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僕のFIREは、フルタイムの仕事を辞めて セミリタイアを挟まずに完全リタイアへ直行 しました。 ふと「もしセミリタイアを経ていたらどんな違いがあったか?」と考えます。 セミリタイアは、フルタイムの仕事を徐々に緩めながらリタイア後の生活にスムースに移行できるメリットがある一方で、「...
完全リタイア生活を送るようになってから丸3年が経ちます。 そんな「毎日が自由」というFIRE生活で、実は、リタイア前に想像していなかったリアルな驚きや気づきがあります。 今回、そうしたなかで特に印象的だった「3つ」を紹介します。 ① いつでも寝られる自由があると、意外と朝早く起き...
先日、昔からの趣味仲間が「ついに仕事を辞めたよ!」と報告をくれました。 FIRE仲間が増えるのはいつだって嬉しいものですが、今回は 「やっと同じ時間を過ごせる!」と、喜びは特別のものでした。 なぜ喜びが特別かを考えると、 会社生活ゆえにバラバラな人生を歩んだ仲間が この年齢で F...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると「感謝の気持ちが強まる」という法則があると感じます。 そう感じたのは、あるスーパーでカート整理に奮闘する高齢スタッフを見た時の出来事です。 今日はそんな僕のFIRE後の心境や受け止め方の変化を綴ります。 邪魔なのになぜか心地よい行動 あ...
現役時代は「最悪な出来事」がFIRE後は「ラッキー」に感じること
先日、札幌旅行をした時に「現役時代だったら最悪な出来事」が起こりました。 羽田に戻るフライトがキャンセルとなり、またその日のフライトは全て満席。つまり「帰るに帰れない状態」となった出来事です。 ですが今のアーリーリタイア生活中の僕にとって、なんら急いで帰る理由もなく、そんな旅先で...
FIRE後の生活において、お金との向き合い方が大きく変化しました。 FIRE直後は「資産が減っても本当に大丈夫か?」というお金の不安が最大の課題でした。 その解決のために、以下の 3つのアクション を実施しました。 資産推移と資産構成の可視化 最悪シナリオのシミュレーション 現...
FIREを達成する前の認識は 「FIREをしたら何か目標を持たないと生活に張りがなくなる」と考えていました。 でもこの認識は FIRE生活が 1年も経つと変化し、そして 3年経過した今は「あえて目標を持たない生き方のが良い」と確信に変わっています。 サラリーマン時代は評価と 目標...
FIRE後のモチベーションと聞くと、「何かを達成するための意欲」と考えがちですが、実際にFIREから3年経過して感じるのは、それとは少し違う感覚です。 モチベーションは、日々をスムーズに生きるための「エネルギー」のようなもので、サラリーマンの頃にあった「目標達成のための意欲」では...
FIREを達成した直後、意外にも困ったのが「自己紹介」です。 サラリーマン時代なら「〇〇会社の△△です」 と名乗れば、それだけで自分の立ち位置が伝わります。 ですがFIRE後は、会社という肩書もないなか、自己紹介をするのも、職業欄に記入するのも悩みます。 こうしてアイデンティティ...
FIRE後に孤独を感じる3つの理由—社会とのつながりとは限らない
FIRE(経済的自立と早期リタイア)をすると、「社会とのつながりがなくなり、孤独になるのでは?」と考えます。 つまり「FIRE→社会とつながり喪失→孤独」という因果関係です。 FIREをして仕事を辞めれば、職場での人間関係はなくなり、そうした人間関係のつながりが孤独の原因と考えが...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)のデメリットとして「社会とのつながりがなくなる」という声をよく聞きます。 正直、この意味がまるでわかりません。 確かに、仕事を辞めると職場の人間関係は激減しますが、それは本当に「社会とのつながりの喪失」を意味するのでしょうか? そもそも、「社会...
自分のアーリーリタイアを俯瞰して気づいたこと(FIRE3年後)
アーリーリタイアをしてから3年が経過しました。 このアーリーリタイアが今の自分にどのような位置づけになっているか、人生を時系列で遡り、少し俯瞰して観察しました。 すると「アーリーリタイアの本質」が鮮明になりました。 今回、それを「若い頃の情熱 → 加齢による変化 → FIREの決...
