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FIRE(経済的自立による早期リタイア)をしてから、丸3年が経ちました。 FIRE前の自分は、「自由な時間が増えること」や「働かなくてよくなること」がメリットだと考えていました。 もちろん、それも間違いではありません。 ですが3年という時間を経て実感するメリットは、もっと深いと...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を決断するうえでの最大の不安は、「定期的な給与収入がなくなり、FIRE後の生活が行き詰まらないか」という点です。 そこで誰もが「資産シミュレーション」を実施し、収支バランスや資産取り崩しの持続性などを綿密に確認します。 しかし、FIRE後の...
FIREをすると、いろいろなものを得ますが、同時に、いろいろなものを失いもします。 僕自身、FIREで「失った」と感じたものを「トップ5」として記事にしてきました。 今回、改めて「FIREから3年経過したいま時点、感じること」として綴ってみます。 なお、その5つとは、以下にな...
僕が会社員だった頃、「自分にご褒美をあげる」という習慣は少なからずありました。 美味しい料理を食べに行ったり、温泉でのんびりしたり、たまにブランド品を手に入れたりすることがそれです。 これらは単なる娯楽ではなく、 自分の感覚を取り戻すための儀式 のようなものでした。 ところが...
先日、昔からの趣味仲間が「ついに仕事を辞めたよ!」と報告をくれました。 FIRE仲間が増えるのはいつだって嬉しいものですが、今回は 「やっと同じ時間を過ごせる!」と、喜びは特別のものでした。 なぜ喜びが特別かを考えると、 会社生活ゆえにバラバラな人生を歩んだ仲間が この年齢で F...
FIREが広まる中で、「セミリタイア」という言葉もよく使われています。 ですが、 実際にセミリタイアと名乗る人は少なく、パートやフリーランス、個人事業主として働いている人の方が多い というのが僕が感じる世の中の現実です。 では、「セミリタイア」とはいったい何なのか? 具体的に...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると「感謝の気持ちが強まる」という法則があると感じます。 そう感じたのは、あるスーパーでカート整理に奮闘する高齢スタッフを見た時の出来事です。 今日はそんな僕のFIRE後の心境や受け止め方の変化を綴ります。 邪魔なのになぜか心地よい行動 あ...
自分のアーリーリタイアを俯瞰して気づいたこと(FIRE3年後)
アーリーリタイアをしてから3年が経過しました。 このアーリーリタイアが今の自分にどのような位置づけになっているか、人生を時系列で遡り、少し俯瞰して観察しました。 すると「アーリーリタイアの本質」が鮮明になりました。 今回、それを「若い頃の情熱 → 加齢による変化 → FIREの決...
「今年も良い年になりますように」。 そんな挨拶をかわしてきたこの数日ですが今年はどこか違和感がありました。 だってわざわざ頑張って「良い年にする」とか願う必要があるのか?と思ってしまうからです。 いまが良い状態なら1年過ぎれば「あー良い1年だった」で終わるものです。 と、自分がF...
新年あけましておめでとうございます。 アーリーリタイアから3回目の新年を無事に迎えることができました。 大学生に例えると今の自分はリタイア3年生で、次の春から4年生になるわけです。 この時期は就職先の進路決定や卒論テーマの選定など、大きな方向性を定める大事なタイミングです。 そこ...
やはり年末になると1年を振り返ることをします。 その一環で「このブログもどうしようか?」と考えてしまいました。 極論をいえば「止める」「続ける」をどうするかです。 今回はそれを整理してみました。 ブログを止めるか続けるか 既にブログを開始して2年が経過しました。 更新時間はばらば...
FIREから2年、もう会社に戻れない3つの理由(③健康資本)
FIREから2年以上が経ったいま「会社に戻ること」は到底考えられません。 その理由は3つあり、①自己決定権、②時間>お金、そして今回の記事で取り上げる「③健康資本」です。 健康資本というように、リタイア生活で欠かせないのが健康です。 なぜならリタイア生活を送るうえでいくら「お金」...
