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*小説『ザ・民間療法』全目次を見る友人の子どもは大きくなるのが早い。ついこのあいだ生まれたばかりだと思っていたら、「もうそんな年なの!?」と驚くことがよくある。その度ごとに、独身の自分だけが、世の中から取り残されているような気分になったりする。先週、樹森
惹句に魅かれて、永井荷風『つゆのあとさき』を購入した。新潮文庫の正式な題は『つゆのあとさき・カッフエー一夕話』という。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
「中学生までに読んでおきたい日本文学」という文言が目についた。「悪人の物語」とか「いのちの話」など、10の大テーマに分けられ全10巻で発刊されたようだ。ライン…
『小僧の神様』なぜ淋しい?奥深い感情を解説。志賀直哉の短編小説
志賀直哉著作の短編『小僧の神様』。善意と偽善の微妙な境界線を描き出した物語です。この記事では「小僧の神様」はどんな物語なのか?あらすじを簡単に要約。寿司を奢った側の衆議院議員Aは、なぜ「変に淋しい」という感情にさいなまれたのか?考察をお届けします。
奈良市高畑町にある「志賀直哉旧居」。ここはただの家じゃありません!日本文学の巨匠、志賀直哉が住んでいた場所です。彼、なんと生涯で23回も引っ越しをしているのですが、その15回目の家がこの高畑町の旧居。そう聞くと、彼の旅するような人生が目に浮かびますよね。だけど、この場所はただの通過点ではなかったみたいです。場所も最高です。東には春日原始林、新薬師寺や白毫寺もすぐそこ、奈良公園も散歩圏内。文化的で自然に...
夜の城崎で温泉に入りました。城崎温泉駅の様子です。インフォメーションディスプレイは志賀直哉の「城の崎にて」にちなんだものになってます。両サイドには鉄道むすめ「城崎このり」が浴衣姿でお出迎えです。少し待っているとキハ47の豊岡行き普通列車が到着しました。夜の首都圏色も拝めてよかったです。今日も貴方様のご訪問に感謝。恐れ入りますがバナークリックにご協力を☆↓その他のカテゴリですクリックプリーズ↓城崎温泉駅キハ47/鉄道むすめ・城崎このり
にほんブログ村ランキングご報告です 皆さま ありがとうございます! ご清覧 たくさんのお星さん さらには読者ご登録 心より感謝申し上げます 本日2024/09/04㈬投稿致しました 「いろいろに美しき哉 志賀直哉旧邸」 が注目記事に選ばれました 志賀直哉旧邸 二階からの眺め 遠くに見えるのは若草山 この眺めのために志賀直哉はここに居を構えたそうです 本・読書情報部門 第4位です にほんブログ村にて注目記事となりました 皆さま ありがとうございます! ちなみに 本ブログ部門では 175位 ベスト10でも何でもないのですが… こちらは母体数が14,739サイト 「本・読書情報」部門の大もとになる部…
🔳前回までのおはなし ○奈良市写真美術館 先日 思い立って出かけましたのが奈良市写真美術館 奈良の風景 ことに仏像の写真の大家:入江泰吉の記念館でございますね ちょうど会期最終日 仏像写真御三家展「観仏三昧」を観て参りました モノクロの静謐 心に凪が訪れるような そんな気がいたしましたねぇ また 御三方の 仏像への向き合い方 とでも申しましょうか それが 当世 主流ではない朗読をやっておりますワタクシめにとりましては 励ましにも思えまして ま コツコツとやって行こうかと 思ったりなんかしちゃったりなんかしちゃったりして リスペクト!です 誠に良きかな昭和の時代 数々の偉大なる写真作品を堪能いた…
小僧寿しはまぐろを世界一美味しそうに表現する志賀直哉『小僧の神様』に由来する会社名
2年ぶりくらいの小僧寿しさん。贅沢一番フェアというフェアをやっていたので「贅沢うなぎまぐろ一番」と「贅沢うなぎえび一番」を注文。 見てみると小僧寿しさんの寿司は、それぞれ伝統的な握り寿司と新しい握り寿司がバランスよく配置されているという感じ。 まずは「贅沢うなぎまぐろ一番」 赤身のマグロ:新鮮でしっとりとした食感が特徴。4つも入っているので十分な食べごたえがある。 イカ:柔らいがちゃんと歯ごたえがある。 サーモン:思いのほか脂の乗っている。人気があるのも当然。 玉子焼き:甘くてふんわりとした食感。しっかりとした味付け。 うなぎ:さほど大きくはないがやわらかく、タレの香ばしさもよい。 ネギトロ軍…
