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2022/09/18

  • #109 近鉄8A系を作りたい!(その3)

    この週末は雨がちな天候でしたが、製作途上の近鉄8A系の車体塗装作業を進めることにしました。 車体全体を白色サーフェイサーを吹いて、車体白色部分をマスキングしました。 マルーンを吹いて乾燥後、マスキングを剥がしました。所々塗装のはみ出しがありますが、このあと白色部分を再塗りします。マルーン部分の色は従来の近鉄通勤車のマルーンと若干異なる印象のため、模型店で塗料を物色しました。私が製作する近鉄通勤車のマルーン色は普段Mr.カラーの「No81.マルーン」を使用しているのですが、これよりも若干色味が濃いと思ったMr.Hobbyの「No11.MSシャアレッド」を用いることにしました。 車体の白色部分は従…

  • #108 近鉄8A系を作りたい!(その2)

    少し作業を進めました。 パテ盛り部分をヤスリで削り整形しました。 種車のクーラーを外すと、屋根に4箇所の穴が空いているためプラ板で隙間を埋めました。 妻面はシリーズ21と同様に貫通扉部分以外に窓が無いため埋めておきます。実車の貫通扉の窓は天地方向にかなり拡大されているようですが、今回の模型製作では手抜きの為にこのままとしています。 正面の大体の整形を終えたところで、手持ちの缶スプレー(マルーン)で塗ってみました。窓周りとそこから伸びる黒のラインは黒のマーカーを使用して表現しました。実車のマルーンは従来の近鉄マルーンよりも若干濃く、「ひのとり」の車体のマルーン塗装に近いようです。 参考までに「ひ…

  • #107 近鉄8A系を作りたい!

    近鉄の新型通勤車両8A系の第1編成が5月末から6月初めにかけて高安に搬入され、現在試運転に向けて調整を受けているところです。実車の営業運転が今年10月のため、模型化されるのは早くても来年の秋以降となるでしょうか? おしていそこまでは到底待てないため、実車をまだ見たことがありませんが、雰囲気でも先取りしようと今所有している車両を種車として8A系に改造してみることにしました。 完成出来るかどうかは極めて未知数のため、タイトルはあくまでも願望を込めて「作る!」ではなく、「作りたい!」としています。 種車は窓配置が比較的似ていると思われた1020系(#54で紹介)を用いることにしました。 標識灯部分を…

  • #106 名鉄3100系

    名鉄3100系は#105で紹介した3500系の改良版3700系の増結用2両固定編成車として、1997(平成9)年に登場した車両で、23本計46両が製作されました。 2019(令和元)年には、特急運用に用いられる車両同様のホワイトをベースとした車体色に変更となった編成も登場しました。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから発売されており、当鉄道では「品番30976:名鉄3100系1次車(新塗装・3103編成)」を所有しています。この編成は特急色に塗装変更されたものになります。 岐阜方先頭車モ3200。シングルアームパンタ1基装備しています。 豊橋方先頭車ク3100 #105で紹介した35…

  • #105 名鉄3500系

    名鉄3500系は当時在籍していた旧型車両を置き換える目的で、名鉄初のVVVF制御車として1993(平成5)年に登場し、1996(平成8)年までの短期間に4両編成34本の計136両が製作されました。車体は片側3扉のロングシート車です。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスから販売されており、当鉄道では「品番30935 名鉄3500系機器更新車」を所有しています。4両編成の単独運用の他、他形式との併結運用を考慮して、岐阜方先頭車の先頭連結器をTOMIXの自動連結器(電連付き)に交換しています。 豊橋方先頭車ク3500 中間M車モ3550。豊橋方のひし形パンタ1基装備しています。 中間M車モ3…

  • #104 南海6000系

    南海6000系は輸送力増強の一環で、高野線の平坦区間(難波ー三日市、後に橋本まで延長)用に車体長20m4扉車として1962(昭和37)年に登場しました。車体はオールステンレス製です。1969(昭和44)年までにcM+T+T+Mc編成3本、Mc+Tc+T+Mc編成15本の計72両が製作されました。後に6両編成が構成しやすいように編成組み換えが行われ、cM+T+T+Mc編成10本、Mc+T+Tc+Mc編成1本、cM+Tc、cT+Mc編成各7本となりました。 高野線に新型車両8300系導入に伴い、6000系は置き換えの対象となり、2019(令和元)年から廃車が始まりました。 現在現存する車両のうち4…

  • 近鉄8000系(8069編成)

    近鉄8000系8069編成はアルミ車体試作車として1968(昭和43)年、奈良・京都線に4両編成1本が製作されました。車体断面は従来の8000系と違い肩部のRの無い角ばったスタイルとなりました。この車体形状は後に登場する3000系(#17で紹介しています)や8810系(#8で紹介しています)以降の通勤車にも引き継がれています。 1989(平成元)年に奈良・京都線用車両の連結器高さが大阪線に合わせたものに改造されることになりましたが、アルミ車体の8069編成は改造が出来ず、2両固定編成車の8074編成の中間に挟み込まれる形で6両固定編成化されました。この編成は車体断面の異なる異色な編成でしたが、…

  • #102 近鉄2600系(2両固定編成車)

