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本日は京王7000系の帯デカール貼りを行いました。 新塗装化後の表現をしたいのですが、まずは帯の上部分のマゼンダを貼ってみました。細い帯を均等に切り出せずに写真の様に大きさが不揃いとなってしまいました。塗装で表現し直すか検討します。 下部分のブルー帯も貼ってみました。マゼンダ帯よりも更に細く、デカールの切り出しも至難の技でした。塗装で表現した方がまだ作業が楽なのかもしれません。 この結果を踏まえて、次回の作業は細い帯をとりあえず1両分塗装表現することとし、出来を見てから他の7両にも同様な工法で帯塗装を行うか決めることにします。 (次回に続きます) ランキング参加中鉄道 [http://にほんブ…
今日は天気が良かったので塗装作業を進めました。 車体をマスキング後、屋根にグレーを吹きました。 塗料のはみ出しが所々ありましたので、修正してゆきます。車体に貼り付けたコルゲート板も時間が経つと所々端から剥がれてしまっています。これも接着剤を使用して修正してゆきます。 修正後の写真です。 今回製作する京王7000系は新塗装化後の姿を模型化したいのですが、塗装技術が未熟のため細い帯をマスキングして施工する方法は諦めて、家電量販店の模型売り場で販売されていた「自作デカール」を使用することにします。 袋に入っていたデカール紙です。製品の説明を見ると、家庭用のレーザープリンタを使用して色を付けるとのこと…
前照灯を明るくする(西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型)
前回完成披露しました西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型ですが、暗いヘッドライトがどうにも気になる、ということで早速手を入れることにしました。元のLEDから導光しての行先表示器の方向幕点灯を諦めたクモハ側について、使わなくなった方向幕の導光ラインを使うことで前照灯の照度を改善しようと思います。 ~ 改善加工後 ~ 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 ライトユニットから方向幕用の透明導光パーツを取り...
今回は京王7000系を製作してみます。私は京王沿線在住ではありませんので、京王線車両に馴染みがありませんので鉄道雑誌やインターネットの情報を拠り所にします。 Nゲージ模型の完成品としてはマイクロエースから販売されていますが、6両編成セットで某模型店で3万円弱ほどかかりますので、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して6両編成+2両編成の8両編成を製作することにしました。 今回の製作で利用するエコノミーキットです。京王6000系4両編成セット(450A)、京王6000系先頭車2両編成セット(450B)、京王6000系増結用中間車2両セット(450D)を購入しました。 この京王6000系のキッ…
KATO製Nゲージ鉄道模型、西武鉄道701系非冷房車のお供として、西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作りました。今回は完成披露です。 サイドビュウ。床下機器は一応それっぽく並べてありますがあまり参考になさらないようにして下さい。 ヘッドライト(前照灯)は暗め。 テールライトはまずますです。 やりたかったのは西武701系非冷房車との連結走行。色合わせを...
#145 JR西日本213系0番台(初代・マリンライナー)桃太郎列車
JR西日本213系0番台は瀬戸大橋線直通の快速用として、先に登場していた211系の1M方式システム採用し、1987(昭和62)年3月に登場しました。登場当初は瀬戸大橋が未開通で、ひとまず岡山ー宇野間の快速備讃ライナーに投入されました。 車両は1編成3両(岡山寄りからcM-T-Tc)で1M2T構成です。車体はステンレス車体に片側2か所の両開き扉、車内はオール転換クロスシート仕様となっています。 1988(昭和63)年に瀬戸大橋線が開通すると、岡山ー高松間の快速マリンライナーに使用されることとなり、高松寄りに展望グリーン車クロ212が増備・連結されました。 快速マリンライナーでの運用は2003(平…
何とか点灯化して完成 ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
KATOさん(関水金属)は頑なにNゲージ鉄道模型車両の光源(今はLED)を床板側に置きたがります。室内灯すら床側ライトです。更に近年はLEDを床下(室内シートパーツと床板の間)に収める手法を取っているので、高い位置への導光距離が長くなって不利な上に、光源(LED)と導光材との位置合わせや遮光がどうしても難しくなります。 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の7回目。完成...
