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おぼろげな記憶を辿ると、春先に加工したような流改。カツミのC57からの改造です。深い屋根のキャブは自作、独特のドームはカワイ製C59のドームを裾上げして、長さを詰めました。 煙室は帯金を巻いて延長、煙室扉は自作です。当時はC57標準のテンダーを使うつもりでしたが、やはり流改には背の高い、改造テンダーだと考えました。 ここで図面があれば良いのですが、我が家の書籍には見当たらず、スマホ検索であちこちから画像を集め、端面のイラスト?を書き、さぁ作るぞ~と。(^^ゞ。 とりあえず、左から台車の取付板、前後のエンドビーム、床板、テンダー車体の底板を切り出しました。底板は1ミリ厚、その他は全て08厚です。…
フェイスブックでビグボーイに風除けカーテンを取付ける話題で盛り上がったのに刺激されて、風除け板を製作しました。実物でも北国や雪国では装備されていました。取付けて見ると、全体が重厚な雰囲気になり、生き残り古典機の風格が増すように感じました。8620やC56にも取り付け例があります。 本体は03真鍮板から切り出しました、刃はスーパーパイクの5・0番です。薄板を切るにはたいへんスムーズで、角でも回しやすく、休み穴は1箇所で充分でした。(^^)!。 縁取りは2ミリ幅、03厚の帯金を使用、先ずは上の縁にハンダ付けして、折り曲げ位置の内側をデザインナイフで切り込み、曲げました。 カツミ扱いのベークライト板…
6250の特徴のひとつであるエアータンク上に組まれた放熱管ですが、これを付けると乱雑な扱いが出来なくなるので、最後に取り付けることにしました。 この機関車ではスパイクモデルの点灯式ヘッドライトを使うことにして、煙室と煙室扉に切り欠きを入れます。この場合、煙室を先に切り欠き、位置出しをしてから扉を切り欠くと余計に削ることがありません。(^^ゞ。 ヘッドライトとコンプレッサーのマフラーを取付ました。マフラーは3ミリ丸棒から、やや大型の物を高めに取り付けてあります。漫画的で好きな形にしました。(^^)!。同時にコンプレッサーのスチーム配管を取付ました。とにかく、エアー配管の下に来る配管は全て付けてお…
トビー製の貴重な製品を再生しながら、過熱式と空気制動改造を進めていますが、腕前の良さから、改悪じゃないか?と自問しながら、加工を続けています。しかし、こうして見るとオワライ系のバックプレートも覗き趣味の満足度を上げるのに役立っているような?(^^ゞ。 エアータンクの帯は、これでタンクを支えるため、谷川客車キットのウインドシルを利用しました。この帯金は鍛造?で硬いのです。エアータンクに巻く部分だけは気長にヤスって薄くしました。 カツミ製品のベークライト板の上で保持しながらハンダ付けしましたが、もっと良い方法を考えるべきでした。何度かハンダ鏝で帯金を捏ね回す事態になり、相変わらず下手っぴだなぁと呆…
ネルソン6200から過熱式に改造した6250へ加工するに当たって、最大の難関は煙室延長と、エアータンクの取り付けかと思います。傾斜したデッキに水平且つ左右平行に取り付ける難しさ、先ずは外堀を埋めて、最後にエアー関係を取り付けるべく進めました。 バックプレートは08から切出し、メーターパネル?部分も08を貼り重ねました。ところでネルソンを過熱式改造したバックプレートって、どんなもんだ?。そもそもメーターパネル?なんか有るのか? 疑問が渦巻きましたが、最初からウエイトを増やす目的なんだし、ど真ん中にテンダーモーターのシャフトが走るし、と言い訳して、ゆるっとを通り越し、オワライ系のバックプレートにな…
フェイスブックで、天賞堂のC5711号機が発売され、中古車並の価格とかで、16番なんか、金持の道楽だ!と騒がれていましたが、僕とは全く無縁の話でした。 シコシコと16番を作っていますが、イモンさんから3ヵ月に1回くらい、1万円程度の素材と工具とパーツを買うだけで、後はゴミの山みたいなジャンク品と向き合っています。もう、ガンガン働いて、高い模型を買って楽しむ時代は終わりです。これからは手仕事の時代なのだ。(^^)。 偉そうに吹いた割には進んでいません。煙室延長とサンドドームで疲れたので、お気楽なキャブまわりを触りました。 先ずはパーツを揃えました。左からキャブ内のバックプレート、助士席側の補助エ…
