読売新聞の「小町」は前も述べたように、よく目を通しています。今回はまさに「えっ!本当か!」と思う飲食店での女性差別行為の質問でした ランチ海鮮丼私だけ切れ端 まぐろ大好き 2024年4月17日 22:39 話題 少し高級なお寿司屋さんでのランチの時のことです。 メンバーは6...
読売新聞の「小町」は前も述べたように、よく目を通しています。今回はまさに「えっ!本当か!」と思う飲食店での女性差別行為の質問でした ランチ海鮮丼私だけ切れ端 まぐろ大好き 2024年4月17日 22:39 話題 少し高級なお寿司屋さんでのランチの時のことです。 メンバーは6...
一体JRグループ各社の執行部には自分たちは公共インフラに関わっている企業という自覚があるのでしょうか?「女性自身」の記事です。 「今どきこんなことある?」定期券求める駅の大行列が話題…並ばずに買う方法をJRに聞いた 新年度がスタートしたばかりの4月10日、Xに投稿された“駅...
通勤途中にある駐車場だった土地が、昨年の終わりに更地になりました。舗装を剥いで剥き出しの土だったのですが、この週末ふと気づくと一面に小さなケシが沢山咲いていました。土が痩せているせいか、かなり小っちゃな草丈と花ですが、なかなか可憐です。 ナガミヒナゲシです。「長実」のヒナゲ...
最初に「まいどなニュース」って、何かな?関西系の柔らかいメディアだそうですが、何かよくわからんな。こんな記事を載せています。 「庶民の状況分かってるのか」と批判相次ぐ 慶應義塾長が国立大の学費増額を提言「年55万→150万に」 文科省の会合で 文部科学省・中央教育審議会大学...
高山忠利氏については、謝罪会見の写真もありました。日大医学部長の時代です。BuzzFeedの2018年の記事です。 日大医学部の不正入試、裏には同窓会の存在 医学部長が語った「私学の実態」の意味とは 髙山学部長は「通常の方法ではないと思った」「後ろめたさがあった」と述べた。...
読売新聞の記事です。 日大元副学長が医師法違反か…カルテ記載せずモルヒネ処方、特別調査委認定 2024/04/18 日本大学の特別調査委員会が、田中英寿・元理事長(1月死去)への薬の処方を巡り、主治医だった元副学長の男性(68)について「医師法違反の可能性が高い」と認定して...
再び、日本橋高島屋の純金茶碗窃盗の話ですが、窃盗犯の父親のインタビューが出ていました。集英社オンラインから引用します。 「150万円くらい借金があった」「生活保護を受け昼食はバナナ」逮捕された男の父親が独白した“ギリギリの生活”と展示場の杜撰な警備体制「1万円落ちていたら拾...
地域タグ:北海道
日経の夕刊に驚くべきニュースが出ていました(私としては!)。 ホタテ養殖に「厄介者」 青森・陸奥湾、欧州カキ付着 人知れず繁殖し湾内定着か 2024年4月16日 青森県の陸奥湾で、養殖ホタテに謎の二枚貝が付着し漁業の妨げになっている。この「厄介者」の正体が、半世紀以上前に養...
地域タグ:青森県
日本橋高島屋の「大黄金展」から盗まれた純金の茶碗、溶かされて雲散霧消する前に発見されて良かったです。テレ朝ニュースからの引用です。 11日、日本橋高島屋の展示即売会で、およそ1000万円の純金の茶碗(ちゃわん)を盗んだ疑いが持たれている堀江大容疑者(32)。 堀江容疑者 「...
大谷翔平は快音を響かせているようです。 大谷翔平、衝撃弾にネット裏のファンがほぼほぼ“お口あんぐり” 「まぁ、そうなる」「やばすぎて草」共感続々 大谷の第1打席は、先発の山本由伸が痛恨被弾で2点ビハインドの1回1死走者なしで回ってきた。そんな大谷は、カウント1ボールからの2...
普段付き合っていたひとに欺される。前回書いたように、とても苦しいというか憤りとともに悲しみが混じり合った複雑な感情になるだろうと思います。水原氏がその欺しをした理由が野球賭博です。ギャンブルになぜのめり込むのか。神社のおみくじまで入れたら賭け事にまったく興じないひとは皆無で...
3月結婚とドジャーズ移籍でお祝いムードだった大谷翔平が、一気に暗転。しかし、どういう経緯で大金が賭博に使われたのか、なかなかわかりませんでした。ようやく霧が晴れてきたという感じです。読売の報道を引用します。 【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(2...
本日医師向けサイトにこれまたたまたまこんな掲示板が立っていました。 「開成高校から東大理一慶応医合格するも」 数学・物理が極端にできる高校生は医師では無く強みを発揮出る仕事を選んで欲しいな 従兄弟と話していたら、その子供、開成高校から東大理一慶応医合格するも理学部に進学。大...
「ウルトラセブン」は所謂ウルトラマンシリーズの2番目ですが、もっとも洗練されたウルトラマンだったのでないかと思います。モロボシダンとアンヌを中心に俳優たちの演技も一級でしたし、何と言っても脚本には現代社会(当時の)への問題意識が投影されていました。放映当時あまり人気がなかっ...
読売新聞の論壇「あすへの考」で、今回は慶應義塾塾長の伊藤公平氏です。伊藤氏は慶應を幼稚舎(小学校)から過ごすいわば慶應の生え抜きですが、理工学部の大学院卒業後1992年カリフォルニア大学バークレー校より修士号(材料科学)取得、1994年同カリフォルニア大学バークレー校より博...
先月、NHKの「きょうの料理」録画を見ていたら、新ジャガ料理を特集していました。その中のひとつが、これ。 といっても換骨奪胎というか、適当にアレンジしました。まず新ジャガイモではなくなぜかこの時期だけスーパーに出る「インカのめざめ」を使いました。固いから切って軽く塩水で茹...
これも毎日新聞の記事で、前回に続きサンデー毎日の分析です。前回は首都圏出身者が全国の旧帝大進学者数を急速に増やしているという記事でした。今回は東大進学者で首都圏特に東京都内出身者がますます増加しているという話題です。 東大を含む(いわゆる)旧帝大合格者のうち、東京圏出身者の...
