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藍染文化を体験しながらカフェとおみやげを楽しむ【卓也竹園町】@台南
卓也竹園町は、日本統治時代の1935年に台南州の官僚宿舎として使用されていた日本家屋で、リノベーションされ2021年にオープンした。この地区にはかつて多くの日本家屋が建ち並んでいたが、庭付きのこの一棟だけが現存し、他はすべて取り壊されていた。台南市は、この歴史的価値を持つ建物の保存と再活用を目的として、台湾の三義にある「卓也小屋」にリノベーションと管理・運営を任せている。 台南市もかつて藍染産業が盛んな地域であったため、この場所も藍染をコンセプトにリノベーションされ、藍染ショップ、カフェ、藍染体験ができる施設となった。そのデザインテイストは、卓也小屋と同様に、小物や色合いのディテールが調和し、…
国宝の駅が車両・カフェ・雑貨がそろうエンタメパークに【台中駅鉄道文化園区】@台中
台中駅鉄道(臺中驛鐵道)文化園区は、台中の歴史と文化が感じられる魅力あふれるリノベスポットである。元々の台中駅は日本統治時代の1917年に完成し、その後も台中の重要な交通拠点として長く親しまれてきた。1995年には台湾の国定古蹟(国宝)に登録されている。 2016年に新駅舎が完成し、駅舎としての役割を終えた旧駅舎は、現在ではレトロモダンな空間として再利用されている。総面積2.9haの敷地には、鉄路街や旧鉄道プラットホームなどが含まれており、訪れる者にタイムスリップしたかのような懐かしさを抱かせている。懐かしさだけではなく、園区内には鉄道車両が保存、リノベされ、鉄道関連のグッズや雑貨を扱うショッ…
日本時代の百貨店がおしゃれな複合施設に【或者新州屋 OR House】@新竹
或者新州屋は、1934年に日本統治時代に建設された百貨店「新州屋」をリノベーションした複合施設である。ながい間、廃墟同然となっていたこの建物は、可能な限りオリジナルの姿を残しながらリノベされ、2024年3月にオープンした。現在、新竹を拠点とするライフスタイルブランド「或者」が運営を手掛けており、地域の魅力を発信する場として注目を集めている。 複合施設内は地場産品や文化交流を軸に、地域創生の拠点として構成されている。1階のセレクトショップでは、地元産のビーフンや特産の調味料、台湾産クラフトビールなど、地酒や地元素材を活かした商品が並ぶ。2階のカフェレストランでは、地方の食材を活かした地元料理を楽…
日本的な雰囲気を再現してカフェとショップに【大目降文化園区】@新化(台南市)
大目降文化園区は、日本統治時代の警察官の武道場(新化武徳殿)、元警察官舎群、旧新化郡役所宿舎群をリノベーションし、2012年にオープンした園区(パーク)である。 新化武徳殿は、1936年(昭和11年)に完成した警察官が剣道や柔道を練習する武道場をリノベした。その東側にあった公務員の日式住宅は1920年から1945年の間に建設されたもので、現在は、新化の歴史や文化を紹介する大目降故事館や、カフェ、飲食店やショップなどが入居する施設群となっている。(訪問年月:2024年8月) 文化資産登録名称:新化武德殿 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施 指定登録年月:2006年6月 リノベ設計:竇國昌…
おしゃれなショップとカフェがいい感じで集まる【又一村文創園区】@花連
