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床板に手持ちの近鉄KD台車を装着し、車体と結合させました。先頭の連結器は他形式との併結の可能性がある阿部野橋寄り(左側の先頭車)はTOMIX製のTNカプラーとしています。 #116で紹介した6820系と並べてみました。実際、6000系は後継車6820系に置き換えられ廃車されたので、両者が共存して活躍していた期間は、ごくわずかでした。 さあ試運転です。車庫内で4両編成を組み、車庫を出発しました。 車庫線の急カーブを通過します。 車庫線から本線・内側線へ入ります。 内側線駅を通過します。 内側線カーブを進みます。 平面交差部を無事通過。外側線へと進みます。 外側線カーブを進みます。 外側線駅に到着…
KATOから西武701系(非冷房)が製品化されたときは、冷改HSC化後や801系、411系とバリエーション展開されていくのでは、と期待されていましたが、まったく進展なく再生産もされずに今に至っています。西武101系の時にも同じようなことを書いた記憶がありますので、KATOあるある、といったところです。バリエーション展開の金型を作ってもペイしないと判断されているのかもしれません。101系と701系で動力足回りの構成を変えてしま...
この週末はクーラーなどの屋根上機器の工作を行いました。 近鉄6000系は冷房化の際も、かまぼこ型ベンチレーターが残されました。クーラー、ベンチレーター共にキット付属のものを利用しました。クーラーはキットのものは、実車と比べ、キセの長さや形状が異なるのですが、工期短縮(手抜き)のため、パンタ付き中間車以外はそのままとしました。 先頭車の前面に行先表示器の取り付け、着色を行い、アンテナを取り付けました。 中間車のパンタグラフ装備車両では、クーラー長さがキットのままだと長すぎるため、少々短縮加工しました。 (次回に続きます) ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [ht…
車体を箱に組み上げたあと、塗装作業に移ります。 白色サーフェイサーを吹いて軽くヤスリ掛けした後、マルーン色を塗るためにホワイト色部分をマスキングしました。 スプレー缶でマルーン色を吹いたとこです。 マルーン色が乾いたら、今度はマルーン色部分をマスキングで隠し、ホワイト色を塗りました。本来ならば車体全体をホワイト色で塗り、ホワイト色部分をマスキングしてマルーン色を塗るのが正解なのでしょうが、私のマスキング技術ではマルーン色がマスキングの僅かの浮きの所からはみ出してホワイト色部分にかかってしまうことを恐れて、このような工法を採っています。 ホワイト色部分が乾いたらマスキングを外したとこです。このあ…
#116で近鉄6820系の併結相手として、「近鉄6000系を作る!」と宣言していましたが、やっとこさ製作に着手しました。 グリーンマックスエコノミーキット近鉄2600系を利用して製作します。 6000系の正面の標識灯の部分は角型なので、元のキット成型の標識灯部分をヤスリで削り、プラ板を角型に切り出し表現しました。右側が加工した正面パーツ。 エコノミーキット近鉄通勤車では側面に2箇所ある種別表示器の再現のみで、側面行先方向幕の再現がありませんので加工する必要があります。片方をプラ板切り出しを貼り付け、側面行先方向幕を再現します。 もう一方の種別表示器、プラ板切り出しと側板の隙間をパテ盛りし、乾燥…
JR東海211系5000番台は名古屋・静岡都市圏の113系や103系の置き換え用として1988(昭和63)年に登場しました。ロングシート車両であり、需要に合わせて適正な輸送力を組めるよう4両編成、3両編成、2両編成の各基本編成が用意され、1991(平成3)年までに242両が製造されました。 登場以来、JR東海管内の東海道線を始め、中央西線、関西線、御殿場線など広く運用されていましたが、後継車315系登場により急速に廃車が進行しています。 Nゲージ模型では完成品がグリーンマックスとKATOから発売されている他、グリーンマックスではエコノミーキットでも販売されています。当鉄道ではオークションで入手…