阪神1000系は阪神なんば線開通に伴って近鉄奈良線との相互直通運転に対応した急行系車両として2006(平成18)年に登場しました。 近鉄奈良線内では平日の朝・夕ラッシュ時や土日祝ダイヤでは終日、8両編成や10両編成運転があるため、6両基本編成の他、増結用の2両編成も用意されました。旧型車両の置き換えも兼ねて6両編成13本、2両編成9本の計96両が製作されました。 運用も阪神三宮ー近鉄奈良間の快速急行・準急・区間準急・普通の他、阪神本線系の阪神梅田ー山陽姫路間の直通特急にも入るなど、非常に幅広く運用されています。 Nゲージ模型の完成品としてはグリーンマックスから販売されています。 (6両基本編成…
車体塗装とインレタ転写(と通気口) ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
西武鉄道の赤電と呼ばれる車両達の前面には、特徴的な角の取れた長四角形の車内側から開閉できる通気口がありました(クハ1411形等シルヘッダー付き車体は除きます。あいつらは前面窓が開けられるそうです)。更新前の西武101系にもやや大きめのものが付いていましたが、少し出っ張って見えるのに対して、赤電のそれは閉めた状態で車体表面とツライチ(面一)なのが特徴的です。 この通気口、これまでずっと切妻顔...
本日は朝から車番インレタの表面保護のためにクリアを吹いた後、試運転を行いました。 収納式レイアウトを久しぶりに引っ張り出し走らせました。脱線することなく快調に周回してくれました。片方の先頭連結器はTNカプラーを備えているので、他形式との併結試運転も行いました。 連結相手は外観が似ている#92で紹介した1420系にしました。 他形式との併結運転も問題なく終えることが出来ました。 これでひとまず近鉄1400系の製作は終了です。 では車両紹介です。 大阪上本町寄り先頭車ク1500・1501。この車両の先頭連結器はTNカプラーを装着しています。 中間M車モ1400・1401。交差型パンタを2基装備して…
近鉄1400系製作記の続きです。まずは車体塗装から始めます。 缶スプレーにて車体塗装を行ったとこです。全体的にマスキング不良による、はみ出しが目立ちます。この後筆塗りで修正を行いました。 正面もしかりです。 車体をマスキングし、屋根をグレーで塗りました。 乾燥後マスキングをはがすと所々車体の肩部ホワイトにグレー塗料のはみ出しが。。。これも修正を行いました。 クーラーはニュートラルグレーを塗りました。塗料が乾燥後、ルーバー部分を黒マーカーで塗りました。 床板もなるべく手持ちパーツを利用しました。写真のものは前回京阪9000系を組み立てた時の余剰品です。ただし長さが近鉄1400系に比べて短いため、…
私が近鉄通勤車を製作するときは、グリーンマックスのエコノミーキットを主に利用しています。近鉄通勤車のキットでは例えば近鉄8810系キットであると、正面が3000系ステンレス車(#17で紹介)や8000系アルミ車(#103で紹介)の顔が付属し、2610系キットではクーラーキセが分散式と連続式に選択できるように付属していますが、製作する車種によって余剰パーツが発生し、勿体無いと思うことがあります。 今回は自宅に眠る余剰パーツの活用の観点から、Nゲージの市販キットでは販売されていない近鉄1400系をキット余剰の正面・妻面パーツと車体をペーパーで製作することにしました。 この車両を製作します。大阪線で…
パンタグラフ周辺を作る ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
西武鉄道の吊り掛け駆動車両では、前回の床下機器同様に屋根上、特にクモハのパンタグラフ周りも、全車似ているけれども微妙に違う感じになっています。同一形式でも製造時期で違ったりと、実車に忠実に、を求めるとなかなか難しいところです。 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の5回目です。車体側の工作に戻ってきました。 まずは側面の加工に見切りをつけたところで0.2mm径の穴を開けて0.2mm真...
