、大きな噴火口のようなくぼみがあるところが、ガンによって生じた病変。こうしてみると、世の中にとんでもないガンができて、周囲の正常な社会まで...マクロの視点とミクロの視点
円錐切除術・術後① ~病理検査の結果が出た!(子宮全摘のことも)~
さくらい みなさん、こんにちは。さくらいです。 この記事では… 『病理検査の結果』 について書いています。 そ