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こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 元近衛竜騎兵のフィリップは、酒や賭博に興じ、勤め先や家族の金を使い込んだ挙げ句、軍の謀議に関与して収監される始末。息子を溺愛する母は、釈放に必要な金を工面しようと実家の兄に援助を求めるが、そこでは美貌の家政婦とその恋人が家長を籠絡して実権を握っていたのだった……。 ブルボン朝による絶対王政下では、アンシャン=レジーム(旧制度)によって、国民は異常な徴税に苦しめられていました。第一身分(聖職者)、第二身分(諸貴族)は、国土を保有する封建領主でありながら免税の特権を得ており、第三身分(特権を持たない市民)たちの多くは貧困に苦しめられていました。ル…
今回は、ゴンサロ・M・タヴァレスというポルトガルの作家の代表作であるエルサレムをご紹介します。 私がこの作品を読もうと思ったのは、まず表紙の感じとタイトルに惹かれてだったのですがあらすじと帯に書かれた一文を見て、これは自分が好きそうな物語だ
カミュ作のペストは、コロナ禍で生きた全人類が読むべき感染症文学である
今回は災禍のたびに読み直され現代の古典と言われている不朽の名作、アルジェリア生まれのカミュが1947年に出版したベストセラー作品ペストを紹介します。 タイトルで言い切りましたが、本当にこの作品はコロナ禍で生きている私達なら誰でもが共感できる
カミュの異邦人とシーシュポスの神話を読んで、不条理文学と不条理哲学を考える
カミュの「異邦人」と「シーシュポスの神話」は、セットで読むことをオススメします。 なぜなら「異邦人」で感じた違和感を「シーシュポスの神話」で探究すること、これこそがこの作品を味わいつくすのに必要だからです。 海水浴や太陽がストーリーに出てく
新訳で甦る!古典の魅力を再確認できる、シェイクスピアの四大悲劇を読む
シェイクスピア作品はとても沢山ありますが、中でも有名な四大悲劇と言われる「ハムレット」「オセロー」「マクベス」「リア王の悲劇」と、誰でも名前くらいは聞いたことがあると思われる、「ロミオとジュリエット」を紹介します。 私が今回読んだ本は、角川
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ある夜、青年ハインリヒの夢にあらわれた青い花。その花弁の中に愛らしい少女の顔をかいま見た時から、彼はやみがたい憧れにとらえられて旅に出る。それは彼が詩人としての自己にめざめてゆく内面の旅でもあった。無限なるものへの憧憬を〝青い花〟に託して描いたドイツ。ロマン派の詩人ノヴァーリスの小説。 ルネサンスに端を発するドイツの啓蒙主義は、民衆を理想的な思想へ高める一方、個の感情を抑圧する働きを持っていました。この「理性に対する感情の優越」を啓蒙主義のアンチテーゼとして作品に込めようと、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは『若きウェルテルの悩み』、フ…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 眩ゆい陽光と熱気のなか、何の遠慮も、隠しだてもなく描かれた少年愛の世界──無垢な魂の際限のない性の形。 スペインの仮面の街、静かな夜の裏通りで、私は毎日少年たちを選ぶ。無邪気で飾り気のない少年たちだ。食べ、歌い、そして野生の悦びに耽る。笑いと皮肉にみちた儀式、戦慄の快感、それは明るく楽しいもう一つの性の世界だ。衰弱した同性愛ではない純粋な聖者の時と美をうたう異色作。 トニー・デュヴェール(1945-2008)は、フランスのパリ南東に位置するヴィルヌーヴ=ル=ロワで生まれました。幼少期より非常に優れた頭脳で優秀な成績を収め、ピアノなど音楽の才能…
【読書記録】新人離れした高いハードルに挑む意欲作『世界地図、傾く』黒川卓希
新潮2022年11月号新潮社2022-10-07移民を受け入れ超多様化した2052年の日本が舞台「言語」が本作の縦軸で、ジェンダーや日本人とはといった政治性が横糸となって物語をおりなす。トラックドライバーのアキトは、言語感覚と味覚が結び付く共感覚保持者。女性化している恋人と
ミハイル・ブルガーコフの小説「巨匠とマルガリータ」読み出すと止まらなくなり、他のことは何も出来なくなりました。舞台はモスクワ。気温の高い春の夕暮れ時。作家...