#139 グリーンマックス京阪9000系(旧塗装)塗装済みキットを組み立てる(その2)
今日は残作業を進めました。 床板の室内部分は手持ちのアースグレーを吹きました。座席は登場時は水色系で、実車に合わせて塗装したかったのですが、手持ちが無かったため塗装出来ていません。 床下機器はグレーを吹きました。床下機器は車体が8両分あるのに対して6両分しか付属していませんでした。ジャンクであるが故に破格値で売られていたものと思われます。 屋根上機器のうち、ヒューズ箱、アンテナ類はニュートラルグレーを吹きました。 行先方向幕シール貼りです。登場時は8両編成で特急運用もされていたので、「特急・出町柳」を選択しました。 正面も行先方向幕を貼りますが、ガラスの裏側から貼る形となります。これが貼りづら…
#138 グリーンマックス京阪9000系(旧塗装)塗装済みキットを組み立てる(その1)
某中古模型店で手に入れたグリーンマックス京阪9000系4両トータルセットと中間車4両セットです。 このセットの動力はツインモーターでした。走行の安定化を求めるのであれば、やはりコアレスモーターとなるので、更に投資してコアレスモーターを購入するか検討中です。 車体と屋根板は塗装済みなので、まずは透明プラ(ガラス)の装着から始めます。 窓ガラスを装着した状態(下の車両)。窓ガラスをはめ込むと窓枠のアルミが再現されます。 ただ、屋根裏に爪があり、窓ガラスがはめにくいため、 やすりで削って窓ガラスをはめやすくしました。 前面の窓ガラスも装着しました。 屋根板と車体を接合します。 パンタグラフのある側の…
床下機器を悩んで並べる ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
西武鉄道では、571系までの(571系は1962年にサハ1551形として501系の中間車にするために作られたので車体設計上は411系よりも前ですが電動化が411系の登場(1964年)よりも後(1968年)で、運転台取付改造(571系化)は更に後年(1978年)です)吊り掛け駆動式車両は、戦前型旧型国電的な機器を搭載していて、ほぼ同一の仕様です。 そのため、2連で言えば451系、411系、571系の床下機器の配置は殆ど似たような感じになって...
阪急3300系は、大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)堺筋線への相互直通運転用車両として、1967(昭和42)年に京都線に登場しました。1979(昭和54)年までに126両が製造されました。1982(昭和57)年から冷房化・電動式の方向幕設置、正面デザインが6000系などに似た構成に変更されました。長編成化に伴い、先頭車の中間車化など編成により様々な形態があるのが特徴です。 地下鉄乗り入れ運用の他に、京都線では普通から特急まで幅広く運用されていましたが、後継車1300系(#19で兄弟車1000系を紹介しています)が登場すると廃車が始まりました。 鉄道模型の完成品ではトミーテックの鉄道コレクションの事…
#136 JR西日本223系5000番台・JR四国5000系「マリンライナー」
マリンライナーは、JR西日本とJR四国が岡山ー高松を瀬戸大橋を経由して運行する快速電車です。1988(昭和63)年の運行開始以来、JR西日本所属の213系が使用されてきましたが、2003(平成15)年から、JR四国所属の5000系3両編成とJR西日本所属2両編成が使用されています。 Nゲージ模型の完成品ではTOMIXから発売されており、当鉄道では「品番:98339、JR223-5000系・5000系近郊電車(マリンライナー)セットC」を所有しています。 JR四国5000系の高松寄り先頭車5100形。ダブルデッカー車両で、2階はグリーン席、1階は一般指定席となっています。 JR四国5000系の中…
#134 近鉄「ありがとう8000系&レアな顔合わせ撮影会ツアー」を模型で再現する
先日12月14日(土)に近鉄富吉車庫で、もうすぐ全廃となる近鉄8000系を絡めた撮影会が行われました。8000系8090編成の他に1000系1008編成、1810系1827編成も集結するとのことで参加したかったのですが、念願叶わず・・・悔し紛れに模型で再現することにしました。 名古屋寄りから見た様子。左から1000系、1810系、8000系。 編成全景。手前から8000系、1810系、1000系。 伊勢中川寄りから見た様子。左から8000系、1810系、1000系。 完全に自己満足です。最後に実車の写真を。 近鉄奈良線に乗り入れた阪神9000系と離合する8000系8090編成。 名古屋線急行の…
台車のKATO方式集電化加工 ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
Nゲージ鉄道模型の台車は古くはKATOとグリーンマックス(GM)が中心ピン留め方式で、今は鉄コレがピン留め方式です。ピンの爪が割れることがあったりメーカーによって微妙にサイズが違って互換性は必ずしもなかったりとかはあるものの、良くできた方式だと思います。 近年KATOとGMの完成品の主流となったスナップオン方式は部品点数削減や組み立て工数削減的に理解できるのですが、KATOが一時期ビス留め方式になった理由は...