前回に引き続き近鉄2800系2両固定編成車の製作を進めました。 床下機器をグレーで、屋根上機器(クーラー、ヒューズ箱など)はニュートラルグレーで塗装しました。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなど屋根上機器を取り付けてゆきます。 床板に台車、床下機器を取り付け、車体と接合しました。 先頭の連結器は名古屋寄りはダミーカプラーを、伊勢中川寄りは他形式との併結を考慮してTNカプラーを取り付けました。 手持ちの行先方向幕ステッカーを貼り付けます。「急行・名古屋」を選択しました。 これにて完成です。製作車両の紹介です。 名古屋寄り先頭車ク2900。 伊勢中川寄り先頭車モ2800。下枠交差型パンタを2基装…
近鉄2800系2両固定編成車(2812編成・2814編成)は名古屋線で主に急行の増結用として運用されています。この車両を名古屋線運用車両の模型化の一環として、グリーンマックスエコノミーキットの余剰パーツを利用して製作することにしました。 いきなりですが、車体塗装後の写真です。車体はグリーンマックスの分売パーツを利用しました。 手前の車両が伊勢中川寄り先頭車モ2800。奥側は名古屋寄り先頭車ク2900です。 正面に行先方向幕の取り付けと標識灯の色差しを行いました。 名古屋寄り先頭車の正面に貫通幌を取り付けました。 明日以降は屋根上、下回りの工作を行うことにします。 (次回に続きます) ランキング…
南海9000系の製作も終わったので、久々にレイアウトを出し、近鉄車両による運転会を行いました。 本線上の駅に停車する近鉄23000系「伊勢志摩ライナー」(#10で紹介・写真左側の車両)と近鉄50000系「しまかぜ」(#5で紹介) 車庫には左から5820系(#7で紹介)、9200系(#9で紹介)、8A系(#113で紹介)、22600系「Ace」(#23で紹介)、30000系「ビスタカー」(#21で紹介)、8000系、9020系 10/7(月)から奈良・京都線系統でいよいよ8A系の営業運転が開始され、残る8000系の廃車も進行するものと見られ、両者が並ぶ機会が減ると思いますが、模型の世界では関係あ…
床下関係の工作を行いました。 床下機器はグリーンマックスエコノミーキットの余剰パーツを利用しました。KATOの台車はプラ板床板にビス止めするために台車裏側をプラ板で塞ぎ、中心に穴を開け、ビス止めしています。 KATO製のAssyパーツの台車にはカプラーが付いていないので、手持ちのカプラーの余剰パーツを取り付けています。 先頭部の貫通扉に幌を装着しました。また、左側車両の先頭部の連結器は先に紹介した1000系と連結させるために、TOMIX製のTNカプラーを取り付けました。 プラ板でスカートを自作しました。写真で見ると両先頭車の顔を均一に作成出来なかったことが良く分かります。後で分かったのですが、…
KATO西武701系(非冷房)のスナップ式台車をネジ留め台車に交換
西武鉄道701系は途中で冷改HSC化されたのは誰でもわかる点ですが、原型非冷房からいきなり最終形になったわけではなく、いろいろな変更を経ています。その1つがクハの台車交換で、冷改HSC化に先行してTR11A台車から101系と同じFS072台車に変更されています。 今回は、KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続編として、台車交換をしてみたいと思います。 使用する台...