Bトレのブログを読んでウエイトの積込みの重要性を再認識したので、隙間にウエイトを積み込みました。(^^)b。 ギアボックスの両サイドに1,5ミリ厚の真鍮板を差し込み、第2動輪のシャフトの上の空間にも厚板のチャンネルと鉛板を積みました。 ヨンヨンレイの軸配置では、先台車が無い状態で、第2動輪が浮き上がるくらいのバランスが良く走ります。 つまりは第1動輪から後ろのスペースには、ウエイトを乗せられるだけ乗せ、車体後半の目方を稼げば、第1動輪前にも補重できることに気が付きました。(^^ゞ。 右下のチャンネルは第2動輪のシャフトを避けて、フレーム内部に落とし込み、上に鉛の小片を乗せます。鉛はガソリンスタ…
ジャンク品に付き物のミスパーツですが、今回の場合、機関車本体のブレーキ装置がゴッソリありませんでした!(^^ゞ。これは作るしか無い! デデーンと完成! サイドロッドと平行に線路近くを這うネルソンのブレーキロッド、これが無きゃ駄目ですよねぇ、やっぱり。 先ずはブレーキロッドの取付板を切り出しましたが、ブレーキシュー取付部が邪魔で、スペーサーが必要です。 どうせスペーサーを作るなら、少しでもウエイトを稼ごう! 1ミリ板2枚を重ねました。Bトレを深く追究している方のブログで、ショーティの機関車に3グラムのウエイトを追加した、という記事があり、そうだ!少しでもウエイトを積もう!と考えました。素晴らしい…
B6の修復でいきなり明治の機関車に目覚めたわけでも無いのですが、5年以上前に触って仕掛になっていたネルソンを完成させようと考えました。 本日の作業終了時の姿です、煙室扉とキャブ周りを小加工しました。 出で来た仕掛りは二組。奥の機関車も6200原型からの加工です。ランボード上のサンドボックスを取り去り、自作のサンドドームとエアータンクを乗せ、煙室を延長してあります。 先ずは煙室扉の煙室への嵌め込み部分が無かったので1ミリ板から切り出しました。 扉そのものは5年前の造作なので雑ですが、まぁ良しとして先に進みます。 ネルソン原型に比べると、煙室が延長され、煙室扉が垂直になった事で、力強さと軽さが出た…
みっしり装備を背負った古典機関車が大好きなので、原型も良いなぁとの誘惑を振りきり、加工を続けました。(^^ゞ。 本日はここまで!流石に放熱管の取付は無理でした〜。 先ずはエアータンクの製作です、パイプを輪切りにして本体を、両端に嵌まり込む蓋?部分は丸棒を輪切にしました。 帯は洗濯バサミで固定して、U字に曲げた帯をハンダ付けしました。帯は08幅、03厚の洋銀帯材です。 穴を開けたランボードに差し込んで、裏側からハンダ付けしました。これからボイラーを乗せます。 単式コンプレッサーは秘蔵のニワ製品、素晴らしい出来のパーツです。取付板は05厚の真鍮板から切出しました。 コンプレッサーの給気管と、圧縮空…
突然、作業が始まったB6ですが、もう1台を続けて加工することにしました。 全国津津浦浦で活躍した機関車ですが、昭和8年名古屋機関区ですと、C53が14、C51が18に対してB6は11両と集中配置されており、我が機関区では今回で3両目ですから、多くは無いと思われます。 今回の加工対象です。ウォームホイールが減っているのに動輪はほぼ新品状態で、足回りに難アリと判定出来ます。転がりテストの結果は、シャクリますが、シャクる位置が一定しません。詳しく見ていくと、ロストパーツでクロス・ヘッドと一体鋳造されているピストン棒に鋳物の微細なバリがありました。極細のヤスリで修正して、無事にサラサラ回るようになりま…
ちゃっちゃと直す予定が、長くかかりましたが、ようやっと完成の運びとなりました。 デデーンと12ー17テンダーです。今日はテンダー床下の配管と標識灯を取り付けました。 先ずは増炭囲いとテンダー台車の端梁、端梁の取付アームを切り出しました。 端梁の取付状態です。これが付くと後ろ姿ですテンダー車輪のシャフトが見えなくなりますから、玩具っぽさか払拭されます。 増炭囲いは珊瑚製のリベット付ウインドシルを補強に見立ててハンダ付けして、テンダー内側に帯金を伸ばして位置決めにしました。 増炭囲いが付いて、テンダーが更に勇壮になりました。 テンダーの床板には、機関士側にエアーブレーキの06通し配管、05電気の金…