又一村文創園区は、もともと1960年代に建てられた菸酒公賣局の宿舎群で、リノベーションされ2021年にオープンした。 この園区には、2階建ての8棟の建物が2列に並んでいる。1階部分の店舗にはそれぞれが異なるコンセプトを持つ、手作りアイテムや特産品のショップ、カフェやデザート店など入居し、施設全体でクリエイティブな空間となっている。このショップの多様性と、それに対応する小物やデザインの表出が、施設の魅力を高めている。週末ともなると、マーケットが開催され、多くの人で賑わっている。(訪問年月:2022年12月、2024年9月) 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △2列並ぶ建物の間の広…
伝統市場をさらに元気にするかわいリノベ【塩埕第一公有零售市場】@高雄
塩埕第一公有零售市場は、かつて1949年に設立され70年以上の歴史を持つ伝統的な市場であった。その市場は老朽化に伴い、風通しの悪さ、照明の暗さ、水漏れなどの問題が顕著となっていたが、リノベーションされ、2022年にオープンした。このリノベは、2022年に高雄で開催された台湾クリエイティブエキスポにあわせて進められた。 リノベでは、長年にわたって増築されてきた天井が撤去され、元の切妻形の木造屋根が復元された。そして、自然の風や光が入るよう工夫され、モダンで開放感のある空間へと生まれ変わっている。もともとの市場では肉や野菜、惣菜を売る伝統的な市場であったが、現在はレトロな雰囲気の中で、若者たちが経…
通りから隠れた一帯にカフェと雑貨モール【台水宿舎商場】@台中
台水宿舎商場は、もともと台湾の水道局(台湾自来水公司)の職員宿舎群だったものをリノベーションし、商業施設として生まれ変わったものである。この施設の1,2階には、たくさんのファッションやアクセサリーのショップやカフェ、飲食店などが入居している。それらのショップでは、手続き体験や講習、週末にはマーケットやイベントが開催されるなど、若者に人気のスポットとなっている。 この施設は、街区の中心部に中庭を囲うように連続して配置されており、道路からの入り口は細く、少し分かりにくなっているのも魅力の一つである。(訪問年月:2024年2月、2024年9月) 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △2階…
歴史資産をMAXでエンタメパークにした【十鼓文創園区】@台南
十鼓文創園区は、日本統治時代の1910年、日本の「台湾製糖有限公司」によって生産を開始した製糖工場のリノベーションである。1992年には役目を終えて閉鎖され、1993年、台南区役所が管理を引き継いだ。その後、2005年に、活動の場を探す打楽器パフォーマンス団体「十鼓擊樂團」が経営を引き継ぎ、リノベされている。 園区は敷地面積約7.5haと広大で、22棟の製糖工場の建物や倉庫群が残っている。その再生コンセプトは、十鼓による台湾ならではの打楽器音楽と融合した文化創意で、それらがリノベに反映されている。それぞれの建物やタンクなどの設備は、コンセプトにそってリノベされ、家族連れが楽しめるエンターテイメ…
廃墟を再生した子どもも大人も水遊びが楽しめる公園【河楽広場】@台南
河楽広場は、もともと「中国城」という市場で、建物の骨格を残して親水公園としてリノベーションされた。この施設は老朽化のため2009年に閉鎖された。そしてその後、台南市主催の建築提案コンペにより、世界的にも有名はオランダの建築家グループMVRDVの再生案が選ばれ、もともとの建物の柱や梁の一部が残され水辺が融合するダイナミックな空間に生まれ変わった。土日にもなると子ども連れの家族が訪れ、子どもも大人も水遊びを楽しんでいる。また、夜の照明された空間は幻想的で、多くの市民が訪れている。 2020年3月にオープンしたが、ちょうど新型コロナ感染症の流行もあり、この親水公園の中にオープン予定であったショップ、…