この3連休も南海9000系の車体工作を進めました。 やっとこさ、南海新塗装帯の6両分のデカール貼りを終えました。 特に先頭部の帯の取り回しには、一部分が乗務員扉や客室部分の窓にかかり苦労しました。 窓ガラスは写真では判りづらいですが、刺身パックの透明プラスチック製のふたを切り出し、利用しました。 正面のヘッドライトは、トレジャータウンの「西武用ヘッドライト」を利用したかったのですが入手出来ず、クーラーパーツの裏の丸穴の出っ張りをカッターナイフで切り出したものを取り付けてみました。オーバースケール気味ですが、とりあえずは良しとしました。 クーラーは南海9000系のものと形状が似ているグリーンマッ…
この週末は6両分の車体の塗装及び屋根塗りを行いました。 南海車両の車体の細い帯は、塗装では腺が細く、私の技術ではとても再現不可能なので、レールクラフト阿波座から販売されている「南海新塗装用デカール」を用いました。 使用する部分をカッターで切り取ります。 デカールは水に浸すと表面の帯部分がズレて台紙から剥がれてゆきます。 台紙から剥がれた帯を慎重に車体に貼り付けてゆきます。慣れない作業で1両分を貼り付けるのに30分ほど時間がかかってしまいました。 正面もデカールを貼り付けました。ヘッドライト部分をどうするかを思案中です。 あと5両分のデカール貼り作業が待っています。(次回へ続く) ランキング参加…
KATO西武701系(非冷房)にインレタ転写とヨミレンズ取付
当方ではしばらく前から加工車両のヘッドライト用導光材を先端付近で一旦切って途切れさすことで、消灯時にヘッドライトが黒く沈んでしまうのを防止する策を取っています。今回は巷で話題のヘッドライトレンズのパーツである「ヨミレンズ」を先日のJAMコンで入手したので早速使ってみることにしました。 KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続きです。 室内パーツ...
KATO西武701系(非冷房)に無線アンテナ取付けとTNカプラー化+小加工
KATO製の西武鉄道701系Nゲージ鉄道模型は、KATOの説明文によれば、昭和45~49年(1970~1974)頃の姿を再現しています。クハの台車がTR11A、無線アンテナ取付前、前面強化改造後、(もちろん)冷房改造前、客扉原形、の姿で、乗務員手すりが露出している1次車です。 当方では西武鉄道の車両は1980年代初頭の姿を基本としています。KATOでは西武鉄道5000系レッドアロー6両編成は昭和53年(1978年)前後をプロトタイプにしてい...
#117で南海1000系を紹介しましたが、2両編成の増結編成の為、単独では運用出来ず、併結相手の1000系基本6両編成や9000系を入手すべく探していたのですが、オークションではプレミアム価格で購入する気にもなれず、では「自作で」ということで、直線的なデザインで比較的作りやすそうな南海9000系を製作することにしました。素材はケガキをすれば家庭用プリンタのコピー機能が利用できる「厚紙用紙」を利用しました。 この車両を作ります。果たして完成するでしょうか 窓・ドア部分を切り抜いた後の写真です。構造はペーパールーフです。妻板はグリーンマックスの余剰パーツを用います。 扉部分を作成の後、車体に貼り付…
トワイライトエクスプレスは、大阪~札幌間で1989(平成元)年7月から運行が開始された寝台特急列車です。運行ルートは東海道本線ー湖西線ー北陸本線ー信越本線ー羽越本線ー奥羽本線ー津軽線ー津軽海峡線ー函館本線ー室蘭本線ー千歳線でした。人気の列車でしたが、車両老朽化や北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧変更、北陸新幹線延伸に伴う並行在来線がJRから第3セクターに移管されるなど種々の要因が絡み、2015(平成27)年3月の運行をもって廃止されました。 Nゲージ模型の完成品では、TOMIXとKATOから販売されており、当鉄道ではTOMIX製の「品番92623:JR24系25形特急寝台客車(トワイライト…
南海2000系は高野線ズームカー21000系や22000系の17m車の置き換え用として、1990(平成2)年に登場しました。車体はステンレス製となり、制御装置も当時では南海初となるVVVF制御方式が採用されました。 登場当時は車体の帯色が濃淡グリーンでしたが、1992(平成4)年の増備車からは#117で紹介した南海1000系と同様のブルーとオレンジの帯色に変更されました。1997(平成9)年までに4両編成9本、2両編成14本の64両が製造されました。現在は高野線運用の他、南海本線や空港線の普通運用でも用いられています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエースから販売されており、当鉄道では「A…