今日はちょっと趣向を変えて、「知らなかったタイの話」みたいな感じで・・・。「メナムの残照」という題名の小説。タイ関係者の間では有名だけど、普通の日本人でこ...
古来から夕方の薄暗い時間帯は「おうまがとき」(逢う魔が時)(大禍時)とよばれ、えたいのしれない魔物や妖怪に出会ったり、いちじるしく不吉な災禍を被りやすくなる時間であると信じられてきました。 太陽( .
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 ロシア前期象徴主義を代表する詩人・作家ソログープ。影絵やかくれんぼに夢中になる少年少女たち…..。汚濁に染まらない者たちは美しいまま醜い現実によって死んでいく。夢と現実の交錯、美と醜、生と死の対立の中に、妖しくもにぶい光が立ちのぼる。表題作の他に、「白い母」「光と影」「死の勝利」等を収録。 ロシアと日本の両帝国主義が衝突した日露戦争は1904年に勃発し、両国民に不安と不満を与える激しい戦いとなりました。フランスやドイツの支援を受けたロシアと、アメリカやイギリスの支援を受けた日本は、両国の持つ規模を超えて世界的な広範の争いへと発展します。徐々に…
石川啄木の歌で砂山というのが出てきますがそれを2つ。 潮かをる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇(ハマナス)よ今年も咲けるや 砂山の砂に腹這ひ初恋のいたみを遠くおもひ出づる日 その砂山というのがどこにあったものを指すのか諸説あるようですが啄木が函館に住んだのは明治40年5月から9月の...
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 ヨーロッパのオリエントに対するものの見方・考え方に連綿と受け継がれてきた思考様式──その構造と機能を分析するとともに、厳しく批判した問題提起の書。 「オリエンタリズム」とは東洋趣味という意味合いを持つ言葉でした。西洋側から見た場合の異国性、異文化性を魅力的に捉え、憧憬や情緒を感じる「特異な地」を表すものです。しかしながら現在においては、「オリエント」(東洋)という言葉から紋切型の凝り固まったイメージを連想させられます。この連想イメージは如何にして与えられるのかを追究し、紐解こうとしたのがエドワード・ワディン・サイード(1935-2003)です…
サンシキヒルガオ(三色昼顔) は、南ヨーロッパ原産のヒルガオ科・セイヨウヒルガオ属のつる性植物。日本原産のヒルガオとは近縁種。ヒルガオは、花が丸い鏡のようで、…
川上未映子をその詩的表現から川端康成的と言ったことがあったが、川端康成の“魔界”を嗣ぐものは小川洋子だった小川洋子(1962年〜) 岡山市生まれは、1990年…
2013年のブログをリブログします。情報のダダ漏れのいま、フェイクニュースが拡散し、人々は事実より都合のよいものを信じる、というポスト・トゥルースの時代。ネッ…
2013年のブログをリブログします。いま読み直すと面白い、10年前に比べて思考が 後退している…?ランキングに挑戦中下のボタンを2つ、ポチッ、ポチッと押して頂…
公開停止処分のブログ、将来のノーベル賞候補小川洋子の作品にイチャモン?流石にそれはないだろう。シュールレアリスムのベルメール、歴史的芸術が分からない?伊藤晴雨…
河合隼雄(1928〜2007)『京都大学名誉教授、元文化庁長官。専門は分析心理学、臨床心理学、日本文化。 兵庫県多紀郡篠山町出身。日本人として初めてユング研究…
「密やかな結晶」薬指の標本」「ホテル・アイリス」という “内面の深いところに ある混沌” をテーマにした謂わばダークサイドの作品群を選んできた私には「博士の愛…
ふるいつくえのおちないよごれやついたキズはしょくにんの手のあのしわのようだ ぼくのちちのあのしゃくどういろのしわのうつくしいこと! すばらしいこと! ながねんつかったふるいつくえ それだけひとつでせかいはみちがえてかがやいてみえる
ChatGPTさんの答えはこちら 太宰治と夏目漱石は、日本文学の重要な作家であり、その作品は今でも広く読まれ、研究されています。二人の作家にはいくつかの共通点が見られます。 まず、どちらの作家も自身の経験や観察を元に作品を生み出しています。夏目漱石は「私小説」の先駆けであり、自己の心情や哲学を深く描いた作品を多く残しました。一方、太宰治もまた、「人間失格」などの作品に見られるように、自身の苦悩や葛藤を題材にしています。 また、どちらも現代の読者にとって共感や理解を誘うテーマを扱っています。漱石の「こころ」や「三四郎」では、個人の孤独や社会との摩擦、夢と現実のギャップなどが描かれています。太宰治…
古典的名作から、若い人でも読みやすいものまで、海外の読んで面白い名作文学小説を集めてみました。1度は読んでみたいドストエフスキー。しかし長いので途中で挫折してしまうこともしばしば...
