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2022/09/18

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  • #97 近鉄通勤車の製作(その3)

    今日は車体のホワイトを塗る作業をしました。 昨日までの車体塗装作業でマルーンをまず塗り、その後マルーン部分をマスキングテープで覆っていました。今回はホワイトをスプレーで何回かに分けて吹きました。はみ出した部分はこの後筆塗りで修正します。 側面の塗装作業後です。まずまずの仕上がりとなりました。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は…

  • #96 近鉄通勤車の製作(その2)

    前回に続き、近鉄通勤車の製作です。今回は塗装作業のための下準備をします。 マルーンとホワイトの2色塗装の近鉄通勤車の塗り分けは、塗装技術の未熟な私にとっては最大の難関な作業となります。特に前面の塗り分けは難易度大です。 近鉄通勤車の前面の塗り分け。ホワイトをベースに窓周りをマルーンで囲ったものになります。 まずはマルーンを塗るためのマスキングをします。この作業は非常に時間のかかる作業で気の遠くなります。車体の妻面は前面にマルーンを塗るためにマスキングしていません。 屋根上も手抜きのため、マスキングしていません。車体が塗り終わった後に屋根の塗装を行います。 とりあえずマルーンを数回に分けて吹きま…

  • #95 近鉄通勤車の製作(その1)

    気候も暖かくなってきたので、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して近鉄通勤車の製作を進めることにしました。今回は以前オークションで入手した近鉄8810系キットと家電量販店で販売されていた近鉄2410(1810)系キットを利用して、それぞれ8000系アルミ車(8069編成)と1000系3連車を製作することにしました。 左側が8810系キットの側板、右側が2410系キットの側板です。どのキットも現在の仕様である方向幕設置後の姿が再現されていないため、手を施す必要があります。 側板にそれぞれ2か所ある種別表示器の片側をt1のプラ板を3×5mmに切り出したものを貼り付け、もう1つはパテで種別表示…

  • #94 JR西日本381系「ゆったりやくも」

    JR西日本381系「ゆったりやくも」は、これまで「やくも」や「スーパーやくも」で岡山ー出雲市間を運用していた車両を2007(平成19)年4月より座席改善や喫煙室の設置、車体塗装変更などの大規模更新工事を行われ、誕生しました。出雲市寄り先頭車はパノラマグリーン車を連結した編成もあります。 更新工事後の381系「ゆったりやくも」の車体塗装は白をベースに窓周りを赤く塗ったものになっています。 2024(令和6)年4月6日より後継車273系が運用を開始し、381系は2024(令和6)年6月末までに引退することが発表されています。乗車するのは今のうちですが、パノラマグリーン車の展望席は中々指定券を取るの…

  • #93 近鉄大阪線快速急行10両編成を模型で再現する

    今年の3月16日のダイヤ変更で消滅となった朝ラッシュ時の近鉄大阪線快速急行10両編成を模型で再現してみました。近鉄には10両固定編成がありませんので、様々な形式を連結して10両編成を構成していました。再現にあたっては、当ブログで過去に紹介した2610系(#28で紹介)4両+2430系(#41で紹介)4両+1420系(#92で紹介)2両の10両編成を組んでみました。 駅に到着した1420系を先頭とする10両編成快速急行。 駅を発車した10両編成快速急行。後部は2610系です。 ダイヤ変更前に運転されていた大阪線10両編成の光景です。 最近名古屋線に移籍した2430系2435F+2440Fを連結し…

  • #92 近鉄1201系を1420系に改造する

    #90で紹介した近鉄1201系を大阪線で活躍している近鉄のVVVF制御車の第1号である1420系に手持ちパーツを利用して改造することにしました。 車体関係はほぼ1201系と同形状であるため、M車の下廻り加工が中心となります。グリーンマックスの近鉄VVVF車の床下余剰パーツを利用します。 床下パーツの土台部分が厚いため、ヤスリがけを行い土台部分を薄くした後、床板に接着しました。 グリーンマックスの近鉄塗装済みキットに付属していたステッカーを利用して、行先方向幕を大阪線仕様のものに貼り替えとVVVFシンボルマークを新たに車体に貼り付けます。 行先方向幕は「快速急行 上本町」を選択しました。 VVV…

  • #91 近鉄5820系(大阪線所属車)

    2000(平成12)年に奈良線に登場したデュアルシート装備の近鉄5820系は2002(平成14)年に新たに大阪線に6両編成2本の12両が配属されました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから発売されています。実車では6両編成の単独運用の他、他形式の2両編成車を増結して8両編成でも運用されますが、TOMIXのTNカプラーに交換していません。 大阪上本町寄りの先頭車ク5350 中間M車モ5450。シングルアームパンタ1基を装備しています。 中間T車サ5550。伊勢寄りには長距離運用のためのトイレが設置されており、その部分は窓がありません。 中間M車モ5650。模型ではこの車両に動力が付いて…

  • #90 近鉄1201系

    近鉄1201系は1982(昭和57)年、名古屋線に登場した界磁チョッパ車1200系をワンマン運転対応化改造して誕生しました。1200系は2両編成10本が製作されました。 登場当初から名古屋線中心に運用されており、普通から急行まで幅広く運用されています。 Nゲージ模型では鉄道コレクションとして販売されました。動力を装備していないため、当鉄道では専ら増結用として運用しております。 伊勢中川寄り先頭車モ1201。交差型パンタ2基装備しています。 名古屋寄りの先頭車ク1301。 名古屋寄りの先頭車。専ら先頭に立つことが多いので、先頭の連結器はダミーのままです。 (これまでの紹介車両数:361両) [h…

  • #89 近鉄26000系(さくらライナー)

    近鉄26000系さくらライナーは大阪阿部野橋ー吉野間を結ぶ吉野特急の輸送サービス向上を目的として1990(平成2)年に全電動車方式の4両1編成が登場しました。後にもう1編成が増備され4両2編成体制となりました。 朝のラッシュ時には橿原神宮前ー大阪阿部野橋間で2編成併結の8両編成で運転されますが、来る3月16日のダイヤ変更で併結運転は廃止となるようです。 登場時は観光輸送に配慮してか運転台直後に客席があり、前面展望が楽しめましたが、2011(平成23)年のリニューアル工事により、運転台の後ろに客用扉を増設、喫煙室の設置、塗装の変更などが行われ、客室からの前面展望は出来なくなりました。 Nゲージ模…

  • #88 立てかけ式レイアウト(その3)

    新レイアウトの線路配置です。2周回のエンドレスレイアウトで、運転しないときは、このように壁に立てかけて収納するため線路は平面交差としています。 線路周りにKATOのバラストシートを貼り、建物、架線柱などのストラクチャー類を装着しました。線路と建物は土台にネジで止めて固定しています。 20m級車両10両編成を停車させるため左側2線の駅ホームを曲線部まで延長しました。因みに2周回目にあたる左側から3、4線目のホームは6両編成対応です。 車両基地です。 住宅街です。 収納の様子です。 この後の作業工程としては道路廻りの整備をしていきます。 [http://にほんブログ村:title] [http:/…

  • #87 立てかけ式新レイアウト(その2)

    作業は壁に立てかけた状態で行っています。解体した以前のレイアウトより発生したKATOのバラストシートを線路横に貼り付けます。 バラストシートを貼り付けている様子です。 空きスペースに神社を粘着テープで固定しましたが、後の粘着力低下による落下を防ぐため、ボードと建物をねじ止めする必要がありそうです。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人…

  • #86 新レイアウト(立てかけ式レイアウト)

    これまでのレイアウトは部屋の1室を占領し、子供の遊びスペース兼用で壁面周回レイアウトで鉄道模型の運転を楽しんでいました。しかし、子供の成長と共に部屋を明け渡すことになり、運転するときだけ広げて、後は部屋のどこかで収納出来る「立てかけ式レイアウト」を製作することにしました。 レイアウトサイズは収納を予定している部屋のスペースから900mm×1800mmとしました。 まずはホームセンターでベニヤ板(900×900サイズ2枚)を購入しました。 ベニヤを2枚接合して900mm×1800mmとしました。 レール配置は900mm×1800mmに展開できるKATOレールプラン特集を参考に進めることにしました…

  • #85 近鉄1000系(1002F)製作記(3)

