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世間には「FIREは暇すぎて辛い」と言う人がいます。 僕はこの感覚を実感できません。 だってやることって山ほどあるじゃないですか・・・。 もちろんFIRE生活では「ぼーっ」とYOUTUBEをみたり音楽を聴いたりする時間もあります。 そんな時でも「へぇ~」といった発見もあれば「楽し...
振り返ると、僕は就活時とリタイア時で「同じスタンス」にたっていたと思います。 それは「過去を捨てる」という 人生の断捨離 をしたことです。 就活時点では「大学で学んだこと」を捨て、リタイア時は「会社員で得たもの」を捨てました。 人生の大事なターニングポイントでは「過去にこだわって...
僕は長年ある日系企業にずっと勤めた末にFIREをしました。 40代後半、FI(経済的自立)をした時にリタイアを考えましたが、その時点では「まだここで辞めては中途半端だ」と辞めるまでは至りませんでした。 ですが50代半ば過ぎ「もう十分だ」との気持ちが強まりリタイアするきっかけとなり...
FIRE生活で効果を感じている習慣が3つあります。 それは、①毎日1時間のジム、②週3日の休肝日、③眠い時は寝る、です。 これらはFIRE生活を健やかに送るために大事な要素で、やはり「健康」は時間やお金より貴重です。 なにしろ、幾ら時間やお金があっても、健康を害してしまっては時間...
FIREをしてから荒んだ日々だったらきっと後悔をしていたと思います。 ですが幸運にも、いまの生活は日々豊かさを感じることも多く、それがFIREをして良かったとの確信につながっています。 この「生活を豊かに感じる」というのは、「生活空間」と「居住環境」という2つが大事です。 今日は...
サラリーマン時代は目標を設定し、それを達成し、反省をもとに新たな目標を作る・・という無限ループで生きていました。 リタイアすると、このサラリーマン時代の無限ループから抜けて、こうした目標→達成でやるものもあれば、あえて目標を設定せずにやるものもあり、どちらの方法を取るかを個々に選...
アーリーリタイアをする時には過小評価をしていたが、リタイア生活に入るととても大事だと実感するものがあります。 僕にとってそのトップ2が「お金」と「健康」です。 健康は、これが欠けるとせっかくのリタイア生活も制約がでてしまいます。 ただ、これはある程度高齢でリタイアした場合の問題に...
リタイア生活において「忙しい」という人と「暇だ」という人に大きく分かれると思います。 僕は独身で完全リタイアという立場ゆえ「自分時間」についてはリタイア民のなかでもかなり多いほうだと思います。 それにも関わらずなぜか「忙しい」という部類に入ると思います。 今回、その理由を考えてみ...
世間一般には「独身リタイア生活は一人っきりで孤独だ」と思う人が多いようです。 それはリタイアすることで 「1人時間」 が増え、そんな時間が 「1人っきりの孤独感」 につながると想像するからです。 ですが現実は「1人時間」をどう過ごすかで必ずしも1人っきりの孤独感は生じません。 今...
家計管理では多くの人が毎月の収入と支出をもって「黒字か赤字か」といった月次収支を把握しています。 これは損益計算書(PL)となります。 単純には、(収入)ー(支出)=(貯蓄額)となります。 一方、バランスシート(貸借対照表;BS)を運用する人は少数派です。 バランスシートといって...
FIREを目指す人のなかで「自己投資は一生モノ」と積極的にお金を使う人を見かけます。 最近思うのですが、そもそもFIRE生活では自己投資で得たものを活用する場面は限定されます。 それゆえ「自己投資が一生モノ」というのは大袈裟ですし、自己投資にかけたお金やエネルギーがFIRE後は無...
僕にとってFIREのベクトル(軸)は2つあって、それは「解放」と「創造」です。 この2つが良い比率で組み合わさってこそ、自分のリタイア生活が正常に動く気がしています。 今日はこの「解放」と「創造」について綴ります。 FIREにおける解放とは 「解放」というのは、これまでサラリーマ...