後面に目途がついたので、前部に取り掛かりました。こちらは帯金と真鍮線細工とはいかず、パーツの切出しから始めました。 左のシュパーブライン12ー17テンダーと比較すると、宮沢製品は全く違う車体に見えます。先ずは不足しているパーツを揃えます。 デッキ下の櫛の歯は、帯金を並べるより確実だろうと05厚の板から切り出しました。例によって切屑の転用です。 左の後ろから石炭の取出し口、炭庫前部真ん中のへの字の板、石炭の掬い板、手前がデッキの足です。 取付は全てハンダ付けです。両サイドに手摺を追加、デッキの上にはコックをふたつ付けました。用具入れには止め金を植込み、フロントビームの上辺には帯金を貼付け、だらん…
大きな鉄道模型の発掘をしているうちに、錆びたナイフならぬ、テンダーが出てきました。エンドビーム交換などの手が入ってはいますが、間違いなく宮沢製品です。 手前は磐越西線仕様?に以前加工した宮沢テンダーです。奥が発掘したもの、どんな形にするか?先ずは基本部分から手を付けます。 えらくサッパリしていますが、リベットがミッシリ並んでいて、エッチングは素晴らしい製品です。左は加工したものですが、後端については同じようにすることにしました。 最初はカプラー。カプラーポケットがあるので、長柄のKD16番を組んであてがってみました。バッチリ決まって幸先が良いスタートです。 次に解放テコを付けました。エンドビー…
突然始まったB6ですが、上下の組み外しやらカプラーの取付やら、考えさせられる加工でした。 昔の活躍を撮影した写真や、乗務した方々の談話などを読むと、本家のイギリス製だけでなくドイツ製やアメリカ製の機関車も、安定した成績を残したようで、走りと整備性だけは最低限のレベルを守ろうとの思いを強くしました。しかし、モーターの特性か、早すぎるのが難点です。(^^ゞ。 ブレーキ梃子を追加した事で、足回りは落ち着きました。従輪の後に排障器も取付け、キャブ下のスケスケ感を打ち消しました。 新規に作成した動輪押え板は、従輪の手前までの長さとしました。ウォームギアは干渉しないように、板の内側に収めました。樹脂製のウ…
エアー配管が難物でしたが、上回りにエンドビームを取り付けた為に、カプラーの取付座とフレームの干渉が生じ、フレームを欠き取ったりの加工で時間を喰いました。ゆるっとお気楽工作ですが、走る事と、連結解放が出来る事を最低限守っています。線路に乗せて走らない機関車では16番の意味がありません。 フロントにはステップと標識灯を追加、ツカミ棒は最後に付けるとして、ヘッドライトをどうするか?まだ考え中です。 ステップは切り出しましたが、板厚を間違えて03から切ってしまいました。弱々しくグニャッとたちまち曲がりそうです。そこで縦の部分にリベット付きのウインドシルを貼付けました。 薄板同士の貼り合わせなので、浮か…
珊瑚の古典体系発売以前に流通していた、完成品か、キット組のジャンク品を手に入れて、いじっていた筈なんですが、東日本大震災以降、相次いだ引越しのどの時点でいじったのか?、ひょっとしたらウクライナ侵攻が始まる前、うんと昔に触った奴かもしれません。う〜ん?。ボケが進み始めたのか? 足回りを組み付けるところまで進みましたが、自作の煙突とサンドボックスの出来の悪さから察すると、相当前にいじったのか? やり直す気力も湧かず、続行することにしました。 足回りも二組あり、よく見ると、ウォームホイールやらロッドやクロスヘッドの仕様が違います。おそらく写真の奥側は新しいロットです、そして新しいロットの方が、ウォー…
B6は明治の機関車ですから、空気制動装置はすべて後年の取付で、配管はほぼ露出しています。 これらの配管は千差万別なんですが、模型としてなるべく格好良く見えるように取付けを考えました。腕前のせいで乱れて格好悪いところは、見て見ぬ振りをおねがいします!(^^ゞ ランボード下に通しブレーキ配管、サイドタンクに放熱管、コンプレッサー上半分にキャブからのスチーム配管と、煙突後のマフラーにつながる排気管が付きます。 エアーの放熱管はコンプレッサー左下から出て、サイドタンクを這い、いったんエアータンクの前に入って、エアータンクの後から、ボイラーの反対側に砂箱の後ろを通って向かいます。 砂箱の後ろを通って来た…
ひょんな事から始まったD50の修復ですが、本体は完成、それじゃあテンダーと探したところ、またもやおかしな方向に、(^^ゞ キャブ下に補助エアタンクを取付け、フロントデッキにはツカミ棒も付けました。 門鉄デフレクター付きは、覗き趣味を大いに満足させてくれます。 標識灯は頭を整形した丸釘と2ミリ真鍮パイプの組合せ、この後、パイプの中穴に03真鍮線をU字に曲げて差し込み、取手にしています。 宮沢の修復としては、今の僕の腕前では、このあたりが限界です。限界に挑戦して技術を上げるという向上心がカケラも無い、ゆるっと工作ですが、まぁ良いかと。(^^ゞ で、テンダーを探していたら、転げ出たのがコレ! 珊瑚B…
