メインカテゴリーを選択しなおす
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(3)―夜の花蓮駅で待ちぼうけ
目次1 朝の東台湾でも一期一会2 台東線途中下車の旅3 夜の花蓮駅で数時間の列車待ち朝の東台湾でも一期一会▲玉里の日本家屋3日目は玉里鎮の玉麒麟別荘から始まります。当初は客城橋付近でDR2700型を撮影しようと思っていましたが、予想以上に疲れが酷く、体と脳みそが早朝から働いてくれず、結局7時ごろに起床しました。フロントのオバチャンは就寝中らしく、鍵はフロントに置いておくよう書かれていました。書置きの通りにして...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(2)―台東で撮り&乗り鉄三昧
目次1 花蓮駅で機関車交換2 関山・徳高陸橋でDR2700形を撮影3 朝ごはん(池上)4 鹿野移民村5 台東駅6 DR2700形で玉里へ花蓮駅で機関車交換初日は瑞芳から莒光号606次に乗り込み、幕を閉じました。2日目の記録は花蓮駅から始まります。ずっとデッキに座りっぱなしで疲れに着かれた状態で花蓮駅ホームに降り、真っ先に先頭の電気機関車へと向かいます。先頭客車のデッキにいたせいか、他のレイルファンよりも一足先に撮影を始...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(1)―キャセイ初搭乗&夜の瑞芳で暇つぶし
7月初頭の4日間を利用して、台湾を訪問してきました。今回の目的はなんといっても、電化した台東線と、ダイヤ改正により定期運用から撤退するDR2700型「白鉄仔」の記録を収めることにあります。西部に行く機会が少なく、近年整備されたという林内神社(雲林県)を訪れたい気持ちもありましたが、その気持ちをDR2700型やDLなどに集中させた4日間となりました。目次1 香港行きのキャセイで経由地台湾へ2 新型車両EMU800形に乗る3 夜...
台東に向かうため、深夜の台北駅で夜行列車の到着を待っているときのこと。乗車予定の列車が来るまで40分近くもあるので、駅を発着する列車を撮りながら時間を潰すことにしました。まず初めにEMU700形第10編成の基隆行き区間車がやってきました。登場当初はステップ付きで、ホームと車内の間に段差があった乗降口も、改造によりステップレスになっています。EMU800形が大量増備されたのに対し、こちらはわずか20編成しか製造されて...
【施設紹介】台鐵台東線 関山駅(台東県関山鎮)―SLの置き土産残る駅ホーム
今回お届けする関山駅は台湾東部、台東県関山鎮の中心地にあります。自強号(一部)・莒光号といった優等列車も停車する重要駅で、早朝を中心に区間車の折り返し運用も設定されています。▲現在の関山駅外観現在の駅舎は二代目にあたります。台東線の全線電化に際し、大規模なリニューアルを受けて新築も同然の美しい駅舎へと生まれ変わりました。なお、開業当時の駅舎は現在よりも若干池上側にありました。日本統治時代に建造された...
台鐵台東駅で「珍車」発見!DR2050形&DR2700中間車
2017年4月、台北から乗車してきた夜行列車から早朝の台東駅へと降り立ちました。時刻は5時半。まだ4月とは言え台東の空は既に明るく、昨日から降り続ける雨で地面は濡れています。そんな台東駅では改装工事が行われており、駅全体が工事現場と化していました。▲工事中の台東駅駅舎の正面玄関は工事のため閉鎖されています。暫くの間、駅待合室へは側面から入ることになります。駅ホームでは台北から乗ってきた莒光号616次が、長旅...
台湾の秘境駅「三貂嶺駅」の近くには何がある?(新北市瑞芳区)
台湾北東部、新北市瑞芳区にある三貂嶺(さんしょうれい)駅にやってきました。こちらは東海岸の大動脈・宜蘭線から、山間を走る平渓線が分岐するジャンクション駅です。ジャンクションといえば、鳥栖駅のように大きな駅を連想しがちですが、こちらはなんと山と渓流に挟まれた小駅。しかも駅前には何もないのです。今回はそんな三貂嶺駅にあえて降り立ちました。目的は一つ、駅最寄りの集落「魚寮」を探るためです。▲山間の三貂嶺駅▲...
