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真実を知りたい-NO2                  林 俊嶺
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戦争に関わる歴史の真実は・・・ http://hide20.web.fc2.com に記事にリンクの一覧表<br><br><br>
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syasya61さんの新着記事

1件〜30件

  • 天皇が靖国神社に参拝しなくなった理由について

    天皇が靖国神社に参拝しなくなった理由について、「靖国知られざる占領下の攻防」中村直文NHK取材班(NHK出版)は、三つの説をあげています。その一つは、横井権宮司が、”昭和天皇の参拝を中止したのはGHQである、と証言している”というものです。二つ目は、GHQの文書の中に、”靖国神社への天皇の参拝を禁じたのは、日本政府である”と記されいるものがあるというものです。三つめは、同書筆者のGHQ民間教育局宗教課長ウィリアム・バンスに対する”GHQは昭和二十年の臨時大招魂祭では昭和天皇の参拝を認めながら、その後、参拝は中止されました。なぜでしょうか?”という質問に、バンス氏が”それは、昭和天皇がお決めになったことです。あれは陛下ご自身の判断でした”と答えたというものです。私は、この三つがどれも間違ってはいないように思います...天皇が靖国神社に参拝しなくなった理由について

  • 靖国神社とGHQの「神道指令」

    「靖国知られざる占領下の攻防」中村直文NHK取材班(NHK出版)(下記資料1)、よれば、GHQが、日本における”「軍国主義・超国家主義の除去」を達成すると同時に、アメリカ政府の掲げる「信教の自由」を日本で確立するために、熱心に、そして慎重に取り組んだことがわかります。「神道指令」立案を中心になって進めたウィリアム・バンス(WilliamKennethBunce)は、戦前、埼玉県の松山高等学校に勤務したことがあるという日本を知る歴史学博士です。また、GHQの民間情報教育局で、「神道指令」における宗教法人法などの宗教政策に関する部分の提言をしたウィリアム・パーソンズ・ウッダード(WilliamParsonsWoodard)は、歴史学者であると同時に、日本の宗教の研究者だといいます。そうした専門家の「神道指令」作成の...靖国神社とGHQの「神道指令」

  • 国家神道と国家主義のカルト(the nationalistic cult)

    オリンピック開催に突っ走る政府や組織委員会関係者の、国民の命と生活を後回しにしたような発言およびオリンピック開会式演出に関わる重要人物の辞任・解任が続き、やっとその背景に迫る文章を目にするようになりました。朝日新聞の”人権意識、日本の低さ露呈、歴史認識、世界標準とズレ”というような文章がその一つです。これは、高橋哲哉東京大学名誉教授や佐藤卓己京都大学大学院教授の主張を短くまとめたもののようですが、本当に深刻な問題だと思います。でも、現在の日本では、日々歴史の修正が進み、歴代最長といわれる安倍政権によって、もはや後戻りが難しいのではないかと思われるほどひどい状態になってしまったように思います。「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれたことに象徴されるように、南京大虐殺の...国家神道と国家主義のカルト(thenationalisticcult)

  • 神社参拝の強要と終戦時朝鮮における昇神式

    1945年(昭和20年)8月15日正午に玉音放送があり、前日に決定されたポツダム宣言受諾及び日本の降伏が国民に公表されて、帝国政府が軍に武装放棄と連合軍への投降命令を発した直後、朝鮮では神社がまっ先に昇神し、人民に先んじて引揚を行ったといいます。その素早さに驚きますが、下記の抜粋文によって、その理由がわかるような気がします。朝鮮における神社の昇神と引揚に関する竹島朝鮮神宮権宮司や総督府祭務官高松忠清氏の、下記抜粋文にあるようなことばは、朝鮮における神社信仰が、本来あってはならない強要に基づくもので、朝鮮人の信仰心に基づくものではなかったことを物語っているのだと思います。特に、”神社は朝鮮の土地・住民に即した神を祀ったものではなく、日本内地から神霊をお移ししたものであったこと”を、自ら昇神の理由の一つに挙げている...神社参拝の強要と終戦時朝鮮における昇神式

