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アメリカの中央情報局(CentralIntelligenceAgency、略称:CIA)については、多くの研究者や学者、ジャーナリストなどが、さまざまな事件に関し、関わりのある元CIA諜報員や秘密工作員、また、その他関係者の証言を得、さらに、あらゆる種類の公文書を基にして、その犯罪行為や不法行為を明らかにしてきたと思います。だから、CIAに関わる著作物は少なくありません。それらを踏まえれば、CIAの関係者が裁かれるべきことは、多々あったと思います。また、CIAの存在そのものが問われるようなことも少なくなかったと思います。にもかかわらず、CIAやアメリカ政府は、それらを一貫して黙殺してきました。そして、CIAは今も厳然として存在し、活動を続けています。先日、バーンズ長官が、中国の習近平国家主席が「2027年...CIAの「国家転覆の手引書」
2023年7月19日の朝日新聞に、「ウクライナ戦争の先は」と題した、米ハーバード大学ウクライナ研究所長、セルヒー・プロヒー教授へのインタビュー記事が掲載されました。朝日新聞はその冒頭に、”…ウクライナとロシアは、これからどこに向かうのか。ウクライナ研究の第一人者として知られるセルヒー・プロヒーさんを、研究のため滞在中の北海道大学に訪ねた”と書いていました。”ウクライナ研究の第一人者として知られる”などと、異論を封じようとするかのような書き出しのこのインタビューは、以前取り上げた論説委員の国末憲人氏が担当したようですが、私は、アメリカのプロパガンダをより深く、より広く定着させるための、かなり意図的な記事のように感じました。なぜなら、ウクライナ研究の第一人者と持ち上げているにもかかわらず、彼の主張にはウクライ...アメリカのプロパガンダをより深く、より広く
NHKは、2023年1月1日”混迷の世紀「世界は平和と秩序を取り戻せるか」”と題して、ウクライナ出身のジャーナリストでノーベル平和賞作家、スベトラーナ・アレクシェビッチ氏のインタビューを放映しました。また、朝日新聞は1月1日朝刊のトップ記事で、関田航氏撮影のスベトラーナ・アレクシェビッチ氏の大きな写真とともに、根元晃氏のインタビュー内容を掲載しました。彼女の著書、『戦争は女の顔をしていない』や『アフガン帰還兵の証言』、『チェルノブイリの祈り』などは、日本でも出版されており、広く知られていると思います。私は、原発事故の問題を取り上げているときに『チェルノブイリの祈り』を手にしたことがありますが、スベトラーナ・アレクシェビッチ氏という人は、一般市民の視点で、ロシアという国の問題を深くとらえていると思いました。...スベトラーナ・アレクシェビッチと韓米行政協定