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2020/08/04

1件〜100件

  • 心の診方 ③

    心理療法のプロフェッショナル、村瀬先生によるとリンク「治療者が自己を洞察している深さにおいてしか相手の問題は理解できない」そうだつづけて、「患者の側から言えば、治療者の理解できる程度に応じて患者は反応を示すものである。それから、治療者は、自分の中の幼児

  • ドルジとの距離

    受験生の夏、我が家のドルジはここ数年の中で一番活動的に過ごしてる家族旅行にもついてきたし、私がいない時間に、ドルジが好きな理科と数学はちょこっと自主勉強しているそれから、「自分の目で高校ってどんなところか確かめたい」と言い、私立高校、公立高校と高専のオー

  • まおが好きなこと

    高校2年生の夏休みを満喫しているまお相変わらずインドアで、ほとんど家にいて、自分のペースで楽しく過ごしている。アニメや漫画を見て、時々料理をするのは相変わらずそれ以外、最近のまおのお楽しみは、クロスステッチをしながらテレビで競馬やニュースを観ることクロスス

  • 継次処理 vs 同時処理 ②

    継次処理優位か、同時処理優位か、まずは自分自身のタイプを知ることが大切私自身は、以前に受けた心理評価や日常の様子からの自己判断で、言語優位、継次処理優位だと思っていた。なぜなら、WISC-Ⅲでは言語理解>知覚統合だったし、「地図が読めない女」だったから。で

  • 黒の時代

    発達相談外来で出会う子供たちを診ていて、いつのころだったか、かなりの頻度で全身黒ずくめの服装の子供たちがいることに気付いた上下真っ黒の服装で、靴やサンダルさえも黒いという子供もよく見かけるもちろん、心の問題があまり深くなくても、一般的に、思春期に黒を好む

  • 決めつけ

    発達相談外来を始めたばかりの後輩ドクターから、時々相談を受けている先日、後輩からの相談&愚痴?を聞いて、私も久々に「ひどい!」と思ったこと…後輩が診ている中学生男子、学校を遅刻、早退、欠席をしながら何とか通えている。でも、頭痛や腹痛など身体症状も強くて、教

  • キーパーソン

    ある日、夫が友達と電話していて、突然「ちょっと話してやって」とスマホを渡された夫の学生時代からの友達で、子供たちが小さかった頃はよく一緒にバーベキューしていた。彼と話すのは数年ぶり…急にどうしたかと思ったら、医療?相談だった高校生の娘さんが、1学期、頭痛が

  • 心の診方 ②

    心理士の先生におススメしてもらった村瀬嘉代子さんの本、すごく難しくて、理解できないことが多々あるのだけど、ときどき私の心にストンと落ちる記述もあるリンク筆者は、精神療法(心理療法)においては、治療者は、共感と観察という二つの矛盾した態度を同時にとること

  • こだわるもの ② ~一番病~

    生まれつき「人」より「もの、こと」への興味が優勢なASD児でも、ASD児の人への興味・関心の程度は個人差が大きいし、成長とともにとても変化するASD特性がある、といっても、人への興味やその質は様々、ということかな。それから、ASD児の「こだわり」も、物や自分の思

  • 価値観の押し付け

    「合法的」なお休みをすると宣言していたまお。。。予定通り、まおは土曜日に模試で学校へ行った後の翌月曜日は学校を休んだ出張で早朝からいないと思っていた夫は、思いのほか出発時間が遅いことがわかり、まおは「パパに何か言われたらいやだなぁ。。。」と言っていた。ど

  • 継次処理 vs   同時処理 ①

    言語優位か視覚優位かということと、継次処理優位か同時処理優位かとはイコールではないけれど、重なる部分は多い言語優位だと継次処理優位なことが多いし、視覚優位だと同時処理優位なことが多い最近読んだ本で、あらためて継次処理と同時処理について知った。リンクま

  • 幸福量保存の法則

    心理士の先生のおススメの本、「子どもと大人の心の架け橋」を読んでいて、印象深かったこと。。。リンクそれは、筆者が、物理学の質量保存の法則のように、この世「幸福の量」は一定であり、その配分が均等でないと思う、ということそんなふうに思いたくはないけど、確か

  • 懇談会 ~ドルジ~

    ドルジの懇談会では、先生も私も「まずは、1学期登校し続けることができたのが何より!」ということで一致ドルジ本人も、内申点がそれなりに?つけてもらえたことにある程度納得しているようだった。そして、ドルジの退室後、私と先生の2人だけで進路の話。。。先生からは、