    近鉄2600系は1970(昭和45)年に大阪・名古屋線の急行用車両として、4両編成2本、2両編成2本の計12両が製作されました。 車内は伊勢方面への観光輸送・団体輸送や大阪近郊や名古屋近郊の通勤輸送との両立を図るために、近鉄通勤車標準の21m4扉車ながら扉間には対面式固定クロスシートが配置されました。 Nゲージ模型では完成品は発売されていないため、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。実車の運用では4両+2両編成の6両編成固定として運用されることが多かったように思いますが、名古屋線運用においては伊勢方に2600系2両に名古屋方には他形式を併結する運用もありました。 製作は、…

  • #101 近鉄1000系3両固定編成車

    近鉄1000系3両固定編成車は、元々2両固定編成として登場していた車両が吊り掛け駆動式だったため、1986(昭和61)年に高性能化の上、1810系と車番交換・振り替えが行われ誕生したものです。 模型ではグリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。 名古屋寄り先頭車ク1100。 中間M車モ1050。模型ではこの車両に動力を組み込んでいます。 伊勢中川寄り先頭車モ1000。この車両にはパンタグラフを2基装備しています。 名古屋寄り先頭車の連結器は他形式との連結運用を考慮して、TOMIXのTNカプラーを装備しました。 早速手持ちの増結用9000系(#11で紹介)と連結させて試運転しまし…

  • #100 近鉄通勤車の製作(その5)

    ゴールデンウイークも後半戦に入りましたが、特に出かける予定もないため、晴天を利用して模型作りを進めることにしました。 トイレ部分のパテ盛りのヤスリがけをしました。 正面塗装のはみ出しを筆塗りで修正しました。左側の3両は1000系や2600系となる車両。右側2両は8000系アルミ車です。車体断面の違いから正面の形状も異なっています。 クーラーの通風孔部分を黒マジックで塗りました。今回の近鉄通勤車製作では、この種のクーラータイプばかりで9両分塗りました。 1000系と2600系のクーラーなどの屋根上機器を装着しました。 8000系アルミ車のクーラーや屋根上機器を装着します。 パンタグラフを装着しま…

  • #99 近鉄西大寺車庫の脱線現場を見る(2024/4/27)

    所用で近くに行く用事があったので、昨日脱線事故があった近鉄西大寺車庫を覗いてきました。 事故は4/26の13時20分ごろ、大和西大寺駅止まりで回送で車庫に入庫しようとしていた5800系(5804編成)の最後部6両目が車庫内分岐器付近で脱線しました。脱線した場所が車庫の外側線路であったため、大規模な運休には至っていないように見受けられましたが、近隣に留置されていた阪神直通用の増結編成などが出庫出来なくなり、一部列車が運休や遅れが出た他、夕方の帰宅ラッシュ時の奈良線快速急行が8両編成に増結出来ないなどの影響が出ました。 現場に着くと脱線している5804のみが残されて、他の5両は奥の方へ移動していま…

  • #98 近鉄通勤車の製作(その4)

    今回の近鉄通勤車の製作はグリーンマックスのエコノミーキット(8810系4両、2410/1810系キット:2両編成2編成が製作出来る、グリーンマックスストアーで見つけた近鉄通勤車中間車の側板1両分)を利用して9両まとめて製作しています。 この内訳は 8810系キット→奈良線8000系アルミ車(8069編成) 2410/1810系キット(1編成分)→名古屋線1000系3連車の先頭車として利用 2410/1810系キット(2編成分)→名古屋線2600系2連車 近鉄通勤車中間車の側板1両分→名古屋線1000系3連車の中間車として利用 です。 そのまま車体を素組みして塗装作業を進めていたのですが、260…

  • #97 近鉄通勤車の製作(その3)

    今日は車体のホワイトを塗る作業をしました。 昨日までの車体塗装作業でマルーンをまず塗り、その後マルーン部分をマスキングテープで覆っていました。今回はホワイトをスプレーで何回かに分けて吹きました。はみ出した部分はこの後筆塗りで修正します。 側面の塗装作業後です。まずまずの仕上がりとなりました。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は…

  • #96 近鉄通勤車の製作(その2)

    前回に続き、近鉄通勤車の製作です。今回は塗装作業のための下準備をします。 マルーンとホワイトの2色塗装の近鉄通勤車の塗り分けは、塗装技術の未熟な私にとっては最大の難関な作業となります。特に前面の塗り分けは難易度大です。 近鉄通勤車の前面の塗り分け。ホワイトをベースに窓周りをマルーンで囲ったものになります。 まずはマルーンを塗るためのマスキングをします。この作業は非常に時間のかかる作業で気の遠くなります。車体の妻面は前面にマルーンを塗るためにマスキングしていません。 屋根上も手抜きのため、マスキングしていません。車体が塗り終わった後に屋根の塗装を行います。 とりあえずマルーンを数回に分けて吹きま…

  • #95 近鉄通勤車の製作(その1)

    気候も暖かくなってきたので、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して近鉄通勤車の製作を進めることにしました。今回は以前オークションで入手した近鉄8810系キットと家電量販店で販売されていた近鉄2410(1810)系キットを利用して、それぞれ8000系アルミ車(8069編成)と1000系3連車を製作することにしました。 左側が8810系キットの側板、右側が2410系キットの側板です。どのキットも現在の仕様である方向幕設置後の姿が再現されていないため、手を施す必要があります。 側板にそれぞれ2か所ある種別表示器の片側をt1のプラ板を3×5mmに切り出したものを貼り付け、もう1つはパテで種別表示…