南海1000系は南海線9000系の後継として、1992(平成4)年に登場しました。新技術を取り入れて、南海線・高野線の両方で運用できるよう設計されており、6両編成10本、4両編成1本、2両編成6本の計76両が製作されました。 この系列から1994(平成6)年の関西空港開業を見据えた南海グループのIC戦略に基づいた新デザインとなり、他形式も1000系と似た車体色デザインとなりました。 Nゲージ模型の完成品ではトミーテックの鉄道コレクションとして販売されました。 再生産されないため、入手しにくい製品でもあります。 左側の車両は中古模型店、右側の車両はオークションで入手し、当鉄道では2両編成1本とし…
西武鉄道において、101系イエローツートンの窓回りのウォームグレーが赤電のベージュ(トニーベージュ)と同じ色、というのはこのブログでは何度も書いています。 しかし模型となると話は別でして、模型の色は実物とは異なります。特にKATOのNゲージ車両では退色も含めた実車のイメージと合うように調整されています。 模型の西武101系と西武701系を並べてみて、ほら、ベージュ色は違うよね。と思ったところで...
ランキング参加中鉄道 近鉄9020系は#7と#91で紹介した近鉄5820系、5850系の2両編成版として、2000(平成12)年に奈良・京都線に登場し、阪神線乗り入れ対応もあって、19編成が2008(平成20)年までに製造されました。2003(平成15)年には大阪線用として1編成が製作されています。 近鉄6820系は6000系6009編成の置き換え用として2002(平成14)年に2編成が登場しました。 Nゲージ模型の完成品としてはグリーンマックスから発売されていて、当鉄道では2両編成2本所有しており、1本を奈良線用、もう1本を後日製作予定の6000系6009編成と併結させるために南大阪線用とし…
今年も暑い夏がやってきました。 現状、多忙と言うほどではないのですが、精神的余裕がなく、模型活動がかなりの牛歩状態です。そんな中、今回はTNカプラーの小加工です。 配管モールド付きTNカプラー(JC6392)の配管を片側2段にして、胴受け両脇のジャンパ線受モールドも削ったものに、武蔵模型工房さんの西武用TNカプラー電連1段タイプGを組み合わせたものを作りました。形を整えたり積層痕の処理とかは特...
南海7000系は従来の南海本線用の旧型車両を置き換えるため、1963(昭和38)年から1973(昭和48)年にかけて90両が製造されました。 車体は20m片開き4扉のロングシート車両です。#104で紹介した高野線6000系と似ていますが、6000系の車体がステンレス製なのに対し、登場当初が踏切事故が多かったため、修繕が行え易い普通鋼製にしたと言われています。 登場当初は5両編成で登場しましたが、編成の組み換えで4両基本編成と2両増結編成構成され、他形式と連結も行い、普通から特急運用まで幅広く運用されましたが、老朽化により、2015(平成27)年までに廃車となりました。 私もこの車両に何度か乗車…
近鉄8A系の試運転を行いました。 この10月に8A系がデビューすると入れ替わりに引退するであろう8000系と車庫に並べてみました。 奈良・橿原神宮前寄り先頭車です。 こちらは大阪難波・京都寄り先頭車です。貫通幌が付いています。 編成のサイドビューです。手前の8A系は奥側の8000系に比べて集中型クーラーの搭載やカラーリングなど、近鉄通勤車の新時代を感じさせます。 では早速、本線試運転を行うため車庫を出発します。 ところがポイント通過の際に最後尾の車両が脱線しました。 脱線原因がこのときは分からず、とりあえず復線させて、車庫線の急カーブを通過させました。転落防止幌の車両間の干渉状況は、問題ありま…
この週末も近鉄8A系の製作を進めました。 残り3両の屋根をグレーに塗りました。 塗料のはみ出しを修正しました。 ドア下の靴ずりを銀色のエナメル塗料で筆塗りしました。 Nゲージ車両の靴ズリは細い線で表現が難しく、塗料がはみ出してしまいます。 エナメル塗料のはみ出しは爪楊枝などで擦ると取ることが出来ます。線の細い塗装作業にはエナメル塗料は便利です。 行先表示器の表現です。現状では無表示の黒のままですが、実車が営業運転を開始したら表示器の写真を撮り、それを印刷して貼り付ける予定です。 8A系では冬季及び夏季の車内保温を目的として、近鉄車両では初めてドア横に扉開閉スイッチを導入しています。実物同様には…
