メインカテゴリーを選択しなおす
子どもの国語力を培う本当の方法は勉強ではありません。国語力は思考力です。本物の思考力とは、自分のことを知る力・相手の気持ちを理解する力・言葉で伝える力。自分の本当の感情に気づくことがまず最初の一歩です。その方法をお伝えします。
『宇治拾遺物語』は鎌倉時代の説話集です。面白い話がたくさん収録されていますが、今回は笑い話ではなく、「ほう」という感じのお話。 まず『物名もののな』という技法…
読書の秋ですな。といっても、まだまだ残暑厳しき今年ですが。 今回は非常に短い『徒然草』の第13段です。兼好法師はなにも秋に限った話をしているわけでもありません…
眠たいなと思って横になっているときに、蚊が細くうなって心細く名乗りを上げるかのように顔の近くを飛び回るの。羽風まで、その身体相応にあるのがとっても癪に障るわ。…
また、酒を飲んでわめきちらし、口元をこすったり、髭を伸ばしている者はそれを撫でながら、盃を他の人に取らせている様子は、とてもじゃないけど見るに堪えないわ。「も…
「にくし」という古語は現代語とそこまで大きな隔たりはありません。が、現代よりも軽い不快感を表していたようなので、個人的には「癪に障る」程度の訳を取ることが多い…
第3回合不合判定テスト(2023年9月10日実施) 第3回合不合判定テスト(2023年9月10日実施)の説明文(大問2)について取り上げます。記述問題(問6)…
鎌倉時代の説話集『宇治拾遺物語』です。たくさんの説話が収録されていて面白い作品ですが、今回は巻一の十七段「修行者、百鬼夜行に逢ふ事」です。百鬼夜行ひゃっきやこ…
有名な『伊勢物語』の第6段です。 昔、男がいた。手に入れることができそうにない女に何年も求婚し続けたが、やっとのことで盗み出して、夜の真っ暗闇の中をやって来た…
この記事は、子どもの成績を上げるために親ができるサポートについて、多くの子どもたちを教えてきた経験を元にお伝えするものです。
問いかけに返事が遅い・黙っているのはなぜ?人によって優位に使っている感覚が異なることがある既にご存知の方も結構いらっしゃるかもしれませんが、人には、どの感覚を多く使っているか、という違いがあることがあります。
不登校や部活などを頑張れなかった子の入試作文はどうしたらよい?
不登校や、何かを頑張れなかった理由こそが強み!入試用作文で求められるテーマを逆手に取ろう一般的に、高校入試で求められる願書や入試作文のテーマでは、たいてい、「中学校生活で得たもの・頑張ったこと」「高校生活に望むこと・頑張...
テスト直しをサボると小6の秋以降こうなる(その2) 今回は、普段のテスト直しをサボると、 ① 過去問をムダづかいしてしまう➁ 塾のサポートの充実度は、運次第 …
皆が書けるようになる受験国語200文字作文のコツ①|出題者の意図も考える
公立高校入試で出題される200文字作文や2段落作文など、指定文字数で意見を書く問題に対する対策です。誰でも簡単に書けるようになるパターンで解説しています。ぜひご参照下さい。
皆が書けるようになる受験国語200文字作文のコツ②|資料を読み取るポイント
公立高校入試で出題される200文字作文や2段落作文など、指定文字数で意見を書く問題に対する対策です。誰でも簡単に書けるようになるパターンで解説しています。ぜひご参照下さい。
この記事は、国語の入試や定期考査などで出題される文章読解問題で得点するコツについてお伝えするものです。受験だけでなく、普段のコミュニケーションにも役立ちますので、ぜひこのシリーズを読んでいただけたらうれしいです。