    今回は完成に向けて残りの作業を紹介してゆきます。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなどの屋根上機器の装着を行いました。 床下機器も装着を行ってゆきます。 1002編成のク1925やサ1152の台車は旧型タイプですが、手持ちの台車が無く新たに購入も考えたのですが、経費節減のため鉄コレの台車枠とプラ板を利用して自作してみることにしました。3mm厚のプラ板を11mm×6mmに切り出し、中心部分に穴を開けて台車枠と接着しました。その後、KATO製の車輪を付けて完成としました。 自作台車の床板への取り付けはビス止めとしました。両端の連結器はボディーマウント式のアーノルドカプラーを床板両端に装着しました。…

  • #84 近鉄1000系(1002F)製作記(2)

    塗装作業です。手持ちの缶スプレーで下塗り後、マルーンを塗りその後マスキングしてアイボリーを塗りました。 塗装がはみ出すたびにスプレーで再塗装を行ったため厚塗り気味となりました。 マスキングを含めて塗装技術が悪いため塗装のみだし箇所が多く、修正作業が大変です。 車体色の修正を後に廻し、とりあえず屋根のグレーを塗るために車体をマスキングしました。 屋根のグレーを塗り終えたところ。 塗装のはみ出しの修正を行いました。 塗装の修正を終えました。完成品の出来に遠く及びませんが、車体の塗装作業に関してはこれで終わりとしました。 クーラーの塗装です。ニュートラルグレーを吹きました。 窓ガラス、前照灯レンズの…

  • #83 近鉄1000系(1002F)製作記(1)

    今年は近鉄名古屋線で活躍した車両を製作することを目標にしていますが、その第1弾として、1000系1002編成を製作することにしました。この車両は1972(昭和47)年に新製当初から冷房付き車両として1200系(初代)として登場したものです。この編成の特徴としては伊勢中川寄りの先頭車がパンタグラフが2基装備の前パン編成なのと、中間車1両にトイレが設置され、更に名古屋寄りの先頭車が車体構造の違う1810系の車両と交換されたため、形態的にも特徴のある編成となっています。 正月休みを利用して製作を進めることにしました。 模型製作にあたっては、この本を参考にしました。 製作にあたってはグリーンマックスの…

  • #82 近鉄1026系(ならしかトレイン)

    近鉄1026系は#54で紹介した1020系をボルスタレス台車の採用などの仕様変更を行い、4両編成6本と6両編成3本が製造されました。 このうち6両編成の1027F、1029Fの2編成は、奈良の風景や鹿などをイメージしたイラストが車体全面にラッピングされ、2022(令和3)年12月より奈良線とその直通先の阪神なんば線・阪神本線で運行を開始しました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスより、この1月から販売されました。当鉄道でも早速導入しました。実車のラッピングが忠実に再現されています。実車では他形式の2~4両を増結して8~10両編成で運用されることもありますが、当鉄道では当面他形式との併結…

  • #81 東武8000系

    ご覧頂きありがとうございます。遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。今年最初のブログは東武8000系の紹介です。 東武8000系は、輸送力増強と旧型車両への置き換えを目的として、1963(昭和38)年から1983(昭和58)年まで、約20年に渡って同一系列で私鉄最多両数の712両が製造されました。2・3・4・6・8両の各基本編成が登場し、組み合わせによって2~10両編成まで柔軟に組め、ローカル運用から優等列車まで幅広く運用されました。 車体は20m4扉車で、制御方式は抵抗制御です。現在は後継車の登場により廃車が進行しています。 Nゲージ模型の完成品ではKATO、マイクロエースから販…

  • #80 2023年・当鉄道の模型総括

    今年もいよいよ残り僅かとなりました。当ブログをご覧の皆様、今年もありがとうございました。2023年の総括として、この1年間で紹介した当鉄道の車両を振り返りたいと思います。 (2023年1月) 近鉄2610系 近鉄12200系 近鉄15200系(あおぞらⅡ) 近鉄8400系(820系復刻塗装) 近鉄18400系 (2023年2月) 近鉄2800系(3両編成車) 近鉄2400系 近鉄20100系(初代あおぞら) (2023年3月) 近鉄12410系 京都市交通局10系(1,2次車) (2023年4月) 近鉄2430系 阪神8000系 近鉄7000系(未更新車) 京阪8000系(登場時) (2023…

  • #79 阪急3000系

    阪急3000系は1967(昭和42)年の神戸線、1969(昭和44)年の宝塚線の1500V昇圧対応車として1964(昭和39)年に登場しました。 1975(昭和50)年より冷房化改造され、8両編成化に伴い中間に入る先頭車の運転台の撤去や側面や前面の表示幕設置も行われました。また、他形式の編入など編成のバリエーションも豊富な形式でした。運用は特急から普通まで幅広く使用されましたが、1000系登場に伴い急速に引退が進み、2020(令和2)年に全車廃車となりました。 Nゲージ模型では完成品はどのメーカーからも出ておらず、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。当鉄道では神戸・宝塚本…

  • #78 東武50070系

    東武50070系は東京メトロ有楽町線・副都心線、これに続く東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線への直通用車両として、2007(平成19)年に登場しました。10両編成7本計70両が製作されました。車体は東武通勤車初のアルミ製で20m4扉です。前面は先に登場した本線系(伊勢崎・日光線)50050系に準じて非常用貫通扉を左側に配置しています。 Nゲージ模型の完成品では、KATOとマイクロエースから販売されており、当鉄道ではオークションで入手したマイクロエース製を所有しています。 元町・中華街、池袋寄り先頭車クハ51070 中間M車モハ52070。シングルアームパンタを1基装備しています。模型ではこ…

  • #77 京浜急行1000形(初代)

    京浜急行1000形(初代)は、都営地下鉄浅草線乗り入れ用として、1959(昭和34)年に登場しました。車体は18m級片開き3扉車で、全車電動車2両1ユニット方式となっており、2両、4両、6両、8両の各基本編成が1978(昭和53)年までに356両が製造されました。 1971(昭和46)年から製造された車両については、集中式クーラーを搭載して登場し、非冷房で登場した車両についても1976(昭和51)年から冷房改造が行われ、新製冷房車と異なり集約分散式クーラーとなりました。 省エネルギー後継車の登場により、1986(昭和61)年から廃車が始まり、2010(平成22)年までに全車廃車となりました。 …

  • #76  グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その7)

    さて、京急1000形8両編成を組み上げて、早速試運転を行いました。 車庫を出発します。 京急1000形(初代)8両編成全景。Nゲージ18m級車両ですが8両繋げて写真を撮ると結構な長さがあることを実感します。 車庫から本線(外側線)へ進み、方向転換してA駅に進入するところです。懸念であった分岐器の通過も無事パスしました。 A駅を通過し、神社横を走行しているところ。 鉄橋部に進入します。 B駅を通過します。ここまで脱線も無く無事走行しています。このままA駅まで進めば試運転は完了です。 しかし、外側本線と車庫線の分岐器上で前から3両目が脱線してしまいました。原因は連結器の高さがあって微妙に合っていな…

  • #75 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その6)

    本日も残り作業を引き続き進めてゆきます。 床板にキット付属のウェイトを付けます。編成全体の重量を減らし、運転の消費電力を軽減するために先頭車のみに付けています。 次に窓ガラスです。キット付属の透明のプラスチック板を貼り付けます。車体長に合わせて適宜カットして貼り付けます。8両分なので、この作業も中々大変でした。 次は行き先ステッカーの貼り付けです。このエコノミーキットでは登場時の白幕と変更後の黒幕が選べれるようになっています。 平成に入ってからの旧1000形をイメージして製作したため、行き先表示は幕変更後の黒幕仕様としました。「特急・三崎口」を選択しました。 先頭車の屋根上のアンテナ、パンタ装…

  • #74 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その5)

    今日は屋根上と床下の工作をしました。 屋根上のラインデリアを組み立て説明書を参考に取り付けました。継ぎ目が目立ちますが、上手くクーラーで隠すことが出来るでしょうか。。。 クーラーを取り付けました。京急1000形エコノミーキットでは集中型と分散式の2種のクーラーが選択でき、2両編成は集中式、6両編成は分散式としました。ラインデリアの継ぎ目が目立つ車両は分散式とすることで、上手く継ぎ目を隠すことが出来ました。 続いて床下の工作です。床下機器を取り付け、台車を取り付けるための工作を行います。 台車はKATO製のビス止め台車を用います。このままでは台車を取り付け出来ない為、少し工作します。まず、車内側…

  • #73 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その4)