平日の日中に出歩くことも多いFIRE生活では、サラリーマンの頃にない微笑ましいシーンに遭遇します。 今日はある80代後半の小柄なお婆ちゃんと若い新米ママさんの会話でその瞬間に遭遇しました。 それも、お婆ちゃんが想像を絶する「バグり方」をしていたからです。 早速、そのエピソードを綴...
僕がアーリーリタイアをする前は、コロナ禍でリモート勤務が中心となりました。 通勤のない快適な生活にすっかり慣れてしまったので、リモート勤務が解除されることになった時は僕のFIRE願望は急激に強まりました。 今日はこのリモート勤務とFIREについて綴ります。 リモート勤務で知った「...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す人が増えるごとに「FIREは仕事からの逃避」という批判もよく聞くようになります。 ですが本当にそうでしょうか? だってどうみても、FIREを目指す人は目の前の現実と真剣に向き合い、 資産形成や支出管理を学び、お金の問題を解決しようとして...
「FIREすると自己管理が大変になる」とよく言われます。 なんとなく説得力があるようでいて、でも何がどう大変なのかよくわからない主張です。 僕のFIRE生活での自己管理といえば、自分の「時間」の管理、「お金」の管理、「健康」の管理、「社会的つながり」の管理などです。 これら個々に...
FIREをすると「友人と話が合わなくなる」といった意見も多くあり、それをマイナス要因だと捉える人もまた多いと思います。 ですが僕は正反対に受け止めています。 確かに、仕事がメインの話題だった友人とはギャップが生じ疎遠になりますが、趣味や価値観でつながっている友人(旧友含む)とはF...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)に関し、世間では「自己管理が難しい」といった デメリットなる 主張が多くみられます。 その理由として「会社の規律がなくなると生活リズムが崩れる」とか「自由な時間が多すぎて、何をすればいいかわからない」といったことです。 ですがこれは本当にFIR...
このところ、ニュースで聞かない日がないほど取り上げられている有名人がいます。 その人物とは、莫大な資産を築き、本来であればFIRE(経済的自立と早期リタイア)が可能な立場でありながら、破産のリスクまで囁かれ、さらにFIRE卒業(芸能界復帰)も困難な状況にある 中居正広さん です...
先日、ネットニュースでタイトルの記事を読みました。 記事は中川淳一郎さん( 佐賀県唐津市在住のネットニュース編集者)によるもので、本人(富裕層に該当)は、富裕層になるとロクなことは無いと言った主張です。 記事内では2つのデメリットが具体例に綴られています。 資産が1億円を超えると...
このところ、ジャニーズ事務所の性的加害疑惑をBBCが、SMAPの元メンバー中居正広氏の女性トラブルをフランスのメディアが報じ、日本社会に波紋を広げています。 これらに共通するのは、企業や業界の忖度や腐敗が背景にあって、でもそれを国内メディアが沈黙をしてもみ消すなか、この力学が作用...
トランプ政権の発足とともに経済面ならず政治面で大きな変化が起きています。 その変化はアーリーリタイア民としても無関係とはいえません。 特に僕のような「アーリーリタイアをして無職な身分でぷらぷら海外を遊び歩く」なんていうのは危険人物になってしまうかもしれません(ちょっと大げさですが...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す過程では、資産額を月次で把握することが重要なルーチンです。 資産額の増減を把握することで、目標に近づいている実感を得たり、計画を見直すための指標として活用されます。 しかし、FIRE後も同じように資産額を月次で把握する必要があるのでしょ...
リタイアして自由な時間を手に入れてから大きく変えた習慣があります。 それは「睡眠」です。 目覚ましをかけず、好きなときに好きなだけ眠るようにした結果、サラリーマン時代には気づけなかった3つの大切なことを実感するようになりました。 今日はその気づきを綴ります。 1. 睡眠は体調変化...
FIRE生活を楽しむ中で「豊かさ」や「満足度」を定量的に評価できる指標が欲しいと思うようになりました。 やはり日々の生活では経済的自立をスタートポイントに、いかに人生を充実させるかが「生きがい」でもあるからです。 そのため、自分の満足度の計測方法として以下の3つの指標を作っては運...
FIREを達成すると、経済的自由だけでなく、時間的自由、さらには精神的自由まで手に入れることができます。 そんなFIREは多くの人が目指すべき「良いもの」と思う一方で、FIRE達成者に対する批判的な言動や嫉妬もあります。 今日はこのような嫉妬の背景にある要因を分析しながらFIRE...
