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現在日本では、岸田政権の支持率低下について、いろいろな議論があります。朝日新聞は社説で”結局のところ、首相の判断の起点が、国民ではなく、総裁再選という自身の権力維持にあると見透かされていることが、政権発足以来最低水準に落ち込んだ支持率が、なかなか反転しない根本にあるのではないか”と指摘していました。岸田政権が国民のための政治をやっていないという意味で、その指摘は正しいと思います。でも、なぜそんな自民党の政権が、戦後長く続いているのか、ということを考えるべきと思います。踏み込んでいく必要があると思います。自民党政権では、岸田政権に限らず、呆れるような理由で、次々に閣僚や政務三役など、要職にある人物が辞任に追い込まれてきたと思います。また、防衛予算の大幅な増額をはじめとした、国民生活に直結する重要な問題が、首...「ハマス」のあゆみと日本の主権
イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスの奇襲攻撃を受けて、「血まみれの怪物を根絶やしにする準備できている」と語り、大規模地上侵攻に踏み切りました。そして、「勝利まで戦う」ということで、「反撃を中止することはない」などと主張しています。また、バイデン米大統領も、ハマスによるイスラエル奇襲攻撃を「悪の所業だ」と非難するとともに、イスラエルには、「攻撃に対抗する権利がある」と述べて、イスラエル支持を表明、軍事支援を約束しました。その流れは、ウクライナ戦争とよく似ていると思います。ウクライナ戦争でも、イスラエル・パレスチナ戦争でも、アメリカやイスラエルやウクライナは、自らが受けた攻撃の悲劇的な状況ばかりを取り上げ、戦争が始まる前の自らの悪業は隠しています。そして、突如不当な攻撃を受けたかのように装い、極悪・非道な相...ユダヤ人の極悪非道とパレスチナ人のインティファーダ