  • #94 JR西日本381系「ゆったりやくも」

    JR西日本381系「ゆったりやくも」は、これまで「やくも」や「スーパーやくも」で岡山ー出雲市間を運用していた車両を2007(平成19)年4月より座席改善や喫煙室の設置、車体塗装変更などの大規模更新工事を行われ、誕生しました。出雲市寄り先頭車はパノラマグリーン車を連結した編成もあります。 更新工事後の381系「ゆったりやくも」の車体塗装は白をベースに窓周りを赤く塗ったものになっています。 2024(令和6)年4月6日より後継車273系が運用を開始し、381系は2024(令和6)年6月末までに引退することが発表されています。乗車するのは今のうちですが、パノラマグリーン車の展望席は中々指定券を取るの…

  • #93 近鉄大阪線快速急行10両編成を模型で再現する

    今年の3月16日のダイヤ変更で消滅となった朝ラッシュ時の近鉄大阪線快速急行10両編成を模型で再現してみました。近鉄には10両固定編成がありませんので、様々な形式を連結して10両編成を構成していました。再現にあたっては、当ブログで過去に紹介した2610系(#28で紹介)4両+2430系(#41で紹介)4両+1420系(#92で紹介)2両の10両編成を組んでみました。 駅に到着した1420系を先頭とする10両編成快速急行。 駅を発車した10両編成快速急行。後部は2610系です。 ダイヤ変更前に運転されていた大阪線10両編成の光景です。 最近名古屋線に移籍した2430系2435F+2440Fを連結し…

  • #92 近鉄1201系を1420系に改造する

    #90で紹介した近鉄1201系を大阪線で活躍している近鉄のVVVF制御車の第1号である1420系に手持ちパーツを利用して改造することにしました。 車体関係はほぼ1201系と同形状であるため、M車の下廻り加工が中心となります。グリーンマックスの近鉄VVVF車の床下余剰パーツを利用します。 床下パーツの土台部分が厚いため、ヤスリがけを行い土台部分を薄くした後、床板に接着しました。 グリーンマックスの近鉄塗装済みキットに付属していたステッカーを利用して、行先方向幕を大阪線仕様のものに貼り替えとVVVFシンボルマークを新たに車体に貼り付けます。 行先方向幕は「快速急行 上本町」を選択しました。 VVV…

  • #91 近鉄5820系(大阪線所属車)

    2000(平成12)年に奈良線に登場したデュアルシート装備の近鉄5820系は2002(平成14)年に新たに大阪線に6両編成2本の12両が配属されました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから発売されています。実車では6両編成の単独運用の他、他形式の2両編成車を増結して8両編成でも運用されますが、TOMIXのTNカプラーに交換していません。 大阪上本町寄りの先頭車ク5350 中間M車モ5450。シングルアームパンタ1基を装備しています。 中間T車サ5550。伊勢寄りには長距離運用のためのトイレが設置されており、その部分は窓がありません。 中間M車モ5650。模型ではこの車両に動力が付いて…

  • #90 近鉄1201系

    近鉄1201系は1982(昭和57)年、名古屋線に登場した界磁チョッパ車1200系をワンマン運転対応化改造して誕生しました。1200系は2両編成10本が製作されました。 登場当初から名古屋線中心に運用されており、普通から急行まで幅広く運用されています。 Nゲージ模型では鉄道コレクションとして販売されました。動力を装備していないため、当鉄道では専ら増結用として運用しております。 伊勢中川寄り先頭車モ1201。交差型パンタ2基装備しています。 名古屋寄りの先頭車ク1301。 名古屋寄りの先頭車。専ら先頭に立つことが多いので、先頭の連結器はダミーのままです。 (これまでの紹介車両数:361両) [h…

  • #89 近鉄26000系(さくらライナー)

    近鉄26000系さくらライナーは大阪阿部野橋ー吉野間を結ぶ吉野特急の輸送サービス向上を目的として1990(平成2)年に全電動車方式の4両1編成が登場しました。後にもう1編成が増備され4両2編成体制となりました。 朝のラッシュ時には橿原神宮前ー大阪阿部野橋間で2編成併結の8両編成で運転されますが、来る3月16日のダイヤ変更で併結運転は廃止となるようです。 登場時は観光輸送に配慮してか運転台直後に客席があり、前面展望が楽しめましたが、2011(平成23)年のリニューアル工事により、運転台の後ろに客用扉を増設、喫煙室の設置、塗装の変更などが行われ、客室からの前面展望は出来なくなりました。 Nゲージ模…

  • #88 立てかけ式レイアウト(その3)

    新レイアウトの線路配置です。2周回のエンドレスレイアウトで、運転しないときは、このように壁に立てかけて収納するため線路は平面交差としています。 線路周りにKATOのバラストシートを貼り、建物、架線柱などのストラクチャー類を装着しました。線路と建物は土台にネジで止めて固定しています。 20m級車両10両編成を停車させるため左側2線の駅ホームを曲線部まで延長しました。因みに2周回目にあたる左側から3、4線目のホームは6両編成対応です。 車両基地です。 住宅街です。 収納の様子です。 この後の作業工程としては道路廻りの整備をしていきます。 [http://にほんブログ村:title] [http:/…