醸造所の設備もそのまま残る文創の総本山【文化部文化資産園区(旧台中文化創意産業園区)】@台中
台中に所在する文化部文化資產園区は、約5.6ヘクタールの敷地に大小24棟の建物が立ち並ぶ文化創意施設である。元は日本統治時代の1916年に創業した「大正製酒株式会社」の醸造所であり、当時は台湾最大規模の酒造工場であった。戦後には国営化され、1998年に工場が移転するまで操業が続けられた。2002年、台中市は歴史建築として登録している。 この元醸造所は大規模な修復とリノベーションがされて、2011年に「台中文化創意産業園区」として一般公開された。この施設は、文化部が指定する5大文化創意産業園区の一つに位置づけられ、歴史的建築の風貌を保ちつつ、イベントホール、展示空間、工房、ギャラリー、ショップ、…
日本家屋を山岳をテーマにカフェ・ショップも楽しめる【0km山物所】@台北
0km山物所は、1930年代に日本統治時代に建てられた総督府山林研究員の宿舎(日式住宅)をリノベーションし2004年にオープンした。ここは、台湾における山林との共生をテーマにした複合商業施設である。これらの日式銃学は2006年に台北市が歴史建築に登録し、リノベには農業部林業及自然保育署が約1億台湾元を投じた。 リノベのコンセプトは、台湾の山岳や森林の探求である。それらは、施設全体の空間、ランドスケープ、ビジュアルデザイン、店舗イベントに至るまで浸透し、古木10本の保護に加え、台湾原生種や絶滅危惧種を含む数百種類の植物で森林景観で演出している。 施設の中には、サステナブルなテーマを掲げたセレクト…
日本人建築家によるリノベ空間でカフェと雑貨を楽しむ【緑光計画】@台中
緑光計画は、水道会社の社員寮が商業施設にリノベーションされ2013年にオープンした。元の社員寮はレンガ造りの2階建て7棟からなり、1950年代に使用されていたが、20年近く放置されていた。 この施設のコンセプトは、名前にもあるとおり「緑の現出」そして「記憶の継承」「創造性」「夢と理想の追求」で、日本人建築家の廣瀬大祐が主宰するアーキコンプレックスが設計デザインした。 建物の1階と2階にはカフェ、雑貨店、ブティック、レストランなどクリエイティブで小規模な店舗があって、ショッピングも食も楽しめる。リノベでは、元の建物のレンガ構造や古い床タイルが残されたり、それぞれのショップや建物全体のファサードに…
台湾・台北で夜市を楽しもう 【饒河街観光夜市】(高画質動画あります)
台湾・台北観光必須スポット【饒河街観光夜市】Raohe Street Night Marketを紹介します。多くの屋台で賑わう夜市で有名な「胡椒餅」や美味しい台湾ローカルフードを楽しみましょう。高画質動画もあります。ぜひご覧ください。
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台湾観光庁のNT$5000が当たるキャンペーンは当たりますか? 旅行大好き LiCoのオススメ!台湾観光庁が企画のキャンペーンが開催中🎉5000元が当たるチャンスです🎯私の場合、当選確率〇〇%でした'
徒然日記202504xx/【台湾🇹🇼202503】❽ 買ってきたものその2 / 迪化街とその近辺
台湾🇹🇼202503買ってきたものの第2弾は、迪化街とその付近での購入品になります。 購入品は以下のYouTubeで公開中ですので、ぜひご覧ください。 https://youtube.com/shorts/gJD9yrcgch8…
今週も2日連続 台湾スタバの太っ腹企画!熱くなったらフルーツコーヒーでさっぱり!