毎日新聞の記事です。引用します。 難関とされる国立の旧帝国7大学に合格した東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者が、2008~23年度の15年間で1・68倍に急増していたことが毎日新聞の集計で判明した。東京大以外の地方6帝大で合格者数を伸ばしたことが大きく影響してお...
シリーズ未解決事件 File.10 下山事件 〜NHKスペシャル
あまりに忙しくて、NHKスペシャルの「シリーズ未解決事件」は、帝銀事件以外は観てなかったです。今回久しぶりに観たシリーズは「下山事件」でした。何か新事実でもあるのだろうかと思って、つけました。 のっけから驚いたのは、「下山総裁他殺説」にのっとって、描かれていたことです。下...
東大or医学部 迷ったらどっち? 〜CASTDICE Medicalから
「東大蹴って医学部ってあり?」現役医学生が語るリアル 大学受験のCASTDICE の分校で、CASTDICE Medicalという医学部受験専門塾があり、youtubeにたくさん動画をあげています。東大法学部卒でCASTDICE経営者のコバショーとCASTDICE Medi...
今月のNewdays駅弁は「九州・沖縄特集」です。今回は 沖縄あぐー豚と鹿児島黒豚めし ¥1,280 頂点!鹿児島黒牛焼肉御膳 ¥1,380 博多めんたいかしわめし ¥1,100 博多名物 焼き鳥弁当 ¥950 九州方面の駅弁はあまり多くないので、今回は3つも買いました。す...
読売新聞の記事の続きです。白楽ロックビル・お茶の水女子大名誉教授にのコメントです。 ――STAP問題を機に、研究不正の数は減ったのか。 14年に理研でSTAP細胞研究不正があり、世間の関心が高まったが、その後、研究不正の件数はむしろ増えている。国内の捏造、改ざんなどを独自...
2014年のSTAP細胞の研究不正から10年という節目ですが、意外なほどこの件を振り返るニュースが少ないです。なぜ注目度が低いかというと、ひとつにはこの放送倫理委員会(BPO)の決定があると考えます。 STAP細胞報道に対する申立て」に関する委員会決定 勧告:人権侵害(補足...
STAP細胞で一番問題だったのは、血中のTリンパ球すなわちTCR遺伝子の組換えが起こっている細胞が弱酸性によって初期化され、万能化したのか?という点です。最初に自分が感じた疑問が、実はこの事件で最後まで重要な点でした。上で示されるように弱酸性で「初期化された」というTリンパ...
笹井氏は愛知県の県立旭丘高校を卒業して1980年現役で京大医学部に合格しました。同じ京大で理学部出身の岡田節人先生という著名な発生生物学者がいますが、笹井氏は岡田先生に影響されて発生学に興味を持ったと記しています。医学部在籍中に有名な医化学第一講座に出入りして実験をおこない...
読売新聞の記事です。 STAP(スタップ)細胞――。この言葉に覚えがあるだろうか。10年前の今頃、日本を代表する研究機関「理化学研究所」に所属していた女性研究者が涙ながらに、その存在を訴えた細胞だ。発表直後は「ノーベル賞級の発見」と社会が色めき立ったが、実験データの不正が発...
スイッチの記事です。 東京大学は2024年度中に予定される国際卓越研究大学の第2回公募に応募する方針を示した。同大のタスクフォースが、初回の審査過程や、法改正で設置することになる「運営方針会議」のガバナンスなどについて検討。応募が適切だとする報告書をまとめ、学内会議で決定...
ABSニュースから引用します。 京都大学は21日、2026年度に入学する学生の試験から理学部と工学部で、女性のみが出願できる枠を設けると発表しました。昨今、理工系学部のある大学が入試に「女子枠」を設定するケースが増えています。21日に会見を開いた京都大学によりますと、202...
この前上野駅に寄ったら、構内常設の駅弁屋で「えび千両ちらし」が置いてあるのを偶然見つけました。毎年秋にJR東日本は「駅弁グランプリ」と称して、ピックアップした各地の駅弁を主要駅で販売し、投票で番付をおこなっています。表記の「えび千両ちらし」は新潟・新発田三新軒の製造で、20...
地域タグ:新発田市
上の写真は革労協が起こした革マル派殲滅に対しての内ゲバ殺人事件の報道です。1977年(昭和52年)4月15日に埼玉県浦和市(現:さいたま市南区)で発生しました。 1977年(昭和52年)4月15日午後9時5分、埼玉県戸田市の革マル派の印刷工場「こだま印刷」からワゴン車(いす...
警察沙汰にもなった明大「立て看板」3 〜明大で荒れ狂った内ゲバ殺人
上写真は、警視庁指名手配写真 左下の「後藤あざみ」は革労協・現代社派の女殺人テロリスト。福岡で敵対する赤砦社派の福井大生を殺した後、下記の真鶴事件でメッタ刺しの返り討ちに遭い瀕死の重傷を負った。かろうじて救命。しかし、あざみなんて名前、名付けた親の顔が見たい。アザミなんて痛...
昭和時代、明大の立て看に溢れていた「狭山事件」に簡単に触れておきます。部落解放同盟中央本部の記載を引用します。 1963年5月1日、埼玉県狭山市で女子高校生が行方不明になり、脅迫状がとどけられるという事件がおきました。警察は身代金を取りにあらわれた犯人を40人もの警官が張り...
TBSドラマ「不適切にもほどがある!」で昭和のイメージが肯定的に語られることも多い昨今ですが、本当の昭和はあのドラマで触れられるような正のイメージばかりではなかったです。元気があるというよりもっとがさつで、荒々しい事件がたくさんあり、世の中の空気も殺伐としていました。 明大...
第118回医師国家試験 〜東大・京大がふるわない成績 この前書いた記事で、読まれた方から「私立医科大の合格率はいいのは、あらかじめ学内模擬試験などで振るわない学生に受験を制限しているという話がある。」というご指摘がありました。合格率を少しでもよく見せるために、受からなそうな...