  • 反省できない? ②

    前にも紹介した、今月号の日本小児精神神経学会雑誌の論文から…ASD者が失敗体験から適応行動を獲得するまでのプロセスについてASD者は、失敗体験から恥や罪悪感にはつながりにくく、すぐに過度な自責的傾向につながりやすいそうだこれは、ASD者は、内省はできないわけでは

  • 懇談会 〜ゆづ〜

    1学期の間、ゆづはずっとインドアで、放課後に友達と遊ぶ頻度が4年生までに比べてめっきり減ってしまった新しいクラスに馴染んできたら、また遊べる仲良しもできるかな、と思っていたけど、なかなかそうはなっていかず、私はやっぱりちょっと心配だったそこで、1学期末の懇

  • 心の方向性 ②

    世の中には、外向的人間と内向的人間がいるそれはよく知られていることでもあると思う筆者は、カウンセリングに訪れる人はほとんどが内向的な人であると言っている自分の内側のエネルギーを使いすぎて自己表現がうまくいかなくなるカウンセリングでは、まずそれを理解するこ

  • 合法的に

    高校2年生の1学期、まおは疲れがたまり時々休むことはあったけど、期末テストも無事乗り切った!と思っていたら…もともと理数科目が得意じゃないまおは、数学と化学の出来があまり良くなかったよう。テストが終わった直後から憂鬱そうな顔をしていた「数学の先生はみんなの

  • チック ④ ~トゥレット症候群 ②~

    トゥレット症候群(Tourette syndrome)の治療について、よくまとまっている表を見つけたリンク以前にも、チックについて私がよく処方しているお薬を記事にしたけど。。。チックそのものを緩和するお薬と、併存症に対するお薬が挙げられている。アリピプラゾール(エビリ

  • ASD児の記憶 ②

    今月号の日本小児精神神経学会雑誌の論文から…ASD児の記憶の特徴のもう一つは、「侵入記憶」であること筆者は、ASD者にとっての体験は心理的距離に欠け、非言語的な体験になりやすいと言っている例えば、机で何かをしていて、うまくいかなかった経験があると、机を見ただけ

  • 隠れ蓑

    先日、後輩の小児科Drと話していて。。。。その子が一緒に働く小児科の上司は、「自分は、起立性調節障害という診断名はつけないし、血圧を測る検査もしない」と言っているそうだ理由を聞くと、「診断名をつけると、その病名にとらわれすぎて、『病気なら仕方ない』と考えた

  • 3歩進んで…

    期末テストもその後の実力テストもこなしたドルジだったけど、実力テストが終わったあとの数日は、登校することができなかった朝、いつもの時間に準備は始めるけど、憂鬱そうな顔でペースが遅く。。。私は、「疲れてるのかな。無理しなくていいからね」とだけ言って、ドルジ

  • 優しい世界

    今日は私自身の話…何度も?書いてきたけど、私自身もASD特性とADHD特性を併せ持つ医師として働けているし、家庭生活もそれなりに過ごせてるから、「障害」ではなくて、「個性」の範疇になるのだと思うけど今でこそこんなふうに私の個性と開き直って?言えるけど、小学校

  • 心の方向性 ①

    「臨床ユング心理学」から学んだこと。。。リンク「外向的」「内向的」という言葉は日常的にも良く使われる言葉だけど、ユング心理学の中で、特に有名なのがこの「外向と内向」の理論外向的、と言えばコミュニケーション能力が高い、社交的で外での活動を好む人のイメージ

  • 予言

    夫の転勤に伴い、まおは小学校3年生で転校を経験した繊細で過敏なまおは、はじめの1年は学校でしょっちゅう涙を流していたようだったでも、クラスメートや担任にめぐまれて、小学校生活を楽しむことができるようになっていった担任とはその後小学校を卒業するまでのお付き合

  • チック ④ ~トゥレット症候群 ① ~

    トゥレット症候群(Tourette syndrome)は、音声チック(まばたき、しかめ顔など)と運動チック(咳払い、鼻をすする、吠えるなど)が1年以上にわたり続いているものを指すつまり、いくつものチック症状が長期にわたり続いている場合、トゥレット症候群に当てはまるというこ

