メインカテゴリーを選択しなおす
NHKで「光る君へ」の総集編を放映しました。NHK大河ドラマで初めて最初から最後まで見続けました。この話が現実の紫式部や藤原道長そのものとはまったく思いません。寧ろ平安時代を舞台とした現代ドラマに見えました。史実に忠実とも言えませんが、それでも源氏物語を中心とした古典文学の...
サブタイトルは「目覚め」。……いやいやいや、まひろの局に道長だけじゃなく中宮彰子や帝まで訪れて、しかも「また来る」ってwwこれが大河あるある(やたら歴史上の偉人に好意を持たれる主役)なんでしょうが、さ..
#800 和泉式部と弾正宮・帥宮の恋愛関係 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』で、和泉式部と兄弟親王の弾正宮・帥宮との恋愛関係などを『大鏡』より前任の蔵人頭の源俊賢が、一条天皇に藤原行成をその能力から後任に推薦する…
#798 行成、俊賢の推挙で蔵人頭となる from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』で、一条天皇の蔵人頭として活躍する行成のその抜擢を『大鏡』より前任の蔵人頭の源俊賢が、一条天皇に藤原行成をその能力から後任に推挙する。(…
#748 詮子、源明子を道長に from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』でも描かれている道長と源明子の関係についてを『大鏡』より (NHK大河ドラマ『光る君へ』より、源明子(C)NHK) 高松殿明子、選ば…
#745 隆家と花山院の賭け事 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』では描かれていませんが藤原隆家と花山院の賭け事を『大鏡』より花山院が通れるものなら通ってみろと挑発し、それに乗った隆家勝つのはどっち⁉ …
「大鏡」という歴史物語の内容とは?また誰が何の目的で書いたのか?
皆さんは「大鏡」をご存知でしょうか?「名前は聞いたことがあるけれども、内容は知らない」という方も多いのではないかと思います。そこで今回は「大鏡」について、わかりやすくご紹介したいと思います。1.「大鏡」とは「大鏡」(おおかがみ)は、平安時代
#761 ”好運の人 その2”道長 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』で、ついに政権首班となった道長の『大鏡』での評価について好運児道長‼伊周も思慮が足らなく・・・(NHK大河ドラマ『光る君へ』より、対立す…
#758 ”好運の人 その1”道長 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』で、ついに政権首班となった道長の『大鏡』での評価について好運児道長‼政敵が次々に病没などで一斉に亡くなる好運(NHK大河ドラマ『光る君へ…
#740 道長、競射で伊周を圧倒 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
大河ドラマ『光る君へ』でも描かれた道長と伊周の競射を『大鏡』より不遇の道長、憂さを晴らすかのように伊周を競射で圧倒⁉ (NHK大河ドラマ『光る君へ』で、競射す…
#723 父の願いで次は私と思った伊周 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
父の道隆が病に苦しむ中、一条天皇の中宮は妹の定子で、その関係性から次は自分だと思っていた伊周さんについて『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』での記述です大…
#732 長徳の変、伊周の評価 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
詮子が一条天皇の下に押しかけて道長のことを頼むシーンについての『大鏡』での記述です押しかけて、泣きながら道長のことを頼み込む詮子、その結果を詮子のところで待つ…
#728 詮子、一条天皇に道長をねじ込む詮子 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
詮子が一条天皇の下に押しかけて道長のことを頼むシーンについての『大鏡』での記述です押しかけて、泣きながら道長のことを頼み込む詮子、その結果を詮子のところで待つ…
#710 父、兼家を恨んだ道兼 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
父兼家が兄の道隆に関白を譲って亡くなったときの道兼についての『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』での記述です。父兼家の摂政・関白への道を開いたのは自分のな…
#713 関白になるも病に倒れた道兼の明暗 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
道兼さん、関白宣旨が下り、周囲の者も大喜びであったのに、疫病に倒れてしなったことついて『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』での記述です大喜びのはずが、一転…
読書記録:大鏡ビギナーズ・クラシックス 日本の古典(角川ソフィア文庫)[武田 友宏]「枕草子」現代語訳があまりに難易度高かったので、今度はタイトルに初心者向けとある物を選んでみました。推定1068年頃に..
