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2022/09/18

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  • #158 東急2000系

    東急2000系は田園都市線の輸送力増強のため、1992(平成4)年に10両3編成が製造されました。このうち第3編成目は8両編成で落成し、一時的に東横線で運用されていました。 1986(昭和61)年に登場した9000系をベースに設計され、20m級4扉ロングシート車両です。東京メトロ半蔵門線へ乗り入れ対応となっていました。 東急2000系の基となった9000系。正面デザインを含め車体はほぼ9000系と同一です。(1988年頃 地上時代の東横線渋谷駅にて) 現在は2018(平成30)年度に編成を組み替えて5両3編成とする改造が行われ、以降は9020系として大井町線で運用されています。 Nゲージ模型と…

  • #157 レイアウトいじり(その4)

    レイアウトいじりの続きです。 以前は空き地であった場所は道路が出来、商店が立ちました。 神社前踏切の様子 運転するときは折り畳み机を用意し、パワーパックやポイントコントローラーを置きます。運転しないときは片づけて生活スペースを確保します。 レイアウトいじりは本日はここまでとし、やっとこさ以前組み立てた東急2000系を試運転することにしました。 レイアウトの線路配置は複線2周回エンドレスとなります。まず外側線の高架駅から試運転を始めることにしました。外側線高架駅のホーム長は20m級車両換算で7両まで停車出来ます。停車中の東急2000系は10両編成なので後部3両は、はみ出しています。8両以上運転の…

  • #156 レイアウトいじり(その3)

    この週末のレイアウトの様子です。 この週末のレイアウト全景です。主に道路と踏切道の整備を行いました。 駅前の空き地にはバス停を設置予定でしたが、駅前を華やかにするために手持ちのビルを配置することにしました。 車庫はレイアウトサイズ縮小に伴い各留置線は短縮しました。 (次回に続きます) ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は、お問…

  • #155 レイアウトいじり(その2)

    #145で半固定式レイアウトにした旨のブログを記しましたが、その後食卓テーブルを買い替えた為、食卓テーブルをレイアウトの土台として活用することを許され、固定式レイアウトとして改装することになりました。 レイアウトの全景です。食卓テーブルのサイズに合わせて、80cm×160cmに縮小したため、レールの配置を一部変更しました。線路配置は本線は複線で外側線と内側線とも各々で平面交差を行い2周回します。外側線は1周分を高架線としています。 レイアウトの中央には車庫を配置しています。内側線から分岐して車庫に通ずる構造です。 駅部分です。レイアウトの横幅縮小のために2周回するには一部を高架線として重層構造…

  • #154 レイアウトいじり

    先日完成した東急2000系の試運転を行うつもりでしたが、このゴールデンウイークは収納式レイアウトを改装しました。折り畳み机を2個使用して半固定式レイアウトにしました。 改造中のレイアウト全景です。固定式を活かして外回り線を一部高架式としました。 前の配線では外側線と内側線の平面交差で2周回していましたが、運転上の不安から外側線と内側線それぞれの平面交差で2周回としています。 近鉄車両のある辺りに外側線と内側線の渡り線があります。 高架駅の様子。手持ちのKATOの高架駅プレートを使用し、スペースの関係から地上の外側線を覆う形で設置しました。 このあと、レール周りの整備を行います。 ランキング参加…

  • #153 東急2000系を製作する(その2)

    本日は下回り、屋根上の工作を進めました。 クーラーを取り付けました。 アンテナの取り付け パンタグラフの装着とヒューズ箱などの取り付け 床下機器の取り付け。特に並び替えなどは行っていません。 先頭部のダミー連結器を接着 2000系10両編成の完成です。1両だけ床下周りのない車両がありますが、この車両に動力ユニットを組み込みます。付属していた動力ユニットはグリーンマックスの旧製品のものであったため、コアレスモーターを付けるか他社製のものにするか検討することにしました。 行きつけの家電量販店の鉄道模型売り場を覗くとこのような物が。。。グリーンマックスのコアレスモーターより安いと思い、即購入。これを…

  • #152 東急2000系を製作する(その1)

    東急9000系塗装済みキットをオークションで格安で入手出来ました。ボディーが10両分付いているとのことで、9000系と同様の形態の2000系10両編成を製作したいと思います。 10両分のボディーに屋根板を取り付けます。おや?1両分の屋根板が不足していたことが判明しました。 そこで0.3㎜のプラ板を切り出し、グレーに塗装して取り付けました。 付属していた床板もこのような形状の部品のみで室内部分の物がありませんでした。このままだと台車は取り付け出来ますが、床下機器は取り付けれらません。格安で入手できた理由が分かりました・・・ 手持ちのプラ板で床板を補強しました。これで床下機器が取り付けられるように…

  • #151 製作した京王7000系を試運転する

    この週末は久々にレイアウトを引っ張り出して、先日製作した京王7000系の試運転を行いました。 久々のレイアウト走行の為にレールを入念に磨き、モーターを装着して試運転を行いました。特にトラブル無く無事に試運転を終えることが出来ました。 それでは、製作車両の紹介です。 ベースはグリーンマックスのエコノミーキット京王6000系キットです。ステンレス車を再現するためにグリーンマックスのコルゲート板を側面に貼りました。今回製作した車両は6両基本編成+2両増結編成の8両編成です。2両増結編成の側面は後期車でビードプレス構造となっていますが、表現が難しかったため、そのままコルゲート板を貼っています。 (2両…

  • #150 京王7000系を作る(その5)

    この週末も工作を進めました。 動力車を除き7両分の床下機器を取り付けました。サイトの写真を参考に並び替えています。 クーラー、パンタグラフ、ヒューズ箱などの屋根上機器を取り付けたました。 床板に台車を装着し、車体と接合しました。先頭に立つ車両はスカートを取り付け、連結器はダミーカプラーとしていますが、編成の中間に入る先頭車はスカートを省略し、アーノルドカプラーのままとしています。 製作にあたっては色々ありましたが、私にとっては初の京王車両であり、自己満足です。次の週末は試運転といきたいところです。 ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ…

  • #149 京王7000系を作る(その4)

    #148で帯の試験塗装を検討していましたが、細い帯のマスキングでの塗装も煩雑であると思い留まり、結局デカールに塗装を行い、細く切り出す工法に落ち着きました。 上の帯はマゼンダを塗っていたのですが、実際に塗ってみるとマルーンに近い色合いとなってしまいました。サイトの写真を見るとピンクに近い色に見えたので、マゼンダにホワイトを加え、ピンクに近い色に調整しました。左から3つ目の扉辺りまでが調整前、4つ目の扉近傍が調整後です。少し色調が変化しましたが、写真では劇的な違いが判りづらいですね。 帯は当初、デカールに色を塗って切り出して貼り付けていたのですが、時間が経つに連れひび割れて塗料が剥がれ始めました…

  • #148 京王7000系を作る(その3)

    本日は京王7000系の帯デカール貼りを行いました。 新塗装化後の表現をしたいのですが、まずは帯の上部分のマゼンダを貼ってみました。細い帯を均等に切り出せずに写真の様に大きさが不揃いとなってしまいました。塗装で表現し直すか検討します。 下部分のブルー帯も貼ってみました。マゼンダ帯よりも更に細く、デカールの切り出しも至難の技でした。塗装で表現した方がまだ作業が楽なのかもしれません。 この結果を踏まえて、次回の作業は細い帯をとりあえず1両分塗装表現することとし、出来を見てから他の7両にも同様な工法で帯塗装を行うか決めることにします。 (次回に続きます) ランキング参加中鉄道 [http://にほんブ…

  • #147 京王7000系を作る(その2)

    今日は天気が良かったので塗装作業を進めました。 車体をマスキング後、屋根にグレーを吹きました。 塗料のはみ出しが所々ありましたので、修正してゆきます。車体に貼り付けたコルゲート板も時間が経つと所々端から剥がれてしまっています。これも接着剤を使用して修正してゆきます。 修正後の写真です。 今回製作する京王7000系は新塗装化後の姿を模型化したいのですが、塗装技術が未熟のため細い帯をマスキングして施工する方法は諦めて、家電量販店の模型売り場で販売されていた「自作デカール」を使用することにします。 袋に入っていたデカール紙です。製品の説明を見ると、家庭用のレーザープリンタを使用して色を付けるとのこと…

  • #146 京王7000系を作る(その1)

    今回は京王7000系を製作してみます。私は京王沿線在住ではありませんので、京王線車両に馴染みがありませんので鉄道雑誌やインターネットの情報を拠り所にします。 Nゲージ模型の完成品としてはマイクロエースから販売されていますが、6両編成セットで某模型店で3万円弱ほどかかりますので、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して6両編成+2両編成の8両編成を製作することにしました。 今回の製作で利用するエコノミーキットです。京王6000系4両編成セット(450A)、京王6000系先頭車2両編成セット(450B)、京王6000系増結用中間車2両セット(450D)を購入しました。 この京王6000系のキッ…