この週末は天候も良く気温も高かったので、塗料の乾きも早くなるだろうと期待し、残り3両の製作を進めることにしました。 車体は#110で紹介した方法で調整し、車体の塗装作業を進めました。 白色の載りが悪く、厚塗りした結果、マルーン部分にはみ出してしまいました。これは次の週末に修正することにします。 車内座席などは手抜きで種車(グリーンマックスの近鉄5800系旧製品塗装済みキット)のままです。実車が10月に運用開始して車内観察出来たら、作りなおす予定です。 床下機器と台車の装着です。床下機器はYouTubeなどを参考に並び替えました。これも実車を観察出来れば作り直す予定です。 本当はこの週末で完成さ…
この週末は8A系(4両編成)の残り3両の製作を進めました。工作内容は前回紹介したに内容とほぼ同一で、 クーラーを外した後の屋根板の穴埋め 妻面の窓埋め 前面の加工。上部にプラ板を増しています。この後整形に入ります。加工方法は前回がかなり時間がかかった為、もう少し簡単な工法を考え中です。 今回製作の3両は車体上部をパテ盛り整形し、肩部を実車同様に整形する予定です。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報…
西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作る際に、調色したウォームグレー(トニーベージュ)の残った塗料を使って車体の窓断面と乗務員扉の溝を塗り、窓ガラスや乗務員扉周囲に黄色が見えている状況の改善をしてみました。 左がタッチアップ前で右がタッチアップ後 効果はてきめんで、これはもう他の車両にもやるしかない、ということで、手持ちの西武旧101系の全車に同じタッチアップをしました。 ...
この週末は雨がちな天候でしたが、製作途上の近鉄8A系の車体塗装作業を進めることにしました。 車体全体を白色サーフェイサーを吹いて、車体白色部分をマスキングしました。 マルーンを吹いて乾燥後、マスキングを剥がしました。所々塗装のはみ出しがありますが、このあと白色部分を再塗りします。マルーン部分の色は従来の近鉄通勤車のマルーンと若干異なる印象のため、模型店で塗料を物色しました。私が製作する近鉄通勤車のマルーン色は普段Mr.カラーの「No81.マルーン」を使用しているのですが、これよりも若干色味が濃いと思ったMr.Hobbyの「No11.MSシャアレッド」を用いることにしました。 車体の白色部分は従…
少し作業を進めました。 パテ盛り部分をヤスリで削り整形しました。 種車のクーラーを外すと、屋根に4箇所の穴が空いているためプラ板で隙間を埋めました。 妻面はシリーズ21と同様に貫通扉部分以外に窓が無いため埋めておきます。実車の貫通扉の窓は天地方向にかなり拡大されているようですが、今回の模型製作では手抜きの為にこのままとしています。 正面の大体の整形を終えたところで、手持ちの缶スプレー(マルーン)で塗ってみました。窓周りとそこから伸びる黒のラインは黒のマーカーを使用して表現しました。実車のマルーンは従来の近鉄マルーンよりも若干濃く、「ひのとり」の車体のマルーン塗装に近いようです。 参考までに「ひ…
近鉄の新型通勤車両8A系の第1編成が5月末から6月初めにかけて高安に搬入され、現在試運転に向けて調整を受けているところです。実車の営業運転が今年10月のため、模型化されるのは早くても来年の秋以降となるでしょうか? おしていそこまでは到底待てないため、実車をまだ見たことがありませんが、雰囲気でも先取りしようと今所有している車両を種車として8A系に改造してみることにしました。 完成出来るかどうかは極めて未知数のため、タイトルはあくまでも願望を込めて「作る!」ではなく、「作りたい!」としています。 種車は窓配置が比較的似ていると思われた1020系(#54で紹介)を用いることにしました。 標識灯部分を…