早安 !台湾在住ブロガーのCAM(キャム)です!(自己紹介は こちら から)※コメントの返事についてやブログを活用するときに知っていていただきたいこと…
台湾人夫が吸い込まれるように買ったピスタチオシナモンロール「肉桂捲 シナモンロール製作所」@雙連
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さすがの官邸跡で虎尾の文化と歴史を味わう【雲林故事館】@虎尾
雲林故事館は、日本統治時代の1920~23年に建てられた日式住宅(日本家屋)であった虎尾郡守官邸をリノベーションして2006年11月にオープンした。当時は郡守の官邸であったが、1996年に廃止され、2001年には雲林県の歴史建築に登録されている。 この施設では、地元の生活、芸術、教育、文化を展示して、地元作家の文学作品の収蔵や地域文化の保存と教育を進めている。また、カフェも併設されていて、文化創意の体験もできる。 2025年、台湾文化部の「選定百大文化基地」に選定されている。(訪問年月:2019年11月、2025年2月) 文化資産登録名称:虎尾郡守官邸 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設…
【要注意】激辛大好き台湾人夫リベンジ?!台北の激辛麺「辣王忠麻辣乾麵 KingSpicy J」
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醸造所のリノベでクリエイターの聖地とお土産ショップ【嘉義文化創意産業園区】@嘉義
嘉義文化創意産業園区は、1916年に日本統治時代に台湾初の高麗酒を生産する大正製酒株式会社の醸造所として設立された。その後、1982年に醸造所の機能が民渓工業団地に移転し、この地での役割を終えた後、リノベーションを経て2003年にオープンした。現在、この園区は台湾政府の5大文創産業園区の一つである。 約3.9ヘクタールの敷地には、大小9棟の歴史的建造物(その内7棟が市の歴史建築登録)が保存・活用されており、中間試験場(アルコール倉庫)、包装作業場、再処理作業場、ボイラー室、製麹工場など、醸造に不可欠な施設が含まれている。さらに、洗瓶機、ワイン貯蔵樽、ワインボトルコンベアベルト、煙突、ソルガム米…
西螺生態博物館は、地域全体を博物館と位置付ける生態博物館(エコミュージアム)の理念に基づき、街なかの歴史的建築物や文化資源を活用している。博物館の中心的な施設は、1833年に創立された捷発乾記茶莊である。この茶莊は、1935年に再建され、福建省武夷山から茶葉を輸入し、台湾各地で販売する重要な役割を果たしていた。2007年には歴史建築に登録されている。 この建物は街区の内側に、室内や外部が繰り返されて長く連なっている。その空間ごとに、茶文化の歴史を紹介する展示、地域の歴史や文化に関する展示、ギャラリーなどが配置されている。 「生態博物館(エコミュージアム)」という名は、地域全体の生活、…
【おすすめ台湾土産】まるでホイップヌガー?!新感覚ヌガークラッカー「蔥穎牛軋餅」@大橋頭
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2025年10月開催、エリアフ・インバル(指揮)、台北市立交響楽団来日公演のスケジュール、曲目、チケット発売日が決定!最新情報をまとめました。
台湾人義母から届く すごく気になる台湾伝統のお供え物「紅圓」
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創造力を高めるものづくり教育拠点となった【成功国小旧礼堂】@羅東
成功国小旧礼堂は、日本統治時代の1943年に建てられた学校講堂(礼堂)で、リノベーションされ2015年に再オープンした。当時は、羅東女子公学校の講堂として使用されていたが、戦後の校名変更(成功国小に変更)や教育制度の変化を経て使用されなくなり、2003年には宜蘭県の歴史建築に登録されている。 建物は、赤レンガ造による分厚い外壁と左右7本のレンガ付け柱、木造トラス屋根、山形破風で支えられ、端正な外観である。 この施設には、3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機、各種工作機が備えられ、創造力や問題解決力を育成する「ものづくり教育(メイカー教育)」を実践する拠点として、宜蘭自造教育モデ…