「今年も良い年になりますように」。 そんな挨拶をかわしてきたこの数日ですが今年はどこか違和感がありました。 だってわざわざ頑張って「良い年にする」とか願う必要があるのか?と思ってしまうからです。 いまが良い状態なら1年過ぎれば「あー良い1年だった」で終わるものです。 と、自分がF...
今年の年越しはかなり残念な気持ちになります。 それはリタイア民の特権である「住民税非課税」というステータスが今年いっぱいで終わる予定だからです。 あらためてこの心境を共有したいと思います。 住民税非課税の特権とは 住民税非課税とは、ある一定額以下の所得の場合、住民税が非課税という...
FIREをしてから「会社を辞めて本当に良かったのか?」と考えることもあります。 時間的にも精神的にも自由を得たことから「お金で買えない価値」を感じています。 でもそうした「ふわふわした精神論」ではなく「計測可能な経済論」で見直してみることにしました。 今日はFIREの価値を経済面...
今年のクリスマスは平日です。 真昼間から時間に融通がきくアーリーリタイア身分ゆえ、やはりこんな時は母親を平日ランチに誘って親孝行でもしようと思いたちました。 ですが結果、何ともいえない寂しい(でもほっとする?)クリスマスデーになるとは思いもしませんでした。 そんなエピソードを綴り...
FIRE後の働かない日々が長くなるにつれ「労働ストライクゾーン」が極端に狭くなります。 「これならやりたい」と思える仕事が無いのは、完全リタイアでの怠惰が原因ではなく、自分のスケジュールが束縛されたり上下関係を面倒と感じる心理的抵抗感です。 そう した中、クリスマスイブでざわつく...
リタイア生活は 「旅行」 との相性が抜群です。 繁忙期を避けた旅程を組めば、混むこともなくコスパの良い旅行ができますし、「旅行が終わったら仕事に戻らないと」なんて圧もなく 心底楽しめます。 ただこれはリタイア(時間的余裕や柔軟性)がもたらす物理的・経済的・精神的な環境恩恵でしかあ...
2024年も残り10日となりました。 今年、僕が挑戦すると宣言した「あれくれ自由投資実験」の進捗を報告します。 この実験の取り組みの一つが「空き家をリノベして再生する」というプロジェクトです。 2023年の挑戦と2024年の変化 2023年は「お金をとことん使う実験」を行いました...
FIREブームはアメリカのミレニアル世代を中心に2010年頃から広がりました。 アメリカ発祥のFIREでありながら、FIRE生活を送るならアメリカより日本が楽だと思います。 それは日本のほうが低い生活コストで快適なFIRE生活を送れる環境が揃っているからです。 今日はFIRE生活...
「FIRE後は思ったよりお金がかからない」という感想を多くの人が口にします。 僕自身も実際にFIRE生活をしてみて、その通りだと実感しています。 どうしてそんな現象が起こるのでしょうか? 今回はその理由について掘り下げてみたいと思います。 仕事関連の見えない支出が減る FIRE後...
FIRE(経済的自由と早期退職)後に「暇だ」と感じることは多くの人に共通する課題です。 そうした漠然とした「暇」という感覚を分析してみました。 分析において時間の使い方を4分類(幸福の時間、投資の時間、役割の時間、浪費の時間)にして考えるとわかりやすく、結論としては、暇となる理由...
FIREによってサラリーマンなる規則正しい生活から完全リタイアなる不規則な生活を送るようになりました。 ですが不思議なことにかれこれ2年以上も不規則な生活をしていますが、心身ともにとても健康です。 疲れやすいとか睡眠の質が落ちるといったこともありません。 直観ではありますが、不規...
FIRE(経済的自立と早期退職)を達成した後の旅行は、現役時代と比べてまったく異なる楽しさがあります。 それはお金に余裕が出て旅行予算が増えたからではありません。 リタイア後は、時間や心理的な余裕、価値観の変化がもたらす自由さの中で、現役時代よりも旅行を深く味わうことができるから...