本質的なことに対する思考力を備え、様々な情報に触れながら文化、経済、時事問題などを考えていくからこそ、さらに想像力・表現力もついていきます。子ども研の国語塾では、そうしたことを最も大切に考えたプログラムを組んでいます。
この記事は、偏差値が65以上の国語力を目指す場合、そこからどうやって成績を上げていくか、といったことのヒントやアドバイスをお伝えする内容です。
~これまでのあらすじ~ある日、お婆さんが、子どもたちに石をぶつけられて腰を折ってしまった雀を助けました。毎日かいがいしく世話をしていると、徐々に雀は快復し、つ…
第1回志望校判定サピックスオープンB問題(2023年4月16日実施)その1
第1回志望校判定サピックスオープンB問題(2023年4月16日実施)その1 今回は、第1回志望校判定サピックスオープンB問題の説明文(大問1)の問3を取り上げ…
第1回合不合判定テスト(2023年4月9日実施)その3 今回は、第1回合不合判定テスト(2023年4月9日実施)の説明文(大問2)について取り上げます。今回は…
第1回合不合判定テスト(2023年4月9日実施)その1 今回は、第1回合不合判定テスト(2023年4月9日実施)の物語文(大問1)について取り上げます。1つ1…
~これまでのあらすじ~ある日、お婆さんが、子どもたちに石をぶつけられて腰を折ってしまった雀を助けました。毎日かいがいしく世話をしていると、徐々に雀は快復し、つ…
さて、お婆さんがかいがいしく手当てをして世話をした雀は元気を取り戻して飛び立っていきました。その後の展開やいかに。 そうして二十日ほどたって、このお婆さんが座…
めっちゃ久しぶりとなった、古文勉強法シリーズ。2年以上ぶりらしいです。 まあ、無理に続ける必要はないのですが。 デジタル時計とアナログ時計はどちらが優れている…
前回の続きです。 さて、腹が満たされてひもじさも失せた。力も湧いて生き返った心地がする。「とんでもないことをしてしまったことよ」と思って泣いていたところに、多…
京都の天橋立を北側に渡ったすぐ先に成相寺なりあいじがあります。すぐ近くまで行ったことがあるのですが、参詣はしたことがありません。いつか必ず行ってみよう。でも京…
前回、歌道の派閥についてまとめました。その中でも触れた、源俊頼と藤原基俊の対立について書かれている『無名抄』の記事です。 ↑は前回も載せた系図です。 源俊頼…
様々なジャンルに「流派」というものが存在します。 茶道⇒表千家/裏千家 など華道⇒池坊/草月流/小原流 など剣術⇒柳生新陰流/一刀流/示現流 など 和歌の道、…
凄音:セイ(サイ)訓:すご-い,すさ-まじい 「漢語林」によると、①すさまじい。すごい。ぞっとするような。②さむい。すずしい。③さみしい。いたましい。などの意…
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、今年はうさぎ年らしいんですよ。うさぎの話といえば、まあコレでしょ…
作文が超苦手な子は多いですよね。 私もそんな子でした。実は、高校生になるまで文章が書けなかったのです。 特に発達が気になる子達は、全般的に作文が苦手な感じを受けています。 作文が苦手な子は、いろいろ原因があると思いますが、最大の原因はなんでしょうか。 そう、「作文に対する恐怖です」。 そして、私も高校生の時に、この恐怖を消し去ることができて、文章を書くのが大好きになりました。 「恐怖」が取れると、ほぼ勝手に作文力が上がっていくといっても過言ではありません。 ここに紹介する方法は、作文が苦手な子の恐怖を取り除く方法の1つで、多くの子に役に立っています。 実際にGIFTの教室で、この動画で紹介している方法で、作文が超苦手な生徒の指導をしています。 すると、2ヶ月ぐらいの指導で、作文を書くことに抵抗..