名鉄3100系は#105で紹介した3500系の改良版3700系の増結用2両固定編成車として、1997(平成9)年に登場した車両で、23本計46両が製作されました。 2019(令和元)年には、特急運用に用いられる車両同様のホワイトをベースとした車体色に変更となった編成も登場しました。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから発売されており、当鉄道では「品番30976:名鉄3100系1次車(新塗装・3103編成)」を所有しています。この編成は特急色に塗装変更されたものになります。 岐阜方先頭車モ3200。シングルアームパンタ1基装備しています。 豊橋方先頭車ク3100 #105で紹介した35…
名鉄3500系は当時在籍していた旧型車両を置き換える目的で、名鉄初のVVVF制御車として1993(平成5)年に登場し、1996(平成8)年までの短期間に4両編成34本の計136両が製作されました。車体は片側3扉のロングシート車です。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから販売されており、当鉄道では「品番30935 名鉄3500系機器更新車」を所有しています。4両編成の単独運用の他、他形式との併結運用を考慮して、岐阜方先頭車の先頭連結器をTOMIXの自動連結器(電連付き)に交換しています。 豊橋方先頭車ク3500 中間M車モ3550。豊橋方のひし形パンタ1基装備しています。 中間M車モ3…
屋根を塗って完成 ~西武鉄道101系非冷房車(タイプ)を作る
西武鉄道の車両は国鉄標準に準拠した仕様の部品が多かったことで有名です。例えばグローブベンチレータも国鉄103系と同じ形のものを使っています。 西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作るの第3回です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 グローブ式ベンチレータ(グロベン)には形状の良いものを使いたいと思って手元のパーツを比較してみました...
南海6000系は輸送力増強の一環で、高野線の平坦区間(難波ー三日市、後に橋本まで延長)用に車体長20m4扉車として1962(昭和37)年に登場しました。車体はオールステンレス製です。1969(昭和44)年までにcM+T+T+Mc編成3本、Mc+Tc+T+Mc編成15本の計72両が製作されました。後に6両編成が構成しやすいように編成組み換えが行われ、cM+T+T+Mc編成10本、Mc+T+Tc+Mc編成1本、cM+Tc、cT+Mc編成各7本となりました。 高野線に新型車両8300系導入に伴い、6000系は置き換えの対象となり、2019(令和元)年から廃車が始まりました。 現在現存する車両のうち4…
車体加工(連結面貫通扉撤去) ~西武鉄道101系非冷房車(タイプ)を作る
西武鉄道の101系の初期車の最初の登場時はそれまでの701系列と同様な貫通路構成でしたが、製造途中から全ての連結面に1枚は貫通扉が付くように変更されました。 西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作るの第2回です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 4両中貫通路が1つしかなかった101–127編成をプロトタイプとします。該当編成のうち120番台の編成は早...
近鉄8000系8069編成はアルミ車体試作車として1968(昭和43)年、奈良・京都線に4両編成1本が製作されました。車体断面は従来の8000系と違い肩部のRの無い角ばったスタイルとなりました。この車体形状は後に登場する3000系(#17で紹介しています)や8810系(#8で紹介しています)以降の通勤車にも引き継がれています。 1989(平成元)年に奈良・京都線用車両の連結器高さが大阪線に合わせたものに改造されることになりましたが、アルミ車体の8069編成は改造が出来ず、2両固定編成車の8074編成の中間に挟み込まれる形で6両固定編成化されました。この編成は車体断面の異なる異色な編成でしたが、…
屋根板加工から配管まで ~西武鉄道101系非冷房車(タイプ)を作る
今回から新しい車両工作記事を始めます。作るのは西武鉄道101系非冷房車のNゲージ鉄道模型です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 西武鉄道101系のうち、旧101系とも呼ばれる初期車のNゲージ鉄道模型はKATOから製品化されています。2012年に初期形・冷房4連が発売。その後、2013年に初期形・新塗色4連、初期形・冷房6連、2015年に初期形・分散冷房(試作冷房車)4連、が...
