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#384 本レビュー『新・平家物語(13)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
一ノ谷・生田の戦いで、源範頼・義経率いる鎌倉殿の軍により散々に破れ、敦盛・忠度などの一門を多く失った平家が描かれている『新・平家物語(十三) (新潮文庫)』に…
この本は、奥田英朗の『罪の轍』を 読んだことがきっかけです。 東京オリンピックの前年、おきた 吉展ちゃん事件のノンフィクション 作品です。 当時放映された黒澤明監督の 『天国と地獄』の予告を見て 犯行を思い立ったというので、 世の中に衝撃を与えました。 私の年以上の人は知ら...
#385 第34回「豊臣の嫁」感想~大河ドラマ『どうする家康』
小牧・長久手の戦いのあとも緊張の続く中での秀吉の妹が家康の正室となる大河ドラマ『どうする家康』の第34回「豊臣の嫁」について瀬名と信康の誓いから解放される家康…
明治の文豪、夏目漱石がついに小説を書き始め、亡くなるまでを描いた『ミチクサ先生 下』のレビュー 学びたいことの”ミチクサ”、やりたいことの”ミチクサ”その”ミ…
#389 本レビュー『新・平家物語(14)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
一ノ谷で捕えられた平重衡の京・鎌倉・奈良の処刑までの足取りと義経の静との恋と頼朝夫妻による結婚の『新・平家物語(十四) (新潮文庫)』について平重衡の処刑まで…
明治の文豪、夏目漱石を題材にした小説『ミチクサ先生 上』のレビュー 漱石サイドからの夏目漱石と正岡子規の真友の友情物語夏目漱石、自分のなすことを見つけるまでの…
#394 本レビュー『新・平家物語(15)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
頼朝からようやく平家追討の指令が下って平家の屋島で戦う源義経を描いた『新・平家物語(十五) (新潮文庫)』について戦の天才!源義経の再出陣で四国の屋島へ新・平…
歴史や本関係のブログを書く際に情報を整理できないかと考えていたときに知ったスクラップボックスを知るために読んだ『Scrapbox情報整理術』のレビュー スクラ…
#397 本レビュー『新・平家物語(16)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
屋島の戦い後半の那須与一の海上の扇を弓で射る話から壇ノ浦の戦い寸前までを描いた『新・平家物語(十六) (新潮文庫)』について宗盛の失策で反撃勝利を逃した平家、…
#400 本レビュー『新・平家物語(17)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
源平の最終決戦、壇ノ浦の戦い!その推移と結果『新・平家物語(十七) (新潮文庫)』について船戦なら負けるわけがない!と戦うが相次ぐ味方の離反で散っていく平家一…
#479 本レビュー『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石 下』伊集院静
現代の俳句・短歌・小説の流れの源流的な存在ともいえる正岡子規の人生を描いた『ノボさん(下) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)』のレビュー 二羽のホトト…
#403 本レビュー『新・平家物語(18)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
平家打倒のヒーローから、危険視を続ける兄の頼朝に拒否され、排除されて都落ちの逃避行となる源義経・静御前・弁慶らの臣下たちを描いた『新・平家物語(十八) (新潮…
ハンニバルのことやカルタゴの歴史を読んでいた中で20年ぶりに読み直してみた歴史SF小説『カルタゴの運命』について 大国の影響下に甘んじて経済に特化したカルタゴ…
#476 本レビュー『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石 上』伊集院静
伊集院静先生の『琥珀の夢』がとても面白かったので、引き続きで読んだ『ノボさん(上) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)』のレビュー 東京で、野球に出会い…
#409 本レビュー『新・平家物語(20)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
最終巻、大業実現のために非情を貫き武士の時代に転換した頼朝、修羅の輪廻を離れるため一身にその業を背負うと決めて奥州に逃げた義経、二大巨星が消えた最終巻『新・平…