桃園国際空港にやってきました。台湾から福岡に戻ろうという日、空港で諸々の手続きを済ませて搭乗便を待つ間、飛行機を中心に撮影して回りました。鉄道動画・写真を撮ることはよくありますが、飛行機を撮ることはあまりないため、丁度いい機会とばかりに記録に収めていきます。ターミナル内に桃園メトロ空港線(機場捷運)の垂れ幕があります。当初の予定通りにいけば、すでに開業を迎えていたはずなのに・・・結局2015年末の開業と...
【台湾バス旅】桃園客運5059路線 乗車記(桃園空港~台鐵桃園駅)
桃園空港に降り立った旅人たちは、その多くがまず台北に行くのではないでしょうか。ツアーに参加していれば、送迎のバスに乗って移動するでしょうし、個人で移動する場合は国光バス1819番に乗って移動することでしょう。もっとも、今年の末には桃園メトロ空港線が開業しますから、バスの利用客はいずれ激減するかもしれませんが。私も普段は1819番に乗るところですが、今回2015年1月はあえて台北に寄らず、桃園バス5059番を利用し...
【台湾バス旅】南投客運6661路線 乗車記(盧山温泉~霧社)
2019年9月、南投県埔里鎮と仁愛郷盧山温泉を結ぶ、南投客運6661路線(系統)に乗車しました。盧山温泉からバスに乗車して、路線を逆なぞりして霧社に向かいます。同路線は険しい山岳地帯を走るため、雄大な景色を見ることができるそうです。果たして、どんな光景が待ち受けているでしょうか?定刻通り、埔里行きのバスは盧山温泉バス停に到着しました。狭いスペースで転回するため、客扱いの前に数回切り返して、方向を変えてから...
台鐵台東線DR2900形 自強号243次 乗車記(台東~玉里)
台鐵台東駅から自強号(特急に相当)に乗りこみ、今回の宿泊地・玉里へと向かいます。知本発の243次に無座票(立席券)で乗車しましたが、車内はそれほど混雑しておらず、窓側の座席に落ち着くことができました。リクライニングシートに身を沈めると、列車はすぐに動き出しました。機関庫を車窓から眺めていると、藍色のリバイバル塗装を纏ったR100(R123)が他のDLと並んで停車している様子が見えました。願わくば、この機関車がオールS...
台鐵台東線のちょうど中間地点に位置し、ローカル列車の運用上の拠点となっているのが、花蓮県玉里鎮にある玉里(たまざと)駅です。玉里は日本統治時代より交通の要所として栄え、現在でも花蓮県南部最大の街として賑わっています。▲玉里駅舎間もなく戦後70年になろうとしていますが、玉里駅付近には今もなお、日本統治時代に建てられた官舎が数多く残っています。▲玉里駅舎内写真には写っていませんが、駅舎内にはセブンイレブンが...
【2012年7月】初台湾からの帰り道(台北駅~桃園空港~福岡空港~東郷駅)
2012年7月、台湾北部をめぐり終え、桃園国際空港から福岡に帰ったときの記録です。目次1 台北駅~桃園国際空港(国光客運)2 桃園国際空港~福岡空港(チャイナエアライン)3 福岡空港~東郷駅台北駅~桃園国際空港■切符が券売機から出てこない!台北駅から空港に行くためバスに乗ります。その前に台湾らしさを感じるべく、駅コンコースの売店で台鐵弁当(60元)を購入。パック入の豆乳(豆漿)もあわせて買いました。これにて...
【台湾のつりかけ特急】台鐵EMU300形自強号113次 乗車記(2=完)【八堵~板橋】
イタリア製の「つりかけ特急」こと、台鐵EMU300形自強号に乗車しました。乗車区間は八堵から板橋まで。今回は車窓やすれ違う車両たちをメインに収録しています。いわゆる乗車記パートです。目次1 八堵~七堵2 七堵~台北3 板橋駅で列車を降りる八堵~七堵八堵を出てしばらくすると、進行方向右手に七堵車両基地が見えてきます。西部幹線(基隆~高雄・屏東)で使用される電車・客車の拠点に位置付けられています。なお、東部幹線を...
