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先日、長く付き合っている数少ない友人のひとりが還暦を迎えた。事前に手配していたお祝いの品が無事に届いたようで、久しぶりにお礼の連絡がきた。 彼は長年、自動車整備工場を営んでいる。最近は、他所で同じく整備士として働いていた息子さんが工場を継いでくれることになり、今年からは第一線を息子に譲って、家族みんなで支えながら新たなスタートを切ったばかりだった。家族でひとつの仕事に取り組めるというのは、なんと幸せな話だろう。そんなふうに素直に羨ましく思っていたのだが…。 「仕事の調子はどう?」と軽い気持ちで尋ねたところ、友人はため息交じりにこう言った。「実は、息子がネットワークビジネスにのめり込んでしまって…
FIRE後に「なんだかつまらない」、「自由すぎて不安」といった、期待外れの声が聞かれることがあります。 サラリーマン生活から解放され「好きな場所で、好きなように生きれる」と、理想のFIRE生活を実現しても、「こんなはずじゃなかった・・・」と感じる人もいるのです。 この原因のひ...
最近、あるシニア世代のYouTubeチャンネルをよく観ている。私たちより少し年上のご夫婦で、年金生活のお金のやりくりや、夫婦のすれ違い、日々の楽しみ方などについて、飾らない言葉で楽しく語ってくれる動画で、更新されるのを毎週楽しみにしている。 ただ、先日公開された回では、いつもとは少し違った印象を受けた。「何もしないまま毎日が過ぎていくことに焦りを感じる」「意識して外食や旅行を計画しないと、健康を害してしまってからでは遅い」と話されていて、それが妙に印象に残った。 画面の向こうのご夫婦は、「何か特別なことをしないといけない」と言っていたけれど、私たちは毎日、「特別何もしない」ことに心地良さを感じ…
2泊4日での札幌ホカンス旅。2泊目ANAクラウンプラザ札幌泊。帰省のお疲れ様会、第三弾。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 2泊目…
おはようございます、ゆなです。 札幌移住してから、早いもので8年が過ぎようとしています。 移住する前に、旅行を通して検討していた場所も何ヵ所かありましたが、移住場所に決めたのは、大好きでそれまでも何度も行った札幌でした。 もうそんなに経つんだ〜と、主人とふたりで話していて(^^)毎日、同じような日常生活をおくれる幸せをありがたく感じます。今…
最近、ニュースを見ているとため息ばかりが出る…。連日のように流れてくるのは、トランプ大統領の関税政策に関する報道。輸出品に高率な関税が課され、その余波が世界中に波及する。遠い国の話に聞こえるかもしれないが、実際に資産減少という「激痛」を感じている身としては、いい加減うんざりしてしまう。政治的パフォーマンスに振り回されず、もっと安定した株価に早く戻ってほしい。もしかしたら、自身の言動ひとつで株価が操作できることを知り、私腹を肥やすことに夢中になっているのではなかろうか…? それに加えて、ここ最近やけに多く感じるのが大阪・関西万博に関する報道である。開幕前からやたらとネガティブな話題ばかりが取り沙…
2泊3日札幌ホカンス旅。2泊目札幌エクセル東急泊。帰省のお疲れ様会、第二弾。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 2泊目は、札幌エクセル東急。 中島公園近くの、今回宿…
世界の株式市場は、トランプ「相互関税爆弾」の投下によって大炎上中だ。ニュースが流れた瞬間から株価は下落の一途をたどり、長らく我が家のセミリタイア生活を支えてくれた米国株中心の投資信託も例外ではなかった。これはまずいと感じ、一部を残して迷うことなく一気に売却。すんでのところで大火傷だけは回避できた。 一方で、個別株として保有していた日本株については完全に逃げ遅れた。その結果、哀れにも真っ黒焦げとなり、このまま数百万円の損切りするか、ヤキモキしながら数年塩漬けするか、非常に悩ましい状況だ。もう葉も幹もやられ、なんとか根っこだけ残っている哀れな状況である。 それにしても不思議だったのは、株価がこれだ…
2泊3日札幌ホカンス旅。1泊目ザノット札幌泊。帰省のお疲れ様会、第二弾。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 2泊3日での札幌ホカンス旅へ先日行ってきました。 1泊…
早期リタイアをしている男性が「平日の日中に表をプラプラ歩いていると職質された」ということを綴った記事を何度か読んだことがあります。 僕にとってそんな話題は他人事だと思っていました。 なぜならこれまでのFIRE生活3年間、職質されたり怪しまれたりしたことは一度もないからです。 それ...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)を達成したあとに訪れたものは「解放感に満ちた浪費生活」ではなく「静かなる欲の消失」でした。 欲の消失とは、高価な物を欲することも、自由を満喫しようと散財することも無い、そんな状態です。 これは予想に反していました。 なぜならFIRE後は自由な時...