ご近所さん交流で “わらしべ長者”に?!台北人さん「朝陽珈琲」の台湾茶プリン
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旅人書店は、羅東にある独立系書店で、1927年(昭和2年)に建てられた日式住宅(日本家屋)をリノベして2020年にオープンしている。当時は、羅東成功国小の旧校長宿舎で、2003年に歴史建築として登録されている。 店内には、地域の文化や歴史に関する書籍や、地元クリエーターによる手作りのアイテムが並んでいる。 また、定期的に展示会や読書会、マルシェなどのイベントも開催されている。(訪問年月:2025年3月) 文化資産登録名称:羅東鎮成功國小校長宿舍 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施 指定登録年月:2003年10月 リノベ設計:詹益忠建築師事務所 △旅人書店の外観。 △もう一方の方からの外…
楊梅故事館は、日本統治時代の1953年に建てられた楊梅国民中学校の校長と教職員の宿舎で、リノベーションされ2020年にオープンした。2000年代初頭に廃止され、2012年には歴史建築に登録されている。この施設は3棟の建物で構成されており、それぞれ異なる建築的特徴と機能を備えている。 A棟「張芳杰校長故居」は、寄棟造の瓦屋根を備えた木造平屋で、広い縁側や畳敷きの和室を有し、校長の暮らしを象徴する伝統的な住宅構造が残されている。ここでは、校長の暮らし当時の室内の様子が展示されている。 C棟「西照閣」は、地域教育の基盤づくりのためにつくられた教職員用の宿舎で9戸が連なって建つ建物で、ここでは、当時の…
鍾肇政文学生活園区は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)群で、リノベーションされ2015年にオープンした。当時は龍潭小学校の教員宿舎として利用されていたが、1990年代に使用が廃止され、2012年には桃園市の歴史建築に登録されている。 園区内の日式住宅は3棟あり、一つは1世帯で1棟、残りの2棟は2世帯で1棟になる(2戸1タイプ)もので、道路側に街並みをつくっている。元々の住戸が狭小だったため、時代とともに増築されていったが、リノベの際に増築部分は取り除かれ、オリジナルな形に復元された。 この施設全体は文学生活園区と位置づけられ、台湾文学の父ともいわれる鍾肇政の文学的足跡…
【今月のお楽しみ】一度知ったらもう戻れない?!特別なビアードパパシューを楽しむ台湾人夫
早安 !台湾在住ブロガーのCAM(キャム)です!(自己紹介は こちら から)※コメントの返事についてやブログを活用するときに知っていていただきたいこと…
多田栄吉故居は、日本統治時代の1934年に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2016年にオープンした。当時は淡水街の街長官舎であったが、戦後は国民党政府のものとなり、2005年には新北市市定古蹟に登録されている。多田栄吉は、日本統治時代に淡水街長を務めた人物で、淡水での水道の導入や都市の近代化に大きく貢献したことで知られている。この日式住宅も、台湾で初期に水道設備を備えた住宅の一つである。 この施設では、多田栄吉の業績や当時の淡水の暮らしを紹介する展示がなされている。また、淡水河を見下ろす高台に建っていて、室内からもその眺めを味わえる窓構成になっている。(訪問年月:2025年…
台湾ファミマソフト 日本の老舗ドリンクメーカー参戦?!「伊藤園抹茶霜淇淋」
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台湾に来てから身長が伸びた?! 台湾国際結婚ってそんなにいいの? こんにちは。台湾在住ブロガーのCAM(キャム)です。以前に書いたことがあるかも…
淡水の歴史的建築物を模型で展示する【淡水古蹟微型博物館】@淡水
