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皆さま 以前、当ブログでは憑き物信仰について論じましたが、これを精神医学の観点から見たときには「病的な状態」であり、治療の対象になります。 今回は憑き物信仰や…
3月結婚とドジャーズ移籍でお祝いムードだった大谷翔平が、一気に暗転。しかし、どういう経緯で大金が賭博に使われたのか、なかなかわかりませんでした。ようやく霧が晴れてきたという感じです。読売の報道を引用します。 【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(2...
普段付き合っていたひとに欺される。前回書いたように、とても苦しいというか憤りとともに悲しみが混じり合った複雑な感情になるだろうと思います。水原氏がその欺しをした理由が野球賭博です。ギャンブルになぜのめり込むのか。神社のおみくじまで入れたら賭け事にまったく興じないひとは皆無で...
皆さま呪術がもっている光の側面は、個人や集団、社会、国家の安泰、利益を祈祷によって実現しようとする試みに認められます。 古代からの精霊信仰は、自然、祖先、動植…
発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法 (SB新書)Amazon(アマゾン) ${EVENT_LABEL_01_TEXT} ↑この本の最終章に書か…
京アニ放火殺人事件の青葉慎司被告が、普通でない精神状態であることは事件そのものからみても明らかです。しかし、47Newsの記事を読み、彼が重度の統合失調症患者であったことを初めて知りました。今まで断片的にしか報道されてこなかった、青葉慎司の事件までの精神的な軌跡がとてもよく...
今朝の読売ネットニュースです。 東京都新宿区歌舞伎町で昨年12月に長男(9)をホテルから転落死させたとして殺人罪などで起訴された女(47)が29日朝、勾留先の警視庁東京湾岸署内の留置場で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡したことが捜査関係者への取材でわかった。口にち...
統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.1(統合失調症理解#16)(1/2)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.33 この世に異常なひとなどただの一人も存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 〈参考:そのときの記事をいちおう挙げておきますね。〉 〈参考2:もっと簡単な証明法はこちら。〉 そしてそれは、この世に、「理解不可能」なひとなど、ただの一人も存在し得ないということを意味するとのことでしたね。 〈参考:そのときの記事もいちおう挙げておきますよ。〉 〈参考2:もっと簡単な確認の仕方はこちら。〉 だけど、医学は一部のひとたちを不当にも異常と決めつけ、「理解不可能」であるということにして、差別してきました。 たとえば、あるひとたちのこと…
精神医学の「統合失調症のひとには病識がない」という言い草に、温厚なみなさんですら激怒する理由(1/4)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.31 目次・健康、病気の定義から・一部のひとたちを異常と決めつけ、差別する・おのれの人間理解力が未熟であることの自覚がない・「真に自覚あるもの」と「真に自覚無きもの」 ◆健康、病気の定義から (精神)医学が口にする言葉のなかには、みなさんの気に障るものがいくつかあるでしょうけど、「統合失調症のひとには病識がない」というあの有名な言い草は、その最たるものではないでしょうか。 (精神)医学がひとに「病識がない」と言うその醜悪さに、身体がワナワナと震えるくらい、みなさんは怒りを覚えるのではないでしょうか。 今回は、その怒りがいかに的確か、確認します…
なにがあったのか 〜昔JR常磐線・柏駅で自殺した慶應中等部女子生徒 またも読売新聞の「人生相談」です。前回取り上げた翌日(6月18日)の紙面ですが、これも首をかしげる回答です。海原純子氏はこの欄の担当が相当長く、いつもは医師らしい視点を活かしつつ、なるほどと思う回答が多いで...
「僕をバカ扱い」「ぜんぶ死刑」大人の指導が発達障害の子に負わせる「深刻すぎるトラウマ」~読者のコメント
結婚の息子が絶縁要求「毒親」と 〜発達障害の子供とどう向き合うか? で取り上げた、表題の現代ビジネスの記事ですが、yahoo記事にはコメントが当事者、親、教師などから、さまざまになされています。いずれ消えてしまうコメントなので、その一部を抜粋で掲載します。必ずしも私が賛成で...
結婚の息子が絶縁要求「毒親」と 〜発達障害の子供とどう向き合うか?
表題は読売新聞の6月17日「人生相談」です。小さい頃から厳しく育てたのは、「保育園の園長先生から「自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手なので気にかけてください」と言われたから」だそうです。一読して思うのは、おそらくこの子供には発達障害の傾向が出ていたのでないか?です。自分の思...
精神科医でyoutuberでもある樺沢紫苑先生の本、「言語化の魔力」を読みました。 インパクトのあるタイトルですね。 「言語化」、、、 とても興味があります。 人前でうまく話したり、思っていることや感じたことを的確に相手に伝えたり表現できる
精神医学の本で、知の対象が内側なら、哲学で倫理。外側なら科学で技術。上手いこと言うなあと感心した。
知の対象が内側に向かえばそれは哲学、外側なら科学になるとは至言だ。 アスペルガーでADHDな私は精神医学に興味がある。自分を知って、自分を最適な状態にするためだ。それは内的にも外的にも最適にするという意味だ。 『子どものための精神医学』とい
発達しょうがい者が増えた理由として、増えたのではなく、第三次産業の割合が増えたからだ、という説に腑に落ちた。
社会構造の変化が発達障碍とされてしまう人を顕在化させた。 ある日のこと、ジュンク堂をふらふらしていると、『子どものための精神医学』という本と目が合った。そうはいっても、こっちはもう大人だし、今さら子供用の本を読んでもなあ、と思ったが、まあ、
計見一雄「戦争する脳」(平凡社新書) 著者の計見一雄(けんみ かずお)という人は、裏表紙の紹介によれば1939年の生まれで、1980年代から精神科救急医療の確立に尽力した精神科医のようです。だれにも媚び
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.7 目次・2点復習・ひとが当初、「理解できない」場合(例、統合失調症)・ひとが最初から「理解できる」場合(例、PTSD)・結論(医学を勉強するほど人間理解力は低下する) ◆2点復習 今回は、(精神)医学を勉強するほど人間理解力が低下するということを確認しますね。 最初につぎの二点を再確認してから本題に入ることにしましょうか。 ひとはみな「理解可能」である。 (精神)医学は一部のひとたちを「理解不可能」と決めつけて差別してきた。 では、はじめますね。 ずいぶんまえに、健康、病気とはそれぞれ何であるか確認したの、ひょっとして覚えてくれていますか。…
身近なところに「発達障害」と診断されている人がいるけれど…。そもそも「発達障害」ってどんなもの? いじめ~自律神経失調症~うつ病~パニック障害~結婚~妊…