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 自分は女に、餓えている。この餓えを自分は、ある美しい娘が十二分に癒してくれるものと、信じて疑わない。実はいまだに口をきいたことすらなく、この一年近くは姿を目にしてもいない、いや、だからこそますます理想の女に近づいてゆく、あの娘が……。あまりに熱烈で一方的な片恋。その当然すぎる破局までを、豊かな「失恋能力」の持ち主・武者小路実篤が、底ぬけの率直さで描く。 武者小路実篤(1885-1976)は公卿を家系に持つ子爵の父のもとに生まれました。母は八人の子を産み、その末っ子でしたが、はじめの五人は早逝します。これは、父が西洋を渡り歩いたことで持ち込んで…
心優しい力持ちが相撲で未来を変える感動ストーリー【鬼ヶ島の金太郎】
桃太郎ワールドに金太郎が登場。まさかり&赤いはらかけ&熊と相撲という田舎っぽいイメージが先行する金太郎ですが読むと評価がガラッと変わる可能性も。桃太郎ワールドなため鬼退治がストーリーに絡んできますが己の内に相対化された正義を宿す金太郎は意外な行動に。金太郎の優しさが未来を変えていく文学的昔話です。
【足柄山の桃太郎】桃太郎は金太郎ワールドでも鬼退治に粘着!?絶対化した正義のさいごとは
金太郎ワールドに桃太郎が登場!狂気をはらんだ使命感に突き動かされる桃太郎は仏か修羅か。己の内に絶対化された正義を抱える桃太郎が歪な信念の渦に自ら巻き込まれていく姿を描いた文学的童話?です。
神様を幻想すると、あたりまえの単純な事実から物語がきりなく湧いてくる。
24日の記事「自分の心は自分しか直せない」の続きをもう少し。 欲求の終息という目的地に着くまでは、目的地に行くという欲求が必要だが、目的地に着けば、目的地に行くという欲求は役目を終え消えてる。 たったこれだけの、あたりまえの単純な事実があるだけなの
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 初期楔形文字で記されたシュメールの断片的な神話に登場する実在の王ギルガメシュの波乱万丈の物語。分身エンキドゥとの友情、杉の森の怪物フンババ退治、永遠の生命をめぐる冒険、大洪水などのエピソードを含み持ち、他の神話との関係も論じられている最古の世界文学。本叙事詩はシュメールの断片的な物語をアッカド語で編集しアッシリア語で記されたニネベ語版のうち現存する2000行により知られている。文庫化に伴い「イシュタルの冥界下り」等を併録。 西アジアからエジプト、東地中海岸からインダス川周辺で、紀元前7000年ごろから農耕や牧畜を主に古代オリエントの文明が栄え…
料理とかゲームとか投資が趣味のゆる~いブログ - 投資昔話【アリとキリギリス】 - https://okanelevel1.com/2023/05/12/folklore/ -
今見ている「物の価値」は? 情報の信ぴょう性、情報によって変わっていく物の価値を、きこりの行動を追いながら確かめます。
函館の立待岬駐車場から少し降りた見晴らしの良いところに石川啄木一族の墓があります。 墓石には 東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる という有名な歌が刻まれています。 節子夫人の希望により東京で亡くなった啄木の遺骨は函館に移され、夫人も後を追うように亡くなったそうです...