  • #145 JR西日本213系0番台(初代・マリンライナー)桃太郎列車

    JR西日本213系0番台は瀬戸大橋線直通の快速用として、先に登場していた211系の1M方式システム採用し、1987(昭和62)年3月に登場しました。登場当初は瀬戸大橋が未開通で、ひとまず岡山ー宇野間の快速備讃ライナーに投入されました。 車両は1編成3両(岡山寄りからcM-T-Tc)で1M2T構成です。車体はステンレス車体に片側2か所の両開き扉、車内はオール転換クロスシート仕様となっています。 1988(昭和63)年に瀬戸大橋線が開通すると、岡山ー高松間の快速マリンライナーに使用されることとなり、高松寄りに展望グリーン車クロ212が増備・連結されました。 快速マリンライナーでの運用は2003(平…

  • #144 阪神1000系

    阪神1000系は阪神なんば線開通に伴って近鉄奈良線との相互直通運転に対応した急行系車両として2006(平成18)年に登場しました。 近鉄奈良線内では平日の朝・夕ラッシュ時や土日祝ダイヤでは終日、8両編成や10両編成運転があるため、6両基本編成の他、増結用の2両編成も用意されました。旧型車両の置き換えも兼ねて6両編成13本、2両編成9本の計96両が製作されました。 運用も阪神三宮ー近鉄奈良間の快速急行・準急・区間準急・普通の他、阪神本線系の阪神梅田ー山陽姫路間の直通特急にも入るなど、非常に幅広く運用されています。 Nゲージ模型の完成品としてはグリーンマックスから販売されています。 (6両基本編成…

  • #143 HOゲージ線路の敷設

    現在のレイアウトは立てかけ式でNゲージのみでしたが、この外周にHOゲージ線路を敷設しました。ただそのまま外周部分を増設しただけではスペースが大きくなって収納スペースに入りきらないため、一部分は収納時に取り外し出来る構造としました。 レイアウト全景です。手前のカーブの部分は立てかけ収納時は取り外すことが出来ます。 駅横の増設部分も取り外し可能です。 手持ちの近鉄車両(HOサイズ)で試運転をして不具合が無いことを確認して作業を終えました。 ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報…

  • #142 近鉄1400系を作る(その3)

    本日は朝から車番インレタの表面保護のためにクリアを吹いた後、試運転を行いました。 収納式レイアウトを久しぶりに引っ張り出し走らせました。脱線することなく快調に周回してくれました。片方の先頭連結器はTNカプラーを備えているので、他形式との併結試運転も行いました。 連結相手は外観が似ている#92で紹介した1420系にしました。 他形式との併結運転も問題なく終えることが出来ました。 これでひとまず近鉄1400系の製作は終了です。 では車両紹介です。 大阪上本町寄り先頭車ク1500・1501。この車両の先頭連結器はTNカプラーを装着しています。 中間M車モ1400・1401。交差型パンタを2基装備して…

  • #141 近鉄1400系を作る(その2)

    近鉄1400系製作記の続きです。まずは車体塗装から始めます。 缶スプレーにて車体塗装を行ったとこです。全体的にマスキング不良による、はみ出しが目立ちます。この後筆塗りで修正を行いました。 正面もしかりです。 車体をマスキングし、屋根をグレーで塗りました。 乾燥後マスキングをはがすと所々車体の肩部ホワイトにグレー塗料のはみ出しが。。。これも修正を行いました。 クーラーはニュートラルグレーを塗りました。塗料が乾燥後、ルーバー部分を黒マーカーで塗りました。 床板もなるべく手持ちパーツを利用しました。写真のものは前回京阪9000系を組み立てた時の余剰品です。ただし長さが近鉄1400系に比べて短いため、…

  • #140 近鉄1400系を作る(その1)

    私が近鉄通勤車を製作するときは、グリーンマックスのエコノミーキットを主に利用しています。近鉄通勤車のキットでは例えば近鉄8810系キットであると、正面が3000系ステンレス車(#17で紹介)や8000系アルミ車(#103で紹介)の顔が付属し、2610系キットではクーラーキセが分散式と連続式に選択できるように付属していますが、製作する車種によって余剰パーツが発生し、勿体無いと思うことがあります。 今回は自宅に眠る余剰パーツの活用の観点から、Nゲージの市販キットでは販売されていない近鉄1400系をキット余剰の正面・妻面パーツと車体をペーパーで製作することにしました。 この車両を製作します。大阪線で…

  • #139 グリーンマックス京阪9000系(旧塗装)塗装済みキットを組み立てる(その2)

    今日は残作業を進めました。 床板の室内部分は手持ちのアースグレーを吹きました。座席は登場時は水色系で、実車に合わせて塗装したかったのですが、手持ちが無かったため塗装出来ていません。 床下機器はグレーを吹きました。床下機器は車体が8両分あるのに対して6両分しか付属していませんでした。ジャンクであるが故に破格値で売られていたものと思われます。 屋根上機器のうち、ヒューズ箱、アンテナ類はニュートラルグレーを吹きました。 行先方向幕シール貼りです。登場時は8両編成で特急運用もされていたので、「特急・出町柳」を選択しました。 正面も行先方向幕を貼りますが、ガラスの裏側から貼る形となります。これが貼りづら…

  • #138 グリーンマックス京阪9000系(旧塗装)塗装済みキットを組み立てる(その1)

    某中古模型店で手に入れたグリーンマックス京阪9000系4両トータルセットと中間車4両セットです。 このセットの動力はツインモーターでした。走行の安定化を求めるのであれば、やはりコアレスモーターとなるので、更に投資してコアレスモーターを購入するか検討中です。 車体と屋根板は塗装済みなので、まずは透明プラ(ガラス)の装着から始めます。 窓ガラスを装着した状態(下の車両)。窓ガラスをはめ込むと窓枠のアルミが再現されます。 ただ、屋根裏に爪があり、窓ガラスがはめにくいため、 やすりで削って窓ガラスをはめやすくしました。 前面の窓ガラスも装着しました。 屋根板と車体を接合します。 パンタグラフのある側の…

  • #137 阪急3300系(3328編成・プロトタイプ)

    阪急3300系は、大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)堺筋線への相互直通運転用車両として、1967(昭和42)年に京都線に登場しました。1979(昭和54)年までに126両が製造されました。1982(昭和57)年から冷房化・電動式の方向幕設置、正面デザインが6000系などに似た構成に変更されました。長編成化に伴い、先頭車の中間車化など編成により様々な形態があるのが特徴です。 地下鉄乗り入れ運用の他に、京都線では普通から特急まで幅広く運用されていましたが、後継車1300系(#19で兄弟車1000系を紹介しています)が登場すると廃車が始まりました。 鉄道模型の完成品ではトミーテックの鉄道コレクションの事…

  • #136 JR西日本223系5000番台・JR四国5000系「マリンライナー」

    マリンライナーは、JR西日本とJR四国が岡山ー高松を瀬戸大橋を経由して運行する快速電車です。1988(昭和63)年の運行開始以来、JR西日本所属の213系が使用されてきましたが、2003(平成15)年から、JR四国所属の5000系3両編成とJR西日本所属2両編成が使用されています。 Nゲージ模型の完成品ではTOMIXから発売されており、当鉄道では「品番:98339、JR223-5000系・5000系近郊電車(マリンライナー)セットC」を所有しています。 JR四国5000系の高松寄り先頭車5100形。ダブルデッカー車両で、2階はグリーン席、1階は一般指定席となっています。 JR四国5000系の中…

  • #135 レイアウトいじり

    皆様新年あけましておめでとうございます。本年も「ぐでぐで鉄道模型日記」をよろしくお願い致します。正月休みを利用してレイアウトを少しいじりました。今回は踏切道の整備と駅ホームの延長工事を行いました。 ファミリーレストラン横の踏切道の整備 駅手前の踏切道の整備 内側線駅のホームを20m級車両7両分が停車出来るように延伸を行いました。 この後は道路の白線工事を行いたと思います。 ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、…

  • #134 近鉄「ありがとう8000系&レアな顔合わせ撮影会ツアー」を模型で再現する

    先日12月14日(土)に近鉄富吉車庫で、もうすぐ全廃となる近鉄8000系を絡めた撮影会が行われました。8000系8090編成の他に1000系1008編成、1810系1827編成も集結するとのことで参加したかったのですが、念願叶わず・・・悔し紛れに模型で再現することにしました。 名古屋寄りから見た様子。左から1000系、1810系、8000系。 編成全景。手前から8000系、1810系、1000系。 伊勢中川寄りから見た様子。左から8000系、1810系、1000系。 完全に自己満足です。最後に実車の写真を。 近鉄奈良線に乗り入れた阪神9000系と離合する8000系8090編成。 名古屋線急行の…

  • #133 近鉄8000系初期車(扇風機装備車)