ごぶさたしております。一応元気ですが、忙しくなり筆は遠ざかる一方です。 が、さすがに書かねばならぬことが乱発している第18回~第20回です。 道長 内覧に就任…
#704 ”七日関白”藤原道兼 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
関白になる疫病ですぐになくなってしまった道兼についての『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』での記述です。関白はたった7日間、だから”七日関白”なんて言われ…
#700 道隆、死の間際までお酒のことが from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
亡くなる寸前までお酒のことを考える藤原道隆のことが『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』に記録されています。疫病ではなく、御酒の飲み過ぎからの飲水病で亡くな…
#696 道隆の深酒、その酔態 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
藤原道隆の酒好きなことが『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』にも記録されています。深酒で、亡くなったのもお酒の乱脈な飲みぶりという評価が下されている中関白…
#687 兼家の正妻時姫、運命を占う from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』での藤原兼家の正妻の時姫について見ていきたいと思います。兼家との間に、道隆、道兼、道長、超子、詮子を産む。長生きしてい…
#626 花山天皇の出家 from『大鏡』~『光る君へ』を楽しむため
3月10日放映の『光る君へ』の第10回「月夜の陰謀」で出家退位した花山天皇について歴史書の『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。「…
#665 兼家、その放埓を極めた生涯 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』での藤原兼家について見ていきたいと思います。兼家の人生は、その放埓を極めたと評価されている。(NHK大河ドラマ『光る君…
#659 やっちまったな〜公任 from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
関白藤原頼忠の息子の藤原公任のやってしまった失言について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。円融天皇の入内による外戚競争の際に思…
#661 実資と婉子女王夫婦について from『大鏡』 ~『光る君へ』を楽しむため
アツアツな関係で、デレデレの藤原実資と婉子女王について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。婉子女王は花山天皇の女御だった!天皇出…
2024年3月の購入本の第二弾は『大河ドラマ「光る君へ」 - NHK』をより深く楽しむ為の3冊●Amazon地図でスッと頭に入る平安時代大鏡 全現代語訳 (講…
#656 『大鏡』からみる藤原遵子について ~『光る君へ』を楽しむため
『光る君へ』で関白で登場した藤原頼忠の娘の藤原遵子について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。たいそうよい慣例をさまざま制定され…
#653 節約家!?な藤原頼忠 from『大鏡』~『光る君へ』を楽しむため
『光る君へ』で関白で登場した藤原頼忠について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。たいそうよい慣例をさまざま制定された北家小野宮流…
#636 円融天皇について from『大鏡』~『光る君へ』を楽しむため
『光る君へ』の第1回から登場し、兼家の謀略を実施した道兼の毒で体を壊して退位することになった第64代 円融天皇について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』…
#650 外戚競争に敗れた藤原頼忠~『光る君へ』を楽しむため
『光る君へ』で登場したときは藤原氏の本流の藤氏長者だった藤原頼忠について藤原氏本流となるも、入内政策で兼家に敗れて、その本流を奪われた藤原頼忠(NHK大河ドラ…
#644 藤原義懐について from『大鏡』~『光る君へ』を楽しむため
『光る君へ』で花山天皇の叔父として一時権勢をふるった藤原義懐について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。花山天皇の叔父、側近とし…
2024年の大河ドラマは『光る君へ』です。平安時代については私はあまり詳しくないので、これを機に歴史書などを読みながら楽しもうと思います。その一つとして『大鏡…
大河ドラマ『光る君へ』第10話が放送されました。8話と9話については書きませんでした。早いうちに「毎回は書かないぞ」という姿勢を示したかった(笑)のもあります…
花山天皇の御代、安倍晴明は天皇の前世を見抜き、病気を治した。花山天皇が出家する際にはいち早く退位を察知して式神に参内させた。天皇の出家後は熊野参詣に同行し、花山院の修行の妨げとならないよう結界を張って
目次 醍醐天皇 説話 聖帝の例えとして名前を挙げられる 村上天皇 or 朱雀天皇の御五十日の餅の儀において、藤原伊衡の和歌に対して返歌を詠む 生前の悪行によって地獄で罰を受ける 朱雀天皇 村上天皇 説
寛和の変(花山天皇の退位・出家)~出家の途中で安倍晴明の家の前を通りかかる
寛和かんなの変とは、寛和二年(986)6月23日に起こった花山天皇の退位・出家事件である。『古事談』では、寵愛していた弘徽殿の女御の死を悲しんでいたところへ藤原道兼が出家を勧めてきたとされている。しか
「四鏡」(大鏡・今鏡・水鏡・増鏡)の内容をわかりやすくご紹介します。
前に「栄花物語」と「大鏡」という歴史物語についての記事を書きましたが、その後に現れた歴史物語に「今鏡」「水鏡」「増鏡」という「鏡」の付くものがあり、四つ合わせて「四鏡」と言います。あとの三つの「鏡」の内容については、あまり知られていませんの
「大鏡」という歴史物語の内容とは?また誰が何の目的で書いたのか?
皆さんは「大鏡」をご存知でしょうか?「名前は聞いたことがあるけれども、内容は知らない」という方も多いのではないかと思います。そこで今回は「大鏡」について、わかりやすくご紹介したいと思います。1.「大鏡」とは「大鏡」(おおかがみ)は、平安時代
「三舟の才」とも「三船の才」とも言われます。また、「才」ではなく「誉れ」とする場合もあります。藤原公任きんとうの多才ぶりを讃えた非常に有名な話で、掲載している…
《2004年 書物の旅 その21》 渡辺実「大鏡の人々」(中公新書) 受験参考書ではありませんが、平安時代とはどんな時代だったかという事を「大鏡」を解読しながら平安朝古文の素人にも面白く、ホント