新年度が始まり、ようやく寒の戻りも終わって花見日和がやってきたというのに、世界のマーケットは暗雲立ちこめる事態に見舞われている。きっかけは、あのトランプ元大統領による「関税マシンガン」発言。全方位に放たれたその強硬姿勢に、市場は大混乱。世界中の投資家たちが慌ただしく動き始めた。 そんな中、我が家の資産運用も小さくない転機を迎えた。ここ数年メインで運用していたアメリカ株中心のETFと投資信託は、昨年の秋頃から売却し始めていたのだが、今回の混乱で残っていた旧NISA口座の投資信託も無事すべて売却完了。少しは影響あるものの、まさに間一髪だった。これまでの利益でセミリタイア生活の5年間を、資産を減らさ…
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると、時間の使い方が大きく変わります。 リタイア前は「やりたいけど、なかなかできない」と思っていたことが、意外と自然に日常の一部になっていくものです。 僕にとって、その1つがアーティストのライブコンサートに行くことでした。 リタイア後、なぜ...
サラリーマンの頃は「アーリーリタイア後に〇〇したい」というある習慣を思い描いていました。 その1つは「喫茶店のモーニングを食べる」というものです。 でも実際にFIREすると、週に1~2回どころか、年に1回も行きません。 朝の喫茶店に出向いて、モーニングセットを注文し、コーヒーにパ...
4月1日、新年度スタートの日。今日はあいにくの天気だった。関東地方は真冬のような冷たい雨と風に見舞われた。よりによって歯医者の予約日に、とんだ天気となったものだ…。 近くの駅で見かけた新入社員らしき若者の一団。まだ新品のにおいが残るスーツに身を包み、ぎこちない歩き方。大きなスーツケースを引きずりながら、混雑した駅の中を歩く姿は、どこか頼りなげだ。駅を出ると、ビニール傘は風にあおられ、髪は雨に濡れてぐしゃぐしゃ。それでも周囲をキョロキョロ見回しながら、行き先を確認し、スマホで地図を確認しながら会社へと歩き始めた。きっと、初めての街、初めての職場、初めての社会人生活なんだろう。右も左もわからない不…
1週間の帰省旅。航空機遅延の補償としての2000円。今年2度目。【探検部・親孝行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 1週間の帰省旅ですが、帰りの便も往きと同様、AIRDO。
3年前の今日は、リタイア前の最終出勤日でした。 長年のサラリーマン生活を終えた帰り道、、無事にアーリーリタイアできたことに安堵したのを覚えています。 当時は解放感で浮かれて何も考えていませんでしたが、3年が経った今は、「もうサラリーマンには絶対に戻れない」という確信を持っています...
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 1週間の帰省旅。 妻からすると義父の世話旅。 …
アーリーリタイアの最大のメリットは、 「時間の自由」と「体力」 のバランス を活かせること です。 つまり、時間の自由があるだけではなく、「体力があるうちにこそできること」を楽しめるのがアーリーリタイア期の今だと思っています(65歳の定年まで働いていたら体力的にはできないことがあ...
