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いよいよ梅雨シーズンです。何日も雨が降り続けては、ときおり各地に大災害を残していく、憂鬱なシーズンでもあります。そんな梅雨時にも晴れ間というのがあって、貴重な外出の機会になります。6月の天気がいいある日、クロスバイクのメンテナンスを兼ねて玄海方面に向かいました。数キロ程度の短距離ポタリングです。宗像コモンのあたりまで来ると、道沿いにアジサイの花が咲いていました。一番盛りの時期に来たらしく、どの花も...
【福岡県宗像市】深田地名めぐり(荒開・寿美・小路・日南・蚫島・宮前)
今回めぐる深田地区は、宗像市の北部に位置しています。もう少し分かりやすく言えば、ちょうど「宗像大社の北側」といったところです。同地区内にはいくつかの集落があります。典型的な旧玄海町の農村部ですが、他の大字とはやや異なる成立背景を持つのが特徴です。詳しいことは後々書くとして、まずは地内最北の荒開地区に向かいました。目次1 荒開(集落名)2 寿美・小路(集落名)3 日南(集落名)4 蚫島(耕地名)5 宮前...
宗像市商工会マスコット「キラリ姫」がお披露目!3月3日の宗像大社で密着した
3月3日は雛祭りの日ですが、それに合わせ宗像大社で「キラリ姫」がお披露目されました。キラリ姫は宗像市商工会のマスコットキャラクター(所謂ゆるキャラ(R)とも)であり、宗像大社に祭られている三柱の女神をモチーフにしている三姉妹です。▲左からキキ姫、ララ姫、リリ姫着ぐるみ化の際、それぞれ個性的なデザインになったみたいです。元々「キラリ姫」はララ姫一体だけでしたが、途中でキキ姫とリリ姫も追加され三姉妹となりました...
久々に鹿児島本線で撮りまくる!ついに2200番台もやってきた・・・
秋雨前線の影響でなかなか天気が良くならない中、ある日、久々に天気が良くなりました。ずっと旅先ネタばかり考えているせいか、地元の動向に疎くなっています。そんな中、YouTubeの古い動画を整理していると、2017年ごろの粗製乱造ネタが次々に出てきました。簡単に言うと、地元の撮影地で列車の通過シーンを収録した、1分程度の鉄道動画です。これを見て、ご無沙汰だった撮影ポイントに出向き、何かめぼしいものが来ないか待って...
八龍神社(宗像市村山田)―到達難易度高し!荒れ果てた境内にあるものとは
探索を思い立ってからここまで、じつに5年もの歳月が流れました。今回は宗像市西部、村山田地区にある八龍神社をめぐります。その場所はGoogleマップにも記載されていますが、到達するうえで一つ難関が待ち受けていました。神社入口が見当たらないのです。おかげで入口を探すところから始まりました。入口の候補地は2か所あります。うち1か所は雑草も少なくアプローチしやすそうですが、「よその庭」っぽい雰囲気があって、思わず...
【花見2022】ソメイヨシノが満開を迎えた示現神社(宗像市田熊)
今年の桜開花は3月末にピークを迎え、主要な花見スポットは連日、大勢の花見客で賑わっています。今回は宗像市内にある示現神社の桜並木を見るため、さっそく見に行ってみました。この日の天気はあいにくの曇り。天気予報によると、まもなく長雨が降るらしく、これで桜は一気に散るでしょう。満開のうちに見ておこうと、時間を見つけて行きました。神社が持つ風格と、立派に成長した幹がおりなす風景は、毎年見ても見飽きません。...
ポタリングの記録(30km:宗像~波津海岸~岡垣~地蔵峠~宗像)
迫りくる冬を前に、せめて少しだけでも秋らしさを感じておこうと、宗像近郊をポタリングしてきました。今回のコースはそれほど長くはありません。宗像中心部から鐘崎方面に抜けて、それから県道300号線沿いに波津海岸を通り、岡垣町に入ります。芹田交差点から288号線を進み、海老津の手前で291号線に入って、地蔵峠経由で宗像に戻るという、およそ30キロの短距離コースです。▲鐘崎のサイクリングコースにてまずは県道97号線・502...
キリスト教圏では正月までクリスマスモードが続くみたいですが、日本ではもう正月の純和風モードへと一変しています。そんな年の瀬に、大寒波が日本列島を覆いました。今月上旬に「どこでもきっぷ」で訪れた北陸地方はもちろんのこと、滋賀県なんかも雪に覆われ、一面銀世界と化したそうですって。ここ数年、毎年冬に東北まで行くのが恒例でしたが、今回は見合わせて正解でした。寒波が来たのはけして、北日本だけではありません。...
