青色の藍屋リノベから伝統芸能を守る【台湾戯劇館】@宜蘭
台湾戯劇館は現在、宜蘭美術館の一角を仮移転先として利用している。台湾戯劇館は、台湾固有の伝統芸能である歌仔戯、布袋戯、京劇などの演劇を紹介し、台湾の伝統演劇文化を保存し普及させている。本来の台湾戯劇館は別の場所にあるが、2023年より耐震補強工事が始まり、宜蘭美術館の敷地内に仮移転し、展示と活動を継続している。 仮移転先の宜蘭美術館では、美術館本体の壁面と隣接する藍屋(ブルーハウス)の建物上部にオープンアトリウムがつくられたもので、現在は台湾戯劇館の展示、教育・学習スペースとして活用されている。 藍屋(ブルーハウス)は、かつて宜蘭監獄の門庁として使用されていて、その特徴的な青色の外観から名づけ…
2025/03/24 05:50