  • #87 立てかけ式新レイアウト(その2)

    作業は壁に立てかけた状態で行っています。解体した以前のレイアウトより発生したKATOのバラストシートを線路横に貼り付けます。 バラストシートを貼り付けている様子です。 空きスペースに神社を粘着テープで固定しましたが、後の粘着力低下による落下を防ぐため、ボードと建物をねじ止めする必要がありそうです。 (次回に続きます) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人…

  • #86 新レイアウト(立てかけ式レイアウト)

    これまでのレイアウトは部屋の1室を占領し、子供の遊びスペース兼用で壁面周回レイアウトで鉄道模型の運転を楽しんでいました。しかし、子供の成長と共に部屋を明け渡すことになり、運転するときだけ広げて、後は部屋のどこかで収納出来る「立てかけ式レイアウト」を製作することにしました。 レイアウトサイズは収納を予定している部屋のスペースから900mm×1800mmとしました。 まずはホームセンターでベニヤ板(900×900サイズ2枚)を購入しました。 ベニヤを2枚接合して900mm×1800mmとしました。 レール配置は900mm×1800mmに展開できるKATOレールプラン特集を参考に進めることにしました…

  • #85 近鉄1000系(1002F)製作記(3)

    今回は完成に向けて残りの作業を紹介してゆきます。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなどの屋根上機器の装着を行いました。 床下機器も装着を行ってゆきます。 1002編成のク1925やサ1152の台車は旧型タイプですが、手持ちの台車が無く新たに購入も考えたのですが、経費節減のため鉄コレの台車枠とプラ板を利用して自作してみることにしました。3mm厚のプラ板を11mm×6mmに切り出し、中心部分に穴を開けて台車枠と接着しました。その後、KATO製の車輪を付けて完成としました。 自作台車の床板への取り付けはビス止めとしました。両端の連結器はボディーマウント式のアーノルドカプラーを床板両端に装着しました。…

  • #84 近鉄1000系(1002F)製作記(2)

    塗装作業です。手持ちの缶スプレーで下塗り後、マルーンを塗りその後マスキングしてアイボリーを塗りました。 塗装がはみ出すたびにスプレーで再塗装を行ったため厚塗り気味となりました。 マスキングを含めて塗装技術が悪いため塗装のみだし箇所が多く、修正作業が大変です。 車体色の修正を後に廻し、とりあえず屋根のグレーを塗るために車体をマスキングしました。 屋根のグレーを塗り終えたところ。 塗装のはみ出しの修正を行いました。 塗装の修正を終えました。完成品の出来に遠く及びませんが、車体の塗装作業に関してはこれで終わりとしました。 クーラーの塗装です。ニュートラルグレーを吹きました。 窓ガラス、前照灯レンズの…

  • #83 近鉄1000系(1002F)製作記(1)

    今年は近鉄名古屋線で活躍した車両を製作することを目標にしていますが、その第1弾として、1000系1002編成を製作することにしました。この車両は1972(昭和47)年に新製当初から冷房付き車両として1200系(初代)として登場したものです。この編成の特徴としては伊勢中川寄りの先頭車がパンタグラフが2基装備の前パン編成なのと、中間車1両にトイレが設置され、更に名古屋寄りの先頭車が車体構造の違う1810系の車両と交換されたため、形態的にも特徴のある編成となっています。 正月休みを利用して製作を進めることにしました。 模型製作にあたっては、この本を参考にしました。 製作にあたってはグリーンマックスの…

  • #82 近鉄1026系(ならしかトレイン)

    近鉄1026系は#54で紹介した1020系をボルスタレス台車の採用などの仕様変更を行い、4両編成6本と6両編成3本が製造されました。 このうち6両編成の1027F、1029Fの2編成は、奈良の風景や鹿などをイメージしたイラストが車体全面にラッピングされ、2022(令和3)年12月より奈良線とその直通先の阪神なんば線・阪神本線で運行を開始しました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスより、この1月から販売されました。当鉄道でも早速導入しました。実車のラッピングが忠実に再現されています。実車では他形式の2~4両を増結して8~10両編成で運用されることもありますが、当鉄道では当面他形式との併結…

  • #81 東武8000系

    ご覧頂きありがとうございます。遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。今年最初のブログは東武8000系の紹介です。 東武8000系は、輸送力増強と旧型車両への置き換えを目的として、1963(昭和38)年から1983(昭和58)年まで、約20年に渡って同一系列で私鉄最多両数の712両が製造されました。2・3・4・6・8両の各基本編成が登場し、組み合わせによって2~10両編成まで柔軟に組め、ローカル運用から優等列車まで幅広く運用されました。 車体は20m4扉車で、制御方式は抵抗制御です。現在は後継車の登場により廃車が進行しています。 Nゲージ模型の完成品ではKATO、マイクロエースから販…

  • #80 2023年・当鉄道の模型総括

    今年もいよいよ残り僅かとなりました。当ブログをご覧の皆様、今年もありがとうございました。2023年の総括として、この1年間で紹介した当鉄道の車両を振り返りたいと思います。 (2023年1月) 近鉄2610系 近鉄12200系 近鉄15200系(あおぞらⅡ) 近鉄8400系(820系復刻塗装) 近鉄18400系 (2023年2月) 近鉄2800系(3両編成車) 近鉄2400系 近鉄20100系(初代あおぞら) (2023年3月) 近鉄12410系 京都市交通局10系(1,2次車) (2023年4月) 近鉄2430系 阪神8000系 近鉄7000系(未更新車) 京阪8000系(登場時) (2023…