ブログを開設して1年目の最後の日となります。 明日から2年目に入る前に、今日は、1年間を経過しての思いについて書いてみます。 率直な感想 当初の目的であった、リタイア生活の気づきとか、自分のライフスタイルを考え直す経緯などをリアルに残すというのは、わりと書けたと思います。 自分に...
リタイア前の想定とリタイア後の実感で違いがあった1つが「自由で稼ぐ」です。 リタイア前は「自由がもっとあれば投資への時間も効率的に使えて稼げる」と、さほど根拠もなく想像していました。 サラリーマン時代は平日の株取引も、朝に指値で放置し、お昼休みにわりと高値で掴んでいたと気がついた...
リタイア前の想定とリタイア後の実感で違いがあった1つが「自由がどこから来るか」です。 リタイア前は「有り余る時間」や「好きなことを存分にできる」が自由を感じさせる源泉と思っていました。 ですがリタイア生活を送りだすと「評価が無いこと」こそ自由の源泉と思うようになりました。 という...
リタイア前の想定とリタイア後の現実に「ギャップ」が出てくることがあります。 その2つ目が「リタイア生活は完全なる悠々自適でもない」ということです。 リタイアを具体的に考え始めた当初、極端に言えば「非日常で優雅に暮らすリゾートライフ」というプチ移住も想定しました。 そこまでいかなく...
リタイア前には想定していたのにリタイア後に却下することとなった「想定違い」があります。 その1つが「いざとなれば働けば良い」ということで、今はイチミリたりともそう思えなくなったことです。 これは、リタイア後に家計が厳しい状況に陥れば「いざとなればセミリタイア的に働くのはアリ」と対...
アーリーリタイア後の不安は「経済不安」と「健康不安」です。 こうした不安がクローズアップされるのは、アーリーリタイアをした目的が「やりたいことをやるため」だからです。 やりたいことは、多少の経済不安があっても、全部できなくなることはありません。 ただし、健康問題があり体が動かなけ...
あらためてリタイア生活の収支展望をシュミレーションしました。 再計算の目的は「リタイア生活の経済的安定性」を見極めるためです。 既に、リタイア生活20か月にて、生活費の実績値、資産所得の実績値など、より精度の高い現状把握ができているので、改めて2024年を前に、リタイア収支の展望...
アーリーリタイア後に自分自身にもいろいろな変化が起こります。 そのなかで、あからさまな変化ではないのですが、ジワジワと訪れた「恵みとなる変化」があります。 それは「心の余裕が生まれる(増える)」という変化です。 ただ、それがどこから、いかに来るのかがピンときませんでした。 今回は...
いまのリタイア後の生活で、サラリーマン人生で失ったりできなかたったことを取り戻そうと、それなりにアクティブに動いています。 ですが1つだけどうしても取り戻せないものがあります。 それが「スポーツに心底夢中になること」です。 スポーツ以外の趣味については、嬉しさやら楽しさは伴って良...
今年も残り53日(今日を入れる)です。 大きな項目として忘れずにやるべきことを備忘録にしました。 とりあえず5項目、しっかりやらないといけません。 TODOリスト1-ブログを完遂 あと15日でブログ1年です。 ブログは ・1年目を迎えるときに1日1記事更新のペースを達成したい(1...
リタイアがもたらすマイナス面として「節度がなくなること」をイメージする人も多いかと思います。 節度が無くなるとは、例えば、 健康や安全配慮に欠けたり、金銭や時間やモノを粗末にしたり、思慮の無い自分勝手な考えや行動をすることです。 でも実際は、リタイア生活ではこうした「節度の無い生...
「こんなFIREは本末転倒」と反省したこと(③リタイア特権)
FIRE後に「こんなFIREじゃ本末転倒だ」と感じた出来事が3つあります。 その最後の出来事(3つ目)は「リタイア特権を行使しすぎ」です。 リタイア特権とはリタイアしたゆえにできること(=サラリーマン時代にはできないこと)です。 例えば、平日の昼飲みなど、サラリーマン時代にできず...
FIRE後に「こんなFIREじゃ本末転倒だ」と感じた出来事が3つあります。 その出来事の2つ目は「経済的制約」です。 それは、やりたいと思っていた趣味や資格取得が結構な費用となるので、「いまでなくてもいいか」と先送りし、恐らく、やらずじまいとなる「やることの機会損失」です。 つま...