    車体の白帯をどう表現するかを考えた結果、手元にあった白色画用紙を1mm強ほどにカットして利用することにしました。写真は画用紙にボールペンでケガキをしたところです。 カットした画用紙の裏に接着剤をつけ、車体の窓下あたりに貼り付けます。 なんとか8両分貼り付けました。帯の太さが若干マチマチになってしまいました。 次はクーラーなどの屋根上機器、床下まわりの工作に移ります。 (続く) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレ…

  • #72 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その3)

    今日は天気が良いため塗装作業を中心に進めました。 床下機器はグレー塗装しました。 屋根上の機器類(分散式クーラー、ラインデリア)は明るいグレーを塗りました。 グリーンマックスキットの説明書指定のパンタグラフ、台車だとお高くつくので、KATO製のもので代用します。特に台車の型式は実車と異なるのですが、走行重視の私自身にとって、あまり拘りがありません。 台車はこのような形です。製品の台車は黒色塗装で、これをグレーに塗装するために車輪、集電シューなどを外してゆきます。 この状態にして台車枠をグレー塗装します。 一方、車体の方ですが、車体色のバーミリオンの吹き付けムラがありましたので、再塗装をすること…

  • #71  グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その2)

    グリーンマックスのエコノミーキットで京浜急行旧1000形を組み立てています。 やっとこさ8両分箱にしました。 塗装は京急車体色のパーミリオンA(GMカラー品番29)を塗る前に手持ちの余剰塗料の緑色スプレーを塗った後に、GMスプレーのパーミリオンを吹きました。 塗料が乾いたあと、窓下の白帯を塗るためにそれ以外の部分をマスキングします。当方、マスキング技術が無いため、いささか成功するか不安になります。 まず車体側面の白帯を塗ろうと思ったのですが、3両目のマスキングの途中で白帯をシールで再現することに方針転換を思いつき、とりあえず屋根をグレーで塗装するために車体側面全体をマスキングすることにしました…

  • #70 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その1)

    オークションにてグリーンマックスのエコノミーキット、京浜急行旧1000形2箱を格安でゲットしました。因みに私自身は実車を見たこともありません。無事に完成するか気がかりなところです。 旧1000形が全盛期で活躍していた時代の本を参考に製作してみます。4両セット2箱で8両分が製作出来ます。旧1000形は2両、4両、6両、8両の各基本編成がありますが、今回は6両基本編成+2両増結編成の8両編成として製作することにします。 前面パーツは今回製作の旧1000形の他、側面が似た構成の京成3100形、京急400・500形、京王2700形の前面パーツも付属しています。 まずは先頭車2両の車体を箱組しました。微…

  • #69 JR西日本201系(大和路線)

    JR西日本・大和路線で運用されている201系は、当時運用されていた103系6両編成を置き換える目的で、2006(平成18)年12月より京阪神緩行線(主に西明石-京都間)の7両編成から編成替えの上、順次転属されてきました。車体色は201系初となるウグイス色となり、前面には白色の警戒帯が追加されました。最終的には6両編成22本が奈良支所に転属され、大和路線の他、おおさか東線、和歌山線(王寺-高田間)でも運用されました。2023(令和5)年度までに221系が転入することにより運用を終える予定であり、2022(令和4)年3月におおさか東線での運用を終了しています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエ…

  • #68 小田急8000形

    最近、西武鉄道への譲渡と何かと話題の小田急8000形は、1983(昭和58)年に通勤車両の大型化による輸送力増強を目的として登場しました。車体は20m4扉車で、1987(昭和62)年までに4両固定編成、6両固定編成ともに16本、計160両が製作されました。現在は車体更新により制御方式もVVVFインバーターとなっていますが、2020(令和2)年より後継車両の登場で徐々に廃車が始まっています。このうち6両固定編成車が西武国分寺線に移る予定となっています。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスとトミーテックの鉄道コレクションとして販売されており、当鉄道ではグリーンマックスの完成品と鉄道コレクシ…

  • #67 近鉄VVVF通勤車 更新車両

    今回は模型ネタではありませんが、久々に写真を撮りに近鉄鶴橋駅に行きました。 今回の目的はVVVF車のA更新車です。今年の夏過ぎから徐々に増えてきました。内装の更新、前面の転落防止幌の取り付け、前照灯のLED化、行き先表示装置のフルカラーLED化などが行われています。初めて見ましたがやはり違和感がありました。 こちらは更新前の車両。 近鉄VVVF車のA更新車両もグリーンマックスからいずれは出ることでしょう。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前…

  • #66 奈良交通バス 3扉車

    このブログ初のバス模型の紹介です。近鉄奈良線の学園前駅や生駒駅を起点としている北大和営業所の路線は大規模なニュータウンが多くあり、通勤・通学輸送に対応すべく、バスの中では珍しい長尺3扉車が多数導入されました。私自身も日常的によく見かける車両で、トミーテックからバスコレとして「奈良交通創立80周年2台セット」として3扉車が製品化されましたので、コレクションした次第です。 外観です。各ドア横には前扉は入口、中扉は出入口、後扉は出口のステッカーが貼られています。例えば各住宅地から近鉄学園前駅を目指した場合、各停留所から乗車するときは前扉から入って運賃を支払い、途中停留所で下車の場合は中扉から下車し、…

  • #65 西武30000系(ぐでたまスマイルトレイン)

    西武30000系は2008(平成20)年に登場しました。このうち8両編成の1本に対して車体にぐでたまが描かれたラッピングを行い、2018(平成30)年3月から12月末まで本系列の就役10周年と、ぐでたま誕生5周年を記念して「ぐでたまスマイルトレイン」として運行されました。 車体側面は黄色地の全面ラッピングに銀色のドアという西武伝統の「黄色い電車」を彷彿とさせるデザインとなりました。 Nゲージ模型の完成品では、トミーテックから鉄道コレクションとして販売されました。 飯能・西武新宿寄り先頭車クハ38100。2連増結車との連結を考慮して、この車両の先頭の連結器はTOMIXのTNカプラーとしています。…

  • #64 JR西日本225系6000番台

    JR西日本225系は、JR西日本の次世代近郊型車両で、平成22(2010)年に登場しました。#53で紹介した221系から続くデザインを継承しつつ、「安全を最優先する」ことを重要課題とし、側板と屋根・台枠との接合部の強化を行い車体強度を向上させ、併せてを上方へ逃がし、乗客への衝撃と客室の変形を抑える構造をJR西日本の車両で初めて採用しました。 今回紹介の225系6000番台は平成24(2012)年に、113系や221系を置き換えるために0番台の6両のL編成全部と4両のY編成3本が設定変更の上、福知山線に投入された形式です。221系相当の最高速度120km/hで運用され、神戸・京都線用と区別するた…

  • #63 現在の鉄道模型レイアウト(その2)

    今回も#62に続き、当鉄道の周回レイアウトをご紹介致します。 D点から見たHOゲージ駅方向。HO駅に近鉄車両が入線するところです。HO駅は島式ホーム1面2線です。HO駅の隣にはNゲージ線のA駅があります。さらに隣には東車庫が広がっています。 E地点。西車庫の隣はちょっとした住宅街となっています。 F地点方向には神社があります。神社前には古民家があります。神社横は大通りがあり、ファミリーレストランやコンビニがあります。 G地点の橋梁部は部屋の扉附近に位置し、模型の運転をしないときは出入りの支障となるので、通常は壁に立てかけて収納しています。 橋梁部分をセットした状態です。このままだと中央部でたわ…

  • #62 現在のレイアウト(その1)

    我が家の鉄道模型レイアウトは固定式で、スペースの問題から作っては解体してを繰り返し、最近では#37、#38で紹介したような固定式レイアウトで運転を楽しんでいましたが、子供も成長し鉄道模型に関心を示さないようになり、レイアウト自体の運転も休日にするのみとなりました。子供の遊びスペース確保や将来の部屋の明け渡しを視野に入れつつ、比較的解体容易な周回レイアウトに変更することにしました。 今回はこの周回レイアウトを簡単ではありますが、紹介致します。 簡単な配線図は以下の通りです。 物が多く片付かない汚い部屋です。この部屋の周りに本棚を置いてその上にボードを設置し、線路を敷いています。 レールはKATO…