  • #79 阪急3000系

    阪急3000系は1967(昭和42)年の神戸線、1969(昭和44)年の宝塚線の1500V昇圧対応車として1964(昭和39)年に登場しました。 1975(昭和50)年より冷房化改造され、8両編成化に伴い中間に入る先頭車の運転台の撤去や側面や前面の表示幕設置も行われました。また、他形式の編入など編成のバリエーションも豊富な形式でした。運用は特急から普通まで幅広く使用されましたが、1000系登場に伴い急速に引退が進み、2020(令和2)年に全車廃車となりました。 Nゲージ模型では完成品はどのメーカーからも出ておらず、グリーンマックスのエコノミーキットを利用して製作しました。当鉄道では神戸・宝塚本…

  • #78 東武50070系

    東武50070系は東京メトロ有楽町線・副都心線、これに続く東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線への直通用車両として、2007(平成19)年に登場しました。10両編成7本計70両が製作されました。車体は東武通勤車初のアルミ製で20m4扉です。前面は先に登場した本線系(伊勢崎・日光線)50050系に準じて非常用貫通扉を左側に配置しています。 Nゲージ模型の完成品では、KATOとマイクロエースから販売されており、当鉄道ではオークションで入手したマイクロエース製を所有しています。 元町・中華街、池袋寄り先頭車クハ51070 中間M車モハ52070。シングルアームパンタを1基装備しています。模型ではこ…

  • #77 京浜急行1000形(初代)

    京浜急行1000形(初代)は、都営地下鉄浅草線乗り入れ用として、1959(昭和34)年に登場しました。車体は18m級片開き3扉車で、全車電動車2両1ユニット方式となっており、2両、4両、6両、8両の各基本編成が1978(昭和53)年までに356両が製造されました。 1971(昭和46)年から製造された車両については、集中式クーラーを搭載して登場し、非冷房で登場した車両についても1976(昭和51)年から冷房改造が行われ、新製冷房車と異なり集約分散式クーラーとなりました。 省エネルギー後継車の登場により、1986(昭和61)年から廃車が始まり、2010(平成22)年までに全車廃車となりました。 …

  • #76  グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その7)

    さて、京急1000形8両編成を組み上げて、早速試運転を行いました。 車庫を出発します。 京急1000形(初代)8両編成全景。Nゲージ18m級車両ですが8両繋げて写真を撮ると結構な長さがあることを実感します。 車庫から本線(外側線)へ進み、方向転換してA駅に進入するところです。懸念であった分岐器の通過も無事パスしました。 A駅を通過し、神社横を走行しているところ。 鉄橋部に進入します。 B駅を通過します。ここまで脱線も無く無事走行しています。このままA駅まで進めば試運転は完了です。 しかし、外側本線と車庫線の分岐器上で前から3両目が脱線してしまいました。原因は連結器の高さがあって微妙に合っていな…

  • #75 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その6)

    本日も残り作業を引き続き進めてゆきます。 床板にキット付属のウェイトを付けます。編成全体の重量を減らし、運転の消費電力を軽減するために先頭車のみに付けています。 次に窓ガラスです。キット付属の透明のプラスチック板を貼り付けます。車体長に合わせて適宜カットして貼り付けます。8両分なので、この作業も中々大変でした。 次は行き先ステッカーの貼り付けです。このエコノミーキットでは登場時の白幕と変更後の黒幕が選べれるようになっています。 平成に入ってからの旧1000形をイメージして製作したため、行き先表示は幕変更後の黒幕仕様としました。「特急・三崎口」を選択しました。 先頭車の屋根上のアンテナ、パンタ装…

  • #74 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その5)

    今日は屋根上と床下の工作をしました。 屋根上のラインデリアを組み立て説明書を参考に取り付けました。継ぎ目が目立ちますが、上手くクーラーで隠すことが出来るでしょうか。。。 クーラーを取り付けました。京急1000形エコノミーキットでは集中型と分散式の2種のクーラーが選択でき、2両編成は集中式、6両編成は分散式としました。ラインデリアの継ぎ目が目立つ車両は分散式とすることで、上手く継ぎ目を隠すことが出来ました。 続いて床下の工作です。床下機器を取り付け、台車を取り付けるための工作を行います。 台車はKATO製のビス止め台車を用います。このままでは台車を取り付け出来ない為、少し工作します。まず、車内側…

  • #73 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その4)

    車体の白帯をどう表現するかを考えた結果、手元にあった白色画用紙を1mm強ほどにカットして利用することにしました。写真は画用紙にボールペンでケガキをしたところです。 カットした画用紙の裏に接着剤をつけ、車体の窓下あたりに貼り付けます。 なんとか8両分貼り付けました。帯の太さが若干マチマチになってしまいました。 次はクーラーなどの屋根上機器、床下まわりの工作に移ります。 (続く) [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] にほんブログ村 プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレ…

  • #72 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その3)

