まおは、3年生のいつの頃からだったか、仲良しの6人グループで卒業旅行に行くことをとても楽しみにしていたでも、ある日「みんな、お金が厳しいからって泊りがけの旅行はやめておこうって話になったわ。。」と悲しそうに報告してきた詳しく聞いていると、どうもまおのいない
まおは、3年生のいつの頃からだったか、仲良しの6人グループで卒業旅行に行くことをとても楽しみにしていたでも、ある日「みんな、お金が厳しいからって泊りがけの旅行はやめておこうって話になったわ。。」と悲しそうに報告してきた詳しく聞いていると、どうもまおのいない
私が勤務しているいくつかの病院では、まだWISC-Ⅳが使われているけど、他院やカウンセリングルームなどでWISC-Ⅴを受けた子供たちの結果をもらうことが増えてきたWISC-ⅢからWISC-Ⅳに移行していったときは結構変更が大きく驚いた経験もあり、今回のバージョンアップ詳細も
大学の同窓会で大学を卒業後のみんなの人生について聞くのが本当に楽しかったし、もちろん、私もみんなの前で話してきた事前に仕事の話や家族の話をどこまでするかはだいたい考えていたのだけど、投資について話せるかどうかはその場の雰囲気によるなぁと思っていた。これま
私は大学生のころからずっと同じ美容師さんに髪をケアしてもらっている美容師さんとは親子共々同年代で、お互いの家族のことなどいろいろ話す間柄我が家の子供たちのこともぜーんぶ話してある。先日美容院に行ったときもお互いの子供たちのことをいろいろ話していた。私が「
ペアレントトレーニングについての新しい本を読んでみたリンクさすがに新しい本はペアトレのエッセンスがうまくコンパクトにまとめてあるなぁと思った特に読みごたえがあったのは、「(子供の行動を)無視・待つ・ほめる」を実践する際の留意点について述べてある章まず、
中学で不登校だったまお、無事高校生活を完走し、あっという間にもう卒業どきどきしながら受験や入学式に送り出したり、いつ「学校へ行かない」と言い出すかどきどきしていた頃のことがつい最近のことのよう今振り返ると、1年生は本当にハラハラの連続、2年生でもまだ安心で
我が家の子供たちは私に似て、人前で話すことが本当に苦手普段は教室で元気なゆづも、授業中手を挙げて発言することは絶対にないし、大勢の人の前で何かしないとならない場面は極端に嫌がる先日も、体育の時間にグループで練習してきた創作ダンスを全校の前で発表するという
先日、大学卒業後2回目の同窓会があった私は、1回目は子供たちが小さかったこともあり参加しなかったから、初めての同窓会参加卒後はじめて再会する同級生もいれば、ちょこちょこミニ同窓会や病院で出会ってる同級生も。。。食事をしながらのテーブルでのおしゃべりも楽しか
期末テストも終わり、あと少しで春休みなドルジ前の晩に夜更かしした(夫が言うには)ためか、朝から元気がない今日は休むのかな、と思って見ていたら、スローペースではあるものの登校する準備はしていた。私は特に何も言わず、家を出ようとするドルジに「行ってらっしゃい
チックのガイドラインから書き留めておきたいこと。。リンク②治療薬について一般小児科医がチックに対し処方する場合、アリピプラゾールかリスペリドンが推奨されるということ。それ以外の治療(漢方薬や抗てんかん薬、レボドパなど)については明確なエビデンスがない
今年になってから、私はちょっと調子が悪かった仕事をしていても、料理をしていても、ぼーっとしていても、ふとした瞬間に漠然とした不安が襲ってくる急に何かいたたまれないような、このままではいられないような、何か身体の調子がおかしいような、そんな不安「大丈夫、大
父の資産管理(の一部)を任されるようになって、仕事を引退後のお金の使い方、資産の守り方を真剣に考える必要が出てきた資産の作り方、お金のため方は必死に勉強したけど、自分自身の仕事の引退はまだまだだから、お金の使い方はこれまで全然意識してなかったため、試行錯
コロナ禍が終わり、最近は飲み会に誘われたり、同窓会が開催されたりと夜にお出かけすることが増えた先日も、お世話になっている病院のスタッフたちの飲み会に参加するため、目的のお店に向かって夜道を1人で歩いていた女子?が飲み屋のある夜道を1人でも歩ける日本ってすご
後期期末テストでついに英語(のうちの1つの単元)で赤点、国語では赤点回避ぎりぎりの点数だったドルジ英語は勉強不足を痛感していたから納得していたようだけど、国語はいくら自分なりに努力しても点数に結び付かなくて、葛藤があるよう「どうやって国語を勉強したら良い
つい最近、チックのガイドラインが日本で初めて発売されたリンクどんなふうにまとまっているのかな、新たな知見があるのかな。。。と思い、早速購入知識としてはほぼ知っていることが書いてあったけど、中にはあらためて思い出させられたことや、これからの診療で生かした
少しずつまおの大学進学に向けて準備を進めている今日このごろある夜、まおと話していて。。。。「大学に入って、心理学勉強したいし、友達も作りたい。〇〇での生活を楽しみたいし、一人暮らしもしたかった。でも、すごく不安にもなる。この家が大好きだし、ずっとここにい