【福岡県宗像市】大井地名めぐり(桝丸・中屋敷・和歌など)―橋に残る小字名
今回は宗像市西部、大井川の中流域に広がる大井地区をめぐっていきます。結論から言うと、大井地区の地名調査は簡単そうで、案外そうでもなかったです。意外にも難儀しました。というのも、宗像市内の集落名・小字というのは、大字によってすぐにわかる場所とそうでない場所に二分できるからです。前者は旧玄海町や旧南郷村に多く、現在でも地域コミュニティ(班)を区分するうえで、小字や小名といった細かな地名が用いられる傾向に...
今回、私は宗像市池田地区にある大王寺交差点にやってきています。この近くに前々から気になっている物件があるので、これから調べてみようというのです。この大王寺交差点の一帯は、旧玄海町の中で最も住宅地化された地区になります。付近には宗像コモン、玄海ニュータウン、そして桜町団地が存在します。今でこそ住宅街ですが、昭和の頃は宗像郡きっての炭田でした。炭鉱の閉山後、桜町団地を皮切りに住宅地としての開発が進んで...
今回は宗像市名残地区にある、須賀神社をめぐっていきます。名残公民館のある伊豆丸集落から道を南下すると、やがて左手に浪寄神社が見えてきます。この神社をスルーして、さらに進んでいくと、今回の目的地・須賀神社に至ります。周囲は山に抱かれた谷状の土地で、名残川の上流域にあたります。川の水質は良く、ホタルが餌とするカワニナが多く生息しています。ホタルウォッチングの隠れた名所としても有名な場所なのです。須賀神...
地図や資料を見るたびに、思いがけない場所に神社があることを知らされます。今回は宗像市中央部、稲元地区にある貴船神社をめぐります。地図によっては「神社跡」と表記されている点からして、今は管理されていないのかもしれません。『宗像郡誌 上編』のうち、無格社の項目に同神社の説明が記されています。貴船神社河東村大字稲元字松山にあり。〔神社帳〕一、祭神 高おかみ※神一、由緒 寛政九年八月一日創立。※:漢字が普通...
太神宮(宗像市河東字野口)―小集落の傍らに開口する神秘的参道
今回は宗像市中部、河東地区に鎮座する太神宮をめぐります。実をいうと、数年前にも同神社をブログ内で扱いました。ところが、気が付かないうちに当該記事を消去したらしく、このように再執筆することにした次第です。『宗像郡誌』上巻では、以下のように記載されています。太神宮河東村大字河東字野口にあり。〔神社帳〕一、祭神 豊受大神一、由緒 不詳。例祭陰暦九月六日〔筑前國續風土記拾遺〕河東村大神宮 野口に在。宮山坪...
これまで2度にわたり、宗像市河東地区の小字・集落名についてご紹介しました。そこそこ身近な地区ではありますが、まだ知らないことだらけです。改めて地名を把握しておこうと、河東地区の横山川流域を訪れました。巡検ルートは以下の通り。目次1 山崎2 野口3 辻山・河東天満宮4 総括山崎(集落名)河東地区にいくつかある集落の中でも、とくに分かりにくいのが山崎と野口です。集落地名に強い地理院地図にも記載されておらず...
宗像氏貞墓所・承福寺(宗像市上八)―湯川山登山口にある黒田官兵衛ゆかりの地
戦国時代の宗像地方を支配した宗像大宮司家は、氏貞の死によって断絶を迎えました。それから数百年を経た今もなお、宗像大宮司家の名残は市内各所に残っています。今回はその一つ、市北部上八(こうじょう)地区にある、宗像氏貞墓所をたずねました。▲宗像氏貞墓所入口国道495号から鐘崎に続く県道502号を右に折れ、ひたすら坂を上っていくと、右手にこんもりとした森が見えてきます。その入口には石柱が一基たち、目印になってい...
釣川の旧河道をたどってみた【第2回目】―旧河口の位置がようわからん
以前、宗像市内を流れる釣川の旧河道をたどりました。大方その場所を把握できましたが、さつき松原でどうなって玄界灘にそそいだのか。そこまでは分からないままでした。おおまかな河口の位置を掴むべく、再度さつき松原に入ってみることに。今回は旧河道が海に向かう地点よりも、やや手前で松原に入りました。そこから海沿いに散策路を進み、前回キャンプファイヤー跡があった河口に出たいと思います。その中で地形の変化を見なが...
