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【ロマンと浪漫】「男のロマン」っていうのは聞きますけど「女のロマン」って言いませんね
< 近くの雑居ビルにある「ロマンス」っていう名前の喫茶店 ちょっとだけ入りづらいです > 「ロマンだねえ」なんてなことを、時々、耳にすることがあります。 これですね、突き詰めて考えてみますと、どういう意味で、どんなニュアンスで言っている言葉なのかなあって思いますね。 「ロマン」実現するのは難しそうだけど、そうなればイイよねえ。でもそれに挑戦するっていうのは素晴らしいことだねえ。っていうぐらいの、ぼんやりした意味しか思い浮かびません。 日本にも「大正ロマン」なんていう言葉がありますよね。「大正浪漫」っていう表記もありますし「浪漫」っていう言葉は、けっこういろんなところで目にする気がします。 「浪…
[夏の七ヶ浜町ドライブ #14] 眺望崎・大東館跡あたりの風景
「菖蒲田浜(しょうぶだはま)」のすぐ南側にこんな場所がありました。すごく小さな岬みたいになった地形の場所でした。 初めて行った場所なので、東日本大震災前はどんな場所だったのか、全く知りません。地図などでは、「眺望崎・大東館跡(だいとうかんあと)」と記されている場所です。ここにあった案内板です。 宮沢賢治が訪れ、夏目漱石が土井晩翠と会ったいわれる「大東館」という建物があった場所だと書いてあります。いやあ、こんな場所が七ヶ浜町に、というか宮城県にあったんですね。 知らなかった。
夏目漱石『こころ』を読むならちくま文庫版を推したい件について
こころ 作者:夏目 漱石 Amazon 夏目漱石の『こころ』といえば、男女の三角関係を描いた不朽の名作だろう。 高校の国語で勉強するので、大抵の人は読んだことがあるはずだ。 「友情をとるか、恋愛をとるか」という普遍的なテーマを扱った『こころ』は、同じようなことを経験したことがある人なら深く心に刺さるだろう。 夏目漱石の『こころ』だが、色々な出版社から文庫本が発売されている。 例を挙げてみると、新潮文庫、角川文庫、岩波文庫、文春文庫、集英社文庫、ちくま文庫と6つの出版社から文庫本が販売されている。 「内容は『こころ』なんだからどれも同じじゃないのか」と思うかもしれないが違うのだ。 表紙・解説の内…
夏休みになりました。 夏休み入り早々ですが、なんともう息子は、夏休みの課題をほぼ終えてしまいました! 期末考査後に、早めに出されていたいくつかの課題を早々に着手し、夏休みに入るとほぼ同時に終えてしまったのです。 いつも夏休み終了間際までかかっていた、小・中・高1までの息子とは大違いです。 ただ、ひとつだけ大きな課題が残っていて、高1から2年かけて取り組む研究レポート(大学の卒論の小さい版のようなもの)があり、息子はこの夏休みじっくりかけて、この課題に取り組みたいのだそうです。 そのため、他のものはさっさと片付けてしまったんだとか。 息子は、大学入試では、従来型の学力試験で行う一般入試でなく、総…
乃木神社(→東京都港区赤坂8丁目)は、明治時代の軍人・乃木希典(のぎまれすけ)と妻・乃木静子(のぎしずこ)を祭神として祀る神社で、大正時代末期の1923(大正12)年11月1日に創建されました。旧乃木邸は乃木希典夫妻が明治天皇の大葬の日に殉死する当日まで暮らしていた邸宅で、神社に隣接する場所にある東京都の史跡です。〖祭神〗・乃木希典(のぎまれすけ)・乃木静子(のぎしずこ)〖摂社〗・正松神社……1963(昭和38)年創建。 →乃...