「なぜ“海外の有名大学”を目指さないのか」〜なぜ目指す必要ある?
SPA!の記事です。引用します。 東大生も安全志向である これらのデータからは、「東大に入れるレベルの学生といえども、安全志向で、チャレンジ精神に欠けている」事実が見えてきます。すなわち、東大に入ってくる学生の多くは、「東大にチャレンジしてみよう」と考えていないのです。東...
千葉大の学長選考1 〜大学の学長はどう決めるべきなのか? 千葉大の学長選考2 〜千葉大文学部の反応と学費値上げ 千葉大の学長選考3 〜学長候補たちと「白い巨塔」のモデル 千葉大の学長選考4 〜国立大学の受益者は誰なのか 先日話題にした千葉大学長選挙の話、教職員意向調査で第2...
(DOCTOR-ASEから転載させていただきます) リセマムの記事です。引用します。 厚生労働省が2024年3月15日に発表した第118回医師国家試験の合格状況によると、自治医科大学の合格率は新卒・既卒共に100.0%だった。このほか、群馬大学医学部と名古屋大学医学部、東海...
(港区観光協会サイトから転載) 「龍土軒」の名前を初めて知ったのは、二・二六事件を調べていた時です。二・二六事件は日本陸軍が起こした第二次大戦前の日本最大のクーデタ事件です。二・二六事件の首謀だった日本陸軍の青年将校達が、このフランス料理店を密議の場として頻繁に使ったとあり...
医学部入学者、女性が4割占める 〜女性医師増加するとどうなるか 医学科入学者、女性初めて4割超に 〜朝日新聞記事から 医学科入学者、女性初めて4割超に 〜ヤフコメの反応 朝日新聞の「医学科入学者、女性初めて4割超に」記事のヤフコメを見てみましょう。 まず男性医師と思われる方...
実は私、NHKの大河ドラマを全然観ません。一言で言ってマンネリで飽きる。何度も何度も同じ主人公を題材に演じさせて何がおもしろいの?勿論演出や脚本に個性はあるけど、話の筋自体が同じでは飽きます。近年観たのは、2019年の「いだてん」のみ。今期一押しのドラマ「不適切にもほどがあ...
リセマムの記事です。 本記事では、筆者(全国で教育支援事業を行っている東大生集団 カルペ・ディエム代表 西岡壱誠)が、実際に医学部に通う大学生たちとこの漫画を読み、話を聞いた医学部の実情を共有する。 今回取材に協力してくれたのは、前回に引き続き、慶應義塾大学(以下、慶應)...
もうすでに出ていた文科省の調査ですが、朝日新聞が触れました。 医学部医学科に入学した女性の割合が今年度、初めて4割を超えたことが文部科学省の調査で分かった。四半世紀ほど3割台で推移しており、「4割の壁」と言われていた。2018年に発覚した医学部入試不正問題を機に、不当な差別...
LASIAからの引用です。 お笑いタレントのカンニング竹山さんが同月25日(日)、23時30分から放送のTBSテレビ系のトーク番組に出演。その中で、「なくしたい無駄な時間」として古典の授業が挙がると竹山さんは共感。「古典が役に立ったと思ったことが1回もない」と見解を述べまし...
医学部入学者、女性が4割占める 〜女性医師増加するとどうなるか
医学部入試で、女性や浪人生の差別が社会問題となったのは、2018年でした。発端は東京医科大(東医)で文科省キャリアの子息が入試で手心を加えられたとして、汚職事件として発覚したことでした。この事件から東医の入試に司直のメスが入り、当該の事件だけでなく広範な恣意的な合否処理があ...
最後に、10年以上前に2ちゃんねるに上がっていた、非常に悲惨な事件を掲載しておきます。日経は「卵アレルギー」の記事で、訂正を出すべきです。安易な減感作療法の紹介の仕方をして、もしこんな事件の引き金になったら、道義的責任を免れませんよ? どこに書いていいのか分からないんでここ...
2月24日の日経土曜版の「カラダづくり」の「卵アレルギー」の記事で一番いただけないのは、「卵アレルギーが場合によっては死に至ることが明記されていない」点です。それはI型アレルギーか最近でてきたPFIESか関係ありません。「血圧低下を起こす」とは書いてありますが、それがショッ...
小児食物アレルギーの原因頻度(千葉市立海浜病院掲載図から引用) 小児の食物アレルギーの原因として一番多い卵ですが、今回(2月24日)日経土曜版の「カラダづくり」の記事はいただけないものでした。このコラムは複数のライターが担当しており、説明が面倒な疾患も比較的手際よく整理され...
酢豚にパイン1 〜「アメリカ人向け」が起源? 「チコちゃんに叱られる!」の「酢豚パイン」で、岡村は盛んにイジられていました。「肉だけの酢豚を食べたことがあります」と冒頭で言って、あとでチコちゃんに「岡村はだいぶお高いところに行ってらっしゃる」と皮肉られていました。実はごく最...
もう3月になってしまった!年度終わりの仕事はあともう少しで終わりですが、次年度の準備も必要な時期となりました。減感作療法でだいぶ軽くなったとはいえ、花粉症が起こってきているので、楽とはいえない時期です。 さて昨夜のNHK「チコちゃんに叱られる」ですが、最初は「なぜ酢豚にパ...
全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか2 〜実現しなかった帝国大学
全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか1 〜歴史がかなり違う 全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか2 〜実現しなかった帝国大学 全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか3 〜で、序列あるの? こうやって学部を並べてみると、第二次大戦までの官立の帝国大学は基本的に「理工...
大阪大入試で「試験監督が談笑」 〜追伸:そういうことだったのか
紹介したMBSの記事ですが、続報をみると何かおかしいな。まずMBSの記事ですが、以下のように書いてありました。 阪大などによりますと、25日に行われた法学部の入学試験で、「国語」の試験の際に、開始直後に解答用紙を破損したなどと受験生から質問があり、試験監督を務めていた法学部...
本日で、国立前期の試験、東京芸大など特殊な大学以外終了です。面接もあって三日間になる大学を受ける受験生はお疲れ様です。 さて阪大に関して、こんなニュースがありました。毎日系のMBSから引用します。 阪大などによりますと、25日に行われた法学部の入学試験で、「国語」の試験の...
