メインカテゴリーを選択しなおす
FIRE(経済的自立による早期リタイア)をしてから、丸3年が経ちました。 FIRE前の自分は、「自由な時間が増えること」や「働かなくてよくなること」がメリットだと考えていました。 もちろん、それも間違いではありません。 ですが3年という時間を経て実感するメリットは、もっと深いと...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を決断するうえでの最大の不安は、「定期的な給与収入がなくなり、FIRE後の生活が行き詰まらないか」という点です。 そこで誰もが「資産シミュレーション」を実施し、収支バランスや資産取り崩しの持続性などを綿密に確認します。 しかし、FIRE後の...
リタイアして最初に戸惑ったのは、情報源が一気に狭まったことでした。 サラリーマン時代には、業界や経済の情報に自然と触れる機会がありました。 しかし、会社を離れると、そうした生の情報はほとんど入ってきません。 一方で、リタイア生活にはリタイア生活ならではの情報の拾い方もあります。...
【フルタイム勤務はモームリ】リタイア生活における一日のスケジュール
2月下旬頃から、毎日更新を続けて早60日が経過した。毎日ブログのネタを頭の片隅に置きながら過ごしている。最近、
FIREをすると、いろいろなものを得ますが、同時に、いろいろなものを失いもします。 僕自身、FIREで「失った」と感じたものを「トップ5」として記事にしてきました。 今回、改めて「FIREから3年経過したいま時点、感じること」として綴ってみます。 なお、その5つとは、以下にな...
「資産1億円で老後破産?」というFIRE事例に仕立てた“作り話”と思える記事がThe Gold Onlineから出ました。 それは、「資産1億円があっても、人生設計に計画性がないと、早期リタイアで破綻する」というメッセージです。 今日は、その記事の矛盾も指摘しながら、テーマから学...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)がもたらす「自由」について、実は、世間では大きな混乱があると感じています。 多くの人が思い描くのは、 「会社の拘束から解放された自由」 です。 出社の義務も、時間の縛りも、組織のルールもない、そんな「解放感」をFIREのイメージとして持つのは...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると、時間の使い方が大きく変わります。 リタイア前は「やりたいけど、なかなかできない」と思っていたことが、意外と自然に日常の一部になっていくものです。 僕にとって、その1つがアーティストのライブコンサートに行くことでした。 リタイア後、なぜ...
サラリーマンの頃は「アーリーリタイア後に〇〇したい」というある習慣を思い描いていました。 その1つは「喫茶店のモーニングを食べる」というものです。 でも実際にFIREすると、週に1~2回どころか、年に1回も行きません。 朝の喫茶店に出向いて、モーニングセットを注文し、コーヒーにパ...
3年前の今日は、リタイア前の最終出勤日でした。 長年のサラリーマン生活を終えた帰り道、、無事にアーリーリタイアできたことに安堵したのを覚えています。 当時は解放感で浮かれて何も考えていませんでしたが、3年が経った今は、「もうサラリーマンには絶対に戻れない」という確信を持っています...
FIRE後に変化することの1つに「時間周期」があります。 これは、「夜になると眠くなる」といった体の時間周期(リズム)のことではなく、「脳や行動レベルで支配される数」というものです。 結論から言うと、サラリーマン時代は脳(サラリーマン脳)が動作する基準サイクルが「3」であり、FI...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると「感謝の気持ちが強まる」という法則があると感じます。 そう感じたのは、あるスーパーでカート整理に奮闘する高齢スタッフを見た時の出来事です。 今日はそんな僕のFIRE後の心境や受け止め方の変化を綴ります。 邪魔なのになぜか心地よい行動 あ...
先日、婚活戦場の激戦区に迷い込んでしまいました。 というのも、僕はアーリーリタイア生活で「ある習慣」を実践しているからです。 それは「週1、昔、行きなれた場所に行く」というもので、婚活習慣ではありません・・。 その日は、僕が現役時代(30代)に仕事の打ち合わせで使っていた都内の「...