    近鉄奈良線の輸送力増強を目的として、新生駒トンネル開通に合わせて1964(昭和39)年に登場しました。8021-8059編成までは扇風機装備して、外観は屋根上のかまぼこ型ベンチレーターが特徴です。扇風機装備車は8056編成を最後に2002(平成14)年に廃車されました。 Nゲージ模型の完成品としては、TOMYTECの鉄コレ第33弾で販売されています。 当鉄道では増結用として2両1編成を所有しています。 難波・京都寄り先頭車モ8000。ひし形パンタを1基装備しています。 奈良・橿原神宮前寄り先頭車ク8500。 他形式との併結を考慮してク8500の先頭連結器はTNカプラーに交換しています。 試運転…

  • #132 近鉄8600系 6両固定編成車(8619編成タイプ)

    近鉄8600系8619編成は、8600系で唯一の6両固定編成です。当鉄道ではグリーンマックスの完成品、品番4532:近鉄8600系(前期形)4両編成を所有しており、これに#16で紹介した近鉄8600系・8617編成タイプを製作の時に余剰となったT車とグリーンマックス・ザ・ストアで入手したジャンクボディーを組み合わせて、6両編成の8619編成を再現することにしました。 大阪難波・京都寄り先頭車モ8600。ひし形パンタ1基装備しています。 中間T車サ8150。 中間M車モ8650。ひし形パンタ2基装備しています。 中間T車サ8150。 中間M車モ8650。ジャンクボディーにプラ板で製作した屋根を接…

  • #131 近鉄6000系完成!試運転へ

    床板に手持ちの近鉄KD台車を装着し、車体と結合させました。先頭の連結器は他形式との併結の可能性がある阿部野橋寄り(左側の先頭車)はTOMIX製のTNカプラーとしています。 #116で紹介した6820系と並べてみました。実際、6000系は後継車6820系に置き換えられ廃車されたので、両者が共存して活躍していた期間は、ごくわずかでした。 さあ試運転です。車庫内で4両編成を組み、車庫を出発しました。 車庫線の急カーブを通過します。 車庫線から本線・内側線へ入ります。 内側線駅を通過します。 内側線カーブを進みます。 平面交差部を無事通過。外側線へと進みます。 外側線カーブを進みます。 外側線駅に到着…

  • #130 近鉄6000系を作る(その3)

    この週末はクーラーなどの屋根上機器の工作を行いました。 近鉄6000系は冷房化の際も、かまぼこ型ベンチレーターが残されました。クーラー、ベンチレーター共にキット付属のものを利用しました。クーラーはキットのものは、実車と比べ、キセの長さや形状が異なるのですが、工期短縮(手抜き)のため、パンタ付き中間車以外はそのままとしました。 先頭車の前面に行先表示器の取り付け、着色を行い、アンテナを取り付けました。 中間車のパンタグラフ装備車両では、クーラー長さがキットのままだと長すぎるため、少々短縮加工しました。 (次回に続きます) ランキング参加中鉄道 [http://にほんブログ村:title] [ht…

  • #129 近鉄6000系を作る(その2)

    車体を箱に組み上げたあと、塗装作業に移ります。 白色サーフェイサーを吹いて軽くヤスリ掛けした後、マルーン色を塗るためにホワイト色部分をマスキングしました。 スプレー缶でマルーン色を吹いたとこです。 マルーン色が乾いたら、今度はマルーン色部分をマスキングで隠し、ホワイト色を塗りました。本来ならば車体全体をホワイト色で塗り、ホワイト色部分をマスキングしてマルーン色を塗るのが正解なのでしょうが、私のマスキング技術ではマルーン色がマスキングの僅かの浮きの所からはみ出してホワイト色部分にかかってしまうことを恐れて、このような工法を採っています。 ホワイト色部分が乾いたらマスキングを外したとこです。このあ…

  • #128 近鉄6000系を作る(その1)

    #116で近鉄6820系の併結相手として、「近鉄6000系を作る!」と宣言していましたが、やっとこさ製作に着手しました。 グリーンマックスエコノミーキット近鉄2600系を利用して製作します。 6000系の正面の標識灯の部分は角型なので、元のキット成型の標識灯部分をヤスリで削り、プラ板を角型に切り出し表現しました。右側が加工した正面パーツ。 エコノミーキット近鉄通勤車では側面に2箇所ある種別表示器の再現のみで、側面行先方向幕の再現がありませんので加工する必要があります。片方をプラ板切り出しを貼り付け、側面行先方向幕を再現します。 もう一方の種別表示器、プラ板切り出しと側板の隙間をパテ盛りし、乾燥…

  • #127 JR東海211系5000番台

    JR東海211系5000番台は名古屋・静岡都市圏の113系や103系の置き換え用として1988(昭和63)年に登場しました。ロングシート車両であり、需要に合わせて適正な輸送力を組めるよう4両編成、3両編成、2両編成の各基本編成が用意され、1991(平成3)年までに242両が製造されました。 登場以来、JR東海管内の東海道線を始め、中央西線、関西線、御殿場線など広く運用されていましたが、後継車315系登場により急速に廃車が進行しています。 Nゲージ模型では完成品がグリーンマックスとKATOから発売されている他、グリーンマックスではエコノミーキットでも販売されています。当鉄道ではオークションで入手…

  • #126 近鉄2800系2両固定編成車を作る(その2)

    前回に引き続き近鉄2800系2両固定編成車の製作を進めました。 床下機器をグレーで、屋根上機器(クーラー、ヒューズ箱など)はニュートラルグレーで塗装しました。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなど屋根上機器を取り付けてゆきます。 床板に台車、床下機器を取り付け、車体と接合しました。 先頭の連結器は名古屋寄りはダミーカプラーを、伊勢中川寄りは他形式との併結を考慮してTNカプラーを取り付けました。 手持ちの行先方向幕ステッカーを貼り付けます。「急行・名古屋」を選択しました。 これにて完成です。製作車両の紹介です。 名古屋寄り先頭車ク2900。 伊勢中川寄り先頭車モ2800。下枠交差型パンタを2基装…

  • #125 近鉄2800系2両固定編成車を作る

    近鉄2800系2両固定編成車(2812編成・2814編成)は名古屋線で主に急行の増結用として運用されています。この車両を名古屋線運用車両の模型化の一環として、グリーンマックスエコノミーキットの余剰パーツを利用して製作することにしました。 いきなりですが、車体塗装後の写真です。車体はグリーンマックスの分売パーツを利用しました。 手前の車両が伊勢中川寄り先頭車モ2800。奥側は名古屋寄り先頭車ク2900です。 正面に行先方向幕の取り付けと標識灯の色差しを行いました。 名古屋寄り先頭車の正面に貫通幌を取り付けました。 明日以降は屋根上、下回りの工作を行うことにします。 (次回に続きます) ランキング…

  • #118 久々のレイアウトでの近鉄車両運転会

    南海9000系の製作も終わったので、久々にレイアウトを出し、近鉄車両による運転会を行いました。 本線上の駅に停車する近鉄23000系「伊勢志摩ライナー」(#10で紹介・写真左側の車両)と近鉄50000系「しまかぜ」(#5で紹介) 車庫には左から5820系(#7で紹介)、9200系(#9で紹介)、8A系(#113で紹介)、22600系「Ace」(#23で紹介)、30000系「ビスタカー」(#21で紹介)、8000系、9020系 10/7(月)から奈良・京都線系統でいよいよ8A系の営業運転が開始され、残る8000系の廃車も進行するものと見られ、両者が並ぶ機会が減ると思いますが、模型の世界では関係あ…

  • #123 完成!南海9000系

    床下関係の工作を行いました。 床下機器はグリーンマックスエコノミーキットの余剰パーツを利用しました。KATOの台車はプラ板床板にビス止めするために台車裏側をプラ板で塞ぎ、中心に穴を開け、ビス止めしています。 KATO製のAssyパーツの台車にはカプラーが付いていないので、手持ちのカプラーの余剰パーツを取り付けています。 先頭部の貫通扉に幌を装着しました。また、左側車両の先頭部の連結器は先に紹介した1000系と連結させるために、TOMIX製のTNカプラーを取り付けました。 プラ板でスカートを自作しました。写真で見ると両先頭車の顔を均一に作成出来なかったことが良く分かります。後で分かったのですが、…

  • #122 南海9000系を作る(その3)

    この3連休も南海9000系の車体工作を進めました。 やっとこさ、南海新塗装帯の6両分のデカール貼りを終えました。 特に先頭部の帯の取り回しには、一部分が乗務員扉や客室部分の窓にかかり苦労しました。 窓ガラスは写真では判りづらいですが、刺身パックの透明プラスチック製のふたを切り出し、利用しました。 正面のヘッドライトは、トレジャータウンの「西武用ヘッドライト」を利用したかったのですが入手出来ず、クーラーパーツの裏の丸穴の出っ張りをカッターナイフで切り出したものを取り付けてみました。オーバースケール気味ですが、とりあえずは良しとしました。 クーラーは南海9000系のものと形状が似ているグリーンマッ…

