先日、まおの大学から保護者宛に「学債募集」の案内が届いた私立の大学や高校で寄付金を募られるというのは聞いたことがあったけど、学債というものがあるとは初めて知った案内を見ると、4年制の入学者は入学した年に学債を購入、卒業後に償還されるようだ。博士課程の入学者
先日、まおの大学から保護者宛に「学債募集」の案内が届いた私立の大学や高校で寄付金を募られるというのは聞いたことがあったけど、学債というものがあるとは初めて知った案内を見ると、4年制の入学者は入学した年に学債を購入、卒業後に償還されるようだ。博士課程の入学者
私は、私情が入ると医師としての客観的な判断ができなくなるから、友達の子供の診察は(基本的には)断っている受診したい理由を聞いたら、どの病院やクリニックを受診したら良いかアドバイスするのみで、深入りはしない。友達とは医師としてではなくて友達として共感したり
この春、高校を卒業して一人暮らしをはじめたADHD男子の親御さんから近況報告を聞いた良い話もあれば、困った話もあり。。。ちょっと考えさせられたのが、仕送りをどこでおろすか問題銀行のATMでおろせば手数料がかからないのに、その子はしょっちゅうコンビニのATMでお金を
私自身の心理評価の結果(WAIS-Ⅳ)についての続き。。。私の中で、処理速度指標が高いことに、納得できる面と、しっくりこない面がある子供のころから、私は文字を書くことが好きだった。漢字練習だって全く苦じゃなかったし、ノートに板書するのも好きだった。ノートを自
小学校5年生でドルジが強迫性障害を発症したあと、ASD&ADHDであることもわかり、少しでも強迫症状がよくなることを願って、私はいろいろなお薬を試してみた当時、コンサータ、インチュニブは効果なく(効果がないというか、強迫症状は良くならなかった)、エビリファイでは
新年度に入って、発達相談外来では子供たちの成長に伴う変化など嬉しい報告をたくさん耳にする先日も、ADHD小学生男児の親御さんから良い報告を聞いた。新年度、弟が入学、登校渋りが強かったその子も元気に登校していると「僕が弟を連れてってあげないと」と、張り切ってい
先日、いつも読んでいるブロガーさんたちの記事から、今後iDeCoの掛け金上限が増える可能性があることを知った投資環境の向上はとても嬉しい私が病院の厚生年金に入っていた期間は4-5年のみで、それ以外はずっと国民年金&国民健康保険将来もらえる年金はとても少ないし、退
乳幼児健診、特に1歳半健診と3歳健診はどこの自治体でも行われ、最近は身体疾患のスクリーニングというより、発達特性を持つ子供たちのスクリーニングの意義が大きくなってきたそして、ここ10年は5歳児健診の重要さが広く認知されるようになってきて、ついに今年から5歳児健
先日、私自身が受検したWAIS-Ⅳの結果を聞くことができた結果をみて、すごく納得できたところと、あらためて考えさせられたところ、まだ十分消化できず疑問が残るところ、あまり納得できていないところ、いろいろだったまず、子供が対象のWISC-Ⅳと同じで、成人対象のWAIS-
ドルジは、小学校6年生から児童精神科に通院し、投薬とカウンセリングを受けてきた小学校5年生で強迫性障害を発症した直後から、私が主治医をして診断や検査、投薬やカウンセリングの算段をたてていたけど、強迫症状がなかなか改善しなかった医師としての私の力不足だったの
GW中、まおと私は初めて2人で競馬場に行ったまだ子供たちが小さかったころ、一度だけ家族で競馬場の中にある公園に遊びに行って以来の競馬場訪問競馬が、馬が、サラブレットが大好きなまおにとって念願の競馬場訪問キラキラした目でサラブレットを見ているまおを見て、私は楽
なじみの美容師さんとのおしゃべりで。。。美容師さんも私も、やりたいこと、なりたいものが明確だったから、我が子たちの進路の選び方がよくわからない、という話になった美容師さんのお子さんは、高校3年生勉強は好きでも得意でもないけれど、高校の中では成績は良い方で、
大人は、子供の記憶力の良さに驚かされることが多々あるトランプの神経衰弱で幼児にこてんぱんにされたり、子供が何気ない日常の出来事や興味のある事柄(国旗とか電車の種類とか)をよく覚えていて、「もしかしてうちの子天才?」って思ったり一般に、記憶力の良さは頭の良