現役時代は「最悪な出来事」がFIRE後は「ラッキー」に感じること
先日、札幌旅行をした時に「現役時代だったら最悪な出来事」が起こりました。 羽田に戻るフライトがキャンセルとなり、またその日のフライトは全て満席。つまり「帰るに帰れない状態」となった出来事です。 ですが今のアーリーリタイア生活中の僕にとって、なんら急いで帰る理由もなく、そんな旅先で...
FIRE後の生活において、お金との向き合い方が大きく変化しました。 FIRE直後は「資産が減っても本当に大丈夫か?」というお金の不安が最大の課題でした。 その解決のために、以下の 3つのアクション を実施しました。 資産推移と資産構成の可視化 最悪シナリオのシミュレーション 現...
FIREを達成する前の認識は 「FIREをしたら何か目標を持たないと生活に張りがなくなる」と考えていました。 でもこの認識は FIRE生活が 1年も経つと変化し、そして 3年経過した今は「あえて目標を持たない生き方のが良い」と確信に変わっています。 サラリーマン時代は評価と 目標...
FIRE後のモチベーションと聞くと、「何かを達成するための意欲」と考えがちですが、実際にFIREから3年経過して感じるのは、それとは少し違う感覚です。 モチベーションは、日々をスムーズに生きるための「エネルギー」のようなもので、サラリーマンの頃にあった「目標達成のための意欲」では...
FIREを達成した直後、意外にも困ったのが「自己紹介」です。 サラリーマン時代なら「〇〇会社の△△です」 と名乗れば、それだけで自分の立ち位置が伝わります。 ですがFIRE後は、会社という肩書もないなか、自己紹介をするのも、職業欄に記入するのも悩みます。 こうしてアイデンティティ...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成する前と後ではお金の使い方は変化しないと思っていました。 なぜなら FIRE前に培った節約習慣はFIREしても変わらないと思っていたからです。 僕の個人的な経験からはこれは「YES]でもあり「NO」でもあります。 結論としては、リタイアし...
自分のアーリーリタイアを俯瞰して気づいたこと(FIRE3年後)
アーリーリタイアをしてから3年が経過しました。 このアーリーリタイアが今の自分にどのような位置づけになっているか、人生を時系列で遡り、少し俯瞰して観察しました。 すると「アーリーリタイアの本質」が鮮明になりました。 今回、それを「若い頃の情熱 → 加齢による変化 → FIREの決...
FIRE生活での「ゆとり比率」を把握分析しました。 この狙いは、サラリーマン時代は「お金を減らさないこと」にこだわって「貯蓄率」を見るのと同じで、リタイア後は 「お金を使って経験や楽しみを得る」 にシフトしたので 「ゆとり比率」 をモニタリングしています。 ゆとり比率とは、ゆとり...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)に関し、世間では「自己管理が難しい」といった デメリットなる 主張が多くみられます。 その理由として「会社の規律がなくなると生活リズムが崩れる」とか「自由な時間が多すぎて、何をすればいいかわからない」といったことです。 ですがこれは本当にFIR...
リタイア後の生活は、お金を「いかに上手に使うか」が幸福度を左右します。 現役時代は「増やすこと」に意識が向きがちですが、リタイア後は「適切に取り崩し、活用すること」が重要になります。 しかし、多くの人が「資産が減ること」への恐怖にとらわれ、結果として使えるお金を適切に使えずにいま...
アーリーリタイア(FIRE)生活は脳を使わなくなってボケる!と心配する声が世間に溢れています。 でもそんなことはなく、むしろ「 現役時代よりもボケるどころか脳は活発になる」 と感じています。 なぜならリタイア後は脳をより広い範囲に対してクリエイティブに活用するからです。 そこで、...
FIREから3年近くが経つ今はすっかりリタイア生活にも慣れました。 振り返るとFIRE直後は妙な行動や感覚が「長いサラリーマン生活の後遺症」として残っていたなと思うことがいくつかあります。 今回はその中でも特に印象的だったエピソードを3つ紹介します。 「遅刻したか?」との朝の焦り...