淡水古蹟微型博物館は、清朝時代の1871年に建てられた英国系水運会社・ダグラス洋行の建物だったもので、リノベーションされ2019年にオープンした。当時は、淡水港の貿易活動を担う事務所および倉庫であったが、戦後にその機能は廃止されている。 建物は、道路側の前面に建つ「第一検査場」、その後ろ側に建つ「輸入品倉庫」の2棟で構成される。第一検査場は煉瓦造で室内はアーチ構造、輸入品倉庫は中柱式木造屋根構造の特徴がある。 前面の施設には、淡水地区の歴史的建築物をミニチュア模型で展示し、淡水の歴史と文化を立体的に紹介している(微型とはミニチュアの意味)。後ろ側の棟ではクリエイターによる文化創作活動を支援・発…
淡水日本警官宿舎は、日本統治時代の1914年に建てられた警察官宿舎で、リノベーションされ2019年にオープンした。当時は淡水郡役所警察課長の宿舎であったが、戦後に国民党政府に引き継がれ、2007年に歴史建築に登録されている。 この建物は、和洋折衷の様式で、伝統的な和室と続き間、幅が広い縁側、西洋式応接室があることに特徴があって、当時の物品の展示もあり、日本家屋の暮らしを体験できる。(訪問年月:2025年3月) 文化資産登録名称:淡水日本警察宿舎 文化資産分類:歴史建築 建物種類:宅第 指定登録年月:2007年12月 リノベ設計:不明 △和洋折衷の全体外観。敷地が狭くて超広角で撮っているので、若…
淡水一滴水紀念館は、日本統治時代の1915年に福井県大飯町で建てられた木造の古民家2009年に日本から移築し再建した。 この住宅は作家水上勉の父である水上覚治の住居であったが、1995年の阪神・淡路大震災を経て一時的に避難所としても使われてもいた。2009年7月に日本で解体され、同年12月に台湾で再建された。総移動距離は3,000km、1,300人以上にのぼる台湾と日本のボランティアがこの移築事業に関わった。 この住宅は、釘を一本も使わずに600本以上の梁と柱を組み上げ、20以上のほぞ接合を用いた日本の伝統的な木造建築技術であった。台湾で日本統治時代に建てられた日式住宅(日本家屋)は、台湾の気…
赤レンガ倉庫で台湾の貿易の歴史を知る【淡水税関埠頭園区】@淡水
淡水海関碼頭園区は、日本統治時代の1916年に建てられた赤レンガ造りの倉庫がリノベーションされ2016年に文化園区としてオープンした。 埠頭自体は1860年代の清朝時代に淡水港が国際貿易港として開港された際に整備されたものであり、台湾茶や樟脳などの輸出拠点として重要な役割を果たしていた。日本統治時代に建てられた倉庫は、税関の貨物倉庫として使用されていたが、1960年代に港湾機能が他地域に移転されたことで廃止され、2000年には新北市の直轄市定古蹟に登録されている。 淡水河に面した歴史的埠頭に続く園区には、2つの切妻の赤レンガ造の倉庫と、西洋風建物がある。この施設では、淡水の貿易史や税関の仕事と…
化龍一村は、日本統治時代の1920年代に建てられた軍医や憲兵の宿舎で、リノベーションされ2020年にオープンした。戦後は国民党政府により軍官宿舎として使用された。1990年代に軍事施設としての役割を終え、2015年に歴史建築に登録されている。 園内では、1920年代に建設された日式住宅(木造家屋)と、戦後の住宅不足を背景に新たに建てられたレンガ造やコンクリート造の建物が混在している。木造宿舎の方は日本の伝統的な建築様式を色濃く残している。 この施設には、児童向けの図書室、市民向けの図書室、劇団の施設が設けられている。(訪問年月:2025年3月) 文化資産登録名称:化龍一村眷舍群 文化資産分類:…
彰化 Changhua2;彰化扇形庫2/内部~トーマスと仲間たち(台湾遊廓・赤線巡りの鉄道旅行;観光メモ03)
彰化 Changhua2;彰化扇形庫2/内部~トーマスと仲間たち(台湾遊廓・赤線巡りの鉄道旅行;観光メモ03)ほとんどきかんしゃトーマス状態です。SLとヘンなポーズの中国人子ども。見学櫓から自強号彰化駅進入を望む。転車台の回転状況は以下の動画をどうぞ。にほんブログ村...
台中;宮原眼科、台中公園湖心亭、旧台中駅(台湾遊廓・赤線巡りの鉄道旅行;観光メモ01)
台中;宮原眼科、台中公園湖心亭、旧台中駅(台湾遊廓・赤線巡りの鉄道旅行;観光メモ01)台湾遊廓・赤線巡りの鉄道旅行のとおり、台湾遊廓・赤線巡りと鉄旅がメインではあるのですが、駆け足的に観光名所もめぐってます。基本、台北以外は日本人にマイナーなところが多いと思いますので、ちょっとメモ的に一般向け観光スポットを画像で紹介します。まずは、台中;宮原眼科、台中公園湖心亭、旧台中駅。この3つだけなら1時間で回れます...
