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<打込接・布積み(奥羽・出羽)> 弘前城、盛岡城、仙台城、会津若松城
「石・石塁・石垣シリーズ」は、「①②-(3)打込み接・乱積み」を日本の北から南まで展開しているお城の写真をお届けしてきましたが、昨日で一応終了しました。 今回…
11 土方歳三 (1835 ~ 1869)3uwl1b~武士に出世して時代の流れに翻弄された農家の末っ子~ 歴史上の人物で、これほど多くの女性にもてる男性が他にいたでしょうか。現在でも、さまざまな時代劇やドラマで登場する人気者です。もともと色白で引き締まった顔立ち、長身で剣の達人です。鬼のような勇敢さと、気配りのできる心優しさをあわせ持った人物といわれています。和歌や俳諧も好む風流さもありました。しかし、...
平安時代の行政区分を見ると、北海道(蝦夷地)がありません。では、北海道は外国だったのか? それも違います。北海道に「国」はなかったので。※境界の日本史(p136-137)/森先一貴・近江俊秀/朝日選書983/2019.4.25……本の見開きページをスキャンしてアップしました。検索すれば、ウィキなどで綺麗な画像がヒットしますから、地図の詳細は、そちらでご確認頂ければと思います(_ _)さて、上図は律令制に基いた行政区分、...
本日はおばちゃんの夏休みの第三弾となります。8月14日関東直撃の台風8号も福島県においては、夜中に通り過ぎたようで、阿武隈川の増水などもまったく見られませんでした。この日は雲が多い空模様でしたが、まずまずのお天気でした。13日は、郡山市に宿泊、14日は、会津若松市へ移動しました。早めの時間の観光を予定していましたが、福島県広し!なかなか目的地に着かない・・・(泣)予定時間より遅れて会津若松市に到着!会津若...
峠 最後のサムライ ☆/☆☆☆☆☆ 戊辰戦争で、官軍と戦った越後・長岡藩の家老・河井継之助のお話です。河井継之助は役所広司が演じています。この作品のコピーでは「敵軍50,000人に、たった690人で挑んだ“最後のサムライ”」などと、やたら「サムライ」を強調してますが……う~~む...
東郷神社(→東京都渋谷区神宮前1丁目)は、1905(明治38)年5月27日~28日にかけて行われた日本海海戦でロシア・バルチック艦隊を全滅させ、日露戦争の勝利を決定づけた東郷平八郎を祭神として祀る神社です。1934(昭和9)年5月30日に東郷平八郎が86歳で死去すると、全国から海軍省に東郷を顕彰する神社の創立を求める要望書と献金が相次いだといいます。その中に旧岡山藩主池田氏の子孫の池田宣政(のぶまさ)がおり、池田侯爵家が所有す...
今回は道南にある 松前城【蝦夷地】の紹介です。 今回の北海道の旅では念願であった日本最北の城であるこの松前城(※別名:福山城)を見ることができました。 天守は元国宝であったのですが、昭和24年
遊就館(→東京都千代田区九段北)は、靖國神社の境内にある戦争博物館ともいえる施設です。「遊就」とは中国の古典『荀子』勧学篇「君子は居るに必ず郷を擇(えら)び、遊ぶに必ず士に就く」から「遊」「就」が選ばれたものです。本来は高潔な人に交わり学ぶという意味ですが、近代日本(→大日本帝国)が経験した戦争によって命を失った戦没者(→英霊と呼ばれる)の遺徳に触れ、学びの場とするという願いが込められていると思います。展示...
靖國神社(→東京都千代田区九段北)は、1869(明治2)年6月29日に明治新政府によって建てられた「招魂社」に遡ります。近代国家建設の過程でおきた戊辰戦争(1868年1月~1869年5月)で戦死した官軍将兵の鎮魂とその事蹟を後世に伝えるために明治天皇の発願という体裁で建設されました。1877(明治10)年の西南戦争を経て招魂社は1879(明治12)年6月4日に「靖國神社」と改称されて、現在に至ります。なお、「靖國」とは「國を靖んずる(→国家...