先月号の日本小児精神神経学会雑誌に、面白い論文が載っていた論文では、2023年にSNSで話題になった子供への接し方の標語「おすしさいこうかよ(お寿司最高かよ)」が紹介されていた。お:脅かさないす:すぐに助言しないし:叱責しないさ:最後まで話を聞くい:(子どもの)
ゆづは、私のススメで小学校3年生からテニス教室に通い、6年生の春からは自分から希望してバスケットチームに入ったテニスは嫌いではないのだろうけど、希望者参加の試合や合宿などには1回も出たことがなく、ゆづは運動が好きだからテニスも続けているだけで、特別好きなわ
先日の発達相談外来で我が家と同じように2人の子供たちが次々不登校になって、格闘しておられる親御さん。。子供たちに伝えたいことがあるとき、自分から話すのが良いか、ご主人からの方が良さそうか、子供たちの状態を見ながらご主人と目くばせしたり声をかけたり、悪戦苦闘
先月号の日本小児科学会雑誌に、ADHDの総論の論文が載っていたADHD疾患概念の歴史に始まり、これまでわかってきた医学的見地、今研究中でわかりつつあることなどとてもわかりやすくまとめられ、すごく良かったまず、脳機能的病態仮説について、「Triple Pathway Model」と「D
まおの高校では、国公立大学を一般入試で目指す生徒は少数派で、共通テスト前には3年生大部分の進学先や就職先が決まっているだから、今は卒業に向けて補習が行われているらしい。英語や数学、化学など教科の補習のようで、何をするかは各々先生にまかされているよう受験を終
今となってはもうだいぶ前。。。まおが小さい頃、「子どもへのまなざし」を愛読していたリンク書かれてあることを妄信しすぎた反省もあり、今は手放してしまい手元には置いてないのだけど、その本に書かれてあったことで、今でも参考にしていて、発達相談外来で親御さん
今年も確定申告の季節がやってきた毎年のことだけど、1年に1回しかしないから、入力の仕方や税制の仕組みを忘れてしまう部分もあったりして、いつも時間がかかってしまうそして、毎年税制の複雑さにため息が出てくる。よく友達や知り合いにふるさと納税を勧めていたが、今の
発達障害の診察で一番緊張する瞬間の一つは、初診の子供の親御さんに私なりの見立てやアドバイスを伝える時まだ親御さんとの信頼関係はないし、親御さんは様々な不安や葛藤を抱えて受診されているし、私の伝え方により事態が好転する可能性も、悪化する可能性もあると思った
最近アマゾンのおススメに見かけてポチっとした本リンク手芸(特に刺繍)が大好きな男子高校生が主人公、彼や彼の家族の人となりや人生について書かれたお話だった全体として、すごくじ~んとくる、温かい小説だったな私が感じたのは、人の言動はその人の持って生まれた個
まおは、高校生になってから2回の単発バイトを経験したアルバイトといっても、2回とも高校公認の、というか高校から依頼されたもの1回目は2年生の頃、学校紹介パンフレットの登場人物として。各クラス数人程度、担任に声をかけられた生徒たちが高校で半日以上かけていろいろ
久しぶりの「大人に必要な生活力」シリーズ一応?今回が最後の予定最後は「余暇を楽しむことができる」たいていの場合、自由な時間があれば、人は自分の好きなこと、やりたいことを自分でやれると思う。でも、発達特性や身体障害があると、余暇をどう過ごすかその手立てを訓
先日、ドルジが私に愚痴を言ってきた「高専の英語の授業、どれも全然面白くないし、わかりにくい。もっと文法とかを解説してほしいのに、そういうのは少なくて、よくわかんない解説ばっかり。そのくせ生徒にあててくから内職もできないし。中学校ときの英語の授業の方がまだ
我が家のゆづが、3学期の始まる前日から熱を出し、始業式から学校を休むことになったはじめのうちは結構元気で、コロナもインフルエンザも陰性、風邪だろうし、そのうち良くなるかなぁと様子をみていたら。。。良くなるどころか日に日に悪化し、ついに発症後1週間の夜にはゆ
「コンビニ人間」を読んだ後、同じ作者さんの別のお話を読みたくなって買った本リンク面白かったのだけど、ブログに記事を載せるほどには、私の中で消化できていなかったでも、最近読み返してみて、感じたことなどを書き留めておきたくなったどちらかというと陰キャタイ
人に助けを求められるようになる、というのは、生きていく上ですごく大切なスキルだと思う療育の場面でも、幼児期の子供たちに「困ったときに自分から発信する」というのは目標の一つに掲げられることもある小学生になっても、先生の指示がよくわからなかったとき、忘れ物を
以前、心理士さんからお勧めしてもらい読んだ心理学の本、久しぶりに読み返していたら、びっくりすることが書いてあったリンク芸術療法を一人の患者に適用できる期間はおよそ2年なのだとかスクイグル法などはもっと寿命が短いと。。。筆者は、精神医学(精神分析学)の巨