  • 終戦時朝鮮の治安対策の混乱

    しばらく前までは、特に文化的な面を中心にして、日韓関係は良好だったと思います。多くの人が観光で行き来していましたし、いろいろな分野の交流が盛んに行われていたからです。日本では、韓流ブームがありました。K-POPが好きな日本の若者もずい分増えていたのではないかと思います。逆に、韓国でも、日本のアニメやマンガ、音楽その他の日本文化に興味を持つ若者がずい分増えたと聞いています。にもかかわらず、このところの日韓関係は最悪です。竹島問題、慰安婦問題、徴用工問題、貿易問題その他の政治的対立が連日マスコミを賑わすようになり、先日は、韓国メディアが東京五輪の選手村における横断幕の撤去要請を猛批判し、新たな垂れ幕も登場するに至ってます。そして、オリンピックに出場予定の選手たちも、そうした政治的な問題と無関係ではいられない立場に追...終戦時朝鮮の治安対策の混乱

  • 八月十五日の朝鮮と「日本国紀」

    『「日本国紀」の副読本』百田尚樹・有本香(産経セレクト)の百田氏と有本氏の対談の中で、百田氏は、藤尾文相の”韓国併合は合意の上に形成されたもので、日本だけではなく韓国側にも責任がある”との発言を引き、”藤尾文相の言っていることは正しい。”と断言しています。でも、日本にとって不都合な多くの歴史的事実を無視したそういう歴史認識は、国際社会では通用しないと思います。私は、以前「日韓併合小史」山辺健太郎(岩波新書)や「外交文書で語る-日韓併合」金膺龍(合同出版)その他から、閔妃殺害事件やハーグ密使事件などに関わる文章を抜萃しつつ、韓国併合に至る経緯を辿ったことがありますが、それらの事件は、当時の関係者の多くが認めていることであることを知りました。また、有本氏は、日本軍「慰安婦」について、”いまだに「一方、朝鮮・台湾の若...八月十五日の朝鮮と「日本国紀」

  • 「日本国起」と「過去を見る眼」

    前稿で取り上げたベルンハイムに基づけば、「日本国紀」は、歴史の最も原初的な「物語風歴史」にあたり、”歴史的知識が科学となる”ずっと前のものであると思います。それは現在では、娯楽の対象としては認められても、社会科学の一分野としての歴史としては、認められないものだと思います。”その国に生まれたことを誇りに思う。そして自分たちの父祖に対して尊敬の念を持つ。私たちに誇りを持つ。そのような歴史教育”を意図して、日本の歴史的事実を取捨選択し、並べ立てる歴史は、社会科学の一分野としての歴史ではないのです。かつて日本が、日本人に”自分たちの父祖に対して尊敬の念”を持たせる神話的国体観(皇国史観)によって、戦争に突き進み、滅亡の瀬戸際に立ったことを忘れてはならないと思います。GHQの膨大な資料の中に、「PWC-115」([PWC...「日本国起」と「過去を見る眼」

  • 日本の歴史修正主義と「歴史とは何ぞや」

    安倍前首相がオリンピック開催に関し、”歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している”と語ったことが報道されました。いわゆるネット右翼と一体となったようなこうした発言が、オリンピック開催に否定的な医療従事者や感染症の専門家に対する脅しに近い主張や、現実の脅しを生み出しているのではないかと思います。そして、そうした安倍前首相の言動の影響は、強引なオリンピック開催のみならず、あらゆる領域・分野で深刻な状態にあると、私は思います。先だって、大村愛知県知事のリコール署名偽造事件で事務局長らが逮捕されましたが、それらも、安倍前首相をはじめとする自民党政権の、いわゆる従軍「慰安婦」問題に対する姿勢に影響されていると思います。現状は、従軍「慰安婦」問題について話し合ったり、議論し...日本の歴史修正主義と「歴史とは何ぞや」