釣川の旧河道をたどってみた【第1回目】―地名と地形に残る旧河道の痕跡
宗像市民ならだれもが知っているであろう釣川。今でこそ、神湊港の東側で玄界灘にそそぎますが、古くは別の場所に河口がありました。東郷地区から北上した釣川は、海を目前に進路を変え、大きく蛇行して江口集落の横を通過。現在地よりも1キロ東側で、玄界灘に流出していました。河道が蛇行していたのは、目の前に砂丘が控えていたからです。その砂丘を掘削したうえで、河道が直線になるよう、新河口が設けられました。旧河道は水...
宗像市の無人島「勝島」を草崎から観察しよう!防波堤に見える廃村の痕跡
宗像市内には4つの大きな島があります。そのうち有名なのは、有人島の大島・地島、世界遺産になった沖ノ島の3つでしょう。さて問題は残る一つ。他の3つが有名なあまり、いつも陰に隠れがちですが、神湊沖に勝島という無人島があります。昭和30年代まで有人島だったこともあり、島内には集落・畑・神社跡が残っているそうですが、詳細はあまり伝わっていません。そんな勝島が気になるあまり、これまでフェリー船内から、たびたび島...
電代RAで行く宗像の旅、前回の記事では紹介しきれなかった写真もたくさん掲載しています。エンジン音を堪能できる動画もあるよ!
【3号線バイパス】宗像市唯一のインド料理店「MINA 宗像店」のBランチ(宗像市野坂)
インドカレーが好きな僕にとって、一番の悩みが「宗像市にインド料理店が1件しかない」という問題です。そうなんです、そこそこ広い町なのに1件しかないんです!!以前、くりえいとのサンリブに「サジィド」というパキスタン系のカレー屋がありましたが、いつの間にか潰れていました。あそこには1度だけ行ったことがあります。味はけして悪くなかったですが、残念ながらナンのおかわりは不可でした。(参考記事)「【閉店済み】イ...
今回は宗像市曲地区にある、貴船宮をめぐります。最近になって大規模な修復・改築が行われたらしく、鳥居・社殿・参道ともに真新しい姿を見せていました。后曲集落の中を通り抜けると、真新しい鳥居が見えてきました。ここが貴船宮です。同名の神社は市内各地にあって、いずれも農村集落の鎮守として機能しています。社殿の周囲は切り開かれており、日当たりの良い場所になっていました。境内に入ると、古い石柱が残っていました。...
4月に入り、ついに桜満開の季節がやってきました。平成最後の桜シーズンです。今回は宗像市田熊にある、示現神社を訪れました。こちらの桜並木はたいへん美しく、個人的に宗像一美しい桜並木だと思っています。境内に入ってみると、思った通り桜は見ごろを迎えていました。ただし、気温が3月上旬なみに低く、4月にしてはやけに肌寒い一日でした。地元では有名らしく、神社前を通る人が次々に写真を撮っていきます。寒い一日でした...
今回は宗像市南東部、名残地区にある立山天満宮にやってきました。その名の通り、立山という名前の集落内にある天満様です。集落に入って少し進むと、神社入口が見えてきました。立山は小規模な集落で、民家は4~5世帯ほどしかありません。民家は山裾の一点に密集しており、神社はその脇の山に鎮座しています。境内には鳥居がなく、入口には石柱が1対あるのみです。その奥には整備された階段が延びていました。山奥の神社には整備...
かつての狭隘区間は今...唐津街道・宮田峠の急坂(宗像市宮田)
旧唐津街道にはいくつも見どころがありますけど、中でも私に強いインパクトを残したのが、宗像市宮田にある宮田峠です。その峠を初めて見たのは、ちょうど私が小学3年生の時でした。宗像市内の唐津街道は現在、その大半が県道503号線になっています。基本的に坂の多い道ですが、その中でも宮田峠はずばぬけて急勾配なのです。峠の下から見ると、斜面がまるで壁のように見えるほどで、「こんな場所、自転車で通れるわけがない」と子...
今回は宗像市南部、野坂地区をめぐっていきます。同地区はこれまで数回、当ブログで扱ったことのある場所です。個人的に詳しく調べたつもりですが、改めて調べなおしてみると、誤記だらけなのに気が付きました。非常に面目ないです。たとえば、森吉集落の場所を完全に誤認していましたし、入免(いるめ)集落の向かい側にある松ヶ崎集落に至っては、地名すら分からないという有様でした。目次1 国土地理院地図を見るにあたっての...