  • ASD児の記憶 ①

    今月号の日本小児精神神経学会雑誌を読んでいて、とても考えさせられる論文が載っていた筆者の分析の中で、ASD者(児)の記憶は、「エピソード記憶想起が難しさ」と、「侵入記憶」が特徴的だと書いてあったどちらも、あらためてその通りだなぁと実感する「エピソード記憶想起

  • 排便の自立

    幼児期の子供たちを中心に、排泄の問題に関して相談されることは多い今回は、あらためて、大の自立について発達特性を持つ子供たちの中には、大を自分でトイレでする、ということがなかなか身につかないことがある特に、ASD特性を持つと、小の自立が進んでも、大はなかなか

  • 寂しくなりますね

    先日の発達相談外来でのこと小学生のときからみているASD+ADHDの高校3年生男子普段はお母さんだけ受診され処方受けられるけど、先日は数か月ぶりに本人も来てくれた進路や薬のことを少し話し合った後、私が「もうすぐこの外来も卒業になるね。大きくなったなぁ」と言うと、

  • 段取りをたてる

    ドルジは1学期の期末テストも無事乗り切ることができた今回、ドルジはいつもより早く英語と国語の提出課題に取り組んでいたこれまでだと好きな数学や理科、社会を中心に勉強していのが、それらは後回しにして、英語と国語を優先しているように見えた。理由を聞いてみたところ

  • 夢をみる

    少し前に読んだ本、全然消化できなかったのだけど、もう少し理解できないかな…と思い、また始めから読み返してみたリンク2日ほどで一気に読み…前回と違い、今度は読破できたというさわやかな気持ちに忘れないように、ノートがわりのタブレットに覚えていたいことを書き

  • 体操服

    高校の運動会の日帰宅後まおはちょっと浮かない顔をしていた「ママ~。。。体操服のズボンがぼろぼろになってしまった。。。花壇のレンガの上に座っていたからだと思うのだけど。。。糸がほつれて大変なことになったの!」と言う。ズボンを見ると、確かに何本かの糸がほつれ

  • 見透かされる?

    まおとドルジが不登校になってからずっと職場の心理さんのカウンセリングを受けさせてもらっている彼女からは、一緒に仕事をする中で、それから子どもたちや自分のことを相談することを通して、本当にたくさんのことを学ばせてもらっている私が診療でも、家庭生活でも、行き

  • 診断を伝えるタイミング ~親御さんに~

    身体疾患では、診断がついた時点で医師は患者さんに診断(名)を伝えることがほとんどだと思う一方で、発達障害などの診察では、いつ、どんなタイミングで診断名を親御さんや子供本人に伝えるかはケースバイケースになりがち。理想的には、何度か診察を繰り返し、できる検査

  • 子供の自由

    久しぶりに、私に発達相談外来のいろはを教えてくれた上司(70代)と話す機会があった不登校を主訴にした受診希望が多いことが話題になったとき、上司は「どうして今の子供たちにとって、学校がこんなに苦しい場所になっているのだろうとずっと考えてきた。私は、子供たちに

  • 大人に必要な生活力 ⑦

    大人に必要な生活力の続き。。。⑤食べるものを調達、用意することができる生きていくためには食べていかないとならない。どんな方法をとるにせよ、食べる物を調達、用意しなくてはならない私自身、食べることも料理することも好きだから、ついつい発達相談外来でも食事につ

  • 魔の水曜日

    中学3年生になってから、ドルジの登校頻度は急激に増え、毎日のように登校しているでも、極端に登校率の悪い日がある。それは、水曜日。水曜日は1時間目に体育、4時間目に美術と午前中の2時間が5教科以外だから、ドルジの登校意欲が低くなってしまうようだドルジは、常々「美

  • ゲーム障害 ②

    逃避先となっているゲームへの依存をどうやって改善していくか。。。それは、現実への適応がセットにならないとなかなか難しいのだけど。。。でも、ゲームやネットばかりになることも、悪いことばかりでもないなぁとも感じる特に不登校児は、ゲームのオンラインの世界の中で

  • 夜更かし生活

    高校2年生になってからのまおは夜更かし生活に拍車がかかった平日は学校から帰った後デトックスタイムが長く続き、課題に取り組んだり、お風呂に入ったりするのは21時を過ぎてから。夜はとても元気でにこにこ機嫌も良く、朝と大違いそして、寝る前に再度デトックスタイムを持