  • 機密戦争日誌8月9日から15日 NO2

    先日、最高裁大法廷が、夫婦別々の姓(名字)での婚姻は認められない、夫婦同姓を定めた民法などの規定は、憲法24条の「婚姻の自由」に違反しないとの判断を示しました。裁判官15人のうち11人が「合憲」とし、4人が「違憲」としたとのことです。日本の裁判官の多くも、自民党政権中枢と同じように、個人の尊厳を基本原理とする国際社会の民主主義の歩みと逆方向を向いているのを感じました。どう考えても、夫婦同姓を義務づけることは、「法の下の平等」を保障する憲法14条や「婚姻の自由」を定めた24条に反するばかりではなく、国際連合憲章などに基づき、あらゆる男女差別を禁じた国際条約、「女子差別撤廃条約」や「国際人権規約」にも反すると、私は思います。「女子差別撤廃条約」第4部第16条の(g)には、守るべき権利の一つとして、”夫及び妻の同一の...機密戦争日誌8月9日から15日NO2

  • 機密戦争日誌8月9日から15日 NO1

    最近のオリンピック開催をめぐる関係機関の諸判断は、自民党政権中枢の本質を、かなりはっきりと国民の前にさらけ出すことになったように思います。前回も書きましたが、新型コロナ感染症によって日本人が何人亡くなろうが、医療機関がどんな困難に直面しようが、飲食店その他がいくつ潰れようが、さらに、職を失い、住む所までも失う人が何人出ようが、オリンピックはやるという姿勢とともに、オリンピック関係者に対する露骨な特別扱いが、いろいろ指摘されているからです。慶応大学名誉教授でパソナ会長の竹中平蔵氏の発言や内閣官房参与の高橋洋一教授のツイッターが問題視されたこと考え合わせると、それらが、相当多くの人たちに不満や失望を感じさせることになっているのではないかと思います。加えて、先日、東京五輪組織委員会が主催するイベントの企画・構成を手掛...機密戦争日誌8月9日から15日NO1

  • ミャンマー 南機関とアウンサン将軍

    私が、アジア太平洋戦争にこだわるのは、310万もの日本人と、その数倍のアジアを中心とする人々を死に追いやった戦争を指導した人々が、冷戦など、その後の情勢の変化によって、公職追放を解除され、戦争責任を追及されることなく、敗戦後も日本の中枢で活躍することになったために、今なおいろいろな場面で、日本の野蛮な戦争を正当化し、日本国憲法を蔑ろにしたり、戦前・戦中の考え方に基づく政策を進めようとするからです。先日、慶応大学名誉教授でパソナ会長の竹中平蔵氏が、”オリンピックってのは、世界のイベントなんですよ。世界のイベントをたまたま日本でやることになっているわけで、日本の国内事情で、世界の『イベント(五輪)やめます』というのは、あってはいけないと思いますよ。世界に対して、『やる』と言った限りはやる責任があって”、と述べたこと...ミャンマー南機関とアウンサン将軍

  • 憲法改正草案第86条,89条,92条,93条,96条,98条,99条,100条の問題点を考える NO4

    これまで、何度も取り上げてきたのですが、昭和21年1月1日の官報号外に掲載された「詔書」、いわゆる天皇の「人間宣言」のなかに下記のような一節があります。”惟フニ長キニ亘レル戦争ノ敗北ニ終リタル結果、我国民ハ動モスレバ焦躁ニ流レ、失意ノ淵ニ沈淪セントスルノ傾キアリ。詭激ノ風漸ク長ジテ道義ノ念頗ル衰へ、為ニ思想混乱ノ兆アルハ洵ニ深憂ニ堪ヘズ。然レドモ朕ハ爾等国民ト共ニ在リ、常ニ利害ヲ同ジウシ休戚ヲ分タント欲ス。朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神(アキツミカミ)トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ。”これは、日本の戦争が、”天皇ヲ以テ現御神トシ、且...憲法改正草案第86条,89条,92条,93条,96条,98条,99条,100条の問題点を考えるNO4

  • 自民党憲法改正草案第21条、第54条、第56条、第63条、第66条、第72条の問題点を考える NO3

    オリンピック開催に向けて、菅政権はコロナの対策で突っ走っており、様々なところから戸惑いや驚き、批判の声があがり続けています。それは、安倍政権も同じでした。安倍前首相は昨年2月末、新型コロナウイルス感染症対策として、突然、全国の小中学校と高校、特別支援学校に臨時休校を要請し、3月には、感染防止策として布マスクの全戸配布を決定しています。きちんと専門家や現場の関係者、また、一般国民の声を聞くことなく独断的に決定されたために、あちこちから戸惑いや驚き、批判の声があがりました。当然だと思います。現在の日本では、「学校保健安全法」に、児童生徒の生命安全の保護と学校を感染ルートとする感染拡大防止を目的として「児童生徒の出席停止」(第19条)並びに「学校の全部又は一部の臨時休業」(第20条)の定めがあります。そして、前者は校...自民党憲法改正草案第21条、第54条、第56条、第63条、第66条、第72条の問題点を考えるNO3