夏目漱石の代表作は「坊ちゃん」文豪の嫁は愛妻?悪妻? 夏目鏡子の支え方
「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「こころ」など……。数多くの傑作を生み出し、明治・大正時代に活躍した作家・夏目
週刊 読書案内「私が出会った一冊 夏目漱石『硝子戸の中』」「吉本隆明全集28 1994―1997」(晶文社)
「私が出会った一冊 夏目漱石『硝子戸の中』」 「吉本隆明全集28 1994―1997」(晶文社) 全部で30数巻ある吉本隆明の全集(晶文社版)の一冊、第28巻です。市民図書館の
ぼくが時々お邪魔する「女の園」の図書館には「岩波文庫」とか「岩波現代文庫」が、きちんとそろっている。時々棚の前に立つと、何だかわくわくする。岩波文庫は、マジに教養だった。もっとも、ぼくにとって岩波文
不思議な出会いということがある。黒川創という人の仕事について、ここのところ読み継いでいるのは、彼の「鶴見俊輔伝」にたどり着く前の下調べ気分。サッサと読めばいいだろ
今回は夏目漱石の「三四郎」(新潮文庫)の案内です。高校の国語。三年生になると「こころ」という作品を読むのが定番ですが、教員になりたい大学生や、ちょっと漱石をという高校生の皆さんが、とりあえずお読み
《先生は「おい静」といつでも襖の方を振り向いた。その呼びかたが私には優しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子も甚だ素直であった。ときたまご馳走になって、奥さんが席へ現われる場合
この案内で、蘊蓄ふうに書いている内容のほとんどは、独創ではないことを吉本隆明の案内で書いた。 たとえば、「三四郎」を「都市小説」、あるいは、新しい社会との「出会い小説」として読んで案内している
熊本にある「夏目漱石内坪井旧居」の思い出と、「則天去私」のこころ
「則天去私」とは、夏目漱石が鏡子夫人と新婚時代に住んだ熊本のお家、夏目漱石内坪井旧居https://bit.ly/3sk0V09に掛けてある書です。その意は、小さな私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこととありますが、私の部屋にも貼りたいな。昔、演劇公演で熊本にいったときに、ここをお訪ねしたことがあります。市電に乗って「熊本城市役所前」下車。夏の日差しの中、地図を見ながらしばらく歩いた。そのお家は記念館になっていて、小さな中庭、すっきりと片付いてさっぱりした畳の部屋、すこしぽこぽこした古いガラスが、なんともレトロで素敵です。こういった日本家屋はとても魅力的。畳に座って2時間くらい居たのだと思います。気に入って、確か2度通ったと思います。当時、女性の館長さんと親しくなって、手紙のやりとりをさせて頂きま...熊本にある「夏目漱石内坪井旧居」の思い出と、「則天去私」のこころ
「三四郎」 夏目 漱石(著者) ☆3.5 東大本郷キャンパスに「三四郎池」と名が残るくらいの名作。高校生ぶりに読んだが、やはり読む年齢が違うと少し印象が変わる。 熊本の高校を東大に入学した三四郎が都会の光景、都会人とのやりとりに翻弄されるという内容だ。学者先生やおかしな友人、謎の多い女性など本当に個性豊かなキャラがたくさん登場する。 三四郎は常に受け身な性格なので、彼らのキャラクターがより際立つ。特におかしな友人、与次郎がまたいいキャラしてる。「おい何故休んだ。今日は伊太利人がマカロニーを如何にして食うかと云う講義を聞いた」というセリフに、与次郎のおかしさがあらわれている
相模原 服部牧場サイドカーを見かかることは非常に少ない。さらに、走っているところを見かけることはさらにすくない。ちょっと、このマシンのオーナーさん話しかけたかったのだが、現れなかった。エッセイ/田中宏明YouTubeにアップするだけのラジオ
漫画『坊ちゃん』の時代|著者 谷口ジロー 関川夏央【名作漫画掘り起こし】
夏目漱石『坊ちゃん』ができるまでのエピソードと明治時代の世相と共に描いた谷口ジローの渾身の「小説漫画」
2021年 漱石山房記念館 夏目漱石誕生記念オンライン朗読会「虞美人草」「こころ」をプチプラージュのYouTubeにアップしました!
朗読家 葉月のりこのブログです♪
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:黒谷 知也「黒谷知也作品集 分冊版1~本の懐胎他2篇」#不条理 #家族 #SF【no.1243】
亡き夫が最後に欲した「草枕」には、漱石が書いた物語以上のものが収められている。本と人との関わりかたを描いた… 本や文字をテーマにした短編まんが作品集。「草枕のこと」 病の夫が夏目漱石の「草枕」文庫版を買ってきてくれと、妻に言います。漱石全集は持っているものの、病床では重い本は読みづらく、文庫版が欲しい…… しかし妻が草枕を買ってきた直後、夫は亡くなってしまいます。 妻は読書はしないので、夫の漱石全集...
