哲学入門書としてはアリストテレス『形而上学』を読むべきであった
puf(Les Presses universitaires de France)版差異と反復 僕にとっての哲学入門書 哲学入門にはアリストテレス『形而上学』がよい 近代の哲学について考える場合 社会と哲学 僕にとっての哲学入門書 ごくごく個人的な回想になるが、僕にとっての最初の哲学入門書はジル・ドゥルーズの『差異と反復』だった。この本は、書かれたのも翻訳されたのも新しいから、ということもあるかもしれない(僕が読んだのは財津理訳の河出文庫のやつである)。二、三人の友人と定期的に輪読する形で、要約を作りながら1年ちょっとかけて読んだのだった。 フランス現代思想の哲学書、と紹介されることもあるが、…
2022/04/15 09:53