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ADHDのさまざまな精神疾患との合併率の高さが、これまで観察研究や診断基準などから示唆されてきていましたが、このたび、中国・重慶医科大学のYanweiGuo氏らが、ADHDと6つの精神疾患との潜在的な遺伝的関連性を調査するため、メンデルランダム化(MR)研究を実施したところ、以下のような結果が得られたとのことです。なお、この研究は、2サンプルのMRデザインを用いて、ADHDと6つの精神疾患のゲノムワイド関連研究(GWAS)に基づき、遺伝的操作変数(IV)をシステマティックにスクリーニングしたもので、分析の主なアプローチとしては、逆分散重み付け(IVW)法が用いられています。・IVWMR分析では、ADHDと自閉スペクトラム症リスクとの間に正の相関が認められた(オッズ比[OR]:2.328、95%信頼区間[C...ADHDと精神疾患リスクの関連
良好な睡眠を得るための手段として、サプリメント、睡眠改善薬、睡眠薬があります。サプリメントは自然な眠りをサポートする栄養補助食品で、通販や薬局などで購入できます。睡眠改善薬と睡眠剤は医薬品に指定される製品で、睡眠改善薬は薬局のみ、睡眠剤は医師の処方箋が必要になります。睡眠改善薬とは、”「寝つきが悪い」、「眠りが浅くて夜中に目が覚めてしまう」といった「一時的な不眠症状」を緩和する薬です”、とされています。睡眠改善薬と睡眠剤は薬に分類されるため、食品に分類されるサプリメントとは異なり、薬による副作用のリスクがあります。 睡眠サプリメントにはどのような種類があるのでしょう。睡眠とサプリとの関係は下図…
私は抑うつ状態を改善するために、幸せホルモンであるセロトニンを高める食生活に注意しており、足りない分はサプリメントで補っています。セロトニンは、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから下記の経路で作られます。 トリプトファンは、トリプトファンヒドロキシラーゼという酵素の働きによって、5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)という物質に変化します。ビタミンD、ビタミンB12、葉酸は、この酵素が十分に作られるように調節します。 5-HTPは、芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素の働きによってセロトニンに変化します。この酵素の働きには、ビタミンB6が必須です。セロトニンからは、2つの酵素の働きによってメ…
私はスマートフォンを使ってブログを執筆しており、その過程を手作業と感じています。「手を使って働くものは労働者である。手と頭を使って働くものは職人である。手と頭と心を使って働くものは芸術家である。」と昔の偉人(アッシジの聖フランシスコ)は述べています。この言葉からは、ブログ執筆もまた手と頭と心を駆使する行為であり、一種の芸術であると言えるでしょう。 近年のデジタル時代においては、手を使って物を作り出すという行為は減少しています。テクノロジーが仕事の効率を向上させる一方で、手で創造することがもたらす精神的な効果は得られないかもしれません。実際のところ、手を使って物を作ったり手入れをしたりすることは…
こんにちは、ななみこです。だいぶ寒くなってきましたね。最近、サプリメントと精神安定に関する様々な報告を目にする機会が増えました。抑うつ状態の精神安定に効果的なサプリメントとしては、オメガ3系脂肪酸、レシチン、L-カルニチン、GABA、パントテン酸、セント・ジョーンズ・ワート、ビタミンC、D、B1、B2、B6、B12、葉酸が知られています。その中でもオメガ3系脂肪酸は、大規模な疫学調査でその有効性が確認され、摂取により不安症状が改善が報告されています。そこで、今回はサプリメントについて少し勉強した後、オメガ3系脂肪酸サプリについてご紹介したいと思います。 サプリメントは、食品や飲み物に含まれる栄…
今日はお休みなので、自宅でサプリメントを摂りながらリラックスしています。リラックスするには、自律神経のバランスが整っていることが重要です。自律神経には、活動中に働く交感神経と、リラックスしているときに働く副交感神経があります。交感神経がオンのときは、脳が興奮している状態。副交感神経がオンの場合は、脳がリラックスしています。 ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れやすくなるため、注意が必要です。自律神経のバランスが崩れるとイライラしたり、不安を感じたり、眠れなくなったりします。ストレスを感じることが多い人は、生活習慣のサポートとしてサプリを取り入れるのもひとつの手です。 リラックスサプリを選…
最近、セロトニンサプリは、1日をすっきりとした気分で始めたい人々から注目されています。しかし、薬局やドラッグストア、そして量販店などでも市販されており、どれを選べばいいか迷ってしまうこともありますよね。今回は、セロトニンサプリの選び方について考えてみましょう。 セロトニンは脳内の神経伝達物質の一つで、ドーパミンやノルアドレナリンなどを抑制し、精神を安定させる働きがあります。食事や日光浴、リズム運動などでトリプトファンとビタミンB6を摂取することで、セロトニンの分泌が促進されます。また、セロトニンはオキシトシンの増加によっても誘発され、ストレスやイライラを解消し、幸福感を得られやすくなる効果があ…
抑うつ状態の原因はさまざまですが、栄養不足は抑うつ状態を引き起こす大きな原因の一つといえます。抑うつ状態とは、悲しみ、苛立ち、また日々の生活や人生への興味の喪失などの感情が継続する気分障害です。抑うつ状態は精神状態などが影響する心の病気であり、精神状態だけが原因だと考えられていました。しかし、実は脳内の栄養不足もその原因の一つであることが明らかになりました。一部の栄養素(鉄、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛、オメガ3脂肪酸、セレニウム)が不足することで抑うつ状態を発症するリスクが高まりますので、不足している分はサプリメントなどで積極的に補いましょう。 鉄:鉄分は、認知機能や発達機能などの向上に大…
精神障害での障害認定基準のポイントさがみ社会保険労務士法人に2022/1/5に掲載された記事です。障害認定の基準は、まず、個人の障害の程度がどのぐらいであるか…
一口に「メンタル系疾患」と言っても、疾患の種類・診療形態・性年齢により状況は様々、きめ細かなフォローが必要—健保連GemMedに2023/8/17に掲載された…
クレニオセイクラルセラピー「 Toughing the Brain」の対象であるグリア細胞。その重要性を、今日から具体的に紹介していきます。 中枢神経(脳と脊…
日に日に2歳の娘の言葉が上達して、日々笑わせてもらっています(笑)もうね、完全に口調が私(笑)【11月23日のメニュー】・白米・豚肉とキャベツ炒め・もやしと大葉のナムル・水餃子の中華スープこの日のナムルはちょっとしょっぱく作りすぎました。.