早起きは苦手だが・・・・・ 1日の食事の中で一番好きなのが朝食! というわけで、これは絶対見逃せないと手に取った本がこちら。 POISON FOR BREAKFAST by Lemony Snicket "YOU HAD POISON FOR BREAKFAST " と記された謎のメモを発見してしまったことにより、著者の Lemony Snicket 自身が自身の死について追跡捜査していくという、児童書でありミステリーであり実話であり哲学書であり。 「死」なんていうと何だかぎょっとしてしまうかもしれないけど、自身の死とむきあいながら綴られる Lemony Snicket という人の、人柄溢れる…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。しかし彼は、以前より完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと出会ったことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。 ジョージ・オーウェル(1903-1950)は、イギリス植民地時代のインド・ベンガルにて中流階級の家に生まれます。父はインドの高等文官で、阿片の栽培管理とその販売を生業としていました。オーウェルは五歳になると聖公会(Angl…
テーブルクロスに沈み込む もようのすきまにぶくぶくと 羽根をはやしてそのいろのふかあい宇宙にとんでいく 絵画のすきまに吸いこまれ 絵筆のあの跡このいろを ちょうちょう よろしくうろついて 道にころがるいしころのそのうつくしさに奪われる
零れる光、常春の物語文学閑話:桜の文学桜三撰、惜春の朝に今年は春あまりに早く過ぎ去って、のんびり桜あんまり見られなかったなあー…と。ソレじゃー本で桜を楽しもうかなあと想って浮かぶのは、『桜と日本人』小川和祐『ことばの力』大岡信『櫻守』水上勉筆頭の『桜と日本人』は桜づくしの研究書、どのように日本で桜が愛されるようになったか?どれほどの桜の品種が生まれて、消えていってしまったか?万葉集から江戸の品種改良ブーム桜熱、明治期にはじまる桜と人命の関わり、様々な面から解かれる桜概論の書というか、日本という風土と国と人の桜譜といった本です。江戸期の桜、品種いくつあると思いますか?読んで知る品種数に、おそらくビックリされるんじゃないかなあと。写真:上・紅枝垂桜、下・河津桜次の『ことばの力』は国語の教科書で読んだこと、ある...桜三撰、惜春の朝に
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 魔と夢が交錯するエロスと幻想の世界!飛騨から信州へ、峠をたどる旅の僧が、美しい女の住む山中の一軒家で一夜の宿を乞う。その夜……。 ジャン=ジャック・ルソーの著作を発端として西洋で活発化したロマン主義は、神秘的な描写でもって根本の自我を露出させて思想の広がりを見せました。その文学思潮は日本でも起こり、文明開花に合わせるように封建的な社会からの自我の目醒めを呼び起こして、自我の主張が多く溢れた「浪漫主義」として世に受け入れられました。『舞姫』などの森鴎外初期の作品群や、評論家である北村透谷の著作などが当てはまり、本作を生み出した泉鏡花も含まれます…
星砂がまたたいてきらきらとサハラ砂漠 砂と星は限りなく近い気がする くるりんぱらんさらさらさらさら… 宇宙と砂漠は限りなく近い気がする くるりんぱらんさらさらさらさら… 時の砂がきらきらと流れてゆく 明日は晴れるだろうか
GW突入🎉🎉🎉🎉🎉🎉インバウンド効果で都会は酸素が足りなくなるくらい激混みなので近寄りませんあれは無理だわw俺のGWは規則正しい生活を心がける✍朝は写経(ボブディラン来日2023のセトリをノートに書き写す)をして精神を整える少し汗を流して文字を追う👀ちなみに今 1キロ走れるようになったぜ🏃\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/最近はブックオフの店舗より圧倒的にオンラインで買うことが増えたかな~モノ📚によったらオンラインのほうが...
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 生まれてすぐに母を亡くし、貧困の中で父親に育てられたおとなしい娘お玉、父親に楽をさせたいと高利貸し末造の妾となった。上野不忍池にほど近い無縁坂にひっそりと住むお玉は、やがて、毎夕の散歩の道すがら家の前を通る医学生岡田と、窓越しに微笑を交わすようになり……。 森鷗外(1862-1922)は、現在の島根県に位置する津和野藩で典医を任されていた父親の長男として生まれました。当時における嫡男意識は当人にも世間にも強く持たれて、森鷗外自身もやはりそうあろうと努めて医学の道へと進みます。十歳のときに父親に連れられて上京するとドイツ語を学び、東京大学予科へ…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 シチリア王レオンティーズは妻のハーマイオニと親友のボヘミア王ポリクシニーズの不義を疑い嫉妬に狂う。しかし侍女のポーライナから王妃の死の知らせが届き、後悔と悲嘆にくれる。時は移り、十六年後一同は再会、驚くべき真実が明かされる。