いつも読んでいるブロガーさんおすすめの本を読んでみたリンク帯には「専門用語無しで最後まで読み通せる、やさしい経済の入門書」と書いてあったたしかに、難しい指数や言葉は全然使われてなくて、すいすい読み進められる。。。でも、中身はやっぱり結構難しいというより
ある日ドルジが、「体育教師ってどうしてあんなに脳筋なんだろう。。。運動は得意だけど、へらへら適当に授業を受けてるやつの評価が高くて、運動苦手なやつが真面目に頑張ってても評価はされない。体育の評価基準って何なんだよ。他の教科みたいに、授業態度も大切なら、ち
待ちに待ったゴールデンウィーク1か月ぶりに帰ってきたまおとおしゃべりやっぱり生身のまおと話せるのは良いなぁ。。。話をしていて、順調に一人暮らし&大学生活に適応していっているように見えたまおだったけど、やっぱり友達作りには苦戦していることがわかった入学早々に
先日、いつも読んでいる投資家ブロガーさんたちの記事から、金融所得を社会保険料算定の所得に含めるという議論が進んでいることを知ったこれは、多くの人にとって、これからの投資の方向性を大きく変え得る出来事なのかもしれないもともと、自民党では資産課税の必要性を
力動精神医学、精神分析、描画テストなど学んでいると、必ず名前が出てくる「中井久夫先生」2022年に亡くなっていて、2023年に医学雑誌がまるまる彼の特集を組むほどの偉大な先生リンクその特集を読んでいて、学んだことを書き留めておきたいロールシャッハ・テストやなぐ
WISC-Ⅳの結果を親御さんと話していて。。。きょうだいそれぞれ検査を受けたので、子供たちが検査について話していたそうだ親御さんは「数字の羅列(規則性なし)を覚える検査について、上の子は『言われたとおりに数字を音で記憶してそのまま言った』と言い、下の子は『言わ
ある日、ドルジが「高専の先生たちが何人か、授業で面白いこと言うんだよね」と言い出した先生たちは「お前たちは博士なんてとらず、学士や修士で就職した方が良いぞ。博士をとったら、基本的にはこういう研究職しか選択肢がなくなるし、お給料も安いんだ。自分が好きなこと
私は、高校は理系に進み、社会は地理選択だったこともあって、歴史の知識があんまりない(大学の一般教養でも歴史を学ぶ機会はなかった)だから、ドルジに勉強を教えてあげていた頃、いろいろ忘れてしまっていて、一番教科書を見返さないとならなかったのが歴史だった歴史を
ADHDガイドラインでは、薬剤内服の終了時期について具体的な年齢や内服期間についてはあまり述べられておらず、「1年以上にわたって状態が安定していたら」とのみ書いてあるでも、それは仕方のないことかもしれない。小学校低学年や幼児期から内服を始めた子供と、中学生や高
友達がお勧めの作家さんの本を何冊か読んでみたそのうちの1冊、「お探し物は図書室まで」がとても面白くて、いろいろ考えさせられた。リンクいろいろな悩みや葛藤を抱えた人たちが、図書室を訪れて、聞き上手な司書さんからお勧めの本を教えてもらうそして、その本を読ん
一時期の早寝早起きはどこへやら、夜型の生活スタイルがすっかり染み付いてしまったまお私は、友達の影響も大きいのかなぁと感じていた。というのは、1年生か2年生の時、まおが「〇〇ちゃん、いつも帰ってから夕寝して、21時ごろ起きて夕ご飯食べるんだって。それからしばら
高専の生活にもだいぶ慣れてきただろうドルジドルジにとって、高専での生活は、合理的で良かったと思うことがある反面、放任?過ぎて戸惑うことも多いようだまず、入学して間もなくあった健康診断担任の先生は、健康診断について書かれた紙を1枚配り、「適当に自分たちで回
2020年7月にこのブログを始めて、2022年8月からは不定期更新に不定期更新とは言いつつ、続けて更新する日もあれば、1日あけて記事更新できるくらい、結構書く意欲は保たれてたのかなでも、最近の記事を自分で見返していて、誰かの役にたてば、というよりも自分が新たに学ん