近鉄奈良線の輸送力増強を目的として、新生駒トンネル開通に合わせて1964(昭和39)年に登場しました。8021-8059編成までは扇風機装備して、外観は屋根上のかまぼこ型ベンチレーターが特徴です。扇風機装備車は8056編成を最後に2002(平成14)年に廃車されました。 Nゲージ模型の完成品としては、TOMYTECの鉄コレ第33弾で販売されています。 当鉄道では増結用として2両1編成を所有しています。 難波・京都寄り先頭車モ8000。ひし形パンタを1基装備しています。 奈良・橿原神宮前寄り先頭車ク8500。 他形式との併結を考慮してク8500の先頭連結器はTNカプラーに交換しています。 試運転…
#132 近鉄8600系 6両固定編成車(8619編成タイプ)
近鉄8600系8619編成は、8600系で唯一の6両固定編成です。当鉄道ではグリーンマックスの完成品、品番4532:近鉄8600系(前期形)4両編成を所有しており、これに#16で紹介した近鉄8600系・8617編成タイプを製作の時に余剰となったT車とグリーンマックス・ザ・ストアで入手したジャンクボディーを組み合わせて、6両編成の8619編成を再現することにしました。 大阪難波・京都寄り先頭車モ8600。ひし形パンタ1基装備しています。 中間T車サ8150。 中間M車モ8650。ひし形パンタ2基装備しています。 中間T車サ8150。 中間M車モ8650。ジャンクボディーにプラ板で製作した屋根を接…
西武411系はかなりのハイペースで401系に改造されたので、赤電最終形態での資料が非常に少ないです。401系になってからは多いので、401系の形態から予測するしか無い部分があったりします。 近江鉄道に居る元西武401系421編成の806編成 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の2回目です。 ここで少しプロトタイプ検討の話をしたいと思います。西武411系において、当鉄道の1980年代初頭という...
床板に手持ちの近鉄KD台車を装着し、車体と結合させました。先頭の連結器は他形式との併結の可能性がある阿部野橋寄り(左側の先頭車)はTOMIX製のTNカプラーとしています。 #116で紹介した6820系と並べてみました。実際、6000系は後継車6820系に置き換えられ廃車されたので、両者が共存して活躍していた期間は、ごくわずかでした。 さあ試運転です。車庫内で4両編成を組み、車庫を出発しました。 車庫線の急カーブを通過します。 車庫線から本線・内側線へ入ります。 内側線駅を通過します。 内側線カーブを進みます。 平面交差部を無事通過。外側線へと進みます。 外側線カーブを進みます。 外側線駅に到着…
KATOから西武701系(非冷房)が製品化されたときは、冷改HSC化後や801系、411系とバリエーション展開されていくのでは、と期待されていましたが、まったく進展なく再生産もされずに今に至っています。西武101系の時にも同じようなことを書いた記憶がありますので、KATOあるある、といったところです。バリエーション展開の金型を作ってもペイしないと判断されているのかもしれません。101系と701系で動力足回りの構成を変えてしま...