新NISAも始まって、あとはひたすら1800万円を目指しインデックス投資をしていくのみと思っていたのだけど、最近すごく誘惑的な?話を知ってしまったついに、アメリカでビットコインETFが承認されたというニュースざっくり言うと、ビットコインを株と同じように売買できるよ
先日の発達相談外来で。。。ADHD+ASD小学校高学年男児の親御さんから言われたこと「小さい頃は小さい頃で大変でした。でも、子供の行動に疑問を持って調べたら、本やネットで調べたら、それなりに理由や答えが得られた気がします。『視線が合いにくい』とか『あいさつができ
「夢幻花」がとても面白かったので、東野圭吾さんの他の作品も読みたくなったそういえば、「秘密」とか「容疑者Xの献身」など、何年も前に読んだ本が本棚にあったはず。。。詳細は覚えていないし、これらもまた読み返してみたいな今回読んだのは「クスノキの番人」リンク
言葉について、児童精神科の先生が書かれた本にすごくわかりやすくまとまっていたリンクまず、言葉には2つのはたらきー「指示性(認識)」と「表出性(関係)」ーがある「指示性」とは、ものごとを認知的・認識的にとらえること「表出性」とは、情動をわかちあうこと例え
睡眠が話題の勉強会や講習会に参加すると、演者の先生が必ず言われるのが、「日本人の睡眠時間は短すぎる」「睡眠がおろそかにされる文化がある」ということ寝る時間を惜しんで勉強や仕事に励むことが美徳とされたり、徹夜で過ごすことを武勇伝のように語ったり。。。私が思
幼児期のASDの診断に際し、以前(私が発達相談外来を始めた頃?)はよくM-CHATが話題になっていたように思うM-CHAT:Modified Checklist for Autism in Toddlers 乳幼児期自閉症チェックリスト修正版は、もともとはイギリスで開発された質問紙を修正・発展させたもので、1歳
待ちに待った冬休みドルジは相変わらずほとんどの時間を家で過ごし、どこにも出かける気配がない。。。と思っていたら、年末のある日「久しぶりにみんなで遊ぶことになった」と、朝からそわそわ小学校からの仲良しの友達4人で集まることになったようだ話を聞いていると、本
最近、Amazonのおススメに出てきて、ポチっとした本リンク家族からの虐待を受けて育った女性が、虐待を受けている中学生出会い、彼を救おうと奮闘する中で自分も救われていくというお話だった「にんじん」が受けた虐待以上の、すさまじい虐待で、虐待描写を読んでいると本
学校教育では教科書を読み、ノートに書く学習が相変わらず定番であり王道だけど、巷では学習用ソフトやアプリがたくさん開発されてきているでも、種類が多すぎてどれが良いのか、どれがどういう子に合うのか情報収集不足もあって、困っている。。今回、作業療法士さんから実
不登校の原因(の一つ)として、よくクローズアップされる起立性調節障害最近は、ASDなど発達障害と診断する以上に、起立性調節障害と診断する難しさ。。。というか葛藤?をますます感じるようになった。というのは、起立性調節障害と診断がつくことで、正しい「隠れ蓑」にな
先日、デエビゴを発売している製薬会社のMRさんから声をかけられた今、成人領域の不眠症治療では、ロゼレム、ベルソムラに続き、デエビゴの処方数がすごく増えてきたのだと確かに、中学生以上の子供でデエビゴを処方されたという話をちょこちょこ耳にするようになった。初め
まおは、無事、第一志望の大学の面接試験をこなし、合格をすることができた入学金をおさめ、一人暮らしの宿も決め、親子共々少しずつ新生活にむけて準備中まおの友達もだいたい進学先が決まったようで、新生活に向けて準備をはじめたそうだ。特に仲良くしている5人の友達のう
「男根期」の次は「潜在期」養育者(親)とのエロス的な交流が子供の精神発達のテーマとして背景にしりぞき(潜在化し)、それに代わって家族の外の世界での社会的なかかわりが大きなテーマとなっていく時期。ほぼ学童期に相当。子供に「性的関心」が芽生える時期でもある。
最近読みだした医学雑誌(ユングについて特集されていた)で話題になっていた本。。。それは、東野圭吾の作品「夢幻花」で、雑誌に載せられていた論文では、この作品でユング心理学の神髄の一つともいえる、「影との共存」について述べられていたリンク論文の筆者は、はじ
発達相談外来では、地域の開業医の先生や新生児科のドクターから紹介を受けることがよくあるそして、紹介された子供たちほとんどの場合で、発達やこころは私が診ていくことになり、(心身症の場合以外は)身体についてはそのまま紹介元のかかりつけ医に引き続き診てもらうた
私が処方する睡眠薬は、ほとんどがロゼレムかメラトベル眠気の副作用も期待してリスパダールやエビリファイ、バルプロ酸Naなどを処方することもある。(睡眠薬としては使わず、他の目的で処方するけど、もしかして睡眠も改善するといいなあくらいの感じ)睡眠を改善したい
子供たちの小学校や中学校への入学に際し、支援学級や支援学校への入級・入学を検討する会議が今年度もあちこちの自治体(教育委員会)で行われた私は、だいぶ昔に一度、上司の代理で出席したことがあるだけで、最近の会議には出席したことはない。私の仕事は、形式的な(と