    今日は天気が良いため塗装作業を中心に進めました。 床下機器はグレー塗装しました。 屋根上の機器類(分散式クーラー、ラインデリア)は明るいグレーを塗りました。 グリーンマックスキットの説明書指定のパンタグラフ、台車だとお高くつくので、KATO製のもので代用します。特に台車の型式は実車と異なるのですが、走行重視の私自身にとって、あまり拘りがありません。 台車はこのような形です。製品の台車は黒色塗装で、これをグレーに塗装するために車輪、集電シューなどを外してゆきます。 この状態にして台車枠をグレー塗装します。 一方、車体の方ですが、車体色のバーミリオンの吹き付けムラがありましたので、再塗装をすること…

  • #71  グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その2)

    グリーンマックスのエコノミーキットで京浜急行旧1000形を組み立てています。 やっとこさ8両分箱にしました。 塗装は京急車体色のパーミリオンA(GMカラー品番29)を塗る前に手持ちの余剰塗料の緑色スプレーを塗った後に、GMスプレーのパーミリオンを吹きました。 塗料が乾いたあと、窓下の白帯を塗るためにそれ以外の部分をマスキングします。当方、マスキング技術が無いため、いささか成功するか不安になります。 まず車体側面の白帯を塗ろうと思ったのですが、3両目のマスキングの途中で白帯をシールで再現することに方針転換を思いつき、とりあえず屋根をグレーで塗装するために車体側面全体をマスキングすることにしました…

  • #70 グリーンマックスのエコノミーキット組み立て記(京浜急行旧1000形~その1)

    オークションにてグリーンマックスのエコノミーキット、京浜急行旧1000形2箱を格安でゲットしました。因みに私自身は実車を見たこともありません。無事に完成するか気がかりなところです。 旧1000形が全盛期で活躍していた時代の本を参考に製作してみます。4両セット2箱で8両分が製作出来ます。旧1000形は2両、4両、6両、8両の各基本編成がありますが、今回は6両基本編成+2両増結編成の8両編成として製作することにします。 前面パーツは今回製作の旧1000形の他、側面が似た構成の京成3100形、京急400・500形、京王2700形の前面パーツも付属しています。 まずは先頭車2両の車体を箱組しました。微…

  • #69 JR西日本201系(大和路線)

    JR西日本・大和路線で運用されている201系は、当時運用されていた103系6両編成を置き換える目的で、2006(平成18)年12月より京阪神緩行線(主に西明石-京都間)の7両編成から編成替えの上、順次転属されてきました。車体色は201系初となるウグイス色となり、前面には白色の警戒帯が追加されました。最終的には6両編成22本が奈良支所に転属され、大和路線の他、おおさか東線、和歌山線(王寺-高田間)でも運用されました。2023(令和5)年度までに221系が転入することにより運用を終える予定であり、2022(令和4)年3月におおさか東線での運用を終了しています。 Nゲージ模型の完成品では、マイクロエ…

  • #68 小田急8000形

    最近、西武鉄道への譲渡と何かと話題の小田急8000形は、1983(昭和58)年に通勤車両の大型化による輸送力増強を目的として登場しました。車体は20m4扉車で、1987(昭和62)年までに4両固定編成、6両固定編成ともに16本、計160両が製作されました。現在は車体更新により制御方式もVVVFインバーターとなっていますが、2020(令和2)年より後継車両の登場で徐々に廃車が始まっています。このうち6両固定編成車が西武国分寺線に移る予定となっています。 Nゲージ模型の完成品では、グリーンマックスとトミーテックの鉄道コレクションとして販売されており、当鉄道ではグリーンマックスの完成品と鉄道コレクシ…

  • #67 近鉄VVVF通勤車 更新車両

    今回は模型ネタではありませんが、久々に写真を撮りに近鉄鶴橋駅に行きました。 今回の目的はVVVF車のA更新車です。今年の夏過ぎから徐々に増えてきました。内装の更新、前面の転落防止幌の取り付け、前照灯のLED化、行き先表示装置のフルカラーLED化などが行われています。初めて見ましたがやはり違和感がありました。 こちらは更新前の車両。 近鉄VVVF車のA更新車両もグリーンマックスからいずれは出ることでしょう。 [http://にほんブログ村:title] [http://にほんブログ村:title] プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 :当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前…

  • #66 奈良交通バス 3扉車

    このブログ初のバス模型の紹介です。近鉄奈良線の学園前駅や生駒駅を起点としている北大和営業所の路線は大規模なニュータウンが多くあり、通勤・通学輸送に対応すべく、バスの中では珍しい長尺3扉車が多数導入されました。私自身も日常的によく見かける車両で、トミーテックからバスコレとして「奈良交通創立80周年2台セット」として3扉車が製品化されましたので、コレクションした次第です。 外観です。各ドア横には前扉は入口、中扉は出入口、後扉は出口のステッカーが貼られています。例えば各住宅地から近鉄学園前駅を目指した場合、各停留所から乗車するときは前扉から入って運賃を支払い、途中停留所で下車の場合は中扉から下車し、…

  • #65 西武30000系(ぐでたまスマイルトレイン)

