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1月6日、9:45に到着した田丸駅は、駅舎の新築工事中でした。 田丸は熊野街道と伊勢本街道の分岐点。交通の要衝になります。 そこを押さえる田丸城は、駅から歩いて5分ほど。立派な外堀にぶつかりました。 外堀にそって大手口へ。 土橋の両側の石垣が残りますが、枡形は失われています。 場内に入って右側、村山龍平記念館の背後に、旧三の丸御殿奥書院が保存されています。 維新後農家に払い下げられていたもので、田丸城の郭内にあった建造物の遺構としてとても貴重なものです。 傍らにはC58も保存されています。 田丸城は南北朝時代に築かれたと伝わる平山城。 街道の分岐点であり、伊勢神宮至近の要衝として激しい争奪戦が…
西日本完乗への道-紀伊半島編(9) 参宮線 田丸駅 ~解体が決まった大正初期の木造駅舎~
伊勢市駅から参宮線の多気行きに乗車しました。駅を出た参宮線は近鉄山田線と少し並走してから別れていきます。鳥羽駅から先とは南北が逆で、近鉄が松阪に向けて真っすぐ進むのに対して、参宮線は南の内陸側を回り込む形になります。ちなみに複線電化の近鉄に対して、参宮線は単線非電化です。2つ進んで宮川駅では快速みえと交換。あちらは通過だったと思います。更に1つ進んで田丸駅に停車。ここでも交換のため6分ほど停車時間が...