私が担っている発達相談外来は、どこの病院でも完全予約制そして、初診の予約は基本的にはナースやソーシャルワーカーにお任せ。初診予約依頼の連絡がきたら、スタッフは相談内容を確認した上で、どのドクターに依頼するのか検討した上で予約を入れる私は、スタッフのドクタ
「男根期」について、続きフロイトが「エディプス・コンプレックス」として取り出した現象は、乳児期からの二人関係の世界に充足してきた幼児が三人関係の世界に開かれていく過程で体験するこころ模様と発達課題という意味では、十分は普遍性を持っているそうだ子供と父、子
ブログでは、学校や学校の先生方に対する不満をたくさん書いているし、発達相談外来で出会う親子や私自身の友達から、学校の先生のありえない言動や対応を見聞きしてる私だけど、私の子供たちを通して出会った先生方は、どの方も良い先生だったと感じているまおの場合、中学
精神分析の大御所、山中康裕先生が医学雑誌に映画評を書いておられた精神分析の奥深さにひかれて、その世界の一端を自分なりに担い始めている私にとって、山中先生はまさに巨匠おススメされていた映画「ドライブ・マイ・カー」は、聞いたことがあったし、カンヌ受賞作という
「共時性」あるいは「縁起律」、以前ユング心理学の本を読んで印象的ではあったのだけど、当時はまだ自分自身の中で消化しきれていなくて、ブログの記事にはしていなかった今回、心理士さんからの言葉を受けて、あらためて「共時性」についての箇所を読み、書き留めておきた
発達相談外来で、私は、お薬の処方を受ける親子を中心に「何か心配なことがあったら電話で連絡をください」と伝えている起こり得る副作用、頻度の高い副作用については伝えておくけど、やっぱり実際に副作用を目の当たりにしたら、飲み続けて大丈夫か心配になるだろうし、伝
私から見て、ゆづは運動が得意で勉強はあまり得意ではないといっても、特別勉強ができないわけではなく、いわゆる「普通、平均的」それが、2学期の期末テストで、初めて国語の点数で50点(100点満点で平均は約70点)を取ってきたゆづは、ちょっとショックだったのか「すごく
フロイトの発達理論の続き。。。③男根期男根の有無、つまり男女のちがいに目が開かれる時期。子供は男である父親、女である母親、そして自分という「三項関係」をどうクリアするかという発達課題にぶつかる。ほぼ幼児期後半に相当。男の子にとって、オチンチンは何かしら誇
先日、私のブログを読んでくれている友達とLINEでやりとりをしていて、私が父親の財布からお金を盗んでいた記事について話題になった友達とやりとりをしていて、思い出したことがある。おそらく、私が父の財布からお金を盗るようになる前(小学校高学年くらい?)のことだと
「精神科の診察のために授業を休みたくないから受診しない」とドルジは言っていたけど、私はやっぱりこのまま診察をやめてしまって良いのか心配だったそれに、診療を終えるなら終えるで、ちゃんと挨拶しておきたいと思った。そこで、予約を少し先にずらし、私だけで精神科の
いよいよ呼ばれて、部屋に入ると。。。そこにおられたのは、優しそうな、でも鋭い眼光も備えた60前後と思われる心理士さんだった挨拶もそこそこに、私はカウンセリングを申し込んだ理由を話し、お返事をもらい、本当に嬉しかったとお礼を伝えた本や手紙も持参し説明したのだ
小学校低学年の子供の親御さんと話してて、時々話題になる「さくらんぼ計算」私たち、親世代はこの計算方法を学んでないから、子供が宿題をするときなど、「うまく教えられない」という声もちらほら「余計にわかりにくくなってない?」「子供が暗算で計算したら、さくらんぼ
これまで何度も読んではわかったような、わからないような感じだったフロイトの発達理論この本を読んで、私の頭の中が少しすっきりした気がするリンクフロイトの発達理論は、「関係(社会性)の発達」をみているただ、フロイトの理論は、生きた時代的、文化的なあり方や
高校生の不登校(傾向)ASD男子の親御さんと話していて。。。親御さんと子供で進路の話になったとき、その子は「大学に行きたい」とはっきり言ったそうだ親御さんは、子供が迷いなく、はっきりそう言うから、やりたいこと、学びたいことができたのかと嬉しくなった。それなら
最近話題のニュース、「3子以上子供がいたら、大学授業料が無償化される」というもの2025年度からの開始が見込まれているようだこれは、3人の子供がいる我が家には朗報私立大学に進むまおの学費が2年生時から安くなれば、家計にとってはすごく助かるこれが本当に実現するよう
まおが高校入学後、ある日「カウンセリングのお知らせ」をもらってきたそこには、希望者がスクールカウンセラーと面談できること、生徒本人でも良いし、保護者のみでもよいとも書いてあった。そして、スクールカウンセラーの名前を見て、私は驚いたなんと、高校生の私に手紙
発達相談外来は、良くも悪くも常に初診も再診も予約でいっぱいとある病院の私の外来は、ついに再診(お薬の処方無しの場合。お薬の処方が必要な子たちの再診予約枠はある程度別に確保してある)は4か月先でも取れなくなってしまった。。。だから、予約の変更もままならなくて