  • #121 南海9000系を作る(その2)

    この週末は6両分の車体の塗装及び屋根塗りを行いました。 南海車両の車体の細い帯は、塗装では腺が細く、私の技術ではとても再現不可能なので、レールクラフト阿波座から販売されている「南海新塗装用デカール」を用いました。 使用する部分をカッターで切り取ります。 デカールは水に浸すと表面の帯部分がズレて台紙から剥がれてゆきます。 台紙から剥がれた帯を慎重に車体に貼り付けてゆきます。慣れない作業で1両分を貼り付けるのに30分ほど時間がかかってしまいました。 正面もデカールを貼り付けました。ヘッドライト部分をどうするかを思案中です。 あと5両分のデカール貼り作業が待っています。(次回へ続く) ランキング参加…

  • #120 南海9000系を作る

    #117で南海1000系を紹介しましたが、2両編成の増結編成の為、単独では運用出来ず、併結相手の1000系基本6両編成や9000系を入手すべく探していたのですが、オークションではプレミアム価格で購入する気にもなれず、では「自作で」ということで、直線的なデザインで比較的作りやすそうな南海9000系を製作することにしました。素材はケガキをすれば家庭用プリンタのコピー機能が利用できる「厚紙用紙」を利用しました。 この車両を作ります。果たして完成するでしょうか 窓・ドア部分を切り抜いた後の写真です。構造はペーパールーフです。妻板はグリーンマックスの余剰パーツを用います。 扉部分を作成の後、車体に貼り付…

  • #119 トワイライトエクスプレス

    トワイライトエクスプレスは、大阪~札幌間で1989(平成元)年7月から運行が開始された寝台特急列車です。運行ルートは東海道本線ー湖西線ー北陸本線ー信越本線ー羽越本線ー奥羽本線ー津軽線ー津軽海峡線ー函館本線ー室蘭本線ー千歳線でした。人気の列車でしたが、車両老朽化や北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧変更、北陸新幹線延伸に伴う並行在来線がJRから第3セクターに移管されるなど種々の要因が絡み、2015(平成27)年3月の運行をもって廃止されました。 Nゲージ模型の完成品では、TOMIXとKATOから販売されており、当鉄道ではTOMIX製の「品番92623:JR24系25形特急寝台客車(トワイライト…

  • #118 南海2000系(1次車・登場時)

    南海2000系は高野線ズームカー21000系や22000系の17m車の置き換え用として、1990(平成2)年に登場しました。車体はステンレス製となり、制御装置も当時では南海初となるVVVF制御方式が採用されました。 登場当時は車体の帯色が濃淡グリーンでしたが、1992(平成4)年の増備車からは#117で紹介した南海1000系と同様のブルーとオレンジの帯色に変更されました。1997(平成9)年までに4両編成9本、2両編成14本の64両が製造されました。現在は高野線運用の他、南海本線や空港線の普通運用でも用いられています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエースから販売されており、当鉄道では「A…

  • #117 鉄コレ南海1000系を整備する

    南海1000系は南海線9000系の後継として、1992(平成4)年に登場しました。新技術を取り入れて、南海線・高野線の両方で運用できるよう設計されており、6両編成10本、4両編成1本、2両編成6本の計76両が製作されました。 この系列から1994(平成6)年の関西空港開業を見据えた南海グループのIC戦略に基づいた新デザインとなり、他形式も1000系と似た車体色デザインとなりました。 Nゲージ模型の完成品ではトミーテックの鉄道コレクションとして販売されました。 再生産されないため、入手しにくい製品でもあります。 左側の車両は中古模型店、右側の車両はオークションで入手し、当鉄道では2両編成1本とし…

  • #116 近鉄9020系・6820系

    ランキング参加中鉄道 近鉄9020系は#7と#91で紹介した近鉄5820系、5850系の2両編成版として、2000(平成12)年に奈良・京都線に登場し、阪神線乗り入れ対応もあって、19編成が2008(平成20)年までに製造されました。2003(平成15)年には大阪線用として1編成が製作されています。 近鉄6820系は6000系6009編成の置き換え用として2002(平成14)年に2編成が登場しました。 Nゲージ模型の完成品としてはグリーンマックスから発売されていて、当鉄道では2両編成2本所有しており、1本を奈良線用、もう1本を後日製作予定の6000系6009編成と併結させるために南大阪線用とし…

  • #115 レイアウトのお手入れ(令和6年7月27日記)

    車両基地の乗務員用の渡り通路の位置がバラバラなので、位置修正を行いました。 位置修正のためには、ある程度踏板のあるレールを各線とも揃えておかなければなりません。この為に手持ちに無かったストレートレールS70を購入し、位置調整を試みました。 S70を組み込んで踏板レールの位置を合わせてみました。 位置調整後です。上の3線と下の2線とで踏板の位置がずれていますが、レイアウトスペースの位置関係から5線とも合わすのは無理でした。 1枚目の写真と比較してもかなりすっきりしました。 入替信号機も配置しました。 また外側線のホームの椅子の向きも、実物のホームの椅子配置に倣って、右側写真のように一部変更しまし…

  • #114 南海7000系

    南海7000系は従来の南海本線用の旧型車両を置き換えるため、1963(昭和38)年から1973(昭和48)年にかけて90両が製造されました。 車体は20m片開き4扉のロングシート車両です。#104で紹介した高野線6000系と似ていますが、6000系の車体がステンレス製なのに対し、登場当初が踏切事故が多かったため、修繕が行え易い普通鋼製にしたと言われています。 登場当初は5両編成で登場しましたが、編成の組み換えで4両基本編成と2両増結編成構成され、他形式と連結も行い、普通から特急運用まで幅広く運用されましたが、老朽化により、2015(平成27)年までに廃車となりました。 私もこの車両に何度か乗車…

  • #113 近鉄8A系を試運転する

    近鉄8A系の試運転を行いました。 この10月に8A系がデビューすると入れ替わりに引退するであろう8000系と車庫に並べてみました。 奈良・橿原神宮前寄り先頭車です。 こちらは大阪難波・京都寄り先頭車です。貫通幌が付いています。 編成のサイドビューです。手前の8A系は奥側の8000系に比べて集中型クーラーの搭載やカラーリングなど、近鉄通勤車の新時代を感じさせます。 では早速、本線試運転を行うため車庫を出発します。 ところがポイント通過の際に最後尾の車両が脱線しました。 脱線原因がこのときは分からず、とりあえず復線させて、車庫線の急カーブを通過させました。転落防止幌の車両間の干渉状況は、問題ありま…

  • #112 近鉄8A系を作りたい!(その7)

    この週末も近鉄8A系の製作を進めました。 残り3両の屋根をグレーに塗りました。 塗料のはみ出しを修正しました。 ドア下の靴ずりを銀色のエナメル塗料で筆塗りしました。 Nゲージ車両の靴ズリは細い線で表現が難しく、塗料がはみ出してしまいます。 エナメル塗料のはみ出しは爪楊枝などで擦ると取ることが出来ます。線の細い塗装作業にはエナメル塗料は便利です。 行先表示器の表現です。現状では無表示の黒のままですが、実車が営業運転を開始したら表示器の写真を撮り、それを印刷して貼り付ける予定です。 8A系では冬季及び夏季の車内保温を目的として、近鉄車両では初めてドア横に扉開閉スイッチを導入しています。実物同様には…

  • #111 近鉄8A系を作りたい!(その6)

    この週末は天候も良く気温も高かったので、塗料の乾きも早くなるだろうと期待し、残り3両の製作を進めることにしました。 車体は#110で紹介した方法で調整し、車体の塗装作業を進めました。 白色の載りが悪く、厚塗りした結果、マルーン部分にはみ出してしまいました。これは次の週末に修正することにします。 車内座席などは手抜きで種車(グリーンマックスの近鉄5800系旧製品塗装済みキット)のままです。実車が10月に運用開始して車内観察出来たら、作りなおす予定です。 床下機器と台車の装着です。床下機器はYouTubeなどを参考に並び替えました。これも実車を観察出来れば作り直す予定です。 本当はこの週末で完成さ…

  • #110 近鉄8A系を作りたい!(その5)

    この週末は8A系(4両編成)の残り3両の製作を進めました。工作内容は前回紹介したに内容とほぼ同一で、 クーラーを外した後の屋根板の穴埋め 妻面の窓埋め 前面の加工。上部にプラ板を増しています。この後整形に入ります。加工方法は前回がかなり時間がかかった為、もう少し簡単な工法を考え中です。 今回製作の3両は車体上部をパテ盛り整形し、肩部を実車同様に整形する予定です。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報…

  • #109 近鉄8A系を作りたい!(その3)