人間の再生と和解をテーマにしたシェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。 本作『冬物語』は、シェイクスピアが後期に生み出した「ロマンス劇」四作のうちの一つです。絶え間ない悲劇の三つの幕と、それらを修復する喜劇の二幕で構成されています。メタシアター的に綴られる舞台には、展開される愛憎だけではなく、「観客の信じる力」などを求める挑…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 『十二夜』(Twelfth Night, or What You Will 十二夜、もしくはお望みのもの)は1600-1601年ごろに執筆されたと見られており、『ハムレット』の前、つまり「悲劇時代」の直前であり、「喜劇時代」の締め括りの作品となっています。また、『空騒ぎ』『お気に召すまま』と並んで三大喜劇と言われることもあります。 題名に付けられた「十二夜」とはカトリックにおける公現祭(エピファニー)を示します。12月25日の降誕祭(クリスマス)から12日目にあたる1月6日、または1月2日から8日の間の日曜日に行われ、すべてのキリスト教会で共…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 青年貴族クローディオーと知事の娘ヒーローのめでたい婚礼の前夜、彼女に横恋慕するドン・ジョンの奸計から大騒動がまきおこる『空騒ぎ』。 貴族レオナートーは美しき娘ヒーローと、才気煥発な姪ベアトリス、そしてその父であり自身の兄であるアントーニオーと、メッシーナに在る城に住んでいました。彼の親友ドン・ペドローが、二人の若き貴族クローディオーとベネディックを引き連れて戦争より帰ってくるため、迎えの準備をします。その一行にはドン・ペドローの腹違いの弟ドン・ジョンもいました。ベアトリスとベネディックは見知りの口喧嘩仲間で、早速話に花が咲きますが、その傍らで…
【ぶべら】漫☆画太郎先生がバカでもわかるように古典文学をマンガ化!「漫古☆知新」
1: ☆彡 2023/05/02(火) 19:03:08.51 ID:0U+P+/Ih9 コミックナタリー編集部 漫☆画太郎の新刊「漫古☆知新-バカでも読める古典文学-」が、本日5月2日に発売された。 「漫古☆知新-バカでも読める古典文学-」 「漫古☆知新-バカでもわかる古典文学-」は、マンガばかりを読むことで人々がバカになっていると憤る画太郎が、「バカでも理解できるように古典文学を漫画化してやった」と、大胆な新解釈により古典文学...
感じたままを表現できるじょうずな俳句の作り方50のポイント/感想レビュー・要約など
発句にコツなんかあるんだろうか? と疑問に思いつつ、この本を読んでいるのは、 載っていた俳句と写真に惹かれたからでした・・・ 感じたままを表現できるじょうずな俳句の作り方50のポイント/かしまゆう/メイツ出版 最近、人の句を読むのが楽しくなりました。 小粋な句に感心したり、 じみじみと身につまされて感動したり、 たった17文字の中にぎゅっと凝縮された世界を、現実から離れて垣間見ることができるのです。 俳句の本は、気に入った句が1句でもあれば、読んでみたくなります。 この本では、 尾鰭まだ足にもどらぬ昼寝覚 句・・・田中あき子とあります。 面白い句ですね。解説では、 「夢の中では人魚になって海に…
衝撃のラスト!どんでん返しが秀逸なおすすめミステリー小説【厳選13選】
ミステリー小説の魅力の一つとして、終盤に待っているどんでん返しというものがあります。予想外の結末に出会った時の興奮は至福の瞬間というものです! ということで、秀逸で巧みなどんでん返しがすごい!おすすめミステリー小説を厳選して紹介します。 目次 「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎 「ハサミ男」殊能将之 「殺戮にいたる病」我孫子武丸 「カラスの親指」道尾秀介 「白ゆき姫殺人事件」湊か...
電子詩集『 Poem 333 』カクヨムで333PV突破しました。そうですゾロ目を書きたかったです。同じ詩集をnoteでも公開しています。
ホモ・リハビリス――自然に還りゆくヒトをめぐる随想文集/Homo rehabilis: who reduce themself to Nature Kousuke NEZU
―借りてきた本リスト― ・「経済は世界史から学べ!」茂木誠 ダイヤモンド社・「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 経済編」山崎圭一 SBクリエイティブ ・「ナチの子どもたち 第三帝国指導者の父のもとに生まれて」タニア・クラスニアンスキ 原書房・「命のビザを繋いだ男 小辻節三とユダヤ難民」山田純太 NHK出版・「アンネ・フランクはひとりじゃなかった アムステルダムの小さな広場 1933-1945」リアン・フェルフーフェン みすず書房 ・「希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉」中村哲 西日本新聞社・「10代で知っておきたい「同意」の話 YES、NOを自分で決める12のヒント」ジャスティン・…