アーリーリタイアの意欲が削がれてしまう要因となる1つが昨今の「働き方改革」です。 その働き方改革のなかで最近気になるのが「フレックス制度」です。 なぜならフレックス制度の新たな変化でリタイア欲が削がれるからです。 今日はそんなフレックス制度が台頭することでアーリーリタイアの意欲を...
リタイア後の大きな変化の1つが「人間関係」です。 会社を通じた築いていた人間関係は自然淘汰されて、会社の利害を超えてつきあえる人が一部が残ります。 その結果リタイア後は、学生時代からの①同窓、趣味関係などの②旧友、それと③元会社、そして④リタイア以降の友人、といった4グループにな...
会社を辞めて失ったものが5つあります。 それは、 ①安定した給与収入、 ②社会的信用や肩書、 ③やりがい(仕事の達成感)、 ④会社を通じた人脈拡大、 ⑤メリハリある日々、 です。 アーリーリタイアから2年半が経過する今、それら「失ったもの」について捉え方が少し変化しているように思...
サラリーマンを辞めると多くの「不自由」が無くなります。 疲労のなかでの定時出社、必要な時に休暇も取りずらく、一方的に仕事の目標やノルマを受け入れ、気の乗らない飲み会も参加が必須。 そんな不自由はリタイアと共に消失し「自由意思」を突き通せるのがリタイア生活です。 ところが自由意思で...
どうも最近、FIREによる最終出口を考えるようになりました。 今日はまず、FIREの最終出口をどう捉えるかと直近の目標感を綴ります。 FIREの出口とはいつか FIRE(早期リタイア)の出口というのは、言葉の通り、FIREを終える時です。 それは僕にとっては65歳です。 なぜなら...
FIREすると「昔の友人と話が合わなくなる」といった主張をする人がいます。 ですが僕はこの主張に疑問を感じます。 FIREをすると自分のライフスタイルや考え方に少なからず変化が起こります。 そうした変化が起こることで昔の友人との関係で「話が合わなくなる」といったマイナス作用がある...
「リタイア後の計画」として幾つもアイデアを持っていました。 ですが現実には諸事情でまだ着手実行できていないものがあります。 そんな「計画にはあったが実行できていない最大の変更点」は、僕にとっては「海外プチ移住」です。 今日はなぜ「海外プチ移住」を実現できていないかを綴ります。 ア...
今日(8月2日)の日経平均株価は2216円の下げ幅でブラックマンデー以来史上2番目の大暴落となりました。 ちなみに終値で過去最大の下げ幅を記録したのは1987年10月20日の3836円で、米国株が暴落した「ブラックマンデー」の翌日でした。 今日の下げ幅は下落率でみれば5.81%な...
先日、少しショックな出来事がありました。 リタイア後の定期的な筋トレや健康おたく習慣で、すっかりサラリーマン生活で失った「健康体や体力」を挽回 したと思っていました。 ですがそれが大間違いだと、InBodyの 数値を前に思い知らされました。 やはり感覚や記憶に頼らず数値での定点観...
FIRE生活において「自由に楽しく生きていく」うえで僕が欠かさず持っておきたいと思うものが 「お金、健康、時間」 の3つです。 もちろん幸せに生きていくうえでは、この3つだけでは足りません。 例えば「大切な人たちなどの”人間関係”」とか「生き生きとしていられる”趣味”」も大事です...
サラリーマン時代もリタイア後のいまも「学歴」はずっと自分について回ってきます。 そんな学歴が今のリタイア生活で役立つかといえば、結論から言うと 「役立つことはないが困るものでもない」 という程度のものです。 今の生活での価値があるもの順番は「健康>時間>お金>・・>学歴」と、学歴...
時々、リタイア生活の幸福度を二者択一で比較して自分が何をどの程度大事にするか価値観を見極めます。 例えば、どちらか1つを取るとしたら、 ①質素な日々x豪華な旅行 (普段のリタイア生活は質素な居住環境に住み、旅行で豪華ホテルやらで過ごす)、 ②豪華な日々x質素な旅行 (普段のリタイ...
アーリーリタイアをしてからこの2年間、まるで使わなくなった日用品などがあります。 正確には「使わないもの」には2つあって、 ①想定通り使わないもの、 ②使うと思っていたけど使わないもの、 です。 今日はそれらを取り上げます。 想定通り使わないもの 想定通り使わないものは、 ①シス...