    この週末は雨がちな天候でしたが、製作途上の近鉄8A系の車体塗装作業を進めることにしました。 車体全体を白色サーフェイサーを吹いて、車体白色部分をマスキングしました。 マルーンを吹いて乾燥後、マスキングを剥がしました。所々塗装のはみ出しがありますが、このあと白色部分を再塗りします。マルーン部分の色は従来の近鉄通勤車のマルーンと若干異なる印象のため、模型店で塗料を物色しました。私が製作する近鉄通勤車のマルーン色は普段Mr.カラーの「No81.マルーン」を使用しているのですが、これよりも若干色味が濃いと思ったMr.Hobbyの「No11.MSシャアレッド」を用いることにしました。 車体の白色部分は従…

  • #108 近鉄8A系を作りたい!(その2)

    少し作業を進めました。 パテ盛り部分をヤスリで削り整形しました。 種車のクーラーを外すと、屋根に4箇所の穴が空いているためプラ板で隙間を埋めました。 妻面はシリーズ21と同様に貫通扉部分以外に窓が無いため埋めておきます。実車の貫通扉の窓は天地方向にかなり拡大されているようですが、今回の模型製作では手抜きの為にこのままとしています。 正面の大体の整形を終えたところで、手持ちの缶スプレー(マルーン)で塗ってみました。窓周りとそこから伸びる黒のラインは黒のマーカーを使用して表現しました。実車のマルーンは従来の近鉄マルーンよりも若干濃く、「ひのとり」の車体のマルーン塗装に近いようです。 参考までに「ひ…

  • #107 近鉄8A系を作りたい!

    近鉄の新型通勤車両8A系の第1編成が5月末から6月初めにかけて高安に搬入され、現在試運転に向けて調整を受けているところです。実車の営業運転が今年10月のため、模型化されるのは早くても来年の秋以降となるでしょうか? おしていそこまでは到底待てないため、実車をまだ見たことがありませんが、雰囲気でも先取りしようと今所有している車両を種車として8A系に改造してみることにしました。 完成出来るかどうかは極めて未知数のため、タイトルはあくまでも願望を込めて「作る!」ではなく、「作りたい!」としています。 種車は窓配置が比較的似ていると思われた1020系(#54で紹介)を用いることにしました。 標識灯部分を…

  • #106 名鉄3100系

    名鉄3100系は#105で紹介した3500系の改良版3700系の増結用2両固定編成車として、1997(平成9)年に登場した車両で、23本計46両が製作されました。 2019(令和元)年には、特急運用に用いられる車両同様のホワイトをベースとした車体色に変更となった編成も登場しました。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから発売されており、当鉄道では「品番30976:名鉄3100系1次車(新塗装・3103編成)」を所有しています。この編成は特急色に塗装変更されたものになります。 岐阜方先頭車モ3200。シングルアームパンタ1基装備しています。 豊橋方先頭車ク3100 #105で紹介した35…

  • #105 名鉄3500系

    名鉄3500系は当時在籍していた旧型車両を置き換える目的で、名鉄初のVVVF制御車として1993(平成5)年に登場し、1996(平成8)年までの短期間に4両編成34本の計136両が製作されました。車体は片側3扉のロングシート車です。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから販売されており、当鉄道では「品番30935 名鉄3500系機器更新車」を所有しています。4両編成の単独運用の他、他形式との併結運用を考慮して、岐阜方先頭車の先頭連結器をTOMIXの自動連結器(電連付き)に交換しています。 豊橋方先頭車ク3500 中間M車モ3550。豊橋方のひし形パンタ1基装備しています。 中間M車モ3…

  • #104 南海6000系

    南海6000系は輸送力増強の一環で、高野線の平坦区間(難波ー三日市、後に橋本まで延長)用に車体長20m4扉車として1962(昭和37)年に登場しました。車体はオールステンレス製です。1969(昭和44)年までにcM+T+T+Mc編成3本、Mc+Tc+T+Mc編成15本の計72両が製作されました。後に6両編成が構成しやすいように編成組み換えが行われ、cM+T+T+Mc編成10本、Mc+T+Tc+Mc編成1本、cM+Tc、cT+Mc編成各7本となりました。 高野線に新型車両8300系導入に伴い、6000系は置き換えの対象となり、2019(令和元)年から廃車が始まりました。 現在現存する車両のうち4…

  • 近鉄8000系(8069編成)

    近鉄8000系8069編成はアルミ車体試作車として1968(昭和43)年、奈良・京都線に4両編成1本が製作されました。車体断面は従来の8000系と違い肩部のRの無い角ばったスタイルとなりました。この車体形状は後に登場する3000系(#17で紹介しています)や8810系(#8で紹介しています)以降の通勤車にも引き継がれています。 1989(平成元)年に奈良・京都線用車両の連結器高さが大阪線に合わせたものに改造されることになりましたが、アルミ車体の8069編成は改造が出来ず、2両固定編成車の8074編成の中間に挟み込まれる形で6両固定編成化されました。この編成は車体断面の異なる異色な編成でしたが、…

  • #102 近鉄2600系(2両固定編成車)

    近鉄2600系は1970(昭和45)年に大阪・名古屋線の急行用車両として、4両編成2本、2両編成2本の計12両が製作されました。 車内は伊勢方面への観光輸送・団体輸送や大阪近郊や名古屋近郊の通勤輸送との両立を図るために、近鉄通勤車標準の21m4扉車ながら扉間には対面式固定クロスシートが配置されました。 Nゲージ模型では完成品は発売されていないため、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。実車の運用では4両+2両編成の6両編成固定として運用されることが多かったように思いますが、名古屋線運用においては伊勢方に2600系2両に名古屋方には他形式を併結する運用もありました。 製作は、…

  • #101 近鉄1000系3両固定編成車

    近鉄1000系3両固定編成車は、元々2両固定編成として登場していた車両が吊り掛け駆動式だったため、1986(昭和61)年に高性能化の上、1810系と車番交換・振り替えが行われ誕生したものです。 模型ではグリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。 名古屋寄り先頭車ク1100。 中間M車モ1050。模型ではこの車両に動力を組み込んでいます。 伊勢中川寄り先頭車モ1000。この車両にはパンタグラフを2基装備しています。 名古屋寄り先頭車の連結器は他形式との連結運用を考慮して、TOMIXのTNカプラーを装備しました。 早速手持ちの増結用9000系(#11で紹介)と連結させて試運転しまし…

  • #100 近鉄通勤車の製作(その5)

    ゴールデンウイークも後半戦に入りましたが、特に出かける予定もないため、晴天を利用して模型作りを進めることにしました。 トイレ部分のパテ盛りのヤスリがけをしました。 正面塗装のはみ出しを筆塗りで修正しました。左側の3両は1000系や2600系となる車両。右側2両は8000系アルミ車です。車体断面の違いから正面の形状も異なっています。 クーラーの通風孔部分を黒マジックで塗りました。今回の近鉄通勤車製作では、この種のクーラータイプばかりで9両分塗りました。 1000系と2600系のクーラーなどの屋根上機器を装着しました。 8000系アルミ車のクーラーや屋根上機器を装着します。 パンタグラフを装着しま…

  • #99 近鉄西大寺車庫の脱線現場を見る(2024/4/27)

    所用で近くに行く用事があったので、昨日脱線事故があった近鉄西大寺車庫を覗いてきました。 事故は4/26の13時20分ごろ、大和西大寺駅止まりで回送で車庫に入庫しようとしていた5800系(5804編成)の最後部6両目が車庫内分岐器付近で脱線しました。脱線した場所が車庫の外側線路であったため、大規模な運休には至っていないように見受けられましたが、近隣に留置されていた阪神直通用の増結編成などが出庫出来なくなり、一部列車が運休や遅れが出た他、夕方の帰宅ラッシュ時の奈良線快速急行が8両編成に増結出来ないなどの影響が出ました。 現場に着くと脱線している5804のみが残されて、他の5両は奥の方へ移動していま…

  • #98 近鉄通勤車の製作(その4)

    今回の近鉄通勤車の製作はグリーンマックスのエコノミーキット(8810系4両、2410/1810系キット:2両編成2編成が製作出来る、グリーンマックスストアーで見つけた近鉄通勤車中間車の側板1両分)を利用して9両まとめて製作しています。 この内訳は 8810系キット→奈良線8000系アルミ車(8069編成) 2410/1810系キット(1編成分)→名古屋線1000系3連車の先頭車として利用 2410/1810系キット(2編成分)→名古屋線2600系2連車 近鉄通勤車中間車の側板1両分→名古屋線1000系3連車の中間車として利用 です。 そのまま車体を素組みして塗装作業を進めていたのですが、260…

  • #97 近鉄通勤車の製作(その3)

    今日は車体のホワイトを塗る作業をしました。 昨日までの車体塗装作業でマルーンをまず塗り、その後マルーン部分をマスキングテープで覆っていました。今回はホワイトをスプレーで何回かに分けて吹きました。はみ出した部分はこの後筆塗りで修正します。 側面の塗装作業後です。まずまずの仕上がりとなりました。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は…