大名とは?藩とは?江戸時代に、徳川将軍から1万石以上の領地を賜った(安堵された)武士を大名といい、大名の領地とその支配機構を藩といいます。俗に「徳川300藩」などと呼ばれますが、15代将軍徳川慶喜(よしのぶ)が大政奉還(→政権を朝廷に返上)を行った1867(慶応3)年10月14日時点に存在した藩の総数は270藩です。また、その270藩も江戸幕府の創設期から幕末まで同じ大名家で存続していた藩はあまり多くありません。初代将軍徳川家...
矢島藩主・生駒氏の居城「八森城」と城下町をめぐる(秋田県由利本荘市)
以前、四国の高松城を訪れた際に、同地を治めた生駒氏のお家騒動を知りました。この騒動によって生駒氏は改易され、堪忍領として出羽国矢島1万石を与えられます。のちに分知のため、旗本扱いになりましたが、幕末の戦いで新政府側に与したことで高直しを受け、1868年から71年までの間、短期間ながら矢島藩は復活しました。今回は生駒氏ゆかりの地であり、戊辰戦争の舞台にもなった矢島を訪ね、かつての居館「八森城」まで歩いてみ...
映画『峠 最後のサムライ』☆河井継之助の生き様を役所さんの熱量で!(^^)/
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幕末の桑名藩主・松平定敬(さだあきは松平容保の弟)が鳥羽・伏見の戦いで徳川慶喜に従った為、桑名藩は新政府軍と敵対することになった。桑名藩は存続の為、先代・猷の実子である松平定教(さだのり)を城主に立て、新
【大政奉還と王政復古】 みなさんおはようございます。今日は大政奉還と王政復古について簡単に書いてみます。 <大政奉還> 1867年(慶応3年)将軍徳川慶喜が、政権の返上を明治天皇に奏上し認められたこと。 <王政復古の大号令> 大政奉還を受け、明治天皇が宣言 ①江戸幕府の廃止...
半次郎 ☆/☆☆☆☆☆ 半次郎(はんじろう……たんじろう、じゃないよ)、と言えば、「人斬り半次郎」。すなわち、薩摩の中村半次郎……後の陸軍少将・桐野利秋のことですね 幕末の「人斬り」5傑=薩摩の「人斬り半次郎」こと中村半次郎、同じく薩摩の「人斬り新兵衛」こと田中新兵衛、土佐の...
近代国家日本の幕開けと壮絶な人間ドラマ。巨大な感動が襲う傑作時代長編 。「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」―最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長・斎藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎"が、近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか。維新後、警視庁に奉職した斎藤は、抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは?慟哭の結末に向け、香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ完結篇(アマゾンより)。
とうとうウクライナで戦争が始まってしまいました。ロシアのウクライナ侵攻は非難されて当然だと思います。声をあげるべきだと思います。でも、私は、ロシアのウクライナ侵攻に反対することは、ウクライナに武器を供与したり、ロシアをあらゆる国際組織から排除したり、厳しい経済制裁を課したりすることとはイコールではないように思います。そこが曖昧なまま事態が深刻化していくようで心配しています。毎日のようにプーチン大統領の険しい顔、怖い目つき、怒りに満ちたしゃべり方を映像で見せられていますが、プーチン大統領を怒らせているのは何なのかをしっかり受けとめ、事態の悪化を、何とか防いでほしいと思います。プーチン大統領は、NATOの東方拡大を自国の命運がかかった重大問題だと訴えているようです。そして、1990年のドイツ統一交渉の過程で、欧米は...明治維新、会津は「朝敵」ではなく「長敵」
燃えよ剣 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ 司馬遼太郎原作の歴史小説で、幕末に活躍した新撰組副長の土方歳三が主人公の物語です。土方歳三は、特攻隊員から凄腕の殺し屋、石田三成まで、何でも演じられる岡田准一くん(←っても、知り合いでもなければ、友達でもありませんがね……)です。監督は、いま、日本...