#418 本レビュー『平家物語』古川日出男訳 ~とにかく読了 日本の古典~
TVアニメ『平家物語』の底本といわれる『平家物語 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻)』を読み終えましたので、その本について古川日出男さん訳の演出で…
2023年10月の読了した10冊です。大河ドラマ『義経』の底本の宮尾登美子先生の『平家物語』を中心に、献本2冊に、小島よしおさんのおすすめのサントリー創業者の…
*2023.11 子育て|家族会議で子供も育つ~子どもから話したくなる「かぞくかいぎの秘密」の感想~*
おはようございます。 よつば🍀です。 // いつからか、我が家は家族会議をしています。
毎号読んでいる歴史雑誌『歴史群像 2023年10月号[雑誌]』の最新号についてのレビューです。 歴史群像 2023年10月号[雑誌] 毎号、日本史・世界史、そ…
#425 本レビュー『宮尾本 平家物語(1)青龍之巻』宮尾登美子 ~とにかく読了 日本の古典~
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本 平家物語〈1〉青龍之巻』を読み終えましたので、その本の感想について白河・鳥羽院のご乱倫が引き起こすこととなる戦乱宮尾本 平…
#464 献本レビュー『「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」になる和の教養手帖』
本が好き!さんから指名献本の『「お茶」を学ぶ人だけが知っている 「凛とした人」になる和の教養手帖』を読み終えました。ほんわかと柔らかな語り口で「お茶」の基本か…
#431 本レビュー『宮尾本 平家物語(2)白虎之巻』宮尾登美子 ~とにかく読了~
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本 平家物語〈2〉白虎之巻』を読み終えましたので、その本の感想について鹿ヶ谷の陰謀、重盛の死、清盛のクーデター、以仁王の乱、福…
#434 本レビュー『宮尾本 平家物語(3)朱雀之巻』宮尾登美子 ~とにかく読了~
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本 平家物語〈3〉朱雀之巻』を読み終えましたので、その本の感想について頼朝の挙兵、後白河の院政復活、木曽義仲の挙兵と快進撃の中…
#435 2023年10月の購入本について その1 『歴史街道2023.11』
2023年10月購入本は、100分de名著はすでに持っているものでしたので、『歴史街道2023年11月号(特集1「新・関ケ原)』の最新号だけを購入。歴史街道2…
#436 本レビュー『宮尾本 平家物語(4)玄武之巻』宮尾登美子 ~とにかく読了~
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本 平家物語〈4〉玄武之巻』を読み終えましたので、その本の感想について平家の都落ち、木曽義仲、一の谷、屋島、壇の浦での平家の滅…
#456 本レビュー『琥珀の夢 小説鳥井信治郎(下)』の感想
「悩みに効き、人生を豊かにする本」として小島よしおさんが紹介していて興味をもったので『琥珀の夢 下 小説 鳥井信治郎』を読み終えました。闇の中に一人立って、誰…
新説がいろいろ出される「関ヶ原の戦い」、NHK大河ドラマ『どうする家康』も、天下人秀吉が亡くなり、次はどうなる関ヶ原の戦いってことでその新説確認してみようと読…
中東・イスラーム世界に詳しい歴史学者の山内昌之先生の読書ガイド『歴史を知る読書 (PHP新書)』について専門だけに限らない幅広い読書読みたい本が増えてしまう1…
#452 本レビュー『琥珀の夢 小説鳥井信治郎(上)』著:伊集院静
「悩みに効き、人生を豊かにする本」として小島よしおさんが紹介していて興味をもったので『琥珀の夢 上 小説 鳥井信治郎』を読み終えました。出だしから泣ける!大阪…
週刊文春2022年1月13日号~ 2023年1月5・12日号 やっぱりマリコさんのエッセイは ananより週刊文春のほうが面白い。 芸能界、時事ネタ、ドラマなど いろんなネタが散りばめられて いる。 担当になったS氏、東大大学院卒。 頭のいい人は違うもんだ。 笑える! うっ...
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ 一気に読み終わりました。 卒業 眠りの森 どちらかが彼女を殺した 悪意 私が彼を殺した 噓をもうひとつだけ 赤い指 新参者 麒麟の翼 祈りの幕が下りる時 希望の糸 の全11作品です。 2か月弱で読みました。 東野圭吾のシリーズでは 一番好きかも...