近年の宗像市では歴史的景観を考慮した街づくりが行われています。とくに南郷村の中心地だった原町はその代表例で、唐津街道が栄えていた頃の古い住宅が保存・活用されています。今回はそんな原町をめぐろうというのです。原町は南北に伸びる街村で、宿場町に類似しています。今回は南から北に向かって進みながら、原町の見どころを探してみましょう。目次1 お大師様2 経石様・幸福稲荷大明神3 眞武酒造跡4 眞武酒造新宅5 恵...
【宗像市大穂】夏の大穂川上流域をぶらり散策【難読地名おおぶ】
今回は宗像市南西部にある、大穂地区をめぐっていきます。こちらは大穂と書いて「おおぶ」と読む難読地名です。宗像では数少ない谷間の集落で、地区の大半を山林が占めています。なんと平地が殆どありません。そもそも宗像の山は標高が低く、山間部の集落自体が稀少な存在です。街道筋の大穂町から西に数百メートル、大穂地区の入口にやってきました。前者が大穂町なら、後者はさしずめ大穂村ですね。入って早々、昔ながらの商店を...
珍しい地名「蚫島」にせまる (宗像市深田) 付録:宗像大社前の古建築
宗像市のうち、平成の大合併まで玄海町に属していた地域では、小字の位置を簡単に同定することができます。これは、旧玄海町が編纂した『玄海町誌』に小字一覧が記載されているためでして、フィールドワークをするうえで大いに役立っています。今回は宗像大社に近い、深田地区へとやってきています。こちらには宮前・日南・寿美・小路・荒開といった集落名のほか、数十もの小字名が付与されています。その中でも、とくに「蚫島」(...
開業から明治末年までの数年間存在したという、九州鉄道の城山峠越え区間について調べていると、ふと面白い記述を見つけました。『宗像市史』によると、峠越え区間の最急勾配は22.7パーミルもあったそうで、あまりの険しさに箱根の険に擬えられるほどだったとか云々。その22.7‰は現在の福岡教育大学の西側にあったと言われています。そこで今回は、現地に出向いて幻の急勾配を探ってみようというのです。宗像市内の旧線区間は県道6...
JR東郷駅北口の風景(29=完結)―生まれ変わった宗像大社口をじっくり観察
前回(2019年12月)の記事から2年以上開きましたが、ここで改めてJR東郷駅宗像大社口(北口)の現状についてお届けします。駅周辺の区画整理はすでに完成しており、施設類の増設・撤去工事も行われていません。ということで、今回の記事が「JR東郷駅北口の風景」の最終章ということになります。思い返せば、このシリーズが始まったのは2013年4月14日のことでした。東郷駅が変化する様子を定点記録したいという、何気ない思い付きか...
お出掛けブログです。 先日、宗像大社に行ってきました。 交通安全祈願と車のお祓いで行き始めて、 もう10数年。 宗像大社は世界遺産でもありますが、 地元では交通安全の神様としても有名です。 車が2台あるので、 それぞれ毎年購入時期に合わせて 春と秋に年2回通っています。 宗像大社での息子の楽しみが鯉のエサやり。 今回も楽しそうに エサを投げ入れてました。 投げ入れる姿もかわいいです。 参道を通って、第二宮、第三宮へ。 最後に、 神主さんに車のお祓いをしてもらいます。 宗像大社の後は、 すぐ近くのお花の名所でもある鎮國寺へ。 八重桜、満開。 ツツジも満開。 その後、 今回の宗像は息子にとって初の…
2月4日に鐘崎漁港、宗像大社、道の駅に行ってきました。(お別れ会)
2月4日に退職が決まってる人がいたため、最後にご飯がてら行ってきました。 10時過ぎに合流 先に鐘崎漁港に行き、ご飯を食べに行こうとなり!!! 道中気になる小さい神社があったので一枚 神社・1 鐘崎漁港近くの定食屋を探したらやっさんというお店がヒット tabelog.com やっさん 逆行で看板がきれいに見えませんねm(_ _)m 申し訳ございません 店内に入りメニューを見ると(※写真はありません) お昼は定食、夜は居酒屋としてやっているようです。 自分たちは刺身定食を注文しました。 刺身定食 こちらも日差しが入る場所しかなかったのでそちらで撮りました。 ちなみに刺し身はマグロ漬け、ふぐ、いか…