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ガタガタとガーダーを鳴らして2連接の3000形電車が遠賀川の鉄橋を渡る。間も無く終点の筑豊直方だ。筑豊電気鉄道は意外にも戦後の会社設立、全線開通は1956年、戦争を知らない電車たちなのだ。橋上駅のJR黒崎駅は南口にペデストリアンデッキが広がる。さすがは政令指定都市だと思う。ランドマークとも言えるCOMCITY(八幡西区役所)、ちくてつ電車はこのビルディングの1階から発車する。起終点らしい頭端式ホームに鮮やかなグリーンに塗られた5002編成が停車中。近ごろ見直されているライトレール(LRT)のようなスマートな超低床型電車で、まずは途中の筑豊中間へ向かう。筑豊電気鉄道線は標準軌で全線複線の専用線、れっきとした鉄道事業だけれど、軌道用の電車を走らせているのは、西鉄北九州線(市内電車)が乗り入れていたからだろうか...くじら南蛮とラガーとちくてつ電車と筑豊電気鉄道線を完乗!
九州駅巡り21夏-筑豊編(46) 筑豊電気鉄道線 筑豊直方駅から平成筑豊鉄道伊田線 直方駅へ ~阪堺電車コラボ塗装の3000形~
筑豊香月駅から筑豊電気鉄道の筑豊直方行きに乗車しました。電車は南下すると山陽本線の高架を潜り、更には広々とした遠賀川を渡ります。川を渡ると、すぐに終点が見えてきました。ゆっくりと入線して筑豊直方駅に到着です。時刻は15:05。 筑豊直方駅は福岡県直方市知古にある筑豊電気鉄道線の終点。開業は戦後の1959(昭和34)年9月。遠賀川を渡ったすぐ先にあり、筑豊本線の直方駅とはかなり離れた位置にあります。なにか中途半端...