  • #61 京浜急行2000形

    京浜急行2000形は、1982(昭和57)年に「快速特急」用で使用されていた600形の後継車両として登場しました。車体は600形同様2扉・クロスシートですが、扉を両開き扉に改め、非貫通式の「く」の字型の前面形状や制御方式に界磁チョッパを採用するなど、当時の新機軸が盛り込まれました。 2000形は1987(昭和62)年までに8両編成6本と4両編成6本の計72両が製作され、ラッシュ時には8両編成に4両編成を増結して12両編成で「通勤特快」としても運用されました。 登場以来長らく京浜急行の看板車両として活躍していましたが、1998(平成10)年に2100形が快速特急用の後継車として登場すると、3扉ロ…

  • #60 JR西日本321系

    321系はJR神戸・京都線で運用されていた201系や205系の置き換え用として全面的に設計を見直し、2005(平成17)年に登場しました。車体は片側4扉の軽量ステンレス製で帯色は濃紺にオレンジ、白帯を配しています。全車の基本設計を共通化し、各電動車の動力台車と付随台車を一つずつ装備する0.5Mシステムを採用し、製作コストや重量バランス、編成構成の自由度を高められるように考慮されています。 2006(平成18)年までに7両編成39本計273両が製作されました。 運用は先に登場した207系と同じでJR神戸・京都線(加古川ー野洲)、JR宝塚線(尼崎ー篠山口)、東西線、学研都市線、大和路線(木津ー奈良…

  • #59 京阪5000系(新塗装)

    京阪5000系はラッシュ時の混雑率増加に伴う列車遅延の常態化を対処すべく、日本初の片側5扉の多扉車として1970(昭和45)年に登場しました。 車体は18m級。京阪初のアルミ合金製となり、オフピークでは2扉を締め切り3扉での運用を可能としています。締め切り可能な2扉部分には天井部分に格納可能な昇降式座席が用意されています。 1980(昭和55)年までに7両編成7本計49両が製作され、1999(平成11)年より車体改修工事、2008(平成20)年新塗装化工事が行われました。 普通から区間急行までを主体に活躍していた5000系ですが、老朽化により、2016(平成28)年より順次廃車が始まり、201…

  • #58 神戸電鉄1000系

    神戸電鉄1000系は沿線人口の増加に伴う輸送力増強を目的に1965(昭和40)年に登場しました。車体は18m級で1400mm幅の両開き扉を採用し、1991(平成3)年までに合計106両が製作されました。製造が長期に渡って行われたことや改造により、形態が異なる多くの形式が誕生しているのが特徴となっています。 Nゲージ模型の完成品ではトミーテックから鉄道コレクションシリーズで販売されており、当鉄道では「神戸電鉄1000系(1072・1062+1119編成)5両セット」を所有しています。このセットは粟生線で朝ラッシュ時に運用された5両編成をイメージした製品です。 3両固定編成の三田・粟生寄り先頭車デ…

  • #58 近鉄8000系(8085F・8087F編成タイプ)

    近鉄8000系は、新生駒トンネルの開通により車両限界が奈良線全線で拡大されたことに伴い、1964(昭和39)年に900系を基本に製造されました。 当初はMc-Tcの2両編成を基本として31編成62両が製作されましたが、1966(昭和41)年以降、中間車の増備が進み、M-Tを追加してcM-T-M-Tcの4両化を図ったほか、一部の編成は中間Mのみを増備してcM-M-Tcの3両編成化されました(#20で紹介、B編成)。 1964(昭和39)年から1966(昭和41)年製造の8021F(F=編成) - 8059Fまでは扇風機装備車として登場し、1967(昭和42)年から1969(昭和44)年製造の80…

  • #56 JR西日本225系5100番台

    JR西日本225系5100番台は、2016(平成28)年から2017(平成29)年にかけて製造された#55で紹介した225系5000番台のマイナーチェンジ車で、当時阪和線で活躍していた103系を置き換える目的で、4両編成14本・6両編成11本の計122両が登場しました。 前頭部が変更され、登場当初から先頭車間転落防止幌が取り付けられました。 Nゲージ模型の完成品ではTOMIXから4両編成セットと6両編成セットの発売されており、当鉄道では「品番98242 JR225 5100近郊電車基本セット」を所有しています。 製品は4両編成のタイプが製品されており、当鉄道では#55で紹介した225系5000…

  • #55 JR西日本225系5000番台

    JR西日本225系5000番台は、先に製造された223系の次世代車両として、2010年~2012年にかけて製造されたJR阪和線・関西空港線向けの車両で、4両編成29本の計116両が登場しました。 全電動車編成とすることで、車両構体の共通化によりコスト削減が図られました。 前頭部は衝突事故の際、運転席周りに比べて相対的に強度を低くした先頭上部が先に潰れることで、力を上方へ逃がし、乗客への衝撃と客室への変形を抑える構造をJR西日本の車両で初めて採用しました。 当鉄道ではTOMIX製の「品番92439 JR225-5000系近郊電車増結セット」を所有しています。このセットでは動力車が無いため、専ら増…

  • #54 近鉄1020系

    近鉄1020系は日立製作所製GTO素子VVVFインバータを採用した2両固定編成の1230系列の4両固定編成版として、1991(平成3)年に登場しました。 1026F以降は台車がボルスタレス台車の1026系となり、後に生駒線のワンマン運転対応化工事を施行された編成については、1021系(1021F~1025F)・1031系(1031F~1034F)となりました。 Nゲージ模型の完成品として、近鉄1020系としての発売が無いため、グリーンマックスから発売されていた「近鉄5800系塗装済みキット」を利用して製作しました。 当鉄道ではこのキットを利用して3200系を製作しましたが、後に鉄道コレクション…

  • #53 JR西日本221系

    JR西日本221系は1989(平成元)年に、通勤用のみならず観光用にも使用できるよう3扉転換クロスシートを備えた車両として登場しました。登場当初は関西私鉄と競合の激しい東海道・山陽線(JR神戸・京都・琵琶湖線)や関西本線(大和路線)に投入されました。 車体は20m級で、前面・側面共に大形窓が採用され、明るい車内による快適な居住空間が実現されています。座席は2+2列の転換クロスシートを基本に、扉間に6脚、車端部に4人掛けのボックスシートが配置されています。 制御装置は界磁添加励磁方式が採用され、台車は軽量ボルスタレス台車です。 この「車体長20m級3扉転換クロスシート」は、221系の少し前にデビ…

  • JR西日本201系更新車(大阪環状線)

    JR西日本201系は、国鉄時代の1983(昭和58)年から京阪神緩行線(京都ー西明石)に投入され、7両編成32本の合計224両が製作されました。 2003(平成15)年より体質改善工事が施行され、前照灯部の構造変更、戸袋窓の撤去、雨どいの整備、側面窓の交換などで、従来の201系と比べて外観が大きく変化しました。 京阪神緩行線の321系投入に伴い、2005(平成17)年より103系を置き換える目的で各編成からサハを1両組み入れ8両編成化の上、大阪環状線への転用が始まりました。 最終的には8両編成16本が大阪環状線に転用されました。車体色は大阪環状線のオレンジ色に変更されました。 2016(平成2…

  • #51 JR西日本103系更新車(大阪環状線)

    JR西日本103系更新車は、サービス向上と部品の共通化を図るために1996(平成6)年から既存103系に新車同様の大幅なリニューアル工事を施しました。 制御方式や台車はそのままに、客室は207系並みにグレードアップされています。前面窓は1枚ガラスとなり、雨どいの構造変更によりすっきりとした側窓形態を採用し、従来の103系のイメージと異なるものとなりました。 大阪環状線の103系の車体色はオレンジ色が採用、桜島線の他、大和路線加茂にも乗り入れていました。 2005(平成17)年より大阪環状線に201系が転入してきたため、徐々に廃車が進められ、2017(平成29)年10月で大阪環状線での運用を終え…

  • #50 西武401系

    西武401系は、701系の増結用として吊り掛け駆動方式の411系を高性能化した車両で、1978(昭和53)年に登場しました。411系は2両編成19編成が登場しましたが、1981(昭和56)年までに全車、正面に手動式行先表示器とステンレス板のt取り付け、車体色の黄色への変更、客用扉のステンレス化、台車の変更、冷房化と高性能化など各種の改造がなされ、形式が401系となりました。 401系は#48や#49で紹介した西武701系、501系などと併結され、1997(平成9)年まで新宿線系統で活躍しました。 Nゲージ模型の完成品としては、トミーテックから鉄道コレクション「西武鉄道401系421編成2両セッ…