  • #96 近鉄通勤車の製作(その2)

    前回に続き、近鉄通勤車の製作です。今回は塗装作業のための下準備をします。 マルーンとホワイトの2色塗装の近鉄通勤車の塗り分けは、塗装技術の未熟な私にとっては最大の難関な作業となります。特に前面の塗り分けは難易度大です。 近鉄通勤車の前面の塗り分け。ホワイトをベースに窓周りをマルーンで囲ったものになります。 まずはマルーンを塗るためのマスキングをします。この作業は非常に時間のかかる作業で気の遠くなります。車体の妻面は前面にマルーンを塗るためにマスキングしていません。 屋根上も手抜きのため、マスキングしていません。車体が塗り終わった後に屋根の塗装を行います。 とりあえずマルーンを数回に分けて吹きま…

  • #95 近鉄通勤車の製作(その1)

    気候も暖かくなってきたので、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して近鉄通勤車の製作を進めることにしました。今回は以前オークションで入手した近鉄8810系キットと家電量販店で販売されていた近鉄2410(1810)系キットを利用して、それぞれ8000系アルミ車(8069編成)と1000系3連車を製作することにしました。 左側が8810系キットの側板、右側が2410系キットの側板です。どのキットも現在の仕様である方向幕設置後の姿が再現されていないため、手を施す必要があります。 側板にそれぞれ2か所ある種別表示器の片側をt1のプラ板を3×5mmに切り出したものを貼り付け、もう1つはパテで種別表示…

  • #94 JR西日本381系「ゆったりやくも」

    JR西日本381系「ゆったりやくも」は、これまで「やくも」や「スーパーやくも」で岡山ー出雲市間を運用していた車両を2007(平成19)年4月より座席改善や喫煙室の設置、車体塗装変更などの大規模更新工事を行われ、誕生しました。出雲市寄り先頭車はパノラマグリーン車を連結した編成もあります。 更新工事後の381系「ゆったりやくも」の車体塗装は白をベースに窓周りを赤く塗ったものになっています。 2024(令和6)年4月6日より後継車273系が運用を開始し、381系は2024(令和6)年6月末までに引退することが発表されています。乗車するのは今のうちですが、パノラマグリーン車の展望席は中々指定券を取るの…

  • #93 近鉄大阪線快速急行10両編成を模型で再現する

    今年の3月16日のダイヤ変更で消滅となった朝ラッシュ時の近鉄大阪線快速急行10両編成を模型で再現してみました。近鉄には10両固定編成がありませんので、様々な形式を連結して10両編成を構成していました。再現にあたっては、当ブログで過去に紹介した2610系(#28で紹介)4両+2430系(#41で紹介)4両+1420系(#92で紹介)2両の10両編成を組んでみました。 駅に到着した1420系を先頭とする10両編成快速急行。 駅を発車した10両編成快速急行。後部は2610系です。 ダイヤ変更前に運転されていた大阪線10両編成の光景です。 最近名古屋線に移籍した2430系2435F+2440Fを連結し…

  • #92 近鉄1201系を1420系に改造する

    #90で紹介した近鉄1201系を大阪線で活躍している近鉄のVVVF制御車の第1号である1420系に手持ちパーツを利用して改造することにしました。 車体関係はほぼ1201系と同形状であるため、M車の下廻り加工が中心となります。グリーンマックスの近鉄VVVF車の床下余剰パーツを利用します。 床下パーツの土台部分が厚いため、ヤスリがけを行い土台部分を薄くした後、床板に接着しました。 グリーンマックスの近鉄塗装済みキットに付属していたステッカーを利用して、行先方向幕を大阪線仕様のものに貼り替えとVVVFシンボルマークを新たに車体に貼り付けます。 行先方向幕は「快速急行 上本町」を選択しました。 VVV…

  • #91 近鉄5820系(大阪線所属車)

    2000(平成12)年に奈良線に登場したデュアルシート装備の近鉄5820系は2002(平成14)年に新たに大阪線に6両編成2本の12両が配属されました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから発売されています。実車では6両編成の単独運用の他、他形式の2両編成車を増結して8両編成でも運用されますが、TOMIXのTNカプラーに交換していません。 大阪上本町寄りの先頭車ク5350 中間M車モ5450。シングルアームパンタ1基を装備しています。 中間T車サ5550。伊勢寄りには長距離運用のためのトイレが設置されており、その部分は窓がありません。 中間M車モ5650。模型ではこの車両に動力が付いて…

  • #90 近鉄1201系

    近鉄1201系は1982(昭和57)年、名古屋線に登場した界磁チョッパ車1200系をワンマン運転対応化改造して誕生しました。1200系は2両編成10本が製作されました。 登場当初から名古屋線中心に運用されており、普通から急行まで幅広く運用されています。 Nゲージ模型では鉄道コレクションとして販売されました。動力を装備していないため、当鉄道では専ら増結用として運用しております。 伊勢中川寄り先頭車モ1201。交差型パンタ2基装備しています。 名古屋寄りの先頭車ク1301。 名古屋寄りの先頭車。専ら先頭に立つことが多いので、先頭の連結器はダミーのままです。 (これまでの紹介車両数:361両) [h…

  • #89 近鉄26000系(さくらライナー)

    近鉄26000系さくらライナーは大阪阿部野橋ー吉野間を結ぶ吉野特急の輸送サービス向上を目的として1990(平成2)年に全電動車方式の4両1編成が登場しました。後にもう1編成が増備され4両2編成体制となりました。 朝のラッシュ時には橿原神宮前ー大阪阿部野橋間で2編成併結の8両編成で運転されますが、来る3月16日のダイヤ変更で併結運転は廃止となるようです。 登場時は観光輸送に配慮してか運転台直後に客席があり、前面展望が楽しめましたが、2011(平成23)年のリニューアル工事により、運転台の後ろに客用扉を増設、喫煙室の設置、塗装の変更などが行われ、客室からの前面展望は出来なくなりました。 Nゲージ模…

  • #88 立てかけ式レイアウト(その3)

    新レイアウトの線路配置です。2周回のエンドレスレイアウトで、運転しないときは、このように壁に立てかけて収納するため線路は平面交差としています。 線路周りにKATOのバラストシートを貼り、建物、架線柱などのストラクチャー類を装着しました。線路と建物は土台にネジで止めて固定しています。 20m級車両10両編成を停車させるため左側2線の駅ホームを曲線部まで延長しました。因みに2周回目にあたる左側から3、4線目のホームは6両編成対応です。 車両基地です。 住宅街です。 収納の様子です。 この後の作業工程としては道路廻りの整備をしていきます。 [http://にほんブログ村:title] [http:/…

  • #87 立てかけ式新レイアウト(その2)

    作業は壁に立てかけた状態で行っています。解体した以前のレイアウトより発生したKATOのバラストシートを線路横に貼り付けます。 バラストシートを貼り付けている様子です。 空きスペースに神社を粘着テープで固定しましたが、後の粘着力低下による落下を防ぐため、ボードと建物をねじ止めする必要がありそうです。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人…

  • #86 新レイアウト(立てかけ式レイアウト)

    これまでのレイアウトは部屋の1室を占領し、子供の遊びスペース兼用で壁面周回レイアウトで鉄道模型の運転を楽しんでいました。しかし、子供の成長と共に部屋を明け渡すことになり、運転するときだけ広げて、後は部屋のどこかで収納出来る「立てかけ式レイアウト」を製作することにしました。 レイアウトサイズは収納を予定している部屋のスペースから900mm×1800mmとしました。 まずはホームセンターでベニヤ板(900×900サイズ2枚)を購入しました。 ベニヤを2枚接合して900mm×1800mmとしました。 レール配置は900mm×1800mmに展開できるKATOレールプラン特集を参考に進めることにしました…

  • #85 近鉄1000系(1002F)製作記(3)

    今回は完成に向けて残りの作業を紹介してゆきます。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなどの屋根上機器の装着を行いました。 床下機器も装着を行ってゆきます。 1002編成のク1925やサ1152の台車は旧型タイプですが、手持ちの台車が無く新たに購入も考えたのですが、経費節減のため鉄コレの台車枠とプラ板を利用して自作してみることにしました。3mm厚のプラ板を11mm×6mmに切り出し、中心部分に穴を開けて台車枠と接着しました。その後、KATO製の車輪を付けて完成としました。 自作台車の床板への取り付けはビス止めとしました。両端の連結器はボディーマウント式のアーノルドカプラーを床板両端に装着しました。…

  • #84 近鉄1000系(1002F)製作記(2)

    塗装作業です。手持ちの缶スプレーで下塗り後、マルーンを塗りその後マスキングしてアイボリーを塗りました。 塗装がはみ出すたびにスプレーで再塗装を行ったため厚塗り気味となりました。 マスキングを含めて塗装技術が悪いため塗装のみだし箇所が多く、修正作業が大変です。 車体色の修正を後に廻し、とりあえず屋根のグレーを塗るために車体をマスキングしました。 屋根のグレーを塗り終えたところ。 塗装のはみ出しの修正を行いました。 塗装の修正を終えました。完成品の出来に遠く及びませんが、車体の塗装作業に関してはこれで終わりとしました。 クーラーの塗装です。ニュートラルグレーを吹きました。 窓ガラス、前照灯レンズの…