全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか3 〜で、序列あるの?
この後、記事の方は戦後の新制大学設立のゴタゴタを経ながら、旧七帝大が依然として他の国立大学より優位な位置を保ち続けていることで終わります。 旧制大学と高等専門学校を同じ大学とし、しかも地域ごとに統合を進めた結果、多くの都道府県にかつての帝国大学に似た総合大学が誕生することと...
全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか1 〜歴史がかなり違う
本日は首都圏でもかなりの寒さで、まさに受験日和といえましょうか。自分の大学受験は遥か昔となり子供達の受験もとうに終わりましたが、今朝のような曇天の朝は寒さに震えながらもきりきりと緊張していたあの日を思い出せてくれます。息子は大学生協のバイトで受験生の誘導に当たるそうですが、...
読売の「発言小町」、いつも興味深く読んでいます。「人生相談」に近いものですが、お答えする一般読者の回答が実におもしろい。多くは女性からの回答ですが、男からみると女性の心理洞察はなかなか鋭く感じます。ああ、だからご本人はバレてないと思ってる男の浮気は、女にすばやく察知されるの...
水野英子(みずのひでこ)氏という漫画家は、僕にとっては「少女漫画家の元祖」くらいの認識です。現物のマンガはまったく知りません。知っている少女漫画家は一条ゆかりとか去年亡くなった土田よしこあたりからです。さて、その少女漫画の大御所水野先生が何を語るか、読売の「時代の証言者」連...
帰ろうと、自分の車に乗り込んだら、駆けつけてきた仲間が窓を叩いた。 「ご両親が乗った南極飛行旅行の飛行機が行方不明だそう。燃料は2時間前に切れた」とのニュース。 まさか。私は意味なくハンドルの左右を両手で叩いた。 今月の日経「私の履歴書」は登山家の今井通子氏です。以前今井氏...
千葉大学長選はうつろいやすい世間の関心が下がっている気がしますが、簡単には決着しない雰囲気を感じます。 ここまで私が書いた話をさらうと、 1 教職員意向調査で第2位だった横手幸太郎氏が、学長選について権限がある学長選考・監査会議によって次期学長に選ばれた 2 意向調査で第...
この不正入試事件に関して、同級生の証言があります。湘南鎌倉総合病院で循環器内科部長を務めた齋藤滋先生です。首都圏から京大を受験する学生は珍しくありませんが、阪大を受ける学生は医学部とはいえ、非常に珍しいです。個人的には駿台時代に阪大医学部を受けた友人はいませんでした。 斉藤...
ここからはまた「つぶやき館」から引用させていただきます。 姜旭生の作戦にはまったのは開業医や会社役員、商店主、教育委員長や小学校の校長までいた。 岡山県開業医、娘を医者にしたいが、出来は良くない。そこで自分の出身校、平壤医専時代からの友人、で箕面教育委員長の萩原健秀医師に...
第二次世界大戦前は旧制大学の医学部や旧制医科大学はそれほど人気がある学部でなかったことをご存じでしょうか?修養年限が他の学部より長く、一人前になるのに時間が掛かることが敬遠されたからです。また、官費生のような給費制度もなく、親の財政負担が大きかったこともあります。 しかし...
(写真は大阪市阿倍野区旭町にあった旧大阪市立大学医学部付属病院) さてまんまと手に入れた入試問題はどう流通したのでしょうか?引用を続けます。 A(姜旭生)は一方で盗んだ入試問題を販売するグループを組織していた。接骨医や医療器具販売者、病院事務局長などを取り込んで7人の勧誘メ...
こうして大阪大学の嫌疑は晴れ、焦点は一挙に印刷所に向きます。 「入学試験を印刷しているのは、あそこしかない」 A(殺された姜旭生)は1月24日に刑務所時代の仲間を呼びつけ、「今年の国立大医学部の入試問題が手に入ることになった。かなり太いカネになるから、買うという客を探して...
(写真は大阪府中之島にあった旧大阪大学医学部と附属病院) この時の状況は、阪大医学部の関係者の証言をネットで見つけることができます。姜旭生の血まみれ死体が発見されてからわずか数週間後ですが、まさに今の時期、国立大学の入試直前です。 昭和46年2月中旬ある日の午後、私は庶務部...
今年度の受験シーズンも国立大の前期入試が目前となり、受験生はいよいよ正念場を迎えます。自分がこの時期どうだったか。今でも覚えているのは、3日前から39度の高熱になってしまったことです。「インフルエンザですね」と言われて解熱剤を打ってもらったものの、試験まで勉強どころか吐き気...
本書の筆頭に出てくるジャガイモ毒のソラニンは、結構有名でしょう。ジャガイモ買ってきて少し時間が経つと青くなってきます。芽が吹いてくると慌ててこそげとって使うが、結構めんどくさい。適当に削って調理し、食べてちょっとお腹痛くなるなんて経験、何度かしてます。南米アンデスでインカ帝...
「鱈の子の炊いたん」です。「炭の燃えかす」ではありません!この冬の時期、真鱈の大きな卵巣が魚売り場によく出ます。精巣の方は、「菊子」とか「タチ」とか呼ばれて珍重されますが、うちは家内がまったく食べません。私は好きですが、毎回1人で食べるのも大変です。そこで今回は卵巣を買って...
土井善晴氏が日経の「あすへの話題」でいちごを取り上げていました。この時期いちごが店頭に並びますけど、日本は露地物がほとんどなくハウス栽培が主流なせいでしょう。いつからハウス栽培が始まったのか知りませんが、土井氏の言から推測すると昭和30年代(1950年代後半)には始まってい...
「置かれた場所で咲きなさい」2 〜渡辺氏を真似できないこともある
この写真はメディアにもよく出る、成蹊学園の小学生だった渡辺和子氏と父・渡辺錠太郎氏です。この親子がとても仲が良かったことは、この写真一枚でよくわかります。しかし、1935年8月にこの写真を撮ってわずか半年後の1936年2月、渡辺錠太郎陸軍教育総監は二・二六事件で惨殺されます...