  • #49 西武新501系

    西武新501系は、701系の6両編成化に伴い余剰となっていた先頭車クハ1701形6両を活用し、新101系2両固定編成車と同様な構成として、2両編成3本が1981(昭和56)年に登場しました。 新宿線系統を中心に他系列と併結し、1997(平成9)年まで各停から快速急行まで幅広く活躍しました。 Nゲージ模型の完成品ではトミーテックから「西武鉄道新501系501編成2両セット」として発売されています。 西武新宿寄りクモハ501。ひし形パンタ2基を装備しています。 本川越寄り先頭車クモハ502 こちら側の先頭車クモハ501は先に#48で紹介した701系と併結するためにKATOの密連カプラーに交換してい…

  • #48 西武701系

    西武701系は西武初とカルダン駆動車601系の後継車として、1963(昭和38)年から1967(昭和42)年まで4両編成48本の計192両が製造されました。 車体は20m3扉で、当時の西武で最多両数を誇りました。登場当初は非冷房でしたが、後に冷房化改造されました。冷房化改造の際、1976(昭和51)年に竣工した701編成は、601系の中間電動車2両を編入し、6両編成化されました。新宿線を中心に快速急行から各停まで幅広く運用されました。 1980年代後半より、老朽化や運転速度向上への対応が困難であったことから、1988(昭和63)年より新2000系への取り替えが始まり、1997(平成9)年までに…

  • #47 近鉄6020系(ラビットカー復刻塗装)

    近鉄6020系は、名古屋線の1810系や大阪線の2410系と同様にラインデリアを装備した車両として、1968(昭和43)年から1973(昭和48)年にかけて4両編成12本、3両編成17本の合計99両が製作されました。 編成は吉野側からMc+M+T+Tcの4両編成とMc+M+Tcの3両編成です。走行機器は抵抗制御方式です。 1987(昭和62)年から2009(平成21)年にかけて車体更新と前面及び側面の方向幕設置が行われました。 このうち6051編成は2012(平成24)年に「ラビットカー」の塗装に復刻されましたが、2020年8月に通常塗装に戻されました。 2003(平成15)年より一部車両に廃…

  • #46 近鉄3200系

    近鉄3200系は京都線と京都市交通局烏丸線との相互乗り入れのために1986(昭和61)年に登場しました。 車体はアルミ製となり、この形式から窓配置が従来車の中間車では一端の窓が2枚、もう一方の窓が1枚という非対称なものだったのが、両端ともに1枚窓の対称形となり、先頭車の窓配置も乗務員扉と客扉間の窓が無くなるなど、以後製造された通勤車両にも波及しました。 前面のデザインは他形式との併結を考慮しない為、3200系独特のものとなり、大型曲面ガラスを採用し、非常口を左側に寄せて運転台側を広くとるデザインとなりました。 また、この形式から現在の近鉄通勤者のマルーンレッドとシルキーホワイトの2色塗装に変更…

  • #45 京阪1900系(冷房改造後)

    京阪1900系は1963(昭和38)年に登場し、淀屋橋駅延伸に備え、輸送力増強とサービス向上を目的に、特急用車両を18m車体・転換クロスシート・空気バネ台車に統一することとなり、1956(昭和31)年に新造された17両の1810系からの編入車と1963(昭和38)年から新造された1900系28両の2車種から構成されました。 後に特急用車両としての座を3000系に譲り、1900系は1972(昭和47)年より車体中央部への客用扉の増設・ロングシート化・テレビ撤去などの格下げ工事が行われ、1985(昭和60)年には冷房化工事が行われました。老朽化により2002(平成14)年から廃車が始まり、2008…

  • #44 京阪8000系(登場時)

    1989(平成元)年の鴨東線開業に伴う所用本数増加に対応するために登場しました。前面のデザインは貫通扉を含めてパノラミックウィンドウで周囲を黒色処理とし、側面は大型連続窓となっています。登場当初は4M3Tの7両編成でした。車内にテレビを設置した「テレビカー」が連結され、1993(平成5)年までに10編成が製作されました。1997(平成9)年にはダブルデッカー車(2階建て車両)を組み込んで8両編成化、2008(平成20)年から2010(平成22)年にかけて新塗装化、2010(平成22)年から2012(平成24)年にかけて内装変更を伴うリニューアル工事が行われました。このリニューアル工事際に車内の…

  • #43 近鉄7000系

    近鉄7000系は1986(昭和61)年に開通した東大阪線(生駒ー長田間・現在のけいはんな線の一部)用に登場した車両です。 この車両は、乗り入れ先の大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)中央線の規格に合わせて第三軌条方式です。 1989(平成元)年までに6両編成9本の54両が製作されました。車体長は乗り入れ先の大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)中央線の規格に合わせて先頭車18.9m、中間車18.7mとなっており、車体幅は大掛かりな検査を五位堂検修車庫で行う関係上近鉄線を回送させることから、近鉄の車両規格に合わせて車体裾が絞られています。 前面は曲線的なデザインとなり、塗装はパールホワイトを基調に、オレン…

  • #42 阪神8000系

    阪神8000系は新型急行用車両として1984(昭和59)年に登場しました。制御方式は阪神初の界磁チョッパで初の6両固定編成となりました。 製造は1995(平成7)年に亘ってなされたため、様々なバリエーションが存在します。1984(昭和59)年から投入されたグループでは前面形状の変更や側面窓の一段下降化などの変更が行われ、イメージが一新されました。 1995(平成7)年1月の「阪神・淡路大震災」によって、8000系でも被災した車両があり、編成の組み換えや廃車車両の代替新造が行われた結果、現在は19編成144両が活躍しています。 運用範囲は阪神本線(大阪梅田ー元町)間の他、神戸高速線、山陽電車(本…

  • #41 近鉄2430系

    近鉄2430系は先に登場した2410系の3両・4両編成版として1971(昭和46)年に大阪線に登場しました。 Nゲージ模型は完成品としての販売は無く、グリーンマックスのエコノミーキットから製作しました。2430系の4両編成車は2410系を中間車を増備したものと、名古屋線で運用されていた1810系のサ1970形を組み込んだものがあります。当鉄道では外観上の形態に特徴のあるサ1970形を組み込んだ編成を模型化しました。 伊勢中川寄り先頭車モ2430。エコノミー近鉄2600系キットから製作しました。 1810系からの編入車サ1970形。エコノミー近鉄2610系キットから製作。クーラーキセの形状が異な…

  • #40 京都市交通局10系(1・2次車)

    1981(昭和56)年の烏丸線開業(京都ー北大路)時に4両編成9本が登場しました。後に近鉄竹田への路線延伸・近鉄京都線との相互直通運転により6両編成化されました。 車体はアルミ製で、前面は傾斜した形状で京都市バスと同様の緑色の帯が正面貫通扉部と側面幕板部に入っています。 10系の1・2次車には正面貫通扉の窓はありません。 制御装置はチョッパ制御となっています。 1981年開業時から使用している車両については、2021年に登場した20系への置き換え対象となっています。 Nゲージ模型の完成品では、トミーテックから鉄コレとして販売されていて、当鉄道では「京都市交通局10系1・2次車6両セットA」を所…

  • #39 近鉄12410系

    近鉄12410系は、4両編成として登場した12400系を3両編成に仕様変更し、名阪ノンストップ用特急車両として1980(昭和55)年に登場しました。 前面の形状は先に登場した近鉄30000系ビスタカーと同様です。 1981(昭和56)年に登場した第5編成は4両編成で製作され、後に他の編成も4両編成化されたため、5編成計20両となりました。 2015年~2017年にかけて車体更新に伴い喫煙ルームの設置、22000系リニューアル工事の際と同様の新塗装化が行われています。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから発売されており、当鉄道では「品番30849:近鉄12410系12411編成・新塗装)…

  • #38 新レイアウト(架線柱設置)2023.3.18

    新レイアウトですが工事の進捗が遅く、やっとこさ架線柱の設置が完了しました。レールメンテナンスを考慮して、架線柱の設置間隔は広めにしています。今後はバラストシートの貼り付け、ストラクチャーの配置を行っていきます。 高架部の架線柱設置状況 車両基地の架線柱設置状況 HO線と近接し、架線柱設置によってHO車両と干渉する箇所は架線柱の設置を行っていません。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title]

