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イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスの奇襲攻撃を受けて、「血まみれの怪物を根絶やしにする準備できている」と語り、大規模地上侵攻に踏み切りました。そして、「勝利まで戦う」ということで、「反撃を中止することはない」などと主張しています。また、バイデン米大統領も、ハマスによるイスラエル奇襲攻撃を「悪の所業だ」と非難するとともに、イスラエルには、「攻撃に対抗する権利がある」と述べて、イスラエル支持を表明、軍事支援を約束しました。その流れは、ウクライナ戦争とよく似ていると思います。ウクライナ戦争でも、イスラエル・パレスチナ戦争でも、アメリカやイスラエルやウクライナは、自らが受けた攻撃の悲劇的な状況ばかりを取り上げ、戦争が始まる前の自らの悪業は隠しています。そして、突如不当な攻撃を受けたかのように装い、極悪・非道な相...ユダヤ人の極悪非道とパレスチナ人のインティファーダ
ヘルツルの呼びかけとシオニズム運動とイスラエル軍のジェノサイド
私は、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ国民のために働く政治家ではなく、アメリカと結託した独裁者だと思っています。なぜなら、アメリカやNATO諸国のいろいろな挑発に対抗して、ロシアが実施に踏み切った「特別軍事作戦」を、即座に「侵略」と断定し、逸早くウクライナ単独で相手にできるはずのないロシアとの戦争に踏み切ったからです。また、国民総動員令に署名し、18歳から60歳の男性の出国を禁止して戦いを強いたからです。さらに、野党の活動を禁止し、野党の政治家を逮捕させたり、テレビ放送を一本化するなどの徹底した言論統制もしたからです。だから、ウクライナ国民の思いが、表に出てくることは、ほとんどなくなりました。特に、ドンバス地域やクリミアの人たちの思いを無視して、クリミアを取り戻すまで戦うなどとも主張しました。...ヘルツルの呼びかけとシオニズム運動とイスラエル軍のジェノサイド
10月7日、パレスチナ暫定自治区ガザのハマスが、イスラエルへの攻撃を開始しました。それを受けてアメリカは、すぐにハマスの攻撃をテロとして非難するとともに、イスラエルに対する軍事支援を発表しました。どこかでこうした軍事衝突が起きると、アメリカはいつも今回と同じように、仲間の国や組織を支援し、敵と見なす国や組織を潰そうとする方針をとってきました。法や道義・道徳をもとにして、仲裁することはしてこなかったと思います。バイデン大統領は「テロを正当化するいかなる理由もなく、すべての国がこのような残虐な行為に対し、団結しなければならない」と述べて、ハマスを非難し、団結を呼びかけました。でもその前に、イスラエルの不法行為や不法行為に抵抗するパレスチナ人に対する殺人行為を止めるべきであったと思います。確かに、残虐行為は許さ...ナチスのユダヤ人虐殺とユダヤ人のパレスチナ人虐殺