【台湾のつりかけ特急】台鐵EMU300形自強号113次 乗車記(1)【車内紹介】
「つりかけ特急」でおなじみ、台鐵EMU300形の自強号に乗って、八堵~板橋間を移動ました。EMU300形は台鐵に3型式ある、釣りかけ駆動の下回りを持つ特急電車の一つです。目次1 八堵駅でEMU300形到着を待つ2 デッキ3 運転台4 客室5 行先表示機八堵駅でEMU300形到着を待つまずは台北から、EMU700形の区間車(普通)基隆行きで八堵に向かいます。月曜日の朝なだけに、車内は多くの通勤通学客で賑わっています。そして台北市中心部を...
台北に移動するため、花蓮駅にやってきました。ここから北廻線・宜蘭線を通り、台北に向かう夜行列車に乗ります。列車の到着時間は深夜2時前と遅く、かなり待ち時間があります。駅到着の時点で夜7時ごろだったので、結局約7時間もの間、花蓮駅で過ごすことになりました。駅待合室で座っていると、市街地の方から「ドン」という音が聞こえてきました。気になったので駅前に出ると、音の正体はなんと打ち上げ花火でした。色とりどり...
花蓮から乗ってきた夜行列車を降り、早朝の台北に出てきました。その日のうちに空港から飛行機に乗る予定ですが、テイクオフが夕方なので、時間はかなりあります。そこで、台北市の北側にある淡水に足を運んでみることにしました。台北駅からメトロレッドラインに乗れば、乗り換えなしで行くことができる場所として知られています。あいにくの雨模様で、もちろん空は灰色です。▲台北メトロC381形車内▲北投駅に到着新北投行きシャト...
雨降る台鐵樹林駅で激写!行きかう莒光号&EMU800形を逃さない
列車待ち時間を利用して、台鐵樹林駅で少しだけ写真を撮りました。あいにく、通常使用する撮影機材のバッテリーが切れてしまい、おまけに充電する場所もないため、ガラケーの頼りないカメラで列車撮りしながら時間を潰すことに。しかも雨が降っています。コンディションが絶不調という中で、どこまで記録に残せるでしょうか。▲樹林駅ホームと10000系客車別のホームに目をやると、莒光号客車が停車していました。手動扉の古い客車に...
【2013年夏】台鐵台東線DR2700形 普快4675次 乗車記(鳳林~花蓮)
台鐵台東線のローカル輸送で活躍する、DR2700形気動車に乗車しました。今回乗車地に選んだのは鳳林駅。ここから花蓮までの切符を求め、駅窓口で普快の切符を入手する所から始まります。ちゃんと「普快」と言ったにもかかわらず、差し出されたのはなんと自強号の切符でした。自強号ではなく普快4675次の切符が欲しいと駅員(日本語が通じました)に伝えたところ、「普快は40分遅れているから自強号の方がいい」との返事が返ってきまし...
台鐵東部幹線を北上して、台湾東部最大の街・花蓮にやってきました。用を済ませて花蓮を離れる際に、駅ホームで撮影をしながら、列車到着までの時間つぶしをします。はたして、花蓮駅ではどんな列車が見られるでしょうか?▲花蓮駅に到着花蓮まで来たからには、台東線のローカル輸送をになうDR2700形をスルーして帰れません。優等列車で活躍したのも今は昔。国鉄型でいうキハ58系やスハ43のように、都落ちして台東線に落ち着きまし...
【架線下DC】台鐵宜蘭線DR2900形 自強号205次 乗車記(礁渓~台北)
朝8時発の自強号205次に乗って、宜蘭県の温泉郷・礁渓から台北に移動しました。天気はあいにくの曇りでしたが、海側の座席に腰掛け、太平洋沿いの景色を楽しむことができました。以下、台北までの簡単な乗車記録です。▲自強号樹林行きが到着車両はおなじみDR2900形、先頭は3000番台▲DR2900形客室内と特徴的な排気筒カバー雨は礁渓駅前を歩いている際にごく少量降ってきただけで、当日の飛行機で台湾を出るまでの間、本降りの雨に遭...
狙うはプユマ号!台鐵汐止・汐科駅で撮影したらEMU400も来た
旧汐止神社を撮影後、台北へ戻るため汐止(しおどめ)駅に戻ります。このまますぐ台北へ戻っても良かったですが、帰りの飛行機の時間までかなりあったので、汐止・汐科駅で台鐵の車両をゆっくり撮影することにしました。ここでは主に動画撮影を行ってきました。今回お送りする静止画の大半が動画からキャプチャしたもので、画質はカメラ撮影よりも低くなっています。予めご了承ください。▲莒光号654次牽引機E232、客車は手動扉のオン...