山田詠美と川上未映子。山田詠美の「A2Z」と川上未映子の「すべて真夜中の恋人たち」を続けて読んだ。どちらも小説に関わる主人公だ。編集者と校閲者。川上未映子の作品はあるいは、「A2Z」から何らかのインスパイアを受けたのかもしれない。“冬子”という名前、“交通事故”、“春分・秋分”と“夏至・冬至”など類似点がいくつもある…2つの小説は資質の違いを表している。山田詠美は文章家でストーリーテラーだ。川上未映子は詩人で読み手の想像力を喚起させる。日本の巨匠なら、三島由紀夫と川端康成にたとえられる。三島由紀夫の代表作「金閣寺」の冒頭は『幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。』「雪国」は、『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。』文章家と詩人の資質の違いをしめしている。山田詠美の「A2Z」...A2Zについて
2019年7月発刊あらすじは、文庫版ブックカバーより『大阪の下町で生まれ小説家を目指し上京した夏子。38歳の頃、自分の子どもに会いたいと思い始める。子どもを産むこと、持つことへの周囲の様々な声。そんな中、精子提供で生まれ、本当の父を探す逢沢と出会い心を寄せていく。生命の意味をめぐる真摯な問いを切ない詩情と泣き笑いの筆致で描く、全世界が認める至高の物語。』「ヘブン」2009年「すべて真夜中の恋人たち」2011年「夏物語」2019年と話題作を読んでみた。川上未映子の小説は、詩人が書く小説のイメージだったが、「夏物語」はそのイメージを大きく裏切り、関西弁を入れた文体は、谷崎潤一郎の「細雪」下巻を思わせ、先に先に進ませるリズムがあり、ラディカルなテーマにも関わらず、読むことに快感を覚えた。男と女、親と子、人間の生...小説夏物語川上未映子
現代思想の入門書は今まで何冊も読んできた。その時はわかった気になっても、時が経つと、何だっけと??…この本は、哲学書特有の難解な語彙や衒学的表現を筆者独自の解説で分かりやすく再構築している。例えば、『「Aという映画と、Bというマンガと、Cというテレビドラマでストーリーが同じ構造になっている」、と言うとき、ここでの「構造」という言葉の使い方はある程度通じるでしょう。構造主義というのはそういう話です。構造とは、おおよそ「パターン」と同じ意味だと思ってください。』すとーんと腹に落ちます。しかも忘れないですね。筆者は哲学の大学教授でありながら、芥川賞の候補作品にもあがった小説家であることが大きいですね。現代思想を机上の知識としてひけらかすのではなく、逸脱的で芸術的に生きるためのアクチュアルな指針となる入門書である...現代思想入門千葉雅也
息子に障害があるとわかったころに購入した本です。息子が3歳だった6年前ぐらいに出版された本です。療育なんかいらない!: 発達障害キッズの子育ては、周りがあわせ…
『無人島の2人 120日以上生きなくちゃ日記』山本文緒著を読みました。
山本文緒著無人島の2人120日以上生きなくちゃ日記 山本文緒さんは2021年に膵臓がんで58歳の若さで亡くなった直木賞作家の方です。 無人島のふたり―120…
精神科医でyoutuberでもある樺沢紫苑先生の本、「言語化の魔力」を読みました。 インパクトのあるタイトルですね。 「言語化」、、、 とても興味があります。 人前でうまく話したり、思っていることや感じたことを的確に相手に伝えたり表現できる
【要約・レビュー】 1冊で手帳術・時間術の真理を網羅する!『手帳で夢をかなえる全技術』
手帳術の本はたくさん出版されていますよね。 私も実際にまとめの記事を書いたりしています。 ただ、たくさん出版されているからこそ、どれが自分に合うのか迷ってしまうことも多いはず。 今回紹介する『手帳で夢をかなえる全技術』(高田晃著)は、もうこれ1冊読めばOKな内容になっています。 目標達成を見据えた手帳術の王道と、目標達成に必要な時間術・マインドまでを無駄なく書いてくれている! と感じた個人的ベストです。 色々読んできた中で、これが一番スタンダード。しかもわかりやすい! しっくりくる! リンク この記事では、そんな『手帳で夢をかなえる全技術』の要点をまとめてみました。 こんな人にオススメ 手帳を
【要約・レビュー】 『すぐ動ける人の週1ノート術』先行き不透明な時代の決断力と実行力の高め方