  • #83 近鉄1000系(1002F)製作記(1)

    今年は近鉄名古屋線で活躍した車両を製作することを目標にしていますが、その第1弾として、1000系1002編成を製作することにしました。この車両は1972(昭和47)年に新製当初から冷房付き車両として1200系(初代)として登場したものです。この編成の特徴としては伊勢中川寄りの先頭車がパンタグラフが2基装備の前パン編成なのと、中間車1両にトイレが設置され、更に名古屋寄りの先頭車が車体構造の違う1810系の車両と交換されたため、形態的にも特徴のある編成となっています。 正月休みを利用して製作を進めることにしました。 模型製作にあたっては、この本を参考にしました。 製作にあたってはグリーンマックスの…

  • #82 近鉄1026系(ならしかトレイン)

    近鉄1026系は#54で紹介した1020系をボルスタレス台車の採用などの仕様変更を行い、4両編成6本と6両編成3本が製造されました。 このうち6両編成の1027F、1029Fの2編成は、奈良の風景や鹿などをイメージしたイラストが車体全面にラッピングされ、2022(令和3)年12月より奈良線とその直通先の阪神なんば線・阪神本線で運行を開始しました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスより、この1月から販売されました。当鉄道でも早速導入しました。実車のラッピングが忠実に再現されています。実車では他形式の2~4両を増結して8~10両編成で運用されることもありますが、当鉄道では当面他形式との併結…

  • #81 東武8000系

    ご覧頂きありがとうございます。遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。今年最初のブログは東武8000系の紹介です。 東武8000系は、輸送力増強と旧型車両への置き換えを目的として、1963(昭和38)年から1983(昭和58)年まで、約20年に渡って同一系列で私鉄最多両数の712両が製造されました。2・3・4・6・8両の各基本編成が登場し、組み合わせによって2~10両編成まで柔軟に組め、ローカル運用から優等列車まで幅広く運用されました。 車体は20m4扉車で、制御方式は抵抗制御です。現在は後継車の登場により廃車が進行しています。 Nゲージ模型の完成品ではKATO、マイクロエースから販…

  • #80 2023年・当鉄道の模型総括

    今年もいよいよ残り僅かとなりました。当ブログをご覧の皆様、今年もありがとうございました。2023年の総括として、この1年間で紹介した当鉄道の車両を振り返りたいと思います。 (2023年1月) 近鉄2610系 近鉄12200系 近鉄15200系(あおぞらⅡ) 近鉄8400系(820系復刻塗装) 近鉄18400系 (2023年2月) 近鉄2800系(3両編成車) 近鉄2400系 近鉄20100系(初代あおぞら) (2023年3月) 近鉄12410系 京都市交通局10系(1,2次車) (2023年4月) 近鉄2430系 阪神8000系 近鉄7000系(未更新車) 京阪8000系(登場時) (2023…

  • #79 阪急3000系

    阪急3000系は1967(昭和42)年の神戸線、1969(昭和44)年の宝塚線の1500V昇圧対応車として1964(昭和39)年に登場しました。 1975(昭和50)年より冷房化改造され、8両編成化に伴い中間に入る先頭車の運転台の撤去や側面や前面の表示幕設置も行われました。また、他形式の編入など編成のバリエーションも豊富な形式でした。運用は特急から普通まで幅広く使用されましたが、1000系登場に伴い急速に引退が進み、2020(令和2)年に全車廃車となりました。 Nゲージ模型では完成品はどのメーカーからも出ておらず、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。当鉄道では神戸・宝塚本…

  • #78 東武50070系

    東武50070系は東京メトロ有楽町線・副都心線、これに続く東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線への直通用車両として、2007(平成19)年に登場しました。10両編成7本計70両が製作されました。車体は東武通勤車初のアルミ製で20m4扉です。前面は先に登場した本線系(伊勢崎・日光線)50050系に準じて非常用貫通扉を左側に配置しています。 Nゲージ模型の完成品では、KATOとマイクロエースから販売されており、当鉄道ではオークションで入手したマイクロエース製を所有しています。 元町・中華街、池袋寄り先頭車クハ51070 中間M車モハ52070。シングルアームパンタを1基装備しています。模型ではこ…

  • #77 京浜急行1000形(初代)

    京浜急行1000形(初代)は、都営地下鉄浅草線乗り入れ用として、1959(昭和34)年に登場しました。車体は18m級片開き3扉車で、全車電動車2両1ユニット方式となっており、2両、4両、6両、8両の各基本編成が1978(昭和53)年までに356両が製造されました。 1971(昭和46)年から製造された車両については、集中式クーラーを搭載して登場し、非冷房で登場した車両についても1976(昭和51)年から冷房改造が行われ、新製冷房車と異なり集約分散式クーラーとなりました。 省エネルギー後継車の登場により、1986(昭和61)年から廃車が始まり、2010(平成22)年までに全車廃車となりました。 …

  • #76  グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その7)

    さて、京急1000形8両編成を組み上げて、早速試運転を行いました。 車庫を出発します。 京急1000形(初代)8両編成全景。Nゲージ18m級車両ですが8両繋げて写真を撮ると結構な長さがあることを実感します。 車庫から本線(外側線)へ進み、方向転換してA駅に進入するところです。懸念であった分岐器の通過も無事パスしました。 A駅を通過し、神社横を走行しているところ。 鉄橋部に進入します。 B駅を通過します。ここまで脱線も無く無事走行しています。このままA駅まで進めば試運転は完了です。 しかし、外側本線と車庫線の分岐器上で前から3両目が脱線してしまいました。原因は連結器の高さがあって微妙に合っていな…

  • #75 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その6)

    本日も残り作業を引き続き進めてゆきます。 床板にキット付属のウェイトを付けます。編成全体の重量を減らし、運転の消費電力を軽減するために先頭車のみに付けています。 次に窓ガラスです。キット付属の透明のプラスチック板を貼り付けます。車体長に合わせて適宜カットして貼り付けます。8両分なので、この作業も中々大変でした。 次は行き先ステッカーの貼り付けです。このエコノミーキットでは登場時の白幕と変更後の黒幕が選べれるようになっています。 平成に入ってからの旧1000形をイメージして製作したため、行き先表示は幕変更後の黒幕仕様としました。「特急・三崎口」を選択しました。 先頭車の屋根上のアンテナ、パンタ装…

  • #74 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その5)

    今日は屋根上と床下の工作をしました。 屋根上のラインデリアを組み立て説明書を参考に取り付けました。継ぎ目が目立ちますが、上手くクーラーで隠すことが出来るでしょうか。。。 クーラーを取り付けました。京急1000形エコノミーキットでは集中型と分散式の2種のクーラーが選択でき、2両編成は集中式、6両編成は分散式としました。ラインデリアの継ぎ目が目立つ車両は分散式とすることで、上手く継ぎ目を隠すことが出来ました。 続いて床下の工作です。床下機器を取り付け、台車を取り付けるための工作を行います。 台車はKATO製のビス止め台車を用います。このままでは台車を取り付け出来ない為、少し工作します。まず、車内側…

  • #73 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その4)

    車体の白帯をどう表現するかを考えた結果、手元にあった白色画用紙を1mm強ほどにカットして利用することにしました。写真は画用紙にボールペンでケガキをしたところです。 カットした画用紙の裏に接着剤をつけ、車体の窓下あたりに貼り付けます。 なんとか8両分貼り付けました。帯の太さが若干マチマチになってしまいました。 次はクーラーなどの屋根上機器、床下まわりの工作に移ります。 (続く) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレ…

  • #72 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その3)

    今日は天気が良いため塗装作業を中心に進めました。 床下機器はグレー塗装しました。 屋根上の機器類(分散式クーラー、ラインデリア)は明るいグレーを塗りました。 グリーンマックスキットの説明書指定のパンタグラフ、台車だとお高くつくので、KATO製のもので代用します。特に台車の型式は実車と異なるのですが、走行重視の私自身にとって、あまり拘りがありません。 台車はこのような形です。製品の台車は黒色塗装で、これをグレーに塗装するために車輪、集電シューなどを外してゆきます。 この状態にして台車枠をグレー塗装します。 一方、車体の方ですが、車体色のバーミリオンの吹き付けムラがありましたので、再塗装をすること…

  • #71  グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その2)