ようやくキャブ下まで辿り着きました。ちょちょいと終わらないところは、流石に大型機です。(^^ゞ。 機関助士側のキャブ下は、実物はウネウネとのたくった印象が強いのですが、横方向に平行に走る感じにまとめました。 前回製作のオイルポンプ箱、キャブの縦樋、ランボード下のエアー配管も追加しています。 機関士側には速度計を追加しました。動輪側はランボードから降りるステーを2ミリ丸棒と2ミリパイプで挟み込む構造にしてみましたが、少しゴツ過ぎです。ここでキャブ下の補助エアタンクが無い事に気がついて、 3ミリ丸棒に配管して、キャブ下に付けようというところで終了です。工作室はガレージ改造ですから、つま先が霜焼けに…
ランボード上、逆止め弁の前に新製したオイルポンプ箱を置いてみました。D50、C54あたりに見られたデカいタイプです。 切り出したパーツです。左上からキャブ前に置く補助オイルポンプ箱、その下はキャブの肘掛け、右上がオイルポンプ箱本体、下はオイルポンプ箱の上蓋と前蓋です。補助オイルポンプ箱は3ミリ角材から、オイルポンプ箱は5ミリ角材から整形しました。 肘掛けの取付はキャブの裏側をよく磨いておき、肘掛けをあてがってベークブロックで押え、木製の洗濯バサミで仮押さえして、外側からハンダ鏝を当てました。キャブの後妻板が付いていると、肘掛けの仮押さえが難しいので、裏側から角材で押し付けるしかありません。カツ…
下回りを一段落させたら、デフレクターを付けたくなり、取付ました。本当は上回りを完成させてから付けるべきなんですが、(^^ゞ ご覧の通り、助士側のキャブ下などは未着手です、加工するのにデフレクターは邪魔なんですが、(^^ゞ 従台車が終わったのでブレーキシュー取付板を08から切出しました、左の部品は先台車のイコライザーです。押え板に切込みを入れて取付ます。 こんな具合で、先台車の首振りに干渉しないように、且つ、下回りがスケスケにならないようにするだけの、ゆるっと工作です。 先台車は左の通り、かわいそうなくらいシンプルなので、5ミリ角材から、車軸の目隠しを切り出し、前から車軸が見えないように塞ぎます…
従台車だけで5日間を費やしましたが、パーツが手に入らない、パーツがあっても高くて手が出ない!(^^ゞ 場合は自作するしか手がないわけですが、これはこれで楽しめます!ただし出来の悪さに落胆しない事が前提ですが、 本体に組み付けました。水平や曲線通過への対応も合格です。良かった〜 (^^ゞ。 後部フレームに並ぶボルトの表現は、別の04板にリベットを強めに打って貼り付けます。本体に穴を開けて真鍮線を埋め込んでも良いのですが、小径のドリル刃は高いので、お安くあげる方法を取りました。 イコライザーのブラケットには溝を切り込んでリブを嵌め込みました。ブロックから削り出しならではの細工です。 担いバネ守りは…
16番の日本型蒸気機関車にとって、1軸従台車は悩みの種です。とにかく簡単に、且つ宮沢模型D50ペッタンコ従台車を越える表現を目指します。 取付具合を確かめます。これでは尻上りで駄目ですね~、フレームの取付も検討しながら進めます。 インナーフレームのパーツです。左からフレーム取付部、内側フレーム、ウエイト兼車軸押さえ板取付部、車軸押え板となります。シュパーブラインのように従台車の外枠でウエイトを稼げないので、内側フレームは厚板加工としました。 できる限りネジ止めで組んでいきます。 内枠だけをフレームに組み付けて塩梅を見ます。 従輪は11,5 日光モデルのピボット軸です。 内枠に外枠をハンダ付けし…
チョチョイと簡単に作るつもりが、技術はないわ、計画は悪いわ、楽しんでいます! ドロップの台車枠から切り出した軸箱と担いバネを付けました。板バネが厚すぎますね~。(^^ゞ 板バネには両端にバネ吊りを通す穴を開けました。厚物に細いドリルは、保持が悪いとドリルを折ったり、噛み込んだりしますから、ヤンキーバイスで固定しました。 軸箱の軸穴と、台枠の軸穴を合わせてハンダ付けしました。 後部のバネ吊りは1,5幅、1ミリ厚の端材からL字の金具を曲げ細工で製作し、バネ吊り、板バネ、フレームの順にハンダ付けしました。 軸箱の両側にはフレーム補強用のリブが付いているので、1ミリ幅の帯金の曲げ細工で製作しました。 …