  • #37 新レイアウト(レール配置完了)3/5記

    先週あたりから旧レイアウトのレール剥がし、ストラクチャーの撤去、土台の作り直しを行い、レール配置をどうするか色々と考えた挙句、やっとこさ纏まりました。 2800mm×980mmのレイアウトサイズにHOゲージ線1線、2周回の複線Nゲージ線を配置し、Nゲージ線には車両基地を設けました。 レイアウト中央部はレールメンテナンスを考慮して開口としています。 旧レイアウトでは平面交差がありましたが、新レイアウトでは立体交差とし、勾配区間での動力車の負担を考慮して、運転最大編成は8両編成までとしました。 (Nゲージ線周回の様子) 駅(高架部)を出発 高架部(鉄橋)を渡る近鉄23000系。このあと地上線を跨ぎ…

  • #36 鉄道模型レイアウトの変更(その1)2023.2.23版

    これまで平面交差のあるレイアウトでしたが、2列車同時に走らせるときの衝突の危険性と平面交差ポイントで常に脱線する相性の悪い車両があり、立体交差レイアウトに変更することにしました。これからレール剥がし→土台ベースの改造となります。無事に終わるか一抹の不安が残ります。 レイアウト解体前の様子(2023.2.23) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は、お問い合わせに対…

  • #35 近鉄20100系「あおぞら」号

    近鉄20100系は主に修学旅行の小学生を中心とした団体専用として、当時の小学生たちにも2階建て車両に乗るチャンスを与えること、短編成でも多くの乗客を運べるメリットを生かし、1962(昭和37)年2月から4月にかけて3両編成5本が製造されました。 3両編成全車が台車間を2階建て構造としており、車端部は平屋となっています。乗降扉は平屋部に設けられており、片引き戸で1両当たり片側2か所ずつ設けられています。 非冷房車であることや老朽化により1989(平成元)年より廃車が始まり、1994(平成6)年までに全車廃車となりました。 模型のゲージ完成品ではマイクロエースから販売されました。当鉄道では「品番:…

  • #34 近鉄2400系

    近鉄2400系は大阪線初の1M方式の高性能車として、1966(昭和41)年に2両編成6本が製作されました。 車体は先に登場した1480系に準じています。その後1984(昭和59)年~1985(昭和60)年にかけて冷房改造・方向幕等の設置工事が行われました。 信貴線の2両単独運用や主に大阪線で他形式との併結などで活躍しましたが、老朽化により1998(平成10)年から2004(平成16)年にかけて全車廃車となりました。 Nゲージ模型の完成品では、トミーテックの鉄道コレクションとして販売されました。模型では冷房化・現在の2色簡略塗装化後の晩年時の姿が再現されています。当鉄道では2両編成1本が在籍して…

  • 近鉄2800系(3両編成車)

    近鉄2800系は2610系のロングシート仕様として登場当初から冷房装置を装備した車両で、1972(昭和47)年から1979(昭和54)年までに2両編成2本、3両編成4本、4両編成11本の合計60両が製作されました。冷房装置は3両固定編成として登場した最初の4編成(2801F~2804F)のみ独立型のクーラーキセとなっています。登場後しばらくは大阪線で運用されていましたが、現在は名古屋線に転属し活躍しています。 Nゲージ模型の完成品はグリーンマックスから発売されていますが、3両固定編成版は再現されておらず、エコノミーキットから製作しました。行先表示は大阪線運用時代の「急行・青山町」表示です。 伊…

  • 近鉄18400系

    近鉄18400系は京都や大阪から伊勢志摩方面への特急車両として1969(昭和44)年に登場しました。登場当初は奈良・京都・橿原線の車両限界が小さく、車体幅2,670mm、全長20,640mmとして2両編成10本が製作されました。12200系と同様に「スナックコーナー」と同等の設備を有したことから、「ミニスナックカー」とも呼ばれました。第9・10編成はスナックコーナーは設置されず、車販準備室が設置されました。 1977(昭和52)年よりスナックコーナーの撤去が実施され、1984(昭和59)年より第9・10編成を除く8編成の車体更新工事が開始され、前面は電動方向幕の設置と左右下部への独立型の標識灯…

  • 近鉄8400系(820系復刻塗装・8414編成)

    近鉄8400系8414編成は、2018(平成30)年に田原本線100周年を記念して車体塗装を820系や800系に模したマルーンにシルバー帯としたものです。 8400系の3両編成版は全編成がワンマン化されており、8000系からの編入車や台車も空気バネ台車や金属バネ台車が混在して形態がバラエティーに富んでいます。 2022(令和3)年より一部の編成が廃車となっています。 Nゲージ模型の完成品ではマイクロエースから「品番A-3469:近鉄8400系田原本線復活塗装マルーン3両セット」として発売されています。当鉄道では他系列との連結を考慮して、両先頭車の連結器をTOMIXの密連型TNカプラーに交換して…

  • 近鉄15200系(あおぞらⅡ)

    15200系は特急車12200系を団体専用(あおぞらⅡ)に格下げ改造した車両で、2005(平成17)年に、これまで運用されていた初代18200系(あおぞらⅡ)の置き換え用として4両編成2本・2両編成1本の10両が登場しました。 15200系化にあたっては、塗装の変更・前面と側面の行先表示器が撤去され、前面の行先表示器は黒塗りとなりました。 12200系の15200系化改造については幾度かの変遷があり、現在は4両編成車は消滅し、2023年1月現在、2両編成4本が運用されています。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから発売されており、当鉄道では「品番4626 近鉄15200系あおぞらⅡ1…

  • 近鉄12200系

    近鉄12200系は、かつて軽食などの提供を行った「スナックコーナー」を備えていたことから「スナックカー」とも呼ばれ、1969(昭和44)年に登場しました。1976(昭和51)年までに2両編成31本、4両編成22本、6両編成3本の合計168両が製作され、近鉄特急車両の一大勢力を築きました。 1985(昭和60)年より車体更新工事により前面に方向幕が設置され、客室の内装も変更されたほか、1990(平成2)年より室温と静寂性を保持するため、出入り台と客室の間に仕切りが設置されました。 一部の車両についてはパンタグラフがひし形から下枠交差式に変更され、1988(昭和63)年には120km/hへのスピー…

  • 近鉄2610系

    明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。 今年最初のブログは、近鉄2610系を取り上げます。正月の伊勢神宮へのお参りには必ずと言っていいほど乗車した形式でもあります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 近鉄2610系は旧型車2200系に代わる急行用のクロスシート車両として、1972(昭和47)年から1976(昭和51)年までに4両編成17本が製作され、大阪・名古屋線に投入されました。 最初の6編成(1次車)はクーラーキセが分散タイプのものでしたが、1973(昭和48)年登場の2次車以降はキセが連続タイプに変更されました。 520…

  • 近鉄1230系列

    近鉄1230系は、VVVFインバータ制御とアルミ車体を採用して大阪・名古屋線に1989(平成元)年に登場した1220系を基に、奈良・京都線間で軽微な改造で車両の転配が出来るように車体・機器配置を共通化した形式です。cM-Tcの2両編成です。以降、増備と共に仕様の変更で形式が以下のように細分化されています。 1233系・・・全線標準共通車体の採用 1240系・・・名古屋線所属の1233系のワンマン化改造 1249系・・・奈良線所属の1233系の補助電源装置のSIV(静止型インバータ)に変更 1252系・・・奈良線所属1249系の台車のボルスタレスに変更 1253系・・・1252系の大阪・名古屋線…

  • 車両基地 更なる改修工事

    前回のブログで、TOMIXの「機関庫セット」を購入し、車両基地を改修した様子を紹介させて頂きましたが、その後「やっぱり洗浄台などが欲しい」との想いから新たにTOMIXの「車両基地レール延長部 品番91017」を購入し、更なる改修工事を行いました。 このセットで洗浄台・乗務員乗降台、構内踏切、入替信号機、レールが付属しています。本来ならば車両基地レールセット(91016)を購入すれば本格的な車両基地が完成するのですが、既に手持ちのポイントやレールがあり、スペース的な問題やコストダウンを図るため、延長部だけの購入としました。 改修工事後の車両基地の様子です。設備としては従来の機関庫、点検台の横に洗…

  • レイアウト(車両基地の改修工事)

    当鉄道の車両基地の設備としてはKATO製の電車庫しかなく、せめて洗浄台ぐらいは欲しいと某模型店を物色しに行きました。 すると、 TOMIX製で車庫と点検台などがセットされた「品番91037 機関区レール延長部」を見つけ、早速購入してみました。 改修前の車両基地の様子です。レールはKATO製ですので、この場所に「機関区レール延長部」を組み込むとなると、レールをTOMIX製にする必要があります。 このジョイント線路(KATO製・品番20-045)でKATO製のレールからTOMIX製のレールを接続できます。 とりあえずレールを剥がします。 購入した「TOMIX製 機関区レール延長部」を開封しました。…