雙葉・物語文・2022小説の神様、志賀直哉の文章です。一昔前の文豪の文章は、今どきの文章と違って超然としていますね。風に吹かれて、本意ではないところに咲いてしまった菜の花を少女が助ける話です。わかりやすいですが、語彙など苦手な人にはしんどいかもです。記述
こんにちは京都の朗読家 馬場精子です1日出かけておりましたが、昨日は風が強く寒い日でしたね。そして今日は、一日中レッスンです!夜はオンラインです。さて、志賀直…
朝。スライスチーズ玉子ソーセージ柚子大根の具でホットサンド。 昼。豆腐フライと、うどん。 夜。初めて豚小間でミルフィーユカツ作ってみた。ラムーの豚小間100g69円特大パックをそのまま冷凍したのをトンカツの大きさにカットし塩コショウしバッター液⇒
来月、生涯大学のクラスで行う街歩き、その下見のために今までほとんど降り立ったことがない我孫子に。 我孫子駅前のインフォメーションセンターに寄って少し知識を蓄えたあと、柏シルカレのクラスの方からも
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 明治37年の『菜の花と小娘』から大正3年の『児を盗む話』まで、著者の作家的自我確立の営みの跡をたどる短編集第一集。瓢箪が好きでたまらない少年と、それをにがにがしく思う父や師との対立を描く初期短編の代表作『清兵衛と瓢箪』、自分の努力で正義を支えた人間が、そのために味わわなければならなかった物足りない感じを表現した『正義派』など全18編を収録する。 志賀直哉(1883-1971)は、現在の宮城県石巻市で誕生しました。父親は、第一銀行石巻支店に勤務しながら、鉄道会社、薬品会社、保険会社などの専務や取締役も兼ねた大実業家でした。志賀が二歳のとき、父は…
www.youtube.com 東京からようやくキャンプ場に着く。友人Oの小さなワンボックスカーのカーナビが不調で、長野県に入ったあたりか、ディスプレイのマップが突然真っ白になる。道案内の標識を読み間違えてしまい、大回りする羽目になり、夕方遅くになってやっとサイトにたどり着く。テントをはり、事務所で薪の束を買う。 谷間にあるキャンプ地はすでに薄暗い。夜が迫っていて、目の前の池も月を浮かべて鈍い銀色だ。釣りはもうできない。北アルプス連峰が黒々と盛り上っている。峠近くだからか、夏の終わりなのにもう冷気が肌を通して浸みてくる。東西南北の方位が消えていて、方角がわからない。夏の主役白鳥座が天の川に大き…
2日目、今回の旅の第二ミッション志賀直哉旧居へ昭和初期に数年間過ごした家自ら設計して京都の大工に建築させて住居に。 北側の薄暗い部屋、明る過ぎないのが執筆に良…
どうも。旧統一教会(家庭連合)の会見で「反共」や「左翼」というワードが飛び出しました。月刊Willや月刊Hanadaを愛読する自称愛国保守は奴らのお仲間ですか…
芥川の生きた時代の回想こんにちは、くまりすです。今回は生前の芥川龍之介と関わりのあった48人の回想集「芥川追想」をご紹介いたします。story:歿後90年を経て今も読み継がれる作家の愛惜やまざる面影と真実を巡りあった48人が手繰りよせ語る。
www.youtube.com 東京からようやくキャンプ場に着く。友人Kの小さなワンボックスカーのカーナビが不調で、長野県に入ったあたりか、ディスプレイのマップが突然真っ白になる。道案内の標識を誤読して大回りする羽目になり、夕方遅くになってやっとテントにたどり着く。 あたりはすでに薄暗い。夜が迫っていて、目の前の池も月を浮かべて鈍い銀色だ。釣りはもうできない。北アルプス連峰はすでに姿を消している。四方の低山が黒々と盛り上がり、豚の背に見える。峠近くの冷気が肌を通して浸みてくる。周りのサイトに人はいない。東西南北の方位がわからない。見上げると、夏の主役の白鳥座が天の川の上に大きな翼を広げている。…