いつものまおとのおしゃべりで私が「もう高校生活もあと少しだね。あっという間だったね」と言うと、まおは「本当に、早かったなぁ。高校生活、楽しかったよ」と言った。そして、続けて「私、最近は中学校で不登校だったこと、あんまり気にならなくなってきたんだ。前は人に
Amazonで見かけて、題名に惹かれ衝動買いした本リンクお金について悩む登場人物たち(祖母、母、娘など)それぞれが、自分なりに模索し解決していこうとするお話だったそれぞれ悩みが異なり、解決方法も異なるけど、お互いが関わり合いお金に関してもそれぞれが良い形で助
子供の精神発達について学ぶと避けて通れないフロイトの発達理論ユング心理学、アドラー心理学を学んでいると、ユングやアドラーに大きな影響を与えたフロイトについても必ず出てくるだから、フロイトについて、もっと学びたい!と思ったのだけど、何を読んでも難しくて、
児童精神科の先生が書かれた本から。。。リンク書かれてあることを、私なりにまとめてみた身体医学では病巣・病因・病理によって診断をつけるけど、精神医学では症状によって診断をつける。これは「操作的診断」という人の行動のあり方のうち、マジョリティからのずれが
アドラー心理学では「運命の人」を否定しているけど、やっぱり運命はある最近、あらためてそう確信する出来事があった私は、高校生活を全く楽しむことができず、どうして自分はクラスになじめないのか、私の何が人を遠ざけるのかわからなかったそのころ「人付き合いの仕方
発達相談外来で出会う子供たちの中に、血液検査や予防接種を極端に恐れる子たちがいる自分の体に針を刺されることを、とても嫌がるおそらく、「感覚過敏」と「不安」(想像性の問題)が入り混じってのことで、ASD特性ゆえのことだと思っているのだけど。前もって予告したらし
先日、先輩ドクターが読んでいる雑誌を見て、ASDの特集であったため、私もじっくり読んでみたくなり初購入リンクその本に、すごく納得できる、興味深い論説が載っていたそれは、HSP/HSCという概念が広く知られるようになってきたことによって起きている弊害について。筆者
お世話になっている病院の上司が珍しくため息をついて、私に話しかけてきた「〇〇先生、今年度いっぱいで辞めることになったんだよね。。これから、ここでますます活躍してもらえると、期待していたから、残念で。。。手塩にかけてきたのに、行っちゃうなんてなぁ。。。」と
最近読んでいる医学書から。。。リンク発達理論については、エリクソンやピアジェ、フロイトなどが知られている私自身は、それぞれをまだ独立した理論としてなんとなく理解しつつある段階で、臨床の場面で必要な知識を引っ張り出してくるのが精一杯だったのだけど、この
発達相談外来で、診断名をどのようにつけているのかについて。。。発達障害の分野では、医学でつけられている診断名と教育や福祉、司法で使われている呼称が混在して、わかりにくくなっている医学の分野だけ考えても、精神領域の疾患名は、アメリカが作っているDSMとWHOが作
発達相談外来で出会う子供たち、血液検査や予防接種など、高校生でも針を刺されることを極端に恐れて嫌がる子もいれば、まだ中学生なのに「ピアス(の穴)をあけたい!!」と親子バトルになる子もいるピアスホールの場合、左右の耳に1個ずつとかではなく、ルーズリーフのよう
先月号の小児神経学会雑誌に、「朝起きることができない」ことについて、論文が載っていた小児神経学会は一時期は発達障害についてもよく論じられていたけど、最近は原点回帰したのか、てんかんや脳炎、神経変性疾患などが話題のメインで、発達障害や心身症についてはあまり
先日、久しぶりに所属している医局関連の大きな集まりに参加したコロナ禍を経て、久しぶりの大人数でのホテル会食こういう集まりは好きじゃないから気は重かったけど、「義理を果たさねば」という義務感から参加することにした。でも、思いのほか、楽しい時間を過ごすことが
ドルジと雑談をしていて。。。ドルジが、「オレ、みんなが言う『行けたら行くね』って、実際はほとんど行くことがないって知らなかったんだよね。5割くらいの確率で行くものだと思ってた。だから、自分も『行けたら行くね』と言っていて、実際に行けることになったときに(そ
身体疾患では、科学的な物的証拠(血液検査や身体所見、画像検査など)によって、診断名がつく例えば、発熱と咳で受診した場合、抗原検査を受けて結果によりある人は「インフルエンザ」、あるい人は「コロナ」と診断されるもちろん、どちらも陰性だと、とりあえず「風邪かな
アドラーが、「運命の人はいない」と言うのは、ちょっと考えさせられた「出会いがない」と嘆く人は、過大な、ありもしない理想を持ち出すことで、生きた人間との関わり合いを回避し、幸せは向こうから訪れるものと、可能性の中に生きているのだとそれでは幸せになれないから
投資を始めてずいぶんたち、自分の投資に対して自信がついてきていたし、最近は人に伝授することが多くなってきたそれなりに、成功と失敗も経験したでも、そんな自信が大きくゆらぐ出来事が。。。仮想通貨の将来性を信じ、ほんの少し仮想通貨にも投資しているのだけど。数年