「こんなFIREは本末転倒」と反省したこと(①精神的不自由)
FIRE後に「こんなFIREじゃ本末転倒だ」と感じた出来事が3つあります。 今日はその1つで、リタイアしたある日、 「相場の動きや資産額を、日々気にするFIREは本末転倒だ」 と思ったことです。 つまり 「FIREで自由を得ながら、お金に囚われて精神的に不自由」 というものです。...
今回「何歳のFIREがベストタイミングだったか」を考えてみました。 あくまで50代半ばでFIREした僕が過去を振り返るなかでの個人的見解ですが、ベストタイミングと思えるのは「47歳±2歳」です。 これは、経済的事情や家庭環境は一旦横に置き、「この年齢で人生を分けると、サラリーマン...
「会社生活に満足してたのにFIREして後悔はないのか?」への回答
先日タイトルのメッセージを読者の方から頂きました。 これについて僕の本音を回答したいと思います。 FIREをして後悔してしまう構造 いただいたメッセージはこちらです。 (前略)・・会社生活が嫌でFIREする人も多くいます。私の場合、社畜の頃は「-80」の満足度だったのがFIREに...
ブログを始めて11か月が過ぎました。 とりあえず1年間は1日1記事、リタイア後の気づきやモヤモヤを明文化しようと、心に決めて取り組んできています。 結果的に、リタイア生活を漫然と過ごさず、いつも「どうあるべきか」「どうありたいか」を考えながら進んで来る動機になって、僕には良い経験...
リタイア後の経済破綻は絶対に避けたいと、FIRE前から考えていました。 そのため、緻密な収支シュミレーションもしましたし、リスクを想定した対処策も考えました。 でも人生は何が起こるかはわかりません。 そこで万が一の場合に備えた「開き直ってサバイバルできるようなプラン」を当時考えま...
時代の変化と共に生き方も変化するよね。長年続いたデフレ時代も最近急激にインフレ傾向。アーリーリタイアブームも終焉か?働かずに貯金食いつぶしながら生活するのってデフレだからこその生き方よ。そりゃ賃金も増えないし?家に居ればお金も使わんし?食費だって自炊すれ
金銭感覚がかなり緩めだった僕は、人生での3つの出来事(①子供ができた、②投資、③離婚)で30代~40代は「倹約家」と自認するほど金銭感覚が引き締まりました。 それがリタイアによってふたたび「財布の紐がかなり緩んだ」と思います。 但し、その緩み具合は「浪費」ではなく「今の時間を大事...
アーリーリタイア生活も1年7か月となると「しっくり感」が定着しています。 もし「衝動」でFIREをしていたら今頃は後悔が出るタイミングだと思います。 でもこうして後悔なく、新生活を平穏に楽しく過ごせる理由は、自分自身が「譲れないと思う3点」をクリアーしているからだと思います。 そ...
昨日までの記事で7つの「リタイア後に活かされたサラリーマン経験」を綴りました。 これは1年半のリタイア生活で「サラリーマンの経験が役立った」と感じた出来事です。 リタイア視点でサラリーマン生活を振り返れば、サラリーマン生活は全否定するものではなくて、必要不可欠だったといえます。 ...
会社での経験でリタイア後にも役立つものがあります。 その7つ目にあげるのが不自由です。 結果的に、サラリーマン時代に最も辛かったことは、個々の仕事の大変さやプレッシャーというより、不自由な環境そのものだったと思っています。 不自由とは、例えば自分の仕事も、そして勤務場所だって会社...
会社での経験がリタイア後に役立つものがあります。 5つ目にあげるのが 「仕事を通して社会の仕組みを理解できる(=社会の解像度が高まる)」 です。 今日はこの点について綴ります。 社会の解像度が高まるメリット リタイア生活からみると、この社会の解像度が高まったことがあったからこそ「...