  • 母親になって後悔してる ②

    発達相談外来に相談に来られる母たちは、子供のことをとても気に病んだり心配されたりした状態で来られる方がほとんど思うように育ってくれない、思うように扱えない子供にとまどい、怒りや悲しみ抱えておられることもあるそういった気持ちから自然と「この子がこういう子じ

  • 何気ない会話

    子供たちの「心の窓」の記事を書いていて、あらためて、学校の先生が不登校児を対応するのはすごく難しいことなのかもしれないと感じた不登校になった子供たちの心の窓は、基本的には学校にまつわることに対して開いていない先生の存在そのものが「学校」だから、先生と話

  • ASDの診断 ①    〜PARS  ②〜

    PARS-TR:Parent-interview ASD Rating Scale-text Revision 親面接式自閉スペクトラム症評定尺度は、症状の広がりと程度を網羅的に把握するのに役立つとは思うだから、発達相談外来を始めたころは自分で親御さんに検査したり、心理士さんにお願いして検査をしてもらってい

  • 身体化

    修学旅行後、息切れするかなぁと思ったけど、時々休みをはさみながらもドルジは登校しつづけることができているそして、そんなドルジに起こった変化…それは、腹痛や下痢、便秘など、胃腸症状がみられるようになったこと朝、学校の準備をしていて、お腹が痛くなって、お休み

  • 言語優位vs視覚優位 ⑤ ~ブログ~

    今日は、発達相談外来とあまり関係のない話。。。私は常時15前後のブログをブックマークに入れて、毎日チェックするのが日課ざっくり分類すると、投資ブログ、政治・社会ブログ、不登校・発達相談系ブログ、糖尿病関連ブログをそれぞれ3つ前後読んでいるいろんな方の書か

  • 窓 ④

    不登校児と、彼らが開けてくれる窓で繋がる大切さは、私自身もすごく実感しているでも、筆者が述べてるように、その窓がなかなか開かない子供たちが増えてきているのだと思う発達相談外来でも、病院に来ることどころか、外出すらほとんどできない子供たちもいるなんとか病院

  • 連帯責任

    まおは、私譲りで、運動は苦手だから、体育には苦労している…ある日、まおが高校から帰ってくるなり、すごい剣幕だった「今日の体育、最悪だった!というか、今年の体育の先生が最悪!シャトルランをやったんだけど…『誰か一人でも○○回以上クリア出来なかったら、連帯責

  • 母親になって後悔してる ①

    つい最近、ネットで『母親になって後悔してる』という本が話題になっているという記事を読んだ記事には、この本が世界中で波紋を広げていると書いてあった私は、すごく不思議な気持ちになった。母親になったことを後悔したことのない人なんて、どれだけいるのだろう?よほど

  • 母との勉強

    発達相談外来では親御さんが子供に勉強をさせることを勧めることはないむしろ、子供が自分で宿題をしたら、たとえ不十分に見えても「頑張ったね」と認めてあげるだけにしてほしいと言うことが多いでも、私自身はまおやドルジが勉強を教えてほしいと言っていることもあって

  • ASDの診断 ①   〜PARS   ①〜

    ADHDとは異なり、ASDの診療には「ガイドライン」が存在しないだから、DSM-5の診断基準を参考にするけど、基準が抽象的すぎるから、ASDをどう診断するかは良くも悪くも医師個人の裁量によるところが大きい。ASDの診断を早く、正確に行うために、いくつか推奨されている質問紙

  • 修学旅行 ③

    私は、修学旅行からドルジがどんな顔で帰ってくるのかなぁと楽しみでもあり、心配でもあった先生がドルジの近くにいてくださるからか、旅行期間中、中学校のホームページにアップされる写真をみていると、結構な頻度でドルジが写ってた笑顔で写真にうつってて、とても嬉し

  • 居心地のいい保健室

    嬉しい再会があってから数日後、私は中学校の養護の先生に電話をした1年以上保健室登校し、保健室でもいつも体調不良を訴えベッドの中にいた子が、高校に無事通えていることそして、高校に通えるようになったのは、中学校の保健室で先生が担任の先生たちからの「教室に来な

  • 窓 ③

    発達相談外来で、私が子供たちが開いてくれた窓でつきあっていくことはもちろんだけど、親御さんにもそうすることを勧めている特に、不登校の場合、親御さんは、どうして学校に行かないのか、これからどうするつもりなのか、将来のことをちゃんと考えているのか、核心的なこ

