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FIRE(経済的自立による早期リタイア)への関心が高まる一方で、「今後はフルFIREの実現はますます難しくなる」と警鐘を鳴らす論考も登場しています。 とある記事では、マクロ経済やテクノロジー、移住戦略の変化を理由に「もはやフルFIREは非現実的」と論じていますが、果たして本当に...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す人の多くが、「FIREをすれば、お金の不安から解放される」と考えています。 でも実際にFIREしてみた僕の感覚では、むしろその逆で、 新しい不安のかたち が現れると感じました。 たしかに、働かなくても生活できるだけの資産があれば、「...
FIRE後の生活を送っていると、時にこうした声に出会います。 「余剰資産なんて、使い切らなければもったいない」 「そんなに残っているなら、もっと早くリタイアできたはず」 確かに、FIRE後の資産が思ったほど減らないというのはよくある話です。 運用の影響や支出の抑制により...
FIRE生活で「お金はゼロで死ぬべきか?」~Die With Zeroの見解
FIRE生活をしていると、「お金をどう使い切るか?」という問いに、たびたび向き合います。 中でも『Die With Zero』にある「お金は死ぬときに使い切るべきだ」という考え方は、FIREを実践する者にとって避けて通れないテーマです。 お金の出口戦略をどう描くかは、FIREの...
「仕事を通じて成長する」というのは、社会に出る前から言われ続けたセリフです。 成長とは、「仕事で知識を得たり、目標に向け努力したり、世の中に役立ったりすることで達成するもの」だという常識が、いつのまにか自分の中に根付いていました。 ですが、仕事から離れたFIRE生活を送るよう...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)をした後、日常生活の中でいくつかの変化がありました。 そのひとつは些細なことですが、「冷蔵庫の中にあるものの賞味期限切れがほとんどなくなった」ということです。 仕事をしていた頃は、忙しさや急な予定変更などのせいで、まとめ買いした食材が期限切...
1泊2日帯広旅行、その6。急な旅程変更。「日高山脈を眺める場所」探しの末、2日目の行先は?【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 1…
1泊2日帯広旅行、その1。初めての十勝平野旅。旅の目的は、「十勝平野を見渡す場所」「さくら」「食べ物めぐり」。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 初めての十勝平野旅。 札幌移住後、十勝平野への旅は何…
FIRE(経済的自立による早期リタイア)をしてから、丸3年が経ちました。 FIRE前の自分は、「自由な時間が増えること」や「働かなくてよくなること」がメリットだと考えていました。 もちろん、それも間違いではありません。 ですが3年という時間を経て実感するメリットは、もっと深いと...
FIREできるのにしない人。 それは働かなくても十分な資産があるにもかかわらず、「FIREしたい」と言いながら、いつまでも仕事を続ける人です。 そうした「決断の先延ばし」を批判するものではありませんが、大切なのは その間にも、目に見えない「3つの損失」が積み重なっている という...
「なぜ、FIREをしたいの?」 そう聞かれて 「仕事を辞めたい」 と明確でインパクトのある回答をする人もいれば、 「とにかく自由に行きたい」 といった周囲からすると理解しにくい内面的な動機まで多様に存在します。 お金や時間が自由になるFIREだからこそ、 どんな人生を送りたいか...
中島公園でさくらを楽しむ。札幌パークホテル泊、その1。ホテルの部屋からの眺め。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 札幌のさくらも見ごろになってきた先日、中島公園にある札幌パー…
円山公園・北海道神宮の見ごろだったさくらが風雨で散ってしまった?【さくら】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 「自由研究」の課題を「さくら」にしているのですが、さくらの旬が…
FIREで後悔しないためには、「早期リタイアによる逸失利益」をできる限り数値化し、それに見合う価値を冷静に見極めて納得感を得ることが重要です。 逸失利益とは、たとえば「定年まで勤めていれば得られたはずの収入」や「社会的信用等」といった数値的・非数値的な利益全体を指します。 早期...
最近、「リタイア後は1年かけて世界一周したい」という記事を読み、このような発想を持っている方はFIRE生活に向いていると思いました。 なぜなら、サラリーマン的な「細切れの時」を繋ぎ合わせて何ができるかを考えるのではなく、FIREだからこそ得られる「まとまった時間」をもとに、大きく...
1泊2日の春の函館旅行、その3。「ホテルエノエ」と「函館山の昼景」。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 函館入り後、まず向かった先は、キングベーク本店。
現役時代、20代から長期・分散投資を続けた結果、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を実現できたと感じています。 FIRE後、金融投資からは少し距離を置きましたが、実は今も「ある投資」を続けています。 それが、「健康」「人間関係」「心の潤い」といった 非金融資産への投資 です...