  • 近鉄5200系

    近鉄5200系は2610系に代わる大阪線・名古屋線急行用車両として1988(昭和63)年に登場しました。車体側面は片側3扉で扉間は連続窓を採用、前面のデザインは貫通扉のガラス面積を大きくし、前面両側のガラスは曲面ガラスになっています。長距離運用に備えて転換クロスシートを採用し、団体運用も考慮して両先頭車両にトイレを設置し、1編成あたり2か所としました。走行機器はVVVF制御です。後に補助電源をSIV化した5209系、台車をボルスタレスとした5211系が登場し、1996(平成8)年までに4両編成13本が製作されました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから販売されており、当鉄道では「40…

  • 近鉄22600系「Ace」

    近鉄22600系は22000系「ACE」の改良バージョンで2008(平成20)年に登場しました。車体は22000系と同様に丸みのあるデザインですが、先頭部は更に丸みが強まり流線形に近いものとなりました。側窓は大型連続窓、側扉はプラグ式です。22600系では22000系の全電動車方式を止めてMT比1:1に改め、制御装置はIGBTによるVVVF制御が採用されました。2010(平成22)年までに4両編成2本、2両編成12本が登場し、他の汎用特急車とも連結されて運用されています。 2014(平成26)年から団体臨時列車として阪神三宮まで乗り入れることとなり、4両編成2本と2両編成2本が阪神乗り入れ対応…

  • 近鉄21000系 「アーバンライナー」

    近鉄21000系は名阪特急の新しいシンボルカーとして1988(昭和63)年に登場しました。貫通式が主流であった前頭部は非貫通流線形で大型曲面ガラスを採用し、側面も大型連続窓となりました。車体色はホワイトとオレンジラインとなり、斬新かつ洗練されたデザインとなりました。 編成は全電動車方式の6両編成で、最初に登場した3編成は4両編成でも運用出来るように中間の3・4号車にも運転台があります。名阪特急のアーバンライナー投入によって需要が上がってきたことから第4編成から第11編成は中間運転台を持たない6両固定編成となりました。後に中間車2両×3本が増備され、第1から第3編成の運転台付き中間車2両編成3本…

  • 近鉄30000系ビスタカー・新塗装

    近鉄30000系2階建て車両「ビスタカー」3代目の車両として1978(昭和53)年に登場しました。1985(昭和60)年までに4両編成15本が製作されています。 両端の先頭車は電動車で、中間2両は2階建て構造のT車となっています。 1996(平成8)年~2000(平成12)年にかけて、中間車の2階部分を新製するなど大幅な更新工事が行われ、「ビスタEX」を名乗るようになりました。 2016(平成28)年から喫煙室設置や新塗装化が行われました。 Nゲージ模型の完成品ではTOMIXから出ており、当鉄道では「98275 近鉄30000系ビスタEX(新塗装)セット」を所有しております。この製品の品番では…

  • 近鉄8000系+8400系(B+B編成)の6両編成

    近鉄8000系(8078F、8079F)・8400系(8409F・8411F-8416F)の3両編成車はB編成と呼ばれています。 8000系B編成は、2両編成車に1980(昭和55)年に中間車を増備して3両編成化されました。増備された中間車は後に登場した8600系の車体を用いているため、前後の先頭車と比べて屋根上の形状が異なっています。 8400系B編成は田原本線のワンマン運転用に改造され、奈良・京都線運用時には、3両編成の単独運用が設定されていないため、原則8000系や8400系B編成同士で連結して6両編成で運用されています。例外的に2編成しかない8000系の片方の編成が検査などで入場した際…

  • 阪急1000系(2代目)

    当ブログでは初の阪急車両の紹介です。 阪急1000系は2013(平成)年に、デザインは阪急の伝統を引き継ぎつつ、最新の技術を導入し、神戸・宝塚線に登場しました。車体はアルミ製で、走行機器は東芝製の全閉自冷式の永久磁石同期電動機のVVVF制御を採用しています。前面はデザインが一新され、側面はドア間3連式、車端部は2連式となりました。車内の客室照明や前照灯、標識灯などすべての照明装置にLEDが採用された。電力の消費エネルギーは既存の抵抗制御車と比べて約50%削減されているとのことです。 神戸線には2021年度までに8両編成×11本、宝塚線に8両編成×9本が製作されています。先頭車の連結器は電連の装…

  • 近鉄900系(近鉄マルーン単色・非冷房時代)

    近鉄900系は奈良線最初の大型車両として1961(昭和36)年に登場しました。当時はcM+Tc+Mcの3両編成で登場し、1963(昭和38)年にTcが増備され、全車がcM+Tcの2両編成となりました。車体は最大幅2800mmの裾を絞ったものとなり、電気連結器も本格装備され、後の近鉄車両の基礎となりました。 Nゲージ模型の完成品として、鉄道コレクションの事業者限定品で「近鉄900系2両セット」として登場時のMc車の2パンタ、非冷房、クリーム色に青色の姿を再現したものがあります。 私はこれを近鉄マルーン単色に塗り替え、Mc車の1パンタ化を行いました。 モ900(cM)。動力は付けていません。 ク9…

  • 近鉄3000系

    近鉄3000系は京都市営地下鉄烏丸線との直通運転対応の試作車として、近鉄初のオールステンレス、制御方式に電機子チョッパ、全電気指令式空気ブレーキを採用して、4両編成1本が1979(昭和54)年に京都線に登場しました。 編成は京都寄りからク3501(cT)-モ3001(M)-モ3002(Mc)-ク3502(Tc)で構成され、当初は京都・橿原線に3両編成運用が存在していたことから、ク3502を切り離すことが出来る構成となっていました。 ブレーキが在来車との互換性が無く、他形式との併結運用が出来なかったため、1991(平成4)年に在来車と同様に改造され、他形式との併結が可能となりました。この際、モ3…

  • 近鉄8600系 8617編成タイプ

    [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] 近鉄8600系は登場時から冷房装置を取り付けた車両で、1973(昭和48)年から1979(昭和54)年までに4両編成20本(うち1両は8000系からの編入車)、6両編成1本の計86両が製作され、奈良線に投入されました。冷房装置取り付けに伴い、8000系に比べて屋根の形状が変更されています。 1976(昭和51)年に登場した8617編成は当初2両編成で登場しましたが、1972(昭和47)年奈良線菖蒲池駅で起きた爆破事故の被災車8000系モ8059をT車化の上復旧させたサ8167と新たに製作されたモ8667…

  • 近鉄22000系「ACE」

    [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] 近鉄22000系「ACE」は、老朽化した汎用特急車の置き換えを目的に1992(平成4)年に登場しました。貫通式の前面で車両運用の汎用性を高め、走行機器では近鉄特急では初めてVVVFインバータ制御方式を採用し、全電動車方式とすることで、130km/h運転を可能としました。2両編成×13本、4両編成×15本の合計86両が製作されました。 2015年からリニューアル工事が開始され、車体が白を基調としたデザインに変更され、喫煙室の設置、照明にLEDが採用されるなど車内も一新された。 模型のNゲージ模型の完成品で…

  • 近鉄5800系+1440系 名古屋線

    [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] 名古屋線で活躍するデュアルシートを備えた5800系は4両編成1本が製作されました。主に近鉄名古屋ー伊勢中川・宇治山田・五十鈴川間の急行として、9000系、1810系、1200系、1440系などの2両編成の多形式と併結した6両編成で運用されています。 Nゲージ模型の完成品としては、グリーンマックスから1440系三重交通復刻塗装編成との6両セットとして販売されております。私が所有しているのは、「品番50644 近鉄5800系+1440系(三重交通志摩線復刻塗装)名古屋線」です。室内のシートはクロスシートの状…

  • 近鉄1026系

    [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] 近鉄1026系は、奈良・京都線用に1993(平成5)年に登場した1020系をベースにボルスタレス台車を採用し、4両編成6本と6両編成3本が製造されました。 6両編成車は阪神なんば線開通に伴う阪神線直通化対応がなされて、先頭の連結器の電連が2段になっています。 編成の構成は先に紹介した近鉄5800系と同様となっており、室内の座席配置はオールロングシートです。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから発売されています。私が所有しているのは「品番4429 近鉄1026系京都・奈良線6両編成セット」です。阪…