  • 光と影と共に

    心理士さんとのカウンセリングのときに、まおは自分が大嘘つきになってしまったと話していたそうだ高校で友達と話しているときに、中学校の時のことを聞かれたら、適当に作り話で答えているのだと。でも、まおは、そうやって嘘をついてやり過ごすこと関して、特に思い悩んで

  • お薬について ~インチュニブ(グアンファシン)⑤~

    少し前に、インチュニブについての講演を聞いたその時、とても興味深い話をいくつも聞き、私も診療の中で実践していこうと思ったこと。。それは、インチュニブは錠剤だけど、粉砕して投与量を調節しても大丈夫だということコンサータやビバンセが粉砕不可のお薬だから、なん

  • 疑似科学?

    もともとの私は音楽や美術、ファッションなどがさっぱりわからない芸術音痴字義通り性もけっこうあるし、空気を読むのは下手で苦手論理的に納得できること、科学的に証明されていること以外はあまり信じられないことが多かった研修医の頃に働いていた病院で、当時、小児科

  • 通常級の多様性 ②

    支援教育の充実とともに、救われる子供たちは確実に増えたでも、支援教育を受けない子供たちが通う、通常級の多様性は減ったそして、昔に比べて多様性が減ったけど、今のクラスの多様性、個性の中で新たに苦しむ子供たちが生まれたのだと思う。不登校の子供たちの増加は、多

  • 修学旅行 ②

    ドルジが修学旅行に行くと決めてから、約2週間の間、私と夫はそわそわしていた持ち物はちゃんとそろっているのか、必要な物がないのか、2人して何度もドルジに確認その上、どこに行く予定なのか、何をする予定なのか、夫はしおりを見ながら毎日のようにドルジに質問攻め。「

  • 嬉しい再会

    ある日、外出先で「先生、お久しぶりです!」と声をかけられた声の主は、以前に私の発達相談外来を受診していた子の親御さん。小学校高学年から中学校時代の不登校~保健室登校を経て、無事高校に通い出したことを確認して、外来を卒業していた。親御さんは、にこにこして「

  • 窓 ②

    子供たちが外に開ける窓にコンタクトを取る大切さは、私自身も発達相談外来をしていて、すごく実感するところ何を聞いてもジェスチャーでYESかNOしか反応しないような子でも、好きなゲームの話題を振った時だけはぶっきらぼうに言葉で答えてくれることもある。好きな動画の

  • やり直し

    2年生になって、まおの日常は少しずつ変化があった個別指導の塾をやめ、ボーカルのレッスンも減らすことになった。学校へはほぼ毎日行くけど、疲れがたまると休むのは1年生の時とあまりかわらないかな。1年生の頃よりも英語の勉強が楽しくなったようで、「中高生の基礎英語

  • 母と息子

    「一姫二太郎」って昔から言われているように、一般に男子より女子の方が育てやすいと考えられている確かに、医学的にも発達障害や知的障害は女子に比べて男子が圧倒的に多い死亡率も男児が女児に比べて高い男子個人をみても、集団で考えても、凸凹具合は男子の方が大きい。

  • 逃げていい ~不登校の場合~

    中学校1年生の終わりから不登校になった子のお父さんと発達相談外来で話していて…2年生の新学期、その子は相談室に通い始めたけど、教室へ行くことはできなかったそうだお父さんは、「今は、教室に行くのがとても難しいことはわかりました。子供に無理をさせたくはないので

  • 通常級の多様性 ①

    発達相談外来で、子供たちに支援学級への入級を勧めたときに、親御さんから「昔は、自分達の子供の時は、クラスにいろんな子がいたと思うんですけど…この子みたいな子も、普通にクラスにいたと思うのですけど。」という言葉を時々聞くそう、それは本当にその通り親世代が子

  • 修学旅行 ①

    GW明けまもなく、ドルジは修学旅行に行った学校の先生たちにとって、修学旅行に参加するかはとても重大なことのようで、2年生の3学期のうちから、出欠確認のアンケートが配られていた。その頃のドルジはテストの日以外は登校しなかったし、何日も家を離れる旅行には行けない

  • 人見知り

    乳幼児健診の質問項目に「人見知りがありますか?」というのがあることは、よく知られている人見知りの有無は、ASD特性の有無を判断するのに重要な指標人より物に興味が向きがちなASD児は、乳児期に人見知りが無いことは多い。少し大きくなってからも、人との距離感をはかる

  • 窓 ①

    最近、隙間時間に読んでいたのが「臨床ユング心理学入門」というちょっと堅苦しい題名の新書リンク書かれたのは山中康裕先生で、以前に記事にしたMSSMの本を書かれた先生でもある。すごく難しいのだろうなぁ。。。読破できるかなぁ・・?と思いながらも読み進めることが

  • 留学したい?!