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 3月中旬に妻と2人で1週間帰省してきました。 今回利用…
2025年度の政府予算案が、3月31日(月)にも可決・成立する見通しとなった。例年とは違い、今年は与党過半数割れの中、ギリギリまでどたばたした末の結果である。 この予算案、毎年秋頃から編成作業が始まると、各省庁の予算要望と財務省との調整、与党の新規政策の積み増し、そして与野党の政治的駆け引きばかりがメディアで報じられる。今回はいくつかの野党が自らの政策をねじ込みたいがゆえ、いつもより大々的に報道されるケースが多かった。夏に参院選が控えているからね。 一方、昨年度までに使われた予算の「効果検証」や「無駄の是正」といった視点は、いつも決まってほとんど話題にならない気がする。果たしてこれでよいのだろ…
「 FIRE は暇だ」という見解をよく耳にします。 確かに、仕事を辞めると自由時間が大幅に増えますが、「時間が沢山ある」ということだけで「 FIRE は暇だ」という意味でもない気がします。 というのは、暇に近い感覚として、 刺激が無い(退屈)、やるせない(虚無)、 やる気...
完全リタイア生活を送るようになってから丸3年が経ちます。 そんな「毎日が自由」というFIRE生活で、実は、リタイア前に想像していなかったリアルな驚きや気づきがあります。 今回、そうしたなかで特に印象的だった「3つ」を紹介します。 ① いつでも寝られる自由があると、意外と朝早く起き...
昨日、初めて自治体の健康診断を受けてきた。会社を辞めて早くも5年が経つが、定期的に受けていた健康診断とは縁遠くなっていた。もちろん、予防医療として年に一度のがん検診は消化器系を中心に欠かさず受けているし、生活習慣病への自覚もあるので血液検査はしている。しかし、身長体重測定、心電図、胸部レントゲンなどを含む、いわゆる「一般的な健診」は今回が退職後初めてだった。 検査の流れは、現役時代と大きく変わることはない。受付を済ませた後、血圧測定、採尿、採血、心電図、レントゲンと順に回っていく。淡々と進む作業のような一連の流れに、懐かしさとともに「これも健康を守るための大切なプロセスだったのだな」と、あらた…
シニアの旅行 どこに行く?あなたが50代で、もし、今、これからはいつでも好きな場所に行っていいよって言われたら、どの国に行きたいですか?旅行って計画するのも楽しいですよね。でも、一人旅ではない場合は、ほかの人の行きたい場所も考え、ルートを考え、飛行機のルートを調べ。。。なんだか面倒くさくなってきますよね ...
春が来るのはうれしい。桜のつぼみが膨らみはじめ、朝晩の空気にも冬とは違う柔らかさがある。しかし、それと同時に訪れるのが、そう、あの憎き花粉だ。杉、ヒノキ、そして最近では黄砂やPM2.5まで加わり、空は澄むどころかまるで異国の空気を吸っているかのような濁りを感じる。 1週間ほど前に新しい目薬を手に入れた。目薬と言っても一般的な液体タイプではなく、瞼に塗る軟膏タイプである。寝る前に1日1回、上下まぶたに塗りこむだけ。半信半疑で試してみたところ、これが驚くほど調子がよかった。起き抜けにあの忌々しい目のかゆみを感じることなく、一日がスムーズに始められる。日中も多少の刺激はあるものの、目をこすらずに済む…
FIRE をした人の生き方はさまざまです。 例えば、暇を持て余してしまう人、暇でも働かない生活だけで満足できる人、趣味に没頭する人、また働き始める人・・。 多様な生き方があるのは当たり前ですが、でも、なぜそうなるか? FIRE3年が経過したなかでの僕の持論は、 「FI...
アーリーリタイア生活はとても平坦です。 サラリーマン生活のような「貴重な週末」といった時間の緩急がないので、つい、時間の大切さを忘れてしまいます。 今日は「今という時間を大事にする」と痛感したお花見のエピソードを綴ります。 思い立って母親を花見に誘う自由 アーリーリタイア生活は自...
