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古本を整理していたら 『梅小路蒸気機関車館 』絵葉書が出てきたので紹介します。1972年(昭和47年)当時16形式17両が展示されていました。絵葉書は14の形式 内D51形2種 何故かC59,D52は無く15枚一組です。お召し専用機 C51形239号 現在はお召装飾された姿ですが、当時はすっきりしたC51らしい姿でした。C51と謂えば 幼いころ、上野駅で見た太い化粧煙突の大きな機関車を思い出すことがあります。絵葉書は弘済出...
ジャンク品を加工していますから、多少の困難は付き物ですが、思わぬところに落とし穴がありました! 昨年製作のC51と並べたところです。C51はパシフィック型としては最大両数が生産された機関車ですから、ゾロリと揃えたくなります。 今回加工の足回りです。モーターの積込みは昨日終了して、パーツを並べると何の問題も無さそうです。右に並べたメインロッドとリターンクランクはジャンク品のミスパーツを補うために手持ち部品を揃えました。 エキスパンションだけは手持ちが無かったので、05洋銀板から切り出しました。 上の小片は合併テコのボルト表現用の自作追加パーツです。 ガーンと来たのは加減リンク!エキスパンションを…
スムーズな走りの原点は集電です。集電不良を無くすために動輪の絶縁側にブラシを設置します。 絶縁側に集電ブラシを取付けたところです。前後に長くブラシの取付板を絶縁して取付け、燐青銅の03線で絶縁側のタイヤの裏を擦っているだけです。そんなんで大丈夫なの?ですが、今までこの方式でトラブルは起きていません。 今回はフレームとギアボックスに隙間がなく、吊り掛け式が難しいので、ギアボックスに駆動トルクによる暴れを防止するトルクプレート?を付けました。03真鍮板から切り出しました。 切り出しはこんな具合に糸鋸作業台の切り込みにパーツの両側をかけて切ります。糸鋸は優しく操作して、引っ掛けない、パーツを曲げない…
デフレクターと庇を取付けて、本体の加工はほぼ終了しました。 門鉄デフレクターの取付で、ぐっとスピード感が増しました。C51は低く長い大鉄デフレクターが大好きですが、門鉄デフレクターも良く似合うと思います。 キャブに庇を取付ける前に、3ミリ角材から補助オイルポンプを切り出しました。例によって取付足は長く取り、位置決めを楽にしています。 補助オイルポンプと庇を付けました。C51の曲線豊かな雰囲気が強まる追加だとひとり喜んでいるのですが!?、(^^ゞ デフレクター本体に足を取付けます。位置を決めて、浮かないようにクリップでガッチリ押さえます。デフレクターの内側は中抜きしていません。抜くべきですが、あ…
加工も最終段階に近づき、今回のC51の個性を決定付けるデフレクターに取り掛かりました。 デフレクター本態はエッチングパーツを利用しました。壊れやすい部分なので、足は1ミリ厚真鍮板からの切出しです。 今回は、エイヤ〜と製作にかからず、2倍の図面を書きました。ザックリした図ですが、なんとかなれ〜、で進みます。 材料は半分使った残りをヤクオフで出品された方から、お安く譲っていただきました。少し薄いので切出しは慎重に行います。 カット台の上で切っているところです。工作法で、素材を回して切り進むと書かれている事がありますが、手鋸の場合は鋸を回して曲線や角を切ります。ですからカット台は突き出ていると楽です…
改造も終盤です。気を抜かずにゆるっと楽しみながら進めます。 火室に吐出し弁、吸水と暖房の配管、二子三方コック、エアーの配管を終えました。 先ずは最も内側の吐出し弁と、火室に沿ったエアー配管を吊りました。 続いてランボードの縁のエアー配管を割りピンで取り付けます。ランボードから浮かすために真鍮の端材をスペーサー代わりに挟んで固定しました。 続いて二子三方コックと、その前に小振りな吊り金具を、エアー配管の内側に貼付け、二子三方コックの更に内側に暖房の配管を取付けます。エンドビーム手前に真っ直ぐ下りる足?は1ミリ線で、うねる暖房管をイモ付けしてからU字の帯金を噛ましてエルボらしく見せています。 最後…