地域タグ:東京都
この本は2012年に刊行され、すぐベストセラーになりました。著者の渡辺和子氏が二・二六事件で凶弾に倒れた渡辺錠太郎・陸軍教育総監の娘だったことは有名です。というより、彼女の心から生涯この二・二六事件が離れることがなかったのは、疑いようがありません。父親が50発近い銃弾を受け...
築111年の京大・吉田寮 「家」存続求める寮生の思い 〜退去させるべし
京大の学生寮というと、すぐ過激派の根城を連想してしまいます。実際熊野寮はいまだに中核派の活動拠点のひとつになっており、警察の捜査を度々受けています。京大生でない活動家も熊野寮にはいると聞きますが、言語道断です。それに比して吉田寮にはもはや過激派はいないと言われています。あと...
カキ=ノロウイルスの“大誤解”背景に「マスコミ報道」の影響も? 〜そうですかね?
弁護士JP編集部の記事で、そこから引用します。 「ノロウイルスと言えばカキ」 そんなイメージを抱いている人も少なくないかもしれないが、実はこれ、“風評被害”的な側面が大きいことをご存じだろうか。 ノロウイルスは長年、年間の食中毒患者数でもっとも多い病因物質となっているが(2...
岸本葉子さんというエッセイストは、日経夕刊のコラムでしか知りません。著作は一冊も読んでおりませんが、この日経コラムはいつも興味深く拝読しています。 退職したら読書をしたい、と知人は思っていたという。仕事と関係ない本を、時間にしばられず好きなだけ読みたい。勤めている間、読むの...
東京医科歯科大学(5) 〜戦後の新制大学設立 新聞を急ぎ整理していて、「あれっ?」と思った記事がありました。日経の2月1日夕刊です。「霞ヶ浦湖岸、貴重な航空隊跡地」となっています。霞ヶ浦湖岸の航空隊跡地といえば、以前紹介した東京医科歯科大の分院(霞ヶ浦分院)があった場所です...
谷川久治氏以降、千葉大の学長は12人いますが、そのうち9人が医学部からです。その9人のうち1人を除いて(東大学部出身の川喜田愛郎氏)、残りは全員千葉大医学部(千葉医大)出身です。第11代の磯野可一氏が第2外科出身ですが(1958年3月千葉大学医学部卒業。1959年4月千葉大...
千葉大の学長選で、教職員(教員だけでなく職員も入っていた)意向聴取で第1位となった山田賢氏はどういう方でしょうか。はっきりした略歴がなかなかわからないですが、2023年9月に開催された「千葉DX推進プログラム」で一端が掲載されていました。 山田賢 千葉大学副学長(教育・産学...
本日の千葉日報には、千葉大学長候補の一人で教員意向聴取では第一位の得票を得た山田賢氏が所属する千葉大大学院人文科学研究院教授会から質問書が提出されたことを報じています。 【速報・追記あり】千葉大学長選「疑義」で質問状 人文科学教授会「合理的理由を」 投票2位の候補選出 1月...
昨年(2023年)11月2日、千葉大学長の中山俊憲氏が病死しました。病因については公表されていないので詳細はわかりません。享年64歳でした。経歴をみると、 学歴 1978-1984年 山口大学医学部 1984-1988年 東京大学大学院医学系研究科修了(主任:多田富雄教授)...
浅草駅を降りて雷門方向に向かわず、馬道通りを進むとすぐにこの店にあたります。このお店、基本的に酒のつまみになる色々な酒肴を揃えています。値段もそう高くないし、稀に高いものはかなり珍しく美味しいものです。 あまり広い店内でないので、たくさん押しかけられると困るのですが、浅草...
金曜の日経夕刊一面コラムの「あすへの話題」です。小池真理子氏の亡くなった夫とは誰だったか?調べて、藤田宜永(ふじたよしなが)氏だったと思い出しました。 藤田宜永氏が大の病院嫌いで、ほとんどの検査を受けてこなかったと言います。その結果、見つかった肺腺癌はすでに末期状態で、手...
TBSで新しく始まったドラマ「不適切にもほどがある!」、予告からして相当おもしろそうに感じました。実際に見て、期待以上におもしろかった! 第一話の冒頭、いきなり 「この作品には不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの...
ブラッドオレンジ、一昔前まで輸入物の濃縮還元ジュースでしか、日本ではお目に掛かれませんでした。もう貴重なジュースですが、イタリアを旅行するとホテルの朝食でこのジュースがピッチャーでごく普通に出てきます。子供が小学生だった頃イタリアを一緒に旅行しことがありました。その時朝食で...
この度も深谷泊まりは「きん藤」さんにお世話になりました。深谷駅からだとちょっと歩きますが、まあ10分程度。旧中山道沿いですが、比較的静かな通りにあります。今の建物は昨年(2023年)9月にリニューしたものですが、「文化八年創業」と書いてありますね。西暦にすると1811年で江...
先週の土曜(1月20日)は早朝から電車がえらく混んでいました。「また何かイベントかなあ」と思っていたら、日曜の朝刊をみると「中学受験。千葉でも始まる」と地方版に見出しが出ていました。そうか、中学受験の開始日だったのか。道理で駅コンコースにも小学校高学年と思える子供達が、グル...
今朝の日経一面の「春秋」は、夜一人での過ごし方を映画のシーンに掛けて話題にしていました。 誰かと競うためではなく、見せびらかすためでもなく、ただ自分ひとりを満たすものだけに囲まれた静かな生活にひかれる。年齢を重ねるほどに憧れが強くなった。 これ、まったく同感です。若い頃は仕...
先月から日経夕刊一面の「あすへの話題」の執筆メンバーに土井善晴氏が入りました。僕が土井善晴氏をよく見るようになったのは、テレビ朝日で土曜毎朝4時55分から放映されていた「おかずのクッキング」です。土井善晴氏が柔らかい関西弁で洒脱に語りながら、次々と料理を仕上げていきます。基...