この週末はクーラーなどの屋根上機器の工作を行いました。 近鉄6000系は冷房化の際も、かまぼこ型ベンチレーターが残されました。クーラー、ベンチレーター共にキット付属のものを利用しました。クーラーはキットのものは、実車と比べ、キセの長さや形状が異なるのですが、工期短縮(手抜き)のため、パンタ付き中間車以外はそのままとしました。 先頭車の前面に行先表示器の取り付け、着色を行い、アンテナを取り付けました。 中間車のパンタグラフ装備車両では、クーラー長さがキットのままだと長すぎるため、少々短縮加工しました。 (次回に続きます) ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [ht…
車体を箱に組み上げたあと、塗装作業に移ります。 白色サーフェイサーを吹いて軽くヤスリ掛けした後、マルーン色を塗るためにホワイト色部分をマスキングしました。 スプレー缶でマルーン色を吹いたとこです。 マルーン色が乾いたら、今度はマルーン色部分をマスキングで隠し、ホワイト色を塗りました。本来ならば車体全体をホワイト色で塗り、ホワイト色部分をマスキングしてマルーン色を塗るのが正解なのでしょうが、私のマスキング技術ではマルーン色がマスキングの僅かの浮きの所からはみ出してホワイト色部分にかかってしまうことを恐れて、このような工法を採っています。 ホワイト色部分が乾いたらマスキングを外したとこです。このあ…
#116で近鉄6820系の併結相手として、「近鉄6000系を作る!」と宣言していましたが、やっとこさ製作に着手しました。 グリーンマックスエコノミーキット近鉄2600系を利用して製作します。 6000系の正面の標識灯の部分は角型なので、元のキット成型の標識灯部分をヤスリで削り、プラ板を角型に切り出し表現しました。右側が加工した正面パーツ。 エコノミーキット近鉄通勤車では側面に2箇所ある種別表示器の再現のみで、側面行先方向幕の再現がありませんので加工する必要があります。片方をプラ板切り出しを貼り付け、側面行先方向幕を再現します。 もう一方の種別表示器、プラ板切り出しと側板の隙間をパテ盛りし、乾燥…
JR東海211系5000番台は名古屋・静岡都市圏の113系や103系の置き換え用として1988(昭和63)年に登場しました。ロングシート車両であり、需要に合わせて適正な輸送力を組めるよう4両編成、3両編成、2両編成の各基本編成が用意され、1991(平成3)年までに242両が製造されました。 登場以来、JR東海管内の東海道線を始め、中央西線、関西線、御殿場線など広く運用されていましたが、後継車315系登場により急速に廃車が進行しています。 Nゲージ模型では完成品がグリーンマックスとKATOから発売されている他、グリーンマックスではエコノミーキットでも販売されています。当鉄道ではオークションで入手…
前回に引き続き近鉄2800系2両固定編成車の製作を進めました。 床下機器をグレーで、屋根上機器(クーラー、ヒューズ箱など)はニュートラルグレーで塗装しました。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなど屋根上機器を取り付けてゆきます。 床板に台車、床下機器を取り付け、車体と接合しました。 先頭の連結器は名古屋寄りはダミーカプラーを、伊勢中川寄りは他形式との併結を考慮してTNカプラーを取り付けました。 手持ちの行先方向幕ステッカーを貼り付けます。「急行・名古屋」を選択しました。 これにて完成です。製作車両の紹介です。 名古屋寄り先頭車ク2900。 伊勢中川寄り先頭車モ2800。下枠交差型パンタを2基装…
近鉄2800系2両固定編成車(2812編成・2814編成)は名古屋線で主に急行の増結用として運用されています。この車両を名古屋線運用車両の模型化の一環として、グリーンマックスエコノミーキットの余剰パーツを利用して製作することにしました。 いきなりですが、車体塗装後の写真です。車体はグリーンマックスの分売パーツを利用しました。 手前の車両が伊勢中川寄り先頭車モ2800。奥側は名古屋寄り先頭車ク2900です。 正面に行先方向幕の取り付けと標識灯の色差しを行いました。 名古屋寄り先頭車の正面に貫通幌を取り付けました。 明日以降は屋根上、下回りの工作を行うことにします。 (次回に続きます) ランキング…