    まおの高校は、英語コースがあり、高校2年生の時に海外へ留学する生徒たちが結構いる英語コース以外の生徒たちも、研修旅行や修学旅行では外国を選択することができたり、授業の一環でネットの英会話教室を受講したりしている。まおは、1年生の頃は英会話が全然できなくてし

  • あるか、ないか

    発達相談外来をしていて、特に発達障害の診療では、診断する事の難しさ、伝えることの難しさを時にすごく感じる場面がある人は誰しも発達特性を大なり小なり持っているから、発達障害と診断するときは、その特性ゆえに日常生活で困ることが大きい場合(とはいっても、まだ子

  • 頭痛 ④ ~緊張型頭痛の治療など~

    ガイドラインでは、緊張型頭痛については、診断基準と(成人を参考にした)治療についてちょこっと触れている鎮痛薬としてはアセトアミノフェンやイブプロフェンのほかに、ロキソプロフェン(ロキソニン)が筋弛緩作用を有するため、緊張型頭痛によく使われるようになってき

  • セカンドオピニオン

    発達相談外来では、身体や心の不調をすでに他の病院で診てもらって、紹介されて受診してくる子供たちが多いだから、親御さんの方から「別の病院に行きたい」とか、「紹介状が欲しい」と言われることはあまりないけど、たまにそういう依頼はある。「小児科じゃなくて児童精神

  • 先生の欲目

    新学期が始まってまもなく、ドルジの先生が家庭訪問してくれたときのこと私も夫も先生も、当面はドルジがしんどくなりすぎないように、午前中あるいは長くても給食後には帰宅することをドルジに勧めたその際に、先生はドルジに「途中で帰ることに関して、クラスメートの目が

  • 自立支援医療

    最近は、自立支援医療のための診断書を書く機会が増えてきた自立支援医療には3種類あって、私が関わるのはそのうち「精神通院医療」になる。小児期は、多くの自治体で医療費が無料になるから、親御さんも医療者側も通院や投薬の負担をあまり考えなくて良いけど、無料期間を

  • それぞれの物語 ②

    思春期は子供としての死を迎え、新たに大人へと生まれ変わる時期現実に子供が死ぬわけではないけど、いろいろなレベルでの「子供の死」を親は体験しなくてはならないそして、そこにはそれぞれの物語が生まれる。子供が、子供としての死を迎え、新たに大人として生まれ変わる

  • プリキュア

    最近のまおは、プリキュアに夢中幼稚園から小学校低学年のころは、日曜日の朝はプリキュアタイムしてたけど、小学校高学年になるころには、全く観なくなっていた。それが、最近はYouTubeでプリキュア三昧歴代の主題歌をかけたり、過去のプリキュアの動画を観たり。日曜日の朝

  • 運も不平等

    小学生のころから診ている中学生のASD男児診察ではいつもゲームの話が多くなってしまうのだけど、最近は自分の気持ちや将来について話してくれるようになった「俺は、小さいころから学校とか嫌いで、結構よく暴れてたと思うんだ。でも、そのおかげ?もあってか、自分のペース

  • 頭痛 ③ ~片頭痛の治療~

    頭痛の治療について、マニュアルには特に片頭痛について詳しく書いてある頭痛が起きた時(あるいは起きそうなとき)に使う鎮痛剤と嘔気、嘔吐に使う制吐剤それから、予防薬について鎮痛剤について、小児には解熱剤でもく使われるアセトアミノフェン(カロナールなど)とイブ

  • 睡眠について ④    〜お薬〜

    どんなに親御さんが睡眠環境を整えようとしても、発達凸凹児たちは、寝つきが悪かったり、中途覚醒や夜驚症がみられたりして、良い睡眠状況にすることが難しいことも多いこれは、子供も本人にとっても良くないけど、親御さんにとっても大変なこと親御さん自身の睡眠状態が良