今回のジャンクには、宮沢模型製の従台車は入っていませんでした、上回りのキャブ下などを仕上げるには、従台車と当たりの確認は必須なので、なんとかしなくてはなりません! 前作では、宮沢模型のドロップ製の従台車を加工しました。 イコライザー、イコライザー受け、担いバネ、軸箱などを追加しています。 宮沢模型製の従台車は内側フレームで車輪を保持していましたが、改造後は、軸箱部分に穴を開けて、車軸を入れています。我ながら良くやった!(^^ゞ。 今回は改造するにも、モトネタがないので、自作新製することにします。 後部台枠と従台車枠は一体として05板から切り出し、従台車枠を本体にネジ止めする内梁は1ミリ厚、車軸…
D50型は、新製当初から空気制動は装備していましたが、給水温め器は積替えたり、またライトも油灯だったようで、C51ほどでは無いにせよ、装備品の取付具合はまちまちで、非常に楽しめる機関車です。 C51と同様に助士席側は竿竹屋さん風です。これに比べ、機関士側は少しさみしいので空気作用管を取付けました。もちろん、お気楽かんたん仕様です。(^^ゞ 作用管の取付金具用に06の穴をハンドレールの上側に2列開けました。 作用管は02燐青銅線、取付金具は03厚05幅の洋銀帯金です。先ずは煙突後ろに巻いたドレン配管に2本を配管しました。 サンドボックスまわりに巻き付けた銅線に、砂巻き配管を取付け、ドレンからの2…
温め器のまわりの配管がひと段落したので、キャブ前面から火室まわりに進みました。9ミリの蒸気機関車ですら、フルディテールに近い現在、ある程度の追加工作は必要だろうと考えていますが、懐具合と相談しながら、腕前に見合った、ゆるっと加工を続けています。 着手前のキャブ前面です、ロストの発電機座金がついていますが、発電機の取付足は短く切り詰めてあり、裏側から固定することが出来ません。そこで配管を使って固定する、オダマシ工作を発動しました。 発電機にキャブの前妻板から出ているスチーム管を取付け、これを位置決めに使って、発電機を付けてしまえと安直に考えました。 発電機は上手く固定出来たのですが、発電機の前に…
覗き趣味の悪癖のために泥沼化しましたが、後は楽しい配管工!とばかりニヤニヤ始めましたが、パイピングの知恵の輪についてはC51に匹敵する、たいへん楽しめる機関車です。 デッキ上部を保持する枠の中に、考えた末、担いバネを追加しました。ドロップのパーツ、おそらく中学生時代に横浜市関内のトビーで買い込んだパーツが、なんと50年以上のデッドストックに終止符を打ち、ついに日の目を見たのです。右のリングは配管の継ぎ手を2ミリパイプから切り出した物、左はシリンダーからの排気の形状に曲げた真鍮線です。 給水ポンプから伸びる給水管とポンプの排気管をハンドレールに帯金で吊りました。帯金をU字に曲げて配管を抱き込んで…
覗き趣味を満たすために門鉄デフレクターに改装しましたが、これはなかなか厄介です、というのは、D50はデッキまわりがゴチャついていて、省略しづらいのです。覗き趣味は辛いよ!になって来ました。(^^ゞ 煙室扉の前、温め器の上にのる網目板を追加したところです。ただ乗せただけに見えますが、 横から見るとこのように四角のデッキ支えの枠を追加しました。要は門鉄デフレクターに改装しなければ、省略出来たディテールが、シリンダーのバルブ点検箱以外にもあった!というオソマツ。(^^ゞ。気楽に門鉄デフレクターにしようなんて決める浅はかさを痛感しましたが、時すでに遅し、もうやるしか無い! 先ずは切屑から、枠のコの字を…
自作エアータンクをランボードに取付けます。今まではタンクにバンドを付けてからランボードに取り付ける→バンドが緩む。ランボードにバンド通しの穴を開け、エアータンクを締め付けてランボードに固定→正確な位置に付けづらい。今回は正確な位置に、エアー配管を利用して仮止めして、バンドを巻く工程としました。(^^ゞ 先ずはエアータンク両端にエアー配管用の穴を開け、エアータンク本体には水抜き穴を開けました。これはフラックスを内部に残さないようにするためです。 両端とも、内側に引っ込んだ位置にハンダ付けするため、コテ先の細い物を使いました。 goot製品で黄色のボタンを押すとハイパワーと言うものです。ボタンを長…