リタイア後の日々は心の余裕で満たされています。 その余裕がどこから来るのか考えました。 なお「リタイア生活は時間の余裕があるからだ!」というのはあまりに漠然としているのでもっと掘り下げて考えました。 すると、結論としては、「”重要だが緊急ではない”という領域に沢山取り組むこと」か...
リタイアして自由な時間を手に入れてから大きく変えた習慣があります。 それは「睡眠」です。 目覚ましをかけず、好きなときに好きなだけ眠るようにした結果、サラリーマン時代には気づけなかった3つの大切なことを実感するようになりました。 今日はその気づきを綴ります。 1. 睡眠は体調変化...
「今年も良い年になりますように」。 そんな挨拶をかわしてきたこの数日ですが今年はどこか違和感がありました。 だってわざわざ頑張って「良い年にする」とか願う必要があるのか?と思ってしまうからです。 いまが良い状態なら1年過ぎれば「あー良い1年だった」で終わるものです。 と、自分がF...
公務員→民間→F.I.R.Eと歩んできた人生。先日、民間時代の上長を見かけました。長期にわたる単身赴任の上長。家庭への悪影響。色々と思量しました。
2024年末の自分の「2024年10大ニュース」を思い出そうとしたのですが、驚くほど何も思いつきません。 いつ、何を達成したのか、それがまるで空白です。 その理由は「今を楽しむ」をやり過ぎたからです。 「今を楽しむことが大事だ」というリタイア生活の思考はサラリーマン思考とは対極で...
完全リタイアをしたいまは短期で手軽なパート労働もできないと思ってしまいます。 本当は、経験していない分野で働きながらお金を得るのは新たな発見やらメリットはあると思いますが、それよりも労働的環境(時間の拘束、責任、上下関係、仕事を覚える等々)への抵抗感だと思います。 そんな心理を8...
「FIRE後は思ったよりお金がかからない」という感想を多くの人が口にします。 僕自身も実際にFIRE生活をしてみて、その通りだと実感しています。 どうしてそんな現象が起こるのでしょうか? 今回はその理由について掘り下げてみたいと思います。 仕事関連の見えない支出が減る FIRE後...
FIRE後の時間の使い方を目的によって区分しました。 その区分は4つあって「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」です。 概してサラリーマン時代は仕事に費やす「役割の時間」が大半でしたがそれがFIRE後は自分の やりたいことに費やす「幸福の時間」が大半を占めます。...
12月に入ると街中ではサラリーマンがカレンダーを持って挨拶周りをしている風景を見るようになります。 そうした風景をみていたら、ふと、FIRE民となってからは12月のオフィスの一角を占拠していた「カレンダーの山」はもう数年見ていないことを思い出しました。 同時に、サラリーマンの頃の...
アーリーリタイア前はお金を貯めて資産形成をしましたが、リタイア後はお金を使って資産形成をしています。 資産形成といっても経済基盤を作るのではなく、 リタイア生活を楽しく過ごせる「 レジャー関連の特典基盤」を作ることです。 ジャンルは旅行や外食に関連した範囲で、どうせお金を使うなら...
リタイア後の大きな変化の1つが「人間関係」です。 会社を通じた築いていた人間関係は自然淘汰されて、会社の利害を超えてつきあえる人が一部が残ります。 その結果リタイア後は、学生時代からの①同窓、趣味関係などの②旧友、それと③元会社、そして④リタイア以降の友人、といった4グループにな...
どうも最近、FIREによる最終出口を考えるようになりました。 今日はまず、FIREの最終出口をどう捉えるかと直近の目標感を綴ります。 FIREの出口とはいつか FIRE(早期リタイア)の出口というのは、言葉の通り、FIREを終える時です。 それは僕にとっては65歳です。 なぜなら...
アーリーリタイア後には生活環境だけでなく心境も変化します。 仕事から解放され「ストレスの無い自由」といった環境が手に入るので、心も平穏になれば気持ちに余裕も生まれます。 そうした変化を実感する体験のなかで特に嬉しいと感じた2つがあります。 それは、①お寺でお祈りする内容の変化、②...
