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1948年公開の映画の紹介です監督は、ウィリアム・ディターレ。エミール・ゾラの伝記が元になっている、ほぼフィクション(冒頭に説明あり)のモノクロのドラマ映画です。主演・出演は、ポール・ムニ、ジョセフ・シルドクラウト、ゲイル・ソンダガード。(あらすじ)1862年、パリ。ボロボロのアパートに住む作家のゾラが隙間に布を丸めて詰めていると、友人で画家のセザンヌから無駄だと言われてしまいます。するとゾラの母親が訪ねてきて、出版社の仕事が見つかったと教えました。勤務中のゾラは、執筆する書物が芸術や市当局を批判していると注意を受け、考えを曲げないゾラは解雇されてしまうのです。ある日ゾラは警察に追われている娼婦のナナを助け、聞いた身の上話を本にします。娼婦のストーリーにもかかわらず売り上げがものすごく、その後もたくさんの...「ゾラの生涯」
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 洗濯女ジェルヴェーズは、二人の子供と共に、帽子屋ランチエに棄てられ、ブリキ職人クーポーと結婚する。彼女は洗濯屋を開くことを夢見て死にもの狂いで働き、慎ましい幸福を得るが、そこに再びランチエが割り込んでくる……。《ルーゴン・マッカール叢書》の第七巻にあたる本書は、十九世紀パリ下層階級の悲惨な人間群像を描き出し、ゾラを自然主義文学の中心作家たらしめた力作。 1852年から約二十年間続いたフランス第二帝政は、ルイ=ナポレオンが治めるボナパルティズム末期を指し、プロイセンのオットー・フォン・ビスマルクの挑発に乗って普仏戦争による敗北を招き、終焉を迎え…
【ロマンと浪漫】「男のロマン」っていうのは聞きますけど「女のロマン」って言いませんね
< 近くの雑居ビルにある「ロマンス」っていう名前の喫茶店 ちょっとだけ入りづらいです > 「ロマンだねえ」なんてなことを、時々、耳にすることがあります。 これですね、突き詰めて考えてみますと、どういう意味で、どんなニュアンスで言っている言葉なのかなあって思いますね。 「ロマン」実現するのは難しそうだけど、そうなればイイよねえ。でもそれに挑戦するっていうのは素晴らしいことだねえ。っていうぐらいの、ぼんやりした意味しか思い浮かびません。 日本にも「大正ロマン」なんていう言葉がありますよね。「大正浪漫」っていう表記もありますし「浪漫」っていう言葉は、けっこういろんなところで目にする気がします。 「浪…