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 「自由研究」で「さくら」をテーマ…
1泊2日の春の函館旅行、その1。ピンクの五稜郭を見る旅。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 1月に、2泊3日で函館旅行へ行…
リタイアして最初に戸惑ったのは、情報源が一気に狭まったことでした。 サラリーマン時代には、業界や経済の情報に自然と触れる機会がありました。 しかし、会社を離れると、そうした生の情報はほとんど入ってきません。 一方で、リタイア生活にはリタイア生活ならではの情報の拾い方もあります。...
最近、セミリタイアやFIREについて書かれたブログやSNS投稿を眺めていて、感じることがあります。 それは、FIREに至るきっかけが実に多様であるということです。 なんでもかんでも「FIRE」という、そもそも定義が曖昧な用語で括ってしまうと、その違いが見えにくくなってしまいま...
FIRE生活を送る上で、何を前提にするかによって、日々の生き方は大きく変わってきます。 中でも重要なのは、「この先も一切働かずに生きていくのか、それとも、いざとなれば再就職するか」というFIRE卒業を想定するかしないかという点です。 仮に、「FIRE卒業」として正社員に戻る可能性...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)という「働かずとも生きられる自由」は、誰にとっても理想に映るかもしれません。 しかし現実には、年収が1億円を超えても「FIREなど意味がない」と語る人たちがいます。 たとえば実業家の堀江貴文氏などがその代表です。 最近、その感覚が少し理解できる...
2泊4日での札幌ホカンス旅。2泊目ANAクラウンプラザ札幌泊。帰省のお疲れ様会、第三弾。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 2泊目…
FIRE後のいま、僕が実践している「FIRE生活での節約」は、現役時代にはできなかった方法です。 それは「スケジュールの柔軟性と手間」を活用して生活費を下げることです。 その対象は、2024年の家計支出で「支出先トップ」となっていた「旅費(25%)」に対して実施しています。 今日...
20代〜30代の若い世代から、「仕事が楽しいから70歳まで働きたい」、「生涯現役でいたい」といった声を耳にすることがあります。 特に会社員よりも、フリーランスや起業家など、自らの裁量で仕事をしている人にそうした傾向が強いように感じます。 僕自身も30代の頃はそうした言葉に共感...
なぜ、FIRE達成で「仕事を辞めること」が大事ではなくなるか
FIREは、経済的自立によって、働かなくても生活できる状態のことを指します。 そのため、現役で働く人(かつての僕自身も含め)は、「FIRE=仕事をやめること」という側面を過大に評価しがちです。 確かに、日々の仕事にストレスを感じていればこそ、「働かなくてもいい」という状態に強い...
僕が会社員だった頃、「自分にご褒美をあげる」という習慣は少なからずありました。 美味しい料理を食べに行ったり、温泉でのんびりしたり、たまにブランド品を手に入れたりすることがそれです。 これらは単なる娯楽ではなく、 自分の感覚を取り戻すための儀式 のようなものでした。 ところが...
昨今のトランプ関税ショックによる相場混乱により、F IRE に批判的、悲観的な記事が増えると思います。 今朝、目に飛び込んだのは「 FIRE は負け組だ」とする記事です。 この記事はFIREとは何か、そのリスクは何かを考える重要なテーマでもあるので取り上げたいと思います。 記事の...
2泊3日札幌ホカンス旅。1泊目ザノット札幌泊。帰省のお疲れ様会、第二弾。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 2泊3日での札幌ホカンス旅へ先日行ってきました。 1泊…
FIRE(経済的自立&早期リタイア)を達成したあとに訪れたものは「解放感に満ちた浪費生活」ではなく「静かなる欲の消失」でした。 欲の消失とは、高価な物を欲することも、自由を満喫しようと散財することも無い、そんな状態です。 これは予想に反していました。 なぜならFIRE後は自由な時...
サラリーマンの頃は「アーリーリタイア後に〇〇したい」というある習慣を思い描いていました。 その1つは「喫茶店のモーニングを食べる」というものです。 でも実際にFIREすると、週に1~2回どころか、年に1回も行きません。 朝の喫茶店に出向いて、モーニングセットを注文し、コーヒーにパ...
3年前の今日は、リタイア前の最終出勤日でした。 長年のサラリーマン生活を終えた帰り道、、無事にアーリーリタイアできたことに安堵したのを覚えています。 当時は解放感で浮かれて何も考えていませんでしたが、3年が経った今は、「もうサラリーマンには絶対に戻れない」という確信を持っています...
アーリーリタイアの最大のメリットは、 「時間の自由」と「体力」 のバランス を活かせること です。 つまり、時間の自由があるだけではなく、「体力があるうちにこそできること」を楽しめるのがアーリーリタイア期の今だと思っています(65歳の定年まで働いていたら体力的にはできないことがあ...
僕のFIREは、フルタイムの仕事を辞めて セミリタイアを挟まずに完全リタイアへ直行 しました。 ふと「もしセミリタイアを経ていたらどんな違いがあったか?」と考えます。 セミリタイアは、フルタイムの仕事を徐々に緩めながらリタイア後の生活にスムースに移行できるメリットがある一方で、「...