南海9000系の製作も終わったので、久々にレイアウトを出し、近鉄車両による運転会を行いました。 本線上の駅に停車する近鉄23000系「伊勢志摩ライナー」(#10で紹介・写真左側の車両)と近鉄50000系「しまかぜ」(#5で紹介) 車庫には左から5820系(#7で紹介)、9200系(#9で紹介)、8A系(#113で紹介)、22600系「Ace」(#23で紹介)、30000系「ビスタカー」(#21で紹介)、8000系、9020系 10/7(月)から奈良・京都線系統でいよいよ8A系の営業運転が開始され、残る8000系の廃車も進行するものと見られ、両者が並ぶ機会が減ると思いますが、模型の世界では関係あ…
床下関係の工作を行いました。 床下機器はグリーンマックスエコノミーキットの余剰パーツを利用しました。KATOの台車はプラ板床板にビス止めするために台車裏側をプラ板で塞ぎ、中心に穴を開け、ビス止めしています。 KATO製のAssyパーツの台車にはカプラーが付いていないので、手持ちのカプラーの余剰パーツを取り付けています。 先頭部の貫通扉に幌を装着しました。また、左側車両の先頭部の連結器は先に紹介した1000系と連結させるために、TOMIX製のTNカプラーを取り付けました。 プラ板でスカートを自作しました。写真で見ると両先頭車の顔を均一に作成出来なかったことが良く分かります。後で分かったのですが、…
KATO西武701系(非冷房)のスナップ式台車をネジ留め台車に交換
西武鉄道701系は途中で冷改HSC化されたのは誰でもわかる点ですが、原型非冷房からいきなり最終形になったわけではなく、いろいろな変更を経ています。その1つがクハの台車交換で、冷改HSC化に先行してTR11A台車から101系と同じFS072台車に変更されています。 今回は、KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続編として、台車交換をしてみたいと思います。 使用する台...
この3連休も南海9000系の車体工作を進めました。 やっとこさ、南海新塗装帯の6両分のデカール貼りを終えました。 特に先頭部の帯の取り回しには、一部分が乗務員扉や客室部分の窓にかかり苦労しました。 窓ガラスは写真では判りづらいですが、刺身パックの透明プラスチック製のふたを切り出し、利用しました。 正面のヘッドライトは、トレジャータウンの「西武用ヘッドライト」を利用したかったのですが入手出来ず、クーラーパーツの裏の丸穴の出っ張りをカッターナイフで切り出したものを取り付けてみました。オーバースケール気味ですが、とりあえずは良しとしました。 クーラーは南海9000系のものと形状が似ているグリーンマッ…
この週末は6両分の車体の塗装及び屋根塗りを行いました。 南海車両の車体の細い帯は、塗装では腺が細く、私の技術ではとても再現不可能なので、レールクラフト阿波座から販売されている「南海新塗装用デカール」を用いました。 使用する部分をカッターで切り取ります。 デカールは水に浸すと表面の帯部分がズレて台紙から剥がれてゆきます。 台紙から剥がれた帯を慎重に車体に貼り付けてゆきます。慣れない作業で1両分を貼り付けるのに30分ほど時間がかかってしまいました。 正面もデカールを貼り付けました。ヘッドライト部分をどうするかを思案中です。 あと5両分のデカール貼り作業が待っています。(次回へ続く) ランキング参加…
KATO西武701系(非冷房)にインレタ転写とヨミレンズ取付
当方ではしばらく前から加工車両のヘッドライト用導光材を先端付近で一旦切って途切れさすことで、消灯時にヘッドライトが黒く沈んでしまうのを防止する策を取っています。今回は巷で話題のヘッドライトレンズのパーツである「ヨミレンズ」を先日のJAMコンで入手したので早速使ってみることにしました。 KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続きです。 室内パーツ...