ここ数ヶ月、Amazonのオーディオブックサービス、Audible(オーディブル)を愛用しています。Audibleとは?Audibleは、出版されている本を、声優さんや俳優さんが朗読してくれるオーディオブックです。モノによっては、男女二人で
内乱 内覧 長崎 長嶋茂雄 中曽根康弘 永田寿康 ナカちゃん 長野 長屋王 ナスカの地上絵 夏目漱石 奈良 奈良県 奈良市 奈良時代 南京 南沙 男色 南蛮 南北...
上島竜兵が死んでしまったら、ちょっとこれからがこわくなりますね。突如どんな変化が人間に起きて、それをどう考えるかって。上島竜兵の場合はそこで死を選んだってことでしょ。自殺するような人夏目漱石とか太宰治とかって、病んでるから、自殺するのもわか
Grazie🌷 使われなくなった旧市街の石段にも春がやってきた。菫程な小さき人に生れたし夏目漱石謙虚さを通し、ことを成し遂げる自然。プライドもなくややこしさもなく。謙虚さ と 弱さ 沈黙 と 無関心 穏やかさ と 無抵抗 をはき違えぬようにと菫はつぶやく。見たよ~🍀3つのクリックが励みです。今日も3つよいことがありますよう。。。。 ...
パレイドリアンアーカイブ🌟夏目漱石(Series72) 2021/08/23
文豪・夏目漱石 本名:夏目金之助。 1867(慶応3)年〜1916(大正5)年。 昔はお札の肖像でした。 \へー/ 👇まだ名前がなかった頃の吾輩と兄弟姉妹。 👇元記事
学校の図書館で余暇を過ごす少年・丸山亮太。彼はある日、隣のクラスの女子生徒・角谷彩花から暗号解読を託された。それはその年の夏に、命を絶ったとある女子生徒が遺したものだった。この暗号解読には、夏目漱石の「こころ」が鍵となるのだが……。
漱石(1905-1906)『吾輩は猫である』 あらすじ 九、十 + ノート
漱石(1905-1906)『吾輩は猫である』 あらすじ 九、十 + ノート あらすじ 九 主人のあばた面の話。主人はあばたが目立たないように長髪にし、いつも鏡であばたが目立たないように気を付けている。加々美はうぬぼれの醸造器あると同時に自慢の消毒器である。 女中のお...
【食べもので邪気を払う】決められた日に 決められたものを食べる という日本の風習
<ウの付く食べもの ンの付く食べもの かつての日本人が大事にしてきたこと> 「ンをウンと読む利巧者」という言葉が記憶の奥の方にあって、何の脈略もなくふと思い出して、はて、なんのことだったかと頭をひねりました。 確か、と言いながら何とも不確かに思い出したような気になったのは、夏目漱石と正岡子規の茶飲み話、みたいなもんだったかしらん。というものだったのですが、調べてみると全然違っていました。 「ンをウンと読む利巧者」というのは、坂口安吾の「新作いろは加留多」という掌編に出てきたものだったのでした。 1941年、昭和16年の作品ですが、「い:犬も歩けば棒にあたる」「ろ:論より証拠」「は:花より団子」…
夜市川で「釣りをしている坊ちゃん」像 今回は、山口県周南市湯野に生まれ、夏目漱石の「坊ちゃん」のモデルになった「弘中又一」をお届けします。 弘中又一は、愛媛県の松山尋常中学校に教員として赴任し、そこで夏目漱石
私は電車を乗り過ごすほど読書が好きだ。 ジャンルも時代小説・歴史小説・ミステリーなどの大衆小説から、自分の病気のことを知るための医学書・心理学の本、雅楽や和菓子・宇宙の図鑑など幅広く読んでいるほうだと思う。ところが、どうも「文学」方面には弱い。
有名な冒頭文のみしか知らずいつか読もうと思い続けてようやく読了できました。読んでみた結果、個人的にはあまり好みではなかったというか。本作の大部分を占める主人公…