先日、現役時代に登録していたリクルート会社から一通のメールが届いた。内容は、私が以前からよく知っている外資系企業が現在求人をしているというものだった。しかも、対象となるのは50代、60代のベテラン人材。つまり、私のような経験豊富な人材を求めているということだ。 さらに詳細を読んでみると、仕事内容は前職で行っていたものと基本的には同じである。ただし、今回は管理職ではなく、実務を担当するポジションのようだ。外資系管理職特有の海外本社からのプレッシャーや部下のマネジメントといった負担がなく、純粋に技術的な業務に集中できる。しかも年収は前職とほぼ同等。条件としては申し分ないように思えた。 一瞬、心が揺…
日本を訪れる外国人観光客が増え、インバウンド需要が盛り上がっている。テレビやネットニュースでは、訪日外国人が「日本食は美味しい!」「日本食最高!!」と感動する様子が頻繁に取り上げられている。確かに、日本食は繊細な味付けや多様な食材を活かした料理が魅力的であり、高級なものから安くておいしいB級グルメまで、やたらと種類も多い。海外でも「寿司」「ラーメン」「天ぷら」などはすでに広く知られているし、最近は「とんかつ」もブームらしい。しかし、こうした報道を見るたびに、私は少し違和感を覚える時がある。 外資系企業で働いていたとき、外国人の同僚を日本に招いて一緒に仕事をする機会が頻繁にあった。その際に、日本…
FIRE後に変化することの1つに「時間周期」があります。 これは、「夜になると眠くなる」といった体の時間周期(リズム)のことではなく、「脳や行動レベルで支配される数」というものです。 結論から言うと、サラリーマン時代は脳(サラリーマン脳)が動作する基準サイクルが「3」であり、FI...
僕が選ぶFIRE生活したい地方TOP3:バランスの福岡、快適な札幌、都会的な神戸
東京でFIRE生活をする僕が、独自に作った「FIRE生活をしたい都市の選定基準」をもとに、各主要都市をスコアリングしてみました。 これは、旅先でふと「この都市は魅力的で移住したい!」と感じる状況をもとに、その魅力を切り口整理した7つの「選定基準」をもとに主要都市を比較したものです...
旅行先でふと「この都市で暮らすのもいいな!」と感じることがあります。 その「感覚」を洗い出してグルーピングすると7項目に分類されます。 これが僕にとっての 「FIRE生活してみたい都市の選定基準(7項目)」 です。 今日はこの選定基準を綴ります。 7つの選定基準 僕の旅行目的は、...
先日、花粉症に効くという世界初の軟膏タイプの薬を手に入れた。ネットでリモート診療を受け、病院近くの薬局から宅配便で翌日に届いた。診察料1,000円+薬代1,600円で、合計2,600円。新薬としては手頃な価格だろうか? 届いたその日から、毎晩寝る前に両目のまぶたに塗っているが、なかなかの効き目を実感している。なんでも有効成分の量が、従来の目薬のそれに比べ数倍多いそうだ。それでも、昨日と一昨日の関東地方は驚異的な花粉の飛散量で、家から一歩も出られないほどだった。マンションから見える遠方の視界が、すこぶる悪くなっているのがわかる。 優秀な新薬の効果も追いつかず、午後には効き目が弱くなるのか、猛烈な…
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成した後、どこで暮らすかは大きなテーマの一つです。 東京でのリタイア生活では、やはり都市ゆえの過密さが原因となるデメリットに気を付けなければいけません。 僕の経験からそれは、①生活コストが高い、②公共交通の利便性と不便さが共存、③本物の壮大...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成した後、 どこで暮らすか は大きなテーマの一つです。 僕はリタイア生活を東京で過ごし、当面は地方へのプチ移住も断念していますが、そんな生活が3年を過ぎると、その魅力をいろいろ実感します。 一言でいえば、それは、 都市の利便性を活かして豊か...