KATO西武701系(非冷房)に無線アンテナ取付けとTNカプラー化+小加工
KATO製の西武鉄道701系Nゲージ鉄道模型は、KATOの説明文によれば、昭和45~49年(1970~1974)頃の姿を再現しています。クハの台車がTR11A、無線アンテナ取付前、前面強化改造後、(もちろん)冷房改造前、客扉原形、の姿で、乗務員手すりが露出している1次車です。 当方では西武鉄道の車両は1980年代初頭の姿を基本としています。KATOでは西武鉄道5000系レッドアロー6両編成は昭和53年(1978年)前後をプロトタイプにしてい...
#117で南海1000系を紹介しましたが、2両編成の増結編成の為、単独では運用出来ず、併結相手の1000系基本6両編成や9000系を入手すべく探していたのですが、オークションではプレミアム価格で購入する気にもなれず、では「自作で」ということで、直線的なデザインで比較的作りやすそうな南海9000系を製作することにしました。素材はケガキをすれば家庭用プリンタのコピー機能が利用できる「厚紙用紙」を利用しました。 この車両を作ります。果たして完成するでしょうか 窓・ドア部分を切り抜いた後の写真です。構造はペーパールーフです。妻板はグリーンマックスの余剰パーツを用います。 扉部分を作成の後、車体に貼り付…
トワイライトエクスプレスは、大阪~札幌間で1989(平成元)年7月から運行が開始された寝台特急列車です。運行ルートは東海道本線ー湖西線ー北陸本線ー信越本線ー羽越本線ー奥羽本線ー津軽線ー津軽海峡線ー函館本線ー室蘭本線ー千歳線でした。人気の列車でしたが、車両老朽化や北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧変更、北陸新幹線延伸に伴う並行在来線がJRから第3セクターに移管されるなど種々の要因が絡み、2015(平成27)年3月の運行をもって廃止されました。 Nゲージ模型の完成品では、TOMIXとKATOから販売されており、当鉄道ではTOMIX製の「品番92623:JR24系25形特急寝台客車(トワイライト…
南海2000系は高野線ズームカー21000系や22000系の17m車の置き換え用として、1990(平成2)年に登場しました。車体はステンレス製となり、制御装置も当時では南海初となるVVVF制御方式が採用されました。 登場当時は車体の帯色が濃淡グリーンでしたが、1992(平成4)年の増備車からは#117で紹介した南海1000系と同様のブルーとオレンジの帯色に変更されました。1997(平成9)年までに4両編成9本、2両編成14本の64両が製造されました。現在は高野線運用の他、南海本線や空港線の普通運用でも用いられています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエースから販売されており、当鉄道では「A…
南海1000系は南海線9000系の後継として、1992(平成4)年に登場しました。新技術を取り入れて、南海線・高野線の両方で運用できるよう設計されており、6両編成10本、4両編成1本、2両編成6本の計76両が製作されました。 この系列から1994(平成6)年の関西空港開業を見据えた南海グループのIC戦略に基づいた新デザインとなり、他形式も1000系と似た車体色デザインとなりました。 Nゲージ模型の完成品ではトミーテックの鉄道コレクションとして販売されました。 再生産されないため、入手しにくい製品でもあります。 左側の車両は中古模型店、右側の車両はオークションで入手し、当鉄道では2両編成1本とし…
西武鉄道において、101系イエローツートンの窓回りのウォームグレーが赤電のベージュ(トニーベージュ)と同じ色、というのはこのブログでは何度も書いています。 しかし模型となると話は別でして、模型の色は実物とは異なります。特にKATOのNゲージ車両では退色も含めた実車のイメージと合うように調整されています。 模型の西武101系と西武701系を並べてみて、ほら、ベージュ色は違うよね。と思ったところで...