ある日、いつものように?Amazonのおススメに出てきた本を購入リンクこの本が、すごく面白いし、勉強になったので、学んだことや感じたことを書き留めておこうと思ったまずは、精神医学の誕生と現在にいたるまでの歴史が書いてあった。精神医学がどうあるべきか手探りのこ
今日は、発達相談外来から離れた話。。私は、ブログを書くのにライブドアブログを利用しているライブドアブログでは、毎日、どの記事がどれだけ読まれているのか、ブログを訪問するきっかけとなったリンク元が何であったのかなど集計されるので、それを確認することができる
最近読んでいる児童精神医学の本の中で、おススメされていた本を読んでみたリンク筆者の自伝的作品で、子供の頃受けた母からの精神的虐待が生々しく書かれてある。。。正直なところ、読み進めるのがだんだんつらくなるほどだった幼い子供(主人公である「にんじん」)が、
不登校児への初期対応について子供たちが「学校へ行きたくない」「学校へ行けない」と言ったとき身体の不調を訴えて、学校へ行けなくなったときどんなに起こそうとしても、布団から出てこなくなったとき子供たちにとっては、さんざん頑張った後の、たどり着いたゴールだから
アドラーは、子供は己の弱さによって、大人たちを支配する、と言っている周囲の誰もが自分を気にかけ、昼夜問わずあやしてもらえ、食事を与え、排泄の世話をしてくれる。「弱さ」とは、対人関係において恐ろしく強力な、武器になる子供は少しずつ自立し大人になっていくわけ
病院で、コメディカルスタッフや他のドクターと症例(受診してきた子供たちや親御さん)について話し合い、意見交換することはよくある正式なケース会議のこともあれば、雑談レベルで話し合うだけのこともあったり、スタッフから療育の場面や訓練での様子、それから待合での
家計の見直しでよく話題にあげられる「保険」投資を始める前は、保険がすごく大事だと思っていたけど、投資を始めてからは、優先順位は低くなったいかに保険を最低限にして、最大限投資ができるようにするか、考えるようになったなぁ。というわけで、今現在私がどんな保険を
私は、フロイトやユング心理学を学びだしてから、ますます「こころの世界」の奥深さや不思議さを感じるようになった大学生活初期に宗教の世界を垣間見た経験などから、どちらかというと「疑似科学」への親和性が高いものから距離を置いていたけど、今はすっかり?一見「スピ
ドルジは、小学校6年生の頃から精神科のクリニックへ通院中受診すると、心理士の先生と15分程度話をして、その後先生の診察。もう内服中止してからだいぶたつけど、まだ先生から「通院を終了していいですよ」と言われないから、1~2か月に1回のペースで受診していた。ちょ
「幸せになる勇気」を読んでいて、「メサイヤ・コンプレックス」という言葉を初めて知ったリンク他者を救うことによって、自らが救われようとする。自らを一種の救世主に仕立てることによって、自らの価値を実感しようとする。これは、劣等感を払拭できない人が、しばしば
まおの同級生に、スポーツのとある種目でオリンピック出場を目標にするくらいのすごい子がいるらしいまおはその子と同じクラスにはなったことがないけど、同じ進学コースに在籍していることもあって、個人的に関わったことはあるそうだ。まおは、「〇〇ちゃんって、評判良い
一時期、朝のテレビ番組で、「ブラック校則」の特集を多くやっていた小学校で、体操服の下に下着(シャツ)を着てはダメとか、中学校では冬にコートを着たらダメとか、意味のわからない校則がいまだにあちこちの学校に存在していると知って、驚いた私の子供たちがお世話にな
新NISAの始まりももう少し。。。SBI証券も野村証券も、もう少しで積み立て予約ができるようになるから、待ち遠しい気持ち投資に対するウキウキ度がアップしているからか、日常生活でもついぽろっと投資について話してしまうことが増えてしまう先日も、雑談中にぽろっと話して
我が家の子供たちの勉強方法を見ていると、自分の時代とは本当に変わったなぁとつくづく思うまおとドルジが不登校だったころは、どうやって勉強を続けようかいろいろ調べて、スタディサプリをしていたこともあった(個別指導の塾に行き始めてからはやめた)学校へ行かなくて
私は、何年か前から、児童相談所の嘱託医としても働いているまだまだ新米で、私の主な仕事は療育手帳と特別児童扶養手当(知的障害)のための診察と診断書作成児童相談所の職員が、親子と事前に面接し、必要な心理検査(ほとんどが知能検査)をしてくれていて、医師の仕事は
子供たちの問題行動の目的、最終段階である、第五段階は「無能の証明」どのような手段を用いても、「自分の居場所」が見いだせなかった子供たちは、人生に絶望し、自分のことが心底嫌いになり、自分には何もできないと信じ込むようになる。。そして、これ以上の絶望を経験し
「ブログリーダー」を活用して、midorimoiineさんをフォローしませんか?