完全リタイア生活を送るようになってから丸3年が経ちます。 そんな「毎日が自由」というFIRE生活で、実は、リタイア前に想像していなかったリアルな驚きや気づきがあります。 今回、そうしたなかで特に印象的だった「3つ」を紹介します。 ① いつでも寝られる自由があると、意外と朝早く起き...
先日、昔からの趣味仲間が「ついに仕事を辞めたよ!」と報告をくれました。 FIRE仲間が増えるのはいつだって嬉しいものですが、今回は 「やっと同じ時間を過ごせる!」と、喜びは特別のものでした。 なぜ喜びが特別かを考えると、 会社生活ゆえにバラバラな人生を歩んだ仲間が この年齢で F...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると「感謝の気持ちが強まる」という法則があると感じます。 そう感じたのは、あるスーパーでカート整理に奮闘する高齢スタッフを見た時の出来事です。 今日はそんな僕のFIRE後の心境や受け止め方の変化を綴ります。 邪魔なのになぜか心地よい行動 あ...
現役時代は「最悪な出来事」がFIRE後は「ラッキー」に感じること
先日、札幌旅行をした時に「現役時代だったら最悪な出来事」が起こりました。 羽田に戻るフライトがキャンセルとなり、またその日のフライトは全て満席。つまり「帰るに帰れない状態」となった出来事です。 ですが今のアーリーリタイア生活中の僕にとって、なんら急いで帰る理由もなく、そんな旅先で...
FIRE後の生活において、お金との向き合い方が大きく変化しました。 FIRE直後は「資産が減っても本当に大丈夫か?」というお金の不安が最大の課題でした。 その解決のために、以下の 3つのアクション を実施しました。 資産推移と資産構成の可視化 最悪シナリオのシミュレーション 現...
FIREを達成する前の認識は 「FIREをしたら何か目標を持たないと生活に張りがなくなる」と考えていました。 でもこの認識は FIRE生活が 1年も経つと変化し、そして 3年経過した今は「あえて目標を持たない生き方のが良い」と確信に変わっています。 サラリーマン時代は評価と 目標...
FIRE後のモチベーションと聞くと、「何かを達成するための意欲」と考えがちですが、実際にFIREから3年経過して感じるのは、それとは少し違う感覚です。 モチベーションは、日々をスムーズに生きるための「エネルギー」のようなもので、サラリーマンの頃にあった「目標達成のための意欲」では...
FIREを達成した直後、意外にも困ったのが「自己紹介」です。 サラリーマン時代なら「〇〇会社の△△です」 と名乗れば、それだけで自分の立ち位置が伝わります。 ですがFIRE後は、会社という肩書もないなか、自己紹介をするのも、職業欄に記入するのも悩みます。 こうしてアイデンティティ...
FIRE後に孤独を感じる3つの理由—社会とのつながりとは限らない
FIRE(経済的自立と早期リタイア)をすると、「社会とのつながりがなくなり、孤独になるのでは?」と考えます。 つまり「FIRE→社会とつながり喪失→孤独」という因果関係です。 FIREをして仕事を辞めれば、職場での人間関係はなくなり、そうした人間関係のつながりが孤独の原因と考えが...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)のデメリットとして「社会とのつながりがなくなる」という声をよく聞きます。 正直、この意味がまるでわかりません。 確かに、仕事を辞めると職場の人間関係は激減しますが、それは本当に「社会とのつながりの喪失」を意味するのでしょうか? そもそも、「社会...
自分のアーリーリタイアを俯瞰して気づいたこと(FIRE3年後)
アーリーリタイアをしてから3年が経過しました。 このアーリーリタイアが今の自分にどのような位置づけになっているか、人生を時系列で遡り、少し俯瞰して観察しました。 すると「アーリーリタイアの本質」が鮮明になりました。 今回、それを「若い頃の情熱 → 加齢による変化 → FIREの決...
平日の日中に出歩くことも多いFIRE生活では、サラリーマンの頃にない微笑ましいシーンに遭遇します。 今日はある80代後半の小柄なお婆ちゃんと若い新米ママさんの会話でその瞬間に遭遇しました。 それも、お婆ちゃんが想像を絶する「バグり方」をしていたからです。 早速、そのエピソードを綴...
僕がアーリーリタイアをする前は、コロナ禍でリモート勤務が中心となりました。 通勤のない快適な生活にすっかり慣れてしまったので、リモート勤務が解除されることになった時は僕のFIRE願望は急激に強まりました。 今日はこのリモート勤務とFIREについて綴ります。 リモート勤務で知った「...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す人が増えるごとに「FIREは仕事からの逃避」という批判もよく聞くようになります。 ですが本当にそうでしょうか? だってどうみても、FIREを目指す人は目の前の現実と真剣に向き合い、 資産形成や支出管理を学び、お金の問題を解決しようとして...