「火の鳥 ヤマト編・宇宙編」手塚治虫 主要人物・牧村が異星人で妻のラダを殺して食べるシーンが衝撃的 「宇宙編」は心の闇を描き、読後感が重い
「火の鳥 ヤマト編・宇宙編」 「火の鳥 ヤマト編・宇宙編」手塚治虫 漫画家・手塚治虫の「火の鳥 ヤマト編・宇宙編」の収録作品のうち「宇宙編」は、人間の心の闇を描く。 主要人物の宇宙飛行士、牧村が、異星人で妻のラダを殺して食べるシーンが印象深い。 いわば「人肉食」と言っていい。 「火の鳥 望郷編」で描かれた、生きるための人肉食とは、意味が違う。 小学生の頃に読んで、衝撃を受けた。 www.tetch-review.com ストーリーの概要は次の通り。 未来の宇宙空間で、乗組員5人の宇宙船にトラブル発生。冷凍睡眠中の4人が目覚めると、当番で起きていた牧村が謎の死を遂げていた(ように見える状況だった…
2025/06/10 00:11