  • 自己コントロール

    新学期、ドルジは毎日登校するようになった私や夫だけでなく、担任の先生の勧めもあったからか、「最後まで授業受けるの!」とはじめは言ってたドルジだけど、数時間を授業を受けたら、自分で帰ってくる日によって、3時間目までの日もあれば、4時間目、給食後、最後までなど

  • 氷好き

    実は、私は、昔から冷蔵庫の製氷室の氷を食べるのが大好きお冷の氷もガリガリ食べて、友達に呆れられていたなぁ。そして、大学生のとき、「鉄欠乏性貧血では、氷を食べたくなる」と知り、何かの機会に血液検査受けたけど、貧血では無かった子供たちを妊娠中ですら貧血とは診

  • それぞれの物語 ① 

    以前にも紹介した本から学んだこと。。。リンク子供は本来異界を生きている、生きるべきだが、私たち大人も異界の視点を持つ、異界へ心の救いを求めることは起こり得る筆者は、例えば子供を亡くした夫婦が、その悲しみを心におさめていく過程で、「子供は、代々家に伝わ

  • 過保護…かもしれないけど…

    まおは朝が弱くて、目覚ましをかけていても無意識に止めてしまい、なかなか自分で起きて来られない「起きて来なかったら7時に起こして」と言われているので、ほとんど毎朝私がまおに声をかけることになる。そして、数回声をかけたところでやっとまおは動き出す。ある休日、

  • 逃げていい

    発達相談外来で出会う子供たちに、「つらいとき、苦しいときは逃げていいんだよ」とよく伝えているなぜなら、発達障害、精神障害、心身症、不登校すべて、子供にとって苦しい、厳しい現実の生活との葛藤が大きいから。。。そして、私の経験では、「逃げていい」と言われた子

  • 頭痛 ②

    子供に頭痛がある場合、「何か大変な病気じゃないのか」と親御さんも本人もとても不安、心配になってることが多いだから、大変な病気じゃないことを証明するため?に頭部CTや頭部MRIを撮影することも多い私の経験では、頭痛を主訴に画像検査をして何かが見つかったことはな

  • 睡眠について ③    〜家の環境〜

    子供の睡眠状態が良くないのは、園のお昼寝というより、家庭での睡眠環境が良くないと判断せざるを得ないことも多いその事実は親御さんに伝えはするけど、仕方のないことだとも思っている。家庭の睡眠環境は、親御さん自身が朝型か夜型かにもよるし、育児や家事にどれだけ

  • 学校の先生の理解 ②

    新学期早々、私と夫で中学校に行った翌日、今度はドルジの担任の先生が我が家に家庭訪問してくださり、ドルジ、私と夫、先生の4人で話し合った先生も私たち夫婦も、無理せず少しずつ、を勧めたけど、「大丈夫だし」とドルジは少し不満そう「毎日朝から2時間目まででしばらく

  • 汚い言葉遣い ②

    発達相談外来では、汚い言葉遣いを子供にやめさせるどころか、むしろ推奨する事の方が多い特に、心身症や不登校の子供たちには、汚い言葉遣いで人や何かをののしることや、大嫌いな人の名前を(自分の)デスノートに書くことなんかを勧めることがあるなぜかというと、心身症

  • 心の診方

    発達相談外来は、一般小児科外来に比べて、心を診る必要度が高い心を診るときに、医師として、精神医学や脳神経科学、神経細胞のネットワークや神経伝達物質、心身相関など今の医学でわかっている医学・科学的知識、見解を学び、それを子供に当てはめて考えることは必須のこ

  • もったいない

    新学期が始まって数日のこと。。。登校時にまおの話を聞いていると、毎日充実してそうだけど、疲れて帰ってきて、いつも長時間のデトックスが必要だったボーカルのレッスンの日、まおが「なんか今日はすごく疲れてる。。。今日はボーカル休みたいなぁ。。。」と言うまおが

  • ADHDの診断 ⑨ ~幼児期 ③~

    幼児期はADHDとASDとの鑑別が難しいそして、両方の特性を持っている子供たちも多いガイドラインでも、ADHDの過集中なのかASDのこだわりなのか、ADHDの衝動性なのかASDのこだわりを制止されたことによる衝動性なのかなど、判別する必要があると書いてある。でも、実際には厳

