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先ほどドイツ連邦統計局から、倒産件数(企業+個人の合計)の発表があり、先行指標(赤線)も含めて低位横ばい推移であることが確認できました。 (青:公式統計~2022年11月まで、赤:受付ベースの先行指標~2023年1月まで) 企業倒産件数は長期的に見ても2003年をピークに低下トレンドが続いています。 ちなみに、倒産とは直接関係ありませんが、オンライン求人件数(赤線)とレストラン予約件数(青線)は結構強い感じでの推移が続いています(共に日次リアルタイムデータ)。
ドイツ政府の公式経済予測によると、今年、来年と失業率はほどんど上がらず、マクロベースで5%程度の賃金上昇が続くという見立てになっています。 ifoが昨年末人事担当責任者にとったアンケートによると、今年は全産業平均で5.5%程度の賃上げを覚悟しているとのことでした。 (全体:5.5%、製造業:5.0%、商業:5.9%、サービス業:5.6%。 水色の74~86%は各業態で賃金上昇を覚悟している人の割合) 月次で確認できる求人数は(最近やや減ったものの)過去最高レベルにありますし。。。: 日次で確認できるオンライン求人数は(青線)も高水準を維持しており、就業者数(赤線)の過去最高更新継続をサポートし…
20230120 ドイツ賃金交渉状況一覧表(2022年実績/2023年予定)
2022年以降のドイツの主な賃金交渉妥結結果と2023年の主な交渉予定は以下の通りです。今後も随時アップデートしていきます。 上記(主要なもの)以外のものを含むより詳細な交渉日程についてはこちらをご覧ください。 https://www.boeckler.de/pdf/pm_ta_2022_11_29.pdf
<Japanese> 失業は一部の人の不幸にとどまるが、インフレは全員を不幸にすると言います。インフレで生活に必要なコストが年10%も押し上げられれば、低所得層を中心に多くの人々をたちまち生活苦に陥れ、ひいては「Cost of Living Crisis」という形の社会不安にもつながりかねません。 ドイツのインフレは、昨年10月に前年同月比+10.4%でピークを付け、2022年平均は+7.9%で着地しました。今年は政府によるエネルギーコスト肩代わり施策などによって、インフレが2%程度押し下げられるにも関わらず、それでも年平均で+6~7%と高止まりしそうなため、生活苦は一段と進む見込みです。足元…
ifo Beschäftigungsbarometer gestiegen (Januar 2023) Fakten ifo Institut 先ほどifoから1月の「雇用バロメータ」が発表され、改善が続いていました。 業種別にみると、以下のような感触になっているようです。①製造業(左上)では、機械と電子中心に強気化②サービス業(右上)では、ITサービスで大手で解雇された人材を中小が積極採用③商業(左下)では、強気と弱気がほぼ拮抗④建設業(右下)では、業況が厳しい割には人手不足の方がまだ深刻 採用意欲を示している同バロメータは求人数(赤)の先行/同時指標になりますので、求人数が高水準で…
つい先ほどドイツ連邦雇用庁から1月分のドイツ雇用統計が発表されました。 市場が最も注目する季節調整後失業者数前月比増減は、▲15千人と市場予想(+5千人)比非常に強い内容でした。 本ブログで時々ご紹介しているオンライン求人数(青線)が絶好調であることと整合的です。ドイツ製造業がイマイチな中でもサービス業が健闘(赤線:サービス業売上)している一因となっています。 昨年6月からウクライナ難民を失業者カウント対象としたため少し押し上げられていた失業率も、上昇が完全に止まっています。 就業者数(1か月遅れなので12月分まで。上が総数、下が社会保険対象)は、10月+40千人、11月+36千人、12月+2…
寒いですね。体調はいかがですか? 千倉よしのです。(誰も気づいてくれなかったインナーカラー)珍しく仕事の話です。あたしは某官庁で年度契約の非常勤職員の障害者枠で働いています。仕事はつまらないです。一生懸命、発達障害者向けに業務を切り分けたのだろうけど、一日の実働時間が1時間未満という日もあって不満です(今日も忙しかったのは朝の1時間半だけ。年末だけど極めて暇です)。が、そうでないと公務員試験を突破...
こんにちは、リーズンです。 長い人生でも二度と同じ日は来ない、と思うわたしです。 自由への階段を駆け上がるべく、リタイア資金を貯めています。 今は普通に会社員として働いていますが、わたしのいる部署は高齢化が進んでいるんですよね。 今年も定年・再雇用を無事に終えて退職予定の方がいらっしゃいます。 つまり65才までガッツリ働く・・ということになりますね。 その方と少し話をしていると 「あーやっと終わるわ~色々とお世話になりました。」 という感じだったのですが、 「オレらは65才で終わるけど、もう少ししたら70才まで働かないといけなくなるな~先は長いけど頑張れよ!」 というようなことを言われてしまい…
トルコ政府が発表する各種統計に関する雑感、農協の低価格販売の状況とその雑感、エルドーアン大統領とプーチン大統領、シリア大統領との関係、1~7月の予算執行状況
今日(15日)は統計関係の記事が色々と出ていました。その中で最も重要と思われるのは7月及び1~7月の予算執行状況に関する記事です。これ以外では雇用関係の統計が2種類、6月の給与所得労働者数の増加率が年率で6.3%となったという記事、今年第2四半期(4~6月)の雇用が
トルコ政府が発表する各種統計に関する雑感、農協の低価格販売の状況とその雑感、エルドーアン大統領とプーチン大統領、バッシャール・アサド・シリア大統領の関係、1~7月及び7月の予算執行状況
今日(15日)は統計関係の記事が色々と出ていました。その中で最も重要と思われるのは7月及び1~7月の予算執行状況に関する記事です。これ以外では雇用関係の統計が2種類、6月の給与所得労働者数の増加率が年率で6
顧問先にて、事業承継者の方と面談。業績、社内に関して。業績は順調だが、余裕があるわけではない。更に上を目指すためには、社内の資源こそ、豊かにすべきなのである。 設備機器、人材。どちらも必要不可欠だが、後者の人材は、早期にあらゆる手を打たないと、いけない。
おはようございます! キャリアコンサルタントの江藤セツ子です。自分らしい生き方や働き方を見つけていきましょう。 『サピエンス全史』で人類の「過去」を『ホモ・…
今更だが、「ジョブ型雇用」というのがよくネットでも取り沙汰されている。数年前から、単語として検索急に検索されるようになった。次々に大手企業、有名企業等が「ジョブ型雇用を開始する」みたいな報道が現在も結構多い。 「ジョブ型」と急に?言われても俺は今でもよくわからないが、調べた限りでは、どうも「職務記
政党所属大統領制度の問題点、アンケート調査結果に基づく現代トルコにおける様々な社会問題の分析、エルドーアン大統領の機上記者懇談とその雑感、新型コロナウイルス患者発生745日目の状況
今日(25日)も、いくつか重要?そうな記事が出ていました。今日はNATO臨時首脳会合から帰国するときに機上で行った記者懇談の記事を紹介します。 今日も「(AAでは)記事にならない情報」は、昨日に引き続き、ウク
政党所属大統領制度の問題点、アンケート調査結果に基づく現代トルコにおける様々な社会問題の分析、エルドーアン大統領の機上記者懇談とその雑感、患者発生745日目の状況
今日(25日)も、いくつか重要?そうな記事が出ていました。今日はNATO臨時首脳会合から帰国するときに機上で行った記者懇談の記事を紹介します。 今日も「(AAでは)記事にならない情報」は、昨日に引き続き、ウクライナ・ロシア戦争に関する議論、選挙法改正と今後の見通し