世の中には「コントロールできないもの」があります。 例えば、天候、経済・社会情勢、老化、他人(の感情)などです。 そんな「コントロールできないもの」に対して サラリーマンの頃は何かとストレスを感じ、 どうしようもできない(ならない)のに「ついてない!」とか「なんでこうなるの!」と...
金融資産額の月次定期分析です。 完全リタイア後は預貯金を取り崩す生活ですが、 金融資産残高は過去25か月、右肩下がりにはならずに ず っと横ばいです。 これは「評価額マジック」という水物ではあるのですが、本来は資産が減っていく予定だったので、横ばいというのは得をした気分です。 そ...
今の完全リタイア生活に入ってからの2年間はずっと幸福感は高いままです。 ですが仮に「何が起こると幸福感を失ってしまうか?」と考えると、「3つの欠かせないもの」が浮かび上がります。 それは、①健康、②お金、③人間関係、です。 人によってFIRE生活に不可欠なものは違ってくるとは思い...
完全リタイア後の日々を心から楽しむには、自分の資産に「明るい未来」があることが大事です。 50代で完全リタイアをした僕は労働に戻るという選択肢はないゆえ、やはり「安定した収入源」が何より大事です。 そのために「金融資産の74%は元本保証で安全運用」をしています。 でも最近、そんな...
4月3日に起きた台湾地震(マグニチュード7.2)から今日で丸1か月が経ちました。 震源に近い花蓮県ではまだ約1000人が仮住まいを強いられていて、主力産業の観光業も打撃を受けているようです。 リタイア生活を送る僕がしてきたことは赤十字を通した少額の寄付でしかありませんが、犠牲にな...
アーリーリタイアで失ったものが5つあります。 それは、 ①安定した給与収入、 ②社会的信用や肩書、 ③スケールのある仕事や達成感、 ④会社を通じた人脈拡大、 ⑤メリハリある日々、です。 このうち、自分にとって「最大のロス」なるものがどれかを選び、その理由を考えました。 今日はそん...
もし僕が経済的自立(FI)をした40代後半のタイミングで実際に早期リタイア(RE)をしていたらどんな生活を、どんな心境で送っていたか、想像をしてみました。 なお、実際のところは経済的自立から8年間ほど働いたうえで、早期リタイアをしました。 当然、いまのリタイア生活に比べると「より...
FIRE民が受ける批判に「税金や社会保障のタダ乗りだ!」があります。 サラリーマンからすると「資産があるのに納税せず公共サービスのタダ乗りをしながら呑気に暮らしやがって」という不満です。 実際、投資等の資産所得に連動する各種税負担や社会保険料は、労働収入に連動したそれとは確かに差...
アーリーリタイア後の心境は、リタイア前の想像以上に変化に富んでいます。 僕の場合およそ2年で1.5サイクルの波がありました。 波というのは気分的な高まりや落ち込みの長期トレンド曲線のアップダウンで、実際は下図のような経緯を辿っています。 記載の通りリタイア後は「気分高揚→*反省→...
FIRE後のライフスタイルは人の数だけあります。 でも大きく括れば、大多数のFIRE民は「窮屈でプレッシャーなる仕事」から離れたら「自由気ままに平穏に暮らす」を実践しています。 そんな僕も平穏なる日々のため、金融資産の75%を安全資産で運用する構成に換えるなどを経て、いまは資産評...
リタイアするとつくづく「会社で求められるスキル」と「リタイア後に役立つスキル」の違いを感じます。 そんななかで、「会社の経験でリタイア後も役立つ」というものが幾つかあります。 その2つ目の事例として「多様な価値観に触れること」をあげます。 リタイア生活で自分がやりたいことを見つけ...
今年も残りあと2か月となりましたが、この時期(9末)になると「リタイアで失ったもの」を痛感します。 それは「ふるさと納税」による寄付(ショッピング)です。 サラリーマン時代、ちょうどこの9月末ごろに寄付をしていました。 この時期にするのは、 ・年収がはっきりするのでふるさと納税の...