  • 近鉄5800系(奈良線)デボ1形塗型

    [http://にほんブログ村:title] 近鉄5800系は座席配置をロングシート・クロスシートに変換出来るデュアルシートを備えた車両で、1998(平成10)年に登場しました。奈良線に6両編成5本、大阪線にはトイレ付で6両編成2本、名古屋線にトイレ付きで4両編成1本が製作されました。奈良線用は阪神線乗り入れ対応となっています。 2014(平成26)年に奈良線用の5802編成が奈良線開通100周年を記念して、デボ1形塗装となっています。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから発売されており、私は「品番50559 近鉄5800系(相直対応車・デボ1形塗装)」を所有しております。室内の座席…

  • 近鉄9000系

    近鉄9000系は、8810系の2両編成バージョンで1983(昭和58)年に奈良・京都線で登場し、8本が製作されました。 2003(平成15)年にから順次名古屋線へ転属し、一部の編成はワンマン改造を受けています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエースとトミーテックから販売されております。私はマイクロエースの「A-8069 近鉄9000系・名古屋線・ワンマン現行4両セット」を所有しています。 製品は製品化時のワンマン改造施工車9001F2両(モーター付き)と非施工車9003F2両の4両です。 他形式との併結を考慮して各先頭車には密連型TNカプラーに交換しています。 このうち、実際の運用とは異な…

  • 近鉄23000系 伊勢志摩ライナー

    近鉄23000系は志摩スペイン村の開園に合わせて1993(平成5)年に登場し、6両編成6本が製造されました。 大阪難波寄りの6号車は「デラックスカー」で座席配置が2列+1列となっており、5号車は「サロンカー」でグループ客向けのボックス席を備えている。4~1号車は「レギュラーカー」となっており、近鉄特急標準の2列+2列の座席配置となっている。 2012(平成24)年からは内外装をリニューアルした編成が登場し、奇数編成はサンシャインレッドを基調とした赤系の塗装となり、偶数編成は登場時のサンシャインイエローを基調とした黄色系の塗装を採用し、伊勢志摩の太陽と日差しをイメージした姿となった。 内装では時…

  • 近鉄9200系

    近鉄9200系は、8810系の3両編成版として1983年に奈良線に4編成が登場しました。1991年に中間車1両(サ9350形、後にサ9310形に改番)を増備して4両編成となっています。シリーズ21の増備によって2006年度に3編成が大阪線に転属しました。 模型では完成品では、マイクロエースから発売されており、私は「A-8065 大阪線現行4両セット」を所有しています。大阪線に転属された姿を模型化されており、普段は大阪上本町寄りの先頭車が他車と増結されることが多いことから、模型もTOMIXのTNカプラーに変えています。 サ9310形。同時期に作られたVVVF車と同等の車体となったため、前後車両と…

  • 近鉄8810系

    近鉄8810系は、制御方式を界磁チョッパ制御を採用して1981年に奈良線に登場し、1984年までに4両編成×8本が製造されました。 模型でのNゲージ完成品としては、マイクロエースから発売されています。私が所有しているのは「品番A-8062、近鉄8810系京都奈良線現行4両セット」です。 両先頭車は多系列との併結を可能とするため、ダミーカプラーからTOMIXの電連付きTNカプラーに交換しています。 動力は最初は快調で良かったのですが、徐々に動きが悪くなり、最後は通電しても全く動かなくなる事態に陥りました。調整を試みるもうまくゆかず、動力をグリーンマックスのコアレスモーターに換えています。 グリー…

  • 近鉄5820系

    近鉄5820系は「シリーズ21」のクロスシートとロングシートに変換可能なデュアルシートを備えたL/Cカーで、2000年に登場しました。 模型ではグリーンマックスから発売されています。私が所有しているのは中古模型店で購入した5820系のロングシートバージョンの9820系(品番4106)ですが、グリーンマックスの塗装済みキット近鉄5800系に付属していたデュアルシートのクロスシートを取り付けて、5820系風としています。 動力は当時のグリーンマックスの標準仕様であったツインモーターで、走りが悪かったので、KATOのASSYパーツのJR313系用動力に変えています。 KATO製JR313系用動力ユニ…

  • 近鉄21020系「アーバンライナーNext」

    アーバンライナーNextは2002年に、21000系アーバンライナーの更新工事の際の予備車確保の意味あいで6両編成×2編成が製作されました。 Nゲージ模型では、グリーンマックスから完成品として販売されています。私はNo.4227の基本3両編成セットとNo.4228増結用中間車3両セットを購入し、実車同様の6両編成としています。 この21020系から喫煙ルームが出来、客席は全席禁煙となりました。現在の近鉄特急のスタイルを確立した車両ともいえます。 [鉄道模型]マイクロエース (Nゲージ) A9932 近鉄26000系 さくらライナー 第一編成新塗装 4両セット価格: 15954 円楽天で詳細を見…

  • 近鉄50000系「しまかぜ」 6両

    近鉄50000系「しまかぜ」は、2013(平成25)年に登場しました。車両は6両固定編成で、先頭車は展望車両、2・5号車はバリアフリーに対応した平床構造、3号車は2階建て構造のカフェ車両、4号車は個室やサロン席という、観光に特化した車両となっています。もう登場から9年が経ちますが、今見てもデザインに古さを感じさせません。 1・6号車 展望車両 5号車 モーター車両 4号車 個室・サロン席 3号車 2階建て車両 食堂・カフェ 鉄道模型のNゲージではTOMIXがいち早く製品化しました。私が所有するのは品番98934の初期に販売されたものです。購入したから7年以上経ちますが、現在も快調に走ってくれま…

  • 近鉄80000系「ひのとり」 6両

    近鉄「ひのとり」は6両編成と8両編成の2種類があります。模型はNゲージで、TOMIXから発売されていますが、6両編成のみの販売でした。しかし、製品を購入して開封してみると、8両編成分が収納でき、後に中間運転台付き2両が製品化されることが容易に想像出来ました。 この8月に8両編成セットが発売されたみたいですが、「中間運転台付き2両増結セット」も製品化してくれると、6両セットを先行で購入した人も容易に8両化出来て良いのでは、と思います。 製品も車体の光沢具合が絶妙に表現されていて、良い製品です。 98786 近畿日本鉄道 80000系(ひのとり・8両編成)セット(8両)[TOMIX]【送料無料】《…

  • 我が家の鉄道模型レイアウト~その3

    今回は我が家の鉄道模型レイアウトの配線図のご紹介です。 配線図 駅の外側線は、阪急や京浜急行などの19m級の車両では12両編成まで、駅の内側線は近鉄の21m級車両は8両編成まで停車可能です。 HOゲージの駅は、Nゲージの外側線の駅と共用で、6両編成まで停車可能です。 駅の風景 街並み1 街並み2 鉄道模型レイアウトテクニック【電子書籍】価格: 1466 円楽天で詳細を見る 鉄道模型レイアウトのコツ55 自分だけの空間を創る (コツがわかる本) [ 片木裕一 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書 (012 hobby) [ 松本典久 ]価格: 1980 円楽…

  • 我が家の鉄道模型レイアウト~その2

    レイアウトを常設している部屋は、将来子供に明け渡す予定があるため、容易に解体出来るようにバラストは敷設しておらす、KATO製のバラストシールを用いています。 レイアウトサイズは2400mm×1130mm。レールは主にKATO製を用いています。 レールメンテナンスが容易に出来るように中央部は開口にしています。 お気に入りのビューです。 鉄道模型レイアウトテクニック【電子書籍】価格: 1466 円楽天で詳細を見る 鉄道模型レイアウトのコツ55 自分だけの空間を創る (コツがわかる本) [ 片木裕一 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書 (012 hobby) …

  • 我が家の鉄道模型レイアウト~その1

    我が家の鉄道模型レイアウトは作っては壊しを繰り返し(年1回のペースで)、現在は写真のようなHO・N併設のレイアウトとなっています。 レイアウト全景 このレイアウトは2周回して1巡しますが、長編成運転時の動力負荷と消費電力の低減?のため、立体交差の構成とはせずに平面交差としています。 平面交差部 鉄道模型レイアウトテクニック【電子書籍】価格: 1466 円楽天で詳細を見る 鉄道模型レイアウトのコツ55 自分だけの空間を創る (コツがわかる本) [ 片木裕一 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書 (012 hobby) [ 松本典久 ]価格: 1980 円楽天…

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