7年ほど前にお正月に食べた牡蠣が大当たりして、元旦明けの勤務先で死ぬほど帰宅するのに苦労した記憶があってからは牡蠣はなるべく避けてきたのですが、ふと食べたくなったので買ってみました。【11月21日のメニュー】・白米・牡蠣のホイル焼き・茶碗蒸
お魚が高騰しているため、わが家の魚が出る頻度が激減しました。まあ、青魚にすると娘にあげにくいな~という理由もあるのですが。鮭もしょっぱいやつ多いからね…(笑)【11月20日のメニュー】・白米・ピーマンの煮びたし・ブリ大根・もやしとわかめの.
キャベツの消費にはやっぱメンチカツが大活躍です♡(笑)合いびき肉も100gしか使わないのに、個数も5つくらい作れるのでかさまし万々歳!!笑【11月19日のメニュー】・白米・メンチカツ・卵コンソメスープそういえば私が...
昨日はめちゃくちゃ暖かかった…!!一足先に春がきたのかと思いました(笑)かと思えば今日は寒くて、体調崩さないようにみなさんも気を付けましょう。。。【11月18日のメニュー】・白米・大根と豚ひき肉のピリ煮・春菊とカニカマの胡麻和え・なめこと葱
いやーーーーー今日は寒いですね。。。実家は埼玉なのですが、埼玉でも雪が降り少しだけ積もっているようです。私たちが住んでいる千葉はとりあえず雪は降らないでいますが、この寒さなのでいつみぞれになってしまうのかとひやひやしています。【11月17日
気分がどんより・・・。いつもご機嫌でいたいけれどしんどいんです。
どうしても気分が上がらない時がある・・・ 大人になり、仕事や家事、そして育児と疲れが日々蓄積していっている人も
「Small Steps You Can Take Today to Manage Bipolar Disorder 双極性障害を管理するために今日からできる…
ラミクタールは、Na chanelをブロックすることで神経膜を安定させ、グルタミン酸など興奮性神経伝達物質の遊離を抑え、抗痙攣作用を示すこれは、主に抗てんかん薬として期待される作用。また、まだはっきりとは示されていないけど、ラミクタールはセロトニン再取り込みにも
ラミクタール(ラモトリギン)は、私が最もよく使う気分安定薬小児科領域では、てんかんの子供たちに処方する「抗てんかん薬」としての方がよく知られている私自身は、てんかんについては全く詳しくないので、抗てんかん薬として処方することはない。そのかわり、気分安定薬
これまでの気分障害の記事ではどちらかというと「うつ状態」に焦点を当てて記事を書いてきたでも、実際には、「うつ状態」だけではなく、「そう(躁)状態」にもなったことがないかどうかを確認することが治療を考える上で、すごく大切リンク双極性障害は大人になってから
最近よく処方している抗うつ薬、ジェイゾロフト一般名はセルトラリンで、最近は「セルトラリン」という後発薬を内服している場合も多いかなルボックスと同じでSSRI:selective serotonin reuptake inhibitor(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)の一つ。セロトニンは、脳内
うつ病治療のガイドラインの図を見ていて。。。リンクこれは、うつ病だけじゃなく、心身症や不登校、うつ病以外の精神疾患で発達相談外来を受診する子供たちすべてに必要な介入方法、考え方だと思ったストレスとなる出来事にどう優先順位をつけてこなしていくのか、一緒に
以前は、抗うつ薬といえばルボックスを処方することが多かったが、最近はジェイゾロフト(セルトラリン)を処方する頻度が増えてきた発達相談外来に、抗うつ薬が必要な子供たちの受診が増えてきていることのほかに、ルボックスとロゼレムやメラトベルは併用禁忌だから、併用
(大人の)うつ病の人に、「頑張って」は禁物だということは、結構知られてきたのかな、と思う私も、発達相談外来で出会った子供たちには気分障害の有無にかかわらず、(はじめのうちは)「今のままでいいよ。無理しちゃだめだよ」と言い続けている親御さんには、「お子さん
「うつ病(うつ状態、うつ)」は精神疾患の中では、割と広く知られる精神疾患だと思う精神科や心療内科で治療を受ける大人はいっぱいいるのだろうな。そして、実は「うつ状態」の子供たちもいっぱい?いる「うつ病」は「気分障害」の一つDSM-5では気分障害は「双極性障害およ
子供のうつ、気分障害は見逃されやすい昔は、子供には「気分障害は無い」とも考えられていた。でも、最近は子供のうつ、気分障害は診断が難しく、見逃されやすいだけで、確実に存在することがわかってきた身体の症状が現れて、いろいろな検査をしても大きな異常は見つからず
発達相談外来で気分障害(抑うつや躁状態)の可能性を考えるのはどんな時かもちろん、受診してきた子供たち全ての診察で念頭には置いているけど。特に、睡眠や食欲の問題を抱えるときは、気分障害の可能性が高いと思うバイブルの医学書にも、睡眠では特に早朝覚醒がある場