  • 頭痛 ①

    発達相談外来で、頭痛の相談を受けることは多い小児心身症マニュアルでも、頭痛は診断と治療について詳しく述べられている。リンク小児の頭痛は、主に片頭痛と緊張型頭痛の2つのタイプに大別できる片頭痛は、血管の拡張に伴う拍動痛で、身体を動かすと増悪する。悪心、嘔

  • 睡眠について②    〜昼寝 ②〜

    園の昼寝でしっかり寝てしまうために、夜の睡眠状態が悪くなると考えた場合、お昼寝時間を短くしてもらえないか、もしくはお昼寝をしないように対応してもらえないか、親御さんを通して園に伝えてもらってるのだが…なかなか良い返事をもらえることがない子供たちがお昼寝を

  • モンペになる ③

    ドルジは帰って来なかったが、私は午後から仕事に出かけた。夕方家に戻ると、ドルジは少し疲れた表情をしていたが、まあまあ元気だったやはり、最後まで学校で過ごしたようだ「どうしてそうすることにしたの?」と私が聞くと、「大丈夫そうだし、このまま学校にいようと思っ

  • 汚い言葉遣い ①

    発達相談外来で、汚い言葉遣いをやめさせたいのだが。。。ということを時々相談される特に、集団生活を開始した幼児期以降の男児の親御さんから相談を受けることが多い。多少の言葉の悪さは許容できても、子供が「死ね!」とか「ぶっ殺す!」と言うのには、心穏やかにいられ

  • 排泄障害

    だいぶ前に「おねしょ」について記事にした最近も、昼間のおもらしが長く続く場合、ADHDや ASDと診断するケースが結構あると書いた。おねしょは「夜尿症」、昼間のおもらしは「昼間遺尿」という病名になるそして、うんちのトラブルも一緒にまとめて「排泄障害」と言う。発

  • 偶然

    まおが隣県へライブに出かけた日の後日談。。。まおはその日、駅のホームで中学生の女の子に話しかけられたそうだ隣県へ行く電車に乗るにはこのホームであっているか聞かれたと。その子は初めて1人でおばあちゃんの家に行くため、電車に乗ろうとしていたらしいまおは「この

  • ADHDの診断 ⑨ ~幼児期 ②~

    幼児期にADHDと診断するかどうかは学齢期以上に難しくて、迷うことも多いそれでも、多動や衝動性が目立つ子供たちは、わかりやすい方。不注意が優位なADHD児は、幼児期に診断できることがほとんど無いのじゃないかと思うチェックリストでも、不注意を拾い上げる項目は見当た

  • ゆづの試練?私の試練?

    ゆづは、この春から小学校5年生ドルジが不登校になった1年生のころは、「何で僕だけ学校行かないとならないの?」と不安定になったが、その後は元気に登校しているでも、今年は、ゆづにとっては試練の年になるのかもしれない今年のクラス替えで、ゆづは、よく一緒に遊んで

  • 睡眠について②      〜昼寝 ①〜

    乳幼児期の子供たちの診察では、睡眠の問題がよく話題にあがる寝つきが悪い、夜中に起きてしまう、夜泣きがひどい etc大人の夜型ライフスタイルに子供は大きく影響を受けるから、家庭環境の問題が大きい、と判断する場合も多々あるでも、家庭環境ではなく、園の昼寝が悪い

  • モンペになる ②

    3時間目まで、という予定で登校したドルジでも、お昼近くになってもドルジは帰ってこなかった私は、嫌な予感がした登校してしまえば一見元気に見えるドルジ。男女分け隔てなく近くにいる子に話しかけるし、授業中手を挙げて発言できるくらい行動力?もあるから、先生たちか

  • 鉄不足?

    最近、私の周りで鉄不足に関する話題が立て続けにあったこれまで、私が鉄剤を処方するとしたら、ほとんどがむずむず脚症候群と考えられる子供たち。たまーに思春期女子などの鉄欠乏性貧血にも鉄剤を処方してきた。先月号の小児科学会雑誌に、睡眠障害(の一種)の子供たちに

  • 得意を伸ばすか、苦手を伸ばすか ③

    親や先生が、大人の視点から子供の「得意を伸ばす、苦手を伸ばす」ような関りを考えることは大切なことだと思うでも、それ以上に大切なことは、子供自身が「自分が何が苦手で何が得意か」気付くことだと思う特に、「苦手なこと」を自覚して、対処方法を考え身に着けること、

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