年末大学に来た「全国大学生協連合会」のパンフレットをぱらぱらめくって見ていたら、こんな広告が最後に入っていました。 ルピシアはニセコに本拠地を置くお茶販売店で、もちろんよく知られています。私も通販で色々なお茶を今まで買ってきました。そうか北大生協とコラボしたのね。 現在は...
理研「名大の不正論文」責任著者を採用 〜研究ルールが恣意的に変更されていいのか
伊丹健一郎氏の経歴をみてみましょう。 なるほど。京都大学工学部の出身で、名古屋大学に転出しています。その時に名古屋大学の受け入れ先となったのが物質科学国際研究センターで、野依良治教授の下での准教授となっています。どうみても野依氏の強力なバックアップで、名古屋大に着任したとみ...
理研「名大の不正論文」責任著者を採用 〜伊丹研で何があったのか
理研は理化学研究所の略で、第二次大戦前に著名な科学者高峰譲吉の提唱の下、財界人の渋沢栄一が一大理念を抱いて設立した半官半民の研究所です。数々の科学者が在籍し画期的な発見や発明をおこなってきましたが、日本の戦争政策に加担したとしてGHQに睨まれました。財政的に理研を支えた関連...
2023春なぜシラウオが出回らなかったのか 〜顎口虫だったのか
1月に入り暖冬と言われる今冬も大分寒くなりました。大学入試センターの試験をおこなうこの時期、昼休みに試験場の外に出るといつも手がかじかむ思いですね。この後私大の一般入試が始まり、山場の国立大の二次試験が終わってふっと気づくと、いつの間にか陽光が強くなって春めいています。受験...
国際卓越研究大学(3) 〜心許ないファンドの運用と政府の思惑
さて国際卓越研究大学の支援の元となる、10兆円ファンドの運用はどのような状況でしょうか(。 東洋経済オンラインから引用します。 この大学ファンドは、岸田政権が立ち上げた目玉政策のひとつ。10兆円を元手に、年3000億円程度の運用益を捻出し、得られた資金を世界最高水準の研究大...
こうやって見てくると、なぜ岸田政権が昨年11月慌てて、国立大学法人法の改正を強行したのか、その意図がわかってくる気がします。 簡単に申せば 「折角10兆円大学ファンドを餌にしておびき寄せようとしていた東大や京大などの有力大学に、真相を知られてしまった!このままでは逃げられ...
さて、ここから選定する過程をみていきます。NHKの6月の配信です 「国際卓越研究大学」認定候補絞り込み 秋ごろ結果公表 文科省 2023年6月30日 15時32分 国が10兆円規模の基金を活用し、世界トップレベルの研究力などが期待される大学を支援する「国際卓越研究大学」につ...
国立大学法人法改正で取り上げられた国際卓越研究大学は、今年度(2023年度)新たに定められたばかりの制度です。少し長いですが、文科省のサイトから引用します。 我が国においても、大学の機能拡張を推進する中で、大学が国際的な切磋琢磨を通じて研究力を向上させるという緊張感を持ち、...
今回の国立大学法人の改正で、前述した記事にこんな見解がありました。 指宿昭一弁護士は、かつての日本にも現在とよく似た時代があったことを以下のように指摘した。 「明治憲法下において大学の自治が侵害されて、何が起こったか。軍国主義が蔓延り、そして戦争への道に突入した。1933年...
前述の2022年2月16日に、日本貿易会でトップフォーラム「経済安全保障政策について」と題して小林鷹之氏がおこなった講演をみていきます。 この図を元にして、小林氏は以下のように主張しています。 このマトリクスの中で経済と安全保障が融合し、経済は経済、安全保障は安全保障と切り...
国立大学法人法改正が成立(5) 〜「何のための国立大?」“稼げる大学法案”で学問の自由が失われる」の意味
このような重要な改正が、ほとんど数ヶ月のうちに発案・可決成立されてしまったのは驚きでしかないです。週刊ゲンダイにこの改正案についての発案者が触れられています。 またしても怪しげな法案が成立しようとしている。学問の自由や大学自治の原則を脅かしかねない「国立大学法人法改正案」が...
国立大学法人法改正が成立(4) 〜集英社オンライン記事2から
さて、集英社オンライン記事の後半で、肝要なところを引用します。 衆議院で法案審議中だった11月14日、廃案への機運を高めるため大学関係者(大学フォーラム、「稼げる大学」法の廃止を求める大学横断ネットワーク等)は議員会館で緊急院内集会を開催。 そこで指宿昭一弁護士は、かつての...
国立大学法人法改正が成立(3) 〜集英社オンライン記事へのヤフコメ
CSTIの話はこの後に述べます。まずこの集英社オンライン記事では、読者は一体どんな印象を受けるのでしょうか。ヤフコメです。 tan********2023/11/25(土) 14:04 大学の自治を旗印にのんびりされても困るということだろう。大学の世界ランキングを見ると、ベ...
国立大学法人法改正が成立(2) 〜「法案可決までの異常なスピード感」
前述の女性自身の記事はyahooニュースから削除されてしまい、ヤフコメを取得できませんでした。しかし集英社オンラインの類似記事「大学自治を脅かし、学問の自由を奪いかねない「国立大学法人法改正案」の問題点と法案可決までの異常なスピード感」はまだヤフコメを読めます。 まず記事...
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読売新聞の「小町」は前も述べたように、よく目を通しています。今回はまさに「えっ!本当か!」と思う飲食店での女性差別行為の質問でした ランチ海鮮丼私だけ切れ端 まぐろ大好き 2024年4月17日 22:39 話題 少し高級なお寿司屋さんでのランチの時のことです。 メンバーは6...
一体JRグループ各社の執行部には自分たちは公共インフラに関わっている企業という自覚があるのでしょうか?「女性自身」の記事です。 「今どきこんなことある?」定期券求める駅の大行列が話題…並ばずに買う方法をJRに聞いた 新年度がスタートしたばかりの4月10日、Xに投稿された“駅...
通勤途中にある駐車場だった土地が、昨年の終わりに更地になりました。舗装を剥いで剥き出しの土だったのですが、この週末ふと気づくと一面に小さなケシが沢山咲いていました。土が痩せているせいか、かなり小っちゃな草丈と花ですが、なかなか可憐です。 ナガミヒナゲシです。「長実」のヒナゲ...