ランキング参加中鉄道 近鉄9020系は#7と#91で紹介した近鉄5820系、5850系の2両編成版として、2000(平成12)年に奈良・京都線に登場し、阪神線乗り入れ対応もあって、19編成が2008(平成20)年までに製造されました。2003(平成15)年には大阪線用として1編成が製作されています。 近鉄6820系は6000系6009編成の置き換え用として2002(平成14)年に2編成が登場しました。 Nゲージ模型の完成品としてはグリーンマックスから発売されていて、当鉄道では2両編成2本所有しており、1本を奈良線用、もう1本を後日製作予定の6000系6009編成と併結させるために南大阪線用とし…
今年も暑い夏がやってきました。 現状、多忙と言うほどではないのですが、精神的余裕がなく、模型活動がかなりの牛歩状態です。そんな中、今回はTNカプラーの小加工です。 配管モールド付きTNカプラー(JC6392)の配管を片側2段にして、胴受け両脇のジャンパ線受モールドも削ったものに、武蔵模型工房さんの西武用TNカプラー電連1段タイプGを組み合わせたものを作りました。形を整えたり積層痕の処理とかは特...
南海7000系は従来の南海本線用の旧型車両を置き換えるため、1963(昭和38)年から1973(昭和48)年にかけて90両が製造されました。 車体は20m片開き4扉のロングシート車両です。#104で紹介した高野線6000系と似ていますが、6000系の車体がステンレス製なのに対し、登場当初が踏切事故が多かったため、修繕が行え易い普通鋼製にしたと言われています。 登場当初は5両編成で登場しましたが、編成の組み換えで4両基本編成と2両増結編成構成され、他形式と連結も行い、普通から特急運用まで幅広く運用されましたが、老朽化により、2015(平成27)年までに廃車となりました。 私もこの車両に何度か乗車…
近鉄8A系の試運転を行いました。 この10月に8A系がデビューすると入れ替わりに引退するであろう8000系と車庫に並べてみました。 奈良・橿原神宮前寄り先頭車です。 こちらは大阪難波・京都寄り先頭車です。貫通幌が付いています。 編成のサイドビューです。手前の8A系は奥側の8000系に比べて集中型クーラーの搭載やカラーリングなど、近鉄通勤車の新時代を感じさせます。 では早速、本線試運転を行うため車庫を出発します。 ところがポイント通過の際に最後尾の車両が脱線しました。 脱線原因がこのときは分からず、とりあえず復線させて、車庫線の急カーブを通過させました。転落防止幌の車両間の干渉状況は、問題ありま…
この週末も近鉄8A系の製作を進めました。 残り3両の屋根をグレーに塗りました。 塗料のはみ出しを修正しました。 ドア下の靴ずりを銀色のエナメル塗料で筆塗りしました。 Nゲージ車両の靴ズリは細い線で表現が難しく、塗料がはみ出してしまいます。 エナメル塗料のはみ出しは爪楊枝などで擦ると取ることが出来ます。線の細い塗装作業にはエナメル塗料は便利です。 行先表示器の表現です。現状では無表示の黒のままですが、実車が営業運転を開始したら表示器の写真を撮り、それを印刷して貼り付ける予定です。 8A系では冬季及び夏季の車内保温を目的として、近鉄車両では初めてドア横に扉開閉スイッチを導入しています。実物同様には…
この週末は天候も良く気温も高かったので、塗料の乾きも早くなるだろうと期待し、残り3両の製作を進めることにしました。 車体は#110で紹介した方法で調整し、車体の塗装作業を進めました。 白色の載りが悪く、厚塗りした結果、マルーン部分にはみ出してしまいました。これは次の週末に修正することにします。 車内座席などは手抜きで種車(グリーンマックスの近鉄5800系旧製品塗装済みキット)のままです。実車が10月に運用開始して車内観察出来たら、作りなおす予定です。 床下機器と台車の装着です。床下機器はYouTubeなどを参考に並び替えました。これも実車を観察出来れば作り直す予定です。 本当はこの週末で完成さ…
この週末は8A系(4両編成)の残り3両の製作を進めました。工作内容は前回紹介したに内容とほぼ同一で、 クーラーを外した後の屋根板の穴埋め 妻面の窓埋め 前面の加工。上部にプラ板を増しています。この後整形に入ります。加工方法は前回がかなり時間がかかった為、もう少し簡単な工法を考え中です。 今回製作の3両は車体上部をパテ盛り整形し、肩部を実車同様に整形する予定です。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報…