小4サピックス12月度マンスリー確認テスト(2022年12月実施)
小4サピックス12月度マンスリー確認テスト(2022年12月実施) 小4サピックス12月度マンスリー確認テスト(2022年12月実施)の国語の問題をレビューし…
七草粥(ななくさがゆ) 1月7日に食べる「七草粥(ななくさがゆ)」 七草粥は一年の無病息災を願って毎年1月7日に食べることが習慣となっています。 そんな七草粥ですが、七草は七種類の野菜のことです。 今
晴明とは、陰陽師界のスーパースター・安倍晴明のことです。実際の陰陽道は学問的なものだったのでしょうが、物語に登場する陰陽師は超能力者です。映画『陰陽師』では安…
全国統一小学生テスト小4春秋「国語偏差値65以上」塾なし家庭の学習方法
【あ劇場©】へようこそ。 本日の《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テスト小4春秋「国語偏差値65以上」塾なし家庭の学習方法】です。 わが家の小学4年生の子どもは、小3だった昨年の春(2021年6月)から4回連続で『全国統一小学
第5回合不合判定テスト(2022年11月6日実施)その3 今回は、第5回合不合判定テスト(2022年11月6日実施)について取り上げます。前々回で詳しく述べて…
前回は『大鏡』から、大井川で舟遊びをした話(三舟の才)を取り上げました。今回はそれより100年近く前のお話で、同じ大井川への行楽を話題にしたものです。 宇多法…
「三舟の才」とも「三船の才」とも言われます。また、「才」ではなく「誉れ」とする場合もあります。藤原公任きんとうの多才ぶりを讃えた非常に有名な話で、掲載している…
サピックス新学年第1回入室テスト新4年(現3年)国語(2022年11月3日実施)
サピックス新学年第1回入室テスト新4年(現3年)国語(2022年11月3日実施) 今回は、低学年のテストが題材です。「サピックス新学年第1回入室テスト新4年(…
まるで攻略本!?『百人一首 壮麗図鑑』~和歌や歴史の情報がいっぱい~
『百人一首 壮麗図鑑』は、全ページフルカラーのイラストがとても魅力的な1冊です。 単に歌の意味を解説するだけではなく 人物像や時代背景まで教えて ...
先ほどテレビでNHKのアナウンサーが、「ふじのやまい」と言ったので驚いて直ぐに調べた。私的には「ふちのやまい」として今まで覚えていたからだ。するとNHKでは以…
【解き方実況中継2】第3回合不合判定テスト(2022年9月11日実施)
第3回合不合判定テスト(2022年9月11日実施) 本文は読めているけれど、設問が解けないというお子様が一定数いらっしゃいます。初読の段階では情報を取得できて…
親が新聞をやめても、子どもには子供向け新聞が必要な理由が定期テスト後にわかった
子ども向けの新聞がなくても、インターネットで充分だと思っていませんか?ワタベ子ども向けって内容薄いんじゃないの?わが家でも紙の新聞はやめて電子購読にしています。大まかなニュースは夜のニュースを見ているし、インターネットもあるからわざわざ「子
読解が得意にならない取り組み方(5) 国語の読解は、安定して良い成績が取れるようになるまでに時間がかかります。一方で、正しい学習法で取り組み続ければ、着実に実…
読解が得意にならない取り組み方(4) 国語の読解は、安定して良い成績が取れるようになるまでに時間がかかります。一方で、正しい学習法で取り組み続ければ、着実に実…
中学受験しないけれど、小学生のうちから学力をコツコツ積み上げて高校受験でワンチャン狙うという話
小学生の夏休み。 中学受験を控えているご家庭は、プリント・教材の量がものすごいのですね…。 我が家はやはり受験予定がないので、子どもたちは本やマンガを読んでぐうたらしております。 中学受験をする子は、もちろん勉強してますから学力が付きますよねー。 となると、順当にいけば高校入試時点でも、小学生時代からのコツコツとした積み上げが成果を発揮して、「いい高校に入学→めでたく志望する大学へ」と進学していくんじゃないかとお察しします。 駄菓子菓子。 中学受験をしないからといって、我が子をナチュラルにアホへと成長させるのもちょっとどうかと思います。 行きたい高校や大学にかすりもしない状況だと、本人たちが困…
読解が得意にならない取り組み方(3) 国語の読解は、安定して良い成績が取れるようになるまでに時間がかかります。一方で、正しい学習法で取り組み続ければ、着実に実…