最初に「まいどなニュース」って、何かな?関西系の柔らかいメディアだそうですが、何かよくわからんな。こんな記事を載せています。 「庶民の状況分かってるのか」と批判相次ぐ 慶應義塾長が国立大の学費増額を提言「年55万→150万に」 文科省の会合で 文部科学省・中央教育審議会大学...
高山忠利氏については、謝罪会見の写真もありました。日大医学部長の時代です。BuzzFeedの2018年の記事です。 日大医学部の不正入試、裏には同窓会の存在 医学部長が語った「私学の実態」の意味とは 髙山学部長は「通常の方法ではないと思った」「後ろめたさがあった」と述べた。...
読売新聞の記事です。 日大元副学長が医師法違反か…カルテ記載せずモルヒネ処方、特別調査委認定 2024/04/18 日本大学の特別調査委員会が、田中英寿・元理事長(1月死去)への薬の処方を巡り、主治医だった元副学長の男性(68)について「医師法違反の可能性が高い」と認定して...
再び、日本橋高島屋の純金茶碗窃盗の話ですが、窃盗犯の父親のインタビューが出ていました。集英社オンラインから引用します。 「150万円くらい借金があった」「生活保護を受け昼食はバナナ」逮捕された男の父親が独白した“ギリギリの生活”と展示場の杜撰な警備体制「1万円落ちていたら拾...
日経の夕刊に驚くべきニュースが出ていました(私としては!)。 ホタテ養殖に「厄介者」 青森・陸奥湾、欧州カキ付着 人知れず繁殖し湾内定着か 2024年4月16日 青森県の陸奥湾で、養殖ホタテに謎の二枚貝が付着し漁業の妨げになっている。この「厄介者」の正体が、半世紀以上前に養...
日本橋高島屋の「大黄金展」から盗まれた純金の茶碗、溶かされて雲散霧消する前に発見されて良かったです。テレ朝ニュースからの引用です。 11日、日本橋高島屋の展示即売会で、およそ1000万円の純金の茶碗(ちゃわん)を盗んだ疑いが持たれている堀江大容疑者(32)。 堀江容疑者 「...
大谷翔平は快音を響かせているようです。 大谷翔平、衝撃弾にネット裏のファンがほぼほぼ“お口あんぐり” 「まぁ、そうなる」「やばすぎて草」共感続々 大谷の第1打席は、先発の山本由伸が痛恨被弾で2点ビハインドの1回1死走者なしで回ってきた。そんな大谷は、カウント1ボールからの2...
普段付き合っていたひとに欺される。前回書いたように、とても苦しいというか憤りとともに悲しみが混じり合った複雑な感情になるだろうと思います。水原氏がその欺しをした理由が野球賭博です。ギャンブルになぜのめり込むのか。神社のおみくじまで入れたら賭け事にまったく興じないひとは皆無で...
3月結婚とドジャーズ移籍でお祝いムードだった大谷翔平が、一気に暗転。しかし、どういう経緯で大金が賭博に使われたのか、なかなかわかりませんでした。ようやく霧が晴れてきたという感じです。読売の報道を引用します。 【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(2...
本日医師向けサイトにこれまたたまたまこんな掲示板が立っていました。 「開成高校から東大理一慶応医合格するも」 数学・物理が極端にできる高校生は医師では無く強みを発揮出る仕事を選んで欲しいな 従兄弟と話していたら、その子供、開成高校から東大理一慶応医合格するも理学部に進学。大...
「ウルトラセブン」は所謂ウルトラマンシリーズの2番目ですが、もっとも洗練されたウルトラマンだったのでないかと思います。モロボシダンとアンヌを中心に俳優たちの演技も一級でしたし、何と言っても脚本には現代社会(当時の)への問題意識が投影されていました。放映当時あまり人気がなかっ...
読売新聞の論壇「あすへの考」で、今回は慶應義塾塾長の伊藤公平氏です。伊藤氏は慶應を幼稚舎(小学校)から過ごすいわば慶應の生え抜きですが、理工学部の大学院卒業後1992年カリフォルニア大学バークレー校より修士号(材料科学)取得、1994年同カリフォルニア大学バークレー校より博...
先月、NHKの「きょうの料理」録画を見ていたら、新ジャガ料理を特集していました。その中のひとつが、これ。 といっても換骨奪胎というか、適当にアレンジしました。まず新ジャガイモではなくなぜかこの時期だけスーパーに出る「インカのめざめ」を使いました。固いから切って軽く塩水で茹...
これも毎日新聞の記事で、前回に続きサンデー毎日の分析です。前回は首都圏出身者が全国の旧帝大進学者数を急速に増やしているという記事でした。今回は東大進学者で首都圏特に東京都内出身者がますます増加しているという話題です。 東大を含む(いわゆる)旧帝大合格者のうち、東京圏出身者の...
毎日新聞の記事です。引用します。 難関とされる国立の旧帝国7大学に合格した東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者が、2008~23年度の15年間で1・68倍に急増していたことが毎日新聞の集計で判明した。東京大以外の地方6帝大で合格者数を伸ばしたことが大きく影響してお...
あまりに忙しくて、NHKスペシャルの「シリーズ未解決事件」は、帝銀事件以外は観てなかったです。今回久しぶりに観たシリーズは「下山事件」でした。何か新事実でもあるのだろうかと思って、つけました。 のっけから驚いたのは、「下山総裁他殺説」にのっとって、描かれていたことです。下...
「東大蹴って医学部ってあり?」現役医学生が語るリアル 大学受験のCASTDICE の分校で、CASTDICE Medicalという医学部受験専門塾があり、youtubeにたくさん動画をあげています。東大法学部卒でCASTDICE経営者のコバショーとCASTDICE Medi...
予備校の東進ハイスクールで知られるナガセが、今年東大理系各類に現役合格した受験生に高校数学の全範囲をいつ終了したかをネットでアンケート調査したとニュースに出ています。 私はものすごく驚いたのですが、なんと79.5%の合格者が「数IIIを高校2年までに終了した」で出ています...