    グリーンマックスのエコノミーキットで京浜急行旧1000形を組み立てています。 やっとこさ8両分箱にしました。 塗装は京急車体色のパーミリオンA(GMカラー品番29)を塗る前に手持ちの余剰塗料の緑色スプレーを塗った後に、GMスプレーのパーミリオンを吹きました。 塗料が乾いたあと、窓下の白帯を塗るためにそれ以外の部分をマスキングします。当方、マスキング技術が無いため、いささか成功するか不安になります。 まず車体側面の白帯を塗ろうと思ったのですが、3両目のマスキングの途中で白帯をシールで再現することに方針転換を思いつき、とりあえず屋根をグレーで塗装するために車体側面全体をマスキングすることにしました…

  • #70 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その1)

    オークションにてグリーンマックスのエコノミーキット、京浜急行旧1000形2箱を格安でゲットしました。因みに私自身は実車を見たこともありません。無事に完成するか気がかりなところです。 旧1000形が全盛期で活躍していた時代の本を参考に製作してみます。4両セット2箱で8両分が製作出来ます。旧1000形は2両、4両、6両、8両の各基本編成がありますが、今回は6両基本編成+2両増結編成の8両編成として製作することにします。 前面パーツは今回製作の旧1000形の他、側面が似た構成の京成3100形、京急400・500形、京王2700形の前面パーツも付属しています。 まずは先頭車2両の車体を箱組しました。微…

  • #69 JR西日本201系(大和路線)

    JR西日本・大和路線で運用されている201系は、当時運用されていた103系6両編成を置き換える目的で、2006(平成18)年12月より京阪神緩行線(主に西明石-京都間)の7両編成から編成替えの上、順次転属されてきました。車体色は201系初となるウグイス色となり、前面には白色の警戒帯が追加されました。最終的には6両編成22本が奈良支所に転属され、大和路線の他、おおさか東線、和歌山線(王寺-高田間)でも運用されました。2023(令和5)年度までに221系が転入することにより運用を終える予定であり、2022(令和4)年3月におおさか東線での運用を終了しています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエ…

  • #68 小田急8000形

    最近、西武鉄道への譲渡と何かと話題の小田急8000形は、1983(昭和58)年に通勤車両の大型化による輸送力増強を目的として登場しました。車体は20m4扉車で、1987(昭和62)年までに4両固定編成、6両固定編成ともに16本、計160両が製作されました。現在は車体更新により制御方式もVVVFインバーターとなっていますが、2020(令和2)年より後継車両の登場で徐々に廃車が始まっています。このうち6両固定編成車が西武国分寺線に移る予定となっています。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスとトミーテックの鉄道コレクションとして販売されており、当鉄道ではグリーンマックスの完成品と鉄道コレクシ…

  • #67 近鉄VVVF通勤車 更新車両

    今回は模型ネタではありませんが、久々に写真を撮りに近鉄鶴橋駅に行きました。 今回の目的はVVVF車のA更新車です。今年の夏過ぎから徐々に増えてきました。内装の更新、前面の転落防止幌の取り付け、前照灯のLED化、行き先表示装置のフルカラーLED化などが行われています。初めて見ましたがやはり違和感がありました。 こちらは更新前の車両。 近鉄VVVF車のA更新車両もグリーンマックスからいずれは出ることでしょう。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前…

  • #66 奈良交通バス 3扉車

    このブログ初のバス模型の紹介です。近鉄奈良線の学園前駅や生駒駅を起点としている北大和営業所の路線は大規模なニュータウンが多くあり、通勤・通学輸送に対応すべく、バスの中では珍しい長尺3扉車が多数導入されました。私自身も日常的によく見かける車両で、トミーテックからバスコレとして「奈良交通創立80周年2台セット」として3扉車が製品化されましたので、コレクションした次第です。 外観です。各ドア横には前扉は入口、中扉は出入口、後扉は出口のステッカーが貼られています。例えば各住宅地から近鉄学園前駅を目指した場合、各停留所から乗車するときは前扉から入って運賃を支払い、途中停留所で下車の場合は中扉から下車し、…

  • #65 西武30000系(ぐでたまスマイルトレイン)

    西武30000系は2008(平成20)年に登場しました。このうち8両編成の1本に対して車体にぐでたまが描かれたラッピングを行い、2018(平成30)年3月から12月末まで本系列の就役10周年と、ぐでたま誕生5周年を記念して「ぐでたまスマイルトレイン」として運行されました。 車体側面は黄色地の全面ラッピングに銀色のドアという西武伝統の「黄色い電車」を彷彿とさせるデザインとなりました。 Nゲージ模型の完成品では、トミーテックから鉄道コレクションとして販売されました。 飯能・西武新宿寄り先頭車クハ38100。2連増結車との連結を考慮して、この車両の先頭の連結器はTOMIXのTNカプラーとしています。…

  • #64 JR西日本225系6000番台

    JR西日本225系は、JR西日本の次世代近郊型車両で、平成22(2010)年に登場しました。#53で紹介した221系から続くデザインを継承しつつ、「安全を最優先する」ことを重要課題とし、側板と屋根・台枠との接合部の強化を行い車体強度を向上させ、併せてを上方へ逃がし、乗客への衝撃と客室の変形を抑える構造をJR西日本の車両で初めて採用しました。 今回紹介の225系6000番台は平成24(2012)年に、113系や221系を置き換えるために0番台の6両のL編成全部と4両のY編成3本が設定変更の上、福知山線に投入された形式です。221系相当の最高速度120km/hで運用され、神戸・京都線用と区別するた…

  • #63 現在の鉄道模型レイアウト(その2)

    今回も#62に続き、当鉄道の周回レイアウトをご紹介致します。 D点から見たHOゲージ駅方向。HO駅に近鉄車両が入線するところです。HO駅は島式ホーム1面2線です。HO駅の隣にはNゲージ線のA駅があります。さらに隣には東車庫が広がっています。 E地点。西車庫の隣はちょっとした住宅街となっています。 F地点方向には神社があります。神社前には古民家があります。神社横は大通りがあり、ファミリーレストランやコンビニがあります。 G地点の橋梁部は部屋の扉附近に位置し、模型の運転をしないときは出入りの支障となるので、通常は壁に立てかけて収納しています。 橋梁部分をセットした状態です。このままだと中央部でたわ…

  • #62 現在のレイアウト(その1)

    我が家の鉄道模型レイアウトは固定式で、スペースの問題から作っては解体してを繰り返し、最近では#37、#38で紹介したような固定式レイアウトで運転を楽しんでいましたが、子供も成長し鉄道模型に関心を示さないようになり、レイアウト自体の運転も休日にするのみとなりました。子供の遊びスペース確保や将来の部屋の明け渡しを視野に入れつつ、比較的解体容易な周回レイアウトに変更することにしました。 今回はこの周回レイアウトを簡単ではありますが、紹介致します。 簡単な配線図は以下の通りです。 物が多く片付かない汚い部屋です。この部屋の周りに本棚を置いてその上にボードを設置し、線路を敷いています。 レールはKATO…

  • #61 京浜急行2000形

    京浜急行2000形は、1982(昭和57)年に「快速特急」用で使用されていた600形の後継車両として登場しました。車体は600形同様2扉・クロスシートですが、扉を両開き扉に改め、非貫通式の「く」の字型の前面形状や制御方式に界磁チョッパを採用するなど、当時の新機軸が盛り込まれました。 2000形は1987(昭和62)年までに8両編成6本と4両編成6本の計72両が製作され、ラッシュ時には8両編成に4両編成を増結して12両編成で「通勤特快」としても運用されました。 登場以来長らく京浜急行の看板車両として活躍していましたが、1998(平成10)年に2100形が快速特急用の後継車として登場すると、3扉ロ…

  • #60 JR西日本321系

    321系はJR神戸・京都線で運用されていた201系や205系の置き換え用として全面的に設計を見直し、2005(平成17)年に登場しました。車体は片側4扉の軽量ステンレス製で帯色は濃紺にオレンジ、白帯を配しています。全車の基本設計を共通化し、各電動車の動力台車と付随台車を一つずつ装備する0.5Mシステムを採用し、製作コストや重量バランス、編成構成の自由度を高められるように考慮されています。 2006(平成18)年までに7両編成39本計273両が製作されました。 運用は先に登場した207系と同じでJR神戸・京都線(加古川ー野洲)、JR宝塚線(尼崎ー篠山口)、東西線、学研都市線、大和路線(木津ー奈良…

  • #59 京阪5000系(新塗装)

    京阪5000系はラッシュ時の混雑率増加に伴う列車遅延の常態化を対処すべく、日本初の片側5扉の多扉車として1970(昭和45)年に登場しました。 車体は18m級。京阪初のアルミ合金製となり、オフピークでは2扉を締め切り3扉での運用を可能としています。締め切り可能な2扉部分には天井部分に格納可能な昇降式座席が用意されています。 1980(昭和55)年までに7両編成7本計49両が製作され、1999(平成11)年より車体改修工事、2008(平成20)年新塗装化工事が行われました。 普通から区間急行までを主体に活躍していた5000系ですが、老朽化により、2016(平成28)年より順次廃車が始まり、201…

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