まおは、3年生のいつの頃からだったか、仲良しの6人グループで卒業旅行に行くことをとても楽しみにしていたでも、ある日「みんな、お金が厳しいからって泊りがけの旅行はやめておこうって話になったわ。。」と悲しそうに報告してきた詳しく聞いていると、どうもまおのいない
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ペアレントトレーニングについての新しい本を読んでみたリンクさすがに新しい本はペアトレのエッセンスがうまくコンパクトにまとめてあるなぁと思った特に読みごたえがあったのは、「(子供の行動を)無視・待つ・ほめる」を実践する際の留意点について述べてある章まず、
中学で不登校だったまお、無事高校生活を完走し、あっという間にもう卒業どきどきしながら受験や入学式に送り出したり、いつ「学校へ行かない」と言い出すかどきどきしていた頃のことがつい最近のことのよう今振り返ると、1年生は本当にハラハラの連続、2年生でもまだ安心で
我が家の子供たちは私に似て、人前で話すことが本当に苦手普段は教室で元気なゆづも、授業中手を挙げて発言することは絶対にないし、大勢の人の前で何かしないとならない場面は極端に嫌がる先日も、体育の時間にグループで練習してきた創作ダンスを全校の前で発表するという
先日、大学卒業後2回目の同窓会があった私は、1回目は子供たちが小さかったこともあり参加しなかったから、初めての同窓会参加卒後はじめて再会する同級生もいれば、ちょこちょこミニ同窓会や病院で出会ってる同級生も。。。食事をしながらのテーブルでのおしゃべりも楽しか
期末テストも終わり、あと少しで春休みなドルジ前の晩に夜更かしした(夫が言うには)ためか、朝から元気がない今日は休むのかな、と思って見ていたら、スローペースではあるものの登校する準備はしていた。私は特に何も言わず、家を出ようとするドルジに「行ってらっしゃい
チックのガイドラインから書き留めておきたいこと。。リンク②治療薬について一般小児科医がチックに対し処方する場合、アリピプラゾールかリスペリドンが推奨されるということ。それ以外の治療(漢方薬や抗てんかん薬、レボドパなど)については明確なエビデンスがない
今年になってから、私はちょっと調子が悪かった仕事をしていても、料理をしていても、ぼーっとしていても、ふとした瞬間に漠然とした不安が襲ってくる急に何かいたたまれないような、このままではいられないような、何か身体の調子がおかしいような、そんな不安「大丈夫、大
父の資産管理(の一部)を任されるようになって、仕事を引退後のお金の使い方、資産の守り方を真剣に考える必要が出てきた資産の作り方、お金のため方は必死に勉強したけど、自分自身の仕事の引退はまだまだだから、お金の使い方はこれまで全然意識してなかったため、試行錯
コロナ禍が終わり、最近は飲み会に誘われたり、同窓会が開催されたりと夜にお出かけすることが増えた先日も、お世話になっている病院のスタッフたちの飲み会に参加するため、目的のお店に向かって夜道を1人で歩いていた女子?が飲み屋のある夜道を1人でも歩ける日本ってすご
後期期末テストでついに英語(のうちの1つの単元)で赤点、国語では赤点回避ぎりぎりの点数だったドルジ英語は勉強不足を痛感していたから納得していたようだけど、国語はいくら自分なりに努力しても点数に結び付かなくて、葛藤があるよう「どうやって国語を勉強したら良い
つい最近、チックのガイドラインが日本で初めて発売されたリンクどんなふうにまとまっているのかな、新たな知見があるのかな。。。と思い、早速購入知識としてはほぼ知っていることが書いてあったけど、中にはあらためて思い出させられたことや、これからの診療で生かした
少しずつまおの大学進学に向けて準備を進めている今日このごろある夜、まおと話していて。。。。「大学に入って、心理学勉強したいし、友達も作りたい。〇〇での生活を楽しみたいし、一人暮らしもしたかった。でも、すごく不安にもなる。この家が大好きだし、ずっとここにい
先月号の日本小児精神神経学会雑誌に、面白い論文が載っていた論文では、2023年にSNSで話題になった子供への接し方の標語「おすしさいこうかよ(お寿司最高かよ)」が紹介されていた。お:脅かさないす:すぐに助言しないし:叱責しないさ:最後まで話を聞くい:(子どもの)
ゆづは、私のススメで小学校3年生からテニス教室に通い、6年生の春からは自分から希望してバスケットチームに入ったテニスは嫌いではないのだろうけど、希望者参加の試合や合宿などには1回も出たことがなく、ゆづは運動が好きだからテニスも続けているだけで、特別好きなわ
先日の発達相談外来で我が家と同じように2人の子供たちが次々不登校になって、格闘しておられる親御さん。。子供たちに伝えたいことがあるとき、自分から話すのが良いか、ご主人からの方が良さそうか、子供たちの状態を見ながらご主人と目くばせしたり声をかけたり、悪戦苦闘
先日参加した、神経発達症(発達障害)のweb講演会で、成人(高校生以上)を診ておられる精神科の先生のお話が、すごく面白かった特に、インチュニブについての話が参考になったので、忘れないうちにブログの記事にしておこう。。。まず、何より印象的だったのが、インチュニ
発達障害(最近は、神経発達症と呼ばれるようになってきてるけど、言いなれた発達障害を使っちゃうなぁ)のweb講演会で、「DMN : Default Mode Network」という言葉をよく耳にするざっくり言うと、「DMN : Default Mode Network」は、安静時に脳が行っている神経活動のこと