    西武30000系は2008(平成20)年に登場しました。このうち8両編成の1本に対して車体にぐでたまが描かれたラッピングを行い、2018(平成30)年3月から12月末まで本系列の就役10周年と、ぐでたま誕生5周年を記念して「ぐでたまスマイルトレイン」として運行されました。 車体側面は黄色地の全面ラッピングに銀色のドアという西武伝統の「黄色い電車」を彷彿とさせるデザインとなりました。 Nゲージ模型の完成品では、トミーテックから鉄道コレクションとして販売されました。 飯能・西武新宿寄り先頭車クハ38100。2連増結車との連結を考慮して、この車両の先頭の連結器はTOMIXのTNカプラーとしています。…

  • #64 JR西日本225系6000番台

    JR西日本225系は、JR西日本の次世代近郊型車両で、平成22(2010)年に登場しました。#53で紹介した221系から続くデザインを継承しつつ、「安全を最優先する」ことを重要課題とし、側板と屋根・台枠との接合部の強化を行い車体強度を向上させ、併せてを上方へ逃がし、乗客への衝撃と客室の変形を抑える構造をJR西日本の車両で初めて採用しました。 今回紹介の225系6000番台は平成24(2012)年に、113系や221系を置き換えるために0番台の6両のL編成全部と4両のY編成3本が設定変更の上、福知山線に投入された形式です。221系相当の最高速度120km/hで運用され、神戸・京都線用と区別するた…

  • #63 現在の鉄道模型レイアウト(その2)

    今回も#62に続き、当鉄道の周回レイアウトをご紹介致します。 D点から見たHOゲージ駅方向。HO駅に近鉄車両が入線するところです。HO駅は島式ホーム1面2線です。HO駅の隣にはNゲージ線のA駅があります。さらに隣には東車庫が広がっています。 E地点。西車庫の隣はちょっとした住宅街となっています。 F地点方向には神社があります。神社前には古民家があります。神社横は大通りがあり、ファミリーレストランやコンビニがあります。 G地点の橋梁部は部屋の扉附近に位置し、模型の運転をしないときは出入りの支障となるので、通常は壁に立てかけて収納しています。 橋梁部分をセットした状態です。このままだと中央部でたわ…

  • #62 現在のレイアウト(その1)

    我が家の鉄道模型レイアウトは固定式で、スペースの問題から作っては解体してを繰り返し、最近では#37、#38で紹介したような固定式レイアウトで運転を楽しんでいましたが、子供も成長し鉄道模型に関心を示さないようになり、レイアウト自体の運転も休日にするのみとなりました。子供の遊びスペース確保や将来の部屋の明け渡しを視野に入れつつ、比較的解体容易な周回レイアウトに変更することにしました。 今回はこの周回レイアウトを簡単ではありますが、紹介致します。 簡単な配線図は以下の通りです。 物が多く片付かない汚い部屋です。この部屋の周りに本棚を置いてその上にボードを設置し、線路を敷いています。 レールはKATO…

  • #61 京浜急行2000形

    京浜急行2000形は、1982(昭和57)年に「快速特急」用で使用されていた600形の後継車両として登場しました。車体は600形同様2扉・クロスシートですが、扉を両開き扉に改め、非貫通式の「く」の字型の前面形状や制御方式に界磁チョッパを採用するなど、当時の新機軸が盛り込まれました。 2000形は1987(昭和62)年までに8両編成6本と4両編成6本の計72両が製作され、ラッシュ時には8両編成に4両編成を増結して12両編成で「通勤特快」としても運用されました。 登場以来長らく京浜急行の看板車両として活躍していましたが、1998(平成10)年に2100形が快速特急用の後継車として登場すると、3扉ロ…

  • #60 JR西日本321系

    321系はJR神戸・京都線で運用されていた201系や205系の置き換え用として全面的に設計を見直し、2005(平成17)年に登場しました。車体は片側4扉の軽量ステンレス製で帯色は濃紺にオレンジ、白帯を配しています。全車の基本設計を共通化し、各電動車の動力台車と付随台車を一つずつ装備する0.5Mシステムを採用し、製作コストや重量バランス、編成構成の自由度を高められるように考慮されています。 2006(平成18)年までに7両編成39本計273両が製作されました。 運用は先に登場した207系と同じでJR神戸・京都線(加古川ー野洲)、JR宝塚線(尼崎ー篠山口)、東西線、学研都市線、大和路線(木津ー奈良…

  • #59 京阪5000系(新塗装)

    京阪5000系はラッシュ時の混雑率増加に伴う列車遅延の常態化を対処すべく、日本初の片側5扉の多扉車として1970(昭和45)年に登場しました。 車体は18m級。京阪初のアルミ合金製となり、オフピークでは2扉を締め切り3扉での運用を可能としています。締め切り可能な2扉部分には天井部分に格納可能な昇降式座席が用意されています。 1980(昭和55)年までに7両編成7本計49両が製作され、1999(平成11)年より車体改修工事、2008(平成20)年新塗装化工事が行われました。 普通から区間急行までを主体に活躍していた5000系ですが、老朽化により、2016(平成28)年より順次廃車が始まり、201…

  • #58 神戸電鉄1000系

    神戸電鉄1000系は沿線人口の増加に伴う輸送力増強を目的に1965(昭和40)年に登場しました。車体は18m級で1400mm幅の両開き扉を採用し、1991(平成3)年までに合計106両が製作されました。製造が長期に渡って行われたことや改造により、形態が異なる多くの形式が誕生しているのが特徴となっています。 Nゲージ模型の完成品ではトミーテックから鉄道コレクションシリーズで販売されており、当鉄道では「神戸電鉄1000系(1072・1062+1119編成)5両セット」を所有しています。このセットは粟生線で朝ラッシュ時に運用された5両編成をイメージした製品です。 3両固定編成の三田・粟生寄り先頭車デ…

