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岸田総理は、今回の広島サミットに関し、”G7として核兵器のない世界への決意を改めて確認するとともに、法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を守り抜く、こうしたG7の意志を強く世界に示したいと思っています”と言ったのですが、私は、人を欺くことは、やめてほしいと思います。人殺し(ウクライネ戦争)を止めようとせず、ウクライネ軍を支援しながら、核兵器のない世界が、どうしてつくれるのですか?と問わなければなりません。また、法や道義・道徳を無視して、戦争を繰り返し、アフリカや中南米、中東やアジアの国々を相手に、巧みに搾取や収奪をくり返してきたのは、G7をはじめとする西側諸国でしょう、と言わなければなりません。だから、その証拠ともいえる、日韓の歴史をふり返りたいと思います。アジア・太平洋戦争は日本の無条件降伏によって...法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序?
下記の資料1は、「朝鮮戦争の起源1解放と南北分断体制の出現」ブルース・カミングス鄭/林/加地:訳(明石書店)の文章ですが、”アメリカ軍政は、あくまでも自らの主導力の下で朝鮮の政府を樹立しなければならないということだ”とか、”南だけの単独政府を樹立しようとするソウルの米軍政の決定は、1945年11月20日付のウイリアム・ラングドンの電報の中にはっきり述べられている”というような表現で、戦後の朝鮮半島に対するアメリカ軍や政府関係者の本音を知ることができると思います。特に、ラングドンの電文で示された(1)から(6)の内容は、アメリカの対外政策や外交政策がいかなるものであるかをよく示しているように思います。資料2の「朝鮮戦争三十八度線の誕生と冷戦」孫栄健(総和社)は、アメリカの朝鮮支配の実際を、詳細に記述していま...ゼレンスキー大統領と李承晩大統領
ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、国連総会一般討論にビデオ演説を届け、そのなかで、ロシアへの処罰を訴え、安保理におけるロシアの拒否権を剥奪するよう主張しているといいます。私は、この主張は、アメリカのロシア孤立化・弱体化の目標を代弁するものであるように思います。また、”ウクライナも、欧州も、世界も、平和がほしい。戦争をしたがっている唯一の人物は誰か。私は知っている”などと言ったようですが、不可解です。ではなぜ、ゼレンスキー大統領は、ロシアがウクライナとの国境線に軍を集結させていたときに、話し合いを求めたり、侵攻を止めるために関係各国にさまざまな働きかけをしなかったのでしょうか。バイデン大統領もロシアは2月16日にウクライナに侵攻するだろうというような予言めいた発言をしましたが、侵攻を止めるための活動に...朝鮮建国準備委員会とアメリカによる38度線単独決定