未曾有のコロナ禍がまだ落ち着かない中で、将来への不安を強く感じている人も多いのではないでしょうか。 そして不安が大きいと、自分を守るのに精一杯で、行動自体が難しくなってしまいます。 今回紹介するのは『先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術』(大平信孝著)。 1冊のノートで、自分の不安や悩みと正直に向き合いつつ、行動を促すための振り返り習慣を身につけていきます。 自分で自分の背中をそっと押してあげるような、優しい「行動ファースト」のメソッドです。 リンク こんな人にオススメ 先行き不透明な時代に不安を感じている人完璧に準備してから取り掛かりたいタイプの人失敗がこわく
【要約・レビュー】 時間の制約が厳しいワーママにこそ響く『やめる時間術』
なんでか、とにかく忙しい! 時間がない! 子供ができてから、こう感じることが増えてしまいました。 今までは時間を自分の好きなように使えていたのが、突然コントロールできない時間が1日の大半を占めるようになってしまい、覚悟はしていたけどやっぱり大変。 私は手帳が好きなこともあり、時間術の本はたくさん読んできました。ですが子供が産まれてから再読すると、「早めに出社して自己投資タイムに!」といった、 それができりゃ苦労しないわ! と感じるテクニックが思いのほか多く、生活が変わると心に響く内容も全く変わることを実感しています。 そんな時、サブタイトルに惹かれたのが本書『やめる時間術 24時間を自由に使え
『バレットジャーナル活用術』なら、デコ過ぎないのにスタイリッシュな手帳になるよ!
今回ご紹介するのは『好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術』です。 リンク こんな人にオススメ バレットジャーナルを活用したい(している)人システム手帳を使いたい(使っている)人デコは苦手だけどオシャレな手帳にしたい人
『Rinka's Only Days』梨花著の感想 マタニティ本です
Rinka's Only DaysAmazon(アマゾン)1〜4,242円前から気になっていた梨花さんのマタニティブック『Rinka's Only Days』…
横森式おしゃれマタニティ 産後篇Amazon(アマゾン)495円『横森式おしゃれマタニティ 産後編』横森理香を読みました。(結構昔に書いた記事です)横森理香さ…
「あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー」レビュー
「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー」(ひすいこうたろう著)を読みました。 とってもいい本だったので紹介します。 「あした死ぬかもよ」 センセーショナルなタイトルでドキッとしますね(; ・`д・´) どう
人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」Amazon(アマゾン)1〜4,200円「人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」 」舛田 光洋この本は掃…
妊娠&授乳中のごはん150 岡本正子著 おすすめレシピ本です
おいしい症状別レシピ 妊娠&授乳中のごはん150Amazon(アマゾン)950円妊娠&授乳中のごはん150 岡本正子著料理のレシピ本です。妊娠中の理想的な食…
佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)Amazon(アマゾン)566円随分前に出版されたデザイナー佐藤可士和さんのこの本は整理整頓のヒントになることが書…
山本文緒著無人島の2人120日以上生きなくちゃ日記山本さんの亡くなる前の日記が書籍になったと知ったので電子書籍で購入しすぐに読みました。無人島のふたり―120…
勉強法、暗記法の本試験は暗記が9割 碓井孝介著随分前によんだ本です。試験は暗記が9割 (朝日文庫)Amazon(アマゾン)669円こちらの本の著者は高校時代偏…
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。 (扶桑社BOOKS新書)Amazon(アマゾン)792円こちらの本も結構前に読みました。山口さ…