  • 自由民主党憲法改正草案第15、18、20条の問題点を考える NO2

    憲法改正の動きをめぐっては、現在、国民投票法改正案の論議が進められていますが、先だって、自由民主党の憲法改正推進本部の最高顧問に安倍晋三前首相が就任したとの報道がありました。私は、安倍前首相は、就任以来憲法改正の運動を主導し、今なお、憲法改正に強い思いをもっているのだと思いました。だから、”自民党総裁の任期中に憲法改正を成し遂げていきたい”とくり返していた安倍氏は、また首相に返り咲くのではないかと、私は思います。それは、”現行の憲法が占領下による「押し付け憲法」であり、民族的自信と独立の気魄を取り戻すためには、これを変えて、われわれ日本人の手で作った憲法を持たねばならい”というようなことを言っていた祖父、岸信介元総理(戦時、東条内閣の商工大臣)の意志を受け継いでいるのだろうと思います。そして、安倍前首相の周辺に...自由民主党憲法改正草案第15、18、20条の問題点を考えるNO2

  • 自由民主党憲法改正草案「第三章 国民の権利及び義務」を考える、NO1

    自由民主党憲法改正草案には、「第三章国民の権利及び義務」にも重大な問題があると、私は思います。先ず第一に、日本国憲法第12条のなかの、「公共の福祉」という人権制約に関わる重要な意味をもつ言葉を、「公益及び公の秩序」に変えようとすることが問題だと思います。「公共の福祉」という言葉は、日本国憲法第12条のみならず、第13条・第22条・第29条などでも使われていますが、憲法が国民に保障する自由及び権利は、無制限ではなく、この「公共の福祉」に反しない限り…、という制約があり、「人権制約原理」と呼ばれています。また、「公共の福祉」は、「社会全体の共通の利益」であり,「ほかの人の人権との衝突を調整するための原理」であるともいわれています。この「公共の福祉」という言葉は、当初のGHQ草案では、”thegeneralwelfa...自由民主党憲法改正草案「第三章国民の権利及び義務」を考える、NO1

  • 自由民主党憲法改正草案第二章、「戦争の放棄」から「安全保障」へ

    「自由民主党憲法改正草案」にはいろいろ問題があると思いますが、特に、この「第二章第九条」には重大な問題があると思います。もともと、憲法第九条で、”国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄”するとして、”陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない”と定めたにもかかわらず、日本に自衛隊が存在するのは、1950年の朝鮮戦争勃発時に、日本に駐留していた米軍を朝鮮に派遣した穴埋めのため、GHQの最高司令官マッカーサーが吉田茂首相に、「警察予備隊」の創設と海上保安庁増員を指示したことが始まりだといいます。指示を受けた吉田首相は、その時、国会に諮ることなく政令(「ポツダム政令」と呼ばれます)によって「警察予備隊」を創設したということです。この警察予備隊が、その後、改...自由民主党憲法改正草案第二章、「戦争の放棄」から「安全保障」へ

  • 自由民主党憲法改正草案に込められた思い

    「前文」に続いて、それぞれの条文についても、現在の日本国憲法と比較して、いくつか問題点をあげておきたいと思います。まず、第一章の「天皇」に関する部分についてですが、改正案では第一条天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。となっています。現在の日本国憲法では第一条天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。となっており、”日本国の元首であり”という文言が追加されていることが分かります。私は、そこにも、”現在の日本国憲法を改正したい”という自由民主党の強い思いが込められているような気がします。現在の日本国憲法では、天皇は”国政に関する権能を有しない”と定められているのに、なぜ、その文言...自由民主党憲法改正草案に込められた思い