心理学者、河合隼雄先生の本から学んだこと。。。の続き子どもは生まれてから母の保護を受けて育ってくるが、その間に母との接触を通じて、母なるものの元型についての体験を持つ。つまり、それは子どものすべてを受け入れ、すべてを与えてくれる母の像である。しかし、子ど
親御さんには初診のときなどできるだけ早く診断を告げる(ことが多い)けど、私から子供本人に診断を告げる時期は本当に様々様々だけど、一貫しているのは、子供たち自身に発達相談外来への受診の主体は親御さんじゃなくて、自分なんだと自覚するような働きかけを常にしてい
無事受験を乗り切り、のんびり過ごしているドルジ高校に合格した後は中学校へ行かなかったまおを経験していたから、ドルジはどうするのかなぁ。。。と思っていたら。。。連日登校したかと思ったら、連日お休みが続く日もあり。。。気ままに?過ごしているようにも見える家
最近の発達相談外来で。。。中学生のADHD男子、受験を控えてちょっとストレスがたまっているような表情私が「疲れた表情しているね」というと、人懐っこくおしゃべりな彼は、「聞いてくださいよ~」と話し始めた。そうすると、止まらない、止まらない特性から多弁ではある彼
新しいADHDガイドラインから学んだことの続き。。。林先生の薬剤の使い分けの説明が秀逸コンサータは「ノイズに振り回されてシグナルを把握できないことから努力やいちかばちかの挑戦がなかなか報われない状況」→不注意、多動性・衝動性の目立つもの(本文より)ストラテラ
1歳6か月の次は2歳健診が、母子手帳には書いてあるこのころの子供たちはすでにそれまでの乳児健診、予防接種や病気などでしょっちゅうかかりつけの小児科に受診していることが多い。親御さんも仕事復帰されている場合も増えてきて、2歳健診のためだけに小児科を受診すること
新しいADHDガイドラインから。。。今更ながら、ガイドラインを読んでいて、私自身、不注意の本質を認識できていなかったことがわかった以前に、幼児期のADHDの診断で、行動特徴のチェックリストというのが勧められているという記事を書いたが、それは新しいガイドラインでも
進路志望が心理学科にほぼ固まりつつあるまお。。。心理学科は、多くの大学で文系からも理系からも受験することは可能なようだけど、どちらかといえば文系科目が重視されているようだそういうこともあって、まおは、もし可能なら3年生からは理系から文系クラスにかわりたい
私立高校の進学コースには受からなかったドルジ。。。送られてきた成績表を見ると、得意の数学と理科で点数がいつもより低めだったけど、総合点ではまあまあだっただから、やはり内申点の低さが足を引っ張ったのかなぁと思っていた。高専合格もやっぱり厳しいのかもしれない
新しいADHDガイドラインをちょっとずつ読み進めているリンクそれぞれの章を有名な先生方がこだわりを持って書いておられる感じで、とても面白いまず、記事にしたくなったのが、小児科医の林隆先生が書かれたところ学ぶことがいくつもあった林先生は、「ADHDの早期発見」と
1歳健診の次にあるのが、1歳6か月健診1歳6か月は、子供の発達を診るのにとても重要な時期で、以前にも言葉の発達中心に記事にしていた1歳健診までは、健診で精神発達の遅れや凸凹をスクリーニングすることは難しく、運動発達の遅れで見極められることがほとんど。でも
私は、もともと、人の顔を覚えるのがとても苦手たいていの場合、1回会って話したくらいでは覚えられないASD特性による興味の問題(よほどインパクトがないと、初対面で顔をインプットできない)、線の優位性(立体的なものの分析、記憶が悪い)からだと思っているだから、名
まおの通っている高校は、文系に強い高校だからか、2年生の3学期、進学コースの生徒たちは、何かしらの調査論文(?)を書かなくてはならない初心に戻り、大学で心理学を学ぼうかと考えはじめたまおは、なんと「発達障害」についての論文を書くことにしたようだ。2学期の夏
ドルジは第3志望の私立高校(まおの高校)にも、無事合格したただ、第1希望にしていたまおと同じ進学コースには合格できず、第2希望の総合コースでの合格だった正直なところ、私は、ドルジは進学コースに合格できるだろうと思っていたから、ちょっとショックだった。。。普
先日の発達相談外来で。。。ASDの中学生男子、エビリファイを内服し始めてから良い変化があったことを報告してくれた「前より学校に行けるようになった。鈍感力が上がったように感じる」と。それは、私にとってもとても嬉しいことでもあり、彼の言葉から「鈍感力」についてあ
1歳健診は、ちょうど生まれて1年というわかりやすい節目のため、健診の受診率は高いのだけど、子供の発達を見極める健診としての意義は、実はそれほど高くない子供の発達のkey month・ageは、4か月、7か月、10か月で、その次は1歳6か月1歳では、歩き始めている子もいれば
バウムテストの本を何冊か読み終わり、その流れで最近夢中になって読んでいるのが、臨床心理学者:河合隼雄先生が書かれた本著明な先生で、名前は知ってるし、記憶にあまりないだけで、ずっと昔、悩みが深くて心理学の本を勉強の合間によく読んでいた高校生の頃に、何冊か書
私は、発達相談外来や私自身の経験を通して「適材適所」な世の中だといいなぁと常々思っている最近、そんな思いをまた新たにする出来事があった発達相談外来の分野では、小児科医と精神科医の連携が欠かせない子供が幼いうちでも、小児科医療の範疇では対応が難しい