近鉄2600系は1970(昭和45)年に大阪・名古屋線の急行用車両として、4両編成2本、2両編成2本の計12両が製作されました。 車内は伊勢方面への観光輸送・団体輸送や大阪近郊や名古屋近郊の通勤輸送との両立を図るために、近鉄通勤車標準の21m4扉車ながら扉間には対面式固定クロスシートが配置されました。 Nゲージ模型では完成品は発売されていないため、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。実車の運用では4両+2両編成の6両編成固定として運用されることが多かったように思いますが、名古屋線運用においては伊勢方に2600系2両に名古屋方には他形式を併結する運用もありました。 製作は、…
近鉄1000系3両固定編成車は、元々2両固定編成として登場していた車両が吊り掛け駆動式だったため、1986(昭和61)年に高性能化の上、1810系と車番交換・振り替えが行われ誕生したものです。 模型ではグリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。 名古屋寄り先頭車ク1100。 中間M車モ1050。模型ではこの車両に動力を組み込んでいます。 伊勢中川寄り先頭車モ1000。この車両にはパンタグラフを2基装備しています。 名古屋寄り先頭車の連結器は他形式との連結運用を考慮して、TOMIXのTNカプラーを装備しました。 早速手持ちの増結用9000系(#11で紹介)と連結させて試運転しまし…
ゴールデンウイークも後半戦に入りましたが、特に出かける予定もないため、晴天を利用して模型作りを進めることにしました。 トイレ部分のパテ盛りのヤスリがけをしました。 正面塗装のはみ出しを筆塗りで修正しました。左側の3両は1000系や2600系となる車両。右側2両は8000系アルミ車です。車体断面の違いから正面の形状も異なっています。 クーラーの通風孔部分を黒マジックで塗りました。今回の近鉄通勤車製作では、この種のクーラータイプばかりで9両分塗りました。 1000系と2600系のクーラーなどの屋根上機器を装着しました。 8000系アルミ車のクーラーや屋根上機器を装着します。 パンタグラフを装着しま…
今回の近鉄通勤車の製作はグリーンマックスのエコノミーキット(8810系4両、2410/1810系キット:2両編成2編成が製作出来る、グリーンマックスストアーで見つけた近鉄通勤車中間車の側板1両分)を利用して9両まとめて製作しています。 この内訳は 8810系キット→奈良線8000系アルミ車(8069編成) 2410/1810系キット(1編成分)→名古屋線1000系3連車の先頭車として利用 2410/1810系キット(2編成分)→名古屋線2600系2連車 近鉄通勤車中間車の側板1両分→名古屋線1000系3連車の中間車として利用 です。 そのまま車体を素組みして塗装作業を進めていたのですが、260…
今日は車体のホワイトを塗る作業をしました。 昨日までの車体塗装作業でマルーンをまず塗り、その後マルーン部分をマスキングテープで覆っていました。今回はホワイトをスプレーで何回かに分けて吹きました。はみ出した部分はこの後筆塗りで修正します。 側面の塗装作業後です。まずまずの仕上がりとなりました。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は…
ブログを続けている限り確実にやってくる記事数キリ番を記事にしてしまおう、と言う単純な企画、都合により記事番号と記事数がズレてしまっていますが、公開記事数で571記事目となる今回、西武鉄道571系のNゲージ鉄道模型をご紹介したいと思います。 鉄道コレクションはそのままではディスプレイモデルなのでNゲージ鉄道模型とは言えない、という考えに基づくと、残念ながら、西武鉄道の571系はNゲージ鉄道模型の完成品とし...