先週の日経に、「マル経」は死語に?という話題が出てました。マル経、つまりマルクス経済学のことですね。今の若い人に通じないだけでなく、検索エンジンでもかからない?ほんとだ。逆に「マル経」で掛かってくる「マル経融資」って、何?日経の話題はその後、チャットGPTに移ってしまってま...
半年くらい前に週刊新潮で保守派の論客高山正之氏が「大陸から日本への侵攻は元寇が初めてではない。その前の平安時代にも刀伊(とい)が大陸から来て九州に侵攻し、平安貴族制を大いに揺るがした。」と書いていました。私、日本史が好きでなかった、というか高校時代に日本史を教えられた社会科...
4月6日に宮古島周辺で消息を絶った陸上自衛隊ヘリコプター、墜落したのは確実ですが、何とも不可解な事件です。自衛隊幹部多数も行方不明のままですが、一体どうしたのでしょう。短時間で墜落したようですが、その原因は何なのか。某国の関与を疑うひとも多いようですが、私はパイロットの意図...
東大法学部というと文科一類(文一)、すなわち大学受験の文系で一番難易度が高い学部です。近年キャリア官僚の不人気を背景にその人気に陰りが見え、東大文二の合格最低点を下回った年もありますが、依然として難関です。東大法学部というと専門科目は成績評価が非常に厳しく、「優」をもらうの...
最近医学部受験の大きな波が少し引いたせいか、医学部・医療系受験ブログも熱心なひとは少なくなったと感じます。受験生は自己アピールのブログ書きにいそしむより、まずは自分の学力を固めるのに専心すべきなので、それでいいと思います。しかし一生懸命頑張った軌跡を読むと、そのまじめさに心...
令和4年度も本日で終了となりますが、2023年問題は今どうなっているのか強い関心があります。今調べたら2023年問題は色々あるようで、労働雇用にさまざまな変化が起こります。しかし私が思うのは、大学研究者雇用の2023年問題です。有期雇用が5年以上継続する場合に無期雇用に転換...
失礼ながら著者の平野博之先生をよく知らなかったので、あまり期待しないで購入したのですが、なかなかどうして興味深い内容でした。 今でこそメンデルの遺伝の法則は中学校でも習いますが、これ最初に思いついたメンデルはすごい洞察力だったと思います。というのも本に書かれているように「...
年度末はなかなか忙しく、余暇にまとまった時間が取れません。簡単な忘備録になります。 サクラマスという名前をはっきり知ったのは、もう10年以上前である会の集いがちょうど今の時期3月にあった時です。日本酒同好家の集まりですが、美味しい日本酒に合う肴として、サクラマスの塩焼きも...
今春のスギ花粉飛散は記録的な量と聞きます。私は花粉症には何十年と悩まされてきました。一番最初の自覚は大学受験浪人の春でしょうか。高校時代からすでに自覚はありましたが、はっきりと「どうしてくしゃみが止まらない?何かのアレルギーかな?」と風呂に入りながら思ったのを思い出します。...
ますむらさんは大学院時代、書店でふと手に取った漫画本で知りました。擬人化した猫たちが登場するマンガで、「アタゴオル物語」などが有名でないかと思います。実は私、猫があまり好きでありません。犬は大好きですが、猫のとりすました仕草や春先ぎゃーぎゃーうるさいのに嫌悪感があります。し...
今朝駅に降り立つと、このところの暖かさとは一転してすっと冷気が忍び込む肌寒さでした。薄曇りの朝焼けに、「もうあれから12年経つのか」と感じます。あの日も東京にしては寒く、薄曇りでした。1週間前あった地震と同じようなゆっくりした大きな揺れで始まりましたが、全然止まらない。それ...
著者の出口治明さんは週刊文春にずっと連載を持っていましたが、一昨年急に休載になりました。それほど熱心に連載を読んでいたわけでなかったのであまり気にしてなかったのですが、脳内出血で倒れていたのですね。最近復活されてきて文春にも顔出し記事が出たので、ようやく知った次第です。さて...
東京医科歯科大学の源流である東京歯科医学校がつくられたのは第二次大戦前の昭和時代で1928年です。それまで明治時代から私立の歯科専門学校は東京でも幾つかありました。現在の東京歯科大や日本歯科大の源流ですが、官立学校はずっとありませんでした。東京帝国大医学部(当時は東京帝大...
またまた日経ですが、月曜夕刊の「食あれば楽あり」はいつも楽しみにしています。発酵学研究者として有名な小泉武夫先生の連載ですが、いつも簡単なレシピーで思いがけない料理を紹介してくれます。 先月紹介の「鱈の唐揚げ」は気に入って、今冬何度もつくりました。この冬、鱈は割と安くたく...
通称「医科歯科」ですが、受験生特に医学部を狙うような理科系上位受験生では有名です。しかし一般人では知らないひとも多いです、というかそちらが大多数でしょう。医学部でも歯学部でも、日本医大、東京医大、日本歯科大、東京歯科大とまぎらわしい私立大学が沢山あって、医科歯科が国立大とい...
ものすごく忙しい毎日です。テレビで見たい番組をほとんど見られず、「テレビ番人」とか称される93歳父親のようなテレビ三昧の生活は、当分先になりそうです。最近録画を使うようになりましたが、録りためてもなかなか観る暇がないです。しかし録画しておくと繰り返し観ることができるので、便...
2023年1月、ニューヨークタイムズに「2023年に行くべき52カ所」のひとつに盛岡市が選ばれたという紹介記事が日経と読売新聞に相次いで紹介されました。しかもその52カ所のうち、ロンドン市に次いで2番目だそうです。今ニューヨークタイムズのサイトを見たら、日本では19番目に福...
21世紀はどういう発展があるのかと思って期待しながら2001年を迎えた身ですが、2001年アメリカの9.11同時多発テロに始まって、ひどい世紀になりそうだというのが偽らざる感想です。急速に発達した移動や物資輸送でグローバル化が促進し、開放的な気分が盛り上がるのかと思ったら...