FIREから2年、もう会社に戻れない3つの理由(②時間>お金)
FIREから2年以上が経ったいま「会社に戻ること」は到底考えられません。 その理由は3つあるのですが、今回はその2つめ(第2回目)として「お金より時間が大事だ」ということを綴ります。 なお「時間が大事」といっても単に「怠惰な生活習慣からのリカバリーに時間がかかる」とか「通勤時間が...
FIREから2年、もう会社に戻れない3つの理由(①自己決定権)
FIREをしてから2年以上が経ったいま、かつての日常であった「会社」に戻ることはもはや考えられません。 それはリタイア生活に慣れたという理由ではなく、会社というルールに縛られない日々は自由と豊かさに満ち溢れ、新たな感性や価値観が生まれ、それを大切にしていきたいからです。 2年とい...
FI と RE 共存していることに違和感リタイアは二度来る2016年に書いた記事です①辞める決断をすること②実際に辞めること①が重要であって、②は結果でしかない実際の行動はさほど意味を持たずその前に思考というプロセスがあって行動はただの結果でしかないその考え方は、割と汎用的に消費しないピノキオのマインドの基礎を構成していますサラリーマンに FIRE したいですかって聞いたらそりゃしたいですって答えるでしょう「隣の芝生...
株を売らなければいけない人昨日から保有株を売り始めました幸いにして休暇だったこともあり相場市況を読みつつ、指値を入れました前場は結構約定して気分が良かったのですが後場は指値にまるで届かず、未約定お尻に火が付いてきましたカチカチ山のタヌキさん状態です なぜ売らなければいけないかそれは、現金が必要だからです昨日の売りは目標額の20%弱くらいまだまだ、売らないといけません冷や汗たらーんです売りたくない人から...
多くの人が「夢を諦めるのが怖い」という経験をしていると思います。 夢なんて今となっては青くさい感じはしますが、子供の頃は沢山の夢があって、宇宙飛行士、天文学者、野球選手、パイロット、社長さん。サラリーマンになっても別の夢はありました。 子供ながら夢を諦めた時に涙したこともありまし...
世間で「FIREは孤独だ」と言われますが、これにいつも疑問を持ちます。 「FIRE⇔孤独」を無理に結びつけ過ぎているからです。 逆にいうと孤独を感じるのはFIREとは別の要因があってFIREはそのきっかけの1つでしかないからです。 そうした「FIREは孤独だ」という見解について、...
サラリーマンの頃に「 リタイア後は 仕事関係の資格・学位を取得しよう」と意気込んでいました。 ですがリタイア後は真っ先にこれを完全撤回しました。 そのトップ3の理由は、 ①リタイア後は時間が山ほどある(との幻想があった)、②仕事のためという発想を捨てた、 ③新たな興味や趣味の発見...
世間で「富裕層は喧嘩をしない」と言われています。 「金持ち喧嘩せず」という諺もあるぐらいですからこれは真実を表していると思います。 その理由は「お金があるから喧嘩しない」といった資産防衛な意味で捉える人もいますが、もっと多くの側面があります。 個人的にはその理由として、①精神的余...
今日はFIREが人生のリベンジとなるかを考えてみました。 結論、FIREは人生のリベンジにもなればリスタートになると僕は思っています。 なお、リベンジというからにはその裏には「勝ち組」と「負け組」があり、その敗者が勝者を「生き方」として打ち負かしたり凌駕するという意味です。 よっ...
FIREの7不思議に「時間が足りない」があります。 FIREをして自分時間が大幅に増えたにも関わらず時間が足りずに「日々忙しい」と感じることです。 なお人によっては「FIREは暇」とも言うので時間感覚は個人差が大きい点はあります。 そこで今日は自分の時間の使い方を自己分析しなぜ時...
「早期リタイヤが人生目標」は本当に残念か?(残念とする記事への見解)
このところセミリタイア界隈で取り上げられているホットな記事があります。 黒坂岳央さんという方の「”早期リタイヤが人生目標”という残念さ」というものです。 今回、この記事についての個人的賛否を綴ります。 なおWIKIによると、この方は40代前半で実業家・投資家・ブロガー・講演家・・...
僕が30代でFIREをしていたらきっと地獄の人生になっていたと思います。 それは「経済的な苦境」と「精神的な後悔」の2つによって人生失敗と感じてしまうからです。 もちろんも現実には50代FIREをしたので、そんな30代FIREを語ったところでそれは仮説でしかありません。 ですが自...