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「ルードウィヒ・B」手塚治虫 音楽を音符や擬音ではなく抽象的な立体物で視覚的に表現 芸術と科学を融合できる天才の頭の中が少しイメージできた
「ルードウィヒ・B」 「ルードウィヒ・B」手塚治虫 芸術的な感性と科学的な分析は、補い合うものなのだろうか。 双方の分野で才能を発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチは、芸術と科学の融合を唱え、解剖して人体の仕組みを学ぶなど科学的知識を生かして絵を描いた。 相対性理論で知られる物理学者アインシュタインは、音楽好きで、バイオリン演奏がうまかったらしい。「私は音楽のように考える」とも語ったという。これがひらめきの秘密だったのか。 漫画家の手塚治虫は、医師免許を持ち、ピアノ演奏が得意だったという。 作曲家ベートーベンを描いた未完の傑作「ルードウィヒ・B」には、バッハの「平均律クラヴィア曲集」を可視化した描…
「本なら売るほど」というコミックを読んでいたら、寺田寅彦の短歌が出てきました。「好きな物 イチゴ 珈琲 花 美人 懐手して 宇宙見物」あら、素敵。懐手して宇宙見物っていうところが何とも好みです。 寺田寅彦、明治11年生まれのバリバリの明治男。物理学者にして防災学者、随筆家、俳人、歌人。多面的な才能を持つ人のようです。「天災は忘れたころにやってくる」というのも寺田寅彦です。575なので川柳かと思っていましたが、警句と言われるもののようです。なんか面白そうな人ですね。明治期の文学というと、「古典? お勉強 面倒くさそう」というような感じで敬遠していました。作家の名前や代表作の名前はテストのために覚…
「中居くん問題」というのか「フジテレビ問題」というのかが「沸騰」しているようですが、そもそも「週刊文春」の記事内容を知らないので、ついていくどころか話題に入っていけません。そして「中居くん」とともに主役級となってしまった社長の港氏って高校の先輩だということは知っていましたけど、そもそも制作部門出身の人間を放送局のトップにすることからしてガバナンスが成立するはずがありませんね。それに、これが重要なと...
#4149 椿の花落ちゐる庭に埋めやりぬ眼を閉ぢることなきメジロを
令和6年2月15日(木) 【旧 一月六日 赤口】・立春 魚氷上(うおこおりをいずる)椿の花落ちゐる庭に埋めやりぬ眼を閉ぢることなきメジロを ~田口朝子 『塔』 2021年9月号Photo:椿の花にとまったメジロ ~GANREF 可哀そうに死んだメジロを庭に埋めてあげたのですね。梅の
明治の文豪、夏目漱石がついに小説を書き始め、亡くなるまでを描いた『ミチクサ先生 下』のレビュー 学びたいことの”ミチクサ”、やりたいことの”ミチクサ”その”ミ…
飛首と書いて「とびす」と読む地名がある、という話を教えてもらったのは、かれこれ1年半前。 そして、地名にまつわる伝説もあったはず、とのこと。 飛ぶ首ですって? もう、興味が湧かないわけがない。 処刑された義民の首が飛んで来たとか? それとも、夜な夜な何か起こる的な? とにかく...
・・・・・・・・・・ 新しい帽子を買ってうれしがっている人があるかと思うと、また一方では、古いよごれた帽子をかぶってうれしがっている人がある。 ・・・・・・・…
100days100bookcovers no58 (58日目) 寺田寅彦『柿の種』岩波文庫 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 さて、YAMAMOTOさんから渡されたバトン、『あなたのために いのち
にほんブログ村 決して忘れてはいけないことを忘れてしまっていませんか? ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチン…
「天災は忘れた頃にやってくる」寺田寅彦の格言だが、「こなけりゃいいな」「こんな時は勘弁してくれ」などと思っている時に得てして来たりするものである。私は静かな片田舎に住んでいる為、夜などは地震で揺れる前の地鳴りをよく聞くことがある。特に一番困るのがお風呂に入っている時や、大の用を足そうとする時である。お風呂は夏場なら問題ないが、今の様な冬場の寒い時期は困る。地鳴りが聞こえ始めると一瞬構えざるを得ない...