1泊2日で小樽旅行、その5。カメラが偶然捉えた瞬間の画像。【探検部・自然観察】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 チェックアウト後、ルタオでソフトクリームを食べました。 <…
確定申告を提出して3週間。先日、所得税の還付金が振り込まれた。翻訳業はクライアントから約10%の源泉徴収がされるため、私のような低所得の事業者は必ず還付金が戻ってくる。 それでも昨年は過去最高の所得(とはいえ、大した金額ではないが……)となったので、還付金額も過去最高となった。しかし、ここから消費税を支払わなければならない。少しでもポイントを獲得しようと、楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、楽天ペイで支払った。還暦を目前に控え、我ながらマメにポイ活している方だと思う。 消費税を支払っても、まだかなりの金額が残った。ボーナスをもらった気分でニヤニヤしていたのもつかの間、先月相次いで御臨終と…
1泊2日で小樽旅行、その4。「RESTAURANT THE Ball」でモーニングハイティー。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 【UNWIND HOTEL&BAR 小樽】でホカンスを楽しみます。 フリ…
もうすぐ僕の契約する自動車保険(マイカー保険)の契約更新が来ます。 その契約をリタイア生活に合わせて再検討しました。 なにしろリタイア後は、旅行の機会が格段に増え、旅先でレンタカーを利用することも増えています。 ですが、レンタカーに付随する補償は必ずしも十分ではないので、そこを自...
先日、婚活戦場の激戦区に迷い込んでしまいました。 というのも、僕はアーリーリタイア生活で「ある習慣」を実践しているからです。 それは「週1、昔、行きなれた場所に行く」というもので、婚活習慣ではありません・・。 その日は、僕が現役時代(30代)に仕事の打ち合わせで使っていた都内の「...
1泊2日で小樽旅行、その1。「北の名建築に泊まる」旅。【探検部・旅行】
こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。 2025年「やりたいこと枠」の記録は、コチラです。 先日、1泊2日で小樽旅行へ行ってきました。 目的は、…
高額療養費制度の上限額引き上げ案の取り下げが決まりそうだ。もし可決されれば、がん患者など長期療養を必要とする人々にとって非常に痛手となる改正(改悪?)案だっただけに、ほっとしている方も多いだろう。 さて、私の状況についてだが、セミリタイア後も個人事業主として半分ほどの労力で働いている。収入は現役時代に比べて大幅に減ったため、リタイアから2年後には住民税非課税世帯となった。それ以来、今でも高額医療費制度の枠の最下部に位置し、上限負担額は月額35,400円となっている。検査などが立て込んだ月には、この上限負担額に助けられたことがある。 ところが、昨年度から仕事が順調に増え、今年6月には住民税非課税…
現役時代は「最悪な出来事」がFIRE後は「ラッキー」に感じること
先日、札幌旅行をした時に「現役時代だったら最悪な出来事」が起こりました。 羽田に戻るフライトがキャンセルとなり、またその日のフライトは全て満席。つまり「帰るに帰れない状態」となった出来事です。 ですが今のアーリーリタイア生活中の僕にとって、なんら急いで帰る理由もなく、そんな旅先で...
FIRE後の生活において、お金との向き合い方が大きく変化しました。 FIRE直後は「資産が減っても本当に大丈夫か?」というお金の不安が最大の課題でした。 その解決のために、以下の 3つのアクション を実施しました。 資産推移と資産構成の可視化 最悪シナリオのシミュレーション 現...
2025年度の予算案が衆議院を通過した。国民民主党が主張した「年収103万円の壁」問題は、最終的には178万円への基礎控除額拡大には届かず、最大160万円までの引き上げとなった。とはいえ、控除額160万円となるにはさまざまな条件があり、全体の5%以下しか対象とならないという。 低所得層から数えて全体の5%なら、我が家もその中に含まれる可能性が高い(自信満々)。先日終わった2024年度の確定申告結果を基に、我が家の2025年度分の所得税がどうなるのか検証してみた。 NHKの情報によると、「年収」が200万円未満であれば、103万円の壁は160万円に引き上げられるという。つまり、57万円控除額が増…
FIREを達成する前の認識は 「FIREをしたら何か目標を持たないと生活に張りがなくなる」と考えていました。 でもこの認識は FIRE生活が 1年も経つと変化し、そして 3年経過した今は「あえて目標を持たない生き方のが良い」と確信に変わっています。 サラリーマン時代は評価と 目標...