前回に続き、近鉄通勤車の製作です。今回は塗装作業のための下準備をします。 マルーンとホワイトの2色塗装の近鉄通勤車の塗り分けは、塗装技術の未熟な私にとっては最大の難関な作業となります。特に前面の塗り分けは難易度大です。 近鉄通勤車の前面の塗り分け。ホワイトをベースに窓周りをマルーンで囲ったものになります。 まずはマルーンを塗るためのマスキングをします。この作業は非常に時間のかかる作業で気の遠くなります。車体の妻面は前面にマルーンを塗るためにマスキングしていません。 屋根上も手抜きのため、マスキングしていません。車体が塗り終わった後に屋根の塗装を行います。 とりあえずマルーンを数回に分けて吹きま…
こんな感じ。ただモータ付けただけ あまり小さいモノは売ってはない様で 自作されてる方が多いみたい 日ノ出前検車区さんとかのとこにも 小さいのが紹介してあってネットを検索するとそこそこ見つかる。 hinodemaeinspection.hatenablog.com 皆さん けっこう大掛かりなことをしてる。 その辺参考にさせて頂いて自分は簡素な機関車を作ってみた。 モータはこちらの 秋月で売ってる振動モータ 60円の安いモノ これの錘を取って、使います。 akizukidenshi.com 集電車は ちょっと前にNゲージのフリーサイズのレールかった時に 集電装置付きのKATOの台車 この辺りのやつ…
台車中心ピン穴の縮小 ~西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型【番外編】
最後無理やり完成に持ち込んだことも記憶に新しい(?)鉄コレベースの西武鉄道501系(2代目)Nゲージ鉄道模型です。 レンタルレイアウトでの試運転もやってきましたが、少し気になる箇所が有りました。それは、3DプリントのTR-25A台車の中心ピン穴が緩くて台車が前後左右に動きがちなところでした。KATOの中心ピン(Z01-0043)では台車を取り外した時に穴からピンが抜けてしまう位の緩さです。使えなくは無いので...
気候も暖かくなってきたので、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して近鉄通勤車の製作を進めることにしました。今回は以前オークションで入手した近鉄8810系キットと家電量販店で販売されていた近鉄2410(1810)系キットを利用して、それぞれ8000系アルミ車(8069編成)と1000系3連車を製作することにしました。 左側が8810系キットの側板、右側が2410系キットの側板です。どのキットも現在の仕様である方向幕設置後の姿が再現されていないため、手を施す必要があります。 側板にそれぞれ2か所ある種別表示器の片側をt1のプラ板を3×5mmに切り出したものを貼り付け、もう1つはパテで種別表示…
JR西日本381系「ゆったりやくも」は、これまで「やくも」や「スーパーやくも」で岡山ー出雲市間を運用していた車両を2007(平成19)年4月より座席改善や喫煙室の設置、車体塗装変更などの大規模更新工事を行われ、誕生しました。出雲市寄り先頭車はパノラマグリーン車を連結した編成もあります。 更新工事後の381系「ゆったりやくも」の車体塗装は白をベースに窓周りを赤く塗ったものになっています。 2024(令和6)年4月6日より後継車273系が運用を開始し、381系は2024(令和6)年6月末までに引退することが発表されています。乗車するのは今のうちですが、パノラマグリーン車の展望席は中々指定券を取るの…
【Nゲージ鉄道模型】<鉄道模型メンテナンス講座>TOMIX動力車分解で走行音を改善(209系編) (^^ゞ
2014.03.26 Wednesday 20:34皆様こんばんは(^^)本日は某SNSで動力車のメンテナンスの方法を投稿しましたのでその転載分を掲載いたします。本日はTOMIXの動力車をメンテナンスしたいと思います。動画での走行音はさほど