アーリーリタイア前に自分自身の金銭感覚について2つの不安がありました。 その不安とは、①金銭感覚が緩む、②節約しすぎる、というものです。 金銭感覚が緩むというのは長年勤めた会社を卒業した「ご褒美」であったり、いよいよ好きなことができるとの「解放感」から金銭感覚が崩壊するイメージで...
完全FIREをして有り余る時間を持つと自分が根っからズボラかどうかがわかります。 なにしろ仕事から100%離れて、会社員のような目標を強制させられるでもないリタイア生活を送っているわけです。 時間の使い方で本性が出てしまうというものです。 ちなみに僕は時間を持て余していた大学生の...
都内は最高気温が30度を超えジメジメした夏が到来です。 サラリーマンの頃はそんな夏が憂鬱で仕事になんか行きたくないと思っていました。 ですがリタイア後、いよいよ3回目の夏を迎えるなか「サラリーマンはいいなあ」と懐かしんでしまう下劣な思考が頭をよぎりました。 もちろんサラリーマンに...
完全リタイアの今は多くの時間を「学び直し」に費やしています。 そんな学び直しは、完全リタイアだからこその選択をしています。 僕の場合は片道切符の完全リタイアなので、つまりは二度とサラリーマンをしないとなると、仕事に関わる知識やスキルの学び直しをする必要はまるでありません。 なので...
アーリーリタイアをしてからこの2年間、まるで使わなくなった日用品などがあります。 正確には「使わないもの」には2つあって、 ①想定通り使わないもの、 ②使うと思っていたけど使わないもの、 です。 今日はそれらを取り上げます。 想定通り使わないもの 想定通り使わないものは、 ①シス...
金融資産額の月次定期分析です。 完全リタイア後は預貯金を取り崩す生活ですが、 金融資産残高は過去25か月、右肩下がりにはならずに ず っと横ばいです。 これは「評価額マジック」という水物ではあるのですが、本来は資産が減っていく予定だったので、横ばいというのは得をした気分です。 そ...
サラリーマン生活から完全リタイア生活に変わると日常生活の「規則正しさ」がなくなります。 きまった時間に起きて、食事を取り、通勤し・・という規則性が無くなって自由になると、極端に「暇」になる人と「忙しい」となる人に分化する気がします。 僕はその「忙しい派」と自認しますが、正直、他人...
完全FIREをして資産を取り崩す日々を送りだした時に、3つの心理的ストレスともいえる「代償」があり、それを克服することが必要でした。 その代償とは、 ①お金を増やしたいという 「未練を捨てる」 、 ②資産を取り崩す 「不安と対峙する」 、 ③資産計画で想定外が起こる 「恐怖を克服...
今年のゴールデンウイークも東京都内の混雑は異常です。 円安で外国からの旅行者が多いうえ、東京観光に来ていると思われる家族の方まで沢山いらっしゃいます。 そんなゴールデンウイークをリタイアしてからどうやって過ごしているかを綴ります。 都内名所より公園 やはり都内の人気スポットは混雑...
アーリーリタイア後の心境は、リタイア前の想像以上に変化に富んでいます。 僕の場合およそ2年で1.5サイクルの波がありました。 波というのは気分的な高まりや落ち込みの長期トレンド曲線のアップダウンで、実際は下図のような経緯を辿っています。 記載の通りリタイア後は「気分高揚→*反省→...
完全リタイアから丸2年が経過しても、1日に1回は「リタイアして良かった」と感じる「ある具体的な瞬間」があります。 それはサラリーマンの頃にあった「明日は仕事があるから」と自分にブレーキをかけなくても良いことです。 この感覚はリタイア前には想像できなかった地味ながら大切なもので、早...
完全リタイアしてからというものストレスを感じることがめっきり減ります。 当然ながら仕事で抱えていたストレスもなくなりますし、リタイアによる心の余裕のせいか日々の生活で多少のことではストレスを感じません。 ですが先日の外出時に、久しくストレスだなって思うことがありました。 今日はそ...