アーリーリタイア後、未練があってずっと捨てられないものがありました。 それは「スーツ」です。 リタイア時に何着かは捨てましたが、それでも夏冬合わせ8着ほど残っていました。 昨日、そんなスーツを必要最低限(夏冬1着)を残し捨てました。 使わないとわかっていても捨てられなかったのは、...
アーリーリタイアからの1年半、心境も習慣も大きな変化がありました。 リタイア生活の高揚感から幻滅といったアップダウンも、心理的平穏から不穏といった乱れもありました。 そんな心境変化の実態を報告します。 アーリーリタイア後の変化と道筋 FIRE直後からの心境変化は以下の曲線の通りで...
今後のブログの方向性を再定義しました【FIREと自分らしさ】
当ブログを開始して9か月が過ぎました。 これまで「毎日1記事」と継続してきましたが、先週その方針を破り一時休止をしました。 休止をしたのは、僕がホストとなる家族旅行に集中すること、そしてブログを続ける意味を考え直す狙いです。 実は最近、ブログ更新に時間が奪われること、毎日書くスト...
2年前、早期リタイアを判断したときに、サラリーマンを辞めることで失うものが何かを吟味しました。 結果的に「得ること>失うこと」となったのでリタイアしました。 なお、既に「リタイアで得られると思っていたこと(7つ)」についての振り返りをした記事はこちらです。 早期リタイア時の覚悟「...
2年前、早期リタイアを判断したときに、それを後押ししたのが「早期リタイアで”得ること&失うこと”」をリストアップしたことです。 結果的に「得ること>失うこと」と感じ早くリタイアせねばと思いました。 その「得ること」の項目が7つあり、リタイアしたらやってやると覚悟しました。 今回、...
リタイアから1年4か月、ブログを始めて9か月近くたちます。 これまでアーリーリタイア後の心境や関心事、課題感を綴ってきました。 その甲斐あってか「自分とじっくり向き合う」ができ、いろいろわかったことがあります。 リタイア後に最も変化のあったこと リタイア後、自分自身で最も大きく変...
今日は熱が37.5〜38.5度を行き来し良くなる気配はありません。 ベットで横になりながら、動物面白ハプニング動画を見ても、笑いながら咳き込む状況です。 ということでスマホをみずに「会社員時代の楽しい思い出や当時の幸せ」を振り返りました。 実は先日、「リタイアから1年4か月、会社...
いまの完全リタイア生活はストレスなく過ごせて何ら不満はありません。 でも一方で、ストレスがないがゆえに「物足りない」と思うことがあります。 それが、仕事を頑張った後に飲む「ビールの味」です。 夏の暑さのなか、ストレスに耐えてチームで飲むビールは格別です。 それは「ビールの味x仲間...
2022年3月末にアーリーリタイアをしてから1年4か月が過ぎました。 心理的にはとても大きな変化が起きています。 完全に「リタイア」という新しい世界に入ったというか、ある意味、会社員時代を振り切った気もします。 リタイア1年時点の過去記事は「現役時代が遠い昔」と表現しましたが、い...
FIRE後の心境変化で想定外だったものの1つに「資産増に興味を失くす」があります。 興味を無くした理由は2つあって、 ①時間が何より大事だという価値観に変化した ② 資産管理での透明性、資産運用での安全性を突き詰めた によるものです。 今日はこの2つについて書いてみます。 リタイ...
アーリーリタイアをして1年後の心境について-リタイア生活が飽きてくる?
2022年3月末にアーリーリタイアをしてからほぼ1年が過ぎました。 もうすっかり現役時代が遠い昔のように感じます。 リタイア後の半年は、退職関連の手続きや新しい生活の立ち上げで忙しい日々でした。 その後の半年は、徐々にリタイア生活でやりたかったことを着手するようになりました。 そ...
50代半ばでのアーリーリタイア-そのタイミングが正しかったのか?
僕がリタイアをしたのは50代半ばです。本来でいう「定年」まで働くよりもほんの少し早くリタイアしたにすぎません。 今回、そんなリタイアのタイミングが良かったのか悪かったのか、について振り返って考えました。 セミリタイアの理由 リタイアを決意したのは「もうこれ以上、働いて得られるメリ...