今回のジャンクD50はパーツの欠落が多く、パーツ作りに時間を取られましたが、逆にディテールの組付けの段取りを考える事が出来ました。何事もプラスの面はあるものです。 主要パーツが揃ったので、今日は放熱管を付けるところまで進みました。 今日の最初の作業はデフレクターの切出しです。ハンダ付けを始めると糸鋸作業への切替が億劫なので最初に切りました。 TМS別冊のスタイルブックに置いて見ると、何かヘンテコです。蒸気機関車の角度で門鉄デフの写真を見てみると、大きいデフレクターが付いています。なるほど〜と納得して、また切出しです。 これこれ!と喜んで、デフレクターの足をケガキして切出しました。 切り出しは写…
雑用に追われて工作台に座る時間が取れず、進みませんが、少しばかりボイラーまわりのパーツを作りました。 先ずはシリンダーのバルブ点検箱です。今回は門鉄デフレクター装備と決めているので、大鉄デフレクター機のように簡略化出来ず、4段重ねのややこしい作り方をしました。もちろんロストパーツを使えば、取付けて終りなんですが、お安くあげるには作るしかありません。 右にパラパラ置いたのが素材です。箱本体は3✕9ミリの角材、残りは端材を積み重ね、03の取手を付けました。左のホワイトメタルみたいな物が積み重ねた点検箱です。 ハンダ付けは例によって放熱クリップを利用して位置決めをしました。ひとつ目はハンダを流しすぎ…
宮沢D50を直していて感じるのは、上回りのエッチング部品はたいへん正確で、リベットなどもシッカリ表現されている優れた製品だと言う事です。宮沢D50は今回で3回目ですが、ようやく気付く呑気ものです。 放熱管はこれまでヤットコでクネクネ作っていましたが、治具のような物を作りました。5✕1の1ミリ厚アングルに真鍮の小釘を取付、巻き付けたら良いさ〜と、昨夜、布団の中で考えました。 グネグネと巻き付け試作しています。真鍮線は百均仕入ですから、お気楽に作れます。 いくつか作りました。真面目な人なら、こんなもん使えねえ!となるのでしょうが、そこはゆるっと、コリャ〜行ける!としました。治具が釘なので、両端の曲…
今回のジャンクは、宮沢製のバラキット、途中放棄でした、ここまで作られた方が、僕より遥かに上手な方だったようで、あまりヘンテコリンには仕上げられないと、プレッシャーを感じながら触っています。 フロントデッキを取付け、給水ポンプまで付けました。本体は化粧煙突がロストに葺き替えられています、これは活かさない手はありません。 着手前です。宮沢D50はランボードにデフレクターの切欠きがあり、このままでは宮沢のデフレクターを使わざるを得ません。今回は門デフにしたいので、先ずは切欠きを埋めなくてはなりません。 谷川の客車キットのウインドシルを使って長いままハンダ付けしました。この帯金で位置決めをしてデッキを…
多角経営と観光の集客で奮闘する大井川鉄道ですが、こうした鉄道を社会的なインフラと考えられない国は、貧しいと言うか?、大丈夫なのかな?と感じます。 歴史物の録画でロケにたびたび使われる大井川鉄道。国鉄の無煙化に合せて蒸気機関車の動態保存にチャレンジしました。ヨーロッパの蒸気鉄道の保存の状態の仕方を見ると、蒸気鉄道の持つ文明資産に価値を見出だせない日本国に、浮かれやすく、忘れっぽい国民性を感じざるを得ません。そんな中で、今も動態保存を続けている大井川鉄道には、心から応援のエールを送りたいです。 今は日本工業大学で動態保存されているダブス製のB6。日露戦争に向けた輸送力強化に大量動員された、非常に歴…
未塗装完成が溜まってきたし、湿度も下がったので、そろそろ塗装をと考えて、上回りと下回りを組み合わせたら、D50の足回りだけ何処へ行ったやら出てきません。仕方なくパーツをかき集めて組み上げることにしました。 レイアウト?の側線に集められた未塗装完成?群。 ウクライナ戦争が始まって以来、そっちで壊すなら作ってやる!と毎晩取り組んだ成果がこの大群です。よくもまぁ、捨て値のジャンクばかり集めたものだと我ながら感心しました。 D50の上回りがこれです。不動!と出品されていたもので、確かフレームは折れていたので捨てて、安達製品のD型フレームで組み、従台車までは作った記憶はあるのですが、(^^ゞ。 上回りは…