老人疲れやすく、カマなりがたし。機関士側のキャブ下だけ配管しました。 ランボード下のエアー配管、速度計、吐出し弁、泥溜、分配弁までで今夜は終了〜。しました。 ウイストジャパンの分配弁とカツミの泥溜です。その他のパーツは手作りです。 分配弁はハンダ付け部分を磨いて、タミヤの逆ピンセットで挟んで組み立てました。 挽物の泥溜にはあらかじめ配管と取付足を穴を開けてから真鍮線を差し込んでハンダ付けします。この足が作業を楽にさせます。 泥溜の足は長いまま、足を引っ張って火室に密着させ、角度も決めて、内側から足をハンダ付けします。 分配弁はエンドビームに穴を開け、これまた逆ピンセットで保持してハンダ付けしま…
のっぺりした製品のキャブを小改造して活きた機関車らしさを出したいと考えました。 側窓の庇、窓下にベンチレーター、窓に肘掛け、縦雨樋。屋根上にキャブの吊環、発煙筒、暖房安全弁を取付けました。全て手作りパーツでお安く仕上げています。 用意した左から2ミリ幅の庇、05の肘掛け、02のベンチレーター。 真鍮端材入れを掻き回して使えそうな端材?というか真鍮屑を見つけるのも楽しみのひとつです。 組み上がっているギャブに肘掛けを裏側からハンダ付けするのは難しいので、あらかじめキャブの内側と肘掛けをハンダメッキしておき、カツミのベークライトブロックをクリップで押し付けて位置決めをし、表側からハンダ鏝を当てまし…
ボイラーの加工中に外れてしまったフロントデッキですが、加工してから取付けました。 フロントデッキを取付、煙室扉をはめ込んだところです、本日はこれまで。 エルボ改造のシリンダー排気調整弁まで取付けました。温め器の配管は、これでも上手く行ったほうです。温め器の給水管の根本のリングが、2ミリのパイプから切出したフランジです。無いよりマシのゆるっと細工ですね。(^^ゞ ハンドレールに沿って、給水管と給水ポンプの排気が伸び、給水管は端面の下側に、排気は温め器の後ろ側面に入ります。機関士側はコンプレッサーの排気です。後ろ側面の両端がシリンダーからの排気管になります。温め器からのドレイン排水管は、温め器中央…
サンドドームさえ出来れば、後は楽勝と思っていましたが、いやはや楽しみの多い機関車です。 今夜はここまで! 給水の配管の途中で終了しました。 先ずは使えそうな部品の確認です。煙室扉はC55。温め器は珊瑚の初期製品。しめて140円なり!? 最初に煙突の取付ボルトを植込みます。位置をケガイたら、ピンバイスで少し揉んでからミニドリルで穴を開けました。 煙突上部に継ぎ足しを取付。03厚、2ミリ弱の帯金。谷川模型のスハ32のウインドシルを丸めました。 温め器への穴開けはまたもやプロクソンのヤンキーバイスを使用。足を取付ける切込みは05の糸鋸です。なかなか便利に使えます。 温め器はボイラー内から1ミリビスで…
苦手の太物加工ですが、ゆるっとお気軽加工でなんとか終了しました〜。 スチームドームよりも低くいかつい感じのC51の特徴あるサンドドームですが、雰囲気は出たと思います。僕の細工としては合格点です。 高さの微調整と、ボイラーとの擦り合せには、20ミリの銅管にサンドペーパーを巻いて、ひたすらシャリシャリ削りました。安直な方法ですが、思いの外、上手く行きます。 ドームのテーパー仕上げには、プロクソンのミニウッドレースなる玩具の木工旋盤を使用。力はありませんが、高い本格的な旋盤を導入するには、先立つものがありませんので、ダマシダマシ使っています。 高さを合わせたところで、大きめに切って曲げ癖を付けた03…
もっとも苦手な、太物のドリルレースを先にやってしまい、後は楽しく進めようという、ゆるっとした魂胆で開始! まずは前回加工したC51と未加工を並べて、改造の要点を整理しました。サンドドームだけは新製してすげ替えないと、あとから後悔しそうです。 12ミリの真鍮丸棒を万力にくわえ、大ヤスリで端面の水平を出します。 続いて、電動インパクトドライバーに特大ドリルチャックをかまし、大ヤスリで端面を大まかに整形しました。こんなんで良いの?ですが、なんとかなれ〜! 長さで切り取る際のケガキには、安物の樹脂製パイプカッターを使います。ゆるっと工作の連続ですね〜。 万力にくわえて、0番の糸鋸で寸法に切出した丸棒の…
新年最初の通常記事は、蒸気機関車からスタートです。やはりお正月明けと言うことで、お召し列車の牽引機をUPします。今回UPする元 お召し指定機は、京都鉄道博物館…
梅小路運転区に所属するDE10 -1118号機です。京都鉄道博物館では鉄道開業150周年の今年、鉄道の日のイベントの1つとして、蒸気機関車の日替わり展示を催し…