メインカテゴリーを選択しなおす
ついつい勢いづいて連作しましたが、同形式の連作は加工方法を忘れないから楽チンです。出来栄えは別にして、(^^ゞ。 先ずは機関士側のキャブ下の配管です。上の未加工で分かる通り、シュパーブラインC53は、オリジナル状態でも2列のエアー配管がありますから、追加は分配弁周りと火室だけ、後は速度計だけで、直ぐに終わりました。 残るはフロントフレームのぶった斬りで温め器を上回りに付けるだけ。これもサクサク切り落としました。 フランジと管継ぎは2ミリパイプの輪切りです。6個スライスして薄めを温め器のフランジに、厚めを管継ぎに使います。なんとイージーな!(^^ゞ。 フレームから2本立ち上がっている、煙室支えの…
カツミシュパーブラインC53はたいへん優れた製品で、少しだけのディテール追加で、スチームを洩らすような生き生きとした雰囲気になります。 追加はキャブからランボード下のエアー配管、暖房管、火室脇の?配管だけです。その他ではハシゴの上に乗り台? サンドボックスにリベット帯、ボイラーにはブロワー管をハンドレールの上に追加しました。ブロワー管は製造された当初は機関士側に太い配管があり、助士側へは付け替えだと思います。 上は1ミリの暖房管、下は05のランボード下のエアー配管を曲げたところです。暖房管には2ミリパイプを輪切りにした管継ぎを通しています。管継ぎはロストパーツを使いたいのですが、金欠なので、ゆ…
右側は前回加工の天賞堂仕様、左はただいま加工中のシュパーブラインです、また例の給水温め器、ぶった切り加工をするのか? ということでゆるっと考えました、そんなのは嫌だ〜と。(^^)丿 虎の子の天賞堂重連カプラーと、下手くそな加工で腕のモゲたKDを並べてみると、重連カプラーでも温め器を外さないとカプラーの取り外しは無理だ〜と判明。 シュパーブラインC53のオリジナルカプラーポケットには、ネジ穴も何も無いので、気持ちよく06の穴を開け、KDカプラーの腕にも06穴を開けて虫ピンで固定! 復元はどうするか、これから考えますが、ここまでは断然ゆるっとしてます! 左が空気作用管を取り付けた加工中のシュパーブ…
ランボードから上のパイピングを終えたところでキャブを少し触りました。 追加は前面の庇、発煙筒、ベンチレーター、暖房安全弁、吊環です。 いじる前の状態です。吊環の穴だけが開いていますから、吊環を追加します。 穴が08でしたので03を使いました。巻き癖を付けてから差し込みました。 吊環のサイズを揃えるために06真鍮線を通して裏から締めます。裏でハの字に曲げて、ハンダ付けしました。 暖房安全弁は真鍮の小釘から整形、暖房安全弁は1ミリパイプです、共に2ミリパイプから切出したベースを通してからハンダ付け、続いてベンチレーターに05真鍮板の小片を乗せて塩梅を見ています。吊環のリングの付け根にはウインドシル…
空気作用管の取付を失敗したC53ですが、何とかやり直しをしないで済むように、お騙し工作を連発しています。真面目な方はやり直すんでしょうが、そこはゆるっと逃げたいローカの心です!?(^^ゞ ディテール追加で、出来の悪いドレン用の空気作用管を目立たなくする、お騙しゆるっと工作作戦を発動しました〜。 まずは左右の砂箱を結ぶ空気作用管を取付けます。両側の砂箱に燐青銅03線を突っ込みました。 空気作用管とエアー配管にそれぞれ取付の割りピンを取付けます。作用管には03の真鍮線、エアー配管には02✕05の帯金を使用しました。 続いて安全弁の取付座金を02✕3の帯金から製作します。安全弁の両側にリベットを打ち…
C53型は全盛期の形式写真が少なく、キャブ下等は影になっていたりで、配管の取り回しが分からない部分が多く調べるのに時間を取られました。 なんとかここまで漕ぎつけました。空気作用管はシリンダーのドレンコックに3本、動力逆転機に1本、左右の砂箱に2本ずつ走るはずですが、ドレンの配管以外ははっきりとわからずじまいで、更に戦前の写真を見ると妙にのたくっていて格好が悪いので保留してあります。 キャブ下に2本並んで付く配管は難しいです。今回も実物のように整然とはなりませんでした。割りピンを差し込んで具合を確かめていますが、これは図面を書いて曲げる箇所を正確に割り出してから取り付けるべきでした。 コンプレッ…
フロントデッキが決まって、温め器さえ配管すれば、後はちょいちょいと思っていましたが、なかなかどうして、 長く楽しめそうです。 本日はここまで! 機関士側のエアー配管の前半分とキャブ下の内側に追加をしました。 開始前の状態です。エアータンクやコンプレッサーにも配管はありません。どれ〜ゆるっとやるか〜と始めましたが、 エアータンクやコンプレッサーはパーツ取付前に配管しておかないと、ハンダ付け出来ません!やむなく真鍮線を突き刺して、ボイラー側の1点でとめました。 続いて難しいシリンダー外側に回り込むエアー配管です。シリンダーを組付けて、配管が当たって下回りが入らないという事態を避けました。配管は上が…
C53重連仕様を目指してKDカプラーを首振りにしたばかりに、たいへんな加工が必要になりました。(^^ゞ 変わり映えがしませんが、温め器に給水の配管まで終了しました。何が地獄だったかと言うと、これです! 足回りを組付けてスタイルブックに当たってみると、シリンダーが縦長でC54風味。煙突高さでスケールより2ミリ以上高い。加工してきた上回りはランボードの厚さが1,3ミリ、足回りを流用しているシュパーブラインC53は0,3ミリで、大鉄デフレクターの裾にシリンダーが嵌まり込むのに対して、この上回りは、シリンダーを嵌め込む余地が無いのでした。かくなる上は、 荒目の大ヤスリでシリンダーの上側をヤスっちゃいま…
天賞堂仕様バラキット途中放棄ジャンクからの修復です。ミスパーツのフロントデッキはパーツを自作で追加しました。 2段デッキの下部分はシュパーブライン、上側を自作で補いました。まだ本体には固定せず、合わせの調整をしています。 これはボイラー本体を、機関助士側の給水の配管まで直したところです。ランボードがキャブからはみ出して、火室が横方向に広がっていたのを手直し、給水配管、給水ポンプの排気管を割りピンで固定にやり直しました。素晴らしい出来栄えのロストパーツが付いているので、慎重に進めました。 C53の特徴のひとつ、フロントデッキ下に回り込む給水配管は、下回りのシリンダー側板と干渉するので、新たに3の…
日本最強の大型パシフィックC59は戦争に翻弄された機関車でした。 糸崎機関車で休むC59戦後型。 C59はC53の後継機として計画、生産されましたが、東京・下関・釜山を経由してヨーロッパまでをつなぐ国際列車であった急行1列車や特別急行列車富士で華々しい活躍をしたC53とは違い、日中戦争、更には太平洋戦争と悪化の一途を辿る時代に登場し、戦前の特急機としての活躍は、贅沢は敵!の世相の下で限られたものでした。 計画段階から最高のメカニズムと最高の資材を投入して登場したC53に比べ、C59の生産時は高品質の圧延鋼板は軍需に回され、新製の機関車でありながら、ボイラー膨張事故など、機関車としては不名誉な事…