ついつい勢いづいて連作しましたが、同形式の連作は加工方法を忘れないから楽チンです。出来栄えは別にして、(^^ゞ。 先ずは機関士側のキャブ下の配管です。上の未加工で分かる通り、シュパーブラインC53は、オリジナル状態でも2列のエアー配管がありますから、追加は分配弁周りと火室だけ、後は速度計だけで、直ぐに終わりました。 残るはフロントフレームのぶった斬りで温め器を上回りに付けるだけ。これもサクサク切り落としました。 フランジと管継ぎは2ミリパイプの輪切りです。6個スライスして薄めを温め器のフランジに、厚めを管継ぎに使います。なんとイージーな!(^^ゞ。 フレームから2本立ち上がっている、煙室支えの…
カツミシュパーブラインC53はたいへん優れた製品で、少しだけのディテール追加で、スチームを洩らすような生き生きとした雰囲気になります。 追加はキャブからランボード下のエアー配管、暖房管、火室脇の?配管だけです。その他ではハシゴの上に乗り台? サンドボックスにリベット帯、ボイラーにはブロワー管をハンドレールの上に追加しました。ブロワー管は製造された当初は機関士側に太い配管があり、助士側へは付け替えだと思います。 上は1ミリの暖房管、下は05のランボード下のエアー配管を曲げたところです。暖房管には2ミリパイプを輪切りにした管継ぎを通しています。管継ぎはロストパーツを使いたいのですが、金欠なので、ゆ…
C53型は全盛期の形式写真が少なく、キャブ下等は影になっていたりで、配管の取り回しが分からない部分が多く調べるのに時間を取られました。 なんとかここまで漕ぎつけました。空気作用管はシリンダーのドレンコックに3本、動力逆転機に1本、左右の砂箱に2本ずつ走るはずですが、ドレンの配管以外ははっきりとわからずじまいで、更に戦前の写真を見ると妙にのたくっていて格好が悪いので保留してあります。 キャブ下に2本並んで付く配管は難しいです。今回も実物のように整然とはなりませんでした。割りピンを差し込んで具合を確かめていますが、これは図面を書いて曲げる箇所を正確に割り出してから取り付けるべきでした。 コンプレッ…
フロントデッキが決まって、温め器さえ配管すれば、後はちょいちょいと思っていましたが、なかなかどうして、 長く楽しめそうです。 本日はここまで! 機関士側のエアー配管の前半分とキャブ下の内側に追加をしました。 開始前の状態です。エアータンクやコンプレッサーにも配管はありません。どれ〜ゆるっとやるか〜と始めましたが、 エアータンクやコンプレッサーはパーツ取付前に配管しておかないと、ハンダ付け出来ません!やむなく真鍮線を突き刺して、ボイラー側の1点でとめました。 続いて難しいシリンダー外側に回り込むエアー配管です。シリンダーを組付けて、配管が当たって下回りが入らないという事態を避けました。配管は上が…
フロントデッキのミスパーツの新製で渋滞したC53ですが、なんとかデフレクター取付まで漕ぎつけました。 デフレクターの角が斜めにカットされた名鉄デフレクター。これもC53にはよく似合います。 先ずはチャンネルをカットして、傾斜デッキの穴が透けないようにパーツを作りました。このような薄板で変形している素材は、糸鋸の刃を折りやすいので、慎重に切りました。 続いて2段デッキの網目板を切出し、クリップで保持してハンダ付けしました。クリップは市販の物の先端を内側に曲げ、掴みやすく加工してあります。脇にフラックスがありますが、これを裸足の足に垂らしてしまい、気付かずにいたら、痒くなりました。足を見ると立派な…
読者の方から、カツミC53のモーター積替での騒音発生の御相談をお受けしました。吊り掛け式をお勧めしましたが、ホンマかいな? ということで試作してみました。 トルクプレートで調整するよりは楽チンと書きましたが、前後進の調子を揃えるには断然有利と言うのが、今回改めて試作してみての感想です。 種車です。モーターはDH13になっていました。ウォームの反力でギアボックスが暴れるのを固いゴムジョイントで抑える、シンプルですが合理的な仕組みです。このゴムジョイントを柔らかいシリコンチューブに変えるとギアボックスが暴れて前後進に差が出ます。騒音も出ます。 積替え用のモーターと上回りの当たりを確認します。上回り…
ジャンク品を加工していますから、多少の困難は付き物ですが、思わぬところに落とし穴がありました! 昨年製作のC51と並べたところです。C51はパシフィック型としては最大両数が生産された機関車ですから、ゾロリと揃えたくなります。 今回加工の足回りです。モーターの積込みは昨日終了して、パーツを並べると何の問題も無さそうです。右に並べたメインロッドとリターンクランクはジャンク品のミスパーツを補うために手持ち部品を揃えました。 エキスパンションだけは手持ちが無かったので、05洋銀板から切り出しました。 上の小片は合併テコのボルト表現用の自作追加パーツです。 ガーンと来たのは加減リンク!エキスパンションを…