「会社で求められるスキル」と「リタイア後に役立つスキル」は相違点もあれば共通するものもあります。 その共通点であり大事なものとして4つ目にあげるのが 「考える習慣」 です。 かなり極端な言い方ですが、僕のリタイア後の1年半は「サラリーマン脳を取り除きながら自由って何かを考えて、自...
リタイアして初めて「会社で求められるスキル」と「リタイア後に役立つスキル」の違いを理解ができます。 そのなかで「会社の経験でリタイア後に役立つ」というものがあります。 3つ目の例が 「努力は必ずしも報われるとは限らない」 という教訓を会社員時代に心底感じたことです。 実は会社人生...
リタイアするとつくづく「会社で求められるスキル」と「リタイア後に役立つスキル」の違いを感じます。 そんななかで、「会社の経験でリタイア後も役立つ」というものが幾つかあります。 その2つ目の事例として「多様な価値観に触れること」をあげます。 リタイア生活で自分がやりたいことを見つけ...
リタイアするとつくづく「会社で求められるスキル」と「リタイア後に役立つスキル」の違いを感じます。 直観的には社会人経験の50%は何らかの形でリタイア後も活かせていますが、 「特筆して役立つもの」 はかなり限定されています。 そんなリタイア後も役立つスキル・経験として最初にあげたい...
昨日までの記事で7つの「FIREして良かった」を綴りました。 これは1年半の生活で「良かった」と感じた出来事をありのままに書いただけです。 「だからFIREが一番だ!」という意味でもなければサラリーマンはイケてないということでもありません。 いまいちど、7つを振り返ってまとめをし...
日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間があります。 その7つめの事例が「検証」です。 FIREをする前に「仮説」を立てます。例えば、経済的には「生活費は〇〇だから資産(収入)は〇〇で良いはずだ」といった仮説です。 ですが、FIRE前にいくら緻密に仮説を立てたと...
日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間があります。 その6つめの事例が「内省」です。 内省とは、自分の思考、感情、経験を客観的に見つめて自己理解を深めることです。 サラリーマン時代は、自分の仕事について「反省」をして、仕事上でうまくいかない点の原因や改善方法こ...
日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間があります。 その5つめの事例が「時速」です。 時速とは時間の過ぎる速さのことを言ってます。 一般に、年齢を重ねるごと「今年も残り2か月切った」とか、時間が早くすぎると感じます。 でも僕はいま 「サラリーマン時代より時間が...
日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間があります。 その3つめの事例が睡眠です。 僕はサラリーマン時代の平日、朝7時の目覚ましで起こされると「あ~、もっと寝ていたいのに」とストレスを感じていました。 なので「FIREをしたら目覚まし時計で起こされず好きなだけ寝...
日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間があります。 その2つめの事例がジムです。 僕は 「人がいない時間帯にジムを使いたい」 と思っています。 FIRE後は自由時間を使って空いたジムに行けるようになり、サラリーマン時代に感じていた「混みあうジムを使うデメリット...
日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間が幾度かあります。 その1つが旅行手配です。 僕はツアーでの手配より個人手配(飛行機、ホテル等を個別に自分が手配すること)が好きで、昨日、この手配をした際に「FIREをして良かった」と感じました。 FIREによる時間的自由...
アーリーリタイアは「会社員時代とは違ったメンタリティーで生活する」という心得で臨みました。 というのは、サラリーマンなる発想や習慣を取り除く「転換」こそがリタイア生活を広がりあるものにすると思うからです。 これまでの自分の人生を振り返っても「失敗がきっかけで考え方や生き方が変わっ...
僕の(アーリー)リタイア生活の心得として「リタイア人生をこれまでと違ったメンタリティーで生活する」があるのですが、その背景にある理由についての続き(②)記事です。 人生を振り返ると、失敗なりのきっかけで自分が変わったり人生が開けたので、リタイアという転機でも生活様式だけじゃなくマ...
今からちょうど1年半前にリタイアをしました。 リタイアに際して心に決めたこと(=心得なるもの)があります。 それは「リタイア人生をこれまでの違ったメンタリティーで生活する」っていうことです。 例えばこのブログでも「サラリーマン脳を捨てる」とか「リタイア人生は仕事人生の延長線に置か...