  • 自由民主党憲法改正草案「前文」を読んで思ったこと

    自由民主党憲法改正草案には様々な問題があると思うのですが、それは、その前文に象徴的にあらわれていると思い、まとめておきたいと思いました。きっかけは、5月3日(憲法記念日)の朝日新聞、世論調査の数字でした。それによると、”改憲「必要」45%、「必要ない」44%”ということです。過去の戦争指導層の思想を受け継いでいると思われる自民党政権の、憲法改正を目指す長年の取り組みによって、とうとう「改憲」必要と考える人が、「必要ない」と考える人の数を上回ることになったのではないかと思います。また、この世論調査で見逃すことができないのは、改憲派が数で上回ったということだけではなく、30代では55%が改憲を必要と考え、70歳以上の35%を大きく上回っていることです。現在、日本の学校で使われている教科書は、日本の戦争の実態、とくに...自由民主党憲法改正草案「前文」を読んで思ったこと

  • 選択的夫婦別姓制度導入反対論と「国体の本義」と性別役割分業論

    平成22年、内閣総理大臣や衆議院議長、参議院議長、法務大臣に提出された選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する宮崎県西都市議会の意見書に、”いま、かかる「夫婦別姓制」の導入を許せば、家族の一体感を損ない、子供に与える精神的影響もはかり知れず、また、事実婚を増加させ、離婚の増加や婚姻制度の崩壊をもたらすおそれが多分にある。”とか、”そもそも、婚姻に際し氏を変える者で職業上不都合が生じる人にとって、通称名で旧姓を使用することが一般化しており、婚姻に際し氏を変更するも、関係者知人に告知することにより何の問題も生じないことである。また、氏を変えることにより自己喪失感を覚えるというような意見もあるが、それよりも結婚に際し同じ姓となり、これから新たな家庭を築くという喜びを持つ夫婦のほうが、圧倒的多数であり、極めて一般的な普通の...選択的夫婦別姓制度導入反対論と「国体の本義」と性別役割分業論

  • 選択的夫婦別姓問題と伝統的家族観

    先日(4月21日)の朝日新聞に、選択的夫婦別姓問題にかかわる裁判の記事が出ていました。それは、1997年米で婚姻し、それぞれの姓で約二十年暮らしてきた夫婦が、2018年に東京都千代田区に別姓で婚姻届を出したら受理されなかったので、別姓のまま婚姻関係にあることを国に求めた訴訟に関するものです。米国で二十年間それぞれそれぞれの姓で活動して来たのに、日本に帰って来たら、どちらかが姓を変えなければ、婚姻関係が法的に認められなくなるということは、夫婦別姓での婚姻関係を戸籍に記載できる規定がない日本の戸籍法には不備があるなどと訴えていたのですが、東京地裁は夫婦の請求を退けたということです。日本国憲法を軽視する判断ではないかと思いました。明治の民法は、第746条で”戸主及ヒ家族ハ其家ノ氏ヲ称ス”と定め、第788条で”妻ハ婚姻...選択的夫婦別姓問題と伝統的家族観

  • 選択的夫婦別姓問題と「国体」

    今回は、まず、選択的夫婦別姓に反対する意見の主な理由を確認し、次に夫婦同姓(同氏)を法的に定めた歴史的背景を考え、最後に夫婦同姓(同氏)や日本の家族制度(家族法)の問題点を考えたいと思います。すでに取り上げたように、自民党政権を支える国会議員50人が連名で、”選択的夫婦別姓制度の実現を国に求める「意見書」”を採択しないように地方議会の議長に訴えた文書には、下記のような理由があげられていました。”戸籍上の「夫婦親子別氏」(ファミリー・ネームの喪失)を認めることによって、家族単位の社会制度の崩壊を招く可能性がある。”また、参議院に提出された「選択的夫婦別姓の法制化反対に関する請願」には、下記のような記述があるいいます。”この制度を導入することは、一般大衆が持つ氏や婚姻に関する習慣、社会制度自体を危うくする。別姓を望...選択的夫婦別姓問題と「国体」