デフレクターと庇を取付けて、本体の加工はほぼ終了しました。 門鉄デフレクターの取付で、ぐっとスピード感が増しました。C51は低く長い大鉄デフレクターが大好きですが、門鉄デフレクターも良く似合うと思います。 キャブに庇を取付ける前に、3ミリ角材から補助オイルポンプを切り出しました。例によって取付足は長く取り、位置決めを楽にしています。 補助オイルポンプと庇を付けました。C51の曲線豊かな雰囲気が強まる追加だとひとり喜んでいるのですが!?、(^^ゞ デフレクター本体に足を取付けます。位置を決めて、浮かないようにクリップでガッチリ押さえます。デフレクターの内側は中抜きしていません。抜くべきですが、あ…
加工も最終段階に近づき、今回のC51の個性を決定付けるデフレクターに取り掛かりました。 デフレクター本態はエッチングパーツを利用しました。壊れやすい部分なので、足は1ミリ厚真鍮板からの切出しです。 今回は、エイヤ〜と製作にかからず、2倍の図面を書きました。ザックリした図ですが、なんとかなれ〜、で進みます。 材料は半分使った残りをヤクオフで出品された方から、お安く譲っていただきました。少し薄いので切出しは慎重に行います。 カット台の上で切っているところです。工作法で、素材を回して切り進むと書かれている事がありますが、手鋸の場合は鋸を回して曲線や角を切ります。ですからカット台は突き出ていると楽です…
改造も終盤です。気を抜かずにゆるっと楽しみながら進めます。 火室に吐出し弁、吸水と暖房の配管、二子三方コック、エアーの配管を終えました。 先ずは最も内側の吐出し弁と、火室に沿ったエアー配管を吊りました。 続いてランボードの縁のエアー配管を割りピンで取り付けます。ランボードから浮かすために真鍮の端材をスペーサー代わりに挟んで固定しました。 続いて二子三方コックと、その前に小振りな吊り金具を、エアー配管の内側に貼付け、二子三方コックの更に内側に暖房の配管を取付けます。エンドビーム手前に真っ直ぐ下りる足?は1ミリ線で、うねる暖房管をイモ付けしてからU字の帯金を噛ましてエルボらしく見せています。 最後…
老人疲れやすく、カマなりがたし。機関士側のキャブ下だけ配管しました。 ランボード下のエアー配管、速度計、吐出し弁、泥溜、分配弁までで今夜は終了〜。しました。 ウイストジャパンの分配弁とカツミの泥溜です。その他のパーツは手作りです。 分配弁はハンダ付け部分を磨いて、タミヤの逆ピンセットで挟んで組み立てました。 挽物の泥溜にはあらかじめ配管と取付足を穴を開けてから真鍮線を差し込んでハンダ付けします。この足が作業を楽にさせます。 泥溜の足は長いまま、足を引っ張って火室に密着させ、角度も決めて、内側から足をハンダ付けします。 分配弁はエンドビームに穴を開け、これまた逆ピンセットで保持してハンダ付けしま…
のっぺりした製品のキャブを小改造して活きた機関車らしさを出したいと考えました。 側窓の庇、窓下にベンチレーター、窓に肘掛け、縦雨樋。屋根上にキャブの吊環、発煙筒、暖房安全弁を取付けました。全て手作りパーツでお安く仕上げています。 用意した左から2ミリ幅の庇、05の肘掛け、02のベンチレーター。 真鍮端材入れを掻き回して使えそうな端材?というか真鍮屑を見つけるのも楽しみのひとつです。 組み上がっているギャブに肘掛けを裏側からハンダ付けするのは難しいので、あらかじめキャブの内側と肘掛けをハンダメッキしておき、カツミのベークライトブロックをクリップで押し付けて位置決めをし、表側からハンダ鏝を当てまし…
ちょいちょいと簡単に終わるはずが進みません!長く楽しめて良い事づくめの製品です。 煙室まわりにはオイルポンプ箱、バルブ点検蓋を追加しました。製品のオイルポンプ箱はシュパーブのD51等との共通パーツで、C54までのデカい箱ではないので新製しました。バルブ点検蓋はデフレクターを付ければ隠れますから、標準タイプや大鉄のデフレクターを付ける場合は不要です。この機関車には門デフを付けようか?との悪巧みを考えているので、覗き趣味?の満足度を上げるために付けました。 右の3個はオイルポンプ箱、左はバルブ点検蓋のパーツです。端材の中から集めて加工。オイルポンプ箱の本体?は5ミリの角材です。 ちょいちょいとハン…