不登校児の親御さんがPTA会長をしている中学校があると聞いて、驚いたわけだけど。。。(今日は、発達相談外来とは関係のない、ほとんど私の愚痴です)私が親として過ごしてきた小中学校では、PTA役員は「一人一役」とは言われながらも、役員の数より生徒、保護者数の方がず
ADHDガイドラインの講演会で、中枢神経刺激薬であるコンサータとビバンセの違いについて、知らなかったことを聞くことができたビバンセは、ドパミン・ノルアドレナリン再取り込み阻害のほかに、セロトニンの再取り込みも阻害するということ脳内のセロトニン濃度を上昇させる
アドラー心理学では、トラウマを明確に否定していて、これはフロイトやユングの心理学とは大きく異なるフロイト的なトラウマの議論では、心に負った傷(トラウマ)が現在の不幸を引き起こしていると考える、「原因論」人生を大きな物語としてとらえたとき、その因果律のわか
今年も小児神経学会の季節がやってきた子供たちが不登校になる前、コロナの前はほぼ毎年参加していたけど、今ではすっかりご無沙汰毎年送られてくる抄録集をぱらぱら読むだけになってしまったでも、それだけでも新しいことを知ることができたり、考えさせられたりするなぁと
GW明け、ドルジはだいぶ疲れているように見えた朝はちゃんと起きてくるけど、食が進まないし、身支度にも前より時間がかかる。ドルジ、大丈夫かなぁ。。。私はそんなドルジを見ていると、すごく心配になってついつい声をかけたくなるでも、私が「大丈夫?」と聞くと、ドルジ
先日の発達相談外来で考えさせられたこと。。。不登校の中学生の親御さん、抽選でPTA役員に当たってしまったそうだ私は、それを聞いてとても驚いた。どの学校でも、一人一役が基本とはいえ、不登校児の親御さんは役員の抽選などを免除されるものだと思っていたから。。。でも
ADHDガイドラインの講演会で、ビバンセについての、オフレコだけど実際の臨床ではすごく有用な話を聞けたそれは、コンサータからビバンセを切り替えていくときの実際のやり方コンサータの内服量がまだ多くない場合、初期量の18mgや次の27mg、ぎりぎり36mgであればコンサータ
発達相談外来を本格的にはじめたころ、アドラー心理学に出会った私の診療や生き方、子育てに大きな影響を与えてくれたと思うでも、その後ユング心理学を学んだことで、私の中でアドラー心理学の影が少し薄くなっている?のじゃないかという気がしてきて。。。アドラー心理学
発達相談外来をしていると、学校が合わなかった、学校で苦しめられた子供たちとばかり出会うから、ついつい学校や先生たちの否定的な面ばかり目についてしまうけど。。。学校の肯定的な面やステキな先生たちがいることもわかってはいる(つもり)我が子達を通して出会った
発達相談外来では、不登校にせよ、発達障害にせよ、進路指導?にさく時間が結構長くなる親御さんからは、よく「好きなことを見つけて頑張ってくれたら」とか「将来やりたいことを見つけてほしい」と聞くその気持ちはよくわかる将来〇〇になりたい!△△がしたい!◇◇が好
最近、まおは今年度の体育の先生にブチ切れている1年生の時と同じ先生なのだけど、当時も結構愚痴っていた。今回、再びその先生がまおのクラスの体育担当になり、1年時よりさらに激しさを増す嫌悪感具体的にその先生のどんなところが嫌なのか聞いてみた。まず、50m走のタイム
新しいガイドラインを作る際、ビバンセをどの位置に入れるか、ガイドラインを策定する委員の意見が割れたそうだ最終的に、ビバンセは第3段階からの選択肢として登場しているガイドラインでは、コンサータかインチュニブ、ストラテラからはじめ、合わなければ次はそれらのうち
反抗挑戦性障害(反抗挑戦症)ODD:oppositional defiant disorder は、ADHDの併存症としては、とても頻度が高い30%~45%という報告もあれば、50%を超えるという報告もあるくらいADHDだけでなく、ASDの併存症としても多いと思うけど、ADHDの場合と異なり、ガイドラインが存在
先日、「夜泣きがひどい時期に、かかりつけの小児科で鉄剤をもらっていた」という小学生が受診した数年前に、むずむず脚症候群を疑った幼児の(別の)かかりつけドクターに親御さんを通して鉄剤処方を勧めてみたら、「貧血じゃないので出せません」と言われた経験を思い出し