  • 選択的夫婦別姓に反対する人たちの思想の背景を考える

    先だって、東京新聞は、丸川珠代・男女共同参画担当相や高市早苗・元男女共同参画担当相ら自民党の国会議員有志が、埼玉県議会議長の田村琢実県議に送った、選択的夫婦別姓の反対を求める文書を取り上げました。その内容を区切って考えていきたいと思います。なぜなら、自民党国会議員有志が、どうして地方自治や民主主義のルールを無視するようなことまでして、選択的夫婦別姓を求める要求に反対し、自分たちの主張を貫こうとするのかを考えるとき、私は、名前を連ねた自民党国会議員有志が、安倍・菅政権とかかわりをもつ長谷川三千子教授や八木秀次教授と、そのとんでもない考え方を共有している、と考えざるを得なかったからです。安倍・菅政権を支える自民党国会議員有志は、現在、様々なところで、勇気を出して今まで認められてこなかった権利を主張し声を挙げた人たち...選択的夫婦別姓に反対する人たちの思想の背景を考える

  • 選択的夫婦別姓と婚外子差別の撤廃と人権

    スイス・ジュネーブに本拠を置く非営利財団、世界経済フォーラム(WEF)が、国別に男女格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数2021」を発表し、日本は調査対象となった世界156カ国の120位という順位だったことが、先日報道されました。特に、政治参画における男女差が順位に影響したといわれています。私は、それは当然の結果だろうと思います。安倍・菅政権の中枢には、選択的夫婦別姓に反対し、婚外子(非嫡出子)の差別撤廃に反対し、ジェンダー・フリー教育に反対し、同性婚容認に反対する人たちが結集しているからです。また、そうした政治家を支える学者や研究者の存在も見逃せません。すでに取り上げた「民主主義とは何なのか」(文藝春秋)の著者、長谷川三千子教授がその一人です。長谷川教授は女性でありながら「正義の喪失反時代的考察」(PHP...選択的夫婦別姓と婚外子差別の撤廃と人権

  • 選択的夫婦別姓と新しい歴史教科書をつくる会

    安倍晋三前首相を会長とする”創生「日本」”の総会で講師をつとめた長谷川三千子埼玉大学名誉教授は、その著書「民主主義とは何なのか」(文春新書)で、八木秀次氏の著書を取り上げておられました。だから、「国民の思想」新しい歴史教科書をつくる会編(産経新聞社)を読んだですが、戦争正当化を宿命づけられたと思われる人たちの、第一線での活躍に、あらためて暗澹たる気持になりました。まず、下記、「一ジェンダーフリーに浸食される日本」の「男女生徒が同室で寝る、着替える!」の文章に関して私は、とても違和感を感じました。小学生の校外学習で、男女の児童を一定の配慮をしながら同じ部屋で寝かせることが、さわぎにしなければならないほど非常識なことでしょうか。また、それはジェンダーフリー教育の結果によるものでしょうか。学校の先生方は、ジェンダーフ...選択的夫婦別姓と新しい歴史教科書をつくる会

  • 「民主主義とは何なのか」? 長谷川三千子教授?

    先のアジア太平洋戦争における日本人の死者は、およそ310万人で、その六割から七割が餓死や病死であったといいます。あの悲惨な東日本大震災の100倍以上の人が亡くなったのです。戦争は自然災害ではありません。日本が戦争をしなければ、その310万人の人たちは死ぬことはなかったのです。また、アジア太平洋戦争では、生き抜いた人たちも皆、大切な人やものを失ったり、否応なく自分の人生を、戦争のために捧げなければなりませんでした。自分が進むべき道を自分で決めたり、自分がやりたいことをやることができる世の中ではなくなっていたのです。私の父母も時々洩らしました。「戦争がなければ今頃……」。でも残念ながら日本には、そうした馬鹿げた戦争を、責任逃れのために正当化する人たちや、正当化する宿命を負わされ人たちがいるように思います。そしてそれ...「民主主義とは何なのか」?長谷川三千子教授?