  • #58 近鉄8000系(8085F・8087F編成タイプ)

    近鉄8000系は、新生駒トンネルの開通により車両限界が奈良線全線で拡大されたことに伴い、1964(昭和39)年に900系を基本に製造されました。 当初はMc-Tcの2両編成を基本として31編成62両が製作されましたが、1966(昭和41)年以降、中間車の増備が進み、M-Tを追加してcM-T-M-Tcの4両化を図ったほか、一部の編成は中間Mのみを増備してcM-M-Tcの3両編成化されました(#20で紹介、B編成)。 1964(昭和39)年から1966(昭和41)年製造の8021F(F=編成) - 8059Fまでは扇風機装備車として登場し、1967(昭和42)年から1969(昭和44)年製造の80…

  • #56 JR西日本225系5100番台

    JR西日本225系5100番台は、2016(平成28)年から2017(平成29)年にかけて製造された#55で紹介した225系5000番台のマイナーチェンジ車で、当時阪和線で活躍していた103系を置き換える目的で、4両編成14本・6両編成11本の計122両が登場しました。 前頭部が変更され、登場当初から先頭車間転落防止幌が取り付けられました。 Nゲージ模型の完成品ではTOMIXから4両編成セットと6両編成セットの発売されており、当鉄道では「品番98242 JR225 5100近郊電車基本セット」を所有しています。 製品は4両編成のタイプが製品されており、当鉄道では#55で紹介した225系5000…

  • #55 JR西日本225系5000番台

    JR西日本225系5000番台は、先に製造された223系の次世代車両として、2010年~2012年にかけて製造されたJR阪和線・関西空港線向けの車両で、4両編成29本の計116両が登場しました。 全電動車編成とすることで、車両構体の共通化によりコスト削減が図られました。 前頭部は衝突事故の際、運転席周りに比べて相対的に強度を低くした先頭上部が先に潰れることで、力を上方へ逃がし、乗客への衝撃と客室への変形を抑える構造をJR西日本の車両で初めて採用しました。 当鉄道ではTOMIX製の「品番92439 JR225-5000系近郊電車増結セット」を所有しています。このセットでは動力車が無いため、専ら増…

  • #54 近鉄1020系

    近鉄1020系は日立製作所製GTO素子VVVFインバータを採用した2両固定編成の1230系列の4両固定編成版として、1991(平成3)年に登場しました。 1026F以降は台車がボルスタレス台車の1026系となり、後に生駒線のワンマン運転対応化工事を施行された編成については、1021系(1021F~1025F)・1031系(1031F~1034F)となりました。 Nゲージ模型の完成品として、近鉄1020系としての発売が無いため、グリーンマックスから発売されていた「近鉄5800系塗装済みキット」を利用して製作しました。 当鉄道ではこのキットを利用して3200系を製作しましたが、後に鉄道コレクション…

  • #53 JR西日本221系

    JR西日本221系は1989(平成元)年に、通勤用のみならず観光用にも使用できるよう3扉転換クロスシートを備えた車両として登場しました。登場当初は関西私鉄と競合の激しい東海道・山陽線(JR神戸・京都・琵琶湖線)や関西本線(大和路線)に投入されました。 車体は20m級で、前面・側面共に大形窓が採用され、明るい車内による快適な居住空間が実現されています。座席は2+2列の転換クロスシートを基本に、扉間に6脚、車端部に4人掛けのボックスシートが配置されています。 制御装置は界磁添加励磁方式が採用され、台車は軽量ボルスタレス台車です。 この「車体長20m級3扉転換クロスシート」は、221系の少し前にデビ…

  • JR西日本201系更新車(大阪環状線)

    JR西日本201系は、国鉄時代の1983(昭和58)年から京阪神緩行線(京都ー西明石)に投入され、7両編成32本の合計224両が製作されました。 2003(平成15)年より体質改善工事が施行され、前照灯部の構造変更、戸袋窓の撤去、雨どいの整備、側面窓の交換などで、従来の201系と比べて外観が大きく変化しました。 京阪神緩行線の321系投入に伴い、2005(平成17)年より103系を置き換える目的で各編成からサハを1両組み入れ8両編成化の上、大阪環状線への転用が始まりました。 最終的には8両編成16本が大阪環状線に転用されました。車体色は大阪環状線のオレンジ色に変更されました。 2016(平成2…

  • #51 JR西日本103系更新車(大阪環状線)

    JR西日本103系更新車は、サービス向上と部品の共通化を図るために1996(平成6)年から既存103系に新車同様の大幅なリニューアル工事を施しました。 制御方式や台車はそのままに、客室は207系並みにグレードアップされています。前面窓は1枚ガラスとなり、雨どいの構造変更によりすっきりとした側窓形態を採用し、従来の103系のイメージと異なるものとなりました。 大阪環状線の103系の車体色はオレンジ色が採用、桜島線の他、大和路線加茂にも乗り入れていました。 2005(平成17)年より大阪環状線に201系が転入してきたため、徐々に廃車が進められ、2017(平成29)年10月で大阪環状線での運用を終え…

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