【施設紹介】台鐵台中線 台中駅(台中市中区) ※地上駅時代のレトロ駅舎
台鉄台中駅は台湾中部の大都市・台中市の玄関口として賑わっています。それだけでなく、日本統治時代の1917(大正6)年に建設された赤レンガ駅舎が、今でも現役で使用されています。設計を手掛けたのは、新竹駅・基隆駅などの設計にも携わった松崎萬長(つむなが)。残念ながら、当時の基隆駅舎は現存しませんが、新竹駅舎と台中駅舎は今も現役で使用されており、大正ロマンを今に伝えています。今回台中駅に降り立ったのは午前10時頃...
【施設紹介】台湾高鐵 台中駅≒台鐵縦貫線 新烏日駅(台中市烏日区)
台北から高鉄(台湾高速鉄道/台湾新幹線)で台中へとやってきました。高鉄と台鉄(台湾鉄路局)は全く異なる会社同士であるためか、桃園・新竹・台中・嘉義・台南など主要都市の駅は併設されておらず、高鉄の駅は市街地から離れた場所に設置されています。今回下車した高鉄台中駅は台鉄と交差する位置に設置されているため、(台鉄)新烏日駅を交差地点に設置することで利便性の向上を図っていますが、(高鉄)桃園・新竹・嘉義・台南各駅...
少しだけですが、台北メトロ(MRT)の行天宮・忠孝新生・善導寺駅の様子をお送りします。いずれも朝に撮影したものですが、朝ラッシュの少し前に撮影・乗車したこともあり、撮影のしづらさは感じませんでした。この少し後にラッシュが始まり、ホーム上や車内は一気に通勤客で大賑わいになりました。行天宮駅は新荘線にある駅で、駅のすぐ傍に行天宮があることからその名がつけられています。新荘線(輔大~古亭)は中和線(古亭~南勢角...
【手動扉のボロ客車】台鐵西部幹線の莒光号512次 乗車記(台中~台北)
台鐵の優等列車「莒光号」の乗車記録です。台中から台北まで、山線経由の512次に乗車しました。お昼時ということで、駅の売店で弁当を購入してからホームへと向かいます。列車が到着するまでの間、ホーム上で列車や建物などを撮影しながら時間を潰すこと約十数分、今回乗車する512次が到着しました。今回乗車した列車はなんと、近年数が減りつつあるという手動扉の編成だっただけでなく、元食堂車のFP1016(DC32850からの編入車)も連...
【施設紹介】台鐵宜蘭線 猴硐駅(新北市瑞芳区)―猫村の玄関口
猫の村で有名な山あいの集落「侯硐」へ行くため、台鐵侯硐駅にやってきました。所在地は新北市瑞芳区、所属路線は宜蘭線。※現在は猴硐駅に改称されています。目次1 駅ホーム・線路など2 駅舎外観3 駅舎内部4 猫を発見!駅ホーム・線路などホームに降り立つとまず、選炭場だった廃墟が目につきました。ここ侯硐は猫の村として有名な場所ですが、それだけではありません。日本統治時代から炭鉱開発が行われていました。現在でも炭...
猫村でおなじみ侯硐駅(※)から三貂嶺方面に進むと、撮影に適した場所がありました。渓谷沿いに線路がカーブを描き、まさに撮り鉄にふさわしい場所だと思います。※のちに猴硐駅に改称。目次1 まずは場所選びから2 DR2900・3000形自強224次3 莒光号605次(E412+32850系客車)4 平渓線直通・DR1000形区間車5 平渓線直通・DR1000形区間車4725次 猴硐駅にて6 幸福水泥のセメント貨物&EMU500形区間車 猴硐駅にてまずは場所選び...
レアな「水色客車」を撮ろう!台鐵侯硐駅を通過する復興号685次
かつては台湾各地を走っていた台鐵「復興号」も、気が付くと東部幹線に残るだけとなっています。今回は侯硐駅で復興号685次の通過シーンを記録します。通過する20分前をめどに、あらかじめ見つけておいた撮影地に向かいました。▲キジ「おやおや鐵路迷、また来たのかにゃ?」侯硐といえば「猫村」として有名な場所です。道中、何匹もの猫に出会いました。どの猫も集落によく溶け込んでいます。猫村の路地を進むと、個人宅の入口にぶ...