売捌所は、日本統治時代の1938年に建設され、当初は煙草の卸売販売所として機能していた。戦後は公務員宿舎として利用され、2003年に県定古蹟に登録された。その後、リノベされ2009年にオープンしている。 この建物はめずらしい二階建ての木造住宅で、伝統的な間取りや中庭も残され、木造の架構や細部装飾に往時の雰囲気がよく残されている。 現在、この施設の1階にはカフェ、ショップ、展示スペースが設けられ、2階はフリースペースとなっていて、週末にはイベントが開催されるなど、交流の場としても活用されている。 文化資産登録名称:舊宜蘭菸酒賣捌所 文化資産分類:縣(市)定古蹟 建物種類:其他設施 指定…
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宜蘭酒廠は、日本統治時代の1909年に建てられた酒造工場で、リノベーションされ現役で醸造しながら販売や展示をおこなう観光工場として、2011年にオープンした。当時は、米を原料とした紅露酒や焼酎を製造する施設であったが、1990年代に製造体制が縮小され、2014年には歴史建築として登録されている。 赤レンガ造りや木造の倉庫群は、酒造りの工程を紹介する展示や、実際の製造工程を見学できるスペース、酒をテーマにした文創商品を販売する施設になっている。(訪問年月:2025年3月) 文化資産登録名称:宜蘭酒廠歷史建築群 文化資産分類:歴史建築 建物種類:産業 指定登録年月:2014年1月 リノベ設計:不明…
地元食材ベジタリアン料理が楽しめる日本家屋【上善豆家宜蘭店】@宜蘭
上善豆家宜蘭店は、日本統治時代の1906年に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2018年にオープンした。当時は宜蘭廳庶務課長官舍として使用されていたが、戦後は宜蘭県政府主任秘書の官舎となり、1997年に廃止され、2001年には歴史建築に登録されている。 切妻の瓦屋根や伝統的な木造構造が大胆にデザインリノベされている。現在ここでは、地元食材をつかったベジタリアン料理を提供するレストランエリアとなっている。(訪問年月:2025年3月) 文化資産登録名称:舊主秘公館 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施 指定登録年月:2001年6月 リノベ設計:大藏聯合建築師事務所 △正面入…
青緑壁と白装飾がスタイリッシュな元刑務所施設【旧宜蘭監獄門庁】@宜蘭
旧宜蘭監獄門庁は、日本統治時代の1896年に建てられた監獄の事務所で、リノベーションされ1999年にオープンした。元々は所長室、秘書室、庶務室、家族待合室、面会受付室として使われていたが、1992年に刑務所が移転されたことによって廃止され、2001年には宜蘭県定古跡に登録されている。 建物の様式としては、左右対称、屋根から下はアーチ型の入口、縦長の窓と窓枠の装飾、古典的な破風が擬洋風建築様式で、寄席棟造の黒瓦屋根と青緑色の木造板張りの外壁からなる和洋折衷である。 現在この施設は、イベントなどに用いられていて、一般にも公開されている。また、元の刑務所はショッピングモールに建て替えられている。(訪…
宜蘭文学館は、日本統治時代の1906年に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2004年に文学館としてオープンした。1926年からは農林学校校長官舎として使われていたが、廃止されて2001年に歴史建築として登録されている。 ここは、台湾文学や宜蘭にゆかりのある作家の作品を展示するスペースがカフェの中に設けられている。(訪問年月:2025年3月) 文化資産登録名称:舊農校校長宿舍 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施 指定登録年月:2001年6月 リノベ設計:大藏聯合建築師事務所 △台湾文学館の側面の外観。 △門扉からの外観。 △出窓のある外観。 △縁側側の外観。 △カフェス…
徒然日記20250324/〓🇹🇼【読書/台湾】松田義人:台湾雑貨を追いかけて〜お土産屋さんにはない「台湾のモノ」を求めて東奔西走
台湾出発直前タイムリーに恐ろしい書籍が発刊されてしまいました(笑) Amazon紹介 台湾にどハマりして30年、台湾に通い続け、数多くの台湾関連書籍を出版している松田義人。 台湾に通…