  • 女性蔑視発言や選択的夫婦別姓問題と「日本異質論」

    以前アメリカで、「円高ドル安」にもかかわらず日米の貿易不均衡が縮小しないことをめぐって、「リビジョニズム(日本見直し論)」という新しい日本論が流行したといいます。”日本は異質だ、封じ込めなければならない”といわれるようになったというのです。そして最近、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会・森前会長の女性蔑視発言が世界的に問題視されたのに合わせて、男女格差などのジェンダー問題や、選択的夫婦別姓の問題なども問題視されるようになり、日本の内外に、「日本異質論」が広がったように思います。海外で生活したことのある日本人や、日本に移り住んでいる外国人も、しばしば、日本人は個人ひとりひとりの個性よりも、「世間」と同じであることを重視していると指摘していましたが、それが、「日本異質論」として、批判的な眼差しに集約されていきつ...女性蔑視発言や選択的夫婦別姓問題と「日本異質論」

  • 選択的夫婦別姓問題と「神州日本」

    前回、東京五輪・パラリンピック組織委員会・森前会長の女性蔑視発言は、日本が、いわゆる先進国で唯一、多くの国民の声を聞き入れることなく、いまだに法律婚の条件に夫婦同姓を義務付けている考え方と関連していると思われることについて書きました。また、選択的夫婦別姓を認めると”夫婦の一体感を損なう”とか”家族の絆が失われる”というような主張がなされていますが、それは表向きの話で、本当はもっと深い理由が隠されているのではないかということも書きました。そんな時に、また考えさせられる報道がありました。新しくオリンピック・パラリンピック担当相となった丸川珠代氏が、選択的夫婦別姓の導入を求める意見書などを、地方議会で採択しないよう呼びかける文書に名を連ねているというのです。IOC理事会は、オリンピック大会に出場する選手たちの間におけ...選択的夫婦別姓問題と「神州日本」

  • 戦後レジームからの脱却でますます時代遅れになる日本

    日本は、いわゆる先進国で唯一、多くの国民の声を聞き入れることなく、いまだに法律婚の条件に夫婦同姓を義務付けています。その理由は、夫婦別姓を認めると”夫婦の一体感を損なう”とか”家族の絆が失われる”ということのようですが、理解できません。それでは日本以外の先進国では、夫婦の一体感が損なわれ、家族の絆が失われているということになってしまいます。また、今問題になっているのは、選択的夫婦別姓の問題であり、一体感や絆が心配であれば、同姓を選べばよいのです。だから、私は夫婦別姓を認めようとしない政権の考え方は、”夫婦の一体感を損なう”とか”家族の絆が失われる”というより、むしろ戦前の考え方をそのまま引き継いでいるからではないかと思うのです。現在もなお、日本を代表する政治家から、”日本は神州である”という言葉が飛び出すことか...戦後レジームからの脱却でますます時代遅れになる日本

  • 女性蔑視森発言と麻生発言、そして靖国問題

    東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長が、女性蔑視発言で辞任に追い込まれました。そうした女性差別に関わって、今なお日本社会に存在する深刻な女性差別の実態や見過ごされがちな差別意識に関する鋭い主張をいくつか目にし耳にしました。でも、残念ながら、それを戦争を支えた皇国史観と関連させて論じている主張には触れることができませんでした。私は、森氏が、かつて内閣総理大臣のときに、神道政治連盟国会議員懇談会において、”日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知して戴く、そのために我々が頑張って来た”という発言をしたこととの関連を見逃すことができません。森氏は、戦前・戦中の戦争指導層の考え方である皇国史観を受け継いでいるのだと思います。したがって、女性蔑視発言の謝罪はしました...女性蔑視森発言と麻生発言、そして靖国問題

  • 日本の正当な歴史を奪う、とは?

    近現代史研究家という水間政憲氏は、その著書『ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実』の「はじめに」で、下記のように、見逃すことのできないことを書いています。”国際社会においてライバルになりうる国家を衰退させるには、武力による弾圧よりその国の正当な歴史を奪うことで、それが実際に行われてきました。インドの代表判事は、1952年に再来日したとき、田中正明氏(評論家・歌人)に「東京裁判の影響は、原子爆弾の被害よりも甚大だ」と慨嘆されていました。”水間氏は、日本の正当な歴史、すなわち皇国の歴史が奪われたと主張されているようです。でも、その皇国の歴史を日本の歴史として定着させた明治政府の「皇国史観」は、事実に基づくものではなく、古事記や日本書紀の神話に基づいて、日本人に、”日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界...日本の正当な歴史を奪う、とは?

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